JPH01320454A - 円形偏平物品の側面検査装置 - Google Patents
円形偏平物品の側面検査装置Info
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- JPH01320454A JPH01320454A JP15237388A JP15237388A JPH01320454A JP H01320454 A JPH01320454 A JP H01320454A JP 15237388 A JP15237388 A JP 15237388A JP 15237388 A JP15237388 A JP 15237388A JP H01320454 A JPH01320454 A JP H01320454A
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、錠剤のように偏平か偏平に近く外周が円形の
形状を有する物品の側面検査装置であって、殊に錠剤検
査のように単位時間にふける処理量の多い側面検査装置
に関するものである。
形状を有する物品の側面検査装置であって、殊に錠剤検
査のように単位時間にふける処理量の多い側面検査装置
に関するものである。
(従来の技術)
従来、錠剤のように偏平か偏平に近く外周が円形の物品
の表面検査は、例えば上下又は左右に隣接して配置した
2個の回転ドラムに穿ったりセスの中に検査物品を入れ
、撮像装置によって表と裏の検査をするものが主流をな
し、側面の検査はあまりしていなかった。
の表面検査は、例えば上下又は左右に隣接して配置した
2個の回転ドラムに穿ったりセスの中に検査物品を入れ
、撮像装置によって表と裏の検査をするものが主流をな
し、側面の検査はあまりしていなかった。
側面の検査装置の第1の方法としては、例えば出願人の
出願に係る特開昭59−87081号公報の「外観品位
検査方式」、特開昭59−87082号公報の「光サン
セ装置」において開示した搬送ベルト上の被検体を左右
のテレビジョンカメラによって撮像する方法、第2の方
法としては同じく出願人の出願に係る特開昭63−66
445号公報の「外観検査装置」に開示した搬送ベルト
の左右に配置した鏡によって被検体の左右側面の像を1
台のテレビジョンカメラによって撮像する方法がある。
出願に係る特開昭59−87081号公報の「外観品位
検査方式」、特開昭59−87082号公報の「光サン
セ装置」において開示した搬送ベルト上の被検体を左右
のテレビジョンカメラによって撮像する方法、第2の方
法としては同じく出願人の出願に係る特開昭63−66
445号公報の「外観検査装置」に開示した搬送ベルト
の左右に配置した鏡によって被検体の左右側面の像を1
台のテレビジョンカメラによって撮像する方法がある。
第3の方法としては、例えば搬送ベルトの進行方向に対
して45度および135度の方向にそれぞれテレビジョ
ンカメラを配置して相対する被検体の90度の範囲を撮
像し、搬送ベルトを中心としてテレビジョンカメラの反
対側に鏡を配置して前記撮像範囲の反対側の90度の範
囲を撮像する方法もある。第4の方法としては、tls
A特許第4330062号明細書のrMBT)I[]D
AND APPARATtlS F[lRMB
八へtlRING THES[IRFACB C0L
OROF AN ARTICLE Jに開示されている
方法で、4台のテレビジョンカメラを1平面上に1点を
中心として4方に配置し、その中心の通路に被検体を落
下せしめてその側面を撮像するものがある。
して45度および135度の方向にそれぞれテレビジョ
ンカメラを配置して相対する被検体の90度の範囲を撮
像し、搬送ベルトを中心としてテレビジョンカメラの反
対側に鏡を配置して前記撮像範囲の反対側の90度の範
囲を撮像する方法もある。第4の方法としては、tls
A特許第4330062号明細書のrMBT)I[]D
AND APPARATtlS F[lRMB
八へtlRING THES[IRFACB C0L
OROF AN ARTICLE Jに開示されている
方法で、4台のテレビジョンカメラを1平面上に1点を
中心として4方に配置し、その中心の通路に被検体を落
下せしめてその側面を撮像するものがある。
被検体を回転せしめて撮像する第5の方法としては、出
願人の出願に係る特開昭58−20280号公報の「紙
カツプ搬送装置」があり円形の回転台の周辺に複数の紙
カツプ自転装置を設け、斜め上から一次元カメラを用い
て、紙カップの内部を撮像するようにしている。第6に
、USA特許第4493420号明細書のrMBTHO
D AND APPARATUS FORDBTECT
ING BO口NDBD RBGIONS OF
IMAGII!S、ANDM巳THOD AND
APPARAT[IS FOR5ORTING
ARTICLBSAND DBTEIII:TING
FLAWS Jおよび同第430111959号明細
書のrROLL 5ORTING APPARATtl
S、に開示されている方法で、複数の摩擦ローラをルー
プにして回転せしめ、その摩擦ローラの間に被検体を挟
持して搬送し、上記ループの一部に設けた撮像部におい
て摩擦ローラを自転せしめることによって被検体を回転
し、上部からテレビジョンカメラによって撮像するもの
がある。
願人の出願に係る特開昭58−20280号公報の「紙
カツプ搬送装置」があり円形の回転台の周辺に複数の紙
カツプ自転装置を設け、斜め上から一次元カメラを用い
て、紙カップの内部を撮像するようにしている。第6に
、USA特許第4493420号明細書のrMBTHO
D AND APPARATUS FORDBTECT
ING BO口NDBD RBGIONS OF
IMAGII!S、ANDM巳THOD AND
APPARAT[IS FOR5ORTING
ARTICLBSAND DBTEIII:TING
FLAWS Jおよび同第430111959号明細
書のrROLL 5ORTING APPARATtl
S、に開示されている方法で、複数の摩擦ローラをルー
プにして回転せしめ、その摩擦ローラの間に被検体を挟
持して搬送し、上記ループの一部に設けた撮像部におい
て摩擦ローラを自転せしめることによって被検体を回転
