JP2787623B2 - 床暖畳 - Google Patents

床暖畳

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JP2787623B2
JP2787623B2 JP3163284A JP16328491A JP2787623B2 JP 2787623 B2 JP2787623 B2 JP 2787623B2 JP 3163284 A JP3163284 A JP 3163284A JP 16328491 A JP16328491 A JP 16328491A JP 2787623 B2 JP2787623 B2 JP 2787623B2
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JP
Japan
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heater
tatami mat
tatami
floor
heat
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JP3163284A
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JPH04309724A (ja
Inventor
三郎 溝口
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床暖畳、より詳細には畳
表の下方にヒータが配設された床暖畳に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖畳を図2及び図3に基づいて
説明する。図2に示した床暖畳30においては、放熱管
35として温水パイプが畳本体32内に略全面にわたっ
て配管されている。畳本体32内に配管された放熱管3
5の一端は給湯器33に接続され、放熱管35の他端は
ポンプ34を経由して給湯器33の他端に接続されてい
る。そして、給湯器33により加熱された温水が、ポン
プ34によって畳本体32内に配管されている放熱管3
5内を循環させられることにより畳全体を暖めている。
【0003】また、図3に示した床暖畳40において
は、面発熱ヒータ43が畳本体42内の表面近傍に略全
面にわたって配設されている。そして、面発熱ヒータ4
3に通電することにより、面発熱ヒータ43はジュール
熱によって発熱し、畳全体を暖めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した放熱管35に
よる床暖畳30においては、給湯器33及びポンプ34
と放熱管35との接続工事が必要で大がかりな設備とな
る。また、温水によって放熱管35全体が暖まるのに時
間を要するため、畳表31面から輻射熱が出るまでに長
時間かかる。従って、部屋全体を暖かくするまでにはさ
らに時間を要するという課題があった。
【0005】さらに、一旦循環温水の温度を下げると、
再び温度を上げるのに時間を要するため、暖房を制御す
るという面で、即応性に欠けるという課題もあった。
【0006】また、面発熱ヒータ43による床暖畳40
においては、畳表41面からの輻射熱での暖房であるた
め、部屋全体を暖かくするのに長時間を要するという課
題があった。
【0007】さらに、面発熱ヒータ43が電気ヒータで
あるために制御の際の応答性はよいが、面発熱ヒータ4
3への通電を停止すると畳表41表面がすぐに冷えると
いう課題があった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、すばやく畳及び部屋全体が暖まり、その
暖房効果が持続するような床暖畳を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る床暖畳は、畳表の下方にヒータが配設さ
れた床暖畳において、前記ヒータ周辺を含む畳表下方に
蓄熱材が配設される一方、畳本体の一側端に、該一側端
全域から上方に温風を吹き出す温風発生装置が添設さ
、これらヒータと温風発生装置とが選択的に動作可能
となっていることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、畳表の下方にヒータが配設
された床暖畳において、前記ヒータ周辺を含む畳表下方
に蓄熱材が配設される一方、畳本体の一側端に、該一側
端全域から上方に温風を吹き出す温風発生装置が添設さ
れているので、前記輻射熱用ヒータによる輻射熱が畳表
全面から均一に放出され、快適な床暖効果が得られると
ともに、畳の一側端全域から上方に温風が吹き出て、温
風の循環作用によって部屋全体がすばやく暖められる。
また、前記輻射熱用ヒータへの通電を停止した後でも前
記蓄熱材に蓄えられた熱が徐々に、畳表側にのみ放出さ
れて、その床暖効果が持続する。また、これらヒータと
温風発生装置とが選択的に動作可能となっているので、
必要に応じた適切な運転を行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る床暖畳の実施例を図面に
基づいて説明する。図1において10は床暖畳であり、
畳本体12内部には蓄熱材13を充填した蓄熱袋19が
配設されており、蓄熱袋19内面であって、畳表14側
に輻射熱用のヒータ11が略畳表14全面にわたって配
設されている。また、蓄熱袋19下側には発泡成型体等
よりなる断熱材20が配設されている。
【0012】さらに、畳本体12の一側端には温風用ヒ
ータ15、送風機16、排気口17及び吸気口18から
