JPH0132520B2 - - Google Patents

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JPH0132520B2
JPH0132520B2 JP55082507A JP8250780A JPH0132520B2 JP H0132520 B2 JPH0132520 B2 JP H0132520B2 JP 55082507 A JP55082507 A JP 55082507A JP 8250780 A JP8250780 A JP 8250780A JP H0132520 B2 JPH0132520 B2 JP H0132520B2
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JP
Japan
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signal
tempo
counter
circuit
output
Prior art date
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JP55082507A
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Akira Nakada
Eisaku Okamoto
Kyoshi Yoshida
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Priority to US06/272,644 priority patent/US4345501A/en
Publication of JPS578598A publication Critical patent/JPS578598A/ja
Publication of JPH0132520B2 publication Critical patent/JPH0132520B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/26Selecting circuits for automatically producing a series of tones
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/40Rhythm
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/375Tempo or beat alterations; Music timing control
    • G10H2210/391Automatic tempo adjustment, correction or control
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/155User input interfaces for electrophonic musical instruments
    • G10H2220/215User input interfaces for electrophonic musical instruments using a magnetic strip on a card or sheet
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/10Feedback
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/12Side; rhythm and percussion devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動演奏用テンポ制御装置に関
し、特に自動演奏のテンポをマニアル演奏のテン
ポに自動的に追従させるように制御する装置に関
する。なお、この明細書において、「自動演奏」
の語は、記憶データに基づいてメロデイ音又は和
音等を自動的に奏出する場合のみならず、オート
ベースコード、オートアルペジヨ、オートリズム
等をも含む広い意味で用いるものとする。
従来提案されている各種の自動演奏装置におい
ては、テンポ信号発生器のテンポ調整つまみを操
作することにより自動演奏のテンポを任意に設定
できるようになつている。しかしながら、自動演
奏はマニアル演奏に伴つて利用されるのが普通で
あり、マニアル演奏者にとつては演奏中に上記テ
ンポ調整つまみを微妙に操作するのが極めて困難
であつた。このため、一旦設定された自動演奏の
テンポを変更して曲の盛り上りを図るといつた音
楽表現は事実上行なうことができなかつた。
この発明の目的は、特別なテンポ調整操作を必
要としない新規な自動演奏用テンポ制御装置を提
供することにある。
この発明によるテンポ制御装置は、自動演奏の
テンポに対してマニアル演奏のテンポが所定の誤
差範囲内にあるときにマニアル演奏のテンポに自
動演奏のテンポを自動的に追従させるようにした
ことを特徴とするもので、以下、添付図面に示す
実施例について詳述する。
第1図は、この発明の一実施例による鍵盤式電
子楽器を示すもので、この楽器はメロデイ音を自
動演奏及び/又はマニアル演奏によつて奏出でき
ると共に、伴奏音をマニアル演奏によつて、必要
ならばオートベースコード又はオートアルペジヨ
ン形式で奏出でき、さらにオートリズム音も奏出
できるようになつている。そして、メロデイ音、
オートベースコード、オートアルベジヨ、オート
リズム等の自動演奏のテンポはメロデイ音発生の
ためのマニアル演奏のテンポに自動的に追従する
ようになつている。
読取装置10は、楽譜11の下方余白部等に設
けられた磁気テープ等の記録媒体11aから楽譜
データを読取つて、データメモリ12に記憶され
るものである。楽譜データは、第2図に示すよう
に音符進行にしたがつて各音符毎に音高及び符長
をバイナリコードで表現したもので、最終音符の
次に終りデータ(全ビツト“1”)が配置されて
いる。音高データは例えば4ビツトのノートコー
ドと3ビツトのオクターブコードとを含むキーコ
ードの形で表現されており、符長データは32分音
符、16分音符、8分音符、4分音符、2分音符、
全音符をそれぞれ8、16、32、64、128、256に対
応するバイナリコードで表現するようになつてい
る。なお、休符はキーコードビツトをすべて
“0”にして表現される。
上記のような楽符データ及び終りデータを記憶
したデータメモリ12は、初期状態ではORゲー
ト13を介してイニシヤルクリア信号ICによつ
てセツトされるR−Sフリツプフロツプ14の出
力Qに応じてデイスエーブル(DIS)の状態にあ
る。また、このとき、フリツプフロツプ14の出
力Qはアドレスカウンタ15をリセツトさせるよ
うになつているので、カウンタ15からメモリ1
2にはアドレス信号が供給されない。さらに、イ
ニシヤルクリア信号ICはORゲート16を介して
R−Sフリツプフロツプ17をリセツトさせるよ
うになつているので、フリツプフロツプ17の出
力Qは“0”レベルをとつている。
次に、スタートスイツチ18がオンされると、
