JPS5922351Y2 - ディスクブレ−キ装置 - Google Patents
ディスクブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS5922351Y2 JPS5922351Y2 JP17490778U JP17490778U JPS5922351Y2 JP S5922351 Y2 JPS5922351 Y2 JP S5922351Y2 JP 17490778 U JP17490778 U JP 17490778U JP 17490778 U JP17490778 U JP 17490778U JP S5922351 Y2 JPS5922351 Y2 JP S5922351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- grooves
- disc
- disk
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2分割式ディスクブレーキ装置に関するもの
である。
である。
従来のテ゛イスクブレーキ装置を第1図ないし第5図に
よって説明する。
よって説明する。
第1図はブレーキディスクを取付けた輪軸を示す正面図
、第2図は2分割式テ゛イスクを示す正面図、第3図は
第2図のA視図、第4図および第5図は第2図に示すブ
レーキディスクとブレーキライニングの相対関係を示す
正面図である。
、第2図は2分割式テ゛イスクを示す正面図、第3図は
第2図のA視図、第4図および第5図は第2図に示すブ
レーキディスクとブレーキライニングの相対関係を示す
正面図である。
図において、ディスク4は左右の車輪1の間に配置され
ているため、車軸2から車軸1を抜かなくても交換でき
るよう第2図に示すように、半円形のディスク4を2枚
組合わせてボス3にボルト5で固定する構成となってい
る。
ているため、車軸2から車軸1を抜かなくても交換でき
るよう第2図に示すように、半円形のディスク4を2枚
組合わせてボス3にボルト5で固定する構成となってい
る。
ところで、第3図に示すようにディスク4の合わせ面に
は、ディスク摺動面に段差やギャップが生じた場合にブ
レーキライニングをかじらないようディスク4の分割面
に沿って摺動面には半径Rの逃げ溝6が加工されていた
。
は、ディスク摺動面に段差やギャップが生じた場合にブ
レーキライニングをかじらないようディスク4の分割面
に沿って摺動面には半径Rの逃げ溝6が加工されていた
。
ところが、ディスク4の逃げ溝6とライニング7の相対
関係が異なると、ブレーキトルクが異なる。
関係が異なると、ブレーキトルクが異なる。
すなわち、第4図に示すように逃げ溝6がライニング7
と摺動している場合には、ライニング7が弾性変形を起
して逃げ溝6の中にめり込み、第5図に示すように逃げ
溝6がライニング7から外れている場合には、テ゛イス
ク4とライニング7は通常の摺動を行なう。
と摺動している場合には、ライニング7が弾性変形を起
して逃げ溝6の中にめり込み、第5図に示すように逃げ
溝6がライニング7から外れている場合には、テ゛イス
ク4とライニング7は通常の摺動を行なう。
したがって、ブレーキトルクが異なり第4図の場合の方
が第5図の場合よりブレーキトルクが大きくなる現象が
生じることがあった。
が第5図の場合よりブレーキトルクが大きくなる現象が
生じることがあった。
この現象が発生するとブレーキ力が車輪回転数に同期し
て周期的に変動するため、ブレーキ作動時に異常な振動
が発生し、車両の乗心地を害するという欠点があった。
て周期的に変動するため、ブレーキ作動時に異常な振動
が発生し、車両の乗心地を害するという欠点があった。
上記の点に鑑み本考案は、テ゛イスクが分割構造であっ
ても、ブレーキ力の変動が生じず、車両の乗心地に悪影
響をおよぼすことのないディスクブレーキ装置を得るこ
とを目的としたものである。
ても、ブレーキ力の変動が生じず、車両の乗心地に悪影
響をおよぼすことのないディスクブレーキ装置を得るこ
とを目的としたものである。
次に本考案を第6図および第7図に示す一実施例によっ
て説明する。
て説明する。
図において、半円形のディスク4が2枚組合わされてボ
ルト5によりボス3に固定され、テ゛イスク4の分割面
に沿って摺動面には逃げ溝6が加工されている構成は従
来と同様であるが、テ゛イスク4の2つの分割面に対し
て直角な位置に播溝8が加工されている。
ルト5によりボス3に固定され、テ゛イスク4の分割面
に沿って摺動面には逃げ溝6が加工されている構成は従
来と同様であるが、テ゛イスク4の2つの分割面に対し
て直角な位置に播溝8が加工されている。
この播溝8の断面形状は、第7図に示すように半径がR
′で逃げ溝6と類似形状のものになっている。
′で逃げ溝6と類似形状のものになっている。
このような構成によれば、ブレーキ作動時にライニング
7がテ゛イスク4に押し付けられ、逃げ溝6がライニン
グ7に対応して摺動し、ライニング7から該逃げ溝6が
外れるとほぼ同時に今度は、播溝8がライニング7にか
かり播溝8がライニング7に対応するようになる。
7がテ゛イスク4に押し付けられ、逃げ溝6がライニン
グ7に対応して摺動し、ライニング7から該逃げ溝6が
外れるとほぼ同時に今度は、播溝8がライニング7にか
かり播溝8がライニング7に対応するようになる。
このようにブレーキ作動時には、逃げ溝6かまたは播溝
8のどれかがライニングと接しているすなわち、常に一
定数の溝(逃げ溝6または播溝8)がライニング7に接
しているため、ライニング7がディスク4に対して摺動
する条件は常に一定となる。
