JPH0134895B2 - - Google Patents

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JPH0134895B2
JPH0134895B2 JP58201811A JP20181183A JPH0134895B2 JP H0134895 B2 JPH0134895 B2 JP H0134895B2 JP 58201811 A JP58201811 A JP 58201811A JP 20181183 A JP20181183 A JP 20181183A JP H0134895 B2 JPH0134895 B2 JP H0134895B2
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JP58201811A
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JPS6094185A (ja
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Masao Oohashi
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication of JPS6094185A publication Critical patent/JPS6094185A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ランダムに収納された多数の部品
を振動を利用して使つて所定の場所に整列させな
がら供給する振動部品供給器(パーツフイーダ)
と共に使用され、チツプ抵抗、チツプコンデンサ
等のチツプ状電子部品に光を照射し、この反射光
を検出することによつて部品の表裏を判別し、正
規の向きの場合はそのまま通過させ、逆向きの場
合は反転させ、所定の場所に表又は裏に向きを揃
えて供給する部品の高速表裏整列装置に関する。
従来の技術 パーツフイーダは各種製品の製造工程に部品を
供給するものとして広い分野で用途目的に応じた
各種構造のものが使用され、製造ラインの自動化
に大いに役立つている。例えば混成集積回路に外
付けされる部品、特に所定の形状やパターンを有
するチツプ抵抗、チツプコンデンサ等のチツプ状
電子部品を整列させて搬送するパーツフイーダの
一例を第1図及び第2図に示す。このパーツフイ
ーダはボウルフイーダAと直進フイーダBとを組
み合わせて構成したもので、1は多数の部品2を
一括して収納するすり鉢形状をしたボウル、3は
ボウル1を水平に保持して適切な振幅の振動を与
える電磁バイブレータ等で構成されている加振器
である。ボウル1は内周面に沿つて部品2を徐々
に整列させて搬送する螺旋状の搬送トラツク4を
有し、この搬送トラツク4の上端出口には部品2
を外部へ取り出すための直進フイーダBのシユー
ト5が連結されている。6はシユート5を水平に
保持して適切な振幅の振動を与える電磁バイブレ
ータ等で構成されている加振器である。
このパーツフイーダのボウルフイーダAのボウ
ル1及び直進フイーダBのシユート5にそれぞれ
加振器3及び6により部品2の搬送に適した振幅
の方向と振動数を持つた振動が加わると、ボウル
1内にランダムに収納されている部品2が搬送ト
ラツク4上に順次に乗り移つて搬送トラツク4の
出口方向に向かつて振動しながら搬送され、そし
てシユート5で更に振動しながら外部へ取り出さ
れていく。
ところで、チツプ抵抗、チツプコンデンサ等の
部品2はプリント回路基板上の所定位置に取り付
けるに際して、基板に取り付ける側の面(以下表
面と称す)とその反対側の面(以下裏面と称す)
とを選別する必要がある。部品2の取り付けを手
作業で行う場合には、作業員が表裏を選別して取
り付ければよいが、この場合にも予め選別されて
いれば作業を迅速かつ簡単に行うことができる。
しかも、部品の取り付け作業を機械化する場合に
は、必然的に上述の如き表裏選別を自動化しなけ
ればならない。尚、部品2例えばチツプ抵抗は、
第3図に示すように絶縁体7をベースとし、この
絶縁体7の表面に銀等の導電ペーストによる焼成
厚膜若しくは金属薄膜にて電極面8を形成したも
ので、この電極面8は光の反射性が良好であり、
抵抗体7の露出部は光の反射性が悪いという構造
上の特徴を有する。従つて、これらの部品に光を
照射し、この光の反射量を光電センサーにより検
出して部品の表裏を選別することが考えられる。
この構造上の特徴を利用して部品の表裏整列を
行う装置の例が特公昭51−4424号公報及び実開昭
54−122577号公報に示されている。これらの表裏
整列装置は、搬送トラツクの途上に光電センサー
とエアー噴射ノズルまたはアーマチユアとを備え