そのオン信号は微分回路19で立上り微分され、
スタート信号SSに変換される。このスタート信
号SSは一方でフリツプフロツプ14をリセツト
させ、他方でORゲート16を介してフリツプフ
ロツプ17にリセツト入力Rとして加えられる。
このため、フリツプフロツプ14の出力Qが
“0”になるので、カウンタ15はクロツク入力
CKを計数可能な状態になると共にメモリ12は
データ読出可能な状態になり、フリツプフロツプ
17の出力Qは“0”レベルを持続する。そし
て、スタート信号SSがORゲート24を介してカ
ウンタ15に供給されるのでデータメモリ12か
ら最初の音符に対応した音高データ及び符長デー
タが読出され、ラツチ回路25にラツチされる。
次に、後述の上鍵盤でのマニアル演奏の開始に
よつて最初のキーオン信号KONが発生されると、
フリツプフロツプ17はそのキーオン信号KON
によつてセツトされるので、出力Qとして演奏信
号PLを送出する。この演奏信号PLはマニアル演
奏開始時に“1”になつた後自動演奏終了まで
“1”レベルを維持するもので、微分回路20で
立上り微分されて演奏開始タイミングに同期した
演奏開始信号ΔPLに変換される。この演奏開始
信号ΔPLは第3図について後述されるテンポ制
御回路21に供給される。一方、演奏信号PLは
D−フリツプフロツプ22により微少な遅れを付
与され、遅延信号PL′としてANDゲート23の
一方の入力端に供給される。このANDゲート2
3の他方の入力端にはキーオン信号KONが供給
されているで、ANDゲート23は信号PL′が
“1”のときキーオン信号KONを送出する。この
ときのANDゲート23の出力信号はORゲート2
4を介してカウンタ15にクロツク入力CKとし
て供給される一方、ラツチ回路25及び25′に
ラツチ指令信号Lとして供給され且つカウンタ2
6にリセツト信号Rとして供給される。従つて、
カウンタ15は2番目のデータ読出番地を指示す
べくアドレス信号をメモリ12に供給し、メモリ
12からは2番目の音符に対応した音高データ及
び符長データが読出され、これらのデータはラツ
チ回路25でラツチされる。また、ラツチ回路2
5にラツチされていた最初の音符に対応した符長
データTDがラツチ回路25′にラツチされる。
さらに、カウンタ26はリセツト信号Rでリセツ
トされた後テンポ制御回路21からのテンポクロ
ツク信号TCLの計数を開始する。
ラツチ回路25′からの符長データTDは比較
回路27でカウンタ26の計数出力と比較され
る。比較回路27はカウンタ26の計数出力がラ
ツチ回路25′からの符長データTDに一致した
ときに一致信号EQを送出し、この一致信号EQは
微分回路28で立上り微分された形でANDゲー
ト29の一方の入力端に供給される。このAND
ゲート29の他方の入力端にはフリツプフロツプ
17から演奏信号PLが供給されているので、
ANDゲート29は微分回路28からの一致パル
ス信号をORゲート24に送出する。従つて、
ORゲート24からは、テンポクロツク信号TCL
を計数して最初の音符の長さに対応する時間に達
した時点で出力信号が送出され、この出力信号は
カウンタ15、ラツチ回路25,25′及びカウ
ンタ26に供給される。このため、カウンタ15
はメモリ12から3番目の音符に対応した音高デ
ータ及び符長データを読出させるべく作用する一
方、ラツチ回路25′、カウンタ26及び比較回
路27を含む符長測定部は2番目の音符について
前回と同様に符長測定を行なう。以下同様にして
メモリ12からのデータ読出し及び符長測定が行
なわれ、最後にメモリ12からは終りデータが読
出される。
終りデータが読出されると、終り検出回路30
がその終りデータを検知して終了信号EDを発生
する。この終了信号EDはORゲート13を介して
フリツプフロツプ14をセツトさせるので、メモ
リ12はデイスエーブル状態となり且つカウンタ
15はリセツト状態となる。また、終了信号ED
はORゲート16を介してフリツプフロツプ17
をセツトさせるので、演奏信号PLは“0”に戻
り、一連のデータ読出動作が終了する。
ところで、上記のようにして順次に楽譜データ
が読出されるのに伴い、各楽譜データのうちの音
高データPDがラツチ回路25からモニター用メ
ロデイ音発生回路31に供給される。メロデイ音
発生回路31はセレクトスイツチ31aをオンし
たときイネーブル(EN)状態となり、入力音高
データに基づいて電子的に楽音信号を合成して送
出する。この楽音信号はボリユーム32を介して
サウンドシステム33に供給され、音響に変換さ
れる。
音高データPDは鍵表示回路34にも供給され
る。この鍵表示回路34は、セレクトスイツチ3
4aをオンしたときイネーブル状態となり、上鍵
盤(UK)35の各鍵毎に設けた発光素子35a
を選択的に点灯駆動して押すべき鍵位置を表示さ
せる。なお、モニター用メロデイ音発生回路31
及び鍵表示回路34には押すべき鍵の1音分前の
音高データが供給される。
上鍵盤35にはキースイツチ(KSW)回路3
6が付設されており、キースイツチ回路36は押
された鍵を示すキーイング信号をマニアル演奏用
メロデイ音発生回路37に供給する。メロデイ音
発生回路37は入力キーイング信号に応じて電子
的に楽音信号を合成して送出する。この楽音信号
はボデユーム38を介してサウンドシステム33
に供給され、音響に変換される。
キースイツチ回路36は、上記したキーイング
信号とは別に、いずれかの鍵が押されるたびにエ
ニーキーオン信号を微分回路39に供給する。微
分回路39はエニーキーオン信号を立上り微分し
てキーオンタイミングに同期したキーオン信号
KONを送出する。このキーオン信号は前述のフ
リツプフロツプ17に供給される他、テンポ制御
回路21に供給され、テンポ制御のために用いら
れる。
上記では、記憶データに基づいてメロデイ音を
自動的に奏出させる例を示したが、同様な原理に
より和音等を自動的に奏出させることもできる。
下鍵盤(LK)41にはキースイツチ回路42
が付設されており、キースイツチ回路42は押さ
れた鍵を示すキーイング信号を伴奏音発生回路4
3に供給する。伴奏音発生回路43には、ペダル
鍵盤44に付設されたキースイツチ回路45から
のキーイング信号も供給されている。伴奏音発生
回路43は、キースイツチ回路42,45からの
キーイング信号に応じて電子的に楽音信号を合成
して送出するもので、必要に応じて該楽音信号を
オートベースコード(ABC)又はオートアルペ
ジヨ(ARP)の形式で発生できるようになつて
いる。また、伴奏音発生回路43では、後述のオ
ートリズム部からのリズム信号RYに応じて楽音
信号をリズムできざんだ形で発生できるようにな
つている。伴奏音発生回路43からの楽音信号は
ボリユーム46を介してサウンドシステム33に
供給され、音響に変換される。
R−Sフリツプフロツプ47は前述の演奏開始
信号ΔPLによつてセツトされ、ストツプスイツ
チ48からのオン信号によつてリセツトされるも
ので、出力Qによりオートリズム装置49を制御
するようになつている。オートリズム装置49に
おいては、テンポ制御回路21からのテンポクロ
ツク信号TCLを計数するカウンタ50と、この
カウンタ50の計数出力に応じてリズムパターン
