JPH0139146B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0139146B2
JPH0139146B2 JP58031284A JP3128483A JPH0139146B2 JP H0139146 B2 JPH0139146 B2 JP H0139146B2 JP 58031284 A JP58031284 A JP 58031284A JP 3128483 A JP3128483 A JP 3128483A JP H0139146 B2 JPH0139146 B2 JP H0139146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
input
value
ternary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58031284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59157769A (ja
Inventor
Susumu Takashima
Toyotaro Tokimoto
Kazuyuki Kurosawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP58031284A priority Critical patent/JPS59157769A/ja
Priority to US06/583,091 priority patent/US4633748A/en
Priority to GB08405013A priority patent/GB2138988B/en
Priority to DE19843407078 priority patent/DE3407078A1/de
Publication of JPS59157769A publication Critical patent/JPS59157769A/ja
Publication of JPH0139146B2 publication Critical patent/JPH0139146B2/ja
Priority to US07/453,040 priority patent/USRE33739E/en
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H5/00Instruments in which the tones are generated by means of electronic generators
    • G10H5/005Voice controlled instruments
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H3/00Instruments in which the tones are generated by electromechanical means
    • G10H3/12Instruments in which the tones are generated by electromechanical means using mechanical resonant generators, e.g. strings or percussive instruments, the tones of which are picked up by electromechanical transducers, the electrical signals being further manipulated or amplified and subsequently converted to sound by a loudspeaker or equivalent instrument
    • G10H3/125Extracting or recognising the pitch or fundamental frequency of the picked up signal
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/031Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal
    • G10H2210/066Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal for pitch analysis as part of wider processing for musical purposes, e.g. transcription, musical performance evaluation; Pitch recognition, e.g. in polyphonic sounds; Estimation or use of missing fundamental

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(1) 発明の技術分野 本発明は入力信号の相関値を求める装置に係
