JPH0136465Y2 - - Google Patents

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JPH0136465Y2
JPH0136465Y2 JP15879785U JP15879785U JPH0136465Y2 JP H0136465 Y2 JPH0136465 Y2 JP H0136465Y2 JP 15879785 U JP15879785 U JP 15879785U JP 15879785 U JP15879785 U JP 15879785U JP H0136465 Y2 JPH0136465 Y2 JP H0136465Y2
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bubble
bathtub
pump
frp
resin concrete
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はFRP気泡浴槽に係り、特に振動や異
音の発生を防止するように改良されたFRP気泡
浴槽に関する。
[従来の技術] 気泡浴槽は、身体を芯から暖める、マツサージ
効果が高い、毛孔の汚れを流し、血行を良くする
等の効果を有し、近年、次第に利用範囲が拡がり
つつある。
この気泡浴槽は、周知の通り、気泡を噴出する
ノズルが主として側壁部分に固着されており、こ
のノズルは空気泡供給用のポンプ装置に配管接続
されている。また、気泡浴槽は、通常は、FRP
(ガラス繊維強化プラスチツク)製とされている。
[考案が解決しようとする問題点] FRP製の気泡浴槽は、通常3〜4mm程度の肉
厚を有しているのであるが、この程度の肉厚であ
ると、空気供給装置のポンプから伝播してくる振
動により側壁部分等が振動し、入浴している使用
者に不快感を与えるおそれがある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、FRP製の気泡浴槽において、配管
又は操作用シヤフトが接続された部位及びその近
傍付近にレジンコンクリートを塗着し、当該部分
の剛性を高めるようにしたものである。
[作用] 本考案の気泡浴槽においては、レジンコンクリ
ートにより配管接続部近傍の剛性が高められてい
るので、配管からポンプ等の振動が伝播してきて
も、ほとんど振動がない。
そのため、気泡浴槽の快適な使用が可能とされ
る。さらに、浴槽が振動することによる異音など
も防止される。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
第1図は気泡浴槽の概略構成を示す透視斜視図
である。符号1は浴槽を示し、気泡噴出ノズル
2,3,4がその側壁に装着されている。このノ
ズル2〜4は、配管5,6を介してポンプ7に接
続されている。ポンプ7は、配管8を介して吸水
口9に接続されており、浴槽内の湯を吸引し、ノ
ズル2〜4から吐出可能としている。このノズル
2〜4は、配管10a,10bを介して空気が導
入可能とされており、湯の噴出に伴う負圧により
空気を吸い込み、気泡として噴出させる。なお、
噴出気泡量は泡量調節つまみ11によつて調節さ
れる。このつまみ11は、上方に延在するシヤフ
ト11aの上端に固着され、浴槽1の縁部上面に
設けられており、該つまみ11と並列して噴射切
替つまみ12、噴射スイツチ13が設けられてい
る。
噴射切替つまみ12は、シヤフト12aを介し
て切替弁14の切替を行うものである。この切替
弁14は配管5,6の合流部に設けられ、ノズル
2,3とノズル4との一方又は双方からの気泡噴
出をなすよう切替を可能としている。噴出スイツ
チ13は、ポンプ7のオン、オフを行うものであ
る。
このように、浴槽1には各種の配管やシヤフト
が連結されており、ポンプ7の振動が浴槽に伝播
される。
しかして、本考案においては、第2図、第3図
のように、配管5,6やシヤフト11a,12a
の接続部に、レジンコンクリート15が塗着され
ている。(なお符号16はFRP浴槽表面を被覆す
るゲルコート層である) このように、レジンコンクリート15を塗着す
ることにより、該塗着部の剛性が高められ、ポン
プ7から振動が伝播されても浴槽1にはほとんど
振動が生じない。
本考案においては、レジンコンクリートは、配
管やシヤフト接続部の周囲に、直経で約5cmない
し30cmとなるように塗着させるのが好適である。
また、塗着厚さは3mm以上、例えば5〜20mm程度
とするのが好適である。
塗着の範囲や厚さは、大きい程、振動防止効果
が高いが、塗着コストがそれだけ嵩むようにな
る。また、塗着の範囲、厚さが上記範囲よりも小
さければ、振動防止効果が不十分となり易い。
本考案において用いるレジンコンクリートとし
ては合成樹脂に適宜のフイラー及び硬化剤を混合
したものが好適に用いられる。かかる合成樹脂と
しては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポ
キシタール樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹
脂、ユリア樹脂などが例示される。また、フイラ
ーとしては、炭カル(炭酸カルシウム)、粉末ア
ルミニウム、アルミナ、鉄粉、酸化鉄、クレー、
シリカ、酸化チタン、マイカ、アスベスト、ガラ
ス粉などが例示される。好適な具体例としては、
ポリエステル樹脂20重量部、炭カル80重量部、硬
化剤0.5〜2重量部よりなるレジンコンクリート
が挙げられる。
[効果] 以上詳述した通り、本考案の気泡浴槽において
は、ポンプの振動が伝播されてもほとんど振動が
生じないので、快適使用でき、異音の発生等も防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、気泡浴槽の透視斜視図、第2図及び
第3図は実施例を説明する断面図である。 1……気泡浴槽、2,3,4……気泡噴射ノズ
ル、5,6,8,9,10a,10b……配管、
7……ポンプ、11a,12a……シヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管又は操作シヤフトの接続部及びその近傍部
    分にレジンコンクリートを塗着して、当該塗着部
    分の剛性を高めたことを特徴とするFRP気泡浴
    槽。
JP15879785U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0136465Y2 (ja)

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JP15879785U JPH0136465Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15879785U JPH0136465Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JPS6275782U JPS6275782U (ja) 1987-05-15
JPH0136465Y2 true JPH0136465Y2 (ja) 1989-11-06

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JP15879785U Expired JPH0136465Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742386Y2 (ja) * 1988-02-17 1995-10-04 ヤマハ株式会社 浴 槽

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JPS6275782U (ja) 1987-05-15

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