JPH0133266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133266Y2 JPH0133266Y2 JP1983040444U JP4044483U JPH0133266Y2 JP H0133266 Y2 JPH0133266 Y2 JP H0133266Y2 JP 1983040444 U JP1983040444 U JP 1983040444U JP 4044483 U JP4044483 U JP 4044483U JP H0133266 Y2 JPH0133266 Y2 JP H0133266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- upper frame
- pouring
- mold
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋳型への注湯の際に溶湯の圧力によつ
て上型が浮き上り、上下鋳型の合せ面に鋳張りが
発生するのを防ぐために使用される重錘に関す
る。
て上型が浮き上り、上下鋳型の合せ面に鋳張りが
発生するのを防ぐために使用される重錘に関す
る。
前記重錘は通常、上型上あるいは該上型をまた
いで上枠上に載置され、注湯作業は該重錘越しに
行われるため取鍋の注湯口の位置は該重錘分だけ
高くなる。
いで上枠上に載置され、注湯作業は該重錘越しに
行われるため取鍋の注湯口の位置は該重錘分だけ
高くなる。
ところで注湯の際上型にかゝる溶湯の圧力は該
溶湯の落差に比例するから、取鍋の注湯口の位置
が高くなれば溶湯の圧力も大となり、その分重錘
の重量を増やさなければならない。しかし重錘の
重量を増やせばその体積、ひいては高さも大とな
り、取鍋の注湯口を更に上げなければならなくな
り、溶湯の圧力もまた上るという悪循環が生じ
る。このため製品の見切部に鋳張りが発生するの
を完全に防止することは極めて困難であつた。
溶湯の落差に比例するから、取鍋の注湯口の位置
が高くなれば溶湯の圧力も大となり、その分重錘
の重量を増やさなければならない。しかし重錘の
重量を増やせばその体積、ひいては高さも大とな
り、取鍋の注湯口を更に上げなければならなくな
り、溶湯の圧力もまた上るという悪循環が生じ
る。このため製品の見切部に鋳張りが発生するの
を完全に防止することは極めて困難であつた。
このような問題を解決するため上枠そのものに
重量を持たせて重錘はなくすという方法も行われ
ているが、注湯時以外における上枠の取扱いに多
大のエネルギーを要し、コスト上耐えられない。
重量を持たせて重錘はなくすという方法も行われ
ているが、注湯時以外における上枠の取扱いに多
大のエネルギーを要し、コスト上耐えられない。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、取鍋の注湯口の位置を高くせずに済
み、かつコスト上の問題も回避できる重錘を提供
せんとするものである。
のであり、取鍋の注湯口の位置を高くせずに済
み、かつコスト上の問題も回避できる重錘を提供
せんとするものである。
以下本考案を図例に基づき詳細に説明すると、
砂込めされ、枠合せされた上枠１と下枠２が図示
されない搬送手段により移動可能な定盤３上に載
置されている。
砂込めされ、枠合せされた上枠１と下枠２が図示
されない搬送手段により移動可能な定盤３上に載
置されている。
前記上枠１の外周面には、上端から所定寸法下
つた位置に上部フランジ４が、また下端には下部
フランジ５がそれぞれ形成されている。６は前記
上枠１に装着された重錘であり、該重錘６は方形
の平面部７と該平面部７の相対する二辺から垂れ
下るスカート部８とから成つていると共に、前記
平面部７の中央には前記上枠１の上端部が遊嵌可
能な貫通孔９が穿設されており、該貫通孔９の周
縁部下面は前記上部フランジ４上面に切離し可能
に係止されている。
つた位置に上部フランジ４が、また下端には下部
フランジ５がそれぞれ形成されている。６は前記
上枠１に装着された重錘であり、該重錘６は方形
の平面部７と該平面部７の相対する二辺から垂れ
下るスカート部８とから成つていると共に、前記
平面部７の中央には前記上枠１の上端部が遊嵌可
能な貫通孔９が穿設されており、該貫通孔９の周
縁部下面は前記上部フランジ４上面に切離し可能
に係止されている。
なお前記重錘６の上面は前記上枠１の上端とほ
ぼ同一レベルになるようにされている。１０は前
記重錘６の前記上枠１への着脱装置であり、図示
されない支持台に取り付けられた下向きのシリン
ダ１１、該シリング１１のピストンロツドの先端
に固着されたリフトテーブル１２及び該テーブル
１２の両端下面から懸吊された爪１３，１３から
成つており、前記シリング１１の短縮作動により
前記爪１３，１３の先端が前記重錘６のスカート
部８の下端を持ち上げ、これにより該重錘６は前
記上枠１から分離される。逆に前記シリンダ１１
を伸長作動させれば、前記爪１３，１３により吊
上げられている前記重錘６が下降して前記上枠１
に装着される。また１４は上型、１５は下型、１
６は鋳型キヤビテイ、１７は湯口である。
ぼ同一レベルになるようにされている。１０は前
記重錘６の前記上枠１への着脱装置であり、図示
されない支持台に取り付けられた下向きのシリン
ダ１１、該シリング１１のピストンロツドの先端
に固着されたリフトテーブル１２及び該テーブル
１２の両端下面から懸吊された爪１３，１３から
成つており、前記シリング１１の短縮作動により
前記爪１３，１３の先端が前記重錘６のスカート
部８の下端を持ち上げ、これにより該重錘６は前
記上枠１から分離される。逆に前記シリンダ１１
を伸長作動させれば、前記爪１３，１３により吊
