JPH045159Y2 - - Google Patents

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JPH045159Y2
JPH045159Y2 JP7486186U JP7486186U JPH045159Y2 JP H045159 Y2 JPH045159 Y2 JP H045159Y2 JP 7486186 U JP7486186 U JP 7486186U JP 7486186 U JP7486186 U JP 7486186U JP H045159 Y2 JPH045159 Y2 JP H045159Y2
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hot water
radiator
circuit
circulates
panel
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JP7486186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ボイラーにより加熱された温水をサ
ウナ室内に配設された放熱器に循環させる回路と
サウナ室を形成する各パネルに埋設されたパイプ
内に循環させる回路との二つの回路を備えたサウ
ナ風呂装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の此種サウナ風呂装置は、実開昭60−
32934号公報に開示されているが、サウナ室を形
成する各パネルに埋設されたパイプ内に循環させ
る回路の方が放熱器に循環させる回路よりも抵抗
が大きく、放熱器に循環させる回路のみ温水が流
れ、前記各パネルに埋設された配管途中に空気が
停留してしまうという問題が生じていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑み、前記二つの回路に円
滑に温水を循環させるようにして効率よくサウナ
室内の温度上昇を図ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 ボイラー15により加熱された温水をサウナ室
8内に配設された放熱器19に循環させる短回路
とサウナ室8を形成する各パネル2,3,5,7
に埋設された熱交換パイプ12内に循環させる長
回路との二つの回路とを備えたサウナ風呂装置1
に於いて、電源スイツチ21の閉成により通電さ
れ前記二つの回路に温水を循環供給可能とする循
環ポンプ14と、前記放熱器19に循環させる短
回路途中に設けられる開閉弁20と、前記長回路
に温水を循環させてから所定時間後に前記開閉弁
20を開き前記放熱器19に循環させる短回路に
も温水を循環させるタイマー22とを設けたもの
である。
(ホ) 作用 電源スイツチ21の閉成により循環ポンプ14
に通電してボイラー15の温水を長回路に循環さ
せ、サウナ室8を形成する各パネル2,3,5,
7により該室8内に熱放射し、そして前記電源ス
イツチ21が閉成してから所定時間後にタイマー
22が作動してそのスイツチ22Aを閉成して開
閉弁20を開く。従つてボイラー15からの温水
は椅子11下方の放熱器19にも流れ、送風機に
より送風され熱交換された空気がサウナ室8内を
循環し、サウナ室8内温度の上昇を促進する。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を図に基づき詳述する。
先ずサウナ風呂装置1は六面体の直方体形状
で、両側パネル2,3、前パネル4、背パネル
5、天井パネル6、床パネル7とで構成され、床
パネル7上部にはサウナ室8を形成する。前記前
パネル4に開設した出入口9には開閉可能な扉体
10が設けられる。また床パネル7上の背方部位
には、前記サウナ室8横幅の略全幅に亘る椅子1
1が設けられ、利用者に便宜を計つている。
前記両側パネル2,3、背パネル5及び床パネ
ル7は、内側表面板の内面には80℃前後の温水が
通過する銅パイプ製の熱交換パイプ12が蛇行状
に屈曲形成された状態で配設されており、外側表
面板と内側表面板との間には断熱材が充填されて
いる。
13は循環ポンプ14を具備するボイラー15
に接続され該ボイラー15により加熱された温水
をサウナ風呂装置1の各パネル2,5,3,7に
蛇行状に埋設された前記熱交換パイプ12に循環
させる往管で、16は床パネル7の前記パイプ1
2と接続されると共にボイラー15に接続される
戻り管である。
17は前記サウナ室8内の椅子11の下方に配
設される箱体で、前面には吹出口18後面には吸
入口(図示せず)が開設されている。該箱体17
内には放熱器19及び送風機(図示せず)とを配
設しており、該放熱器19は両端が夫々前記往管
13、戻り管16に接続して短回路を構成してい
る。20はこの短回路の途中に設けられる開閉弁
で、該弁20が開くと前記短回路にボイラー15
からの温水がポンプ14により供給され、送風機
によつて放熱器19の放熱を吹出口18を介して
サウナ室8に温風を供給し、サウナ室8内温度の
立上がりを促進する。