り、特に三値相関値のウインド処理を行なう三値
相関関数処理方式に関する。 (2) 従来技術 相関関数は音声情報処理には重要な関数であ
り、PARCOR分析、相関分析、ピツチ抽出等に
多用されている。 従来、前述のピツチ抽出に用いられている相関
関数の処理には、回路の縮小、計算時間の短縮の
ために相関値を求めるデータを三値化した三値化
データが用いられている。三値化データとは+
1,0,−1の値を有するデータである。しかし
ながら、相関関数を用いた場合、三値化データの
ピツチ抽出においては倍音抽出の誤りを防止する
ため、ウインド処理を行なう必要がある。 たとえば、相関関数R(τ)は R(τ)=N-1n=0 x(n)x(n+τ) とするならば、ウインド処理を行なつた相関関数
R′(τ)は R′(τ)=R(τ)・w(τ) となる。なお、τはピツチ抽出の場合には遅れ時
間であり、w(τ)はウインド関数すなわち、τ
に対応した相関関数である。 このウインド関数を相関値に乗ずることによつ
て倍音抽出を防止することができる。 (3) 従来技術の問題点 前述の様に三値化データを用いて相関値を求め
た場合にはその倍音抽出を防止する為に相関関数
R(τ)にウインド関数w(τ)を乗じている。 相関値を求める演算は三値化データであるの
で、その処理回路は簡単化されている。しかしな
がら、その結果すなわち相関値とウインド関数
(相関係数)を乗じる乗算は三値ではないため、
乗算するための回路は複雑となつてしまつてい
た。そのため相関値を求める回路の簡単化の効果
は半減してしまう問題を有していた。 (4) 発明の目的 本発明は前記問題点を解決するものであり、そ
の第1の目的は三値相関関数処理装置において三
値相関関数計算用の加減算回路を用いて相関演算
とウインド処理を同時に行なうことによつて、乗
算回路を縮小し、演算時間の縮小を行なつた三値
相関関数処理方式を提供することにある。 その第2の目的は三値相関関数計算用の加減算
回路を用いて三値相関値の最大値を求めることに
よつてさらに回路の縮小を可能とした三値相関関
数処理方式を提供することにある。 (5) 発明の要点 本発明の特徴とするところは相関関数処理装置
において、三値データを乗算する乗算回路と、ウ
インド値を発生するウインド値発生回路と、前記
乗算回路のデータビツトが制御端子に入力し、前
記ウインド値発生回路のウインド値が入力端子に
入力するゲート回路と、前記乗算回路の符号ビツ
トが加減算制御端子に入力し前記ゲート回路の出
力が第1の入力に加わる加減算回路と、前記加減
算回路の演算出力を格納し、前記加減算回路の第
2の入力に出力する記憶回路とを有することを特
徴とした三値相関関数処理方式にある。 (6) 発明の実施例 第1図は本発明の第1の実施例の回路構成図を
示す。音声信号はローパスフイルタ1を介してオ
ートマチツクゲインコントロール回路2に入力
し、その出力はアナログ/デジタル変換回路3に
加わる。アナログ/デジタル変換回路3の出力は
三値量子化部8の最大値算出部5、最小値算出部
6、比較部7の第1の入力に接続される。三値量
子化部8は最大値算出部5、最小値算出部6、比
較部7、乗算回路9,10、記憶部12より成
り、パワー計算部4の出力はパワー抽出端子11
に接続される。三値量子化部8内の最大値算出部
5、最小値算出部6の出力はそれぞれ乗算回路
9,10の第1の入力に加わる。乗算回路9,1
0の第2の入力には係数データが入力する。乗算
回路9,10の出力は記憶部12を介して比較部
7に入力する。比較部7の出力は三値量子化部8
の出力としてシフトレジスタ13に接続される。
シフトレジスタ13の第1の複数の出力はセレク
タ14の複数の入力にそれぞれ対応して入力す
る。シフトレジスタ13の出力とセレクタ14の
出力は乗算回路15の第1、第2の入力に接続さ
れる。乗算回路15の出力はウインド処理回路1
6を介して加減算回路17の第1の入力に接続さ
れる。加減算回路17の出力は記憶部18に接続
され、記憶部18の出力は加減算回路17の第2
の入力と最大値検出部19の入力に接続される。
三値量子化部8とセレクタ14とウインド処理回
路16のそれぞれの制御入力には制御部20の制
御出力がそれぞれ加わる。最大値検出部19の出
力は音階コード端子21に接続される。 たとえば楽器より発生する楽音や人の声等の音
はマイクロホン等によつて電気信号に変換され
る。その音声信号すなわち電気信号はローパスフ
イルタ1に入力し、高域部が除去される。ローパ
スフイルタ1は音声信号帯域外の雑音等を除去し
さらに前述の音声信号の帯域を制御するための例
えばカツトオフ(cut off)周波数900Hzのローパ
スフイルタである。なおこのフイルタはバンドパ
スフイルタでも可能である。帯域外の雑音等が除
去され帯域制限された音声信号はオートマチツク
ゲインコントロール回路2において特定の振幅値
になる様に増幅される。これは次段のアナログ/
デジタル変換回路3の出力ビツト数を有効になる
様に挿入されたものである。たとえばアナログ/
デジタル変換回路3の最大並びに最小変換電圧が
±5Vであつた時、オートマチツクゲインコント
ロール回路2の出力の最大値、最小値の絶対値が
