JPH02294120A - デジタル信号のdcオフセット除去回路 - Google Patents

デジタル信号のdcオフセット除去回路

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JPH02294120A
JPH02294120A JP11428689A JP11428689A JPH02294120A JP H02294120 A JPH02294120 A JP H02294120A JP 11428689 A JP11428689 A JP 11428689A JP 11428689 A JP11428689 A JP 11428689A JP H02294120 A JPH02294120 A JP H02294120A
Authority
JP
Japan
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signal
offset
digital signal
component
pass filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP11428689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Sato
佐藤 康朗
Masataka Yoridate
寄立 昌孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,A/D変換時等に発生するDCオフセットを
除去することができるデジタル信号のDCオフセット除
去回路に関するものである。
[発明の概要] 本発明のデジタル信号のDCオフセット除去回路は、入
力されたデジタル信号をローパスフィルタに供給し、こ
のローパスフィルタによって入力信号の直流オフセット
成分を取り出して、その出力を所定の時点でラッチ手段
によってラッチする.ラッチされた値は減算手段に供給
され、この値をもとの入力デジタル信号から減算をする
ことによって、DCオフセット成分の除去された信号を
得ることができるようにしたものである。
[従来の技術] アナログ信号をA/D変換器に通し、デジタル信号に変
換する際に、デジタル信号上にDCオフセット成分が発
生する場合がある。特に、才一ディオ信号等をデジタル
信号に変換し、このデジタル信号で各種の音質調整を行
なうようなオーディオ機器等においては、デジタル音声
信号上にこのようなDCオフセットが生じることは信号
処理を正確に行なうことができず、アナログ信号に戻し
たときにノイズ発生原因となり好ましくない.そこで、
従来、このDCオフセット成分を除去するために、A/
D変換器の後段にデジタル信号処理によるハイパスフィ
ルタを使用し、低域成分をカットするという方法が行な
われていた(実開昭63−105960号)。
また、デジタル信号に変換した後、平均化回路によって
直流成分を抽出し、この直流成分を減算する方法も知ら
れている(特開昭57−203322号)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ハイパスフィルタを使用してDCオフセ
ット成分をカットする構成にすると、同時に超低域の信
号成分もカットしてしまうことになり、特に才一ディ才
機器においては再生出力の量感不足としてその影響が表
われるという問題がある。
さらに、フィルタの特性によって入力信号の位相や周波
数特性が変化してしまうということも発生し、オフセッ
ト除去手段としては好ましくない。
次に、平均化処理によって直流成分を抽出し,この直流
成分を減算する方法は、オーディオ信号を標本化したコ
ードを常に演算しその平均値を得るための演算回路の規
模が大型化し、演算処理スピードを早《するために高価
なICが必要になるという問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもので
、デジタル信号に変換されたデータのDCオフセット除
去回路として、1次巡回型のデジタルローパスフィルタ
.と、このデジタルローパスフィルタによって抽出され
たオフセット値を所定のタイミングでラッチすることが
できるラッチ手段と、このラッチ手段によってラッチさ
れた値をデジタル信号に変換されたデータから減算する
減算手段を備えるようにしたものである。
[作用] デジタルローパスフィルタによってDCオフセット成分
を検出し,その検出値を所定のタイミングでラッチして
オフセット量として保持し、そのラッチされた値をデジ
タル信号に変換されたデータから減算するように構成し
ているので、簡単な回路構成で、純粋にDCオフセット
成分のみが除去され、データの周波数特性が劣化しない
ようにすることができる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例をブロック図としたものであ
る。
一点鎖線で囲ったlの部分はよく知られている、1次の
巡回型( I I R : Infinite Imp
ulseRespons)デジタルフィルタ(以下、単
にローパスフィルタという)であり、係数K1を与える
乗算器2、加算器3、1サンプル分の遅延回路4、係数
K2を与える乗算器5から形成されるものであり、本実
施例においては直流成分検出のためのローパスフィルタ
を構成している.なお、乗算器2,5における係数K+
.Kzはオーバフローな生じないようにK + + K
 z≦1となるように設定されている。
6はラッチ回路,7はラッチ信号発生部を示しラッチ回
路6は後述するタイミングでラッチ信号発生部7から出
力されるラッチ信号に基ずいて、ローパスフィルタ1の
出力をラッチする。また、8は減算回路を示し、アナロ
グ信号を図示しないA/D変換器によってデジタル信号
に変換したデータ(以下、人力デジタル信号という)か
ら、ラッチ回路6によってラッチされた信号値(オフセ
ットデータ)を減算し、出力するものである。
以上にように構成,されたデジタル信号のDCオフセッ
ト除去回路の動作を、以下説明する。
今、例えば、A/D変換回路の出力として、第2図(a
)に■として示すような、E OffのDCオフセット
を含んだ正弦波Sが入力デジタル信号として供給された
