JP3309074B2 - 合流コンベヤへの物品合流方法及び物品合流装置 - Google Patents

合流コンベヤへの物品合流方法及び物品合流装置

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JP3309074B2
JP3309074B2 JP12504798A JP12504798A JP3309074B2 JP 3309074 B2 JP3309074 B2 JP 3309074B2 JP 12504798 A JP12504798 A JP 12504798A JP 12504798 A JP12504798 A JP 12504798A JP 3309074 B2 JP3309074 B2 JP 3309074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合流コンベヤへ第
1と第2の移載コンベヤから送り込まれる物品の間に、
これらの移載コンベヤより合流コンベヤ下流側で第3の
移載コンベヤから物品を割り込ませて送り込むための物
品合流方法及び物品合流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの合流コンベヤへ複数の箇所
から物品を投入して合流させ、仕分け作業等の次工程へ
送る場合には、合流コンベヤへ合流する複数の移載コン
ベヤからなる物品合流装置が用いられている。
【0003】図7は、このような従来の物品合流装置の
一例を示す平面図であって、物品合流装置A1は、合流
コンベヤA2へその上流端と搬送方向側方から物品Wを
送り込む複数の移載コンベヤA3,A4,A5によって
構成されている。
【0004】また、前記合流コンベヤA2の下流端に
は、ストレージコンベヤA6が直列に連結されており、
前記ストレージコンベヤA6の下流側には、さらに、切
出しコンベヤA7を介して仕分装置A8が連結されてい
る。
【0005】前記仕分装置A8は、指定された仕分けシ
ュートA9へ物品Wを払い出すためのスライドシューを
それぞれ有する多数のスラットを無端状に連結して構成
されている仕分けコンベヤA10を備えている。
【0006】仕分装置A8で仕分けを行う物品Wはそれ
ぞれ、移載コンベヤA3,A4,A5へ搬入され、その
際、人手によって仕分け先データが入力され、各移載コ
ンベヤA3,A4,A5から合流コンベヤA2へ送り込
まれる物品Wどうしが干渉しないように管理して合流コ
ンベヤA2へ合流させている。
【0007】そして、これらの物品Wは、合流コンベヤ
A2で下流へ搬送され、ストレージコンベヤA6に受け
渡されるとその下流部分に一時的にストレージされ、そ
の下流端から切出しコンベヤA7によって一つずつ切り
出されて前後の物品W間に一定の隙間をあけて仕分けコ
ンベヤA10に受け渡される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】仕分装置8へ物品Wを
送り込む際には、仕分けコンベヤA10の構造上、前後
の物品W間の隙間を等間隔に保って送り込む必要があ
り、従来では、前記隙間を空けるために、前述したよう
なストレージコンベヤA6と切出しコンベヤA7を用い
ていた。
【0009】そのため、合流コンベヤA2の上流端から
仕分けコンベヤA10までの距離が長くなり、仕分設備
等のレイアウト上の制限が大きく、また、広い設置スペ
ースを必要とする問題があった。
【0010】そこで、本発明は、前述したような従来技
術における問題を解決し、合流コンベヤ上で物品の前後
に略一定の隙間が空くように各移載コンベヤから物品を
送り込むことのできる物品合流方法と物品合流装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
の合流コンベヤへの物品合流方法は、第1と第2の移載
コンベヤから合流コンベヤへ送り込まれる物品の間に、
これらの移載コンベヤより合流コンベヤ下流側に位置す
る第3の移載コンベヤから物品を割り込ませて送り込む
ためのものであって、第1と第2の移載コンベヤのう
ち、移載コンベヤ上の到着確認位置へ先に物品の前端が
到着した一方の移載コンベヤからその物品を通過確認位
置を通過させて合流コンベヤへ送り込み、到着確認位置
へ遅れて物品の前端が到着した他方の移載コンベヤは、
