JPH0133380Y2 - - Google Patents

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JPH0133380Y2
JPH0133380Y2 JP8020583U JP8020583U JPH0133380Y2 JP H0133380 Y2 JPH0133380 Y2 JP H0133380Y2 JP 8020583 U JP8020583 U JP 8020583U JP 8020583 U JP8020583 U JP 8020583U JP H0133380 Y2 JPH0133380 Y2 JP H0133380Y2
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JP
Japan
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track girder
damping material
negative
contact line
contact
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JP8020583U
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JPS59185140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 懸垂式モノレールの台車が門型鋼製軌道桁内を
走行する間に外部に放射する騒音を効果的に抑制
するために、前記軌道桁の両側壁面に制振材を強
固に取付けることによつて軌道桁の振動を抑制
し、同軌道桁から外部へ放射される固体音を低減
する方法が提案されている。
第1図はこの種の懸垂式モノレールの軌道桁の
構成を示し、車体1は懸垂装置2を介して軌道桁
3内を走行する台車に結合されている。また集電
装置として正電車線4、負電車線5、正パンタグ
ラフ6、負パンタグラフ7が図示の如く装備さ
れ、台車を軌道桁3の走行面に沿つて走行させて
いる。同台車は走行用ゴムタイヤ8、台車本体
9、駆動モータ10、案内用ゴムタイヤ11、と
前記各パンタグラフ6,7より構成されている。
駆動モータ10への電力の供給は正電車線4と台
車に結合された正パンタグラフ6の集電シユーを
接触摺動させ、負電車線5と台車に結合された負
パンタグラフ7の集電シユーを接触摺動させ、両
電線間に電位差を与えることによつて行なわれ
る。
正電車線4と負電車線5に対して正パンタグラ
フ6、負パンタグラフ7の夫々の集電シユーが接
触摺動する際、集電線4,5と集電シユーの接触
面が有する凹凸によつて、集電線4,5及び集電
シユーに弾性振動が誘起される。この弾性振動が
支持金具12,13を介して軌道桁3等の周辺構
造物に伝播し、固体音として外部に放射され騒音
公害の一因となつている。
走行車ゴムタイヤ8、案内用ゴムタイヤ11が
台車とともに走行する際、それら部材間の接触に
より走行用ゴムタイヤの走行面14、案内用ゴム
タイヤ15に振動を誘起させ、同振動が軌道桁3
に伝播し、同軌道桁3を介して固体音として外部
に放射される。
一方負電車線5は第2図に示すように、軌道桁
3に溶接等によつて固着された支持金具13、及
び同支持金具13に装架された絶縁材16、留金
具17を介して軌道桁3の長手方向に沿つて5m
以下のピツチでボルト、ナツト18によつて固定
されている。
第3図及び第4図は前記負電線の支持部廻りの
制振材の貼着部の実施例を示し、制振材19は振
動の効果的抑制を意図して振動源に近接して貼着
する必要から負電線支持金具13のまわりに切欠
部20を設け、同支持金具13を囲繞するように
設置される。
前記制振材13は例えばゴム系、ゴム−アスフ
アルト系の材質より構成され、軌道桁3の両側ま
たは片側の内壁面21上に、接着剤22若しくは
接着材22とスタツドボルト23との伴用による
固着手段によつて確固と設置される。
しかしながら前記従来のものにおいては、軌道
桁3の製作から制振材19の軌道桁3への貼付に
至るまでには、先ず軌道桁3を製作した後、負電
車線支持金具13、制振材固定用スタツドボルト
23を軌道桁3の所定位置に溶接等によつて取付
け、次いで塗装を施した後に制振材19を貼着す
る工程を経るが、この際前記したように振動の効
果的抑制を意図して振動源に制振材を貼着する必
要から、負電車線支持金具13に合わせて、現物
合わせで制振材19を切欠く必要がある。従つて
現物合わせによる制振材の切欠き作業、制振材の
切欠部の切口の保護処理に多大の時間が必要とな
り、工事が複雑で工費が蒿むという欠点があつ
た。
本考案はこのような欠点を除去するために提案
されたもので、軌道桁に層着された制振材に、電
車線支持金具を埋設碇着し、同支持金具を前記軌
道桁に非接触支持としてなることを特徴とする電
車線支持構造に係るものである。
本考案においては前記したように、軌道桁に層
着された制振材に電車線支持金具を埋設碇着して
同金具を前記通路桁に非接触支持としたので、前
記従来構造におけるように負電車線支持金具の軌
道桁への溶接、制振材の負電車線支持金具の切欠
部の欠截作業、及び同切欠部の切口の保護処理の
各作業が省略され、工費が大幅に低減され、更に
車線支持金具が軌道桁に直接固着されることな
く、同軌道桁に層着された前記制振材を介して軌
道桁に非接触支持されているので、電車線の振動
が軌道桁に伝播するのを最小限に抑えることがで
き、軌道桁から外部へ放射される固体音をより一
層低減しうるものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
31は懸垂式モノレール用鋼製門型の軌道桁
で、その両側または片道の内壁面に接着剤32、
若しくは接着剤32とスタツドボルト33の併用
によつてゴム−アスフアルト系材質等よりなる制
振材34が軌道桁31の長手方向に沿つて5m以
下のピツチで確固と固着されている。
35は負電線支持金具で、制振材34の成形
時、その硬化前に同制振材34内の所定位置に埋
設碇着されるもので、負電車線36を保持するの
に十分な強度を保持している。前記支持金具35
にはアンカボルト部37と普通ねじ部38とを有
する固定ボルト39が、前記支持金具35に穿設
された透孔40に貫通され溶接部41を介して前
記支持金具35に固着されている。
42及び43は夫々前記第2図に示した負電車
線の支持部と同一構成の絶縁材並に留金具で、負
電車線36は前記絶縁材42及び留金具43を介
して電車線止めナツト44及び座金45を介して
負電車線支持金具35に固定される。
このように負電車線支持金具35と制振材34
とが一体化されることによつて、負電車線支持金
具35の軌道桁31への溶接、制振材34におけ
る負電車線支持金具35まわりの切欠き、及び同
切欠きの切り口の保護処理の各作業が省略され
る。また負電車線支持金具35が制振材34に埋
設碇着され、従来のように軌道桁31に溶接され
ることがなく、同軌道桁31と非接触支持とされ
ていることによつて、負電車線36の振動の軌道
桁への伝播が最小限に抑制されている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々懸垂式モノレールの軌
道桁構造を示す正面図並に側面図、第3図は従来
の電車線支持構造の側面図、第4図はその正面
図、第5図は第4図の矢視−図、第6図は本
考案に係る電車線支持構造の一実施例を示す正面
図、第7図はその要部拡大正面図、第8図は第6
図の矢視−図である。 31……軌道桁、34……制振材、35……負
電線支持金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軌道桁に層着された制振材に、電車線支持金具
    を埋設碇着し、同支持金具を前記軌道桁に非接触
    支持としてなることを特徴とする電車線支持構
    造。
JP8020583U 1983-05-30 1983-05-30 電車線支持構造 Granted JPS59185140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020583U JPS59185140U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 電車線支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020583U JPS59185140U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 電車線支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59185140U JPS59185140U (ja) 1984-12-08
JPH0133380Y2 true JPH0133380Y2 (ja) 1989-10-11

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ID=30210198

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JP8020583U Granted JPS59185140U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 電車線支持構造

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JP4508677B2 (ja) * 2004-02-19 2010-07-21 三菱重工業株式会社 ガイドレールと給電線の取付構造

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JPS59185140U (ja) 1984-12-08

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