JPH0135527Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0135527Y2
JPH0135527Y2 JP5931784U JP5931784U JPH0135527Y2 JP H0135527 Y2 JPH0135527 Y2 JP H0135527Y2 JP 5931784 U JP5931784 U JP 5931784U JP 5931784 U JP5931784 U JP 5931784U JP H0135527 Y2 JPH0135527 Y2 JP H0135527Y2
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JP
Japan
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locking arm
flexible locking
cover
tip
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP5931784U
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JPS60174411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボツクスとカバーの係止構造に関
し、その係止手段に改良を施して係止(ロツク)
時におけるガタツキを防止したものである。
従来、自動車等の電気配線に用いるコネクタボ
ツスク、リレーボツクス、ジヤンクシヨンボツク
ス等の各種ボツクスとそのカバーの係止構造は、
第1図ないし第3図のような構成となつている。
即ち、1はボツクス、2はそのカバーであり、
カバー2には窓3を開口し、該窓3の内壁3aに
は斜上方にのびる第1の可撓性係止腕4が設けら
れ、該腕4の先端は水平面hとなつている。一
方、ボツクス1には、窓3に臨んで先端部に引掛
爪5を有する第2の係止腕6が突設されている
が、この第2の係止腕6は第1の可撓性係止腕4
に比べて十分剛性が高く、撓まない構造となつて
いる。そして、可撓性係止腕4は、第2図のよう
にその立上り基部4aを支点Oとして撓む構造で
ある。
このカバー2をボツクス1に装着すると、第3
図イに示すように、第1の可撓性係止腕4は剛性
を有する第2の係止腕6の引掛爪5に押圧されて
支点Oを中心として半径R1で撓むことになる。
しかし、第1の可撓性係止腕4が第2の係止腕6
に係合してロツクされるためには、その先端が水
平面hとなつているため、オーバーストロークs
を見込む必要がある。
その結果、カバー2の冠着時においては、第3
図ロに示すように、必然的にオーバーストローク
s分のガタが生じ、自動車の走行時等における異
音発生の大きな原因になつていた。また、第1の
可撓性係止腕4は、引掛爪5に押圧されて復帰す
る際の変位量xが大きいため、カバー2の装着に
大きな力を要するという問題があつた。
本考案は上記のようなオーバーストロークによ
るガタツキを無くし、異音の発生を防止すると共
にカバー装着に要する力を小さくできるようにし
たものである。
即ち、第4図および第5図は本考案の一実施例
を示し、カバー2に窓7を開口し、その内壁7a
に斜上方にのびる第1の可撓性係止腕8を設ける
のは、従来と同様であるが、該係止腕8の先端
は、その支点Oを中心として半径Rで撓むときの
軌跡(円弧)lに合せて弧状の凸面Vに形成して
ある。
一方、ボツクス1に前記窓7に臨んで先端に引
掛爪9を有する第2の係止腕10を突設するが、
この係止腕10もその基点O′を中心として撓む
ように形成する(以下、第2の可撓性係止腕10
という。)。そして、引掛爪9の下面は第1の可撓
性係止腕8の先端凸面Vに対応する凹面Cに形成
する。なお、窓7の大きさは第2の可撓性係止腕
10も左右に撓み得るように十分なスペースSを
取る。
上記構成において、カバー2をボツクス1に装
着すれば、第6図イに示すように、第1の可撓性
係止腕8に第2の可撓性係止腕10の引掛爪9が
摺接しつつ両係止腕8,10は互いに押圧されて
後方に撓む。そして、引掛爪9が第1の可撓性係
止腕8の先端を乗り越えると同時に、該係止腕8
の先端(凸面)Vは対応する引掛爪9の下面(凹
面)Cに沿うようにして、両係止腕8,10は弾
性的に復帰し、凸面Vと凹面Cとが整合した状態
となる(第6図ロ)。
即ち、本考案によれば、第1の可撓性係止腕の
先端と、これに係合する第2の可撓性係止腕の引
掛爪とは、その撓み時の描く軌跡(円弧)に合せ
て対応する凸面、凹面に形成されているため、従
累のようなオーバーストロークによるガタツキが
なく、ボツクスとカバーを密着した状態でロツク
することができ、異音の発生を確実に防止するこ
とができる。
また、ボツクスとカバーの装着に対し、第1と
第2の可撓性係止腕は互に摺接しつつ変位するの
で、従来の一方の係止腕だけが変位するのと異な
り、円滑に挿入し、小さい力でロツクすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボツクスとカバーの要部を示す
斜視図、第2図はその係止構造を示す要部の断面
図、第3図イ,ロはその係止状態の説明図、第4
図は本考案の一実施例を示す要部の斜視図、第5
図はその係止構造を示す要部の断面図、第6図
イ,ロはその係止状態の説明図である。 1…ボツクス、2…カバー、7…窓、8…第1
の可撓性係止腕、9…引掛爪、10…第2の可撓
性係止腕、O…支点、V…凸面、C…凹面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクスのカバーに窓を開口し、該窓に上方に
    のびる第1の可撓性係止腕を設け、ボツクスには
    前記窓に臨みかつ先端部に引掛爪を有する第2の
    可撓性係止腕を設けて成り、第1の可撓性係止腕
    の先端をその立上り基部を中心とする軌跡に合せ
    て弧状の凸面に形成すると共に、前記引掛爪の下
    面を対応する凹面に形成し、カバーの装着時にお
    いて第1の可撓性係止腕の先端が第2の可撓性係
    止腕の引掛爪と整合状態で係合しうるようにした
    ことを特徴とするボツクスとカバーの係止構造。
JP5931784U 1984-04-24 1984-04-24 ボツクスとカバ−の係止構造 Granted JPS60174411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5931784U JPS60174411U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 ボツクスとカバ−の係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5931784U JPS60174411U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 ボツクスとカバ−の係止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60174411U JPS60174411U (ja) 1985-11-19
JPH0135527Y2 true JPH0135527Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30585632

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5931784U Granted JPS60174411U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 ボツクスとカバ−の係止構造

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JP (1) JPS60174411U (ja)

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JPS60174411U (ja) 1985-11-19

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