JP2541345B2 - 輻射パネル - Google Patents

輻射パネル

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JP2541345B2
JP2541345B2 JP2153515A JP15351590A JP2541345B2 JP 2541345 B2 JP2541345 B2 JP 2541345B2 JP 2153515 A JP2153515 A JP 2153515A JP 15351590 A JP15351590 A JP 15351590A JP 2541345 B2 JP2541345 B2 JP 2541345B2
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弘一 松田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は輻射パネルに係り、特に室内の冷暖房を行う
為に設置されている輻射パネルに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の輻射パネルは第4図に示すように、室
内10の天井画に輻射パネル本体12が敷設され、この輻射
パネル本体12の室内10側表面に伝熱管14、14…が密着し
て取付けられる。
前記伝熱管14、14…は、図示しない熱媒体供給装置に
連結されて、熱媒体供給装置から供給されるブライン、
温水、冷水等の熱媒体が流通する。従って、前記伝熱管
14、14…に熱媒体供給装置から温水を供給すると、温水
の熱が輻射パネル本体12に付与するので、室内10を暖房
することができる。また、伝熱管14、14…に冷水を供給
すると、輻射パネル本体12の熱を吸収するので、室内10
を冷房することができる。
前記輻射パネル本体12の天井室16側表面には、断熱材
18が貼着して被覆される。この断熱材18は、前記輻射パ
ネル本体12の熱を天井室16に逃がすのを阻止する目的で
配設されている。
また、ダクト20のエア吹出口22が室内10に設置され
る。このダクト20は図示しない送風機に連通されてお
り、送風機からのエアがダクト20を介してエア吹出口22
から室内10の向けて吹き出される。前記室内10にエアを
吹き出す目的は、室内10に居る人間に必要な換気用のエ
アを供給する為であると共に、室内10のエアを循環させ
て室内10の冷暖房を均一に行う為である。
尚、第5図に示すように輻射パネル本体24は断面波形
状のものもある。また、第6図に示すように伝熱管14、
14…が輻射パネル本体24の天井室16側に取付けられると
共に断熱材18で被覆されている輻射パネルもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の輻射パネルでは、第4図に示し
たダクト20の吹出口22からエアが吹き出されると、図中
矢印で示すように輻射パネル本体12からの熱で直ちに下
降し、吹出口22の近傍で循環するので、室内10の空気分
布が不均一となり室内10全域に換気用エアを供給するこ
とができず、室内10の冷暖房を均一に行うことができな
いという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、室
内全域に換気用エアを供給して室内の冷暖房を均一に行
うことができる輻射パネルを供給することを目的とす
る。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、熱媒体が流通す
る伝熱管(30)を装着した輻射パネル(26)を天井部又
は側壁部に配設し、かつ該輻射パネル(26)の裏側に裏
側空間(34)を形成するとともに、該輻射パネル(26)
に換気用エア流通用の通気孔(32)を複数形成し、前記
輻射パネル(26)から輻射熱を前記室内(28)に供給す
る一方、前記裏側空間(34)に供給され、前記輻射パネ
ル(26)で加熱又は冷却された換気用エアを前記通気孔
(32)を介して前記室内(28)に供給することを特徴と
する。
〔作用〕
本発明によれば、通気孔(32)が形成された輻射パネ
ル本体(26)を室内(28)の天井部に設置し、この輻射
パネル本体(26)と天井面とで画成された天井室(34)
に換気用エアを供給する。これによって、天井室(34)
に供給された換気用エアは、輻射パネル本体(26)によ
り加熱、冷却されて輻射パネル本体(26)の前記通気孔
(32)から室内(28)に向けて均一に吹き出されて流下
する。従って、室内(28)の換気と冷暖房を均一に行う
ことができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る輻射パネルの好ま
しい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る輻射パネルの実施例を示す断面
図が示されている。
第1図によれば、輻射パネル本体26は板状に形成され
て室内28の天井部に設置される。前記輻射パネル本体26
の室内28側表面には、複数の伝熱管30、30…が密着して
配管されている。前記伝熱管30、30…は、その両端部が
集束されると共に集束された管の両端部が図示しない熱
媒体供給装置に連結される。従って、前記熱媒体供給装