8のどれかがライニングと接しているすなわち、常に一
定数の溝(逃げ溝6または播溝8)がライニング7に接
しているため、ライニング7がディスク4に対して摺動
する条件は常に一定となる。
このため、ブレーキ力すなわち、ブレーキトルクの変動
を従来のものより大幅に小さくすることができる。
を従来のものより大幅に小さくすることができる。
したがって、ブレーキトルクの変動に伴う振動を小さく
することができる。
することができる。
また、前記振動によりブレーキてこおよびテ゛イスク4
に生じる応力を小さくすることができ信頼性が向上する
。
に生じる応力を小さくすることができ信頼性が向上する
。
なお、前記一実施例の構成においては、播溝8は逃げ溝
6に対し直角に二つ配置したものについて説明したが、
本考案は前述のようにライニング7と接するすなわちラ
イニング7に対応する溝が常に一定数となればよく、前
記−実施に限定されるものではない。
6に対し直角に二つ配置したものについて説明したが、
本考案は前述のようにライニング7と接するすなわちラ
イニング7に対応する溝が常に一定数となればよく、前
記−実施に限定されるものではない。
以上説明したように本考案によれば、ブレーキ力の変動
に伴う振動を小さくすることができ、乗心地の向上を図
ることができる。
に伴う振動を小さくすることができ、乗心地の向上を図
ることができる。
また、ブレーキ作動時に各部材に生じる応力を小さくす
ることができ信頼性を向上できる。
ることができ信頼性を向上できる。
第1図はブレーキディスクを取付けた輪軸を示す正面図
、第2図は従来の2分割式ディスクを示す正面図、第3
図は第2図のA視図、第4図および第5図は第2図に示
すブレーキディスクとブレーキライニングの相対関係を
示す正面図、第6図は本考案によるディスクブレーキ装
置の一実施例を示す正面図、第7図は第6図のB−B断
面図である。 1・・・・・・車輪、2・・・・・・車軸、3・・・・
・・ボス、4・・・・・・ディスク、5・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・逃げ溝、7・・・・・・ライニン
グ、8・・・・・・播溝。
、第2図は従来の2分割式ディスクを示す正面図、第3
図は第2図のA視図、第4図および第5図は第2図に示
すブレーキディスクとブレーキライニングの相対関係を
示す正面図、第6図は本考案によるディスクブレーキ装
置の一実施例を示す正面図、第7図は第6図のB−B断
面図である。 1・・・・・・車輪、2・・・・・・車軸、3・・・・
・・ボス、4・・・・・・ディスク、5・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・逃げ溝、7・・・・・・ライニン
グ、8・・・・・・播溝。
Claims (1)
- 回転中心線と平行な線に沿って分割されテ゛イスク分割
面に沿って摺動面に逃げ溝を形成したディスクと、該デ
ィスクの両側に配置され前記ディスクに押し付けられる
ことによってブレーキ力を発生するブレーキライニング
とから成るディスクブレーキ装置において、前記デ゛イ
スクの摺動面に前記逃げ溝と同じ形状の捨溝を設け、常
に一定数の溝が前記ライニングに対応するように該ライ
ニング長さに対応させて前記各溝の間隔を設定したこと
を特徴とするディスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17490778U JPS5922351Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | ディスクブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17490778U JPS5922351Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | ディスクブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5592929U JPS5592929U (ja) | 1980-06-27 |
JPS5922351Y2 true JPS5922351Y2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=29181960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17490778U Expired JPS5922351Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | ディスクブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922351Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002089586A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Nsk Warner Kk | 摩擦板 |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP17490778U patent/JPS5922351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5592929U (ja) | 1980-06-27 |
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