JPH0141672Y2 - - Google Patents

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JPH0141672Y2
JPH0141672Y2 JP7251984U JP7251984U JPH0141672Y2 JP H0141672 Y2 JPH0141672 Y2 JP H0141672Y2 JP 7251984 U JP7251984 U JP 7251984U JP 7251984 U JP7251984 U JP 7251984U JP H0141672 Y2 JPH0141672 Y2 JP H0141672Y2
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air cleaner
sound insulating
insulating plate
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JP7251984U
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は自動二輪車のエンジン騒音を減少させ
る遮音装置に関する。
(従来技術) エンジンの特にシリンダ部から発生する燃焼音
等のエンジン騒音は、自動二輪車から発生する騒
音の大きな要因の一つである。
そのため斯かるエンジン騒音を減少させるた
め、エンジンを車体の左右中央部に配設し、シリ
ンダ部を全て遮音部材で覆うことも考えられる
が、シリンダ部を全て覆えばエンジンの冷却性上
問題を生じ、従つて遮音部材の形状には一定の制
限が課せられる。
また、遮音部材を取付けるにあたり、遮音部材
をエンジンのシリンダ部等のエンジン側に取着す
れば、エンジンの振動や熱の影響を受け、そのた
め何らかの対策を要しその取付構造は複雑とな
る。
(考案の目的) 本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的とする処は、エンジンの冷却効
率を低下させることなくエンジン騒音を減少さ
せ、また遮音部材はエンジンの振動や熱の影響を
受けにくく、更にはその取付構造を簡易化し得る
自動二輪車の遮音装置を提供するにある。
(考案の構成) 本考案は前記目的を達成するため、エンジンを
車体の左右中央部に配設し、該エンジンの近傍で
且つ車体の一側方に配設したエアクリーナを備え
る自動二輪車において、前記エンジンの前記エア
クリーナ側側方部分に遮音板を配設し、この遮音
板によりエンジンの冷却効率を低下させることな
くエンジン騒音を減少させ、更に前記遮音板をエ
アクリーナのケース部に支持し、その取付構造を
簡易化すると共に、エンジンの振動や熱に対する
遮音板への影響を可及的に防止するようにしたこ
とを特徴とする。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第9図は自動二輪車の側面図、第1図はパワー
ユニツトの平面図、第2図は同・側面図を示す。
1は自動二輪車、2は前輪、3はフロントフオ
ーク、4はハンドル、5はレツグシールド、6は
フロアパネル、7はセンターカバー、11はシー
ト、12はリヤカバー、13は後輪で、後輪13
は車体フレーム14に取付けたパワーユニツト1
5で駆動する。
パワーユニツト15は車体の前後方向に延出す
るミツシヨンケース21と、ミツシヨンケース2
1の前部に設けられたエンジン22等からなり、
ミツシヨンケース21の後部から突出させた駆動
軸23で後輪13を駆動する。
前記エンジン22はミツシヨンケース21上か
ら突出するシリンダ部24を備え、エンジン22
はシリンダ軸心25を車体の左右中心線26上に
近接する如く車体の左右中央部に配設する。
前記シリンダ部24の右側方にはフアン31を
配設し、シリンダ部24を覆うフアンシユラウド
32の開口部にフアンカバー33を取付け、フア
ンカバー33は車体の右側面に臨む。
前記ミツシヨンケース21は車体の左側面側で
前後方向に延出させ、ミツシヨンケース21の略
後半部は第1図に示すように後輪13の左側方に
位置する。
斯かるミツシヨンケース21上の左側方部分に
はエンジン22よりも後方箇所でブラケツト4
1,42を介してエアクリーナ43を配設し、エ
アクリーナ43と吸気管44とを気化器45、イ
ンテークチユーブ46を介在させて接続し、図中
47は燃料パイプ、48はスロツトルケーブルで
ある。
エンジン騒音を減少させるべく遮音板51はこ
のエアクリーナ43のケース部52を介して取付
け、遮音板51の展開図を第3図に、折り曲げた
状態の斜視図を第4図に示し、その取付状態の平
面図を第5図に、同・側面図を第6図に示し、第
7図及び第8図は夫々第6図の−線断面図、
−線断面図を示す。
前記遮音板51は実施例では合成樹脂製で、フ
アンシユラウド32の前面32aの左側端部分の
前方及び吸気管44、気化器45の前方を覆う前
面部53と、フアンシユラウド32の上面32b
の左側端部分の上方及び吸気管44、気化器45
の上方を覆う上面部54と、フアンシユラウド3
2の側面32cの左側方及び吸気管44、気化器
45の左側方を覆う側面部55を備える。
前記エアクリーナ43のケース部52は、車体
の内側に位置するエアクリーナケース61と、車
体の外側に位置するエアクリーナケースカバー6
2とからなり、ケース61及びカバー62は共に
合成樹脂製である。ケース部52内にはエアクリ
ーナエレメント63を設け、実施例ではエアクリ
