JPH0142300Y2 - - Google Patents

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JPH0142300Y2
JPH0142300Y2 JP1982060981U JP6098182U JPH0142300Y2 JP H0142300 Y2 JPH0142300 Y2 JP H0142300Y2 JP 1982060981 U JP1982060981 U JP 1982060981U JP 6098182 U JP6098182 U JP 6098182U JP H0142300 Y2 JPH0142300 Y2 JP H0142300Y2
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connector
electrical connection
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insulating plate
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフレキシブルプリント回路を用いたコ
ネクタに関するものであり、例えばカメラ本体に
対し付属品類を電気的に接続するコネクターに関
するものである。 一般にコネクターは電気の伝導体を接続するた
め、結合、分離できる装置であつて、プリント配
線基板とコード、電線と電線、コードとコード、
ケーブルと装置本体等を接続するときに使われ、
その用途に応じていろいろな形式のものが作られ
ている。 近年、プリント配線基板としてフレキシブルプ
リント回路が使用されるようになつた。 このようなフレキシブルプリント回路を用いた
コネクタとしては、回路の接続部分に当る導体を
露出させて電気接点となし、接続相手の電気接点
と当接又は摺接させる形式のものがある。 例えば実開昭49−14132号公報においては、前
記フレキシブルプリント回路を折曲して電気接触
部となし、他方の電気接片と結合、分離可能に構
成した実施例が示されている。 この方式は両接点が摺接する形式のものであ
り、頻繁な着脱を行なう場合には摩耗や接触圧不
良などにより接続不良を生ずる欠点を有す。 一方、前記フレキシブルプリント回路の電気接
点に対して、他方の電気接点をピン形状となし、
両者を突き当てて電気結合させ、かつピンをバネ
等によつて圧接させる形式のコネクタがある。 第1図はこの種のコネクタを用いた一例であ
り、電気回路を内蔵したカメラ本体の所定位置
に固定され、前記回路の電気接点を含むコネクタ
は、ソケツトを介して外部の装置の電気
回路に接続している。 第2図は従来のこの形式の一実施例を示す断面
図である。 図において、本体に固定されたコネクター
は絶縁性の支持体1内に導電性の良い金属製の柱
状の電気接点2を有している。そして該電気接点
2の一端2Aは本体内部の電気回路に導通するた
め導線と半田付けされている。また電気接点2の
他端2Bは、前記ソケツト内のピン電極3に当
接して電気結合を可能にする。 一方、電気回路を有する外部の装置例えばカ
メラの付属品であるストロボ装置、ワイヤレスコ
ントローラ装置、インターバルタイマー装置、モ
ータードライブ装置、パワーワインダー装置等
は、その一端にカメラ本体の電気回路と接続する
ためのソケツトを有している。該ソケツト
絶縁性支持体4内にばね5により付勢された導電
性のピン電極3を有している。そして、使用時に
は、コネクターにソケツトを結合させると、
前記電気接点2と前記ピン電極3とが当接され、
ばね付勢されることにより、前記本体内の電気
回路と前記外部の装置内の電気回路とは接続さ
れた回路構成となる。 しかしながら、第2図に示される構造のコネク
ター3においては、次のような欠点や問題点があ
る。 コネクターの部品点数が多い。特に前記電気
接点2およびこれに接続する導線等は接点数に
比例して増し、従つて加工工数や組立工数も多
い。 導電性材料よりなる前記柱状の電気接点2の
端面2Bの高さを、コネクター組立時に所定寸
法に揃えるため、前記電気接点2および前記支
持体1の加工精度を高め、等しい高さに保たね
ばならない。 絶縁性の樹脂部品である支持体1に複数の柱
状の電気接点2をインサート成形加工するには
多くの加工工数を要する。 前記柱状の電気接点2の一端2A部に導線を
半田付けする際に、半田鏝の熱が前記接点2を
介して樹脂部品である支持体1に熱伝導して軟
化させてしまい、このため前記接点2が移動し
たりして、端面2Bの位置が不揃いになる。 前記欠点の場合に、半田付け後に樹脂と金
属の膨張係数の差等の原因で、柱状の電気接点
2が動き易くなることがある。 支持体1をインサート成形する前記の加工
方法の代りに、回路基板の穴に柱状の電気接点
をかしめ加工する場合には、かしめ圧によつ
て、接点位置が不揃いになつたり、あるいは前
記回路基板を破壊したりすることがある。 上記の欠点対策として、特殊な組立治具を使用
したり、接着剤固定等の補助作業を行なつている
が、反つて樹脂部品の変形や導通の不安定・不良
を増すなどの副作用が生じ、未だ完全な解決策が
とられていない現状である。 本考案は、これらの問題点に鑑みなされたもの
で、上記問題点の主な原因ある、コネクター
電気接点に導線を半田付け等により結線する際に
発生する問題点に着目して検討した結果、コネク
ターの新しい構成としてフレキシブルプリント
回路をそのまま電気接点となした。これにより半
田付けをする必要がなく、樹脂部品の熱変形によ
る組立不良や導通不良を解消して信頼性を向上
し、かつ部品点数の削減により、加工工数、組立
工数の低減を可能にした。 以下、本考案を第3図、第4図、第5図に基づ
いて説明する。 第3図は本考案によるコネクターとソケツト
Cの断面図であり、第4図は該コネクターの正
面図である。また第5図は該コネクターの分解
斜視図である。図において、11は本考案のコネ
クターの支持基板であつて、例えばカメラ本体
等に固定された成形樹脂等より成り、前面突起部
は円筒状周面部11Bと、切欠部11Dと正面の
支持部11Cとから成り、支持部11Cの中央に
小穴11Aを有する。12は例えばポリエステル
フイルム等の絶縁材上に所定の回路パターンをプ
リント配線してラミネートしたフルキシブルプリ