た表裏選別部を設け、そのエアー噴射ノズルまた
はアーマチユアを光電センサーの出力により制御
されるエアー電磁弁またはソレノイドバルブに連
結し、トラツク上を搬送されてくる部品の表裏を
前述した特徴を利用して光電センサーで判別し、
正規の向きでない部品を検出したときは、光電セ
ンサーの出力によりエアー電磁弁またはソレノイ
ドバルブを作動させてエアー噴射ノズルまたはア
ーマチユアにより当該部品を最初の場所に返還し
て正規の向きで送られてきた部品のみを所定の場
所に搬送供給するようにしたものである。
発明が解決しようとする課題 ところで、従来の表裏整列装置は、エアー噴射
ノズル及びアーマチユアに作動を与えるエアー電
磁弁及びソレノイドバルブに応答遅れがあるため
に、ある程度以上のスピードアツプは不可能で高
速表裏整列には向かない。すなわち、エアー電磁
弁及びソレノイドバルブはオンの時は電磁力によ
り切り換わり、オフの時はバネ等により復帰する
いわゆる自己復帰式であるから、機械作動のオフ
時の応答性が極めて低い。また、エアー電磁弁及
びソレノイドバルブは前述のように光電センサー
の入力信号を受けてから応答性が低いので、光電
センサーの判別部とエアー噴射ノズル及びアーマ
チユアの選別部との間の位置関係を、部品の搬送
速度に応じて調整しなければならない。その上、
電源電圧のバラツキ、部品の多少及び部品の良否
等によりボウルの振幅が不定で、調整はますます
困難になつてくる。しかも、位置調整は実働振動
の状態ではなく部品の進行速度を落とした状態で
行うのが一般的で、エアー電磁弁やソレノイドバ
ルブのように応答性が低く、かつ、振動数による
バラツキ等が大きいと、位置調整を正確にするこ
とは不可能であり、従つて誤動作のおそれがあ
り、信頼度が低い。
この発明の部品の高速表裏整列装置は、上に述
べた従来の表裏整列装置の持つ様々な問題を解決
して、高速表裏整列が可能で、かつ、高信頼性が
得られる部品の高速表裏整列装置を提供すること
をその主要な目的とするものである。
課題を解決するための手段 この発明は、すり鉢形状をしたボウルの内周面
を底面から上端開口に向つて部品を搬送する供給
用ボウルフイーダと、該供給用ボウルフイーダの
上端開口に連結され、かつ、整送路と返還路が、
整送路から溢れて落下する部品を返還路で受け取
れるように並列に2段に段違い状に形成され、更
に、前記整列路が断面V溝状の整列部、その整列
部と滑らかに連続したなだらかな凹曲面のU溝状
合流部及び傾斜面状の最終チエツク部を有するシ
ユートで構成された整列用直進フイーダと、該整
列用直進フイーダのシユートの返還路先端部と前
記供給用ボウルフイーダのボウルとの間の連結さ
れたリターンシユートを有するリターン用直進フ
イーダと、前記整列用直進フイーダのシユートの
整列部に配置され、整列部の一方の溝側面に開口
するエアー流路を有し、検出器で部品が正規の向
きでないことを検出した時に該検出器の出力でボ
イスコイル形アクチユエータを駆動して、エアー
流路を閉じているシヤツターを断続的に動作させ
て前記エアー流路へエアーを通すことにより部品
を反転させて反対側の溝側面に載せる整列装置
と、前記整列用直進フイーダのシユートの最終チ
エツク部に配置され、最終チエツク部に開口する
エアー流路を有し、検出器で部品が正規の向きで
ないことを検出した時に該検出器の出力でボイス
コイル形アクチユエータを駆動して、エアー流路
を閉じているシヤツターを断続的に動作させて前
記エアー流路へエアーを通すことにより部品を前
記整列用直進フイーダのシユートの返還路先端部
に排出する最終チエツク装置とからなり、前記シ
ヤツターが通常は、エアー流路に向けて常時圧搾
エアーを噴射するエアー噴射ノズルからのエアー
を遮断している。
以下、図面を参照して発明の構成を詳細に説明
する。
第4図乃至第6図はこの発明に係る部品の高速
表裏整列装置を具備したパーツフイーダを示すも
ので、10は供給用ボウルフイーダで、すり鉢形
状をし、内周面に底面から上端に向かう螺旋状の
搬送トラツク11を有するボウル12と、ボウル
12を水平に保持するとともに適切な振幅の振動
を与える電磁バイブレータ等で構成されている加
振器13とからなり、ボウル12に加振器13に
より振動が加わると、ボウル12内にランダム収
納されたチツプ状電子部品2が搬送トラツク11
上に順次に乗り移つて搬送トラツク11の上端出
口の方向に向けて搬送される。
20は整列用直進フイーダで、搬送トラツク1
1の上端出口に連結された直線状のシユート21
と、シユート21を水平に保持するとともに適切
な振幅の振動を与える電磁バイブレータ等で構成
される加振器22とからなり、シユート21に加
振器22により振動が加わると、ボウルフイーダ
10から供給されてくる部品2がシユート21上