5V以上であるとアナログ/デジタル変換回路3
の出力は無効となつてしまう。さらにオートマチ
ツクゲインコントロール回路2の出力の最大値、
最小値が±0.5V等の様に5Vよりその絶対値がは
るかに小さい場合にはアナログ/デジタル変換回
路3のデジタルデータ値も小さくなり、上位ビツ
トがローレベルとなり有効ビツト数が減少する。
これを防止するため、オートマチツクゲインコン
トロール回路2はその出力の最大値、最小値がア
ナログ/デジタル変換回路3の変換電圧範囲を越
えないようにさらに小さな絶対値にならないよう
に動作する。しかしながら、オートマチツクゲイ
ンコントロール回路2はたえず最大値、最小値が
一定となる様に動作するのではなく、音声信号の
最大値、最小値に依存した利得となり、ほぼ特定
の範囲の振幅値の信号を出力する様に動作する。
なお、入力がない場合には利得が最大になるも、
その出力は当然ながら零である。 特定の振幅値に変換された音声信号はオートマ
チツクゲインコントロール回路2より出力され、
アナログ/デジタル変換回路3においてデジタル
データ値に変換される。 パワー計算部4は前述のアナログ/デジタル変
換回路3のデジタル出力の絶対値をとり特定の範
囲1フレームにわたつて累算する回路である。換
言するならばアナログ/デジタル変換回路3のデ
ジタル出力の符号を取り除き累算する。その累算
結果は音声信号のパワーに関係した値であり、パ
ワー計算部4はその結果をパワー抽出端子11に
出力する。 また、アナログ/デジタル変換回路3の出力は
三値量子化部8の最大値算出部5、最小値算出部
6に加わる。最大値算出部5、最小値算出部6で
は特定の期間にわたつて最大値、最小値を検出す
る。これは三値化を行なうためのスレツシホール
ドレベルを求めるためになされるものである。 最大値算出部5、最小値算出部6において最大
値、最小値を検出し、その値に特定の係数ε1,ε2
を乗算回路9,10で乗算し、記憶部12に格納
する。記憶部12に格納された結果は比較部7に
おいて行なわれる比較データのスレツシホールド
レベルとなる。比較部7はアナログ/デジタル変
換回路3のデジタルデータ出力と前述のスレツシ
ホールドレベルとを比較する。前述の乗算回路
9,10によつてε1,ε2たとえばε1=0.4,ε2
0.4が乗算されるので入力した信号の振幅値に比
例したスレツシホールドレベルとなる。すなわち
比較部においてなされる三値化はその最大、最小
の振幅値で正規化されたスレツシホールドレベル
で行なわれる。 第2図a,bは音声データすなわちアナログ/
デジタル変換回路3の出力と、その値を三値化し
たそれぞれの波形図である。 最大値にε1を乗じたスレツシホールドレベル
THより音声データが大きい場合には三値化した
値すなわち三値データは1(第2図イ〜ホの範囲)
となる。また、最小値にε2を乗じたスレツシホー
ルドレベTLより小さい場合には三値データは−
1(第2図ヘ,トの範囲)となる。また、音声デ
ータがその間すなわちスレツシホールドレベル
THとスレツシホールドレベルTLの間であるな
らば三値データは0となる。ここで三値データは
下記の表に示す様に符号ビツトとデータビツトの
計2ビツトより成り、0または1の時符号ビツト
は0、−1の時符号ビツトは1となる。また、デ
ータビツトはその絶対値を示し、三値データが±
1の時1,0の時0となる。
【表】 比較部7は特定の期間すなわち1フレームにお
ける最大値、最小値より求まつたスレツシホール
ドレベルを用いて前述の特定期間内における三値
化を行なうために設けられている。これらの順次
なされる動作は制御部20より発生する制御信号
によつて制御される。 比較部7の出力すなわち三値データはシフトレ
ジスタ13に入力し、順次シフトされる。シフト
レジスタの最終シフトデータは乗算回路15の第
1の入力に加わる。また最終シフトデータの後に
続くデータはシフトレジスタ内にあり、特定のス
テツプすなわちシフトクロツク数遅れた複数のデ
ータが制御部20より発生する選択信号によつて
セレクタ14で選択され乗算回路15の第2の入
力に加わる。乗算回路15では第1、第2の入力
に加わつたデータを乗算する。この乗算は最終シ
フトデータをxj、そのデータより特定クロツクτi
遅れたデータをx(j+τi)とすると、xj・x(j
+τi)となる。なお、この乗算は1シフトクロツ
ク内で必要とする回数なされウインド処理回路1
6を介して加減算回路17の第1の入力に加わ
る。ここで必要とする回数は制御部20において
選択的になされるものであるが、それは音階に対
応したものであり、たとえば音階のE2〜F5に対
応した遅れ時間τ0〜τ37の合計38回なされる。ま
たシフトクロツク周波数sを32.768KHzとする
と、遅れ時間に対応する音階周波数iはi=s/
τiであらわされる。ここでτiは2の12乗根に比例
し、たとえばF5 E5…F2,E2に対応したτiはそれ
ぞれτ37=46,τ36=49,τ1=373,τ0=395となる。 ウインド処理回路16は後述するが、セレクタ
14によつて選択された遅れに対応した係数を乗
算する回路であり、その係数すなわちウインド値
