JPH0126984Y2 - - Google Patents
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- JPH0126984Y2 JPH0126984Y2 JP1984020560U JP2056084U JPH0126984Y2 JP H0126984 Y2 JPH0126984 Y2 JP H0126984Y2 JP 1984020560 U JP1984020560 U JP 1984020560U JP 2056084 U JP2056084 U JP 2056084U JP H0126984 Y2 JPH0126984 Y2 JP H0126984Y2
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- Japan
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- heater
- pipe
- hot water
- finned
- forced convection
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 61
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 17
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温水暖房装置に関する。
従来、上記温水暖房装置としては、温水放熱器
に送風して放熱させる強制対流暖房機を備えたも
のと、床、壁等に敷設した温水放熱器から放熱さ
せる放射暖房機を備えたものが知られている。前
者は室内を迅速に温められるが、送風により強制
対流させるため快感度が低いとともに送風により
かなりの騒音が発生し、また後者は室内を迅速に
温められないが、送風による騒音がなく静かで、
かつ放射熱によるため快感度が高い等、いずれの
装置にもそれぞれ一長一短があつた。
に送風して放熱させる強制対流暖房機を備えたも
のと、床、壁等に敷設した温水放熱器から放熱さ
せる放射暖房機を備えたものが知られている。前
者は室内を迅速に温められるが、送風により強制
対流させるため快感度が低いとともに送風により
かなりの騒音が発生し、また後者は室内を迅速に
温められないが、送風による騒音がなく静かで、
かつ放射熱によるため快感度が高い等、いずれの
装置にもそれぞれ一長一短があつた。
本考案は、上記従来の両装置の長所を兼ね備え
ている上に、さらに放熱暖房器の熱効率が非常に
良くしかも均一に放熱できる温水暖房装置を提供
することを目的とする。
ている上に、さらに放熱暖房器の熱効率が非常に
良くしかも均一に放熱できる温水暖房装置を提供
することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案の温水暖房装
置は、温水放熱器と送風器を有する強制対流暖房
機と、循環ポンプを有する給湯器と、持ち運び可
能なマツト状の放射暖房器とを備えてなる。この
放射暖房器は、ゴム製の基版上に断熱材を重合
し、その上に下部がV字形の多数本のフイン付管
を、平行にしかも複数本ずつ両端を連結管で連結
して群をなしかつ隣接する群の連結管をフイン付
管の一端と他端で交互に連結して群全体として蛇
行状の流路を形成するように敷設し、これらフイ
ン付管をさらにゴム製の蓋版で覆つてなる。そし
て、給湯器の送り管と帰り管とを、バルブを介し
て強制対流暖房機の温水放熱器の一端と他端にそ
れぞれ接続するとともに、放射暖房器の一端のフ
イン付管と他端のフイン付管とにそれぞれ接続し
たものである。
置は、温水放熱器と送風器を有する強制対流暖房
機と、循環ポンプを有する給湯器と、持ち運び可
能なマツト状の放射暖房器とを備えてなる。この
放射暖房器は、ゴム製の基版上に断熱材を重合
し、その上に下部がV字形の多数本のフイン付管
を、平行にしかも複数本ずつ両端を連結管で連結
して群をなしかつ隣接する群の連結管をフイン付
管の一端と他端で交互に連結して群全体として蛇
行状の流路を形成するように敷設し、これらフイ
ン付管をさらにゴム製の蓋版で覆つてなる。そし
