JPH0417604Y2 - - Google Patents

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JPH0417604Y2
JPH0417604Y2 JP3038786U JP3038786U JPH0417604Y2 JP H0417604 Y2 JPH0417604 Y2 JP H0417604Y2 JP 3038786 U JP3038786 U JP 3038786U JP 3038786 U JP3038786 U JP 3038786U JP H0417604 Y2 JPH0417604 Y2 JP H0417604Y2
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track
fixed
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auxiliary
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各々が無人搬送車用軌道を有する隣
接した建物の棟間接続部に取り付けられて、前記
軌道同士を橋渡し連結するための無人搬送車用軌
道連結装置に関する。
従来の技術 従来、各々が無人搬送車用軌道を有する隣接し
た建物同士を渡廊下等の棟間接続部を介して接続
したものにおいては、地震等による振動に対処で
きるように、各々の建物本体と前記接続部とを予
め離隔した状態で接続しておき水平方向に相対的
に変位可能としている。また、前記軌道同士を橋
渡し連結するために前記接続部に配設された軌道
連結装置は、各々の軌道に固定連結されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この種の建物にあつては、前述
のように、建物本体と前記接続部とが相対的に変
位可能であるにもかかわらず前記軌道と前記軌道
連結装置とが相対的に変位不可能であるため、地
震等発生時において、各々の軌道と軌道連結装置
との固定連結部に断裂や変形などの損傷が生じて
いた。
故に、本考案は、搬送車の円滑な連続的走行を
可能にするとともに、各々の建物本体および前記
棟間接続部が地震等によつて振動した場合であつ
ても、断裂や変形等の損傷を起こすことのない無
人搬送車用軌道連結装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案による無人
搬送車用軌道連結装置は、各々の建物の軌道に一
端が固定された1対の固定軌道体と、前記固定軌
道体の間に配設され、且つ、該固定軌道体と同一
の構造を有する中間軌道体と、前記固定軌道体お
よび前記中間軌道体を支持する1対の支持金具と
から成り、 各前記固定軌道体と前記中間軌道体とは、互い
に離隔した状態で、可撓、復元性を有する補助走
行レール部材、補助給電レール部材および補助ガ
イドレール部材を介して、水平方向に相対的に変
位可能に連結されており、 前記支持金具と前記固定軌道体および中間軌道
体とは、各々の前記支持金具に対して移動可能な
ボルトを介して、水平方向に相対的に変位可能に
連結されている。
実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図および第2図で示すように、本考案によ
る無人搬送車用軌道連結装置は、隣接した建物を
接続する渡廊下等の棟間接続部に配設されるもの
であり、各々の建物の無人搬送車用軌道(図示せ
ず)に一端が固定された1対の固定軌道体3,3
と、前記固定軌道体3,3の間に配設された中間
軌道体5とから成つている。
各前記固定軌道体3,3および中間軌道体5
は、構造において同一であつて、搬送車1(第1
図)の車輪1a,1aの走行を案内するための走
行レール部6,6、7,7を備えたアルミ等でで
きた本体8,9と、前記搬送車1の集電子1bと
摺接できるように前記本体8,9に取り付けられ
た給電レール10,11とを有する。さらに、前
記本体8,9は、搬送車1が走行中に横振れしな
いように該搬送車1のガイド輪1c,1cを案内
するためのガイドレール部12,13を備えてい
る。
一対の支持金具15,15は、固定軌道体3,
3および中間軌道体5の両側に延びており、各支
持金具15は、固定軌道体3,3の自由端部に対
応する位置に楕円形孔15a,15aを有し、中
間軌道体5の両端部に対応する位置に円形孔15
b,15bを有する。16,17は、各々の頭部
16a,17aが棟間接続部の天井に埋設された
第1、第2ボルトであり、各前記第1ボルト16
の軸部16bは前記楕円形孔15aに長手方向摺
動可能に嵌通し、各前記第2ボルト17の軸部1
7bは前記円形孔15bに遊貫している。また、
前記第1、第2ボルト16,17の各々の軸部1
6b,17b下端部には、固定軌道体3,3また
は中間軌道体5の本体8,9と係合する上下フラ
ンジ18a,18bを有する取付金具18が螺着
されている。このようにして、支持金具15,1
5は、前記第1、第2ボルト16,17と前記取
付金具18とを介して、前記固定軌道体3,3お
よび中間軌道体5を両側から支持している。
各前記固定軌道体3と中間軌道体5とは、予め
定められたスペース部Sだけ互いに離隔した状態
で、補助走行レール部材20、補助給電レール部
材21、補助ガイドレール部材22によつて連結
されている。なお、前記補助レール部材20,2
1,22は合成樹脂等の可撓、復元性を有する材
料でできている。
各前記補助走行レール部材20は、各固定軌道
体3および中間軌道体5の走行レール部6,7に
対向して形成された長手孔6a,7aの夫々に両
端部が摺動可能に嵌入しており、上端面が走行レ
ール部6,7の上面と同一面上に位置している。
また、同様に、各前記補助給電レール部材21
は、給電レール10,11に対向して形成された
長手孔10a,11aの夫々に両端部が摺動可能