し、上部からテレビジョンカメラによって撮像するもの
がある。
撮像装置を回転する方法としては、出願人の出願に係る
特開昭60−56245号公報の[自動表面検査装置に
おける入力装置]があり、固定光源の光束を回転する鏡
によって被検体に投光し、反射光を回転する鏡によって
反射せしめ、回転する光電変換装置に入力するようにし
ている。
特開昭60−56245号公報の[自動表面検査装置に
おける入力装置]があり、固定光源の光束を回転する鏡
によって被検体に投光し、反射光を回転する鏡によって
反射せしめ、回転する光電変換装置に入力するようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題)
側面検査装置としては、側面全体を検査することができ
、検査面全体にわたってシェーディングおよびハーレー
ションを生ぜず、高解像度で良質の画面を得られること
が必要である。更に、単位時間における処理量を多くす
ること(以下「多量処理能力)という。)、例えば本発
明の実施例において述べる錠剤検査においては1時間当
り120000個(1秒当り約33.4個)の処理を必
要とする。このため、単位時間の処理数に応じて同一機
構の処理ユニットを必要数並列に運転することができる
構造(以下「多条構造」という。)で、処理ユニット自
身も高速処理が可能であること(以下「高速処理能力」
という。)が必要となる。
、検査面全体にわたってシェーディングおよびハーレー
ションを生ぜず、高解像度で良質の画面を得られること
が必要である。更に、単位時間における処理量を多くす
ること(以下「多量処理能力)という。)、例えば本発
明の実施例において述べる錠剤検査においては1時間当
り120000個(1秒当り約33.4個)の処理を必
要とする。このため、単位時間の処理数に応じて同一機
構の処理ユニットを必要数並列に運転することができる
構造(以下「多条構造」という。)で、処理ユニット自
身も高速処理が可能であること(以下「高速処理能力」
という。)が必要となる。
これらの観点によって従来技術を検討するに、第1の方
法は撮像範囲が被検体の側面180度にわたるため全体
を撮像することができず画面周辺はシェーディングが大
きくなる外、多条構造に適さない問題点がある。第2の
方法はカメラが1台で済む利点はあるが、第1の方法と
同じ欠点を避けることはできない。第3の方法は撮像範
囲が90度と狭くなるので画質は改善されるが、カメラ
を2台必要とし多条型検査装置に適さない。第4の方法
はユニークな方法で側面全体にわたり良好な画像を得ら
れるが、カメラが4台必要となって装置が複雑になる他
、多条型検査装置には適さない。
法は撮像範囲が被検体の側面180度にわたるため全体
を撮像することができず画面周辺はシェーディングが大
きくなる外、多条構造に適さない問題点がある。第2の
方法はカメラが1台で済む利点はあるが、第1の方法と
同じ欠点を避けることはできない。第3の方法は撮像範
囲が90度と狭くなるので画質は改善されるが、カメラ
を2台必要とし多条型検査装置に適さない。第4の方法
はユニークな方法で側面全体にわたり良好な画像を得ら
れるが、カメラが4台必要となって装置が複雑になる他
、多条型検査装置には適さない。
被検体を回転台上に載せて撮像する第5の方法は完全な
側面検査はできるが、多条型に適さず又高速処理の能力
に欠けている。
側面検査はできるが、多条型に適さず又高速処理の能力
に欠けている。
第6の方法は多量処理能力があり、被検体の搬送方法と
しても優れたものである。摩擦ローラの自転速度および
自転方法は[J、S特許第4493420号明細書にお
いては明示されていないが、同第4308959号明細
書においては摩擦ローラを撮像範囲内において固定され
た摩擦部材の上部において接触する方法が開示されてい
る。このため、被検体の周辺速度は摩擦ローラループの
走行速度とほぼ同じになり、被検体の半径をrとすると
き摩擦ローラループが2πr走行すると被検体は1回転
する。
しても優れたものである。摩擦ローラの自転速度および
自転方法は[J、S特許第4493420号明細書にお
いては明示されていないが、同第4308959号明細
書においては摩擦ローラを撮像範囲内において固定され
た摩擦部材の上部において接触する方法が開示されてい
る。このため、被検体の周辺速度は摩擦ローラループの
走行速度とほぼ同じになり、被検体の半径をrとすると
き摩擦ローラループが2πr走行すると被検体は1回転
する。
撮像装置が2次元的撮像を行なうことができるテレビジ
ョンカメラの場合はこれでよいが、解像度を上げるため
例えば多素子のCCD ラインセンサを有する一次元撮
像装置では、被検体の全側面を撮像できなくなる問題を
生じる。
ョンカメラの場合はこれでよいが、解像度を上げるため
例えば多素子のCCD ラインセンサを有する一次元撮
像装置では、被検体の全側面を撮像できなくなる問題を
生じる。
更に、高速処理能力を付与するためには、平らな姿勢の
偏平な被検体を垂直の姿勢に変換した上で検査すること
が望ましい。この目的に使用する姿勢変換装置は、姿勢
変換が確実に行われて不変換を生ぜず、父型なりの発生
を未然に防止できるものとする必要があるが、このよう
な機構は上述した従来例には開示されていない。
偏平な被検体を垂直の姿勢に変換した上で検査すること
が望ましい。この目的に使用する姿勢変換装置は、姿勢
変換が確実に行われて不変換を生ぜず、父型なりの発生
を未然に防止できるものとする必要があるが、このよう
な機構は上述した従来例には開示されていない。
(課題を解決するための手段)
本発明の側面検査装置は、被検体である円形偏平物品を
平らな姿勢から垂直の姿勢に変換する姿勢変換部と、撮
像装置によって、上記の垂直に姿勢を変換された被検体
を回転させることによってその側面を検査する側面検査
部と、検査の結果により良品と不良品を区分する選別部
とを具えるものである。
平らな姿勢から垂直の姿勢に変換する姿勢変換部と、撮
像装置によって、上記の垂直に姿勢を変換された被検体
を回転させることによってその側面を検査する側面検査
部と、検査の結果により良品と不良品を区分する選別部
とを具えるものである。
姿勢変換部は、ガイドによって被検体の幅よりやや広い
