JPH0142274Y2 - - Google Patents

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JPH0142274Y2
JPH0142274Y2 JP1984018358U JP1835884U JPH0142274Y2 JP H0142274 Y2 JPH0142274 Y2 JP H0142274Y2 JP 1984018358 U JP1984018358 U JP 1984018358U JP 1835884 U JP1835884 U JP 1835884U JP H0142274 Y2 JPH0142274 Y2 JP H0142274Y2
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JP
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electromagnet
circuit breaker
permanent magnet
switch
remote control
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JP1984018358U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はリモートコントロール式回路しや断
器に関するものである。
〔背景技術〕
リモートコントロール式回路しや断器は電磁石
に遠隔操作により電流を供給して、オン、オフお
よびトリツプ後のリセツトを行うことができるよ
うにしたものである。この場合、電磁石はそのコ
イルに流す電流の方向によりプランジヤの動作方
向が変わるようにするため、電流方向を変えるス
イツチが必要であるとともに、しや断器がオンま
たはオフ作動をした後コイル通電を断つ必要があ
る。
そこで、従来第5図のように、電磁石100の
プランジヤ101をリンク102を介して回路し
や断器のハンドル103に連結するとともに、ハ
ンドル103に突起104を設けて切換スイツチ
105の接点106a,106bを切換え、これ
によつて電磁石100の動作後の通電を断つと同
時に反対方向への通電を待機する状態にしてい
る。A,Bは通電方向を示している。
ところで、電磁石100によるハンドル操作を
容易にするためには、電磁石100の動作が終わ
る寸前まで切換スイツチ105をオン状態に保つ
ことが必要である。しかし、接点部106a,1
06bの切換位置およびギヤツプ間隔は、プラン
ジヤ101、リンク102およびハンドル103
に依存するためそれらの設定が難しいという欠点
がある。またハンドル103は軸107を中心に
回動して突起104を動かすが、可動接点板10
8a,108bの曲がり、接点部106a,10
6bの大きさ、突起104の位置などにより接点
ギヤツプがばらつく。また可動接触子の開閉動作
に応動する1個のリミツトスイツチで電磁石のコ
イルの通電回路の切換を行うものがあつた(たと
えば、実開昭58−133232号、同58−133233号)
が、たとえばオン動作側の通電時間を調整すると
オフ側の通電時間が十分でなくなる。その結果、
切換動作が不安定にな信頼性に欠けることとな
る。
〔考案の目的〕
したがつて、この考案の目的は、切換動作を安
定化し信頼性を向上することができるリモートコ
ントロール式回路しや断器を提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案は、回路しや断器本体と、通電方向に
よりこの回路しや断器本体をオンおよびリセツト
を含むオフに駆動する電磁石と、前記回路しや断
器本体のオンオフ動作に伴う可動部分に設けられ
た永久磁石とこの永久磁石の動作範囲の両端部に
接近配置してなる一対のリードスイツチからなり
前記回路しや断器本体のオンまたはオフの動作に
応じて前記電磁石の通電を切換停止する切換スイ
ツチとを備え、遠隔操作スイツチにより前記切換
スイツチを介して前記電磁石に所定方向に通電す
るものである。
この考案の構成によれば、リードスイツチと永
久磁石は無接触であり、リードスイツチのある範
囲内へ永久磁石が接近するとリードスイツチを動
作させることができるため、リードスイツチと永
久磁石の相互間の寸法精度を十分に行わなくても
確実に動作させることができる。また電磁石のオ
ンおよびオフの各動作がそれぞれ完了する時点で
各リードスイツチがオフとなるように一対のリー
ドスイツチを個別に容易に調整することができ
る。したがつて、切換動作が安定し、かつ信頼性
が向上する。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示
す。まず第4図において、1は有極電磁石2のコ
イル、3は回路しや断器本体、4a,4bは切換
スイツチ5のリードスイツチ、6a,6bは電流
方向を制御するダイオード、7は遠隔操作スイツ
チ、8は交流電源、9は回路しや断器本体3の可
動部分に設けられた切換スイツチ5の永久磁石で
あり、遠隔操作スイツチ7を接点7a側に切換え
るとダイオード6a、リードスイツチ4aを通し
てコイル1にダイオード6aの矢印方向に電流が
流れる。この有極電磁石2の動作により、回路し
や断器本体3がオンまたはオフ動作し、これに伴
なつて永久磁石9がリードスイツチ4aに接近し
た実線の位置からリードスイツチ4aを離れてリ
ードスイツチ4bに接近した破線の位置へ移動し
て、リードスイツチ4aから離れることによりリ
ードスイツチ4aがオフとなつてコイル1への通
電が断たれ、同時にリードスイツチ4bがオンと
なつて遠隔操作スイツチ7の接点7bへの切換動
作を待機する。したがつて、遠隔操作スイツチ7
を接点7bに切換えると全てが前記と逆の動作を
することになる。
有極電磁石2は、第1図ないし第3図のように
回路しや断器本体3のケース10内に収納され、
コイル枠11の中心に可動体12を上下移動(図
において)自在に通し、コイル1の両側に一対の
ヨーク13,14を配置してその間に保持用永久
磁石15,16を設け、コイル1への通電方向に
より可動体12を上方または下方(図では下方に
位置する)に駆動し、その各状態を永久磁石1
5,16の吸引力で保持する。可動体12はリン
ク17を介してハンドル18に連結され、可動体
