JPH0139468B2 - - Google Patents

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JPH0139468B2
JPH0139468B2 JP57130766A JP13076682A JPH0139468B2 JP H0139468 B2 JPH0139468 B2 JP H0139468B2 JP 57130766 A JP57130766 A JP 57130766A JP 13076682 A JP13076682 A JP 13076682A JP H0139468 B2 JPH0139468 B2 JP H0139468B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
parts
pigment
metal powder
resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP57130766A
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English (en)
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JPS5920368A (ja
Inventor
Kenji Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shachihata Industry Co Ltd
Original Assignee
Shachihata Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shachihata Industry Co Ltd filed Critical Shachihata Industry Co Ltd
Priority to JP57130766A priority Critical patent/JPS5920368A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は金属粉末を使用した筆記具用、スタン
プ用、油性インキに関する。詳しくは金属、プラ
スチツク、ガラス、紙、皮革等の基材表面に鮮明
で耐日光、耐候性、密着性の良い、かつ隠蔽力の
ある油性インキを提供するものである。 従来、金属粉末を溶剤に樹脂を溶解させたベヒ
クルに分散させたインキであるため、次の様な欠
点があつた。 (1) 経時安定性が悪いため短時間で金属粉末とベ
クトルが分離した。 (2) 金、銀、銅色の色種しかできない。 (3) 金属粉末と顔料を混合して使用したインキで
基材表面にマークされたインキが金属粉と顔料
が分離して(色分れ)しまつた。 又、印刷用インキあるいは塗料においては、
種々の技術が開発され、実用化されている。しか
し筆記具用、スタンプ用インキとして、 特公昭53−27975号公報 特開昭50−27624号公報 特開昭57−28176号公報 があるが、いずれも製造コストが高価であつたり
又、経時保存性、インキ流出性等の開示であり、
金属粉末と顔料とを混合使用した場合の緒問題を
解消することができなかつた。 本発明は前記の欠点を一掃したインキを提供す
るものである。 即ち、「溶剤、樹脂、金属粉顔料、顔料よりな
るインキにおいて、このインキに色分れ防止剤と
して高分子量不飽和ポリカルボン酸、またはその
塩、長鎖アミンと不飽和ポリカルボン酸の塩、シ
リコン、弗素系活性剤、長鎖のポリアミノアマイ
ド燐酸塩を単独或いは2種以上を添加してなるこ
とを特徴とする筆記具用インキ。」である。 本発明で用いられる溶剤としては、トルエン、
キシレンなどの芳香族系溶剤、ブタノール、ヘキ
サノール等のアルコール系溶剤、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、そ
の他、ソルベントナフサ類、オレフイン系化合物
等がある。これらの溶剤は1種又は2種以上混合
して用いることができる。使用量としては30〜60
℃の範囲で使用する。 その組成は後記の樹脂に対する溶解性金属粉
末、顔料の分散性等を考慮して決定する。 次に本発明で用いられる樹脂としては、金属、
プラスチツク、皮革等への密着性が良く、かつ前
記各種の溶剤への溶解性が良いものである。 これらの樹脂としては酸価の低い樹脂であれば
よくケトン樹脂、アルキツド樹脂、アクリル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フエノ
ール樹脂、キシレン樹脂、アクリル酸エステル系
樹脂等を単独あるいは2種以上混合使用すること
ができる。使用できる量としては10%〜50%の範
囲で使用する。 次に、本発明において用いられる金属粉末は、
黄銅粉、アルミニウム粉末、銅粉末等を用いるこ
とができる。 粒経としては、50μ以下であれば使用できる。
又、ステアリン酸等の高級脂肪酸又はその塩で処
理された粉末あるいは未処理粉末でも良い。 すなわち、リーフイングタイプ又はノンリーフ
イングタイプを使用できる。 使用量は隠蔽性充分な量であればよく、15%〜
40%の範囲で使用できる。 次に、本発明における顔料について説明する。 顔料としては無機顔料、有機顔料を使用でき、
無機顔料としては、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、、べんがら、カーボンブラツク等であり、又、
有機顔料としてはブリリアントカーミン3B、ブ
リリアントカーミン6B、レーキレツドC、レー
キレツドD、ブリリアントカーミンBS、レーキ
レツド4R、フアーストレツドFGR、フアストイ
エローG、フアーストイエロー10G、フタロンア
ニンブルー、フタロンアニングリーン、イエロー
レーキ、ブルーレーキ、アニンブラツク等があ
る。又、上記有機顔料を樹脂にてコーテイングし
たマイクロリススカーレツトR−T、マイクロリ
スイエロー3GT、マイクロリスレツドBRTマイ
クロリスブラウン5RT、マイクロリスグリーン
GT、マイクロリスブルーGST、マイクロリスブ
