JPH0516233Y2 - - Google Patents

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JPH0516233Y2
JPH0516233Y2 JP14536487U JP14536487U JPH0516233Y2 JP H0516233 Y2 JPH0516233 Y2 JP H0516233Y2 JP 14536487 U JP14536487 U JP 14536487U JP 14536487 U JP14536487 U JP 14536487U JP H0516233 Y2 JPH0516233 Y2 JP H0516233Y2
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JP
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heat treatment
treatment machine
heat
machine
heat exchanger
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は布帛用熱処理機に関し、特に布帛を高
温度にて熱処理操作後、次の操作条件を効率的に
設定できるよう熱処理機内部の温度を短時間に降
下させることを可能ならしめる布帛用熱処理機に
関するものである。
布帛用の熱処理機は、布帛を高温処理すること
を目的としているために加熱装置、温度均一化装
置および高温度制御装置等については研究開発が
進んできたが温度降下についての検討はあまりな
されていないのが現状である。
従来熱処理機の内部温度を降下させる時は、熱
処理機からの放熱による自然温度降下を待つか、
または熱処理機の扉を開放し、排気フアン及び循
環フアンを回転させることにより内部を換気する
ことにより処理している。これらの方法に従えば
内部温度が降下するまでに時間を長く費やしたり
電力を多く消費したりするなど多品種少量生産方
式及び省エネ方式を目標としている今日の状況か
らみれば大きなムダをしていると言わざるを得な
い。本考案の目的は前述の問題点を解消し、熱処
理機の内部温度を短時間に降下せしめ得る効率的
な布帛用熱処理機を提供することにある。
本考案の布帛用熱処理機は、フイルターと循環
用フアンとの間に燃焼バーナー、加熱用熱交換器
等を設置している熱源室を有する布帛用熱処理機
において、熱源室の近傍に間接冷却用熱交換器及
び/又は水噴霧装置を設置するか或は熱処理機外
部から冷気吹込みダクトを介して機内に冷気を吹
込むようにしてなるものである。
以下図面に基づき加熱源として燃焼バーナーを
使用した場合について本考案を説明する。
本考案の装置はフイルター4と循環用フアン3
との間に、従来から知られているように、熱源室
2を設けてなる熱処理機において、熱源室2の近
傍に冷却用熱交換器1及び/又は水噴霧装置5を
設けたものである。
冷却用熱交換器1は図示するようにフイルター
4と熱源室2の間に設けることが好ましく、また
水噴霧装置5は熱源室2と循環用フアン3の間に
設けることが好ましい。
熱処理機内部温度を上昇させる時は、冷却用熱
交換器1、又は水噴霧装置5に送つている水の供
給を停止して従来通り燃焼室(加熱室)2を作動
させ雰囲気温度を直接又は間接的に上昇せしめ
る。内部温度を短時間に降下させる時は熱源室2
の作動を停止させる。続いて(A)冷却用熱交換器1
に冷媒としての水を水流通経路10を通して供給
し、循環用フアン3を回転させて熱処理機内部の
雰囲気を循環させる。循環させられた雰囲気は、
冷却用熱交換器1を通過する時に熱を奪われる。
熱を奪われた雰囲気は熱処理機内部を循環させら
れる時に熱処理機の構成要素である熱処理機壁
7、レール8、熱風吹出しノズル13等より熱を
奪い取る。このような冷却用熱交換器1を使用し
て熱交換を繰り返し行わせることにより内部温度
が短時間に降下する。
或は(B)水噴霧装置5に水を圧送することによ
り、水をミスト化して混合させる。この際水滴と
なつて落下したものはドレーン受皿6にて回収
し、機外へ排出される。ミスト化された水分を含
んだ雰囲気は循環フアン3を回転させることによ
つて熱処理機内部を循環させる。その間水分を含
有している雰囲気は、その循環系路であり且つ熱
を保有している熱処理機壁7、レール8、熱風吹
出しノズル13等より熱を奪う。このように水の
気化熱を利用した熱交換を行わせることにより、
熱処理機の内部温度を強制的に降下させる。
上記(A),(B)は、単独でもまた両者を併用しても
よい。尚、概説の熱処理機で冷却用熱交換器1及
び水噴霧装置5の設置が困難な場合には熱処理機
外部にて強制的に冷気又は水分を多量に含有した
冷気を製造し、冷気吹込みダクト12を通して機
内へ吹込むことで内部温度を強制的に降下させる
ことも可能でありかかる態様も本考案に包含され
る。本考案の装置を用いることにより作業循環を
悪化させることなく内部温度降下を短時間に効率
的に行うことができ熱処理効率全体を大幅に改善
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱処理機内部でフイルターと循環フア
ンの間に冷却用熱交換器を設置した例の略図であ
る。第2図は熱処理機内部でフイルターと循環フ
アンの間に水噴霧ゾーンを設置した例の略図であ
る。第3図は熱処理機外部に冷媒製造装置を設置
し製造された冷媒を熱処理機内部に吹き込む例の
略図である。第4図は全体的な各装置配置例の概
略図である。 1……冷却用熱交換器、2……熱源室、3……
循環用フアン、4……フイルター、5……水噴霧
装置、6……ドレーン受皿、7……熱処理機壁、
8……レール、9……布帛、10……水(冷媒)
流通経路、11……雰囲気流通経路、12……冷
気吹込みダクト、13……熱風吹出しノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルターと循環用フアンとの間に燃焼バーナ
    ー、加熱用熱交換器等を設置している熱源室を有
    する布帛用熱処理機に於て、熱源室の近傍に間接
    冷却用熱交換器及び/又は水噴霧装置を設置する
    か或は熱処理機外部から冷気吹込みダクトを介し
    て機内に冷気を吹込むようにしてなる布帛用熱処
    理機。
JP14536487U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0516233Y2 (ja)

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JPS6451692U JPS6451692U (ja) 1989-03-30
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