を振動しながら移送され外部に取り出される。シ
ユート21は整送路23と返還路24が2段に段
違い状に形成され、整送路23を返還路24より
上方に位置させて、整送路23をオーバーフロー
した部品2が返還路24に落下するように構成し
ている。また、シユート21の整送路23は、第
7図に示すように傾斜した側壁を有する断面V溝
状の整列部23aと、第8図に示すようになばら
かな凹曲面を有する断面U溝状の合流部23b
と、第9図に示すような傾斜面状の最終チエツク
部23cとからなり、それらの境界部は漸次に変
形して相互に滑らかに連続している。
30はリターン用直進フイーダで、整列用直進
用フイーダ20のシユート21の返還路24の先
端部とボウルフイーダ10のボウル12の上端開
口と連結したリターンシユート31と、リターン
シユート31を水平に保持するとともに適切な振
幅の振動を与える電磁バイブレータ等で構成され
る加振器32とからなり、リターンシユート31
に加振器32により振動が加わると、整列用直進
フイーダ20のシユート21の返還路24の先端
部から乗り移つた部品2がリターンシユート31
上を振動しながら移送されボウルフイーダ10の
ボウル12内に返還されるようになつている。
40は整列用直進フイーダ20のシユート21
の整送路23の整列部23aに配置された整列装
置で、第10〜第12図に示すように、シユート
21の整送路23上を搬送される部品2の表裏を
判別する検出器41と、検出器41の出力により
制御されるボイスコイル形アクチユエータ(以下
VCAと略す)42と、整送路23の整列部23
aの部品2が搬送される面23a′に開口したエア
ー流路43と、エアー流路43に向かつて常時エ
アーを噴射するエアー噴射ノズル44と、VCA
42のロツド42aの先端に取り付けられ、エア
ー流路43とエアー噴射ノズル44との間で往復
動しうるシヤツター45とからなる。検出器41
は投光素子及び受光素子からなり、投光素子から
照射された光が整列部23aの面23a′に反射し
て受光素子に入射するようになつている。また、
VCA42は、磁界隙間にコイルを配して、この
コイルに検出器41による正規の向きでない部品
2の検出に応答してプラス電圧とマイナス電圧を
交互に出力する制御電子回路を介して電流を流し
て、その時に形成される磁界の反撥を利用してロ
ツド41を往復動させるようになつている。
50は整列用直進フイーダ20のシユート21
の整送路23の最終チエツク部23cに配置され
た最終チエツク装置で、第13〜第15図に示す
ように、シユート21の整送路23上を搬送され
る部品2の表裏を判別する検出器51と、検出器
51の出力により制御されるVCA52と、整送
路23の最終チエツク部23cの部品2がガイド
される面23c′に開口するように形成したエアー
流路53と、エアー流路53に向かつて常時エア
ーを噴射するエアー噴射ノズル54と、VCA5
2のロツド52aの先端に取り付けられ、エアー
流路53とエアー噴射ノズル54との間で往復し
うるシヤツター55とからなる。検出器51及び
VCA52は整列装置40の検出器41及びVCA
42と同じ構造を有する。
次に、上記構成に於ける作用を、部品2を裏向
きに整列させる場合について説明する。
供給用ボウルフイーダ10のボウル12、整列
用直進フイーダ20のシユート21及びリターン
用直進フイーダ30のリターンシユート31にそ
れぞれ加振器13,22及び32により部品2の
搬送に適した振幅の方向と振動数を持つた振動が
加わると、ボウル12内にランダムに収納された
部品2が搬送トラツク11上に順次乗り移つて搬
送トラツク11の上端出口方向に振動しながら搬
送され、そして、シユート21に送られる。シユ
ート21に送られてきた部品2は、まず整送路2
3に供給されるが、供給用ボウルフイーダ10よ
り整列用直進フイーダ20の搬送能力を小さく抑
えているため、シユート21の入口で部品2が多
数停滞して整送路23をオーバーフローしたもの
が返還路24に落下する。返還路24に落下した
部品2は、返還路24上を搬送されてリターン用
直進フイーダ30のリターンシユート31に乗り
移り、更に、リターンシユート31上を搬送され
て供給用ボウルフイーダ10のボウル12内に返
還される。
整送路23に供給された部品2は、整列部23
a′に沿つて進む間に整列装置40で裏向きに揃え
られる。すなわち、裏向きの状能で部品2が所定
の位置に搬送されてきた場合には、第10図に示
すように検出器41の投光素子からの光は部品2
の裏面に照射され、この部品2の裏面で乱反射し
てその一部が受光素子に入射するので、検出器4
1がONの状態になる。この場合、検出器41の
電気制御回路から電圧が出力されないようにされ
ているので、VCA42は全く作動せず、部品2