間隔の通路と、入力端近傍に設けた平らな形で入力され
た被検体の姿勢変換手段と、姿勢変換部の入力端の近く
に上下の揺動を与える手段と、重なって搬送されつつあ
る被検体の重なり解除手段と、撥ね飛ばされた被検体を
抑える緩衝手段とによって構成するのが好適である。
間隔の通路と、入力端近傍に設けた平らな形で入力され
た被検体の姿勢変換手段と、姿勢変換部の入力端の近く
に上下の揺動を与える手段と、重なって搬送されつつあ
る被検体の重なり解除手段と、撥ね飛ばされた被検体を
抑える緩衝手段とによって構成するのが好適である。
また、側面検査部は、ガイドによって設けた被検体の幅
より僅かに広い間隔の通路と、複数の摩擦ローラをルー
プ状に配置し、隣接するローラの間に検査する被検体を
挟持して所定の速さで駆動する摩擦ローラループと、前
記ローラベルト上の撮像範囲における前記摩擦ローラに
回転を与える手段と、前記撮像範囲にある前記摩擦ロー
ラ上にある被検体を撮像する1台の一次元撮像装置とに
よって構成し、摩擦ローラに回転を与える摩擦ベルトの
走行速度と摩擦ローラループの走行速度との比を摩擦ベ
ルトの走行方向によって所定の値とし、順次の隣接する
摩擦ローラの中心の両側の所定の範囲にある被検体を撮
像するようにするのが好適である。
より僅かに広い間隔の通路と、複数の摩擦ローラをルー
プ状に配置し、隣接するローラの間に検査する被検体を
挟持して所定の速さで駆動する摩擦ローラループと、前
記ローラベルト上の撮像範囲における前記摩擦ローラに
回転を与える手段と、前記撮像範囲にある前記摩擦ロー
ラ上にある被検体を撮像する1台の一次元撮像装置とに
よって構成し、摩擦ローラに回転を与える摩擦ベルトの
走行速度と摩擦ローラループの走行速度との比を摩擦ベ
ルトの走行方向によって所定の値とし、順次の隣接する
摩擦ローラの中心の両側の所定の範囲にある被検体を撮
像するようにするのが好適である。
(作 用)
上記のように構成することにより、姿勢変換部に平らな
姿勢で入力された被検体は、重力によって落下しつつ上
下の揺動、姿勢変換手段、緩衝手段、重なり解除手段に
よって確実に垂直の姿勢に変換され、通路の中に整列す
る。
姿勢で入力された被検体は、重力によって落下しつつ上
下の揺動、姿勢変換手段、緩衝手段、重なり解除手段に
よって確実に垂直の姿勢に変換され、通路の中に整列す
る。
側面検査部において摩擦ローラに挟持して搬送された被
検体は、撮像部において摩擦ローラループより高速の線
速度で回転を与えられ、撮像線を中心として被検体の、
例えば±45度以内の範囲内で側面の全周を、高解像度
、高速で検査を完了することができる。
検体は、撮像部において摩擦ローラループより高速の線
速度で回転を与えられ、撮像線を中心として被検体の、
例えば±45度以内の範囲内で側面の全周を、高解像度
、高速で検査を完了することができる。
(実施例)
第1図は、本発明による側面検査装置の一実施例の構成
を示す図面で、(A)は側面図、(B) は上面図であ
り、本例では偏平な円゛形錠剤の検査を行なうものであ
る。符号1は被検体の平らな面の表裏を検査する装置全
体を表わし、前述した二つの回転ドラムを用いるものは
、例えば出願人の出願に係る特開昭61−111822
号公報の「固形製剤転載装置」、実開昭60−1199
86号公報の「損傷錠剤選別装置」、実開昭63−11
9431号公報の「欠陥錠剤選別装置」等に詳細が開示
されているが、本発明の要旨ではないので、説明は省略
する。2は表裏検査装置1の2段目の回転ドラム、3は
被検体を収容するリセス(孔)、4は被検体、5は被検
体の落下を防ぐガイドである。表裏の検査を終了し、不
良品を排出して搬送されてきた被検体4は、本発明の側
面検査装置3の姿勢変換部10の入力端に至るとガイド
5の支えがなくなるので、リセス3の中から姿勢変換部
10に落下する。このとき、リセス3の底部から圧搾空
気を噴出して強制的に被検体を排出してもよい。
を示す図面で、(A)は側面図、(B) は上面図であ
り、本例では偏平な円゛形錠剤の検査を行なうものであ
る。符号1は被検体の平らな面の表裏を検査する装置全
体を表わし、前述した二つの回転ドラムを用いるものは
、例えば出願人の出願に係る特開昭61−111822
号公報の「固形製剤転載装置」、実開昭60−1199
86号公報の「損傷錠剤選別装置」、実開昭63−11
9431号公報の「欠陥錠剤選別装置」等に詳細が開示
されているが、本発明の要旨ではないので、説明は省略
する。2は表裏検査装置1の2段目の回転ドラム、3は
被検体を収容するリセス(孔)、4は被検体、5は被検
体の落下を防ぐガイドである。表裏の検査を終了し、不
良品を排出して搬送されてきた被検体4は、本発明の側
面検査装置3の姿勢変換部10の入力端に至るとガイド
5の支えがなくなるので、リセス3の中から姿勢変換部
10に落下する。このとき、リセス3の底部から圧搾空
気を噴出して強制的に被検体を排出してもよい。
姿勢変換部6は被検体4を平らな姿勢から垂直の姿勢に
変換するもので、複数のガイド7の両端を金具8によっ
て結合して必要な数の被検体の通路9を形成し、その下
面にはブー’111.12およびテンションローラ13
によって駆動されるベルト10が配置されており、被検
体の進行方向に見て全体を少し下向きにし、被検体が自
重でベルト上を転動じて移動できるようにしである。通
路9は被検体の厚さより少し広くとっである。ベル)1
0は被検体から発生した粉を移動して捨てるためのもの
である。第1図(B)では、8本のガイド7を取付け、
7条の通路を形成した例を図示しである。ガイド7は第
1図(B)の×1および×2の断面図である第1図(C
)および(D)に示すように、丸棒の両側面と底面を削
り取ったような形状のものとするのが好ましい。
変換するもので、複数のガイド7の両端を金具8によっ
て結合して必要な数の被検体の通路9を形成し、その下
面にはブー’111.12およびテンションローラ13
によって駆動されるベルト10が配置されており、被検
体の進行方向に見て全体を少し下向きにし、被検体が自
重でベルト上を転動じて移動できるようにしである。通
路9は被検体の厚さより少し広くとっである。ベル)1
0は被検体から発生した粉を移動して捨てるためのもの