をw(τi)とするならば加減算回路17に入力す
る値はxj・x(j,τi)・w(τi)となる。この係
数は制御部20よりセレクタ14に入力する選択
信号に対応して選択される。加減算回路17、記
憶部18は累算する為の回路であり、τiに対応し
て記憶部18の出力が加減算回路17の第2の入
力に加わり、ウインド処理回路16の出力と加減
算して記憶部18に再度格納する。すなわち記憶
部18に格納されるデータR′(τi)は R′(τi)=Nj=1 xj・x(j+τi)・w(τi) …(1) となる。ここでNは特定範囲内のそれぞれτiに対
するシフト回数すなわち計算回数である。(1)式に
おいてw(τi)はjに対して一定であるので
R′(τi)は R′(τi)=w(τi)・Nj=1 xj・x(j+τi) =w(τi)・R(τi) …(2) となる。ここでR(τi)はxj・x(j+τi)の累算
値を表わし、特定の遅れ時間に対応した相関値と
なる。前述したw(τi)は(2)式より明らかな様に
特定の遅れ時間に対応した相関値に乗算されるも
のであり、ウインド関数の遅れ時間に対応したウ
インド値となる。これによつて三値化した為に発
生する倍音抽出の誤りを防止(ウインド処理)す
ることができる。記憶部18の出力は最大値検出
部19に加わり、記憶部18内の最大値が検出さ
れる。記憶部18に格納されている値は特定の時
間遅れの値と現在の値とを乗算し、ウインド処理
した結果の累算値であるので、記憶部内に格納さ
れた累算値は特定の時間内における入力音声信号
の各ピツチすなわち周波数成分に対応した値とな
る。(なお、前述の特定時間とは1フレームを示
し、さらに1フレームを800システムクロツクと
した場合にはその値は400回の累算値となる。)す
なわち、最大値検出部で検出した値は前述と特定
時間内における入力音声信号の各周波数成分の信
号の最大値を求めたものとなる。 最大値検出部19はその最大値を有するピツチ
すなわち周波数データをたとえばコード化して音
階コード端子21に出力する。 以上の動作によつて音階信号の主音に関係した
音階コードデータが音階コード端子21より出力
される。 第3図はさらに本発明の詳細を示す回路構成図
である。 シフトレジスタ13とセレクタ14の出力デー
タは乗算回路15に入力する。乗算回路15は排
他的論理オアゲート151とアンドゲート152
より成り、前記出力データの符号ビツトは排他的
論理オアゲート151に、データビツトはアンド
ゲート152にそれぞれ入力する。 排他的論理オアゲート151の出力はラツチ回
路161、オアゲート162を介して加減算器1
71の加減算制御端子に加わる。アンドゲート1
52の出力はラツチ回路163を介してゲート回
路群164の制御端子に加わる。制御部201の
ウインド値指定信号はリードオンメモリ
(ROM)65に加わり、その出力はゲート回路
群164を介してセレクタ165の第1の入力に
入る。セレクタ165の出力は加減算回路171
の第1の入力Aに加わる。加減算回路171の出
力Cはラツチ回路166を介してラツチ回路16
7,168とランダムアクセスメモリ(RAM)
181に入力する。ラツチ回路167の出力はセ
レクタ165に加わり、ラツチ回路168の出力
は加減算回路171の第2の入力Bに加わる。ア
ドレスカウンタ182の出力はRAM181のア
ドレスに入力するとともにラツチ回路183を介
して音階コード端子21に接続される。 加減算器171のキヤリー出力Dは制御部20
1に接続される。制御部201からは大小比較信
号がセレクタ165ならびにオアゲート162に
入力する。またさらに制御部201からはラツチ
回路167,168,183へラツチ信号、なら
びにアドレスカウンタ182へカウントクロツ
ク、RAM181へはリード/ライト信号が出力
される。乗算回路15はシフトレジスタ13の最
終シフト出力とセレクタ14で選択されたシフト
データが加わり、三値乗算がなされる。前述した
様にこの乗算回路15は排他的論理オアゲート1
51とアンドゲート152より成り、それぞれ符
号ビツト並びにデータビツトが入力している。排
他的論理オアゲートの論理は正負の符号ビツトを
有する乗算の符号の論理と一致しており、さらに
アンドゲート152の論理は符号なし1ビツトデ
ータの乗算の論理と一致しているので、三値デー
タの乗算は乗算回路15の排他的論理オアゲート
151とアンドゲート152によつてなされる。
そしてその結果はラツチ回路161、163に格
納される。このラツチ回路は前記乗算結果が以後
のウインド処理中に変化しない様に記憶するもの
であり、次の乗算回路が入力するまで一定のデー
タを記憶する。 ROM65にはウインド値が格納されており、
乗算回路15によつて乗算された相関値に対応し
たウインド値が制御部201によつて選択されて
ROM65より出力される。そのウインド値はゲ
ート回路群164に入り、アンドゲート152の
出力データによつてオン、オフされる。すなわ
ち、アンドゲート152の出力がハイレベルであ
るならば、ウインド値を加算あるいは減算する為
にその値をセレクタ165の第1の入力に加えロ
ーレベルならば零データを第1の入力に加える。