その場で物品の搬送を一旦停止し、第3の移載コンベヤ
上の到着確認位置へ物品の前端が到着したときに第3の
移載コンベヤは物品の搬送をその場で一旦停止し、前記
他方の移載コンベヤは、前記一方の移載コンベヤ上の通
過確認位置を物品の後端が通過した時点から前記第3の
移載コンベヤ上の物品の搬送方向長さに対応した時間が
経過した後に、物品の搬送を再開してその物品を合流コ
ンベヤへ送り込み、第3の移載コンベヤとの合流位置よ
り上流側に設定された合流コンベヤ上の通過確認位置を
合流コンベヤへ送り込まれた物品の後端が通過した時点
で、前記第3の移載コンベヤ上の物品の搬送を再開し
て、合流コンベヤ上を搬送される物品どうしの前後の隙
間が略等しくなるように、第1と第2の移載コンベヤか
ら合流コンベヤへ送り込まれた2つの物品の間に第3の
移載コンベヤから物品を割り込ませて送り込むようにし
たものである。
【0012】また、本発明の合流コンベヤへの物品合流
装置は、合流コンベヤへ物品を送り込む第1と第2の移
載コンベヤと、これらの移載コンベヤより合流コンベヤ
の下流側に物品を送り込む第3の移載コンベヤと、それ
ぞれの移載コンベヤ上の到着確認位置に物品の前端が到
着したことを検出する第1と第2の移載コンベヤの到着
確認センサと、第1と第2の移載コンベヤ上のそれぞれ
の到着確認位置から下流側の通過確認位置を物品の後端
が通過したことを検出する第1と第2の移載コンベヤの
通過確認センサと、第3の移載コンベヤ上の到着確認位
置より上流側でこの移載コンベヤに搬入された物品の搬
送方向の長さを計測する第3の移載コンベヤの測長手段
と、第1と第2の移載コンベヤが合流コンベヤへ合流す
る位置より合流コンベヤ下流側で、且つ、第3の移載コ
ンベヤが合流コンベヤへ合流する位置より上流側に設定
された通過確認位置を物品の後端が通過したことを検出
する合流コンベヤの通過確認センサと、第1と第2の移
載コンベヤのうち、先に到着確認センサが物品の前端を
検出した一方の移載コンベヤからその物品を合流コンベ
ヤへ送り込み、遅れて到着確認センサが物品の前端を検
出した他方の移載コンベヤの物品の搬送をその場で一旦
停止させ、前記一方の移載コンベヤ上を搬送される物品
の後端を前記一方の移載コンベヤの通過確認センサが検
出した時点から前記第3の移載コンベヤの測長センサで
計測された測長値に対応した時間経過後に、前記他方の
移載コンベヤの物品の搬送を再開させるとともに、第3
の移載コンベヤの到着確認センサが物品の前端を検出す
ると物品の搬送をその場で一旦停止させ、合流コンベヤ
の通過確認センサが物品の後端を検出すると第3の移載
コンベヤの搬送を再開させて、第1と第2の移載コンベ
ヤから合流コンベヤへ送り込まれた2つの物品の間に、
第3の移載コンベヤから物品を割り込ませて、合流コン
ベヤ上を搬送される物品間の前後の隙間を略等しくする
移載コンベヤ駆動制御手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】本発明の合流コンベヤへの物品合流方法におい
ては、第1と第2の移載コンベヤのうち、移載コンベヤ
上の到着確認位置へ物品が先に到着した一方の移載コン
ベヤからその物品を通過確認位置を通過させて合流コン
ベヤへ送り込み、他方の移載コンベヤは、到着確認位置
へ後から到着した物品を、ここから前記一方の移載コン
ベヤ上の通過確認位置を物品が通過した時点から第3の
移載コンベヤへ搬入された物品の搬送方向長に対応した
時間だけ遅らせて、合流コンベヤへ送り込み、その後、
第3の移載コンベヤ上の物品を合流コンベヤに送り込ま
れた前記2つの物品間に、物品どうしの前後の隙間が略
等しくなるように割り込ませる。
【0014】本発明の合流コンベヤへの物品合流装置に
おいては、第1と第2の移載コンベヤのうち、到達確認
センサが先に物品の前端を検出した一方の移載コンベヤ
から、その物品を通過確認センサを通過させて合流コン
ベヤへ送り込む。
【0015】他方の移載コンベヤの到着確認センサが物
品の前端を検出すると、前記他方の移載コンベヤは、前
記物品の搬送をその場で一旦停止する。また、第3の移
載コンベヤへ搬入された物品は、測長手段によりその搬
送方向の長さを測長され、次いで、第3の移載コンベヤ
の到着確認センサがこの物品の前端を検出すると、第3
の移載コンベヤは物品の搬送をその場で一旦停止する。
