JPH0135806Y2 - - Google Patents

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JPH0135806Y2
JPH0135806Y2 JP1985112075U JP11207585U JPH0135806Y2 JP H0135806 Y2 JPH0135806 Y2 JP H0135806Y2 JP 1985112075 U JP1985112075 U JP 1985112075U JP 11207585 U JP11207585 U JP 11207585U JP H0135806 Y2 JPH0135806 Y2 JP H0135806Y2
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grindstone
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dressing
adjustment
grinding
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は研削盤等に供せられる砥石の研削面の
ツルーイングならびにドレツシングを短時間で簡
便にかつ高精度に行なうことができるようにし
た、砥石のツルーイングならびにドレツシング装
置に関するものである。
(従来技術) 従来、高速回転するダイヤモンド砥石等を用い
てセラミツク材料を加工する場合、この砥石より
も軟いのではあるが摩耗が著しい。また、上記砥
石を用いて軟質材や複合材等を加工する場合、砥
石の研削面に目詰りが起き易い。
このため、砥石の加工精度が著しく低下した
り、研削加工表面が加熱され高温となる。よつて
砥石には研削焼けを生じたり、加熱面に割れを生
じたりすることがある。
これを防止するため、従来砥石はその形状、構
造の乱れを是正して正規の形状等にするツルーイ
ングや、砥石の研削面を目立てして本来の研削能
力を実現するドレツシングが再三にわたつて行な
われている。
かかるツルーイングやドレツシング等の作業は
砥石自体が硬いため、長時間を要し、高度の研削
能力を容易に実現することは困難であつた。
このツルーイングやドレツシングを行うものと
しては次のような技術がある。この技術には砥石
の研削面に当接すべき砥石の巾より小さいダイヤ
モンド車をサーボモータからの回転駆動により進
退可能に設け、かつ、ダイヤモンド車の砥石の研
削面と平行な方向への移行は圧力流体を利用する
と共に、ダイヤモンド車を砥石のツルーイング時
には砥石と同回転方向に、また砥石のドレツシン
グ時には砥石と反対の回転方向にモータにより回
転駆動するものがある(特開昭54−14187号)。し
かし、この従来技術はダイヤモンド車の位置が砥
石の研削面に対してツルーイングおよびドレツシ
ング共に固定状態で移行不可能であるため、砥石
の研削面とダイヤモンド車の間に不安定な砥粒供
給時の砥粒の固まりや異物のかみこみが生じた場
合、十分に対処することができず砥石の研削面の
目を乱す実用上解消すべき問題がある。
さらに他の従来技術としては第3図に示すよう
に回転する砥石Dの研削面に砥粒を介して当接可
能とし、当接間に砥粒供給源Pよりチユーブ15
を介して砥粒を供給可能とした当接部1とこれを
砥石Dに対して所定位置に支持する把持部3との
ツルーイング時には当接部1の砥石Dに対する接
近方向及び離脱方向への移行を阻止して砥石Dの
形状の乱れを是正すると共に、砥石Dのドレツシ
ング時には当接部1の砥石Dに対する離脱方向の
みに移行可能とし異物のかみこみに対処して研削
面の目立てを実現する調整部13,14とから成
るものである(実開昭58−181442号)。この砥石
ドレツシング装置において砥石Dのツルーイング
時には調整部14により当接部1は砥石Dに対して
所定位置に固定され砥粒の供給と砥石Dの回転が
相俟つて砥石Dの形状の乱れを是正できる。
また、砥石Dのドレツシング時には、調整部1
3,14により当接部1の砥石Dに対する離脱方
向へのみ移行可能とし両者間への異物のかみこみ
に対処し砥粒の供給と砥石Dの回転が相俟つて砥
石Dの研削面の目立てを実現することができる。
(考案が解決しようとする問題点) このように、上述のツルーイングやドレツシン
グを短時間で簡便に可能とするものは存在する
が、砥石Dの研削面の形状、たとえばR形状や複
雑な総形形状によつては当接部1の消耗による砥
石形状の乱れが実用上問題となる。また、従来技
術に対しさらに短時間で簡便に高精度にツルーイ
ングやドレツシングを可能とする装置が必要とな
つた。
(考案の目的) この考案は、砥石の研削面の形状による上記の
ような問題を解決しツルーイングならびにドレツ
シングをさらに短時間で簡便に高精度に可能とし
た砥石ドレツシング装置を提供することを目的と
する。
