JPH0140373Y2 - - Google Patents

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JPH0140373Y2
JPH0140373Y2 JP15608585U JP15608585U JPH0140373Y2 JP H0140373 Y2 JPH0140373 Y2 JP H0140373Y2 JP 15608585 U JP15608585 U JP 15608585U JP 15608585 U JP15608585 U JP 15608585U JP H0140373 Y2 JPH0140373 Y2 JP H0140373Y2
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JP
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flange
packing
flanges
gasket
outer periphery
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JP15608585U
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、一対の筒部のフランジ間にパツキ
ンが介在されて接続部を防水密閉する接続部の防
水構造に関するものである。
〔背景技術〕
第7図ないし第9図に従来例を示す。すなわ
ち、50,51は筒部、52はフランジ、53は
立片、54はパツキン、55は連結用ねじ、56
はナツトであり、前記連結用ねじ55およびナツ
ト56によりフランジ52を締付けて、パツキン
54をフランジ52間に密着し防水するものであ
る。ところが、前記筒部50,51の立片53の
先端は筒部50,51の製造工程で切断されたま
まで錆止め処理が行われないため、立片53の端
面が錆やすく、しかも立片53が露出しているた
め外観を損なうという欠点があつた。また連結用
ねじ55でフランジ52を締付けた部分は第9図
のようにフランジ52が大きくたわんで波打ちを
起こしさらに外観を損なう。
これに対して第10図に示す提案例が考えられ
た。すなわち、前記立片53は形成しない代わり
にパツキン54の外周側に2枚の折返し片57を
形成してあり、パツキン54をフランジ52間に
連結用ねじ55とナツト56で挟着し、折返し片
57を第10図aから同図bへ折り返すことによ
り折返し片57でフランジ52および連結用ねじ
55を隠蔽している。したがつて、フランジ52
の端部の錆およびフランジ52の前記波打ちは折
返し片57により見えないので外観がよい。
しかし、この提案例は、折返し片57の折返し
作業が必要であり、筒部50,51の接続作業が
面倒になるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、接続作業を面倒にすること
なく、フランジの先端の錆の発生を防止するとと
もにフランジの波打ちによる外観を目立ちにくく
することができる接続部の防水構造を提供するこ
とである。
〔考案の開示〕
この考案は、一対の筒部の接続端の外周にフラ
ンジを設けるとともに、そのフランジの周縁部の
全周に接続方向に立ち上がる立片を形成し、前記
フランジの間にパツキンを挟着するとともに、前
記パツキンの外周に一体に成形したつばを前記立
片の先端の間に挟着し、前記パツキンを貫通して
前記フランジを締付ける連結用ねじにより、前記
一対の筒部を前記パツキンを介して連結したこと
を特徴とするものである。
この考案によれば、パツキンの外周につばを設
けることにより前記つばが立片の端面に密着する
ため、前記立片の端面の発錆を防止することがで
きる。また前記つばが前記立片の波打ちを吸収す
るとともに前記つばの先端が前記立片の端面より
露出しているため、立片の端面の波打ちをつばで
目立ちにくくすることができる。さらに従来の折
返し片がないため、筒部の接続作業が面倒になら
ない。
実施例 この考案の第1の実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。すなわち、この接続部の防
水構造は、一対の筒部7,8の接続端1,2の外
周にフランジ3,4を設けるとともに、そのフラ
ンジ3,4の周縁部の全周に接続方向に立ち上が
る立片5,6を形成し、前記フランジ3,4の間
にパツキン10を挟着するとともに、前記パツキ
ン10の外周に一体に成形したつば9を前記立片
7,8の先端の間に挟着し、前記パツキン10を
貫挿して前記フランジ3,4を締付ける連結用ね
じ14により、前記一対の筒部7,8を前記パツ
キン10を介して連結したことを特徴とするもの
である。
前記立片5,6の高さLに対して、パツキン1
0のつば9とパツキン10のフランジ3,4に当
接する当接面11との間の距離をL+αとしてい
る。またパツキン10はリング状に形成され、複
数箇所にねじ挿通孔12を形成している。フラン
ジ3,4にねじ挿通孔12に対応する孔13を形
成し、孔13およびねじ挿通孔12を通して連結