【0016】前記一方の移載コンベヤで搬送される物品
の後端を前記一方の移載コンベヤの通過確認センサが検
出した時点から、前記第3の移載コンベヤの測長手段で
測長した物品の測長値に対応した時間経過後に、前記他
方の移載コンベヤ上の物品の搬送が再開され、前記物品
が合流コンベヤへ送り込まれる。
【0017】次いで合流コンベヤ上の通過確認センサが
先頭を搬送される物品の後端を検出した時点で第3の移
載コンベヤ上の物品の搬送が再開され、前記物品が既に
合流コンベヤに送り込まれている2つの物品の間に物品
どうしの前後の隙間が略等しくなるように送り込まれ
る。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す合流コンベヤへ
の物品合流装置の平面図であって、物品合流装置1は、
合流コンベヤ2へ物品Wを送り込むための3つの移載コ
ンベヤ3,3’,3”を備えている。
【0019】また、合流コンベヤ2の下流端は、図示し
ていない仕分装置に設けられている仕分けコンベヤの上
流端へ隣接し、合流コンベヤ2から仕分けコンベヤへ物
品Wを直接受け渡すことができるようになっている。
【0020】なお、本実施例においては、合流コンベヤ
2と移載コンベヤ3,3’,3”は全て搬送面が水平な
ベルトコンベヤで構成されているが、これらのコンベヤ
の搬送面は搬送方向に多少傾斜していてもよい。
【0021】また、移載コンベヤ3,3’,3”のう
ち、第1の移載コンベヤ3は、合流コンベヤ2の上流端
へ直列に接続されていて、搬送面が合流コンベヤ2の搬
送面と略同一レベルの4つのコンベヤユニット3A,3
B,3C,3Dから構成されている。
【0022】前記移載コンベヤ3には、最上流側のコン
ベヤユニット3A上に物品Wを搬入し、このコンベヤユ
ニット3Aからコンベヤユニット3Bに前記物品Wが渡
されると、ここでコンベヤユニット3Bが一旦停止し、
この物品Wに表示されている仕分け先データを作業者が
図示しない光学式読取装置で読み取るか、または、キー
ボードに打ち込むことによって入力部へ入力される。
【0023】入力された仕分け先データは、合流コンベ
ヤ2の下流側に接続されている図示しない仕分装置にお
いて、前記物品Wの仕分け先を指定するために利用され
る。
【0024】コンベヤユニット3Bは、物品Wの仕分け
先の入力が完了した時点で駆動され、前記物品Wは、コ
ンベヤユニット3Cを介してコンベヤユニット3Dへ送
り込まれる。
【0025】コンベヤユニット3Dの下流側の搬送面上
には、到着確認位置とこの下流側の通過確認位置がそれ
ぞれ設定されており、これらの位置に対応して搬送面の
両側に発光部と受光部とをそれぞれ対向させた到着確認
センサS1と通過確認センサS2とが配置されている。
【0026】また、第2の移載コンベヤ3’と第3の移
載コンベヤ3”は、前述した第1の移載コンベヤ3と同
じ4つのコンベヤユニット3A,3B,3C,3Dに加
えて、コンベヤユニット3Eを有している。
【0027】コンベヤユニット3Eは、合流コンベヤ2
の搬送方向に対して斜め後方から物品Wを送り込むこと
ができるように、搬送面の下流側が合流コンベヤ2の搬
送面の側縁部に沿った位置で斜めに折り返されて循環駆
動される搬送ベルトが用いられており、コンベヤユニッ
ト3Dと略等しく、且つ、合流コンベヤ2の搬送速度よ
りやや遅い搬送速度で常時連続的に駆動されるようにな
っている。
【0028】また、前述した第1の移載コンベヤ3と同
様に、第2の移載コンベヤ3’と第3の移載コンベヤ
3”のそれぞれのコンベヤユニット3Dの搬送面上に
は、到着確認位置と通過確認位置がそれぞれ設定されて
おり、これらの位置に対応する搬送面の両側には、それ
ぞれ発光部と受光部とを対向させた到着確認センサS1
と通過確認センサS2とが配置されている。
【0029】さらに、第3の移載コンベヤ3”のコンベ
ヤユニット3Dの到着確認センサS1より上流側には、
ここを通過する物品Wの搬送方向長さを計測するための
測長手段としての測長センサS3が設けられている。
【0030】前記測長センサS3は、第3の移載コンベ
ヤ3”のコンベヤユニット3Dの搬送面の両側に対向し
て配置されている複数対の発光部と受光部から構成され
ており、ここを通過する物品Wの前端が測長センサS3
の最下流側の発光部と受光部の間で検出された時点で、