(問題を解決するための手段) この目的を達成させるために、この考案の装置
は次のような構成としている。すなわち、本考案
の装置は、回転する砥石の研削面に砥粒を介して
当接可能とすると共に当接間に砥粒を供給可能と
しかつ回転体形状を有する当接部と、当接部を回
転可能でかつ砥石に対して所定位置に支持すべく
調整部本体内に弾性体を介してシヤフトを摺動可
能に支承する把持部と、砥石のツルーイング時に
調整部本体に設け把持部のシヤフトに着脱可能と
した固着具を有する第1調整部を当接し当接部の
砥石に対する接近方向及び離脱方向への移行を阻
止すると共に、砥石のドレツシング時に第1調整
部を解放し、かつ当接部の砥石に対する接近方向
及び離脱方向への移行量に対応して調整部本体に
設けた開口の端部に対しシヤフトのストツパーを
当接可能とした第2調整部により当接部の砥石に
対する離脱方向のみに前記弾性体の押圧力に抗し
て移行可能とする基台に載置した調整部とから成
る。
(作用効果) 本考案の装置によれば砥石のツルーイング時に
は当接部の砥石に対する接近方向及び離脱方向へ
の移行を調整部により確実に阻止して砥石の形状
の乱れを是正することができる。また、砥石のド
レツシング時には調整部によつて当接部の砥石に
対する離脱方向のみに移行可能とし異物等のかみ
こみに対処して研削面の目立てを実現することが
できる。
このツルーイングならびにドレツシングのとき
回転体形状を有し回転可能とした当接部は、円周
面に砥石の研削面の形状に合わせて成形され、さ
らに安定,円滑に回転することができる。すなわ
ち、本考案の装置によれば、上記ツルーイング及
びドレツシングのとき、回転体形状の当接部を回
転させることにより、砥石の研削面と回転体形状
をした当接部との当接間に砥粒を介し互いに線接
触状態であり、当接部の円筒上を移動するため、
当接部の消耗による砥石の研削面の形状の乱れを
防止できる。
また、当接部の消耗が少なくなり、当接部の寿
命が長くなる。また、ツルーイングによる砥石の
除去量を少なくでき、砥石自体の寿命も長くな
る。
さらに、供給される砥粒の循環が良くなると共
に砥石と当接部の周速に差をもたせることにより
ツルーイングやドレツシングの各種条件を変える
ことができる。
また、当接部を回転体形状としたことにより、
当接部はその円周面を砥石の研削面の形状に合わ
せて成形できるので、総形砥石などいろいろな形
状に対応できる。本装置は製作も容易となり、量
産向きとなり、当接部自体の精度も良くなる。
以上のように、本考案の装置はこれにより、砥
石のツルーイングならびにドレツシングを短時間
で簡便に高精度に行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例装置を示す
もので、円筒研削盤に適用可能としたものであ
る。回転体形状で回転可能とした当接部1は回転
する砥石Dの研削面に砥粒を介して当接可能に、
すなわちミクロンオーダのクリアランスを保持し
て配設構成されている。また砥石Dと当接部1の
間に砥粒供給源Pよりチユーブ15を介して砥粒
を供給可能としてある。また当接部1の外周面は
砥石Dの研削面の形状に合わせて成形してある。
さらに当接部1は両端の軸受部2を把持部3に係
脱可能に支持され砥石Dの回転と共につれ回り、
またはモータMによる強制的な回転も可能として
ある。この当接部1の回転は把持部3に設けられ
た止めねじ10で軸受部2を押え付けることによ
り拘束できるようにしてある。
把持部3は一端を円筒形状のシヤフト4としこ
のシヤフト4が調整部本体6に嵌合されている。
この調整部本体6には第1及び第2調整部13,
14が設けてある。第1調整部13は弾性体とし
てのスプリング11と押えボルト12からなりシ
ヤフト4の端を押え付けている。このときシヤフ
ト4に設けられこのシヤフト4の回り止めでもあ
り、ストツパーでもあるあるバー5により当接部
1の砥石Dに対する接近方向への移行がバー5を
嵌合し調整部本体6に設けた開口としての長孔5
aの一方の端部5bに第2図々示のように当接す
ることにより阻止され把持部3により当接部1を
砥石Dに対して所定位置に支持している。これに
よりスプリング11の圧縮方向をもつて当接部1
の砥石Dに対する離脱方向にすなわち、バー5を
嵌合する長孔5aの他方の端部5cに当接するま
で移行できるように、また当接部1を砥石Dに対
して一定の力で押し付けることができるようにし
てある。第2調整部14である固着具としての固
定ねじ17はシヤフト4の上面に当接可能として
ある。固定ねじ17でシヤフト4の上面を押え付
けることにより当接部1の砥石Dに対する接近方
向及び離脱方向への移行を阻止できるようにして
ある。
調整部本体6は円筒研削盤のX,Y方向にのみ
移動するテーブル16に一体的に据え付けた基台
としてのスタンド7に載置されている。スタンド
7には当接部1と砥石Dの間に供給する砥粒の受