である。第1図(B)では、8本のガイド7を取付け、
7条の通路を形成した例を図示しである。ガイド7は第
1図(B)の×1および×2の断面図である第1図(C
)および(D)に示すように、丸棒の両側面と底面を削
り取ったような形状のものとするのが好ましい。
入力端の近くの被検体4の通路の一端に姿勢変換ピン1
4を取付けておく。リセス3から平らな姿勢で排出され
た被検体4はこの姿勢変換ピン14に接触し、水平面内
において回転力を与えられると共に垂直面内においても
回転する。さらに大刀端近くの下部には振動装置が取付
けてあり、出力端近くの支点15を中心として上下に振
動を与えて姿勢変換を容易にしている。振動装置はいろ
いろな形のものが考えられるが、本実施例においては金
具8の入力端側の下面にブロック16を取付け、これを
モータ18によって駆動される偏心カム17に当接させ
るようにしている。19は姿勢変換ピン14の近くに通
路に沿って立てた姿勢変換板で、水平面内および垂直面
内の回転力と上下運動によって踊った被検体4がこの姿
勢変換板にぶつかり、通路に戻す役目をする。被検体4
は通路の右側の姿勢変換板19にぶつかるものが多いが
、左側にぶつかるものもある。この姿勢変換ピン14と
姿勢変換板19によって大部分の被検体4は垂直の姿勢
に変換されるが、なお垂直の被検体の上に平らな被検体
が載ったまま搬送されるものがあるので、細くて弾性の
あるプラスチックの何本かの線条を小径のドラムの周辺
数箇所に植付けた羽根車20を回転させ、上に載った被
検体を撥ね飛ばして重なりを解除するようにしている。
4を取付けておく。リセス3から平らな姿勢で排出され
た被検体4はこの姿勢変換ピン14に接触し、水平面内
において回転力を与えられると共に垂直面内においても
回転する。さらに大刀端近くの下部には振動装置が取付
けてあり、出力端近くの支点15を中心として上下に振
動を与えて姿勢変換を容易にしている。振動装置はいろ
いろな形のものが考えられるが、本実施例においては金
具8の入力端側の下面にブロック16を取付け、これを
モータ18によって駆動される偏心カム17に当接させ
るようにしている。19は姿勢変換ピン14の近くに通
路に沿って立てた姿勢変換板で、水平面内および垂直面
内の回転力と上下運動によって踊った被検体4がこの姿
勢変換板にぶつかり、通路に戻す役目をする。被検体4
は通路の右側の姿勢変換板19にぶつかるものが多いが
、左側にぶつかるものもある。この姿勢変換ピン14と
姿勢変換板19によって大部分の被検体4は垂直の姿勢
に変換されるが、なお垂直の被検体の上に平らな被検体
が載ったまま搬送されるものがあるので、細くて弾性の
あるプラスチックの何本かの線条を小径のドラムの周辺
数箇所に植付けた羽根車20を回転させ、上に載った被
検体を撥ね飛ばして重なりを解除するようにしている。
羽根車20の回転方向は被検体4を下流側に向って撥ね
飛ばしても、上流側に向かって撥ね飛ばしてもよい。下
流側に向って撥ね飛ばすときは、落下するときの衝撃を
緩和するために柔軟なプラスチックシートより成る緩和
膜21を取付けるのが好適である。又、この部分におけ
る姿勢変換を確実にするために、ガイド7の下流側部分
22の高さを高くするのも好適である。
飛ばしても、上流側に向かって撥ね飛ばしてもよい。下
流側に向って撥ね飛ばすときは、落下するときの衝撃を
緩和するために柔軟なプラスチックシートより成る緩和
膜21を取付けるのが好適である。又、この部分におけ
る姿勢変換を確実にするために、ガイド7の下流側部分
22の高さを高くするのも好適である。
被検体4を上流側に向って損ね飛ばしたときは、元の通
路に落下して垂直の姿勢に変換される。このときは緩衝
膜21の必要がなくなり、ガイドの下流側部分22も高
くする必要がない。姿勢変換装置としては、上記の実施
例の外にいろいろな変形があり得るものである。例えば
、平らな姿勢で入力された被検体を、曲面を有するガイ
ドを用い、衝撃的な力を加えないで、同程度の大きさの
小さな加速度によって円滑に漸次垂直の姿勢に変換させ
ることができる。このときは、被検体が踊るようなこと
がないので、姿勢変換ピン、姿勢変換板。
路に落下して垂直の姿勢に変換される。このときは緩衝
膜21の必要がなくなり、ガイドの下流側部分22も高
くする必要がない。姿勢変換装置としては、上記の実施
例の外にいろいろな変形があり得るものである。例えば
、平らな姿勢で入力された被検体を、曲面を有するガイ
ドを用い、衝撃的な力を加えないで、同程度の大きさの
小さな加速度によって円滑に漸次垂直の姿勢に変換させ
ることができる。このときは、被検体が踊るようなこと
がないので、姿勢変換ピン、姿勢変換板。
振動装置1羽根車等が一切不要になる。しかし、このよ
うなガイドは設計および製作が難しく、少量生産の場合
はコスト高になって実際に合わない問題点がある。さら
にこのガイドをダクト状のものにする考えもある。この
場合は構造としては最も簡単になるが、被検体の一部が
欠けているような場合および粉の出やすい被検体の場合
は、被検体が途中で引っ掛かって詰まる恐れがある。短
いダクトではこの恐れも少なく、構成を簡単にすること
ができる。
うなガイドは設計および製作が難しく、少量生産の場合
はコスト高になって実際に合わない問題点がある。さら
にこのガイドをダクト状のものにする考えもある。この
場合は構造としては最も簡単になるが、被検体の一部が
欠けているような場合および粉の出やすい被検体の場合
は、被検体が途中で引っ掛かって詰まる恐れがある。短
いダクトではこの恐れも少なく、構成を簡単にすること
ができる。
側面検査部30においては、被検体4の垂直の姿勢を正
しく保ったまま搬送し、撮像部において被検体を回転し
、−次元撮像装置によって全側面の撮像を行い、コンピ
ュータによってその画像を分析して良不良を決める。
しく保ったまま搬送し、撮像部において被検体を回転し
、−次元撮像装置によって全側面の撮像を行い、コンピ
ュータによってその画像を分析して良不良を決める。
搬送方法としては、まづ複数の摩擦ローラ31を例えば
チエイン(図示せず)で結んで適当な間隔(後述する)
をおき、ループ32としてスプロケットホイール33に