て、給湯器の送り管と帰り管とを、バルブを介し
て強制対流暖房機の温水放熱器の一端と他端にそ
れぞれ接続するとともに、放射暖房器の一端のフ
イン付管と他端のフイン付管とにそれぞれ接続し
たものである。
以下には図示の実施例について説明する。
1は強制対流暖房機で、それは、横長な長方体
形のハウジング2の正面に形成した長方形の開口
3にグリツド4を取り付け、そのすぐ内側のとこ
ろに横長矩形の温水放熱器5を設置するととも
に、その温水放熱器5の略右半部の後側のところ
には送風器6を設置し、略左半部の後側のところ
に乾燥室7を設置している。
形のハウジング2の正面に形成した長方形の開口
3にグリツド4を取り付け、そのすぐ内側のとこ
ろに横長矩形の温水放熱器5を設置するととも
に、その温水放熱器5の略右半部の後側のところ
には送風器6を設置し、略左半部の後側のところ
に乾燥室7を設置している。
送風器6はモータ8により羽根9を回転させて
温水放熱器5に送風するもので、ハウジング2の
正面右上隅部分に設けた制御器10に電気的に接
続している。
温水放熱器5に送風するもので、ハウジング2の
正面右上隅部分に設けた制御器10に電気的に接
続している。
上記乾燥室7は上面を開口した横長な箱形で、
前板11及び左、右側板12,13には小円形の
通気孔14を列設するとともに、この乾燥室7内
には、同じく小円形の通気孔(図示してない)を
列設した仕切板15,16を着脱可能に設立して
いる。
前板11及び左、右側板12,13には小円形の
通気孔14を列設するとともに、この乾燥室7内
には、同じく小円形の通気孔(図示してない)を
列設した仕切板15,16を着脱可能に設立して
いる。
また、ハウジング2の上面の上記乾燥室7の開
口に対向するところに設けた開口には蓋17を取
り付けるとともに、ハウジング2の左側面に設け
た吸気用の開口にはグリツド18を取り付けてい
る。
口に対向するところに設けた開口には蓋17を取
り付けるとともに、ハウジング2の左側面に設け
た吸気用の開口にはグリツド18を取り付けてい
る。
上記温水放熱器5は、左右に設立した連結管1
9,20にフイン付管21を多数横架し、左側の
連結管19内を仕切壁22により上下2段の空室
23,24に区画するとともに、左側の連結管2
0内を仕切壁25,26により上下3段の空室2
7,28,29に区画している。そして、給湯器
30に接続する送り管31の一端を管寄せ20の
上段の空室27に接続するとともに、同じく給湯
器30に接続する帰り管32の一端を連結管20
の下段の空室29に接続している。
9,20にフイン付管21を多数横架し、左側の
連結管19内を仕切壁22により上下2段の空室
23,24に区画するとともに、左側の連結管2
0内を仕切壁25,26により上下3段の空室2
7,28,29に区画している。そして、給湯器
30に接続する送り管31の一端を管寄せ20の
上段の空室27に接続するとともに、同じく給湯
器30に接続する帰り管32の一端を連結管20
の下段の空室29に接続している。
また、上記送り管31の他端をハウジング2の
左側面の下部に設けた管継手33に接続し、その
近傍のところに電磁バルブ34を接続している。
さらに帰り管32の他端を上記管継手33に隣接
して設けた管継手35に接続し、この帰り管32
の連結管20の近傍のところに電磁バルブ36,
37を直列に接続している。
左側面の下部に設けた管継手33に接続し、その
近傍のところに電磁バルブ34を接続している。
さらに帰り管32の他端を上記管継手33に隣接
して設けた管継手35に接続し、この帰り管32
の連結管20の近傍のところに電磁バルブ36,
37を直列に接続している。
38は分岐管で、一端を帰り管32の電磁バル
ブ37よりも少し管継手35の方によつたところ
に接続し、他端を連結管20の上段の空室27に
接続している。
ブ37よりも少し管継手35の方によつたところ
に接続し、他端を連結管20の上段の空室27に
接続している。
39は分岐管38に接続した電磁バルブであ
る。
る。
40,41はハウジング2の前面の左右下隅部
分に取り付けた管継手で、その管継手40に一端
を接続した分岐管42の他端を、帰り管32の管
継手35の近傍のところに接続するとともに、こ