信号を生するリズムパターン発生回路51と、こ
の回路51からのリズムパターン信号によつて駆
動されるリズム音源回路52とが設けられてい
る。フリツプフロツプ47の出力Qはカウンタ5
0にイネーブル信号ENとして供給されており、
カウンタ50は演奏開始タイミングに同期して計
数動作を開始し、ストツプスイツチ48のオンタ
イミングに同期して計数動作を停止する。リズム
パターン発生回路51はリズムパターン信号の他
に前述の伴奏音発生回路43に供給すべきリズム
信号RYをも発生するようになつている。リズム
音源回路52は、セレクトスイツチ52aをオン
したときイネーブル状態になり、リズムパターン
発生回路51からのリズムパターン信号に応じて
リズム音信号を送出するもので、このリズム音信
号はボリユーム53を介してサウンドシステム3
3に供給され、音響に変換される。従つて、セレ
クトスイツチ52aをオンしておいた場合には、
上鍵盤でのマニアル演奏が開始されるタイミング
に同期してオートリズム音が奏出され、ストツプ
スイツチ48を押すとオートリズム音の奏出が停
止される。
次に、第3図及び第4図を参照してテンポ制御
回路21の構成及び動作を説明する。テンポ制御
回路1は、テンポクロツク信号TCLを計数して
4分音符の長さに対応する時間(基準となる
TCLカウント数64に対応)の近傍に達するたび
にマニアル演奏のテンポが自動演奏のテンポに対
して所定の誤差範囲(TCLカウント数58〜72の
範囲に対応)にあるか否かをテンポクロツク信号
TCL及びキーオン信号KONに基づいて判定し、
その判定結果が肯定的になるたびに自動演奏のテ
ンポをマニアル演奏のテンポに追従させるべくテ
ンポクロツク信号TCLの周波数を変更するよう
になつている。
初期状態においては、イニシヤルクリア信号
ICがORゲート60を介してR−Sフリツプフロ
ツプ61をリセツトするので、フリツプフロツプ
61の出力FFQは“0”レベルにある。次に、
第4図に示すような音符進行において最初の4分
音符に対応するメロデイ音を奏出すべくマニアル
演奏が開始されると、演奏信号PLを微分した演
奏開始信号ΔPLがORゲート62を介してカウン
タ63をリセツトさせる。これと同時にORゲー
ト62からの演奏開始信号ΔPLはORゲート64
を介して64進カウンタ65をリセツトさせる。ま
た、演奏開始信号ΔPLはORゲート66を介して
カウンタ67をリセツトさせる一方、ORゲート
68を介してカウンタ69をリセツトさせる。さ
らに、演奏開始信号ΔPLはラツチ回路70,7
1及び72をリセツトさせると共に、カウンタ7
3をリセツトさせる。カウンタ73がリセツトさ
れると、その出力=“0”に応じてインバータ7
4の出力からなる選択信号SAが“1”となるの
で、セレクタ75は入力Aに対応した初期テンポ
クロツク発振器76の発振出力をテンポクロツク
信号TCLとして選択送出する。ここで、発振器
76はORゲート62からの演奏開始信号ΔPLを
同期信号SYとして受信して発振動作を行なうよ
うになつており、その発振出力の周波数は可変抵
抗76aにより適宜変更可能である。また、テン
ポクロツク信号TCLよりも十分に高い周波数を
有するクロツク信号φを分周する可変分周回路7
7もORゲート62からの演奏開始信号ΔPLを同
期信号SYとして受信して分周動作を行なうよう
になつている。
カウンタ63及び65は、上記のようなリセツ
トの後テンポクロツク信号TCLを計数し、カウ
ンタ67及び69は、上記のようなリセツトの後
クロツク信号φを計数する。
ORゲート62からの演奏開始信号ΔPLはD−
フリツプフロツプ78及びORゲート60を介し
てフリツプフロツプ61にリセツト入力Rとして
加えられる。
次に、カウンタ63の計数値が0から数えて57
(計数値の数え方は以下同様)に達すると、下限
検知回路79が計数値57(誤差範囲の下限である
TCLカウント数58に対応)を検知して出力信号
MINを発生し、この出力信号MINによりフリツ
プフロツプ61がセツトされ、その出力FFQが
“1”になる。この出力信号FFQ=“1”はAND
ゲート80に供給され、これを導通させる。
この後、カウンタ65はその計数値が64になる
タイミングでキヤリイアウト出力を発生し、この
キヤリイアウト出力がORゲート64を介してカ
ウンタ65をリセツトさせる。これと同時にカウ
ンタ69もキヤリイアウト出力を発生し、このキ
ヤリイアウト出力がカウンタ69をリセツトさせ
る。このように、カウンタ65及び69は4分音
符の長さに対応する時間、すなわちテンポクロツ
ク信号TCLの64カウント毎に同時的にリセツ
トするようになつている。カウンタ65はリセツ
トの後再びテンポクロツク信号TCLを計数し、
カウンタ69もリセツトの後再びクロツク信号φ
を計数する。
一方、カウンタ65と同期してテンポクロツク
信号TCLを計数してきたカウンタ63の計数値
が64になるタイミングより若干遅れて、カウタ6
3の計数値が67になるタイミングでマニアル演奏
により第4図の音符進行における2番目の音符に
対応してキーオン信号KONが発生されるものと
すると、ANDゲート80は前記の如く導通して
いるのでキーオン信号KONに対応する出力信号
KON′を発生する。この出力信号KON′は、ラツ
チ回路70,71及び72にラツチ指令信号Lと
して供給される。このため、ラツチ回路70はカ
ウンタ67の計数出力をラツチする。これと同時
に出力信号KON′はANDゲート81の一方の入
力端に供給される。ANDゲート81の他方の入
力端にはカウンタ73の出力を反転するインバー
タ82の出力が加えられており、KON′発生時点
ではカウンタ73の出力が“0”で、インバータ
82の出力が“1”であるためANDゲート81
は導通している。従つて、出力信号KON′は
ANDゲート81を介してカウンタ73に供給さ
れる。このカウンタ73は2カウントになるとキ
ヤリイアウト出力“1”を発生するものであるの
で、出力信号KON′を1カウントしたこの状態で
は出力が“0”である。また、出力信号KON′は
ORゲート62を介してカウンタ63をリセツト
させると共に、ORゲート62及び64を介して
カウンタ65をリセツトさせる。この後、カウン
タ63及び65はテンポクロツク信号TCLをカ
ウントアツプしていく。
出力信号KON′はまたD−フリツプフロツプ8
3によりKON′発生時点からわずか遅延した信号
に変換される。この遅延信号はORゲート66,
68を介してそれぞれカウンタ67,69をリセ
ツトさせる。これと同時に出力信号KON′はフリ
ツプフロツプ78及びORゲート60を介してフ
リツプフロツプ61をリセツトさせる。この後、
カウンタ67及び69はクロツク信号φをカウン
トアツプしていく。
次に、カウンタ63の計数値57に達すると、前
回同様に下限検知回路79が出力信号MINを発
生し、これによりフリツプフロツプ61をセツト
させる。このため、フリツプフロツプ出力FFQ
は“1”になり、ANDゲート80が導通する。
そして、カウンタ63の計数値が64になるタイミ
ングでカウンタ65及び69が前回同様リセツト
される。この後、カウンタ65及び69はそれぞ