よって矢印の方向に走行速度V、で駆動し、被検体4を
順次の摩擦ローラ31の間に挟持して搬送する方法をと
る。撮像部における被検体4の回転装置としては、摩擦
ローラ31の下部に接して摩擦ベルト40を設け、これ
をプーリ41によって駆動し、摩擦ローラ31を摩擦に
より回転させて挟持している被検体4を第1図(^)に
おいて時計方向に回転させるものである。摩擦ローラ3
1は、例えばシリコンゴム等摩擦係数が大きくしかも摩
耗に耐える材質で作成したものが好ましい。摩擦ベルト
40はゴム質の材料で作成したものを使えばよく、摩擦
ローラ列の幅方向に見て中央部に1箇所又は左右2箇所
に設ければよい。摩擦ベル)40の回転方向は摩擦ロー
ラループ33と同方向(第1図(A)においては時計方
向、以下「順方向」という。)とするのが好ましく、ま
た摩擦ベルトの走行速度は摩擦ローラループの走行速度
より後述するように速くする。摩擦ベル)40の回転方
向は逆方向でもよい。ただし、このときは摩擦ベルトの
走行速度は上述した順方向の場合に比べてより速くする
必要がある。このようにして、摩擦ローラループ32を
形成する摩擦ローラ31に被検体4を挟持して搬送し、
撮像部において摩擦ローラを回転させることによって被
検体を回転させることができる。従来の被検体自転装置
においては、前述したように二次元の撮像装置を用い、
摩擦ローラループおよび摩擦ローラの走行速度が等しい
ものであり、−次元撮像装置を用いた検査装置には適用
することができない。
チエイン(図示せず)で結んで適当な間隔(後述する)
をおき、ループ32としてスプロケットホイール33に
よって矢印の方向に走行速度V、で駆動し、被検体4を
順次の摩擦ローラ31の間に挟持して搬送する方法をと
る。撮像部における被検体4の回転装置としては、摩擦
ローラ31の下部に接して摩擦ベルト40を設け、これ
をプーリ41によって駆動し、摩擦ローラ31を摩擦に
より回転させて挟持している被検体4を第1図(^)に
おいて時計方向に回転させるものである。摩擦ローラ3
1は、例えばシリコンゴム等摩擦係数が大きくしかも摩
耗に耐える材質で作成したものが好ましい。摩擦ベルト
40はゴム質の材料で作成したものを使えばよく、摩擦
ローラ列の幅方向に見て中央部に1箇所又は左右2箇所
に設ければよい。摩擦ベル)40の回転方向は摩擦ロー
ラループ33と同方向(第1図(A)においては時計方
向、以下「順方向」という。)とするのが好ましく、ま
た摩擦ベルトの走行速度は摩擦ローラループの走行速度
より後述するように速くする。摩擦ベル)40の回転方
向は逆方向でもよい。ただし、このときは摩擦ベルトの
走行速度は上述した順方向の場合に比べてより速くする
必要がある。このようにして、摩擦ローラループ32を
形成する摩擦ローラ31に被検体4を挟持して搬送し、
撮像部において摩擦ローラを回転させることによって被
検体を回転させることができる。従来の被検体自転装置
においては、前述したように二次元の撮像装置を用い、
摩擦ローラループおよび摩擦ローラの走行速度が等しい
ものであり、−次元撮像装置を用いた検査装置には適用
することができない。
被検体4の通路には、姿勢変換部と同様なガイド34を
必要数取付けて被検体の幅より僅かに広い通路を形成し
、被検体が正しく垂直の姿勢を保って搬送されるように
している。このガイドは必要数を一体としてユニット3
5を構成し、幅の異なる被検体を検査するときは専用の
ユニットに交換するようにしている。
必要数取付けて被検体の幅より僅かに広い通路を形成し
、被検体が正しく垂直の姿勢を保って搬送されるように
している。このガイドは必要数を一体としてユニット3
5を構成し、幅の異なる被検体を検査するときは専用の
ユニットに交換するようにしている。
次に撮像部の詳細について説明する。(X3−X3)お
よび(X、−X、)で区切っである範囲は撮像部36で
、その中央上部に例えばCCDラインセンサを使用した
一次元撮像装置37を配置する。−次元ラインセンサは
、例えば2048素子のように多素子のものを用いるこ
とができるので極めて高解像度の画像を得ることができ
る。また副走査は被検体の搬送によって行うので、テレ
ビジョンより構成が簡単になる利点がある。このような
撮像装置は公知のものを利用することができる。
よび(X、−X、)で区切っである範囲は撮像部36で
、その中央上部に例えばCCDラインセンサを使用した
一次元撮像装置37を配置する。−次元ラインセンサは
、例えば2048素子のように多素子のものを用いるこ
とができるので極めて高解像度の画像を得ることができ
る。また副走査は被検体の搬送によって行うので、テレ
ビジョンより構成が簡単になる利点がある。このような
撮像装置は公知のものを利用することができる。
被検体の照明は、被検体の斜め上方の前後に取付けた照
明装置38によって行う。斜め上から照明すれば、直接
の反射光が撮像装置に入らないので、ハーレーションを
避けられる利点がある。
明装置38によって行う。斜め上から照明すれば、直接
の反射光が撮像装置に入らないので、ハーレーションを
避けられる利点がある。
第2図は摩擦ローラ31、摩擦ローラループ32および
被検体4の相互関係を説明するための図面である。先ず
(A)を参照するに、摩擦ローラ31と被検体4の接触
角αは適当な大きさであることが必要で、大きすぎると
被検体が摩擦ローラによって押し潰される傾向を生じ、
小さすぎると被検体が浮き上がって回転力が伝達されな
くなる。この適当な角の決め方は公知であるから省略す
る。摩擦ベルト40と摩擦ローラ31間、摩擦ローラ3
1と被検体4間に生じる滑りによって減少した線速度の
割合すなわちこれらの間の動力伝達係数をそれぞれk1
およびk2とすれ(χ、摩擦ベルト4の走行速度をν2
とするとき、被検体の周辺速度はに、に2V2となる。
被検体4の相互関係を説明するための図面である。先ず
(A)を参照するに、摩擦ローラ31と被検体4の接触
角αは適当な大きさであることが必要で、大きすぎると
被検体が摩擦ローラによって押し潰される傾向を生じ、
小さすぎると被検体が浮き上がって回転力が伝達されな
くなる。この適当な角の決め方は公知であるから省略す
る。摩擦ベルト40と摩擦ローラ31間、摩擦ローラ3