前記物品Wの後端が上流側の何れの位置の発光部と受光
部の対に検出されるかによって、物品Wの搬送方向の長
さが測長されるように構成されている。
【0031】なお、測長手段は前述した構成に限らず、
例えば、一対の発光部と受光部からなる光センサを用
い、受光部に入射する発光部の光が物品Wで遮られてい
る間の経過時間、あるいは、コンベヤユニット3Dの移
動を検出するパルスエンコーダの発するパルス数に基づ
いて物品Wの長さを算出するようにしてもよい。
【0032】合流コンベヤ2の第2の移載コンベヤ3’
との合流位置と、第3の移載コンベヤ3”との合流位置
の間に、合流コンベヤ2上を搬送される物品Wの後端を
検出するための合流コンベヤ2の通過確認センサS4が
配置されている。
【0033】また、合流コンベヤ2には、その搬送面の
移動距離に対応したパルスを発生するパルスエンコーダ
S5が設けられている。前記パルスエンコーダS5の発
生するパルスは、合流コンベヤ2の下流側に配置されて
いる図示していない仕分装置の仕分けコンベヤとの同期
を採るために利用されている。
【0034】次に、図2〜図6によって、前述した物品
合流装置1の動作を順を追って説明する。
【0035】ここでは、図2のように、第1の移載コン
ベヤ3と第2の移載コンベヤ3’へそれぞれ搬入された
物品W1と物品W2のうち、第1の移載コンベヤ3へ搬
入された物品W1が先に到着確認位置まで搬送されてき
て、その前端が第1の移載コンベヤ3の到着確認センサ
S1に検出されたとする。このとき、第2の移載コンベ
ヤ3’では、まだ物品W2は第2の移載コンベヤ3’の
到着確認センサS1が設けられている到着確認位置まで
達していない。
【0036】第1〜第3の移載コンベヤ3,3’,3”
の動作は、図示していない移載コンベヤ駆動制御手段に
よって制御されており、前記移載コンベヤ駆動制御手段
が第1の移載コンベヤ3と第2の移載コンベヤ3’の何
れが到着確認センサS1の位置まで物品が先に到着した
かを判断し、この場合には、第1の移載コンベヤ3の方
の物品W1が先着したと判断する。
【0037】ここで、前記移載コンベヤ駆動制御手段
は、第1の移載コンベヤ3上の物品W1の搬送を一旦停
止して前記物品W1を第1の移載コンベヤ3上の到着確
認位置に待機させる。一方、第3の移載コンベヤ3”に
搬入された物品W3は、第3の移載コンベヤ3”の測長
センサS3を通過する際に、搬送方向の長さが測長され
る。
【0038】また、移載コンベヤ駆動制御手段は、図3
に示すように、第2の移載コンベヤ3’の到着確認セン
サS1が物品W2の前端を検出した時点で物品W2の搬
送を一旦停止し、前記物品W2を第2の移載コンベヤ
3’の到着確認位置に待機させる。
【0039】同様に、第3の移載コンベヤ3”上の物品
W3も、その前端が第3の移載コンベヤ3”上の到着確
認センサS1によって検出された時点で一旦停止され
る。
【0040】一方、移載コンベヤ駆動制御手段は、パル
スエンコーダS5から送られるパルス信号のタイミング
で、第1の移載コンベヤ3に物品W1の搬送を再開さ
せ、前記物品W1を第1の移載コンベヤ3の通過確認位
置を通過させて合流コンベヤ2へ送り込む。
【0041】この際、物品W1の後端が第1の移載コン
ベヤ3の通過確認センサS2に検出された時点で移載コ
ンベヤ駆動制御手段に含まれている遅延タイマーが起動
される。
【0042】前記遅延タイマーは、第3の移載コンベヤ
3”上の測長センサS3が測長した物品W3の測長値に
対応した時間が経過すると、図4に示すように、第2の
移載コンベヤ3’の搬送を再開させて物品W2を合流コ
ンベヤ2へ送り込むようになっている。
【0043】そして、図5に示すように、合流コンベヤ
2上を搬送される物品W1の後端が合流コンベヤ2上の
通過確認センサS4に検出された時点で、移載コンベヤ
駆動制御手段は第3の移載コンベヤ3”上の物品W3の
搬送を再開して前記物品W3を合流コンベヤ2へ送り込
む。
【0044】その結果、図6に示すように、物品W3
は、合流コンベヤ2上で物品W1の後端と物品W3の前
端の隙間と、物品W3の後端と物品W2の前端の隙間が
略等しくなるように物品W1と物品W2の間に割り込
む。
【0045】前述した遅延タイマーの遅延時間により、
合流コンベヤ2上を搬送される物品W1の後端から物品
W2の前端までの間隔が決定され、また、通過確認セン
