JPH0141254B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141254B2 JPH0141254B2 JP57057523A JP5752382A JPH0141254B2 JP H0141254 B2 JPH0141254 B2 JP H0141254B2 JP 57057523 A JP57057523 A JP 57057523A JP 5752382 A JP5752382 A JP 5752382A JP H0141254 B2 JPH0141254 B2 JP H0141254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic
- noise
- magnetic core
- coils
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はノイズフイルタに用いられるインダク
タンス素子に関するものである。
タンス素子に関するものである。
一般にノイズフイルタは、第1図に示すように
インダクタンス素子L1,L2とコンデンサC1,C2
とより構成され、このノイズフイルタ1はAC電
源2と負荷3の間に接続され、AC電源2から負
荷3に入つてくるノイズ、すなわちAC電源2の
両端に接続されたライン間に発生するノイズVn2
と、ラインとアース間に生ずるノイズVn1を減衰
させるようになつている。
インダクタンス素子L1,L2とコンデンサC1,C2
とより構成され、このノイズフイルタ1はAC電
源2と負荷3の間に接続され、AC電源2から負
荷3に入つてくるノイズ、すなわちAC電源2の
両端に接続されたライン間に発生するノイズVn2
と、ラインとアース間に生ずるノイズVn1を減衰
させるようになつている。
従来におけるノイズフイルタのインダクタンス
素子としては第2図、第3図に示すように構成さ
れていた。
素子としては第2図、第3図に示すように構成さ
れていた。
まず、第2図に示すものは、ロ字状の磁心4の
一磁脚に導線5,6をバイフアイラ巻きして生じ
る磁束を互いに打消すように接続したコイル7,
8を設けて構成されていた。
一磁脚に導線5,6をバイフアイラ巻きして生じ
る磁束を互いに打消すように接続したコイル7,
8を設けて構成されていた。
この構成では、コイル7,8間の結合係数が大
きくなり、このコイル7,8に生じる磁束が互い
に打消し合つているため負荷電流による磁束の飽
和は問題にならないが、結合係数が大きく、コイ
ル7,8に生じる磁束が殆んど打消し合うため漏
洩インダクタンスが非常に小さくなり、このた
め、ノイズフイルタとしてのインダクタンスが存
在しないと同じ状態となつてライン間に生ずるノ
イズVn2に対する減衰効果が少なくなるといつた
欠点があつた。
きくなり、このコイル7,8に生じる磁束が互い
に打消し合つているため負荷電流による磁束の飽
和は問題にならないが、結合係数が大きく、コイ
ル7,8に生じる磁束が殆んど打消し合うため漏
洩インダクタンスが非常に小さくなり、このた
め、ノイズフイルタとしてのインダクタンスが存
在しないと同じ状態となつてライン間に生ずるノ
イズVn2に対する減衰効果が少なくなるといつた
欠点があつた。
このような欠点を除去するために改良されたも
のが第3図に示すものであり、上述と同様のロ字
状の磁心4の一磁脚に導線5,6をバイフアイラ
巻きしてコイル7,8を形成し、このコイル7,
8にトロイダルコア9,10に巻線11,12を
施したものをそれぞれ接続して構成されている。
のが第3図に示すものであり、上述と同様のロ字
状の磁心4の一磁脚に導線5,6をバイフアイラ
巻きしてコイル7,8を形成し、このコイル7,
8にトロイダルコア9,10に巻線11,12を
施したものをそれぞれ接続して構成されている。
この構成によるものは、ライン間のノイズVn2
に対してもトロイダルコア9,10と、巻線1
1,12によるインダクタンスが有効に機能する
が、形状が大きくなり、製作に手間を要し、コス
ト面でも不利になるといつた欠点があつた。
に対してもトロイダルコア9,10と、巻線1
1,12によるインダクタンスが有効に機能する
が、形状が大きくなり、製作に手間を要し、コス
ト面でも不利になるといつた欠点があつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、ライン間、ラインとアース間のノイズ
を十分に減衰するとともに構成が簡単で製作が容
易で安価なインダクタンス素子を提供することを
目的とするものである。
のであり、ライン間、ラインとアース間のノイズ
を十分に減衰するとともに構成が簡単で製作が容
易で安価なインダクタンス素子を提供することを
目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は磁心の一磁
脚にバイフアイラ巻きによるコイルを設けるとと
もに他の2つの磁脚にそれぞれ独立したコイルを
設け、上記バイフアイラ巻きによるコイルと独立
したコイルをそれぞれのコイルが負荷電流によつ
て生じる磁束を互いに打消し合うように直列に接
続した構成としたものである。
脚にバイフアイラ巻きによるコイルを設けるとと
もに他の2つの磁脚にそれぞれ独立したコイルを
設け、上記バイフアイラ巻きによるコイルと独立
したコイルをそれぞれのコイルが負荷電流によつ
て生じる磁束を互いに打消し合うように直列に接
続した構成としたものである。
以下、本発明の一実施例を図面第4図により説
明する。
明する。
13はフエライト粉末をプレス成形し、焼結し
たU形コアを突合せて構成されたロ字状の磁心
で、この磁心13の一磁脚には絶縁皮膜銅線など
の2本の導線をバイフアイラ巻きしてコイル1
4,15が形成され、さらに上記磁心13の他の
2つの相対向する磁脚には導線がそれぞれ巻回さ
れて独立したコイル16,17が形成され、この
コイル16はバイフアイラ巻きによるコイル14
と、コイル17はコイル15と直列に接続されて
いる。