構成された温風発生装置21が添設されている。温風用
ヒータ15は畳本体12内側であって床暖畳10端部に
配設されており、その側方に送風機16が並設されてい
る。また、温風用ヒータ15上方の畳表14部分には複
数個の排気口17が形成され、これら排気口17から所
定の距離をおいて床暖畳10の中央側に吸気口18が形
成されている。
【0013】この床暖畳10によって畳を暖める場合、
まず輻射熱用ヒータ11に通電することによって発熱さ
せる。輻射熱用ヒータ11の周辺に配設された蓄熱材1
3は輻射熱用ヒータ11の熱を吸熱し、さらに畳表14
側に熱を均一に放出する。また、輻射熱用ヒータ11へ
の通電と同時に、あるいは必要な時に温風発生装置21
を作動させる。温風発生装置21の作動は、温風用ヒー
タ15に通電して発熱させ、送風機16によって排気口
17から温風を吹き出させることにより行なわれる。
【0014】また、床暖畳10の輻射熱用ヒータ11及
び温風用ヒータ15への通電を停止した時には、輻射熱
用ヒータ11によって蓄熱材13に蓄えられた熱が蓄熱
袋19内の蓄熱材13より畳表14側に放出されるが、
蓄熱袋19の下側に配設された断熱材20によって、熱
が下側へ逃げていくのは防止される。
【0015】従って、このように構成された床暖畳10
にあっては、輻射熱用ヒータ11の放熱が畳表14の略
全面から行なわれるために、輻射熱が畳表14全面から
均一に放出され、快適な床暖効果が得られるとともに、
畳側方から温風が吹き出るために、温風の循環作用によ
って部屋全体をすばやく暖めることができる。また、輻
射熱用ヒータ11の通電を停止した後でも蓄熱材13に
蓄えられた熱が徐々に、畳表側にのみ放出されて、その
床暖効果を持続させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る床暖畳
にあっては、畳表の下方にヒータが配設された床暖畳に
おいて、前記ヒータ周辺を含む畳表下方に蓄熱材が配設
される一方、畳本体の一側端に、該一側端全域から上方
に温風を吹き出す温風発生装置が添設されているので、
前記輻射熱用ヒータによる輻射熱が前記畳表全面から均
一に放出され、快適な床暖効果が得られるとともに、畳
端全域から上方に温風が吹き出て、温風の循環作用
によって部屋全体をすばやく暖めることができる。ま
た、前記輻射熱用ヒータの通電を停止した後でも前記蓄
熱材に蓄えられた熱が徐々に、前記畳表側にのみ放出さ
れて、その床暖効果を持続させることができる。また、
これらヒータと温風発生装置とが選択的に動作可能とな
っているので、必要に応じた適切な運転を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床暖畳を示す部分断面斜視図であ
る。
【図2】従来の床暖畳を示す斜視図である。
【図3】従来の別の床暖畳を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 床暖畳 11 ヒータ 12 畳本体 13 蓄熱材 14 畳表 21 温風発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 15/00 F24D 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳表の下方にヒータが配設された床暖畳
    において、前記ヒータ周辺を含む畳表下方に蓄熱材が配
    設される一方、畳本体の一側端に、該一側端全域から上
    方に温風を吹き出す温風発生装置が添設され、これらヒ
    ータと温風発生装置とが選択的に動作可能となっている
    ことを特徴とする床暖畳。
JP3163284A 1991-04-05 1991-04-05 床暖畳 Expired - Lifetime JP2787623B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3163284A JP2787623B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 床暖畳

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JP3163284A JP2787623B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 床暖畳

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Publication Number Publication Date
JPH04309724A JPH04309724A (ja) 1992-11-02
JP2787623B2 true JP2787623B2 (ja) 1998-08-20

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ID=15770897

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429922U (ja) * 1977-08-02 1979-02-27
JPH0220016U (ja) * 1988-07-25 1990-02-09

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JPH04309724A (ja) 1992-11-02

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