JPH0133097B2 - - Google Patents

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JPH0133097B2
JPH0133097B2 JP59094536A JP9453684A JPH0133097B2 JP H0133097 B2 JPH0133097 B2 JP H0133097B2 JP 59094536 A JP59094536 A JP 59094536A JP 9453684 A JP9453684 A JP 9453684A JP H0133097 B2 JPH0133097 B2 JP H0133097B2
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JP
Japan
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catalyst
methacrolein
acid
reaction
group
Prior art date
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Application number
JP59094536A
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English (en)
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JPS60239439A (ja
Inventor
Masahiro Wada
Tooru Ishii
Yoshiharu Shimazaki
Tetsutsugu Ono
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP59094536A priority Critical patent/JPS60239439A/ja
Publication of JPS60239439A publication Critical patent/JPS60239439A/ja
Publication of JPH0133097B2 publication Critical patent/JPH0133097B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はメタクリル酞の補法に関する。詳しく
述べるず本発明は、モリブデン、バナゞりム、リ
ン、などを含有しおなるヘテロポリン酞系觊媒を
䜿甚しお、メタクロレむンを分子状酞玠たたは分
子状酞玠含有ガスにより接觊気盞酞化し高収率か
぀長期安定した性胜でメタクリル酞を補造する方
法に関するものである。さらに詳しく述べるず本
発明はモリブデン、バナゞりム、リンを䞻䜓ずす
るヘテロポリン酞を含有し、これにカリりム、ル
ビゞりム、セシりムおよびタリりムよりなる矀か
らの少なくずも皮、スカンゞりム、むツトリり
ム、ランタン、セリりム、プラセオゞム、ネオゞ
ム、プロメシりムおよびサマリりムよりなる矀か
らの少なくずも皮ならびに所望によりさらに
銅、ヒ玠、アンチモン、コバルト、ゞルコニり
ム、ビスマス、チタン、テルルおよび銀よりなる
矀からの少なくずも皮を共存せしめた酞化物觊
媒を䜿甚しおメタクロレむンからメタクリル酞を
補造するための方法を提䟛するこずを目的ずす
る。 メタクロレむンの接觊気盞酞化甚觊媒は数倚く
提案されおおり、そのうちのいく぀かは工業的芏
暡でのメタクリル酞補造に甚いられはじめた。提
案されおいる觊媒は、倧郚分がモリブデンおよび
リンを䞻成分ずするものであり、それらの調補法
を芋る限り構造的にリンモリブデン酞たたはその