またセレクタ165の制御端子ならびにオアゲー
ト162にはこの時ローレベルが制御部201よ
り加わつており、セレクタ165はゲート回路群
164の出力すなわちウインド値を加減算器17
1の第1の入力Aに加える。またオアゲート16
2は乗算回路15の符号データを加減算制御端子
Sに加える。この状態すなわち、セレクタ165
がゲート回路群164の出力を選択し、加減算器
171の加減算制御端子Sに符号データが加わつ
た状態では、三値データが+1の時には入力Bよ
り入力する値とウインド値が加減算回路によつて
加算され、−1の時には同様に入力Bより入力す
る値からウインド値が減算される。一方、データ
ビツトが零すなわち三値データが零のときはゲー
ト回路群164より零が出力されるので加減算器
171の出力は入力Bより入力した値となる。す
なわち、この動作によつて乗算結果の三値データ
とウインド値が乗算されて加減算器171で加算
される。また、このとき、加減算器171の入力
Bには、アドレスカウンタ182で指定された
RAM181のデータがラツチ回路168を介し
て入力する。そのデータは対応する今までの乗算
器15の三値データとウインド値の乗算結果の累
算データであるので、加減算器171の出力はあ
らたに乗算された結果が加算された累算結果とな
る。その結果はラツチ回路166に格納されると
ともにRAM181のアドレスカウンタ182で
指定されるアドレスすなわち、乗算結果が加算さ
れない前のアドレスと同じ位置のメモリに格納さ
れる。 さらに前記動作を第4図に示す1フレーム内の
データチヤートを用いて説明する。本発明の実施
例における相関値は1フレーム単位で求められ
る。その1フレームは全部x0〜x799の800データ
より成り、相関値の計算はフレームの前部x0
x399(期間T1)でなされる。期間T1の前すなわち
1フレーム前の期間T5でRAM181の内容が図
示しない回路によつてクリアされる。 そして、データx0における特定の遅れ時のデー
タx(0+τ0)〜x(0+τ37)が順次乗算回路1
5によつて乗算される。さらにそれらの乗算に対
応するすなわち遅れ時間に対応するそれぞれのウ
インド値がROM65より順次出力される。また
この時その遅れ時間に対応したROM181の内
容がアドレスカウンタ182によつて順次選択さ
れる。これらの二つのデータが前述した様な動作
によつて加減算回路171で演算され、さらにそ
の結果が最終的にRAM181に格納される。ア
ドレスカウンタ182はτ0〜τ37に対応する値を
有するものであり、その内容は0〜37を有し、デ
ータx0において一巡し、さらにそれぞれのデータ
x1〜x399に対して一巡する。すなわち1フレーム
内においてはアドレスカウンタ182は0〜37の
カウントを400回くりかえす。これによつてデー
タx0〜x399までの間にそれぞれのデータx0〜x399
の遅れデータx(j+τ0)〜x(j+τ37)が乗算
されて、さらにその結果がウインド値と乗算され
て累算される。その結果、RAM181のそれぞ
れのアドレスの内容には特定の遅れ時間τ0〜τに
対応した累算結果、換言するならば前述の(2)式に
示した相関値R′(τi)すなわちウインド処理され
た相関値がそれぞれ格納される。 前述の動作において、制御部201においてウ
インド値を格納しているROM65のアドレスを
アクセスしているが、これはアドレスカウンタ1
82の値に対応するものであり、その値をROM
165に入力することによつても同様の動作とな
る。さらに、それらの動作の制御たとえばラツチ
回路167,168、RAM181の格納動作は
第4図に示したクロツクφ1,φ2に同期してなさ
れる。 以上、ウインド処理について第3図を用いて説
明した。前述の説明から明らかな様に本発明には
ウインド処理用の特別な乗算器は必要でなく単に
アンドゲートで済むものである。 第3図の回路においては、さらにそれぞれ遅れ
時間に対応した相関値の最大値を求める機能を有
している。以下ではその動作について説明する。 まず、ラツチ回路167,168が時間T2
おいてクリアされる。そして第4図に示した時間
T1においてそれぞれ求められた遅れ時間に対応
した相関値はRAM181に格納されているの
で、τ0に対応した相関値がアドレスカウンタ18
2によつてアドレスされてラツチ回路168に格
納される。 この時、セレクタ165の選択端子には選択信
号のハイレベルが入力しているので、セレクタ1
65はラツチ回路167の出力を選択する。さら
にオアゲート162の一方の入力には選択信号の
ハイレベルが入力するので、その出力はハイレベ
ルとなる。すなわち加減算器171の加減算制御
端子Sにはハイレベルが入力するので、加減算回
路は減算動作となる。 前述した様にまずラツチ回路168にはτ0に対
応したデータが格納されているので加減算回路1
71はその値でラツチ回路167に格納されてい
るデータを減算する。この時ラツチ回路はリセツ
トされた直後であるので零が格納されており、キ
ヤリーがキヤリー端子Dより出力される。キヤリ
ー信号が制御部201に入力すると、制御部20
1はアドレスカウンタ182で指定されたアドレ
スの内容すなわちこの時にはτ0に対応した相関値