に嵌入しており、下端面が給電レール10,11
の下面と同一面上に位置している。さらに、各前
記補助ガイドレール部材22は、ガイドレール部
12,13に対向して形成された長手孔12a,
13aの夫々に摺動可能に嵌入しており、ガイド
輪1c側の面がガイドレール部12,13のガイ
ド輪1c側の面と同一面上に位置している。この
ようにして、スペース部Sにおいて、補助走行レ
ール部材20、補助給電レール部材21、補助ガ
イドレール部材22は、走行レール部6,7、給
電レール10,11、ガイドレール部12,13
を橋渡ししている。
L字状断面を有する補助板25は、固定軌道体
3,3の自由端隅部および中間軌道体5の両端隅
部に固着されており、各々の補助走行レール部材
20および補助ガイドレール部材22が離脱しな
いように当接保持している。
また、補助走行レール部材20、補助給電レー
ル部材21、および補助ガイドレール部材22の
略中央部には、ストツパーピン30,31,32
が設けられている。
作 用 次に、本考案による無人搬送車用軌道連結装置
の作用を説明する。
第2図は正常時における該連結装置を示すもの
であるが、搬送車1が各固定軌道体3と中間軌道
体5との間のスペース部Sを走行する場合、搬送
車1の車輪1a,1aの各々は補助走行レール部
材20により、また、集電子1bの各々は補助給
電レール部材21により、さらに、ガイド輪1
c,1cの各々は補助ガイドレール部材22によ
つて、切れ目なく連続して案内される。このよう
にして、該連結装置における搬送車1の円滑な連
続的走行が保証される。
次に、地震等が発生して各々の建物本体および
棟間接続部の天井が振動した場合、第3図のよう
に、各第1ボルト16の軸部16bが支持金具1
5の楕円形孔15aに沿つて摺動するため、固定
軌道体3,3と支持金具15,15とが水平方向
に相対的に変位する。同時に、各第2ボルト17
の軸部17bは支持金具15の円形孔15b中を
遊動するため、さらに、各補助レール部材20,
21,22が撓むため、中間軌道体5と支持金具
15,15、および中間軌道体5と各固定軌道体
3とが水平方向に相対的に変位する。この際、ス
トツパーピン30,31,32はスペース部Sの
伸長によつて補助レール部材20,21,22が
各々の長手孔6a,7a,10a,11a,12
a,13aから滑り落ちるのを阻止する。
また、振動が収まると、該連結装置は、補助レ
ール部材20,21,22の可撓、復元性によ
り、第2図の正常状態に復帰する。
考案の効果 前述のように、本考案による無人搬送車用軌道
連結装置は、各固定軌道体と中間軌道体とが、互
いに予め離隔した状態で、可撓、復元性を有する
補助走行レール部材、補助給電レール部材、補助
ガイドレール部材によつて連結されていると同時
に、支持金具と各固定軌道体間、支持金具と中間
軌道体間、各固定軌道体と中間軌道体間が水平方
向に相対的に変位可能となつているものである。
その結果、前記連結装置は、搬送車の円滑な連続
的走行を保証するとともに、地震等が発生して
各々の建物本体および棟間接続部が振動しても、
断裂や変形等の損傷が起きないという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による無人搬送車用軌道連結
装置の断面図、第2図は、第1図−線断面
図、第3図は、前記連結装置の動作を示す断面図
である。 3……固定軌道体、5……中間軌道体、15…
…支持金具、16……第1ボルト、17……第2
ボルト、20……補助走行レール部材、21……
補助給電レール部材、22……補助ガイドレール
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々が無人搬送車用軌道を有する隣接した建物
    の棟間接続部に取り付けられて、前記軌道同士を
    連結する無人搬送車用軌道連結装置であつて、 各々の建物の前記軌道に一端が固定された一対
    の固定軌道体3,3と、前記固定軌道体3,3の
    間に配設され、且つ、該固定軌道体3,3と同一
    の構造を有する中間軌道体5と、前記固定軌道体
    3,3および前記中間軌道体5を支持する1対の
    支持金具15,15とから成り、 各前記固定軌道体3と前記中間軌道体5とは、
    互いに離隔した状態で、可撓、復元性を有する補
    助走行レール部材20、補助給電レール部材21
    および補助ガイドレール部材22を介して、水平
    方向に相対的に変位可能に連結されており、 前記支持金具15,15と前記固定軌道体3,
    3および中間軌道体5とは、各々の前記支持金具
    15に対して移動可能なボルト16,17を介し
    て、水平方向に相対的に変位可能に連結されてい
    ることを特徴とする無人搬送車用軌道連結装置。
JP3038786U 1986-03-03 1986-03-03 Expired JPH0417604Y2 (ja)

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JP3038786U JPH0417604Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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JP3038786U JPH0417604Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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JPS62143701U JPS62143701U (ja) 1987-09-10
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