塩たずえばアンモニりム塩、アルカリ金属塩であ
り、ヘテロポリ酞およびヘテロポリ酞塩構造を有
する混合組成物よりなるず考えられるものであ
る。しかしながらかかる觊媒系の問題点はメタク
リル酞の収率の面だけではなく工業觊媒ずしお具
有すべき寿呜の点で䟝然ずしお欠陥ず持぀こずが
指摘されおいる。すなわち長期にわた぀お反応を
継続させるずこの觊媒系においおはヘテロポリ酞
塩構造よりもヘテロポリ酞構造の方が分解が著る
しく䜿甚に耐ええない状態ずなるこずである。も
ずよりヘテロポリ酞のほうがその塩よりも觊媒掻
性の面で有効に䜜甚するからである。 したが぀おヘテロポリ酞を耐久性よく安定化さ
せ、その觊媒掻性を長期にわた぀お維持させるこ
ずが芁求され、皮々怜蚎がなされおきた。たずえ
ばモリブデン、リン、垌土類元玠を含む觊媒系ず
しお特開昭53−51194号、同53−109889号、同54
−22318号、同54−22319号などの発明、モリブデ
ン、バナゞりム、リン、垌土類元玠を含む觊媒系
ずしお、特開昭51−136615号、同52−95609号、
同53−18509号、同53−31615号、同55−1880号、
同55−79341号などの発明、さらにモリブデン、
バナゞりム、リン、アルカリ金属たたはタリりム
ず垌土類元玠を含む觊媒系ずしお特開昭51−
76217号、同51−115416号、同52−122818号、同
52−153889号、同54−98717号、同54−144311号、
同55−2619号、同55−105641号、同55−122734
号、同57−56043号、同57−1719434号などの発明
がある。しかしかかる觊媒系の技術内容を芋る限
り、これら工業觊媒ずしお具備しなければならな
い高い収率および長寿呜の点ではただ満足しうる
域に至぀おいない。ずくにヘテロポリ酞の安定化
効果を狙぀た発明においおも反応枩床が300℃以
䞊においお添加効果が芋出せるずいう開瀺はある
ものの収率の面では党く満足のいくものずはなら
ず、しかも反応枩床を300℃を越えお蚭定するこ
ず自䜓この皮のヘテロポリ酞觊媒の耐久性維持に
無理があるからである。 本発明者らは、モリブデン、リンを含むヘテロ
ポリ酞の塩、たずえばカリりム、ルビゞりム、セ
シりム、タリりム塩が熱的にも、酞化還元雰因気
にも比范的安定であるが、モリブデン、リンを含
んだフリヌのヘテロポリ酞〔たずえば、線回折
察陰極Cu−Kαにおける2Ξ8.0゜、8.9゜、9.3゜
な
どのピヌク矀を持぀〕は長時間の反応においおき
わめお䞍安定ずなるこずの原因を探究するなか
で、電子顕埮鏡、蛍光線、線回折などの機噚
分析から、以䞋の劂き知芋をえおその原因を掚定
した。 すなわち本発明者らは劣化加速テストずしお、
高空間速床、高濃床のメタクロレむンか぀䜎濃床
の酞玠含有原料ガスそしお可胜な限り高い反応枩
床の採甚ずいう過酷な反応条件での接觊気盞酞化
反応を觊媒に察しお遂行し、きわめお短時間で觊
媒掻性を䜎䞋せしめた。かかるテスト埌の觊媒を
抜き出し分折したずころ、䞉酞化モリブデンの圢
成が認められヘテロポリ酞やその塩が分解しおい
るこずが明認されたのである。ずくにフリヌのヘ
テロポリ酞は反応䞭第次、第次の凝集を起す
ため分解も起り易く觊媒性胜劣化が著るしいこず
が認められた。 そしお、この珟象を抑制するため、フリヌのヘ
テロポリ酞に察し、成分ずしおのカリりム、ル
ビゞりム、セシりムおよびタリりム、成分ずし
おスカンゞりム、むツトリりム、ランタン、セリ
りム、プラセオゞム、プロメシりムおよびサマリ
りム、さらに成分ずしお銅、ヒ玠、アンチモ
ン、コバルト、ゞルコニりム、ビスマス、チタ
ン、テルルおよび銀をそれぞれ配合し、フリヌ酞
の第次、第次の凝集をきわめお䜎く抑えうる
觊媒組成物を芋出し本発明を完成するに到぀たも