れテンポクロツク信号TCL及びクロツク信号φ
をカウントアツプしていく。一方、カウンタ63
は休符に対応してキーオン信号KONが発生され
ないので前回のようにリセツトされることはな
い。しかし、カウンタ63の計数値が71に達する
と、上限検知回路84が計数値71(誤差範囲の上
限であるTCLカウント数72に対応)を検知して
出力信号MAXを発生し、この出力信号MAXに
よりカウンタ63はプリセツトイネーブル(PE)
の状態になり、カウンタ63にはカウンタ65か
ら計数値7に対応するプリセツトデータPSDが
プリセツトされる。これと同時に出力信号MAX
はカウンタ67をもプリセツトイネーブルの状態
にするので、カウンタ67にはカウンタ69から
プリセツトデータがプリセツトされる。このた
め、カウンタ63及び67はあたかもカウンタ6
3の計数値が64になるタイミングを0として計数
動作を行なつてきたかのように以後の計数動作を
行なう。上記のようなデータプリセツト動作は休
符に対応してキーオン信号KONが発生されなか
つた場合だけでなく、音符に対応してキーオン信
号が発生させたがキーオンタイミングが前述の誤
差範囲内になかつた場合にも同様にして行なわれ
る。
次に、カウンタ63の計数値が57になると、前
述したと同様にしてフリツプフロツプ61の出力
FFQが“1”になり、ANDゲート80が導通す
る。この後、カウンタ63の計数値が64になるタ
イミングでは、前述したと同様にしてカウンタ6
5,69がリセツトされる。そして、これより若
干遅れて、カウンタ63の計数値が67になるタイ
ミングでマニアル演奏により4分休符の次の8分
音符に対応してキーオン信号KONが発生される
ものとすると、ANDゲート80を介して出力信
号KON′が発生される。この出力信号KON′に応
じてラツチ回路70からラツチ回路71へ4分休
符の前の4分音符のマニアル演奏(キーオン)時
にラツチした計数データが転送されると共に、ラ
ツチ回路70では4分休符の次の8分音符のキー
オンに同期した出力信号KON′に応じてカウンタ
67の計数出力がラツチされる。ラツチ回路7
0,71でそれぞれラツチされた計数データはそ
れぞれ入力A、Bとして平均化回路85に供給さ
れ、ここで(A+B)/2の形で平均化される。
すなわち、平均化回路85はとなり合うキーオン
タイミングについて計数データを平均化して計数
データの値が頻繁に変化するのを緩和すべく作用
する。上記の例では、4分休符の前後の計数デー
タはいずれも基準カウント数64に対して若干遅れ
たTCLカウント数67(カウンタ63の計数値で
66)対応した値を示すようになつているで、かか
る計数データを平均化したデータも平均化の前と
同様な値を示す。平均化回路85からの平均化さ
れた計数データは前述の出力信号KON′に応じて
ラツチ回路72でラツチされ、分周回路77に分
周比指定信号として供給される。分周回路77は
分周比指定信号が基準カウント数64に対応するも
のであるときに発振器76の発振周波数と同じ周
波数の分周出力を送出するようになつており、上
記のようにTCLカウント数67に対応した分周比
指定信号が供給されると、分周出力の周波数は
TCLカウント数の差(67−64=3)に対応して
低下する。
一方、出力信号KON′はANDゲート81を介
してカウンタ73に供給される。これによりカウ
ンタ73は2カウントになり、キヤリイアウト出
力“1“を発生する。このキヤリイアウト出力
“1”はインバータ82を介してANDゲート81
を非導通にする一方、セレクタ75に分周回路7
7からの分周出力(入力B)を選択させる。従つ
て、セレクタ75からは、4分休符の次の8分音
符のキーオンタイミングに同期して発振器76の
発振出力の代りに分周回路77の分周出力がテン
ポクロツク信号TCLとして送出される。このと
きのテンポクロツク信号TCLは自動演奏のテン
ポに対してマニアル演奏のテンポが遅れている分
だけ周波数が低下しており、このテンポクロツク
信号TCLが第1図の必要部に供給されることに
よりメロデイ音、オートベースコード、オートア
ルペジヨ、オートリズム等の各種の自動演奏のテ
ンポがマニアル演奏のテンポに追従して遅くな
る。なお、4分休符の次の8分音符のキーオンタ
イミングに同期して出力信号KON′が発生される
と、カウンタ63,65がリセツトされること及
びこのリセツトタイミングからわずか遅れてフリ
ツプフロツプ61及びカウンタ67,69がリセ
ツトされることは4分休符の前の4分音符のキー
オンの場合と同様である。
次に、4分休符の次の8分音符につづく第2の
8分音符のキーオンが行なわれるが、この場合に
はテンポクロツク信号TCLのカウント数が32程
度であり基準カウント数64の近傍に達していない
ので前述したようなテンポクロツク周波数制御動
作は行なわれない。
次に、カウンタ63の計数値が57になると、前
回同様にフリツプフロツプ61の出力FFQが
“1”になり且つANDゲート80が導通する。こ
の後、カウンタ63の計数値が64になるタイミン
グにわずか先立つてカウンタ63の計数値が61に
なるタイミングで第2の8分音符の次の2分音符
のキーオンが行なわれたとすると、そのキーオン
タイミングに同期してANDゲート80から出力
信号KON′が送出される。この出力信号KON′は
カウンタ63,65をリセツトさせると共にこの
リセツトタイミングからわずか遅れてフリツプフ
ロツプ61及びカウンタ67,69をリセツトさ
せる。また、KON′発生時点においては、ラツチ
回路70からラツチ回路71に前回の計数データ
が転送される一方、ラツチ回路70にはカウンタ
67のリセツト直前の計数出力がラツチされる。
このため、平均化回路85には、ラツチ回路70
からTCLカウント数61(カウンタ63の計数値で
60)に対応した値の計数データが供給されると共
にラツチ回路71からTCLカウント数67(カウン
タ63の計数値で66)に対応した値の計数データ
が供給される。平均化回路85は、これらの計数
データを平均化してTCLカウント数64(カウンタ
63の計数値で63)に対応した値の計数データを
送出する。この平均化された計数データは
KON′発生時点でラツチ回路72にラツチされて
分周比指定信号として分周回路77に供給され
る。従つて、分周回路77はカウント数64に対応
した分周比指定信号に応じてクロツク信号φを分
周するようになるので、分周出力の周波数は前回
のTCLカウント数67に対応したものよりTCLカ
ウント数の差分(67−64=3)だけ上昇する。こ
のときの分周出力がセレクタ75を介してテンポ
クロツク信号TCLとして第1図の必要部に供給
されるので、各種自動演奏のテンポがマニアル演
奏テンポに追従して速くなる。
この後、カウンタ63の計数値が57になると、
前述の4分休符の場合と同様な動作が行なわれ
る。そして、この後は基準カウント数64毎にその
近傍で信号KON′の発生を条件にテンポクロツク
周波数制御動作が行なわれ、その結果として自動
演奏のテンポはマニアル演奏のテンポに自動的に
追従して変化するようになる。
第5図は、この発明の他の実施例によるテンポ
制御回路21′を示すもので、この回路21′は前
述回路21と同様なテンポクロツク周波数制御機