ーナケースカバー62の前面及び上面前部を夫々
前方、上下へ膨出して遮音板51の取付ブラケツ
ト64に形成する。
前記遮音板51のブラケツト64への取付けは
ブラケツト64上面に立設されたピン71,71
を介して上面部54をブラケツト64上部に結合
すると共に、溝72,73、ブラケツト64に設
けられた爪74,74を介して側面部55をブラ
ケツト64側部に結合して行い、上面部54の開
口部81には燃料パイプ47、スロツトルケーブ
ル48を挿通させ、また開口部82にはオイルパ
イプ83を挿通させ、第1図中91はリヤフエン
ダー、第2図中92はキツクペダルである。
本実施例は前記のように構成し、フアンシユラ
ウド32即ちシリンダ部24の左側方寄り部分の
みを遮音板51で覆うようにしたので、エンジン
22の冷却効率を低下させることなく燃焼音及び
フイン共鳴等を遮音板51により遮断し、エンジ
ン騒音を効果的に減少させることができる。
また、エンジン22、特にそのシリンダ部24
とは別体であるエアクリーナ43のケース部52
を利用して遮音板51を設けたので、遮音板51
はエンジンの振動や熱の影響を受けにくく、従つ
て遮音板51によるエンジンの騒音防止機能を充
分に発揮させることができる。
また、遮音板51をエアクリーナ43のケース
部52を利用して取着するようにしたので、部品
点数を増大することもなく、またその取付構造も
簡易となり、エアクリーナ43の取付け時に遮音
板51を同時に組付けることができ、組付作業性
に優れる。
また、遮音板51をエアクリーナ43のケース
部52、即ちパワーユニツト15に組付けるの
で、斯かるパワーユニツト15を用いる他機種の
自動二輪車にも本願考案を容易に適用することが
できる。
尚、実施例においては遮音板51をエアクリー
ナ43のケース部52と別体としたが、遮音板5
1はケース部52に一体に成形してもよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
エンジンの冷却効率を低下させることなくエンジ
ン騒音を減少させることができ、また遮音板はエ
ンジンの振動及び熱に対する影響を受けにくく、
従つて遮音板によるエンジン騒音防止機能を充分
に発揮させることができ、既設のエアクリーナを
利用するのでその取付構造も簡易で、また部品点
数の増大を可及的に抑制でき、他機種のものにも
容易に適用することができる等の優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はパワーユニツトの平面図、第2図は
同・側面図、第3図は遮音板の展開図、第4図は
同・折り曲げた状態の斜視図、第5図は遮音板の
取付状態を示す平面図、第6図は同・側面図、第
7図は第6図の−線断面図、第8図は第6図
の−線断面図、第9図は自動二輪車の側面図
である。 尚図面中1は自動二輪車、2は前輪、13は後
輪、15はパワーユニツト、21はミツシヨンケ
ース、22はエンジン、24はシリンダ部、32
はフアンシユラウド、43はエアクリーナ、51
は遮音板、52はエアクリーナのケース部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンを車体の左右中央部に配設し、該エン
    ジンの近傍で且つ車体の一側方に配設したエアク
    リーナを備える自動二輪車において、前記エンジ
    ンの前記エアクリーナ側側方部分に遮音板を配設
    し、該遮音板をエアクリーナのケース部に支持す
    るようにしたことを特徴とする自動二輪車の遮音
    装置。
JP7251984U 1984-05-17 1984-05-17 自動二輪車の遮音装置 Granted JPS60183694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7251984U JPS60183694U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 自動二輪車の遮音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7251984U JPS60183694U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 自動二輪車の遮音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60183694U JPS60183694U (ja) 1985-12-05
JPH0141672Y2 true JPH0141672Y2 (ja) 1989-12-08

Family

ID=30610997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7251984U Granted JPS60183694U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 自動二輪車の遮音装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60183694U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60183694U (ja) 1985-12-05

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