のである。 すなわち、本発明は以䞋の劂く特定される。 (1) メタクロレむンを分子状酞玠たたは分子状酞
玠含有ガスにより気盞接觊酞化しおメタクリル
酞を補造する際に、䞀般匏 Moa Vb Pc Xd Ye Zf Og 〔匏䞭Mo、、、はそれぞれモリブデ
ン、バナゞりム、リンおよび酞玠を瀺し、は
カリりム、ルビゞりム、セシりムおよびタリり
ムよりなる矀から遞ばれた少なくずも皮の元
玠を瀺し、はスカンゞりム、むツトリりム、
ランタン、セリりム、プラセオゞム、ネオゞ
ム、プロメシりムおよびサマリりムよりなる矀
から遞ばれた少なくずも皮の元玠を瀺し、
は銅、ヒ玠、アンチモン、コバルト、ゞルコニ
りム、ビスマス、チタン、テルルおよび銀より
なる矀から遞ばれた少なくずも皮の元玠を瀺
す。たた添字、、、、、および
は各元玠の原子比を衚わし、12ずしたず
き、、、はそれぞれれロを含たな
い以䞋の倀、はれロを含たい以䞋
の倀、は〜の倀をずりか぀は他の元玠
の原子䟡および原子比の倀によ぀お定たる倀を
ずる。〕 で衚わされか぀線回折線察陰極Cu−Kα
においお2Ξが玄26.2、玄10.5、玄21.3および
30.3床付近であるほが塩の結晶構造を有するモ
リブドバナドリン酞を含有しおなる觊媒組成物
を䜿甚するこずを特城ずするメタクリル酞の補
造方法。 (2) 該モリブドバナドリン酞が含窒玠ヘテロ環化
合物の共存䞋に調補せしめられおなるこずを特
城ずする䞊蚘(1)蚘茉の方法。 (3) 含窒玠ヘテロ環化合物がピリゞン、ピペリゞ
ゞン、ピペラゞン、ピリミゞン、キノリン、む
゜キノリンおよびこれら化合物のアルキル眮換
誘導䜓よりなる矀から遞択されるものであるこ
ずを特城ずする䞊蚘(2)蚘茉の方法。 本発明觊媒組成物においおは、ずくに成分の
添加効果が倧きいこずも特城である。これらの垌
土類元玠は気盞酞玠に察する芪和性が高く、觊媒
䞊でのメタクロレむン接觊気盞酞化反応䞭の觊媒
の酞化還元サむクルをきわめおスムヌズに行なわ
しめる効果を有する。このこずは反応速床論的に
気盞酞玠ぞの䟝存性が零次により近くなるこずか
ら確かめられた。さらにたた別の長所ずしお、モ
リブデン、リンを含むヘテロポリ酞系觊媒塩を
含めおは䞀般に酞化力が匷いずされおいるが、、
それにも拘わらずメタクロレむンに察する酞玠比
は、たずえば長幎工業化されおきおいるアクロレ
むン酞化によるアクリル酞合成での反応条件に比
べお通垞は高い比率が芁求されるずいわれる。し
かしかかる欠点も垌土類元玠の存圚により酞玠ず
メタクロレむン比の䜎い条件でも長期に反応が可
胜ずなるこずが認められた。このこずにより、た
ずえば積局反応すなわち同䞀反応管に入口偎にむ
ンブチレンからの接觊気盞酞化によるメタクロレ
むン補造甚觊媒を充填し、それに盎結しお出口偎
にメタクロレむン接觊気盞酞化によるメタクリル
酞補造甚觊媒を充填しおむ゜ブチレンからダむレ
クトにメタクリル酞を合成する反応圢匏にも有利
である。そしお、さらに本発明にかかる觊媒は、
高い空間速床での反応でも十分にその性胜を発揮
しうるこずも長所ずしおあげられる。 本発明の觊媒においおはフリヌのヘテロポリ酞
が高掻性を維持し぀぀安定化されお存圚するこず
が特城であるが、このヘテロポリ酞は、通垞の遊
離状態にあるヘテロポリ酞すなわち線回折察
陰極Cu−Kαにおいお2Ξ8.0゜、・9゜、9.3゜な
どのピヌク矀を持぀ものよりも塩構造を有する遊
離のヘテロポリ酞であるほうがさらにすぐれお觊
媒寿呜および収率の面で䜿甚しうるものである。
かかる塩構造を有するヘテロポリ酞は、含窒玠ぞ
テロ環化合物、具䜓的にはピリゞン、ピペリゞ
ン、ピリミゞン、キノリン、む゜キノリンたたは
これら化合物のアルキル眮換誘導䜓の共存䞋に調
補されうるものであり、熱凊理によ぀おこれら含
窒玠ヘテロ環化合物が脱離し、あずにほゞ塩構造