1と被検体4間に生じる滑りによって減少した線速度の
割合すなわちこれらの間の動力伝達係数をそれぞれk1
およびk2とすれ(χ、摩擦ベルト4の走行速度をν2
とするとき、被検体の周辺速度はに、に2V2となる。
このに+に2Vzは摩擦ローラループ32の速度V、に
比べて次に述べる所定の値以上にとり、被検体の所定の
範囲が撮像線を通過する間に被検体の全周が撮像線を通
過し、被検体の全周が検査できるようにする。この所定
の範囲とは、被検体の表面の撮像点と被検体の中心とを
結ぶ線と撮像方向との成す角(被検体が円形の場合は、
撮像線と撮像面に対する垂線との成す角になる)θがあ
まり大きくならない範囲、例えば45°にとる。θの大
きさを制限するのは1画面の歪およびシェーディングを
検査に支障のない程度に抑え、また撮像点39の位置の
変動を撮像装置の焦点深度の範囲内にするためである。
比べて次に述べる所定の値以上にとり、被検体の所定の
範囲が撮像線を通過する間に被検体の全周が撮像線を通
過し、被検体の全周が検査できるようにする。この所定
の範囲とは、被検体の表面の撮像点と被検体の中心とを
結ぶ線と撮像方向との成す角(被検体が円形の場合は、
撮像線と撮像面に対する垂線との成す角になる)θがあ
まり大きくならない範囲、例えば45°にとる。θの大
きさを制限するのは1画面の歪およびシェーディングを
検査に支障のない程度に抑え、また撮像点39の位置の
変動を撮像装置の焦点深度の範囲内にするためである。
第2図(B)〜(B)を参照し、摩擦ベルト400走行
方向が順方向の場合について検討するに、撮像を開始し
た時点において被検体の中心が撮像点39の左側のOI
にあり(撮像点a)、を秒後において被検体が(π−θ
)回転し、撮像線上の02を経て(撮像点はaの反対側
のa′)、更にt秒後において被検体が(π−θ)回転
したとき撮像点の右側03に移動したとすれば(撮像点
a)、を秒後に中心が移動したとき長さpは、被検体の
半径をrとすれば p =v 、 t =r sinθ (1)となる。
方向が順方向の場合について検討するに、撮像を開始し
た時点において被検体の中心が撮像点39の左側のOI
にあり(撮像点a)、を秒後において被検体が(π−θ
)回転し、撮像線上の02を経て(撮像点はaの反対側
のa′)、更にt秒後において被検体が(π−θ)回転
したとき撮像点の右側03に移動したとすれば(撮像点
a)、を秒後に中心が移動したとき長さpは、被検体の
半径をrとすれば p =v 、 t =r sinθ (1)となる。
tの間の回転角(π−θ)は
π−θ=klk2v2/ r (2)とな
り、(1)と(2)からV2/V、を求めればV2/V
l=(ff−〇) /k1k2 sin θ (3
)となる。
り、(1)と(2)からV2/V、を求めればV2/V
l=(ff−〇) /k1k2 sin θ (3
)となる。
上式から本装置の運転に必要な諸元を決めることができ
る。まず被検体4の最大の撮像角θを決め、与えられた
に、、 k2およびvlから(3)式によってv2を求
めて摩擦ベルト400回転速度を決め、(1)式で計算
した±lの範囲を撮像するようにコンピュータによって
制御すればよい。摩擦ローラ31の間隔は、摩擦ローラ
ループ32の駆動をチエインを用いる等の方法によって
一定とすることは容易であり、被検体4の直径は同一種
類の被検体では一定であるから摩擦ローラによって挟持
された被検体の中心線は挟持されている順次の隣接する
摩擦ローラの中心を通る。このため、この中心は摩擦ロ
ーラループ32上で不良品を排出した後の部分に設けた
光センサ42および43によって、摩擦ローラの端部を
検出し、これからコンピュータにより容易に算出するこ
とができる。
る。まず被検体4の最大の撮像角θを決め、与えられた
に、、 k2およびvlから(3)式によってv2を求
めて摩擦ベルト400回転速度を決め、(1)式で計算
した±lの範囲を撮像するようにコンピュータによって
制御すればよい。摩擦ローラ31の間隔は、摩擦ローラ
ループ32の駆動をチエインを用いる等の方法によって
一定とすることは容易であり、被検体4の直径は同一種
類の被検体では一定であるから摩擦ローラによって挟持
された被検体の中心線は挟持されている順次の隣接する
摩擦ローラの中心を通る。このため、この中心は摩擦ロ
ーラループ32上で不良品を排出した後の部分に設けた
光センサ42および43によって、摩擦ローラの端部を
検出し、これからコンピュータにより容易に算出するこ
とができる。
今θ=45°とすれば、(3)式は
V2/V+=3r rr/4に、に2(4)となる。更
に滑りがない場合はに、=に、=1 となるので、上式
は V2/L = 3.34 (5)となる
。このときは、摩擦ベルト40は摩擦ローラループ32
の走行速度の3.34倍の走行速度で回転させ、隣接す
る摩擦ローラ31の中心から(1)式で算出した±lの
範囲を撮像するようにコンピュータ60によって制御す
ればよい。実際は滑りがあるので、(3)式に滑りの分
だけ摩擦ローラの速度を上げる必要がある。
に滑りがない場合はに、=に、=1 となるので、上式
は V2/L = 3.34 (5)となる
。このときは、摩擦ベルト40は摩擦ローラループ32
の走行速度の3.34倍の走行速度で回転させ、隣接す
る摩擦ローラ31の中心から(1)式で算出した±lの
範囲を撮像するようにコンピュータ60によって制御す
ればよい。実際は滑りがあるので、(3)式に滑りの分
だけ摩擦ローラの速度を上げる必要がある。
摩擦ベルト40の走行方向を逆方向としたときは:被検
体の中心が0.から0□に移動したとき、を秒間の被検
体の回転角度はπ十〇となり、(3)式は次式のように
なる。
体の中心が0.から0□に移動したとき、を秒間の被検
体の回転角度はπ十〇となり、(3)式は次式のように
なる。
V2/VI=(’ yr+θ) /klk2 sin
θ (6)θを45°とするとき(6)式は v2/v+ #5.63 (7)
となる。すなわち、V2は順方向の場合の約1.7倍に
なるので、回転方向は順方向とするのが好ましい。
θ (6)θを45°とするとき(6)式は v2/v+ #5.63 (7)
となる。すなわち、V2は順方向の場合の約1.7倍に