たU形コアを突合せて構成されたロ字状の磁心
で、この磁心13の一磁脚には絶縁皮膜銅線など
の2本の導線をバイフアイラ巻きしてコイル1
4,15が形成され、さらに上記磁心13の他の
2つの相対向する磁脚には導線がそれぞれ巻回さ
れて独立したコイル16,17が形成され、この
コイル16はバイフアイラ巻きによるコイル14
と、コイル17はコイル15と直列に接続されて
いる。
なお、上記コイル14〜17は負荷電流によつ
て生じる磁束を互いに打消し合うように結線され
ている。すなわち、ロ字状の磁心13にコイル1
4〜17が同一巻方向に巻線された場合はコイル
14の巻終りとコイル17の巻始めとが、コイル
15の巻終りとコイル16の巻始めとが接続され
ている。
て生じる磁束を互いに打消し合うように結線され
ている。すなわち、ロ字状の磁心13にコイル1
4〜17が同一巻方向に巻線された場合はコイル
14の巻終りとコイル17の巻始めとが、コイル
15の巻終りとコイル16の巻始めとが接続され
ている。
このような構成とすることにより、独立したコ
イル16,17は互いに離れているため漏洩磁束
が大きくなり、したがつて漏洩インダクタンスも
大きくなり、この結果ライン間のノイズVn2に対
して有効となる。また、ラインとアース間のノイ
ズVn1に対してはバイフアイラ巻したコイル1
4,15によるインダクタンスが有効に作用し、
両ノイズを著しく減衰させることができる。
イル16,17は互いに離れているため漏洩磁束
が大きくなり、したがつて漏洩インダクタンスも
大きくなり、この結果ライン間のノイズVn2に対
して有効となる。また、ラインとアース間のノイ
ズVn1に対してはバイフアイラ巻したコイル1
4,15によるインダクタンスが有効に作用し、
両ノイズを著しく減衰させることができる。
以上のように本発明のインダクタンス素子は、
1つの磁心に結合係数が大きくなるバイフアイラ
巻きしたコイルと結合係数が小さくなる独立コイ
ルを備えているため、ノイズフイルタに用いたと
きライン間のノイズ、ラインとアース間のノイズ
を減衰させることができ、しかも構成が簡単で製
作が容易となり、小形で軽量で、さらに安価なも
のが提供できるといつた効果をもち、工業的価値
の大なるものである。
1つの磁心に結合係数が大きくなるバイフアイラ
巻きしたコイルと結合係数が小さくなる独立コイ
ルを備えているため、ノイズフイルタに用いたと
きライン間のノイズ、ラインとアース間のノイズ
を減衰させることができ、しかも構成が簡単で製
作が容易となり、小形で軽量で、さらに安価なも
のが提供できるといつた効果をもち、工業的価値
の大なるものである。
第1図は一般的なノイズフイルタの使用状態を
示す電気的回路図、第2図、第3図は従来のノイ
ズフイルタに用いるインダクタンス素子の構成
図、第4図は本発明のインダクタンス素子の一実
施例を示す構成図である。 13……磁心、14,15……バイフアイラ巻
きのコイル、16,17……独立したコイル。
示す電気的回路図、第2図、第3図は従来のノイ
ズフイルタに用いるインダクタンス素子の構成
図、第4図は本発明のインダクタンス素子の一実
施例を示す構成図である。 13……磁心、14,15……バイフアイラ巻
きのコイル、16,17……独立したコイル。
Claims (1)
- 1 磁心の一磁脚に導線をバイフアイラ巻きして
構成した2つのコイルを備え、この磁心の他の2
つの磁脚にそれぞれ導線を巻回した独立したコイ
ルを備え、この独立した一方のコイルとバイフア
イラ巻きによる一方のコイル、独立した他方のコ
イルとバイフアイラ巻きによる他方のコイルをそ
れぞれのコイルが負荷電流によつて生じる磁束を
互いに打消し合うように直列に接続してなるイン
ダクタンス素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5752382A JPS58173810A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | インダクタンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5752382A JPS58173810A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | インダクタンス素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173810A JPS58173810A (ja) | 1983-10-12 |
JPH0141254B2 true JPH0141254B2 (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=13058096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5752382A Granted JPS58173810A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | インダクタンス素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173810A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02253647A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Nec Corp | 半導体ケース |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP5752382A patent/JPS58173810A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173810A (ja) | 1983-10-12 |
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