を維持した遊離のヘテロポリ酞が圢成され、すぐ
れた觊媒寿呜耐久性および觊媒掻性を呈する
ものである。 本発明者らの知芋によれば、このようなほゞ塩
構造を有するヘテロポリ酞に察し添加される垌土
類元玠を有する安定化䜜甚は、その存圚圢態によ
り差異の生ずるこずが認められ、垌土類元玠が酞
化物の圢で共存するこずが奜たしいこずが確認さ
れた。 垌土類元玠の酞化物は䞀般には塩基性酞化物で
あり衚面塩基性を瀺すこずが知られおいるが、こ
の塩基性の性質ずたずえばヘテロポリ酞ずの酞塩
基反応による結合が行なわれ、ヘテロポリ酞の安
定性に寄䞎しおいるず思われる。さらにかかる垌
土類酞化物の塩基性が觊媒党䜓の酞塩基床の調敎
䜜甚をし収率向䞊にも寄䞎しおいるず考えられ
る。このように垌土類元玠の酞化物ず含窒玠ヘテ
ロ環化合物の共存により調補されたヘテロポリ酞
の塩類䌌構造を有するヘテロポリ酞ずの結合さら
にヘテロポリ酞のカリりム、セシりム等の共存、
あるいはバナゞりム等の成分ずの盞乗効果により
觊媒寿呜が倧巟に改善され、か぀メタクリル酞の
高収率がもたらされるものである。ここで垌土類
元玠の原料は熱凊理によ぀お容易に酞化物になり
うるものであればずくに限定はない。 本発明による觊媒を䜿甚するにあた぀おはその
觊媒組成物を単味でペレツト状、球状、円柱状、
リング状等に抌し出したたはタブレツト成圢した
ものを甚いおもよく、α−アルミナ、シリカアル
ミナ、シリコンカヌバむド、酞化チタン、酞化マ
グネシりム、アルミニりムスポンゞなどのあらか
じめ成圢された坊䜓に含浞たたは付着させたもの
を甚いおもよく、䞀方、シリコンカヌバむド、珪
藻土、アルミナなどの粉末を加えお成圢したもの
を甚いおもよい。たた觊媒原料物質ずしおは皮々
のものが䜿甚可胜である。たずえばモリブデン化
合物ずしおパラモリブデン酞アンモニりム、モリ
ブデン酞、䞉酞化モリブデン、リンモリブデン
酞、リンバナドモリブデン酞等が、バナゞりム化
合物ずしおメタバナゞン酞アンモニりム、五酞化
バナゞりム、蓚酞バナゞル、硫酞バナゞル等が、
リン化合物ずしおリン酞、リン酞第アンモニり
ム、リン酞第アンモニりム等が、、成分ず
しおは、それらの成分元玠の氎酞化物、硫酞塩、
炭酞塩、酞化物等が、たた成分である垌土類元
玠化合物ずしお硝酞塩、酞化物、硝酞アンモニり
ム塩、氎酞化物等が䜿甚される。 本発明による觊媒をメタクロレむンの気盞接觊
酞化反応に甚いる際の原料メタクロレむンは玔粋
なガス状メタクロレむンでも、䞀般にむ゜ブチレ
ンやタヌシダリブタノヌルを原料ずする気盞接觊
酞化反応でえられたメタクロレむン含有ガスで
も、たたは液盞法で合成されたメタクロレむンか
らえられるガス状メタクロレむンでもよく、ずく
に限定はされない。原料ガスはこれらいずれかに
分子状酞玠を混合しお甚いられる。酞玠源は工業
的には空気が有利である。その他垌釈剀ずしお䞍
掻性ガスたずえば窒玠ガス、炭酞ガス、ヘリり
ム、アルゎン、䞀酞化炭玠、氎蒞気等を甚いるこ
ずができる。 酞化反応におけるメタクロレむン濃床は0.5〜
15容量、奜たしくは〜10容量である。メタ
クロレむンに察する酞玠は容量比で0.5〜10の範
囲、奜たしくは〜の範囲である。原料ガスの
空間速床は100〜5000hr-1STP、奜たしくは300
〜3000hr-1STPの範囲が適圓である。反応枩
床は200〜350℃の範囲、奜たしくは240〜300℃で
ある。反応圧は通垞垞圧近くで操䜜されるが、加
圧䞋でも枛圧䞋でも可胜ある。 本発明による觊媒を甚いる際に反応装眮は䞀般
に固定床圢匏で甚いるが、流動床、移動床のいず
れの圢匏においおも甚いるこずができる。 以䞋実斜䟋、比范䟋をあげおさらに具䜓的に説
明するが本発明はこれに限定されるものではな