の分岐管42の他端部分のところに電磁バルブ4
3を接続している。
分に取り付けた管継手で、その管継手40に一端
を接続した分岐管42の他端を、帰り管32の管
継手35の近傍のところに接続するとともに、こ
の分岐管42の他端部分のところに電磁バルブ4
3を接続している。
44は電磁バルブ45を接続した分岐管で、そ
の一端を前記送り管31の管継手33と電磁バル
ブ34の間のところに接続するとともに、この分
岐管44の他端を前記分岐管42の電磁バルブ4
3と管継手40の間のところに接続している。
の一端を前記送り管31の管継手33と電磁バル
ブ34の間のところに接続するとともに、この分
岐管44の他端を前記分岐管42の電磁バルブ4
3と管継手40の間のところに接続している。
また、管継手41に一端を接続した分岐管46
の他端を前記帰り管32の電磁バルブ36と37
の間のところに接続するとともに、この分岐管4
6に電磁バルブ47を接続している。
の他端を前記帰り管32の電磁バルブ36と37
の間のところに接続するとともに、この分岐管4
6に電磁バルブ47を接続している。
そして、上記各電磁バルブ34,36,37,
39,43,45,47を前記制御器10に電気
的に接続している。
39,43,45,47を前記制御器10に電気
的に接続している。
前記給湯器30は電動の循環ポンプ48を備え
た自動給湯式のもので、その送り管49を前記管
継手33に接続し、帰り管50を前記管継手35
に接続している。
た自動給湯式のもので、その送り管49を前記管
継手33に接続し、帰り管50を前記管継手35
に接続している。
51はマツト52に温水放熱器53を内蔵した
放射暖房器である。
放射暖房器である。
マツト52はゴム製で、平面長方形の基版54
の周囲に形成した断面三角形の中空な縁55の中
空部内に断熱材56を充填するとともに、基版5
4の上に板状の断熱材57を重合している。
の周囲に形成した断面三角形の中空な縁55の中
空部内に断熱材56を充填するとともに、基版5
4の上に板状の断熱材57を重合している。
温水放射器53はマツト52内にフイン付管5
8を24本互いに所定の間隔をあけ、かつマツト5
2の短側辺と平行に並べるとともに、マツト52
内の両長側辺に沿つて設けた連結管59〜63に
これらフイン付管58の両端を接続し、その6本
を1単位とする4群に分けている。
8を24本互いに所定の間隔をあけ、かつマツト5
2の短側辺と平行に並べるとともに、マツト52
内の両長側辺に沿つて設けた連結管59〜63に
これらフイン付管58の両端を接続し、その6本
を1単位とする4群に分けている。
すなわち、各フイン付管59のうち、左側の6
本のものの各一端を連結管59に接続し、右側の
6本のものの各一端を連結管60に接続するとと
もに、中央の12本のものの各一端を連結管61に
接続している。また、各フイン付管59のうち、
左半部の12本のものの各他端を連結管62に接続
し、右半部の12本のものの各他端を連結管63に
接続しており、熱がマツト52の全体に平均に行
き渡るように群全体として蛇行状の流路を形成す
るようになつている。
本のものの各一端を連結管59に接続し、右側の
6本のものの各一端を連結管60に接続するとと
もに、中央の12本のものの各一端を連結管61に
接続している。また、各フイン付管59のうち、
左半部の12本のものの各他端を連結管62に接続
し、右半部の12本のものの各他端を連結管63に
接続しており、熱がマツト52の全体に平均に行
き渡るように群全体として蛇行状の流路を形成す
るようになつている。
上記フイン付管59は、あたかも断面縦長矩形
の管の下面をV字状に折曲した形状をなし、左右
側面に蛇腹状のフイン64を取り付けているとと
もに、各フイン付管59は下面のV字形に折曲さ
れた尖突条を断熱材57にあてがつて載置し、断
熱材57との接触部分を可及的に少なくしてマツ
ト52の下側に放熱されるのを防止し、上側に放
熱するようにしている。65,66は管寄せ59
と60に取り付けた管継手で、マツト52の縁5
5から外方に突出させている。
の管の下面をV字状に折曲した形状をなし、左右
側面に蛇腹状のフイン64を取り付けているとと