能を回路21とは異なる構成で達成するようにな
つている。
まず、第4図に示したような音符進行において
最初の4分音符に対応して演奏開始信号ΔPLが
発生されると、この信号ΔPLはORゲート90を
介してテンポクロツク信号TCL計数用のカウン
タ91をリセツトさせる。これと同時に演奏開始
信号ΔPLはORゲート92,94を介してテンポ
クロツク信号TCLの整数(n)倍の周波数を有
するクロツク信号TCLφを計数するためのカウン
タ93,95をそれぞれリセツトさせる一方、ラ
ツチ回路96,97をリセツトさせる。
次いで、カウンタ91におけるTCLカウント
数が64(カウンタ91の計数値が63)に達すると、
カウンタ91は基準カウント信号RFを発生する。
この基準カウント信号RFはORゲート90を介し
てカウンタ91をリセツトさせる一方、ORゲー
ト94を介してカウンタ95をリセツトさせる。
このように、カウンタ91及び95はTCLカウ
ント数が64になるたびに同時的にリセツトされ、
しかる後それぞれテンポクロツク信号TCL及び
クロツク信号TCLφをカウントアツプしていくも
ので、それぞれ第3図のカウンンタ65及び69
に対応している。
ところで、上記のようにTCLカウント数が64
に達する前に、TCLカウント数が58(カウンタ9
1の計数値で57)になると、固定コード発生器9
8からの基準カウント数N=64・nに対応したコ
ード出力を入力Aとする減算回路99にカウンタ
93からTCLカウント数58に対応した計数出力
が入力Bとして供給され、減算回路99は入力A
及びBの差(A−B)の絶対値6・nを示す出力
信号AB及び差の符号(+)を示す出力信号SGを
発生する。そして、出力信号ABは比較回路10
0に供給され、差の絶対値が7・nより小である
(AB<7・n)が判定される。この場合、差の
絶対値は6・nであるのでAB<7・nの条件が
満足されるから比較回路100は出力信号YSを
送出してANDゲート101を導通させる。この
ようにANDゲート101が導通した状態におい
て、カウンタ91の計数値が67になるタイミング
で第4図の2番目の4分音符に対応してキーオン
がなされるものとすると、キーオン信号KONが
ANDゲート101に供給され、ANDゲート10
1は出力信号KON′を発生する。
出力信号KON′はORゲート90を介してカウ
ンタ91をリセツトさせると共に、ラツチ回路9
6,97にラツチ指令信号Lとして供給される。
このとき、カウンタ93の計数出力はTCLカウ
ント数67(カウンタ91の計数値で66)に対応し
ており、減算回路99からは、差の絶対値3・n
を示す出力信号ABと差の符号(−)を示す出力
信号SGが発生される。これらの出力信号AB及び
SGは出力信号KON′に応じてラツチ回路96に
ラツチされる。そして、出力信号KON′はD−フ
リツプフロツプ102を介してキーオンタイミン
グからわずか遅延した信号に変換され、この遅延
信号がORゲート92,94を介してそれぞれカ
ウンタ93,95をリセツトさせる。カウンタ9
3及び95はかかるリセツトの後それぞれクロツ
ク信号TCLφをカウントアツプしていく。
次に、カウンタ91のTCLカウント数が58に
なると、上記したと同様にして比較回路100の
出力信号YSによりANDゲート101が導通す
る。そして、カウンタ91のTCLカウント数が
64になると、カウンタ91から基準カウント信
号RFが発生され、この信号RFはカウンタ91及
び95を前回同様にリセツトさせる。この後、テ
ンポクロツク信号TCLの7クロツクタイム分の
あいだに第4図の音符進行における4分及符に対
応してキーオンがなされないものとすると、
ANDゲート101からは出力信号KON′が発生
されない。一方、基準カウント信号RFは遅延回
路103によりテンポクロツク信号TCLの7ク
ロツクタイム分遅延されるようになつているの
で、TCLカウント数が72(カウンタ91の計数値
が71)になるタイミングで遅延回路103から上
限検知信号MAXが発生される。この上限検知信
号MAXはカウンタ93にプリセツトイネーブル
信号PEとして供給されるので、このときカウン
タ93にはカウンタ95からTCL計数値7に対
応したプリセツトデータPSDがプリセツトされ
る。このため、カウンタ93はあたかもカウンタ
95と同様にTCLカウント数64に対応する時点
でリセツトされてから計数動作を開始したかのよ
うに以後の計数動作を行なう。このような動作は
第3図のカウンタ67,69について述べたもの
と同様である。なお、カウンタ93にプリセツト
データがプリセツトされると、比較回路100で
はAB<7・nの条件が満足されなくなるので、
比較出力信号YSは“0”になる。
次に、カウンタ91のTCLカウント数が58に
達すると、前回同様に比較回路100の出力信号
YSによりANDゲート101が導通する。そし
て、カウンタ91のTCLカウント数が64になる
タイミングでは、前述したと同様にして基準カウ
ント信号RFによりカウンタ91,95がリセツ
トされる。これより若干遅れて、カウンタ91の
計数値が67になるタイミングで第4図の4分休符
の次の8分音符のキーオンがなされるものとする
と、そのキーオンタイミングに同期してANDゲ
ート101から出力信号KON′が発生される。
出力信号KON′はカウンタ91をリセツトさせ
る一方、ラツチ回路96,97にラツチ動作を行
なわせる。このため、ラツチ回路96にラツチさ
れていた前回の減算データ(差の絶対値3・n及
び差の符号(−)を示すもの)はラツチ回路97
に転送されると共にラツチ回路96には新たな減
算データがラツチされる。ここで、新たな減算デ
ータは、今回のキーオンタイミングが4分休符の
前の4分音符のキーオンの場合と同様にカウンタ
91の計数値67のタイミングとほぼ同時であるの
で、前回の減算データと同じである。このため、
平均化回路104にはラツチ回路96及び97か
ら同一内容の減算データがそれぞれ入力A及びB
として供給され、(A+B)/2の形で平均化さ
れる。この結果、平均化回路104からは、差の
絶対値3・nを示すように出力信号MVが発生さ
れると共に差の符号(−)を示すように出力信号
SG′が発生される。これらの出力信号MV及び
SG′はD−A変換回路105に供給され、対応す
るアナログ信号に変換される。そして、D−A変
換回路105からのアナログ信号は電圧制御型可
変周波数発振器(VCO)を含むテンポ発振回路
106に供給される。
テンポ発振回路106は初期的には可変抵抗1
06aからの初期設定電圧に応じて基準テンポ
(基準カウント数64)に対応した周波数のテンポ
クロツク信号TCLを発生するもので、D−A変
換回路105からアナログ信号が供給されると、
このアナログ信号が可変抵抗106aからの電圧
信号に加算される形でVCOに制御入力として供
給されるのでテンポクロツク信号TCLの周波数
が変化するようになつている。例えば、上記のよ
うに平均化出力が−3・nを示すように発生され
ると、VCOの制御電圧は3・nに相当する分だ
け低下するので、これに対応してテンポクロツク
信号TCLの周波数も低下する。なお、テンポ発