ント回路であり、その円形状末端部12Fの中央
には、前記小穴11Aに対応する位置に11Aと
ほぼ同径の小穴12Aを有す。またソケツト
内蔵されていて、ばね16によつてそれぞれ付勢
されている複数のピン電極15の配列位置に対応
して、前記プリント回路12の上には露出した電
極12B,12C,12D,12Eが形成されて
いる。 更に前記支持基板11に接する前記プリント回
路12の外側には絶縁板13が配置されていて、
中央のボス13Aは前記プリント回路12の小穴
12Aを貫通して前記支持基板11の小穴11A
に嵌合して、これら3部品11,12,13を位
置決めされている。また前記絶縁板13の平面内
には、前記プリント回路12の露出電極部12B
〜12Eの配列位置即ち、ソケツトのピン電極
15の配列位置に対応して貫通穴13B,13
C,13D,13Eが設けられている。これらの
貫通穴はソケツトをコネクターに装着すると
き、前記ピン電極15をガイドし、かつ該ピン電
極15および前記プリント回路の露出電極12B
〜12E相互の短絡を防止するものである。 更に、前記支持基板11の突起部の円筒状周面
部11Bには、リング状カバー14の内壁部14
Aが嵌合し、プリント回路12と絶縁板13とを
内蔵してロツクし、外部カバーの役割をなしてい
る。また、リング状カバー14の外壁部14Bは
ソケツトを結合させる際のガイド面である。 上記の構成においては、ソケツトをコネクタ
に人為的に接続することによつて、前記ピン
電極15は対応する絶縁板13の貫通穴にガイド
されて、前記プリント回路12の平面状をなす露
出電極12B〜12Eに当接されバネ圧着され確
実な電気接続が行なわれる。また第3〜5図にお
いては電気接点4個を図示したが、勿論接点数は
必要に応じて任意に選択できる。 本考案によるコネクターは上述のように、本体
内部の電気回路を形成するフレキシブルプリント
回路を利用してその末端部を露出電極となし、更
にその前面に該露出電極に対応し、かつソケツト
のピン電極が入る貫通穴を有する絶縁板を重ね合
わせる構成としたものであり、これにより、部
品点数の削減半田付けをしないための品質向上
組立工数の削減形状変更等の設計自由度の増
大等の有効な利点を得るものである。 以上、本考案の実施例を例えばカメラ本体と付
属品との電気接続をなすコネクター等、特定な実
施例について、特徴を述べたが、本考案は登録請
求の範囲に記載した事項から逸脱することのない
応用、変形を含むものであり、前記カメラ以外の
分野においても広く使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクターを用いる一実施例
の斜視図、第2図は従来のコネクターの概略断面
図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ、本考案
による一実施例の側断面図、正面図、分解斜視図
である。 ……カメラ本体、……コネクター、……
ソケツト、……外部の装置、11……支持基
板、12……フレキシブルプリント回路、12B
〜12E……露出電極、13……絶縁板、14…
…カバー、15……ピン電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 末端部の片面に露出電極を有するフレキシブル
    な電気接続体と、前記露出電極に対応する位置に
    貫通穴を有する絶縁板と、前記露出電極に導電的
    に接続する電極ピンを有するソケツトとの結合を
    案内するリング状部分を有したカバー部材と、該
    カバー部材の内壁部に嵌合するように突出して設
    けられかつ前記電気接続体の末端部と絶縁板とを
    支持する支持部と電気接続体の一部をカバー外部
    に導くための切欠部とが形成された支持基板とを
    備え、前記電気接続体と絶縁板とが位置決め用の
    ボスと穴により支持基板に対して位置決めされた
    状態で前記カバー部材と、支持基板との間に挟ま
    れるように構成するとともに、前記切欠部を介し
    て前記電気接続体の一部をカバー外部に導くよう
    にしたことを特徴とするコネクター。
JP6098182U 1982-04-26 1982-04-26 コネクタ− Granted JPS58164190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6098182U JPS58164190U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 コネクタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6098182U JPS58164190U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 コネクタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164190U JPS58164190U (ja) 1983-11-01
JPH0142300Y2 true JPH0142300Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30071208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6098182U Granted JPS58164190U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 コネクタ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS58164190U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543464Y2 (ja) * 1972-02-17 1980-10-13
JPS5748072Y2 (ja) * 1978-05-17 1982-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164190U (ja) 1983-11-01

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