をラツチ回路167に格納する。第1番目の時に
はラツチ回路167には零が格納されているの
で、τ0に対応した相関値が必ずラツチ回路167
に格納される。またこの時アドレスカウンタ18
2の値もラツチ回路183に格納される。次に次
のクロツクたとえばクロツクφ1によつてアドレ
スカウンタ182がインクリメントし、次のアド
レスすなわちτ1の相関値が格納されているアドレ
スをアクセスする。これによつてRAM161は
τ1の相関値を出力し、制御部201より発生され
るクロツクによつてラツチ回路168がそのデー
タを取り込む。そして、前述と同様に加減算回路
171によつてラツチ回路167の内容からラツ
チ回路168の内容を減算する。この時その結果
が負であるならば、すなわち、キヤリー端子Dが
キヤリーを出力した場合にはラツチ回路168の
内容がラツチ回路167の内容より大であるので
168の内容すなわちRAM181より出力され
ているデータをラツチ回路167に格納するとと
もにラツチ回路183にその時のアドレスカウン
タ182値を格納する。前述の格納動作は制御部
201より発生するラツチ信号によつてなされ
る。逆に小さい場合には、キヤリー端子Dからキ
ヤリーが出力されないので、制御部201からも
ラツチ信号が出力されずラツチ回路167の内容
に変化はない。なお、加減算回路171の結果は
出力されているがそのデータがラツチ回路166
に入力するだけで、ラツチ回路からは出力されな
い。この動作はτ0〜τ37まで順次なされるので、
遅れ時間に対応した相関値の最大値が最終的には
ラツチ回路167に格納される。この動作によつ
てRAM181の内容の最大値が検出されるが、
ラツチ回路167に入力するラツチ信号は前述の
τ0〜τ37までの順次動作においてラツチ回路18
3にも加わる。すなわち、最終的にはラツチ回路
183に格納された最大値に対応するRAM18
1のアドレスがラツチ回路183に格納される。
このアドレス値は最大値を有する相関値に対応す
るものであるので、最大相関値のコードデータと
して音階コード端子21より出力される。なおこ
の出力は時間T4の間になされる。 前述のウインド処理と累算並びに累算結果の最
大値検出は順次1フレーム単位でなされ、その結
果として、1フレーム時間すなわち、時間T1
時間T5の間の音声におけるピツチ抽出結果がコ
ード化されて出力される。 (7) 発明の効果 以上述べた様に本発明はウインド処理演算と相
関演算を同時に三値相関関数計算用の加減算回路
を用いて行なつている。その結果本発明によれば
従来必要としていた乗算回路が不要でさらに演算
の速い三値相関関数処理方式が可能となる。 さらに、本発明によれば三値相関関数計算用の
加減算回路を用いて三値相関値の最大値を求めて
いるので、さらに回路を縮小した三値相関関数処
理方式が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成図、第2
図は三値化方式を説明する波形図、第3図は本発
明の詳細を示す回路図、第4図は1フレームのデ
ータチヤートを示すチヤート図である。 15…乗算回路、16…ウインド処理回路、1
7…加減算回路、18…記憶部、19…最大値検
出部、151…排他的論理オアゲート、152…
アンドゲート、161,163,166〜16
8,183…ラツチ回路、65…ROM、182
…アドレスカウンタ、162…セレクタ、162
…オアゲート、171…加減算器、164…ゲー
ト回路群、181…RAM、20,201…制御
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相関関数処理装置において、三値データを乗
    算する乗算回路と、ウインド値を発生するウイン
    ド値発生回路と、前記乗算回路のデータビツトが
    制御端子に入力し前記ウインド値発生回路のウイ
    ンド値が入力端子に入力するゲート回路と、前記
    乗算回路の符号ビツトが加減算制御端子に入力し
    前記ゲート回路の出力が第1の入力に加わる加減
    算回路と、前記加減算回路の演算出力を格納し前
    記加減算回路の第2の入力に出力する記憶回路と
    を有することを特徴とした三値相関関数処理方
    式。 2 前記ウインド値発生回路はウインド値を記憶
    しているメモリであることを特徴とした特許請求
    の範囲第1項記載の三値相関関数処理方式。 3 前記乗算回路は排他的論理オアゲートと、ア
    ンドゲートより成り、前記排他的論理オアゲート
    の出力は符号ビツト出力であり、前記アンドゲー
    トの出力がデータビツトの出力であることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項記載の三値相関関数
    処理方式。 4 前記相関関数処理装置はさらにセレクタと、
    第1、第2のラツチ回路と有し、前記セレクタは
    前記ゲート回路の出力と前記第1のラツチ回路の
    出力とを選択して前記加減算回路の第1の入力に
    出力し、前記第2のラツチ回路の出力は前記加減
    算回路の第2の入力に加わり、前記記憶回路の出