け皿8が設けてありまた当接部1には油切り9が
設けてある。
上記構成からなる実施例装置は砥石Dのツルー
イング時には第2調整部14の固定ねじ17でシ
ヤフト4の上面を押え付けることにより当接部1
の砥石Dに対する接近方向及び離脱方向への移行
を阻止する。このため当接部1は砥石Dに対して
所定位置に固定支持され砥粒の供給と砥石Dの回
転が相俟つて砥石Dの形状の乱れを確実に是正で
きる。
また、砥石Dのドレツシング時には第2調整部
14の固定ねじ17がシヤフト4の上面に当接す
るのを解放し第1の調整部13のスプリング11
の圧縮方向をもつて当接部1の砥石Dに対して離
脱方向への移行を可能とし当接部1と砥石Dとの
間への異物のかみこみに対処する。
これにより当接部1が砥石Dに対して所定位置
に半固定的に支持され砥粒の供給と砥石Dの回転
が相俟つて砥石Dの研削面の目立てを効率良く実
現することができる。ツルーイングならびにドレ
ツシングのとき当接部1は円周面に砥石Dの研削
面の形状に合わせて成形することにより総形砥石
などいろいろな形状に対応でき、さらに、当接部
1を砥石Dの回転と共につれ回りさせることによ
り、またモータMにより強制的に回転させること
により砥石に最適なツルーイングやドレツシング
の各種条件の選定ができ、かつ当接部1の消耗に
よる形状の乱れを防ぎ、砥石Dのツルーイングな
らびにドレツシングを短時間で簡便に高精度に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例装置を示す
正面図ならびに平面図、第3図は従来装置を示す
正面図である。 図中、D……砥石、P……砥粒供給源、M……
モータ、1……当接部、2……軸受部、3……把
持部、6……調整部本体、13……第1調整部、
14……第2調整部、16……テーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転する砥石の研削面に砥粒を介して当接可能
    とすると共に当接間に砥粒を供給可能としかつ回
    転体形状を有する当接部と、 当接部を回転可能でかつ砥石に対して所定位置
    に支持すべく調整部本体内に弾性体を介してシヤ
    フトを摺動可能に支承する把持部と、 砥石のツルーイング時に調整部本体に設け把持
    部のシヤフトに着脱可能とした固着具を有する第
    1調整部を当接し当接部の砥石に対する接近方向
    及び離脱方向への移行を阻止すると共に、砥石の
    ドレツシング時に第1調整部を解放し、かつ当接
    部の砥石に対する接近方向及び離脱方向への移行
    量に対応して調整部本体に設けた開口の端部に対
    しシヤフトのストツパーを当接可能とした第2調
    整部により当接部の砥石に対する離脱方向のみに
    前記弾性体の押圧力に抗して移行可能とする基台
    に載置した調整部とから成ることを特徴とする砥
    石ドレツシング装置。
JP1985112075U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0135806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985112075U JPH0135806Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JP1985112075U JPH0135806Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6222061U JPS6222061U (ja) 1987-02-10
JPH0135806Y2 true JPH0135806Y2 (ja) 1989-11-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141487A (en) * 1978-04-26 1979-11-02 Toyoda Mach Works Ltd Truing and dressing device for grinding wheel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141487A (en) * 1978-04-26 1979-11-02 Toyoda Mach Works Ltd Truing and dressing device for grinding wheel

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Publication number Publication date
JPS6222061U (ja) 1987-02-10

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