12の動作によりハンドル18をオンまたはオフ
に作動する。また前記永久磁石9は容器19に保
持されてハンドル18の突起20に圧嵌めされ、
頂度有極電磁石2の上部に位置する。前記リード
スイツチ4a,4bおよびダイオード6a,6b
もケース10の有極電磁石2の上部スペースに配
置され、しかもリードスイツチ4a,4bは永久
磁石9のハンドル18のオン、オフに伴なう移動
範囲の両端に接近するように設けられる。リード
スイツチ4a,4bの配置の仕方は制御回路にお
ける電流の通電方向およびそれに伴なうハンドル
18の移動方向によつて決定する。このように永
久磁石9は回路しや断器本体3の可動部分である
ハンドル18に設けられるため、永久磁石9とリ
ードスイツチ4a,4bとの相対関係の寸法精度
が得にくいが、リードスイツチ4a,4bはその
ある範囲内に永久磁石9が接近すれば動作するた
め、寸法精度を考慮することなく切換スイツチ5
の動作を確実かつ安定にでき、信頼性を確保でき
る。
回路しや断器本体3において、21は可動接触
子、22はトリツプ機構、23は短絡検出装置、
24は過電流検出バイメタル、25は電源側端子
装置、26は負荷側端子装置であり、電流は端子
装置25、可とうリード線27、固定接触子2
8、固定接点29、可動接点30、可とうリード
線31、フレーム32、可とうリード線33、バ
イメタル24、短絡検出装置23のコイル34、
端子装置26を流れる。オン動作はトリツプ機構
22のラツチ状態で、手動または電磁石2により
ハンドル18を右方向(第1図の状態)に倒すこ
とにより、リンク35を介して可動接触子21の
上端部を押し、可動接触子21は軸36を支点に
回動して可動接点30が固定接点29に接触す
る。オフ状態はその反対の動作で行われる。そし
てオンオフいずれの場合も、有極電磁石2の保持
力で保持される。
また、オン状態で過電流が流れた場合にはバイ
メタル24がわん曲し、短絡電流が流れた場合に
は短絡検出装置23のプランジヤ37が動作し
て、いずれもトリツプ機構22のトリツプリンク
38が押し動かされ軸39を中心に時計方向に回
転する。トリツプリンク38の動作によりラツチ
リンク40のラツチが外れ、軸36が軸41を中
心に回動することによつて、ハンドル18が電磁
石2に保持されたまま可動接触子21は開極動作
する。事故の回復後のリセツトはハンドル18を
オフに操作(手動または電磁石2)することによ
り、リンク35を介して可動接触子21を引くの
でラツチリンク40が反時計方向に回転すること
によつて復帰状態のトリツプリンク38にラツチ
する。
なお、42は遠隔制御用端子、43は警報ない
し補助用端子、44はラツチリンク40のトリツ
プ動作に連動するトリツプ検出用スイツチ(第2
図)、45はトリツプテスト釦、46はトリツプ
表示装置、47は消弧装置、48は短絡検出装置
23の動作によりトリツプリンク38を駆動する
と同時に可動接触子21を強制開極する強性開極
棒、49は接圧ばね、50はリード線である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のリモートコントロー
ル式回路しや断器によれば、リードスイツチと永
久磁石は無接触であり、リードスイツチのある範
囲内へ永久磁石が接近するとリードスイツチを動
作させることができるため、リードスイツチと永
久磁石の相互間の寸法精度を十分に行わなくても
確実に動作させることができる。また電磁石のオ
ンおよびオフの各動作がそれぞれ完了する時点で
各リードスイツチがオフとなるように一対のリー
ドスイツチを個別に容易に調整することができ
る。したがつて、切換動作が安定し、信頼性が向
上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその切断位置の異なる断面図、第3図は分解斜
視図、第4図は遠隔制御回路、第5図は従来例の
説明図である。 2……電磁石、3……回路しや断器本体、4
a,4b……リードスイツチ、5……切換スイツ
チ、7……遠隔操作スイツチ、9……永久磁石、
18……ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路しや断器本体と、通電方向によりこの回路
    しや断器本体をオンおよびリセツトを含むオフに
    駆動する電磁石と、前記回路しや断器本体のオン
    オフ動作に伴なう可動部分に設けられた永久磁石
    とこの永久磁石の動作範囲の両端部に接近配置し
    てなる一対のリードスイツチからなり前記回路し
    や断器本体のオンまたはオフの動作に応じて前記
    電磁石の通電を切換停止する切換スイツチとを備
    え、遠隔操作スイツチにより前記切換スイツチを
    介して前記電磁石に所定方向に通電するリモート
    コントロール式回路しや断器。
JP1835884U 1984-02-10 1984-02-10 リモ−トコントロ−ル式回路しや断器 Granted JPS60130546U (ja)

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JPS60130546U JPS60130546U (ja) 1985-09-02
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743914Y2 (ja) * 1985-12-17 1995-10-09 三菱電機株式会社 遠隔制御式回路しや断器
JPH089872Y2 (ja) * 1987-03-18 1996-03-21 三菱電機株式会社 遠隔制御式回路しや断器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133233U (ja) * 1982-03-03 1983-09-08 三菱電機株式会社 遠隔操作型回路しや断器
JPS58133232U (ja) * 1982-03-03 1983-09-08 三菱電機株式会社 遠隔操作型回路しや断器

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JPS60130546U (ja) 1985-09-02

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