もに、各フイン付管59は下面のV字形に折曲さ
れた尖突条を断熱材57にあてがつて載置し、断
熱材57との接触部分を可及的に少なくしてマツ
ト52の下側に放熱されるのを防止し、上側に放
熱するようにしている。65,66は管寄せ59
と60に取り付けた管継手で、マツト52の縁5
5から外方に突出させている。
67,68,69は所要のフイン付管59の間
に取り付けた補強板、70はマツト52にフイン
付管59を覆うように取り付けたゴム製の蓋版で
ある。
に取り付けた補強板、70はマツト52にフイン
付管59を覆うように取り付けたゴム製の蓋版で
ある。
そして、上記放射暖房器51は床等に敷設し、
管継手65に一端を接続したゴムホース71の他
端を前記強制対流暖房機1の管継手40に接続す
るとともに、管継手66に一端を接続したゴムホ
ース72の他端を管継手41に接続してこの強制
対流暖房機1に連繋し、かつこれを介して給湯器
30に接続している。従つて放射暖房機51はゴ
ムホース71,72を所要の長さにしておくこと
により強制対流暖房機1と同室あるいは別室のい
ずれにも設置できるようになつている。
管継手65に一端を接続したゴムホース71の他
端を前記強制対流暖房機1の管継手40に接続す
るとともに、管継手66に一端を接続したゴムホ
ース72の他端を管継手41に接続してこの強制
対流暖房機1に連繋し、かつこれを介して給湯器
30に接続している。従つて放射暖房機51はゴ
ムホース71,72を所要の長さにしておくこと
により強制対流暖房機1と同室あるいは別室のい
ずれにも設置できるようになつている。
しかして、上記構成の強制対流暖房機1と放射
暖房器51の両方同時にあるいはいずれか一方か
ら放熱させて暖房する各場合について説明する。
暖房器51の両方同時にあるいはいずれか一方か
ら放熱させて暖房する各場合について説明する。
まず、強制対流暖房機1のみを使用して室内を
迅速に暖房する場合には、制御器10の温度調節
摘子73をセツトし、所定の操作ボタン74を押
すと、第7図に示すように電磁バルブ34,3
6,37が開成され、電磁バルブ39,43,4
5が閉成されるとともに、循環ポンプ48及び送
風器6が作動する。
迅速に暖房する場合には、制御器10の温度調節
摘子73をセツトし、所定の操作ボタン74を押
すと、第7図に示すように電磁バルブ34,3
6,37が開成され、電磁バルブ39,43,4
5が閉成されるとともに、循環ポンプ48及び送
風器6が作動する。
これにより、給湯器30の温水は送り管49,
31を通り温水放熱器5に流入して放熱するとと
もに、帰り管32,50を通り給湯器30に循環
する一方、送風器6により送風された空気は温水
放熱器5で加熱されてグリツド4から吹き出し、
室内は迅速に暖房される。
31を通り温水放熱器5に流入して放熱するとと
もに、帰り管32,50を通り給湯器30に循環
する一方、送風器6により送風された空気は温水
放熱器5で加熱されてグリツド4から吹き出し、
室内は迅速に暖房される。
また、上記送風器6による送風にともなつてグ
リツド18から吸い込まれた新たな空気は通気孔
14を介し乾燥室7を通過して送風器6に達する
とともに、グリツド4の乾燥室7の前方に対向す
るところからも新たな空気が吸い込まれて温水放
熱器5で加熱された後、通気孔14を介し乾燥室
7を通過して送風器6に達する。
リツド18から吸い込まれた新たな空気は通気孔
14を介し乾燥室7を通過して送風器6に達する
とともに、グリツド4の乾燥室7の前方に対向す
るところからも新たな空気が吸い込まれて温水放
熱器5で加熱された後、通気孔14を介し乾燥室
7を通過して送風器6に達する。
従つて、乾燥室7内に洗濯物(図示してない)
を入れておくことにより迅速に乾燥できるもので
ある。
を入れておくことにより迅速に乾燥できるもので
ある。
また、上記強制対流暖房機1による暖房の際に
温水放熱器5を通過した温水の余熱を利用して放
射暖房器51により暖房しようとする場合には、
それに対応する所定の操作ボタン75を押すと、
第8図に示すように電磁バルブ34,36,4
3,47が開成し、電磁バルブ37,39,45
が閉成して、温水放熱器5から流出した温水は分