用ねじ14を通し、ナツト15を連結用ねじ14
の先端に螺合してフランジ3,4を締付ける。こ
のとき、連結用ねじ14の締付けによりフランジ
3,4間のパツキン10の寸法2α以上挟圧され、
立片5,6の端面がつば9の食い込むように密着
する。その結果、つば9が立片5,6の端面に密
着することにより立片5,6の端面の錆の発生を
防止することができ、またつば9の先端が立片
5,6の端面の外側に位置するため、連結用ねじ
3,4を締付けたときの立片5,6の端面の波打
ちがつば9の先端により目立たなくなる。
この考案の第2の実施例を第3図ないし第6図
に示す。すなわち、この接続部の防水構造は、密
閉型電動昇降装置の上カバーと下カバーとの連結
部に適用したものであり、前記筒部7が下カバー
を実施例とし、筒部8が上カバーを実施例として
いる。またパツキン10は第4図ないし第6図の
ように、その当接面11のねじ挿通孔12を囲む
突条16と、ねじ挿通孔12を間にしてパツキン
10の外周側と内周側にパツキン10の外周と同
心状の突条17a,17bとを形成し、連結用ね
じ14でフランジ3,4を締付けたとき突条1
6,17a,17bがフランジ3,4に密着して
連結用ねじ14を通して浸水するのを防止してい
る。また突条16,17a,17bを設けること
により連結用ねじ14にゴム座を設ける必要がな
く部品点数の削減になる。
18は天井取付金具、19は電源テーブル、2
0は水準器、21は照明器具、21はそのラン
プ、22はランプソケツト、23はセード、24
はホルダ、25はホルダ24に保持された昇降パ
ツキン、26は昇降パツキン25を間に挟持して
ホルダ24とワイヤ連結金具27とを連結するね
じで、ワイヤ連結金具27に電動昇降装置内の巻
き取り部より引き出されたワイヤ(図示せず)が
連結される。なお、照明器具21の最上昇時に下
カバーである筒部7の下端開口の周縁部に昇降パ
ツキン25が上昇して密接し筒部8の開口内への
浸水を防止する。
なお、前記ナツト15は前記フランジ3,4の
一方に固着されてもよいし、フランジ3,4の一
方にめねじが形成されてもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、パツキンの外周につばを設
けることにより前記つばが立片の端面に密着する
ため、前記立片の端面の発錆を防止することがで
きる。また前記つばが前記立片の波打ちを吸収す
るとともに前記つばの先端が前記立片の端面より
露出しているため、立片の端面の波打ちをつばで
目立ちにくくすることができる。さらに従来の折
返し片がないため、筒部の接続作業が面倒になら
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の要部断面
図、第2図はその分解断面図、第3図は第2の実
施例を適用した密閉型電動昇降装置の一部破断正
面図、第4図はそのパツキンの部分断面図、第5
図はその平面図、第6図はパツキンの全体を示す
平面図、第7図は従来例の要部断面図、第8図は
筒部を示す半平面図、第9図は筒部の接続状態の
側面図、第10図は提案例の要部断面図である。 1,2……接続部、3,4……フランジ、5,
6……立片、7,8……筒部、9……つば、10
……パツキン、14……連結用ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の筒部の接続端の外周にフランジを設け
    るとともに、そのフランジの周縁部の全周に接
    続方向に立ち上がる立片を形成し、前記フラン
    ジの間にパツキンを挟着するとともに、前記パ
    ツキンの外周に一体に成形したつばを前記立片
    の先端の間に挟着し、前記パツキンを貫挿して
    前記フランジを締付ける連結用ねじにより、前
    記一対の筒部を前記パツキンを介して連結した
    ことを特徴とする接続部の防水構造。 (2) 前記パツキンの前記フランジに当接する当接
    面は、前記連結用ねじを通すねじ挿通孔を中心
    とする輪状の突条および前記ねじ挿通孔を間に
    して前記パツキンの外周と同心状に内側および
    外側に輪状の突条を形成している実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の接続部の防水構造。
JP15608585U 1985-10-12 1985-10-12 Expired JPH0140373Y2 (ja)

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JP15608585U JPH0140373Y2 (ja) 1985-10-12 1985-10-12

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Publication Number Publication Date
JPS6268072U JPS6268072U (ja) 1987-04-28
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