JPH0136179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136179Y2 JPH0136179Y2 JP1981009149U JP914981U JPH0136179Y2 JP H0136179 Y2 JPH0136179 Y2 JP H0136179Y2 JP 1981009149 U JP1981009149 U JP 1981009149U JP 914981 U JP914981 U JP 914981U JP H0136179 Y2 JPH0136179 Y2 JP H0136179Y2
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- lead
- electrode
- liquid crystal
- agent
- crystal display
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Landscapes
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- Liquid Crystal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液晶表示装置に関し、特に電極に接続
される外部接続端子用のリード金具が、長期にわ
たつて使用されても接続に不具合を生ずることな
く良好な状態を保ち、特性劣化をおこさない表示
装置に関する。
される外部接続端子用のリード金具が、長期にわ
たつて使用されても接続に不具合を生ずることな
く良好な状態を保ち、特性劣化をおこさない表示
装置に関する。
液晶表示装置の1例を第1図に示す。表示電極
と対向電極のそれぞれ形成された絶縁基板1,2
が互に対向して配置され、スペーサによつて所定
の間隔を保持して、これら上下絶縁基板間に液晶
が封入されている(図示せず)。基板上の各々の
電極はリード電極によつて少なくとも1方の絶縁
基板の端部に引出され、このリード電極から外部
回路と接続するため外部接続端子のリード金具3
が電気的かつ機械的に接続されている。前記リー
ド電極には前記リード金具を介して電圧を加える
ことにより両電極間に電圧が加えられることによ
つて液晶の電気光学的性質を変化させて所望の表
示パターンが得られるものである。
と対向電極のそれぞれ形成された絶縁基板1,2
が互に対向して配置され、スペーサによつて所定
の間隔を保持して、これら上下絶縁基板間に液晶
が封入されている(図示せず)。基板上の各々の
電極はリード電極によつて少なくとも1方の絶縁
基板の端部に引出され、このリード電極から外部
回路と接続するため外部接続端子のリード金具3
が電気的かつ機械的に接続されている。前記リー
ド電極には前記リード金具を介して電圧を加える
ことにより両電極間に電圧が加えられることによ
つて液晶の電気光学的性質を変化させて所望の表
示パターンが得られるものである。
このようなリード金具が取着されている状態を
第2図に示す。すなわちリード金具3は基板2端
部のリード電極4に接続するため頭部がコの字形
に形成されていて、絶縁基板端部をはさみこんで
接続している。さらにリード電極とリード金具と
の導電性を補う目的から導電剤たとえば銀入りエ
ポキシ系接着剤5が用いられ、又、リード金具3
の基板端部との接続固定を良好にするため機械的
付着力を増強し、かつ電気的接続部としてのリー
ド金具接続部を外部雰囲気から守るためにエポキ
シ樹脂などのモールド剤6でモールドしている。
第2図に示す。すなわちリード金具3は基板2端
部のリード電極4に接続するため頭部がコの字形
に形成されていて、絶縁基板端部をはさみこんで
接続している。さらにリード電極とリード金具と
の導電性を補う目的から導電剤たとえば銀入りエ
ポキシ系接着剤5が用いられ、又、リード金具3
の基板端部との接続固定を良好にするため機械的
付着力を増強し、かつ電気的接続部としてのリー
ド金具接続部を外部雰囲気から守るためにエポキ
シ樹脂などのモールド剤6でモールドしている。
このようにして液晶表示装置が形成されればリ
ード金具の固定は良好で、電気的接続もよいが、
モールド剤でモールドし固定されるとリード金具
の先端の接続部のばね性は失われることになる。
表示装置が使用され長期間経過すると、モールド
剤の膨張、特にモールド剤に外部雰囲気中から水
分の吸着があるとモールド剤が膨潤してリード金
具を動かすことになる。たとえば第3図の矢印に
示すように膨張することになり、リード金具はリ
ード電極との接続が悪くなつて電気的な接触が不
十分になつてくる。このような不具合を補うため
にも導電剤が用いられているものであるが、従来
のものは塗布してのち時間がたつにつれ固化し、
脆性化していた。したがつて前記のようなモール
ド剤の膨潤時には最初のうちは不具合を起こさな
いが、時間の経過と共に導電剤は第4図に示すよ
うに剥れたり、割れたりなどするようになつて、
結局リード電極とリード金具との接続不良が発生