    力は選択的に前記第1、第2のラツチ回路に格納
    されることを特徴とした特許請求の範囲第1項記
    載の三値相関関数処理方式。 5 前記ゲート回路はウインド値を選択的に出力
    する以外は零データを出力することを特徴とした
    特許請求の範囲第1項記載の三値相関関数処理方
    式。 6 前記相関関数処理装置はさらにまたアドレス
    カウンタを有し、前記記憶回路のアドレス端子に
    前記アドレスカウンタの出力が加わることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項記載の三値相関関数
    処理方式。
JP58031284A 1983-02-27 1983-02-27 三値相関関数処理方式 Granted JPS59157769A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58031284A JPS59157769A (ja) 1983-02-27 1983-02-27 三値相関関数処理方式
US06/583,091 US4633748A (en) 1983-02-27 1984-02-23 Electronic musical instrument
GB08405013A GB2138988B (en) 1983-02-27 1984-02-27 Electronic musical instrument
DE19843407078 DE3407078A1 (de) 1983-02-27 1984-02-27 Elektronisches musikinstrument
US07/453,040 USRE33739E (en) 1983-02-27 1989-12-12 Electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58031284A JPS59157769A (ja) 1983-02-27 1983-02-27 三値相関関数処理方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157769A JPS59157769A (ja) 1984-09-07
JPH0139146B2 true JPH0139146B2 (ja) 1989-08-18

Family

ID=12327012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58031284A Granted JPS59157769A (ja) 1983-02-27 1983-02-27 三値相関関数処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59157769A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157769A (ja) 1984-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4633748A (en) Electronic musical instrument
JP3225644B2 (ja) ノイズシェイピング回路
US20050143981A1 (en) Compressing method and apparatus, expanding method and apparatus, compression and expansion system, recorded medium, program
JPS62274336A (ja) 平方根の概算装置
JPH07283737A (ja) ディジタル値列のフィルタ方法および回路装置
US5696875A (en) Method and system for compressing a speech signal using nonlinear prediction
JPH0139146B2 (ja)
US4349699A (en) Speech synthesizer
JPH0715281A (ja) ノイズシェーピング装置
JPH0456494B2 (ja)
JP3200940B2 (ja) 楽音制御装置
JP3149459B2 (ja) ディストーション回路
JPS60192993A (ja) 音声入力による楽音発生装置
JP3230270B2 (ja) 信号処理装置
JPH039478B2 (ja)
JPS6063593A (ja) 電子楽器における波形発生装置
JPS60158493A (ja) エラ−除去装置
JPH02294120A (ja) デジタル信号のdcオフセット除去回路
JPS5814194A (ja) 適応量子化・逆量子化方法および回路
JPH0652480B2 (ja) 電子楽器の入力装置
JP3298382B2 (ja) 波形発生装置
JP3044890B2 (ja) エンベロープ発生装置
JPH01112294A (ja) ヒステリシス特性をもつ平均演算装置
JPS59119395A (ja) 音声情報の圧縮方式
JPS60134378A (ja) 相関値演算装置