JPH0140891Y2 - - Google Patents

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JPH0140891Y2
JPH0140891Y2 JP1983014095U JP1409583U JPH0140891Y2 JP H0140891 Y2 JPH0140891 Y2 JP H0140891Y2 JP 1983014095 U JP1983014095 U JP 1983014095U JP 1409583 U JP1409583 U JP 1409583U JP H0140891 Y2 JPH0140891 Y2 JP H0140891Y2
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JP
Japan
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gutter
curved
side wall
cover plate
outward
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JP1983014095U
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JPS59120228U (ja
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  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変形を防ぐことができる、強度の大な
る樋に関する。
断面略角溝状の樋では、側壁部が波打ち状に変
形したり、樋に雨水が流れ込み側壁部に急激に当
つたり、屋根より雪が側壁部上に滑り落ちたりし
たとき側壁部が外方に膨出変形したり、雨水や雪
の荷重により底部が下方に膨出変形したりするこ
とが多かつた。しかして、従来、例えば実公昭55
−1211号公報(第3図参照)に記載の如く、底部
1′の両側には内方に突出する彎曲部2′,3′を
介してやや外方に傾斜する側壁部4′,5′が設け
られ、彎曲部2′,3′を覆うように覆い板6′,
7′が設けられ、覆い板6′,7′は両端部が底部
1′及び側壁部4′,5′と一体となされた樋Bが
提案されている。しかしながら、叙上の如き従来
のものは内方に突出する彎曲部2′,3′が設けら
れているので前述の単なる断面角溝状の樋に比し
側壁部4′,5′や底部1′を内方から外方に膨出
するような変形は起り難いのであるが、側壁部
4′,5′と彎曲部2′,3′との接続部に応力が集
中し、この部分を破壊しやすく、又側壁部4′,
5′の覆い板6′,7′の上端が一体となされた部
分の前面に所謂ヒケ現象(成形後の冷却収縮によ
る陥没現象)により横方向に窪みが生じ外観上好
ましくないことがあるので、窪みが生じないよう
に成形冷却条件を特別に配慮する必要があり、煩
雑であるという問題点があつた。
本考案は、叙上の如き従来の問題点を解消する
ことを目的としてなされたものであつて、その要
旨は、底部の両側に内方に突出する彎曲部を介し
てやや外方に傾斜する側壁部が立設され、彎曲部
内面の中途と彎曲部内面の下端部又は底部の上面
間に覆い板が設けられてなる樋に存する。
以下、本考案を実施例により図面を参照して説
明する。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図である。
樋Aの底部1の両側には長手方向に沿つて樋Aの
内方に突出する彎曲面を有する彎曲部2,3が設
けられ、彎曲部2,3を介してやや外方に傾斜す
る側壁部4,5が立設されている。彎曲部2,3
内面の中途の略中央部と底部1の上面の両側間に
長手方向に沿つて覆い板6,7が設けられてい
る。覆い板6,7は立壁部61,71と水平壁部
62,72とからなるものである。側壁部4,5
の上端部には外方に突出する角筒状の耳縁部8,
9が設けられている。底部1の両側とやや外方に
傾斜する側壁部4,5の間に設られた湾曲部2,
3内面の中途と枠曲部2,3内面の下端部又は底
部1の上面間に覆い板6,7が設けられているの
で、側壁部4,5を外方に押し拡げようとする外
力、即ち、樋Aに雨水が多量に流れ込み側壁部
4,5に急激に当つたり、屋根より雪が落ちたり
した時にに対し、その応力が側壁部4,5と湾曲
部2,3との接続部及び湾曲部の中程と覆い板
6,7の水平壁部62,72との接続部との2カ
所に応力が分散されるので、側壁部4,5と湾曲
部2,3との接続部に特に応力集中させて、この
部分を破損させることなく、側壁部4,5が外方
に膨出変形するのを防止できる。
尚、叙上の実施例に限定されることなく、覆い
板は彎曲部内面の中途と彎曲部内面の下端部又は
底部の上面間に設けられたものであればよく、内
方に突出する彎曲面を有する彎曲状のものであつ
てもよい。
樋Aが覆い板6,7の立壁部61,71の底部
1上面から水平壁部62,72の上面に至るまで
の高さh1と側壁部4,5の上端部に設けられた耳
縁部8,9の下面から上面に至るまでの高さh2
等しい高さh1=h2とされたものである場合は、第
2図の如く、樋Aを複数個積み重ねると、上方の
樋Aの底部1下面、耳縁部8,9下面及び側壁部
4,5外面が、それぞれ、下方の樋Aの水平部6
2,72上面、耳縁部8,9上面及び側壁部4,
5内面に当接し、納まりよく積み重ねられ、上方
の樋Aが下方の樋Aに深く嵌り込んだり、側壁間
隔が拡開したり、狭められるように変形すること
がなく、結束して梱包するのに便利である。本考
案樋は、叙上の如き構成とされているので、底部
と側壁部との間に内方に突出する彎曲部が設けら
れ、且つ該彎曲部内面の中途が覆い板により支持
されているので、側壁部を外方に曲折させたり底
部を下方に曲折させたりするような外力に対する
耐変形性が特に著しく大きく、かつ外力に対し、
側壁部と湾曲部との接続部に特に応力を集中させ
てこの部分を破壊させることがなく、また波打ち
状に変形したり、樋に雨水が流れ込み側壁部に急
激に当つたり、屋根より雪が落ちたりしたとき側
壁部が外方に膨出変形したり、雨水や雪の荷重に
より底部が下方に膨出変形したりすることがな
く、また、側壁部には覆い板の端部が当接してい
ないので、側壁部に成形冷却時に窪みが生ずるこ
とがなく外観が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は本考案の実施例のものを積み重ねた状態を示す
側面図、第3図は従来例を示す側面図である。 符号の説明、A……樋、1……底部、2,3…
…彎曲部、4,5……側壁部、6,7……覆い
板、8,9……耳縁部、61,71……立壁部、
62,72……水平壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底部の両側に内方に突出する彎曲部を介して
    やや外方に傾斜する側壁部が立設され、彎曲部
    内面の中途と彎曲部内面の下端部又は底部の上
    面間に覆い板が設けられてなる樋。 2 覆い板が立壁部と水平壁部が設けられたもの
    からなり、側壁部が上端部に外方に突出する耳
    縁部が設けられたものからなり、立壁部と耳縁
    部の高さが同一とされてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の樋。
JP1409583U 1983-02-02 1983-02-02 Granted JPS59120228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1409583U JPS59120228U (ja) 1983-02-02 1983-02-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1409583U JPS59120228U (ja) 1983-02-02 1983-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59120228U JPS59120228U (ja) 1984-08-14
JPH0140891Y2 true JPH0140891Y2 (ja) 1989-12-05

Family

ID=30145467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1409583U Granted JPS59120228U (ja) 1983-02-02 1983-02-02

Country Status (1)

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JP (1) JPS59120228U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522620B2 (ja) * 1972-07-22 1977-01-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551213Y2 (ja) * 1975-06-24 1980-01-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522620B2 (ja) * 1972-07-22 1977-01-22

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Publication number Publication date
JPS59120228U (ja) 1984-08-14

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