岐管46及びゴムホース72を通つて放射暖房器
51の温水放熱器53に流入して余熱を放射し、
しかる後、ゴムホース71及び分岐管42を経て
給湯器30に環流することになる。
温水放熱器5を通過した温水の余熱を利用して放
射暖房器51により暖房しようとする場合には、
それに対応する所定の操作ボタン75を押すと、
第8図に示すように電磁バルブ34,36,4
3,47が開成し、電磁バルブ37,39,45
が閉成して、温水放熱器5から流出した温水は分
岐管46及びゴムホース72を通つて放射暖房器
51の温水放熱器53に流入して余熱を放射し、
しかる後、ゴムホース71及び分岐管42を経て
給湯器30に環流することになる。
この場合、放射暖房器51の蓋版70を取り外
しておくことによつて、より一層迅速に暖房でき
るものである。
しておくことによつて、より一層迅速に暖房でき
るものである。
次に、上記の如く強制対流暖房機1により室内
が暖房された後、放射暖房器51を主にし、その
余熱を利用して強制対流暖房機1を併用する場合
には、それに対応する所定のボタン76を押す
と、第9図に示すように、電磁バルブ36,3
9,45,47が開成し、電磁バルブ34,3
7,43が閉成して、給湯器30より送給された
温水は分岐管44,42及びホース71を通り放
射暖房器51の温水放熱器53に流入して放熱し
た後、ホース72、分岐管46を通り強制対流暖
房機1の温水放熱器5に流入して余熱を放射し、
しかる後分岐管38及び帰り管32,50に流入
して給湯器30に環流することになる。この場合
は送風器6は余熱の放熱に対応して低速回転する
ものである。
が暖房された後、放射暖房器51を主にし、その
余熱を利用して強制対流暖房機1を併用する場合
には、それに対応する所定のボタン76を押す
と、第9図に示すように、電磁バルブ36,3
9,45,47が開成し、電磁バルブ34,3
7,43が閉成して、給湯器30より送給された
温水は分岐管44,42及びホース71を通り放
射暖房器51の温水放熱器53に流入して放熱し
た後、ホース72、分岐管46を通り強制対流暖
房機1の温水放熱器5に流入して余熱を放射し、
しかる後分岐管38及び帰り管32,50に流入
して給湯器30に環流することになる。この場合
は送風器6は余熱の放熱に対応して低速回転する
ものである。
また、放射暖房器51のみにより暖房する場合
には、それに対応する操作ボタン77を押すと、
電磁バルブ37,45,47が開成し、電磁バル
ブ34,36,39,43が閉成して、前記第9
図に示した場合と同様にして給湯器30から送給
された温水が温水放熱器53に流入して放熱した
後、ホース72及び帰り管32,50を通つて給
湯器30に環流する。
には、それに対応する操作ボタン77を押すと、
電磁バルブ37,45,47が開成し、電磁バル
ブ34,36,39,43が閉成して、前記第9
図に示した場合と同様にして給湯器30から送給
された温水が温水放熱器53に流入して放熱した
後、ホース72及び帰り管32,50を通つて給
湯器30に環流する。
さらに、強制対流暖房機1と放射暖房機51と
を例えば別室に設置しそれぞれに給湯器30から
温水を同時に送給して暖房する場合には、それに
対応する操作ボタン78を押すと、第10図に示
すように電磁バルブ34,36,37,45,4
7が開成し、電磁バルブ39,43が閉成して、
給湯器30の温水は、送り管31を通つて強制対
流暖房機1の温水放熱器5に流入して放熱した
後、帰り管32に流入する一方、分岐管44,4
2及びゴムホース71を通つて放射暖房器51の
温水放熱器53に流入して放熱した後、ゴムホー
ス72、分岐管46を通つて帰り管32に流入し
て合流し給湯器30に環流する。
を例えば別室に設置しそれぞれに給湯器30から
温水を同時に送給して暖房する場合には、それに
対応する操作ボタン78を押すと、第10図に示
すように電磁バルブ34,36,37,45,4
7が開成し、電磁バルブ39,43が閉成して、
給湯器30の温水は、送り管31を通つて強制対
流暖房機1の温水放熱器5に流入して放熱した
後、帰り管32に流入する一方、分岐管44,4
2及びゴムホース71を通つて放射暖房器51の
温水放熱器53に流入して放熱した後、ゴムホー