はそのまま通過する。次に、表向きの状態で部品
2が搬送されてきた場合には、検出器41の投光
素子からの光が部品2の表面に照射され、部品2
の表面が鏡面状の反射面となつているため正反射
して投光素子に入射せず、検出器41はOFFの
状態になる。この場合、検出器41の電気制御回
路からプラス電圧とマイナス電圧が交互に出力さ
れてVCA42のコイルに電流を流し、この時に
形成される磁界の反撥を利用してVCA42はロ
ツド42aを高速で往復動せしめる。すると、
VCA42のロツド42aに取り付けたシヤツタ
ー45もエアー流路43とエアー噴射ノズル44
の間で高速で往復動し、この一瞬間だけエアー噴
射ノズル44から噴射されたエアーがエアー流路
43を流れて整列部23aの面23a′から噴出す
る。これにより、表向きに搬送されてきた部品2
は反転して整列部23aの面23a′と対向する側
の面23a″に乗り(第11図、第12図)、以後
はこの面23a″に沿つて裏向きに搬送される。な
お、表裏検出位置に部品2がない場合には、検出
器41の投光素子からの光は整送路23の整列部
23aの面23a′に照射され、裏面と同様にこの
整列部23aの面23a′で乱反射してその一部が
受光素子に入射する。したがつて、検出器41の
電気制御回路から電圧が出力されることがなく、
VCA42は全く作動することはない。
このようにして、整列部23aの面23a′,2
3a″上をそれぞれ裏向きに搬送される部品2は、
合流部23bにて同じ姿勢で一列に矯正され(第
8図)、最終チエツク部23cに至ると最終チエ
ツク装置50で最終チエツクされる。すなわち、
第13図に示すように裏向きの状態で部品2が搬
送されてきた場合には、検出器51の投光器から
の光は部品2の裏面に照射され、この部品2の裏
面で乱反射してその一部が受光素子に入射する。
したがつて、検出器51は部品2の裏向きを検出
し、検出器51の電気制御回路から電圧が出力さ
れないのでVCA52は全く作動せず、部品2は
そのまま通過して外部に取り出されていく。整列
装置40を経てもなお表向きの部品2が搬送され
てきた場合には、第14図に示すように、検出器
51の投光素子からの光が部品2の表面に照射さ
れ、部品2の表面で正反射して受光素子に入射せ
ず、検出器51は部品2の表向きを検出し、これ
により検出器51の電気制御回路からブラス電圧
とマイナス電圧が交互に出力されてVCA52の
コイルに電流を流し、この時に形成される磁界の
反撥を利用してVCA52はロツド52aを高速
で往復動せしめ、VCA52のロツド52aに取
り付けたシヤツター55をエアー流路53とエア
ー噴射ノズル54の間で高速で往復動させ、この
一瞬間だけエアー噴射ノズル54から噴射された
エアーがエアー流路53を流れて最終チエツク部
23cの面23c′から噴出し、これにより、表向
きに搬送されてきた部品2は返還路24の先端部
に排出され、リターン用直進フイーダ30のリタ
ーンシユート31上を搬送されて供給用ボウルフ
イーダ10のボウル12内に返還される。なお、
第15図に示すように、表裏検出位置に部品2が
ない場合には、検出器53の投光素子からの光は
整送路23の最終チエツク部23cの面23c″に
照射され、この最終チエツク部23cの面23
c″で乱反射してその一部が受光素子に入射する。
したがつて、検出器51の電気制御回路から電圧
が出力されることがなく、VCA52は全く作動
することはない。
第16図及び第17図は整列部23a及び最終
チエツク部23cにおける整送路23の別の態様
を示すもので、搬送路23を直進フイーダ20に
着脱自在になしたものである。このように、直進
フイーダ20の直線部に整列部23aおよび最終
チエツク部23cを配置すれば、簡単かつ高精度
に実施することができる。
第18図はエアー噴射ノズル44,54のエア
ー供給装置を例示するもので、これはブリード方
式により超低圧で僅かな許容圧力範囲にもかかわ
らず、簡単な調整で安定な動作が可能である。
発明の効果 この発明によれば、整列して移送中の部品のう
ち反対向きの部品を排除して元の位置に返還する
のではなく、それを反転させて同一方向に揃えて
整送するようにしたので極めて効率がよく、しか
も、その反転させる機構に従来の自己復帰形アク
チユエータに比べて非常に応答性の高いボイスコ
イル形アクチユエータを用いたから、列をなして
移動しつつある数ミリ程度の極く小さな部品であ
つても、該当するものだけを的確に反転させるこ
とができ、関係ない隣のものを誤つて反転させる
心配がなく、したがつて、より高度の表裏整列搬
送が可能となる。また、シヤツターで通常はエア
ー流路とエアー噴射ノズルとの間を遮断してお
き、正規の向きでない部品が検出されたときだ
け、ボイスコイル形アクチユエータでシヤツター
を瞬間的に開閉させるようにしたから、残圧が少