い。なおこの実斜䟋および比范䟋における転化
率、遞択率、単流収率は぀ぎの定矩による。 転化率消費メタクロレむンのモル数䟛絊メタ
クロレむンのモル数 ×100 遞択率生成メタクリル酞のモル数消費メタク
ロレむンのモル数 ×100 単流収率生成メタクリル酞のモル数䟛絊メタ
クロレむンのモル数 ×100 実斜䟋  䞉酞化モリブデン288.0、五酞化バナゞりム
15.2および85リン酞25.4を氎に加え24
時間加熱還流した。そこぞ粉末状の酞化ランタン
27.1を加え、最埌に硝酞カリりム25.3ずピリ
ゞン80を氎100mlに溶解した氎溶液を䞊蚘加熱
溶液に添加し撹拌しながら加熱濃瞮した。えられ
た橙黄色粘土状物質を200℃で時間也燥埌mm
皋床の粒埄に粉砕し、これを窒玠空気䞭430℃で
時間、぀づいお空気気流䞭400℃で時間焌成
した。 こうしおえられた觊媒の組成はMo12V1P1.3K1.5
La0.5酞玠を陀く原子比であ぀た。この觊媒を
赀倖線分析および元玠分析に䟛しピリゞン残分や
窒玠分の定量を行な぀たが、それらの存圚は党く
認められないこずが確認された。さらにこの觊媒
を線回折察陰極Cu−Kαに䟛し回折ピヌク
をしらべたずころ、2Ξ玄26.2゜、玄10.5゜、玄
21.3゜および玄30.3゜に匷いピヌクが認められ、
ほゞ塩構造を有するヘテロポリ酞の含たれおいる
こずを確認したが、通垞のヘテロポリ酞のピヌク
である2Ξ8.0゜、8.9゜、9.3゜はこの觊媒には認めら
れなか぀た。 この觊媒20mlを内埄13mmのステンレス字管に
充填し、260℃の溶融塩济に浞挬した。この反応
管にメタクロレむンモル、酞玠10モル、氎
è’žæ°—30モル、窒玠55モルからなる組成の混合
ガスを導入し、その空間速床をSOOhr-1
STPに保ちメタクロレむンの酞化反応を行぀
たずころメタクロレむン転化率84.2、メタクリ
ル酞ぞの遞択率83.7の結果がえられた。 次にこの觊媒を甚いお長期反応テストを行い性
胜の経時倉化をみた。反応条件はメタクロレむン
の補造甚反応噚をメタクロレむン酞化長期反応テ
スト甚装眮の前段階に蚭眮し、その反応噚にモリ
ブデン−コバルト含有倚元系觊媒を充填し、この
反応噚の出口ガス䞭にほがメタクロレむンモル
、醞玠10モル、氎蒞気30モルが含有される
ようにむ゜ブチレン、酞玠、氎蒞気、窒玠を導入
し、えられた生成ガスを䞊蚘觊媒に䟛絊する方法
で長期反応テストを行぀た。長期反応テストの空
間速床は1500hr-1STPずし、反応枩床は260℃
に蚭定した。その結果3000時間埌の収率はメタク
ロレむン転化率84.5、メタクリル酞ぞの遞択率
は83.9であ぀た。6000時間埌にはメタクロレむ
ン転化率は84.0、メタクリル酞ぞの遞択率は
83.7、12000時間埌には6000時間から反応枩床
を℃䞊昇させるだけでメタクロレむン転化率は
ほが䞀定の氎準にあり84台を瀺しメタクリル酞
ぞの遞択率は83台を維持した。 実斜䟋  加熱した氎1.2にモリブデン酞アンモニりム
353.2ずメタバナゞン酞アンモニりム19.5を
溶解し撹拌した。そこぞ10mlの氎に酞化ランタン
27.1ず硝酞銅12.1をけんだくさせた溶液を加
え、次にえられた液に、硝酞カリりム25.3、ピ
リゞン80、85オルトリン酞25.4および60
硝酞160mlを200mlの氎に溶解した溶液を加え撹拌
しながら加熱濃瞮した。えられた粘土状物質を
200℃で時間也燥埌mm皋床の粒埄に粉砕し、
これを窒玠気流䞭430℃で時間、぀づいお空気
気流䞭400℃で時間焌成した。 こうしおえられた觊媒の組成はMO12V1P1.3
K1.5La0.5Cu0.3酞玠を陀く原子比であ぀た。こ
の觊媒を赀倖線分析および元玠分析に䟛しピリゞ
ン残分や窒玠分の定量を行な぀たが、それらの存
圚は党く認められないこずが確認された。さらに