ス72、分岐管46を通つて帰り管32に流入し
て合流し給湯器30に環流する。
なお、上記実施例では電磁バルブを設けた場合
について説明したが、これに限らず、手動バルブ
を設けて流路の切り替え操作するようにしてもよ
い。
について説明したが、これに限らず、手動バルブ
を設けて流路の切り替え操作するようにしてもよ
い。
以上述べたところから明らかなように本考案に
よれば、温水放熱器と送風器を有する強制対流暖
房機と、持ち運び可能なマツト状の放射暖房器と
を備え、それら両方から同時に放熱させたりある
いはいずれか一方から放熱して暖房できるので、
例えば実施例に示したように、最初は強制対流暖
房機により迅速に室内を温めた後、放射暖房機の
みによる放熱に切り替え静かで快感度の高い暖房
効果を得られる。また、放射暖房器は、ゴム製の
基版上に断熱材を重合し、その上に下部がV字形
の多数本のフイン付管を敷設し、その上をゴム製
の蓋版で覆つたものであるため、フイン付管とそ
の下側の断熱材との接触面積を少なくして下側へ
の無用な放熱を極力抑えることができる。しか
も、多数本のフイン付管を、平行にしかも複数本
ずつ両端を連結管で連結して群をなしかつ隣接す
る群の連結管をフイン付管の一端と他端で交互に
連結して群全体として蛇行状の流路を形成するよ
うに敷設しているため、放射暖房器の上面全域か
ら均一に放熱できる。
よれば、温水放熱器と送風器を有する強制対流暖
房機と、持ち運び可能なマツト状の放射暖房器と
を備え、それら両方から同時に放熱させたりある
いはいずれか一方から放熱して暖房できるので、
例えば実施例に示したように、最初は強制対流暖
房機により迅速に室内を温めた後、放射暖房機の
みによる放熱に切り替え静かで快感度の高い暖房
効果を得られる。また、放射暖房器は、ゴム製の
基版上に断熱材を重合し、その上に下部がV字形
の多数本のフイン付管を敷設し、その上をゴム製
の蓋版で覆つたものであるため、フイン付管とそ
の下側の断熱材との接触面積を少なくして下側へ
の無用な放熱を極力抑えることができる。しか
も、多数本のフイン付管を、平行にしかも複数本
ずつ両端を連結管で連結して群をなしかつ隣接す
る群の連結管をフイン付管の一端と他端で交互に
連結して群全体として蛇行状の流路を形成するよ
うに敷設しているため、放射暖房器の上面全域か
ら均一に放熱できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1,2図は強
制対流暖房機の斜視図及び側面図、第3,4図は
強制対流暖房機のハウジングの一部を切欠して示
した平面図及び側面図、第5図は放射暖房器の蓋
版を取り外し、フイン付管の一部を省略して示し
た平面図、第6図は放射暖房器の要部の縦断面
図、第7〜10図は強制対流暖房機と放射暖房器
による暖房のそれぞれことなる場合を簡略化して
示した平面図で、第7図は強制対流暖房機のみに
よる暖房の場合を示し、第8図は強制対流暖房機
で主として暖房し、その余熱を利用して放射暖房
機により暖房する場合を示し、第9図は放射暖房
器で主として暖房し、その余熱を利用して強制対
流暖房機で暖房する場合を示し、第10図は強制
対流暖房機と放射暖房器との両方に同時に温水を
送給して暖房する場合を示している。 5,53……温水放熱器、6……送風器、1…
…強制対流暖房機、52……マツト、51……放
射暖房器、52……蓋版、54……基版、57…
…断熱材、59……フイン付管、60〜63……
連結管、64……フイン、48……循環ポンプ、
30……給湯器、31,49……送り管、32,
50……帰り管、34,36,37,39,4
3,45……電磁バルブ。
制対流暖房機の斜視図及び側面図、第3,4図は
強制対流暖房機のハウジングの一部を切欠して示
した平面図及び側面図、第5図は放射暖房器の蓋
版を取り外し、フイン付管の一部を省略して示し
た平面図、第6図は放射暖房器の要部の縦断面
図、第7〜10図は強制対流暖房機と放射暖房器
による暖房のそれぞれことなる場合を簡略化して
示した平面図で、第7図は強制対流暖房機のみに
よる暖房の場合を示し、第8図は強制対流暖房機
で主として暖房し、その余熱を利用して放射暖房
機により暖房する場合を示し、第9図は放射暖房