なるので、回転方向は順方向とするのが好ましい。
側面検査部を通過した被検体4は、摩擦ローラループ3
2の端部に設けた半円形のガイド44によって落下を防
ぎながらループの下部に搬送され、ここで選別部50に
よって良品と不良品が選別される。
2の端部に設けた半円形のガイド44によって落下を防
ぎながらループの下部に搬送され、ここで選別部50に
よって良品と不良品が選別される。
選別部においては、良品は自重によって良品排出口54
から落下させ、良品排出路55に排出する。不良品が搬
送されて来たときは、電磁弁53によってエアシリンダ
52を駆動し、シャッタ51によって良品排出口54を
閉じて更に先へ搬送し、不良品排出口56から落下させ
て不良品排出路57に排出する。
から落下させ、良品排出路55に排出する。不良品が搬
送されて来たときは、電磁弁53によってエアシリンダ
52を駆動し、シャッタ51によって良品排出口54を
閉じて更に先へ搬送し、不良品排出口56から落下させ
て不良品排出路57に排出する。
コンピュータ60は、上記のθ・r −V、・kl・
k2および光センサ43の出力を入力とし、スプロケッ
トホイール33、摩擦ベルトホイール41、−次元撮像
装置37、電磁弁53、光センサ装置を制御するよう構
成する。
k2および光センサ43の出力を入力とし、スプロケッ
トホイール33、摩擦ベルトホイール41、−次元撮像
装置37、電磁弁53、光センサ装置を制御するよう構
成する。
(発明の効果)
以上述べた構成により、多条レーンによって水平の姿勢
で搬送されて°来た多数の被検体を、姿勢変換部におい
て確実に能率的に垂直の姿勢に変換することができるの
で次段階において高速の側面検査をすることができるよ
うになった。側面検査部においては、高速で搬送しつつ
その全側面を、歪およびシェーディングの少い角度で、
高解像度の一次元撮像装置を用いて撮像することにより
、高精度、高品質、高能率の検査を実施することができ
るようになった。又、両部とも高速処理能力を備え、多
条式に適しているので多量処理能力を効果的に実現する
ことができ、その総合効果は誠に大なるものがある。
で搬送されて°来た多数の被検体を、姿勢変換部におい
て確実に能率的に垂直の姿勢に変換することができるの
で次段階において高速の側面検査をすることができるよ
うになった。側面検査部においては、高速で搬送しつつ
その全側面を、歪およびシェーディングの少い角度で、
高解像度の一次元撮像装置を用いて撮像することにより
、高精度、高品質、高能率の検査を実施することができ
るようになった。又、両部とも高速処理能力を備え、多
条式に適しているので多量処理能力を効果的に実現する
ことができ、その総合効果は誠に大なるものがある。
本発明は、姿勢変換部と側面検査部の組合せによってそ
の目的を達成しているが、両部ともその機能を活かして
それぞれ他の目的に用いることができる。例えば、姿勢
変換部は表面検査のためだけでなく物品の加工等のため
の姿勢変換にも用いることができる。側面検査部はガイ
ドを変えることによって、偏平な円形物品だけでなく、
断面が円形の物品例えば円筒形、回転楕円形、球形等の
物品に対しても使用することができる。
の目的を達成しているが、両部ともその機能を活かして
それぞれ他の目的に用いることができる。例えば、姿勢
変換部は表面検査のためだけでなく物品の加工等のため
の姿勢変換にも用いることができる。側面検査部はガイ
ドを変えることによって、偏平な円形物品だけでなく、
断面が円形の物品例えば円筒形、回転楕円形、球形等の
物品に対しても使用することができる。
第1図(A)〜(D) は、本発明の概要の構成を示す
側面図、上面図および断面図、 第2図(A)〜(E)は、摩擦ベルト、摩擦ローラ、摩
擦ローラループおよび被検体による走行、回転、撮像の
関係を説明するための図面である。 4・・・被検体 6・・・姿勢変換部7・・
・ガイド 10・・・搬送ベルト11.12
・・・プーリ14・・・姿勢変換ピン15・・・支点
17・・・偏心カム。 18・・・モータ 20・・・羽根車30・
・・側面撮像部 31・・・摩擦ローラ32・・
・摩擦ローラループ 36・・・撮像部分37・・・−
次元撮像装置 38・・・照明装置39・・・撮像点
40・・・摩擦ベルト50・・・選別部
51・・・シャッタ52・・・エアシリンダ
53・・・電磁弁54・・・良品排出口
55・・・良品排出路56・・・不良品排出口 5
7・・・不良品排出路60・・・コンピュータ 第2図 (A) (’B)
側面図、上面図および断面図、 第2図(A)〜(E)は、摩擦ベルト、摩擦ローラ、摩
擦ローラループおよび被検体による走行、回転、撮像の
関係を説明するための図面である。 4・・・被検体 6・・・姿勢変換部7・・
・ガイド 10・・・搬送ベルト11.12
・・・プーリ14・・・姿勢変換ピン15・・・支点
17・・・偏心カム。 18・・・モータ 20・・・羽根車30・
・・側面撮像部 31・・・摩擦ローラ32・・
・摩擦ローラループ 36・・・撮像部分37・・・−
次元撮像装置 38・・・照明装置39・・・撮像点
40・・・摩擦ベルト50・・・選別部
51・・・シャッタ52・・・エアシリンダ
53・・・電磁弁54・・・良品排出口
55・・・良品排出路56・・・不良品排出口 5
7・・・不良品排出路60・・・コンピュータ 第2図 (A) (’B)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円形偏平物品の被検体を平らな姿勢から垂直の姿勢
に変換する姿勢変換部と、撮像装置によって上記の垂直
に姿勢を変換された被検体を回転することによってその
側面を検査する側面検査部と、検査の結果により良品と
不良品を区分する選別部とを有する円形偏平物品の側面
検査装置。 2、一対のガイドによって被検体の幅よりやや広い間隔
の通路を設けた姿勢変換部を、斜め下に向けて配置した
請求項1の円形偏平物品の側面検査装置。 3、姿勢変換部には、平らな姿勢で入力された被検体を
垂直の姿勢に誘導する曲面を有するガイドを設けた請求
項2の円形物品の側面検査装置。 4、姿勢変換部の入力端近傍において、平らな形で入力
された被検体の片端がかかる位置に姿勢変換ピンを設け