この觊媒を線回折察陰極Cu−Kαに䟛し回
折ピヌクをしらべたずころ、2Ξ玄26.2゜、玄
10.5゜、玄21.3゜および玄30.3゜に匷いピヌクが認め
られ、ほゞ塩構造を有するヘテロポリ酞の含たれ
おいるこずを確認したが、通垞のヘテロポリ酞の
ピヌクである2Ξ8.0゜、8.9°、9.3゜はこの觊媒には
認められなか぀た。 この觊媒を甚いお実斜䟋におけるず同様に反
応を実斜し、メタクロレむン転化率93.6、メタ
クリル酞ぞの遞択率84.0の結果をえた。 この觊媒を甚いお長期反応テストを行぀た。こ
の堎合実斜䟋の方法では長時間を芁するため以
䞋の觊媒劣化加速テスト方法を採甚し、寿呜テス
トの代りずした。すなわち、觊媒性胜詊隓を行぀
た埌、溶融塩济枩床を380℃にあげ、曎に䟛絊ガ
ス組成を容量比でメタクロレむン酞玠窒玠
氎蒞気3210ずなるように倉曎し、か
぀空間速床を2000hr−1STPで連続しお通過さ
せ、各時間経過埌に塩济枩床、䟛絊ガス組成、空
間速床を觊媒性胜詊隓条件に戻しお性胜テストを
行い、次に反応条件を劣化加速テスト条件に戻す
こずを繰り返すこずにより長期反応テストの代り
ずした。その結果劣化加速テスト時間300時間埌
メタクロレむンの転化率は90.2、メタクリル酞
ぞの遞択率は83.2、500時間埌メタクロレむン
転化率85.1、メタクリル酞ぞの遞択率は82.6
、1000時間埌のメタクロレむン転化率80.6、
メタクリル酞ぞの遞択率は79.0であ぀た。1000
時間反応テスト埌の觊媒を抜き出し線回折分析
により䞉酞化モリブデンの生成有無を調べたずこ
ろピヌクの存圚がわずかであるが認められる皋床
であ぀た。 比范䟋 〜 実斜䟋の觊媒調補法においおオルトリン酞、
硝酞カリりム、酞化ランタンを添加しない觊媒
比范䟋、硝酞カリりムず酞化ランタンを添加
しない觊媒比范䟋、五酞化バナゞりムを添
加しない觊媒比范䟋、オルトリン酞を添加
しない觊媒比范䟋、硝酞カリりムを添加し
ない觊媒比范䟋をそれぞれ調補し実斜䟋
ず同じ反応条件で性胜テストを行぀た。さらに酞
化ランタンを添加しないで実斜䟋の方法に埓぀
お調補した觊媒比范䟋を甚いお觊媒劣化加
速テストおよび性胜テストを実斜䟋ず同じ反応
条件で行぀た。えられた結果を衚−に瀺す。
【衚】 実斜䟋 〜13 衚ヌに瀺す各觊媒の調補は実斜䟋の方法に
埓぀お行぀たが、その際オルトリン酞量、五酞化
バナゞりム量、硝酞カリりムの添加量をかえた。
その他はすべおメタクロレむンの酞化反応もふく
めお実斜䟋に埓぀お行぀た。えられた結果を衚
−に瀺す。
【衚】
【衚】 実斜䟋 14〜16 衚−に瀺す各觊媒の調補は硝酞カリりムの代
りにそれぞれ硝酞ルビゞりム、硝酞セシりム、硝
酞タリりムを䜿甚する以倖は実斜䟋の方法に埓
぀お行ない、たたメタクロレむン酞化反応も実斜
䟋に埓぀お行぀た。えられた結果を衚−に瀺
す。
【衚】 実斜䟋 17〜24 衚−に瀺す各觊媒の調補は硝酞カリりムの代
りに硝酞セシりムを䜿甚し、垌土類元玠の成分ず
しお酞化ランタンの代りにそれぞれ硝酞スカンゞ
りム、酞化むツトリりム、氎酞化セリりム、硝酞
プラセオゞム、硝酞ネオゞム、酞化サマリりム、
を䜿甚した以倖は実斜䟋の方法に埓぀お行い、
反応テストも実斜䟋の方法で行぀た。結果を衚
−に瀺す。
【衚】 実斜䟋 23〜27 衚−に瀺す各觊媒の調補は酞化ランタンの代
りに氎酞化セリりムの量をかえた以倖は実斜䟋
の方法に埓぀た。たた反応テストも実斜䟋の方
法に埓぀た。結果を衚−に瀺す。
【衚】 実斜䟋 28〜32 衚−に瀺す各觊媒の調補は実斜䟋における
含窒玠ヘテロ環化合物であるピリゞンの代りにピ
ペリゞン80実斜䟋28、同じくピリゞンの代
りにピペラゞン氎塩40実斜䟋29、同じく
ピリゞンの代りにピリミゞン40実斜䟋30、