とする。この信号■がローパスフィルタlに入力される
と、各サンプルデータのK1倍の値と、1つ前のサンプ
ル出力データのK2倍の値が順次加算され、■に示すよ
うに、時間と共にDCオフセットレベルに接近する出力
波形が得られ、ラッチ回路6に供給される。すなわち、
ローパスフィルタ1のカット才フ周波数が十分に低い値
に設定されていることにより、出力■は人力デジタル信
号■のDCオフセット量を示すことになる。
このローパスフィルタ1の出力■を、ラッチ回路6では
、適正なタイミング(例えばt1時点)でラッチ信号発
生部7から供給されるラッチ信号に基すいてラッチし、
減算回路8に供給する.減算回路8では、入力デジタル
信号■がら、ラッチされた値が減算され、結果として第
2図(b)に■として示すような、DCオフセット成分
E Offが除去された信号が得られる。
この出力信号■は、入力信号成分(各サンプル値)から
単純にオフセット量が減算されるものであるため、超低
域の信号成分も損なわれることもなく、当然、位相或は
周波数特性も入カ信号に対して変化しない。
ラッチのタイミングは上記したようにラッチ信号発生部
8によって設定されるものであるが、本実施例を使用す
る機器に応じて決められればよい。例えばオーディオ機
器に使用し、才一ディオ信号のオフセット除去を目的と
する場合は、オーディオ信号の無音部分を検出し、無音
状態が所定時間以上連続した時点でラッチ信号を出力す
るようにすることが考えられる。
なお、無音状態検出によって行なうようにすると、次の
ような利点がある。
ローパスフィルタ1の伝達関数は、 K I / (1−K.・Z−1)・・・・・・・・・
・(1)となり、振幅特性は、 K + /  l+K 2”−2K 2COSCL) 
T ・・・・( 2 )となる。
すなわちK2の値が大きいほどカット才フ周波数は低く
なり(第3図参照)、つまり、信号成分内から有効的に
DCオフセット成分を検出し、ローパスフィルタ1の出
力を容易に安定させることができるが、才−パフ口一を
生じないようにK1+K2=1の条件を満足すると、K
1の値を小さくしなければならない.すると、DCオフ
セットが変化したときの追従性が悪くなるという問題が
ある。
一方、カット才フ周波数を高めに設定すると、低域信号
成分のカットが不十分になるため、ローパスフィルタl
の出力はDCオフセット値に容易に安定しない。
ところが、無音状態時には信号成分は入力されていない
ため、カットオフ周波数を高めにしてもDCオフセット
成分のみを検出することが可能になり、ローパスフィル
タ1の出カは容易に安定することになる。すなわち,無
音状態が所定時間以上連続した時点をラッチタイミング
とすると、ローパスフィルタ1のカット才フ周波数を高
く設定することが可能になり、好都合であるといえる。
なお、係数K,又はK2は0.5又は0.25という値
に設定すると、デジタルデータを単に1ビットシフトす
る回路で乗算器2又は5を形成することができ、回路を
簡易化すると同時にスピードアッブを容易に計ることが
できる。
ラッチのタイミングとしては、上記以外に、定時間毎に
行なう方式や入力信号モード(種類)の変化、及びファ
ンクションの切り換え直後に行なう方式等、種々考えら
れ、これ等のタイミングを適当に組み合わせてラッチす
るタイミングを設定してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のデジタル信号のDCオフ
セット除去回路は、入力デジタル信号にローパスフィル
タを挿入してDCオフセットレベルを検出し、この値を
所定のタイミングでラッチして減算手段に供給して、入
力デジタル信号から減算するように構成したため、入力
信号の超低域成分を損なうことなく、ほぼ純粋にDC成
分だけがカットされた出力信号を得ることができるとい
う効果がある。
また、入力信号の位相や周波数特性が変化してしまうと
いう従来のDCオフセット除去回路の欠点も解消するこ
とができ、特にデジタルオーディオ信号のDCオフセッ
ト除去手段として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
a)(b)はDCオフセット除去動作を説明するための
波形図、第3図は乗算係数とカット才フ周波数の関係を
示した説明図である。 1はローパスフィルタ、2.5は乗算器、3は加算器、
4は遅延回路、6はラッチ回路、7はラッチ信号発生部
、8は減算器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力デジタル信号からDCオフセット成分を取り出すロ
    ーパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力を所定の
    時点でラッチするラッチ手段と、該ラッチ手段によって
    ラッチされた値を前記入力デジタル信号から減算して出
    力する減算手段から構成されることを特徴とするデジタ
    ル信号のDCオフセット除去回路。
JP11428689A 1989-05-09 1989-05-09 デジタル信号のdcオフセット除去回路 Pending JPH02294120A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991107A (en) * 1993-02-01 1999-11-23 Cirrus Logic, Inc. Sychronous read channel
JP2004264234A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置
JP2005117146A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Hitachi Kokusai Electric Inc 変調器
JP2008535388A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 送信基底帯域におけるdcオフセット補正のためのシステム及び方法

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