振回路106はクロツク信号TCLφをも発生する
ようになつている。
上記のような動作の結果、マニアル演奏のテン
ポに対して進んでいた自動演奏のテンポはマニア
ル演奏のテンポに追従して遅くなる。また、上記
と反対にマニアル演奏のテンポに対して自動演奏
のテンポが遅れている場合にはその遅れ量に対応
した+Pの値を示す平均化出力が発生され、この
平均化出力をD−A変換した信号に基づいてテン
ポクロツク信号TCLの周波数が上昇されるので、
自動演奏のテンポはマニアル演奏のテンポに追従
して速くなる。
なお、上記のようなテンポクロツク周波数制御
動作が基準カウント数64毎にその近傍で信号
KON′の発生を条件にくりかえされることは第3
図の回路21の場合と同様である。
次に、第6図を参照してこの発明の更に他の実
施例によるテンポ制御回路21″を説明する。こ
の例のテンポ制御回路21″の特徴は、複数種類
の音符について順次にテンポクロツク信号TCL
を計数にしてそれぞれの音符の長さに対応する時
間の近傍に達するたびに誤差範囲を異にしてテン
ポ制御の要否の判定を行なうようにした点にあ
る。
カウンタ110はORゲート111を介して供
給される演奏開始信号ΔPLによつてリセツトさ
れた後テンポクロツク信号TCLを計数するもの
であり、カウンタ112はORゲート113を介
して供給される演奏開始信号ΔPLによつてリセ
ツトされた後テンポクロツク信号TLCを計数す
るものである。これらのカウンタ110,112
にはそれぞれORゲート111,113を介して
テンポ制御指令信号CTがリセツト信号Rとして
供給されるようになつており、カウンタ110,
112はテンポ制御指令信号CTが発生されるた
びに同期的にリセツトされてからテンポクロツク
信号TCLの計数を再開する。カウンタ112は
1小節の長さ(全音符の長さ)に対応するTCL
カウント数256に達するとキヤリイアウト出力C0
を発生し、このキヤリイアウト出力C0はORゲー
ト113を介してカウンタ112をリセツトさせ
る。カウンタ112からカウンタ110にはプリ
セツトデータPSDが供給されるようになつてお
り、カウンタ110にはプリセツトイネーブル信
号PEに応じてプリセツトデータPSDがプリセツ
トされる。
カウンタ110の計数出力CNは16分音符、8
分音符、4分音符、2分音符、全音符にそれぞれ
対応して設けられた比較回路114A,114
B,114C,114D,114Eに供給され
る。これらの比較回路114A〜114Eは比較
器COMP1及びCOMP2の出力でR−Sフリツプフ
ロツプFFをそれぞれセツト及びリセツトさせる
ようにした同一構成のものであるが、各比較回路
における比較動作は第7図に示すように音符種別
に応じて比較範囲を異にするように行なわれる。
すなわち、比較回路114Aでは、比較器
COMP1及びCOMP2の比較基準入力として16分音
符に対応する基準カウント数8の前後のカウント
数に対応した適当な値A1及びA2をそれぞれ与え
ることにより計数出力CNの値がA1に達したとき
にフリツプフロツプFFをセツトさせ且つCNの値
がA2に達したときにフリツプフロツプFFをリセ
ツトさせる。また、比較回路114Bでは、比較
器COMP1及びCOMP2の比較入力として8分音符
に対応する基準カウント数32の前後のカウント数
に対応した適当な値B1及びB2をそれぞれ与える
ことにより計数出力CNの値がB1に達したときに
フリツプフロツプFFをセツトさせ且つCNの値が
B2に達したときにフリツプフロツプFFをリセツ
トさせる。ここで、A1〜A2の範囲よりもB1〜B2
の範囲は広く定められるので、比較回路114A
のフリツプフロツプFFの出力Qの持続時間より
も比較回路114BのフリツプフロツプFFの出
力Qの持続時間の方が長くなる。同様にして他の
比較回路114C,114D,114Eについて
もそれぞれ4分音符の基準カウント数64、2分音
符の基準カウント数128、全音符の基準カウント
数256の近傍のカウント数に対応してC1〜C2、D1
〜D2、E1〜E2の比較範囲をTCLカウント数の増
大につれて広くなるように定め、対応するフリツ
プフロツプFFの出力Qの持続時間をTCLカウン
ト数の増大に伴つて長くするようにしてある。こ
のように比較回路114A〜114Eにおける比
較範囲をTCLカウント数の増大に伴つて拡大す
るように設定したのは、TCLカウント数の増大
に伴つてキーオンタイミングの検出機会が大幅に
減るのを防ぐためである。
比較回路114A〜114Eのフリツプフロツ
プ出力Qは対応するANDゲート115A〜11
5Eの各一方の入力端に供給され、ANDゲート
115A〜115Eの各他方の入力端にはキーオ
ンタイミングに同期したキーオン信号KONが加
えられる。このため、比較回路114A〜114
Eのいずれかのフリツプフロツプ出力Qが“1”
になつているときそのフリツプフロツプ出力に対
応する音符のキーオンがなされると、対応する
ANDゲート(115A〜115Eのいずれか)
から出力信号KON′が発生される。
全音符に対応して設けられた比較回路114E
において、フリツプフロツプFFの出力は微分
回路116で立上り微分され、カウンタ10のた
めのプリセツトイネーブル信号PEに変換される
ようになつている。比較回路114Eのフリツプ
フロツプ出力は計数出力CNの値が全音符に対
応する比較範囲の上限値E2に達したときに“1”
となるので、この“1”への変化タイミングに同
期してプリセツトイネーブル信号PEが“1”と
なり、カウンタ110にはカウンタ112からプ
リセツトデータPSDがプリセツトされる。この
ときのプリセツトデータPSDはカウンタ112
がTCLカウント数256のタイミングでリセツトさ
れた後計数出力CNの値がE2に一致する時点まで
の間のカウンタ112のTCLカウント数に対応
する。このようなプリセツトデータPSDがカウ
ンタ110にプリセツトされると、カウンタ11
0はあたかもカウンタ112と同様にリセツトさ
れた後計数動作を開始したかのように以後の計数
動作を行なう。ここで、プリセツトイネーブル信
号PEが発生されるということは、0からE2まで
の期間においてANDゲート115A〜115E
のうちのいずれからも出力信号KON′が発生され
なかつたこと(換言すれば、キーオン信号KON
が発生されなかつたこと、あるいはキーオン信号
KONが発生されたがその発生時点がA1〜A2、B1
〜B2、C1〜C2、D1〜D2、E1〜E2のいずれの範囲
にも該当しなかつたこと)を意味する。
ORゲート117はANDゲート115A〜11
5Eからの出力信号KON′を入力としてテンポ制
御指令信号CTを発生するもので、この信号CTは
前述のORゲート111,113に供給される
他、16分音符、8分音符、4分音符、2分音符、
全音符にそれぞれ対応して設けられた制御データ
形成回路118A,118B,118C,118
D,118Eに供給される。これらの制御データ
形成回路118A〜118Eは、演奏開始信号
ΔPL及びテンポ制御指令信号CTを入力とする
ORゲートOGと、このORゲートOGの出力によ
つてリセツトされるカウンタCTRと、このカウ
ンタCTRの計数出力をテンポ制御指令信号CTに