器で主として暖房し、その余熱を利用して強制対
流暖房機で暖房する場合を示し、第10図は強制
対流暖房機と放射暖房器との両方に同時に温水を
送給して暖房する場合を示している。 5,53……温水放熱器、6……送風器、1…
…強制対流暖房機、52……マツト、51……放
射暖房器、52……蓋版、54……基版、57…
…断熱材、59……フイン付管、60〜63……
連結管、64……フイン、48……循環ポンプ、
30……給湯器、31,49……送り管、32,
50……帰り管、34,36,37,39,4
3,45……電磁バルブ。
Claims (1)
- 温水放熱器5と送風器6を有する強制対流暖房
機1と、循環ポンプ48を有する給湯器30と持
ち運び可能なマツト状の放射暖房器51とを備
え、この放射暖房器51は、ゴム製の基板52上
に断熱材57を重合し、その上に下部がV字形の
多数本のフイン付管59を、平行にしかも複数本
ずつ両端を連結管60〜63で連結して群をなし
かつ隣接する群の連結管60〜63をフイン付管
59の一端と他端で交互に連結して群全体として
蛇行状の流路を形成するように敷設し、これらフ
イン付管59をさらにゴム製の蓋版52で覆つて
なり、そして上記給湯器30の送り管31と帰り
管32とを、バルブを介して強制対流暖房機1の
温水放熱器5の一端と他端にそれぞれ接続すると
ともに、放射暖房器51の一端のフイン付管59
と他端のフイン付管59とにそれぞれ接続したこ
とを特徴とする温水暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056084U JPS60133318U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温水暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056084U JPS60133318U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温水暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133318U JPS60133318U (ja) | 1985-09-05 |
JPH0126984Y2 true JPH0126984Y2 (ja) | 1989-08-11 |
Family
ID=30511162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2056084U Granted JPS60133318U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温水暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133318U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760017B2 (ja) * | 1977-12-10 | 1982-12-17 | Nitsukiso Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552014U (ja) * | 1978-10-03 | 1980-04-07 | ||
JPS623608Y2 (ja) * | 1980-09-19 | 1987-01-27 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2056084U patent/JPS60133318U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760017B2 (ja) * | 1977-12-10 | 1982-12-17 | Nitsukiso Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133318U (ja) | 1985-09-05 |
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