サS4の位置によって、物品W3が合流コンベヤ2へ送
り込まれたときの物品W1の後端から物品W3の前端ま
での間隔が決定される。
【0046】従って、前記遅延タイマーの遅延時間と、
合流コンベヤ2上の通過確認センサS4の位置を選択す
ることによって、合流コンベヤ2上を搬送される物品ど
うしの前後の隙間を略等しい所望の間隔に制御すること
ができる。
【0047】なお、第2の移載コンベヤ3’の到着確認
センサS1が第1の移載コンベヤ3の到着確認センサS
1よりも先に物品を検出した場合には、第1の移載コン
ベヤ3と第2の移載コンベヤ3’の動作が入れ替わる点
を除いて、前述した動作と同様な動作が行われる。
【0048】また、各移載コンベヤ3,3’,3”へ続
けて物品が搬入されてくる場合には、第1の移載コンベ
ヤ3と第2の移載コンベヤ3’の間で、到着確認センサ
S1が配置されている到着確認位置への物品Wの先着順
が交互に入れ替わる他は、前述した動作が反復されて、
合流コンベヤ2上を搬送される物品どうしの前後の隙間
が略等しく保たれる。
【0049】また、第3の移載コンベヤ3”から合流コ
ンベヤ2に送り込まれる物品W3が存在しない場合に
は、第3の移載コンベヤ3”の測長センサS3が検出す
る測長値は0となるが、その場合には、合流コンベヤ上
を搬送される物品W1と物品W2間の前後の隙間が略一
定の間隔に保持されるように、測長値0に対応した遅延
タイマーの遅延時間を設定しておけばよい。
【0050】前述した実施例においては、合流コンベヤ
2から仕分装置へ物品を供給する場合について説明した
が、本実施例に限定するものではなく、本発明は物品ど
うしの前後の隙間を略一定にして、物品を順次次工程へ
搬送する必要がある様々な用途に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の合流コ
ンベヤへの物品合流方法によれば、合流コンベヤの上流
側で第1と第2の移載コンベヤから時間差をもって送り
込まれた物品の間に第3の移載コンベヤから物品を割り
込ませることによって、合流コンベヤ上を搬送される物
品どうしの前後の隙間を略等しくできるため、仕分装置
等へ物品を供給する場合において、合流コンベヤの下流
にストレージコンベヤと切出しコンベヤを連設する必要
がなく、仕分設備等のレイアウト上の自由度を高めるこ
とができるとともに設置スペースを少なくすることがで
き、且つ、設備コストを下げることができる。
【0052】また、本発明の合流コンベヤへの物品合流
装置によれば、到着確認センサ、通過確認センサ、及
び、測長手段によって各移載コンベヤを制御して合流コ
ンベヤ上を搬送される物品どうしの前後の隙間を略等し
くすることができるため、構造が簡単で設備コストを安
くできるとともに、動作が確実で高い信頼性が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す、合流コンベヤへの
物品合流装置の平面図である。
【図2】 本発明の物品合流装置の動作説明図である。
【図3】 本発明の物品合流装置の動作説明図である。
【図4】 本発明の物品合流装置の動作説明図である。
【図5】 本発明の物品合流装置の動作説明図である。
【図6】 本発明の物品合流装置の動作説明図である。
【図7】 従来の物品合流装置の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ・・・ 物品合流装置 2 ・・・ 合流コンベヤ 3 ・・・ 第1の移載コンベヤ 3’ ・・・ 第2の移載コンベヤ 3” ・・・ 第3の移載コンベヤ 3A,3B,3C,3D,3E ・・・ コンベヤユニ
ット S1 ・・・ 移載コンベヤの到着確認センサ S2 ・・・ 移載コンベヤの通過確認センサ S3 ・・・ 第3の移載コンベヤの測長センサ(測長
手段) S4 ・・・ 合流コンベヤの通過確認センサ S5 ・・・ パルスエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向 究幸 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 昭51−151954(JP,A) 特開 昭52−95461(JP,A) 特開 昭54−61763(JP,A) 特開 平5−201522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/68 - 47/72 B65G 43/00 - 43/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2の移載コンベヤから合流コン