応じてラツチするラツチ回路LATとをそなえた
同一構成のものであるが、各制御データ形成回路
118A〜118EのカウンタCTRには周波数
の異なるクロツク信号が供給されるようになつて
いる。すなわち、回路118AのカウンタCTR
はクロツク信号φ(TCLより+分高い周波数を有
する)を計数するが、回路118Bのカウンタ
CTRはクロツク信号φを分周回路119Aで1/2
分周したクロツク信号φ/2を計数し、回路11
8CのカウンタCTRをクロツク信号φ/2を分
周回路119Bで1/2分周したクロツク信号φ/
4を計数し、回路118DのカウンタCTRはク
ロツク信号φ/4を分周回路119Cで1/2分周
したクロツク信号φ/8を計数し、回路118E
のカウンタCTRはクロツク信号φ/8を分周回
路119Dで1/2分周したクロツク信号φ/16を
計数する。なお、このように、音符長が長くなる
ほど計数入力の周波数を低下させたのは、カウン
タCTR及びラツチ回路LATのビツト数を減らし
且つ後続回路を簡略化するためのものである。
各制御データ形成回路118A〜118Eで
は、カウンタCTRが演奏開始信号ΔPLによつて
リセツトされた後各々の計数入力φ〜φ/16をそ
れぞれ計数し、テンポ制御指令信号CTが“1”
になると各ラツチ回路LATが対応するカウンタ
CTRの計数出力をラツチした直後に各カウンタ
CTRが信号CTによつてリセツトされる。このた
め、各ラツチ回路LATからは、対応するカウン
タCTRのリセツト直前の計数出力が制御データ
信号として送出される。
制御データ形成回路118A〜118Eから送
出される制御データ信号はセレクタ120にそれ
ぞれ入力A〜Eとして供給される。セレクタ12
0は選択信号SA〜SEのいずれか1つが“1”に
なると、対応する入力(A〜Eのいずれか1つ)
を選択して発振回路121に供給する。発振回路
121は初期テンポオシレータ(OSC)121
a及び追従テンポオシレータ121bをそなえた
もので、R−Sフリツプフロツプ122の出力Q
に応じていずれかのオシレータ121a又は12
1bの発振出力がテンポクロツク信号TCLとし
て送出されるようになつている。フリツプフロツ
プ122は演奏開始信号ΔPLによつてリセツト
された後、テンポ制御指令信号CTによつてセツ
トされるもので、その出力Qが“0”のときはオ
シレータ121aの発振出力が、同出力Qが
“1”のときはオシレータ121bの発振出力が
それぞれテンポクロツク信号TCLとして送出さ
れる。
追従テンポオシレータ121bは、セレクタ1
20から供給される特定の音符に対応した制御デ
ータ信号と、これに対応する選択信号(SA〜SE
のいずれか1つ)とによつて発振周波数が制御さ
れるもので、このオシレータ121bは、制御デ
ータ形成回路118A,118B,118C,1
18D,118Eの各カウンタのカウント数が基
準となるTCLカウント数8、32、64、128、256
にそれぞれ対応した時点で制御データ信号が発生
される場合には、初期テンポオシレータ121a
と同じ周波数で発振すると共に、制御データ形成
回路118A〜118Eの各カウンタのカウント
数が上記基準となるTCLカウント数より大きな
(又は小さな)TCLカウント数に対応した時点で
制御データ信号が発生される場合には、初期テン
ポオシレータ121aの発振周波数に比較して
TCLカウント数の増大分((又は減少分)に対応
して発振周波数が低下(又は上昇)するようにな
つている。
選択信号形成回路123はANDゲート115
A〜115Eからの出力信号KON′でそれぞれセ
ツトされるR−SフリツプフロツプF1〜F5と、
ANDゲート115A〜115Eからの出力信号
KON′をそれぞれ反転するインバータI1〜I5と、
これらのインバータI1〜I5の出力をそれぞれ各一
方の入力とし且つテンポ制御指令信号CTを各他
方の入力とするANDゲートG1〜G5とをそなえ、
これらのANDゲートG1〜G5の出力によつてフリ
ツプフロツプF1〜F5をそれぞれリセツトさせる
ようになつている。このため、ANDゲート11
5A〜115Eのいずれか1つから出力信号
KON′が発生されると、対応する1つのフリツプ
フロツプ(F1〜F5のうちの1つ)がセツトされ、
他の4つのフリツプフロツプはリセツトされ、セ
ツトされたフリツプフロツプの出力Qが、
KON′を発生したANDゲートに対応する選択信
号(SA〜SEのいずれか1つ)としてセレクタ1
20及び発振回路121に供給される。従つて、
セレクタ120は選択信号SA〜SEのいずれか1
つに対応した制御データ信号入力(A〜Eのいず
れか)を選択して発振回路121に供給し、発振
回路121ではセレクタ120から供給される制
御データ信号及びこれに対応して選択信号形成回
路123から供給される選択信号に応じて追従テ
ンポオシレータ121bの発振周波数が決定され
る。
次に、上記した回路21″の動作を一例として
第4図の音符進行について説明する。
まず、最初の4分音符のキーオンに対応して演
奏開始信号ΔPLが発生されると、この信号ΔPL
によりフリツプ122がリセツトされる。このた
め、発振回路121からは、初期テンポオシレー
タ121aの発振出力がテンポクロツク信号
TCLとして送出される。これと同時に演奏開始
信号ΔPLはカウンタ110及び112と、制御
データ形成回路118A〜118Eの各カウンタ
CTRとをリセツトさせる。カウンタ110及び
112はかかるリセツトの後テンポクロツク信号
TCLを計数する一方、回路118A,118B,
118C,118D,118Eの各カウンタ
CTRはかかるリセツトの後対応するクロツク信
号φ、φ/2、φ/4、φ/8、φ/16をそれぞ
れ計数する。
次に、カウンタ110の計数値が4分音符の基
準TCLカウント数64の近傍のC1に達すると、比
較回路114CのフリツプフロツプFFの出力が
“1”となり、ANDゲート115cが導通する。
そして、カウンタ110の計数値がTCLカウン
ト数64に対応した値に達した時点から若干遅れて
第2の4分音符に対応したキーオンがなされるも
のとすると、キーオン信号KONが発生される。
このキーオン信号KONが4分音符に対応したC1
〜C2の比較範囲内に入つているものとすると、
ANDゲート115Cから出力信号KON′が発生
され、この信号KON′に応じてORゲート117
がテンポ制御指令信号CTを発生する。このテン
ポ制御指令信号CTはカウンタ110,112を
リセツトさせる一方、各ラツチ回路LATには対
応するカウンタCTRの計数出力をラツチさせ且
つ各カウンタCTRをリセツトさせる。これと同
時にテンポ制御指令信号CTは出力信号KON′と
共に選択信号形成回路123に供給されてこれに
選択信号SCを発生させる一方、フリツプフロツ
プ122に供給させてこれをセツトさせる。この
ため、セレクタ120は制御データ形成回路11
8Cからの制御データ信号(ラツチ出力)を発振
回路121に供給し、発振回路121では追従テ
ンポオシレータ121bがかかる制御データ信号
及び選択信号SCに応じて制御される。このとき
発振回路121ではフリツプフロツプ122のセ
ツトにより追従テンポオシレータ121bの発振