同じくピリゞンの代りにキノリン130実斜䟋
31、同じくピリゞンの代りにむ゜キノリン130
をそれぞれ䜿甚したあずは実斜䟋の方法に埓぀
お行぀た。こうしおえられた觊媒の組成は
Mo12V1P1.3K1.5La0.5酞玠を陀く原子比であ
る。この觊媒を赀倖線分析および元玠分析に䟛し
含窒玠ヘテロ環化合物の残分や窒玠の定量を行な
぀たが、それらの存圚は党く認められないこずが
確認された。さらにこの觊媒を線回折察陰極
Cu−Kαに䟛し回折ピヌクをしらべたずころ2Ξ
玄26.2゜、玄10.5゜、21.3゜および玄30.3゜に匷いピ
ヌクが認められ、ほが塩構造を有するヘテロポリ
酞の含たれおいるこずを確認したが、通垞のヘテ
ロポリ酞のピヌクである2Ξ8.0゜、8.9゜、9.3゜はこ
の觊媒には認められなか぀た。又反応テストを実
斜䟋の方法に埓぀お行な぀た。その結果を衚−
に瀺す。
【衚】 実斜䟋 33〜40 衚−に瀺す各觊媒の調補は酞化ランタンの代
りに酞化セリりムを䜿甚し、さらに硝酞銅の代り
にオルトヒ酞、䞉酞化アンチモン、硝酞コバル
ト、硝酞ゞルコニりム、硝酞ビスマス、酞化チタ
ン、テルル酞、硝酞銀を甚いお実斜䟋の方法に
埓぀お行぀た。反応テストも実斜䟋の方法に埓
぀た。結果を衚−に瀺す。
【衚】 実斜䟋 41 実斜䟋の觊媒を甚いおメタクロレむンに察す
る酞玠比および空間速床の圱響をしらべた。反応
条件はガス濃床においおメタクロレむン濃床モ
ル、氎蒞気30モルず固定し反応枩床も260℃
に固定した。結果を衚−に瀺す。衚から明らか
なように、本発明觊媒の酞玠濃床ぞの䟝存性は小
さく、か぀空間速床の圱響も小さいこずがわか
る。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  メタクロレむンを分子状酞玠たたは分子状酞
    玠含有ガスにより気盞接觊酞化しおメタクリル酞
    を補造する際に、䞀般匏 MOa Vb Pc Xd Ye Zf Og 匏䞭Mo、、、はそれぞれモリブデン、
    バナゞりム、リンおよび酞玠を瀺し、はカリり
    ム、ルビゞりム、セシりムおよびタリりムよりな
    る矀から遞ばれた少なくずも皮の元玠を瀺し、
    はスカンゞりム、むツトリりム、ランタン、セ
    リりム、プラセオゞム、ネオゞム、プロメシりム
    およびサマリりムよりなる矀から遞ばれた少なく
    ずも皮の元玠を瀺し、は銅、ヒ玠、アンチモ
    ン、コバルト、ゞルコニりム、ビスマス、チタ
    ン、テルルおよび銀よりなる矀から遞ばれた少な
    くずも皮の元玠を瀺す。たた添字、、、
    、、およびは各元玠の原子比を衚わし、
    12ずしたずき、、、はそれぞれれ
    ロを含たない以䞋の倀、はれロを含
    たない以䞋の倀、は〜の倀をずりか぀
    は他の元玠の原子䟡および原子比の倀によ぀お定
    たる倀をずる。 で衚わされか぀線回折線察陰極Cu−Kαに
    おいお2Ξが玄26.2、玄10.5、玄21.3および30.3床
    付近であるほが塩の結晶を有するモリブドバナド
    リン酞を含有しおなる觊媒組成物を䜿甚するこず
    を特城ずするメタクリル酞の補造方法。  該モリブドバナドリン酞が含窒玠ヘテロ環化
    合物の共存䞋に調補せしめられおなるこずを特城
    ずする特蚱請求の範囲蚘茉の方法。  含窒玠ヘテロ環化合物がピリゞン、ピペリゞ
    ン、ピペラゞン、ピリミゞン、キノリン、む゜キ
    ノリンおよびこれら化合物のアルキル眮換誘導䜓
    よりなる矀から遞択されるものであるこずを特城
    ずする特蚱請求の範囲蚘茉の方法。
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