JPH0138877Y2 - - Google Patents

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JPH0138877Y2
JPH0138877Y2 JP1983165631U JP16563183U JPH0138877Y2 JP H0138877 Y2 JPH0138877 Y2 JP H0138877Y2 JP 1983165631 U JP1983165631 U JP 1983165631U JP 16563183 U JP16563183 U JP 16563183U JP H0138877 Y2 JPH0138877 Y2 JP H0138877Y2
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JP
Japan
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air
cooling
heating chamber
magnetron
magnetrons
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Application number
JP1983165631U
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English (en)
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JPS6073195U (ja
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Publication date
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、マグネトロンを2個設けてなる2管
式の高周波加熱装置に関するものである。
〈従来技術〉 従来の2管式高周波加熱装置では、マグネトロ
ン1個に対し1個の冷却用送風機を個別に設け、
マグネトロンの冷却と加熱室内への送風を行なつ
ており、またマイクロ波を均一に照射するための
スタラーフアンも別個にモータを設けて回転させ
ていたので構造が複雑になり高価なものとなつて
いた。
そこで、2個のマグネトロンを備えると共にこ
の2個のマグネトロンを1個の送風機を個別に冷
却するようにしたものが実公昭53−52668号公報
で提案されている。この公報のものは、個別にマ
グネトロンを冷却した後の空気を、一方はスタラ
ーフアンを経由して更に加熱室を通過させてから
機外に排出するようにし、他方は直接機外に排出
するようにすることで、送風の抵抗を低減させよ
うとするものである。
しかし、この公報で提案されているものは、一
方の冷却空気が、スタラーフアンを通過して更に
加熱室に導入されるばかりか、その通路も紆余曲
折しているため非常に送風抵抗が大きく、スタラ
ーフアンを十分回転させることができないと共に
加熱室内の空気を十分機外に排出することはでき
なかつた。
〈目的〉 本考案は上記の点に鑑み、マグネトロンを冷却
する空気を利用して、効率良くスタラーフアンを
回転させると共に加熱室内の空気を機外に排出す
るようにすることを目的とする。
〈従来の問題点を解決するための手段〉 2個のマグネトロンを備えると共にこの2個の
マグネトロンを冷却する冷却用送風機を設けたも
のにおいて、 上記冷却用送風機からの送風通路を2方に分岐
して設けると共に、これら分岐した送風通路のそ
れぞれに上記マグネトロンを配置し、 上記分岐した一方の送風通路の出口には上記マ
グネトロンを冷却した後の空気をスタラーフアン
に導入するスタラーフアンダクトを接続すると共
に、分岐した他方の送風通路の出口には上記マグ
ネトロンを冷却した後の空気を加熱室に導入する
オーブン用ダクトを接続し、 上記スタラーフアン通過後の空気と加熱室通過
後の空気とを個別に機外に排出するように成す。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本考案の実施例を示す高周波加熱
装置の要部斜視図、第2図は第1図における高周
波加熱装置の上面概略図である。
図において、1はマグネトロン2を2個備えた
いわゆる2管式の高周波加熱装置であり、3は上
記マグネトロン2をそれぞれ同時に冷却する送風
を13は、上記スターラフアン9を駆動するため
に使用された後、上記排気用ダクト10に並設さ
れてなるスターラフアン用排気ダクトであり、上
記排気ルーバー12を外して外部に排気される。
尚、14は上記スターラフアン9を内設するスタ
ーラフアンカバーである。
次に上記構成からなる本考案の実施例の動作を
第2図に示した上面概略図を参考にして簡単に説
明する。
まず、図示していないが周知の操作手順により
食品を加熱室6に載置して所定の加熱条件を設定
して加熱を開始すると、マグネトロン2−A,2
−B及び送風機3に通電され、マグネトロン2−
A,2−Bにより発振される所定のマイクロ波
が、図示していないが周知の構造の導波管により
加熱室6内に放射される。
ところで、送風機3によつて送られる冷却風
は、T字形状のダブル送風ダクト4により、A,
Bの2方向に供給する送風機であつて、断面が略
T字形状をなすダブル送風ダクト4によつて直接