ラツクCT(チバガイギー社製商品名)、その量は
1%〜20%の範囲にて使用できる。 Kタイプ イエロー3GK、ブラウン2RK、マイクロリスス
カーレツトRK、レツドBRK、ブルー4GK、グリ
ーンGK、ブラツクCK Aタイプ イエロー4GA、ブラウン2RA、スカーレツト
RA、レツド2BA、ブルー4GA、ブラツクCA 次に本発明において用いられる色分れ防止剤と
して、ノニオン系、アニオン系、カチオン系活性
剤が使用できるが、特に高分子量不飽和ポリカル
ボン酸、又はその塩、長鎖アミンと不飽和ポリカ
ルボン酸の塩、シリコン、フツ素系活性剤、長鎖
のポリアミノアマイド燐酸塩等を単独あるいは2
種以上混合使用のが良い。 例えば、
〔A液〕
キシレン33重量部(以下重量部)に、アクリル
樹脂30部を溶解させた後、色分れ防止剤BYK−
P104S(ビツク・マリンクロツト社製)0.5部を混
合溶解させ、金粉(金属粉)No.700(粒径3μ〜
20μ)(福田金属箔粉工業(株)社製)25部を混合し、
1〜2時間撹拌分散させる。 〔B液〕 キシレン70部に顔料マイクロリスレツドR−T
(チバガイギ−社製)30部を混合分散させた。次
に、上記A液88.5部に上記B液11.5部を少しづつ
混合撹拌分散させインキを製造した。このインキ
を筆記具に含ませて、紙、セロハン、合成皮革、
ガラス、ステンレス板に筆記すると、顔料と金属
粉とが分離しないで鮮明なワイカラーの筆記線が
得られた。 実施例 2 実施例1と同様に、 〔A液〕 キシレン 30部 ブタノール 10部 クマロン樹脂 30部 銀ペースト 15部 (Sap120:昭和アルミニウム社製品) 色分れ防止剤 0.5部 (Byk−P104S:ビツク・マリンクロツト社製) を混合分散させる。 次に、上記A液85.5部に実施例1により製造し
たB液14.5部を少しづつ混合撹拌分散させインキ
を製造した。 このインキを筆記具に含ませて、紙、セロハ
ン、合成皮革、ガラス、ステンレス板に筆記する
と顔料と金属粉とが分離しないので、鮮明なメタ
リツクカラーの筆記線が得られた。 実施例 3 キシレン 40部 クマロン樹脂 20部 アクリル樹脂 10部 銀ペースト 15部 (Sap120:昭和アルミニウム社製品) 色分れ防止剤 1部 (Byk−VP240S:ビツク・マリンクロツト社製
品) を実施例1と同様に混合溶解、分散させ、〔A液〕
とした。 他方〔B液〕は、 キシレン 70部 顔料 30部 (マイクロリスブルーGST:チバガイギー社製) を混合分散させた。 次に上記A液86部にB液14部を少しづつ混合撹
拌させ、インキを製造した。このインキを実施例
1と同様に筆記すると鮮明なメタリツクブルーの
色調の筆記線が得られた。 又、実施例2、3で製造した各色のインキをス
タンプ台に含浸させ、ゴム印にて紙、皮革、ガラ
ス、ステンレス板、アルミ等に捺印すると、色分
れしない鮮明でかつメタリツク調の印影が得られ
た。以上のように、前記実施例1、2、3で製造
したインキは、金属粉、顔料の分離がなく、経時
安定性が良くなり、このインキを使用して各種基
材表面に筆記した筆記線は鮮明であり、顔料、金
属粉が分離せず、基材表面への密着性が良く、か
つ穏蔽力が良かつた。 又、各種顔料と金属粉を混合使用するため、各
種の色調をもつたインキができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶剤、樹脂、金属粉顔料、顔料よりなるイン
    キにおいて、このインキに色分れ防止剤として高
    分子量不飽和ポリカルボン酸、またはその塩、長
    鎖アミンと不飽和ポリカルボン酸の塩、シリコ
    ン、弗素系活性剤、長鎖のポリアミノアマイド燐
    酸塩を単独或いは2種以上を添加してなることを
    特徴とする筆記具用インキ。
JP57130766A 1982-07-27 1982-07-27 インキ Granted JPS5920368A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57130766A JPS5920368A (ja) 1982-07-27 1982-07-27 インキ

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JP57130766A JPS5920368A (ja) 1982-07-27 1982-07-27 インキ

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Publication Number Publication Date
JPS5920368A JPS5920368A (ja) 1984-02-02
JPH0139468B2 true JPH0139468B2 (ja) 1989-08-21

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60186574A (ja) * 1984-03-07 1985-09-24 Mitsubishi Pencil Co Ltd 金属光沢を有するボールペン用インキ
JPS6183270A (ja) * 1984-09-29 1986-04-26 Pentel Kk 筆記具用金属粉顔料インキ
JP2006063139A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Dainippon Ink & Chem Inc 遮光性インキ、遮光性フィルムおよび熱収縮ラベル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728176A (en) * 1980-07-25 1982-02-15 Pilot Ink Co Ltd Metallic luster color ink for marking pen

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JPS5920368A (ja) 1984-02-02

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