置から伝熱管30、30…に供給される温水、冷水等の熱媒
体は、熱媒体供給装置に循環される。即ち、例えば、熱
媒体供給装置から温水を伝熱管30、30…に供給すると、
温水の熱が伝熱管30、30…を介して輻射パネル本体26に
与えられて熱交換が行われる。これにより、前記温水の
温度は低下するが輻射パネル本体26は加熱されるので、
この輻射パネル本体26からの放熱で室内28を暖房するこ
とができる。温度が低下した温水は、前述したように再
び熱媒体供給装置に送り戻されて加熱された後、前記伝
熱管30、30…に供給される。
ところで、前記輻射パネル本体26には、複数の通気孔
32、32…が形成される。この通気孔32、32…は、輻射パ
ネル本体26全域に形成され、通気孔32、32…により室内
28と天井室34とが連通される。前記天井室34には、ダク
ト36のエア吹出口が配置される。前記ダクト36は図示し
ない送風ファンと連結されており、送風ファンを回転さ
せることにより送風ファンからの換気用エアがダクト36
を介して吹出口38から天井室34内全域に吹き出される。
次に、前記の如く構成された輻射パネルの作用につい
て説明する。
先ず、伝熱管30、30…に熱媒体供給装置から温水を供
給し、輻射パネル本体26を加熱して室内28の暖房を開始
する。次に、エア吹出口から送風ファンから送られてき
た換気用エアを天井室34に供給する。供給された前記換
気用エアは、前記輻射パネル本体26の天井室34側の表面
が断熱材で被覆されていないので、輻射パネル本体26か
らの放熱により輻射パネル本体26近傍の換気用エアが加
熱される。次いで、加熱された前記換気用エアは、輻射
パネル本体26の通気孔32、32…から室内28に向けて図中
矢印で示すように均一に吹き出される。吹き出された前
記換気用エアは、室内28全域に均一に流下し、これによ
り室内28に於いて良好な空気分布を得ることができる。
従って、室内28の暖房を均一に行うことができる。
また、前記室内28の冷房を行う場合には、前記伝熱管
30、30…に冷水を供給して輻射パネル本体26を冷却し、
室内28の熱をこの輻射パネル本体26で吸収する。これに
より、室内28を冷房することができる。また、冷房と同
時に前記エア吹出口38から換気用エアを供給すると、輻
射パネル本体26で冷却された換気用エアが通気孔32、32
…から室内28に向けて均一に流下する。従って、室内28
の冷房を行う場合であっても、室内28に於いて良好な空
気分布を得ることができるので、室内28の冷房を均一に
行うことができる。
また、本実施例では、天井室34に供給された換気用エ
アを輻射パネル本体26に冷却又は加熱した後、室内28に
吹き出すようにしたので、輻射パネル本体26に断熱材を
被覆しないで室内28の冷暖房を効率良く行うことができ
る。
第2図では本発明に係る輻射パネルの第2実施例が示
されている。
第2図によれば、輻射パネル本体26はダクト40と一体
に構成されている。このダクト40は図示しない送風ファ
ンに連結されており、送風ファンから供給される換気用
エアを第1図に示した天井室34に吹き出すことなく直接
通気孔32、32…から室内28に吹き出すことができる。ま
た、第3図に示すように、輻射パネル本体42の通気孔3
2、32…近傍の縁部を室内28側に湾曲させても良い。こ
れにより、輻射パネル本体42による冷暖房は効率良く行
うことができる。
尚、本実施例では輻射パネル本体26、42に通気孔32を
形成するとしたが、この通気孔32を長手スリット状の通
気孔にしても良い。また、本実施例では、輻射パネルを
天井部に設置した場合について説明したが、これに限ら
れるものではなく、室内28の側壁部に設置しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る輻射パネルによれ
ば、輻射パネル本体に複数の空気流通用の通気孔を形成
したので、この通気孔から吹き出される換気用エアによ
り室内に於ける空気分布を均一にでき、室内を均一に冷
暖房することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る輻射パネルの第1実施例を示す断
面図、第2図は本発明に係る輻射パネルの第2実施例を
示す要部断面図、第3図は本発明に係る輻射パネルの第
3実施例を示す要部断面図、第4図は従来の輻射パネル
の第1実施例を示す断面図、第5図は従来の輻射パネル
の第2実施例を示す要部断面図、第6図は従来の輻射パ
ネルの第3実施例を示す要部断面図である。 26、42……輻射パネル本体、30……伝熱管、32……通気
孔、36、40……ダクト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱媒体が流通する伝熱管を装着した輻射パ
    ネルを天井部又は側壁部に配設し、かつ該輻射パネルの
    裏側に裏側空間を形成するとともに、該輻射パネルに換
    気用エア流通用の通気孔を複数形成し、 前記輻射パネルから輻射熱を前記室内に供給する一方、
    前記裏側空間に供給され、前記輻射パネルで加熱又は冷
    却された換気用エアを前記通気孔を介して前記室内に供
    給することを特徴とする輻射パネル。
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