することが多かつた。
ード金具の固定は良好で、電気的接続もよいが、
モールド剤でモールドし固定されるとリード金具
の先端の接続部のばね性は失われることになる。
表示装置が使用され長期間経過すると、モールド
剤の膨張、特にモールド剤に外部雰囲気中から水
分の吸着があるとモールド剤が膨潤してリード金
具を動かすことになる。たとえば第3図の矢印に
示すように膨張することになり、リード金具はリ
ード電極との接続が悪くなつて電気的な接触が不
十分になつてくる。このような不具合を補うため
にも導電剤が用いられているものであるが、従来
のものは塗布してのち時間がたつにつれ固化し、
脆性化していた。したがつて前記のようなモール
ド剤の膨潤時には最初のうちは不具合を起こさな
いが、時間の経過と共に導電剤は第4図に示すよ
うに剥れたり、割れたりなどするようになつて、
結局リード電極とリード金具との接続不良が発生
することが多かつた。
本考案はこれらの点にかんがみなされたもので
あつて、たとえ長時間経過してモールド剤が膨潤
するようなことが起つても、外部接続端子が所定
通り基板のリード電極と良好な接続を保ち特性を
劣化させない液晶表示装置を提供するものであ
る。
あつて、たとえ長時間経過してモールド剤が膨潤
するようなことが起つても、外部接続端子が所定
通り基板のリード電極と良好な接続を保ち特性を
劣化させない液晶表示装置を提供するものであ
る。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。第5図に示すように基板2のリード電極
4のリード金具が接続される部分にカーボンにシ
リコーン系接着剤をバインダとして混合した導電
剤11を塗布してのちリード金具3を挿着し、さ
らにこれをおおつてエポキシ系接着剤12からな
るモールド剤でモールドする。前記導電剤11は
ゴム状をなして弾性を有し、時間の経過と共に固
化することなく、かつモールド剤12とも相溶し
ないものであるので、長期にわたつて使用したと
きにモールド剤がたとえ膨潤してリード金具が基
板から離れるように移動してもこの移動に追随し
て流動し、リード金具とリード電極との間に浸入
して行き、リード金具とリード電極との電気的接
続不良を防止するものである。
明する。第5図に示すように基板2のリード電極
4のリード金具が接続される部分にカーボンにシ
リコーン系接着剤をバインダとして混合した導電
剤11を塗布してのちリード金具3を挿着し、さ
らにこれをおおつてエポキシ系接着剤12からな
るモールド剤でモールドする。前記導電剤11は
ゴム状をなして弾性を有し、時間の経過と共に固
化することなく、かつモールド剤12とも相溶し
ないものであるので、長期にわたつて使用したと
きにモールド剤がたとえ膨潤してリード金具が基
板から離れるように移動してもこの移動に追随し
て流動し、リード金具とリード電極との間に浸入
して行き、リード金具とリード電極との電気的接
続不良を防止するものである。
このようにリード金具とリード電極間に介在さ
せる導電剤はカーボンのような導電性粒子とシリ
コーン系接着剤などの有機接着剤とが混合された
もので、弾性を有しかつ前記有機接着剤はモール
ド剤と相溶しないものであるため、時間の経過と
ともに発生していたリード金具とリード電極との
接触不良は、本考案のものでは防止することがで
きる。したがつて従来の液晶表示装置では、形成
されたときにはリード金具が十分に固定されたも
のが得られているが、時間の経過と共にリード金
具とリード電極との接続不良が発生することが多
かつたが、本考案のものでは、このような不具合
の発生を防止することができ特性の劣化をおこす
ことなく、良好な所定通りの表示パターンが常に
得られるようになつた。
せる導電剤はカーボンのような導電性粒子とシリ
コーン系接着剤などの有機接着剤とが混合された
もので、弾性を有しかつ前記有機接着剤はモール
ド剤と相溶しないものであるため、時間の経過と
ともに発生していたリード金具とリード電極との
接触不良は、本考案のものでは防止することがで
きる。したがつて従来の液晶表示装置では、形成
されたときにはリード金具が十分に固定されたも
のが得られているが、時間の経過と共にリード金
具とリード電極との接続不良が発生することが多
かつたが、本考案のものでは、このような不具合
の発生を防止することができ特性の劣化をおこす
ことなく、良好な所定通りの表示パターンが常に
得られるようになつた。
またモールド剤として前記のもののほか、アク
リル系接着剤からなるモールド剤を用いても、こ
のものは前記導電剤とは相溶せずモールド剤が膨
潤してもリード金具とリード電極との電気的接続
不良を防止することができる。なお前記した導電
剤、モールド剤ばかりでなく、本考案の要旨にし
たがつて、それぞれ適切なものを用いて同じよう
な効果を示すことはいうまでもなく、このように
して得られた表示装置は工業的に有用なものであ
る。
リル系接着剤からなるモールド剤を用いても、こ
のものは前記導電剤とは相溶せずモールド剤が膨
潤してもリード金具とリード電極との電気的接続