出力がテンポクロツク信号TCLとして送出され
るので、テンポクロツク信号TCLの周波数は選
択信号SC及びこれに対応した制御データ信号に
よつて決定されたものとなる。すなわち、このと
きの制御データ信号は基準となるTCLカウント
数64に対応するものより大きなφカウント数に対
応する形で発生される(自動演奏のテンポよりマ
ニアル演奏のテンポが遅い)ので、オシレータ1
21bの発振周波数はオシレータ121aのそれ
より低くなり、そのため自動演奏のテンポはマニ
アル演奏のテンポに追従して遅くなる。
次に、カウンタ110のTCLカウント数が再
び64の近傍に達するが、このときは4分休符に対
応してキーオンがなされないのでANDゲート1
15Cから出力信号KON′は発生されず、上記し
たようなテンポクロツク周波数変更動作は行なわ
れない。この後、カウンタ110の計数値が
TCLカウント数128の近傍のD1に達すると、比較
回路114DのフリツプフロツプFFの出力Qが
“1”になり、ANDゲート115Dが導通する。
そして、カウンタ110の計数値がTCLカウン
ト数128に対応した値に達する時点より若干先
行して4分休符の次の8分音符に対応したキーオ
ンがなされ、そのときのキーオン信号がD1〜D2
の比較範囲に入つているものとすると、ANDゲ
ート115Dから出力信号KON′が発生される。
この出力信号KON′は前回同様にカウンタ11
0,112をリセツトさせる一方、制御データ形
成回路118Dから制御データ信号を発生させ且
つ選択信号形成回路123から選択信号SDを発
生させる。このため、追従テンポオシレータ12
1bは選択信号SD及びこれに対応した制御デー
タ信号によつて制御されるようになり、その発振
周波数は前回より若干高く設定される。従つて、
この場合には自動演奏のテンポはマニアル演奏の
テンポに追従して速くなる。
以下同様にして各音符毎にキーオンタイミング
が所定の誤差範囲内にあるか判定され、その判定
結果が肯定的になるたびに自動演奏テンポをマニ
アル演奏テンポに追従させるべくテンポクロツク
周波数制御動作が行なわれる。なお、カウンタ1
10の計数値がE2になるまで調べても出力信号
KON′が発生されない場合には、カウンタ112
からカウンタ110にプリセツトデータがプリセ
ツトされてから上記したと同様なテンポ制御動作
が行なわれる。
第8図は、この発明を鍵盤楽器以外の楽器に適
用した実施例を示すものである。ギター等の非鍵
盤式楽器130からは電磁ピツクアツプ等によつ
て第1の楽音信号S1が検出されると共に、マイク
ロホン131によつて第2の楽音信号S2が検出さ
れる。楽音信号S1及びS2は選択スイツチ装置13
2を介して択一的に整流回路133に供給される
ようになつており、整流回路133は入力楽音信
号を整流した出力を比較器134の一方の入力端
に供給する。比較器134の他方の入力端には、
基準電圧Vrefが供給されており、比較器134は
整流回路133からの整流出力が基準電圧Vrer
レベルをこえると比較出力を送出する。比較器1
34からの比較出力は微分回路135で立上り微
分され、演奏のタイミングに同期したパルス信号
SONに変換される。このパルス信号SONは前述
したキーオン信号KONに対応するもので、テン
ポ制御回路136に供給される。テンポ制御回路
136は、第3図、第5図及び第6図のいずれか
に示したような具体的構成をとることができるも
のであつて、パルス信号SONによつて表現され
るマニアル演奏テンポに応じて周波数が変化する
ようにテンポクロツク信号TCLを送出する。こ
のテンポクロツク信号TCLはオートリズム装置
137(具体的構成は第1図の装置49と同様)
に供給され、この装置137からのリズム音信号
は出力アンプ138を介してスピーカ139に供
給され、音響交換される。
第8図の実施例によれば、ギター等の非鍵盤式
楽器のマニアル演奏テンポに追従させるようにオ
ートリズムのテンポを自動制御することができ
る。
以上のように、この発明によれば、メロデイ
音、和音、リズム音等の自動演奏を伴つて楽器を
マニアル演奏する際に、マニアル演奏における微
妙なテンポ変化に追従するように自動演奏のテン
ポを自動的に制御することができるので、初心者
の演奏練習に好都合であるばかりでなく、中級な
いし上級の演奏者にとつても音楽表現の態様が豊
富になる点で非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による鍵盤式電
子楽器の回路図、第2図は、上記電子楽器におい
て用いられるデータフオーマツトを示す図、第3
図は、上記電子楽器におけるテンポ制御回路の詳
細を示す回路図、第4図は、第3図の回路の動作
を説明するためのタイムチヤート、第5図は、テ
ンポ制御回路の他の実施例を示す回路図、第6図
は、テンポ制御回路の更に他の実施例を示す回路
図、第7図は、第6図の回路の動作説明図、第8
図は、この発明を鍵盤楽器以外の楽器に適用した
実施例を示すブロツク図である。 21,21′,21″,136……テンポ制御回
路、31……モニター用メロデイ音発生回路、3
7……マニアル演奏用メロデイ音発生回路、43
……伴奏音発生回路、49,137……オートリ
ズム装置、130……非鍵盤式楽器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動演奏のテンポを決定すべく自動演奏装置
    にテンポクロツク信号を供給する手段と、楽器の
    マニアル演奏に対応して演奏タイミングに同期し
    た演奏タイミング信号を発生する手段と、前記マ
    ニアル演奏のテンポが前記自動演奏のテンポに対
    して所定の範囲内にあるか否かを前記テンポクロ
    ツク信号及び前記演奏タイミング信号に基づいて
    判定し、その判定結果が肯定的になるたびにテン
    ポ制御信号を発生する判定手段と、前記テンポ制
    御信号の発生に基づき前記自動演奏のテンポを前
    記マニアル演奏のテンポに追従させるべく前記テ
    ンポクロツク信号の周波数を変更する手段とをそ
    なえたことを特徴とする自動演奏用テンポ制御装
    置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の自動演奏用テ
    ンポ制御装置において、前記判定手段は前記テン
    ポクロツク信号を計数して特定の音符の長さに対
    応する時間の近傍に達するたびに前記判定を行な
    うように構成されていることを特徴とする自動演
    奏用テンポ制御装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の自動演奏用テ
    ンポ制御装置において、前記判定手段は複数種類
    の音符について順次に前記テンポクロツク信号を
    計数してそれぞれの音符の長さに対応する時間の
    近傍に達するたびに前記範囲を異にして前記判定
    を行なうように構成されていることを特徴とする
    自動演奏用テンポ制御装置。
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