なく、確実に当の部品だけを反転させられ、誤動
作の心配がない。さらに、整列装置と最終チエツ
ク装置との2ケ所で部品の表裏を判別するから、
非常に高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来のパーツフイ
ーダを示す平面図及び正面図、第3図は部品の一
実施例を示す縦断面図、第4図乃至第6図はそれ
ぞれ、この発明の部品の高速表裏整列装置を具備
するパーツフイーダの正面図、平面図及び側面
図、第7図乃至第9図はシユートの整送路の各部
所における断面図、第10図乃至第12図は整列
装置の動作を説明するための断面図、第13図乃
至第15図は最終チエツク装置の動作を説明する
ための断面図、第16図及び第17図は整送路の
別の態様を示す断面図、第18図はエアー供給装
置の回路図である。 10:供給用ボールフイーダ、12:ボウル、
20:整列用直進フイーダ、21:シユート、2
3:整送路、23a:整列部、23b:合流部、
23c:最終チエツク部、30:リターン用直進
フイーダ、31:リターンシユート、40:整列
装置、41:検出器、42:VCA、43:エア
ー流路、44:エアー噴射ノズル、45:シヤツ
ター、50:最終チエツク装置、51:検出器、
52:VCA、53:エアー流路、54:エアー
噴射ノズル、55:シヤツター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 すり鉢形状をしたボウルの内周面を底面から
    上端開口に向かつて部品を搬送する供給用ボウル
    フイーダと、該供給用ボウルフイーダの上端開口
    に連結され、かつ、整送路と返還路が、整送路か
    ら溢れて落下する部品を返還路で受け取れるよう
    に並列に2段に段違い状に形成され、更に、前記
    整列路が断面V溝状の整列部、その整列部と滑ら
    かに連続したなだらかな凹曲面のU溝状合流部、
    及び傾斜面状の最終チエツク部を有するシユート
    で構成された整列用直進フイーダと、該整列用直
    進フイーダのシユートの返還路先端部と前記供給
    用ボウルフイーダのボウルとの間の連結されたリ
    ターンシユートを有するリターン用直進フイーダ
    と、前記整列用直進フイーダのシユートの整列部
    に配置され、整列部の一方の溝側面に開口するエ
    アー流路を有し、検出器で部品が正規の向きでな
    いことを検出した時に該検出器の出力でボイスコ
    イル形アクチユエータを駆動して、エアー流路を
    閉じているシヤツターを断続的に動作させて前記
    エアー流路へエアーを通すことにより部品を反転
    させて反対側の溝側面に載せる整列装置と、前記
    整列用直進フイーダのシユートの最終チエツク部
    に配置され、最終チエツク部に開口するエアー流
    路を有し、検出器で部品が正規の向きでないこと
    を検出した時に該検出器の出力でボイスコイル形
    アクチユエータを駆動して、エアー流路を閉じて
    いるシヤツターを断続的に動作させて前記エアー
    流路へエアーを通すことにより部品を前記整列用
    直進フイーダのシユートの返還路先端部に排出す
    る最終チエツク装置とからなり、前記シヤツター
    が通常は、エアー流路に向けて常時圧搾エアーを
    噴射するエアー噴射ノズルからのエアーを遮断し
    ていることを特徴とする部品の高速表裏整列装
    置。
JP20181183A 1983-10-26 1983-10-26 部品の高速表裏整列装置 Granted JPS6094185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20181183A JPS6094185A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 部品の高速表裏整列装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20181183A JPS6094185A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 部品の高速表裏整列装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094185A JPS6094185A (ja) 1985-05-27
JPH0134895B2 true JPH0134895B2 (ja) 1989-07-21

Family

ID=16447301

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