上げられている前記重錘６が下降して前記上枠１
に装着される。また１４は上型、１５は下型、１
６は鋳型キヤビテイ、１７は湯口である。
本考案は上記のように構成されたから、重錘を
上枠へ装着した時該重錘が上型の上面に跨がるこ
とがなく、重錘装着後注湯場へ搬送された鋳型へ
注湯する際、取鍋の注湯口は上型の湯口の直上に
位置させることができる。このため溶湯の落差は
最小となり、重錘の重量を最小限に押えることが
できるのは勿論、該重錘の重量の大小によつて溶
湯の圧力が影響を受けることもないから、製品の
見切部における鋳張りは完全に防止できる。
上枠へ装着した時該重錘が上型の上面に跨がるこ
とがなく、重錘装着後注湯場へ搬送された鋳型へ
注湯する際、取鍋の注湯口は上型の湯口の直上に
位置させることができる。このため溶湯の落差は
最小となり、重錘の重量を最小限に押えることが
できるのは勿論、該重錘の重量の大小によつて溶
湯の圧力が影響を受けることもないから、製品の
見切部における鋳張りは完全に防止できる。
また前記重錘は上枠から着脱可能にされている
ため、注湯時以外は取外しておくことにより、上
枠の取扱いに余分なエネルギーが浪費されるのを
回避することができる。
ため、注湯時以外は取外しておくことにより、上
枠の取扱いに余分なエネルギーが浪費されるのを
回避することができる。
更に従来の重錘の載置方法では注湯時に周囲に
飛散する湯玉が上枠の上部フランジにも付着し、
該上枠を循環して使用する際（例えば造型時、枠
合せ時等）前記湯玉が模型面や下型との合せ面に
落下してトラブルを起していたが、本考案では上
枠の上部フランジ上に重錘が載置されるため湯玉
の付着がなく、従つて湯玉に起因するトラブルが
発生しない。
飛散する湯玉が上枠の上部フランジにも付着し、
該上枠を循環して使用する際（例えば造型時、枠
合せ時等）前記湯玉が模型面や下型との合せ面に
落下してトラブルを起していたが、本考案では上
枠の上部フランジ上に重錘が載置されるため湯玉
の付着がなく、従つて湯玉に起因するトラブルが
発生しない。
なお本実施例では上枠の上部フランジは上端か
ら所定寸法下つた位置に形成されているが、通常
の鋳枠の如く上端部に形成されていてもよい。こ
の場合鋳枠に装着される重錘の上面は若干高くな
るが、上型の上面は開放されているため取鍋の注
湯口の位置にさほどの影響を及ぼさない。
ら所定寸法下つた位置に形成されているが、通常
の鋳枠の如く上端部に形成されていてもよい。こ
の場合鋳枠に装着される重錘の上面は若干高くな
るが、上型の上面は開放されているため取鍋の注
湯口の位置にさほどの影響を及ぼさない。
図面は本考案重錘を上枠に装着した状態を示す
要部縦断面図である。 １：上枠、２：下枠、３：定盤、４：上枠上部
フランジ、６：重錘、７：平面部、８：スカート
部、９：貫通孔、１０：重錘着脱装置。
要部縦断面図である。 １：上枠、２：下枠、３：定盤、４：上枠上部
フランジ、６：重錘、７：平面部、８：スカート
部、９：貫通孔、１０：重錘着脱装置。
Claims (1)
- 方形の平面部７と該平面部７の相対する二辺か
ら垂れ下るスカート部８とから成り、前記平面部
７の中央に貫通孔９が穿設されていると共に該平
面部７の下面が上枠１の上部フランジ４の上面に
係止可能にされていることを特徴とする鋳型用重
錘。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044483U JPS59148155U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 鋳型用重錘 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044483U JPS59148155U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 鋳型用重錘 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59148155U JPS59148155U (ja) | 1984-10-03 |
| JPH0133266Y2 true JPH0133266Y2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=30171069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044483U Granted JPS59148155U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 鋳型用重錘 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59148155U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58137560U (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-16 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 注湯用重錘 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4044483U patent/JPS59148155U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59148155U (ja) | 1984-10-03 |
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