マグネトロン2に冷却風を吹き当てるようになつ
ている。5は上記マグネトロン2の内、一方のマ
グネトロン2−Aを冷却した後の送風を加熱室6
に送風するためのオーブン用ダクトであり、上記
加熱室6の側壁面上部に穿設された開口7を介し
て送風される。また、他方のマグネトロン2−B
を冷却した後の送風は、スターラフアンダクト8
を介して上記加熱室6の天井部に回転自在に取付
けられてなるスターラフアン9に導入される。1
0は加熱室6の天井面上部に連設される排気用ダ
クトであり、加熱室6の食品(図示せず)を加熱
したときに生ずる湯気、水蒸気、煙等の蒸発成分
は、高周波加熱装置1の後板11の上部に形成さ
れる排気ルーバー12を介して外部に排気され
る。分離され、まず、一方のマグネトロン2−A
を冷却しオーブン用ダクト5を介して開口7から
加熱室6内に送風され、ドア面(図示せず)に接
触しドアの曇り防止を行なつた後加熱室内に生じ
た熱や蒸気等を伴い排気用ダクト10を介して排
気ルーバー12より外部に排気され、また、他方
のマグネトロン2−Bを冷却した後スターラフア
ン8を介してスターラフアンカバー14に導入さ
れ、スターラフアン9を回転させた後スターラ用
排気ダクト13を介して排気ルーバー12により
外部に排気される。
従つて、1個の送風機3によつて、2個のマグ
ネトロン2−A,2−Bをそれぞれ冷却した後、
加熱室6に空気を供給するとともにスターラフア
ン9を回転させることができる。
〈効果〉 以上本考案によれば、2個のマグネトロンを冷
却する空気を個別にスタラーフアンと加熱室内に
導入して通過後の空気を個別に機外に排出される
ようにしたので、個別にマグネトロンを冷却した
空気を利用してスタラーフアンを回転させること
ができると共に加熱室内の空気を機外に排出する
ことができる。
本考案は一方の冷却空気でスタラーフアンを回
転させ、他方の冷却空気で加熱室内の空気を排出
するようにして個別に冷却空気を利用したから、
スムーズにスタラーフアン及び加熱室に冷却空気
を流通させることができ、効率良くスタラーフア
ンを回転させることができると共に効率良く加熱
室内の空気を機外に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す高周波加熱装置
の要部斜視図、第2図は第1図における高周波加
熱装置の上面概略図である。 1……高周波加熱装置、2−A,2−B……マ
グネトロン、3……送風機、4……ダブル送風ダ
クト、5……オーブン用ダクト、6……加熱室、
7……開口、8……スターラフアンダクト、9…
…スターラフアン、10……排気用ダクト、13
……スターラフアン用排気ダクト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2個のマグネトロンを備えると共にこの2個の
    マグネトロンを冷却する冷却用送風機を設けたも
    のにおいて、 上記冷却用送風機からの送風通路を2方に分岐
    して設けると共に、これら分岐した送風通路のそ
    れぞれに上記マグネトロンを配置し、 上記分岐した一方の送風通路の出口には上記マ
    グネトロンを冷却した後の空気をスタラーフアン
    に導入するスタラーフアンダクトを接続すると共
    に、分岐した他方の送風通路の出口には上記マグ
    ネトロンを冷却した後の空気を加熱室に導入する
    オーブン用ダクトを接続し、 上記スタラーフアン通過後の空気と加熱室通過
    後の空気とを個別に機外に排出するように成した
    高周波加熱装置。
JP16563183U 1983-10-25 1983-10-25 高周波加熱装置 Granted JPS6073195U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16563183U JPS6073195U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 高周波加熱装置

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JP16563183U JPS6073195U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS6073195U JPS6073195U (ja) 1985-05-23
JPH0138877Y2 true JPH0138877Y2 (ja) 1989-11-20

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ID=30362821

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JP16563183U Granted JPS6073195U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 高周波加熱装置

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JPS6073195U (ja) 1985-05-23

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