21は電源スイツチで、該スイツチ21の閉成
操作で前記循環ポンプ14及びタイマー22が通
電される構成である。該タイマー22は通電開始
後、約1分間を経過すると、連動するスイツチ2
2Aを閉成する。
このように構成したために、使用時に前パネル
4に設けられた電源スイツチ21を閉成操作する
と、循環ポンプ14及びタイマー22が通電され
る。このためボイラー15から温水が各パネル、
即ち往管13を介して長回路を構成する側パネル
2、背パネル5、側パネル3及び床パネル7内に
埋設された熱交換パイプ12内を流れ、戻り管1
6を介してボイラー15に戻るという循環が行な
われる。従つて各パネルの内側表面板を介してサ
ウナ室8に向けて熱放射する。このとき開閉弁2
0は通電されておらず閉弁しているが、前記タイ
マー22が通電されてから、約1分間を経過する
と、そのスイツチ22Aが閉成するので、開閉弁
20は通電されて開弁する。従つてボイラー15
からの温水は椅子11下方の放熱器19にも流
れ、送風機により送風され熱交換された空気がサ
ウナ室8内を循環し、サウナ室8内温度の上昇を
促進する。
このように電源スイツチ21が閉成して電源投
入がされると、先ずボイラー15よりの温水は各
パネルの熱交換パイプ12に供給され、所定時間
経過すると開閉弁20を開き、放熱器19を含む
短回路にも温水を循環させるものである。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案は、ボイラーの温水をサウ
ナ室を形成する各パネルに埋設されたパイプ内に
循環させ、所定時間後にサウナ室内に配設された
放熱器を含む短回路にも温水を循環させるように
したから、前記パイプに循環させる回路が長くと
も温水が円滑に循環できる。従つて従来サウナ室
を形成する各パネルに埋設されたパイプに循環さ
せる回路の方が放熱器に循環させる回路よりも抵
抗が大きいために、放熱器に循環させる回路のみ
温水が流れてしまつて、効率良くサウナ室内の温
度上昇を図ることができなかつたが、斯る点は解
消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の概略展開図、第2図は本
考案装置の斜視図、第3図は第2図の扉体10を
外した状態図、第4図は本考案装置の簡単な電気
制御回路図を夫々示す。 1……サウナ風呂装置、2,3……両側パネ
ル、5……背パネル、7……床パネル、8……サ
ウナ室、12……熱交換パイプ、14……循環ポ
ンプ、15……ボイラー、19……放熱器、20
……開閉弁、22……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボイラーにより加熱された温水をサウナ室内に
    配設された放熱器に循環させる短回路とサウナ室
    を形成する各パネルに埋設されたパイプ内に循環
    させる長回路との二つの回路とを備えたサウナ風
    呂装置に於いて、電源投入により通電可能で前記
    二つの回路に温水を循環供給可能とする循環ポン
    プと、前記放熱器に循環させる短回路途中に設け
    られる開閉弁と、前記長回路に温水を循環させて
    から所定時間後に前記開閉弁を開き前記放熱器に
    循環させる短回路にも温水を循環させるタイマー
    とを設けたことを特徴とするサウナ風呂装置。
JP7486186U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH045159Y2 (ja)

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JP7486186U JPH045159Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP7486186U JPH045159Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS6313142U JPS6313142U (ja) 1988-01-28
JPH045159Y2 true JPH045159Y2 (ja) 1992-02-14

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JPH02141320U (ja) * 1989-05-01 1990-11-28
JPH0669472B2 (ja) * 1991-01-25 1994-09-07 大阪瓦斯株式会社 浴室サウナシステム
JP4525220B2 (ja) * 2004-07-14 2010-08-18 パナソニック株式会社 サウナ装置
JP4525219B2 (ja) * 2004-07-14 2010-08-18 パナソニック株式会社 サウナ装置

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JPS6313142U (ja) 1988-01-28

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