不良を防止することができる。なお前記した導電
剤、モールド剤ばかりでなく、本考案の要旨にし
たがつて、それぞれ適切なものを用いて同じよう
な効果を示すことはいうまでもなく、このように
して得られた表示装置は工業的に有用なものであ
る。
第1図は液晶表示装置の斜視図、第2図は液晶
表示装置のリード金具の接続部を示す断面図、第
3図はモールド剤の膨潤状態を示す説明図、第4
図A,Bは導電剤の不具合状態を示す説明図、第
5図は本考案の一実施例の要部を示す断面図であ
る。 2……絶縁基板、3……外部接続端子のリード
金具、4……リード電極、11……導電剤、12
……モールド剤。
表示装置のリード金具の接続部を示す断面図、第
3図はモールド剤の膨潤状態を示す説明図、第4
図A,Bは導電剤の不具合状態を示す説明図、第
5図は本考案の一実施例の要部を示す断面図であ
る。 2……絶縁基板、3……外部接続端子のリード
金具、4……リード電極、11……導電剤、12
……モールド剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互に表示電極と対向電極とが対向して配置さ
れる2枚の絶縁基板と、各々の電極に導電し少
なくとも1方の絶縁基板の端部に引出されるリ
ード電極と、このリード電極に接続されるリー
ド金具と、前記リード電極とリード金具との間
に設けられる導電剤と、前記リード金具、導電
剤および基板端部を包むモールド剤と、前記両
絶縁基板間に封入される液晶とを具備した液晶
表示装置において、前記導電剤は有機接着剤と
導電性粒子とを混合してなる流動性を備える弾
性部材からなることを特徴とする液晶表示装
置。 (2) 有機接着剤はモールド剤と相溶しないことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
の液晶表示装置。 (3) モールド剤はエポキシ系接着剤を主成分と
し、有機接着剤はシリコーン系接着剤を主成分
とすることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項又は第2項記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981009149U JPH0136179Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981009149U JPH0136179Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57124827U JPS57124827U (ja) | 1982-08-04 |
JPH0136179Y2 true JPH0136179Y2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=29807284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981009149U Expired JPH0136179Y2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0136179Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5757456A (en) | 1995-03-10 | 1998-05-26 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method of fabricating involving peeling circuits from one substrate and mounting on other |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50105090A (ja) * | 1974-01-23 | 1975-08-19 | ||
JPS5180799A (ja) * | 1975-01-13 | 1976-07-14 | Suwa Seikosha Kk | Denshikairosochi |
-
1981
- 1981-01-27 JP JP1981009149U patent/JPH0136179Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50105090A (ja) * | 1974-01-23 | 1975-08-19 | ||
JPS5180799A (ja) * | 1975-01-13 | 1976-07-14 | Suwa Seikosha Kk | Denshikairosochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57124827U (ja) | 1982-08-04 |
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