、その近傍に通路に平行に姿勢変換板を設けた請求項2
の円形偏平物品の側面検査装置。 5、姿勢変換部の少なくとも入力端の近くの部材に上下
の揺動を与える手段を設けた請求項2の円形偏平物品の
側面検査装置。 6、姿勢変換部において、重なって搬送されつつある被
検体の重なり解除手段を設けた請求項2の円形偏平物品
の側面検査装置。 7、重なって搬送されてきた被検体を撥ね飛ばすことに
よって重なりを解除する羽根車を設けた請求項6の円形
偏平物品の側面検査装置。 8、被検体の幅より僅かに広い間隔の通路を画成する一
対のガイドと、複数の摩擦ローラをループ状に配置し、
隣接するローラの間に被検体を挟持して所定の速さで駆
動される摩擦ローラループと、前記摩擦ローラループ上
の撮像範囲を含む位置の前記摩擦ローラに所定の速さの
回転を与える手段と、前記撮像範囲にある前記摩擦ロー
ラ上にある被検体を撮像する一台の一次元撮像装置によ
って構成される側面検査部を有する請求項1の偏平物品
の側面検査装置。 9、上記の摩擦ローラに回転を与える手段として摩擦ベ
ルトを摩擦ローラの下部に接触させて走行させ、摩擦ロ
ーラループおよび摩擦ベルトの走行速度をそれぞれV_
1およびV_2とし、摩擦ベルトと摩擦ローラとの間お
よび摩擦ローラと被検体との間の動力伝達係数をそれぞ
れk_1およびk_2とし、被検体の撮像点と中心とを
結ぶ直線と撮像方向との成す角をθとし、被検体の半径
をrとするとき、その接触点における走行方向を摩擦ロ
ーラループと走行方向と同じにした場合はその走行速度
をV_2/V_1=(π−θ)/k_1k_2sinθ
なる式から得られる数値とし、反対方向とした場合はV
_2/V_1=(π+θ)/k_1k_2sinθなる
式から得られる数値とし、順次の隣接する摩擦ローラの
中心より両側にそれぞれl=rsinθで示す範囲にあ
る被検体を撮像するようにした請求項8の偏平物品の側
面検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152373A JP2538994B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 円形偏平物品の側面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152373A JP2538994B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 円形偏平物品の側面検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01320454A true JPH01320454A (ja) | 1989-12-26 |
JP2538994B2 JP2538994B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=15539109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63152373A Expired - Lifetime JP2538994B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 円形偏平物品の側面検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538994B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5750979A (en) * | 1994-11-29 | 1998-05-12 | Japan Elanco Company Limited | Side face examination apparatus for pressed articles, conveyor for pressed articles and external appearance examination apparatus for pressed articles |
US5878868A (en) * | 1996-05-06 | 1999-03-09 | Ikegami Tsushinki Co., Ltd. | Object inspection apparatus |
EP1070959A1 (en) * | 1999-07-23 | 2001-01-24 | Shionogi Qualicaps Co., Ltd. | Side surface inspecting apparatus for tablet, front and back surface inspecting apparatus for tablet, and tablet appearance inspecting apparatus using the same |
EP1411347A1 (en) * | 2002-10-16 | 2004-04-21 | Nisshin Kasei Co.,Ltd. | Appearance inspection machine for flat tablets |
JP2008008897A (ja) * | 2006-06-02 | 2008-01-17 | Taizo Yamamoto | 錠剤の表裏面外観検査装置、側面外観検査装置及び外観検査装置 |
CN113546854A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-26 | 北京中实国金国际实验室能力验证研究有限公司 | 一种力学试样表面质量检测及分选和记录系统 |
WO2024166546A1 (ja) * | 2023-02-06 | 2024-08-15 | 株式会社トクヤマ | 反転装置、撮影装置、反転方法及び撮影方法 |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63152373A patent/JP2538994B2/ja not_active Expired - Lifetime
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