    ベヤへ送り込まれる物品の間に、これらの移載コンベヤ
    より合流コンベヤ下流側に位置する第3の移載コンベヤ
    から物品を割り込ませて送り込むための合流コンベヤへ
    の物品合流方法であって、 第1と第2の移載コンベヤのうち、移載コンベヤ上の到
    着確認位置へ先に物品の前端が到着した一方の移載コン
    ベヤからその物品を通過確認位置を通過させて合流コン
    ベヤへ送り込み、 到着確認位置へ遅れて物品の前端が到着した他方の移載
    コンベヤは、その場で物品の搬送を一旦停止し、 第3の移載コンベヤ上の到着確認位置へ物品の前端が到
    着したときに第3の移載コンベヤは物品の搬送をその場
    で一旦停止し、 前記他方の移載コンベヤは、前記一方の移載コンベヤ上
    の通過確認位置を物品の後端が通過した時点から前記第
    3の移載コンベヤ上の物品の搬送方向長さに対応した時
    間が経過した後に、物品の搬送を再開してその物品を合
    流コンベヤへ送り込み、 第3の移載コンベヤとの合流位置より上流側に設定され
    た合流コンベヤ上の通過確認位置を合流コンベヤへ送り
    込まれた物品の後端が通過した時点で、前記第3の移載
    コンベヤ上の物品の搬送を再開して、合流コンベヤ上を
    搬送される物品どうしの前後の隙間が略等しくなるよう
    に、第1と第2の移載コンベヤから合流コンベヤへ送り
    込まれた2つの物品の間に第3の移載コンベヤから物品
    を割り込ませて送り込むことを特徴とする合流コンベヤ
    への物品合流方法。
  2. 【請求項2】 合流コンベヤへ物品を送り込む第1と第
    2の移載コンベヤと、これらの移載コンベヤより合流コ
    ンベヤの下流側に物品を送り込む第3の移載コンベヤ
    と、 それぞれの移載コンベヤ上の到着確認位置に物品の前端
    が到着したことを検出する第1と第2の移載コンベヤの
    到着確認センサと、 第1と第2の移載コンベヤ上のそれぞれの到着確認位置
    から下流側の通過確認位置を物品の後端が通過したこと
    を検出する第1と第2の移載コンベヤの通過確認センサ
    と、 第3の移載コンベヤ上の到着確認位置より上流側でこの
    移載コンベヤに搬入された物品の搬送方向の長さを計測
    する第3の移載コンベヤの測長手段と、 第1と第2の移載コンベヤが合流コンベヤへ合流する位
    置より合流コンベヤ下流側で、且つ、第3の移載コンベ
    ヤが合流コンベヤへ合流する位置より上流側に設定され
    た通過確認位置を物品の後端が通過したことを検出する
    合流コンベヤの通過確認センサと、 第1と第2の移載コンベヤのうち、先に到着確認センサ
    が物品の前端を検出した一方の移載コンベヤからその物
    品を合流コンベヤへ送り込み、遅れて到着確認センサが
    物品の前端を検出した他方の移載コンベヤの物品の搬送
    をその場で一旦停止させ、前記一方の移載コンベヤ上を
    搬送される物品の後端を前記一方の移載コンベヤの通過
    確認センサが検出した時点から前記第3の移載コンベヤ
    の測長センサで計測された測長値に対応した時間経過後
    に、前記他方の移載コンベヤの物品の搬送を再開させる
    とともに、第3の移載コンベヤの到着確認センサが物品
    の前端を検出すると物品の搬送をその場で一旦停止さ
    せ、合流コンベヤの通過確認センサが物品の後端を検出
    すると第3の移載コンベヤの搬送を再開させて、第1と
    第2の移載コンベヤから合流コンベヤへ送り込まれた2
    つの物品の間に、第3の移載コンベヤから物品を割り込
    ませて、合流コンベヤ上を搬送される物品間の前後の隙
    間を略等しくする移載コンベヤ駆動制御手段とを備えた
    ことを特徴とする合流コンベヤへの物品合流装置。
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