JPH01320313A - 動圧流体軸受及び動圧流体軸受を有する真空ポンプ - Google Patents

動圧流体軸受及び動圧流体軸受を有する真空ポンプ

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JPH01320313A
JPH01320313A JP63155446A JP15544688A JPH01320313A JP H01320313 A JPH01320313 A JP H01320313A JP 63155446 A JP63155446 A JP 63155446A JP 15544688 A JP15544688 A JP 15544688A JP H01320313 A JPH01320313 A JP H01320313A
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JP
Japan
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bearing member
bearing
fluid
magnetic
dynamic pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP63155446A
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English (en)
Inventor
Akira Yamamura
章 山村
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NIPPON FERROFLUIDICS KK
Original Assignee
NIPPON FERROFLUIDICS KK
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Publication date
Application filed by NIPPON FERROFLUIDICS KK filed Critical NIPPON FERROFLUIDICS KK
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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は動圧流体軸受と動圧流体軸受を有する真空ポ
ンプに関するものである。
(従来の技術) 従来の動圧流体軸受を第10図に示す。同図において、
51は有底の本体ケーシング、52はその内部に配され
た軸受部材であって、軸受部材52は、複数のボール5
3・・及び球状弾性体54によって、本体ケーシング5
1に対して揺動可能に支持されている。一方、55はタ
ーボ分子ポンプにおけるロータ軸のような回転シャフト
であって、その下端部には、例えば動圧流体軸受の一種
であるスパイラルグループ軸受の球状頭部56が形成さ
れており、この球状頭部56が、上記軸受部材52に形
成された球状凹部57内に回転可能に嵌入している。な
お本体ケーシング51内には、上記球状頭部56と球状
凹部57との間に介設される潤滑用オイル58が収納さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記従来の軸受には、次のような欠点がある。
まず第1の欠点は、ターボ分子ポンプのような真空機械
の場合、潤滑用オイル58の上部空間59が、シャフト
55の回転中は真空に維持されているため1、潤滑オイ
ル58からの熱放散が充分に行い得す、そのため潤滑オ
イル58の劣化を早めたり、あるいは潤滑オイル58の
蒸気圧が高くなって真空ポンプとしての性能低下を招く
ということである。
また第2の欠点は、潤滑オイル58を、ケーシング51
内において適正な位置に保持する必要のあることから、
真空ポンプとしての使用姿勢が制限されてしまうという
ことである。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、潤滑流体からの熱放散が
良好に行え、ぞのため潤滑流体の劣化を防止し得ると共
に、真空ポンプ等の性能を良好に維持し得る動圧流体軸
受を提供することにある。
さらに真空ポンプ等の使用姿勢を自由に選択し得る動圧
流体軸受を提供することも、この発明の目的である。
(課題を解決するための手段) そこで第1請求項記載の動圧流体軸受では、減圧状態に
される本体ケーシング内に配置した回転シャフトの一端
部に球状頭部を設ける一方、本体ケーシングに揺動可能
に支持された軸受部材には上記球状頭部の嵌入する球状
四部を設け、さらに上記本体ケーシングと上記軸受部材
との間にシール手段を配し、上記本体ケーシング内にお
いて上記球状頭部と上記球状凹部との間に潤滑流体を介
設可能となす一方、上記軸受部材におけるシール手段よ
りも外方部分を大気下へ導出可能に構成しである。
また第2請求項記載の動圧流体軸受では、上記潤滑流体
として磁性流体を使用し、上記シール手段を磁石を利用
した磁気シール手段で構成しである。
さらに第3請求項記載の動圧流体軸受では、上記潤滑流
体として磁性流体を使用し、さらに上記球状頭部と上記
球状凹部との間に磁性流体を保持するだめの磁気保持手
段を設けである。
(作用) 上記第1請求項記載の動圧流体軸受においては、軸受部
材の一部を大気下へ導出可能としであるので、この部分
を大気や水によって冷却することが可能となり、そのた
め潤滑流体からの熱放散経路を確保し得ることになる。
また第2請求項記載の動圧流体軸受では、軸受部材を滑
らかに運動させることができるので、シャフトの振動に
対する減衰作用を効果的に付与し得ると共に、軸受部材
をシャフトと同方向に回転させることも可能となるので
、磁性流体に対するせん断速度を低下させて磁性流体の
発熱を低下させることも可能となる。
さらに第3請求項記載の動圧流体軸受では、シャフトの
回転軸心を水平に配置することも可能となる訳で、これ
により真空ポンプ等の使用姿勢を比較的自由に選択し得
ることにもなる。
(実施例) 次にこの発明の動圧流体軸受及び動圧流体軸受を有する
真空ポンプの具体的な実施例について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
第1図において、1は本体ケーシングであって、その軸
孔2内には、ターボ分子ポンプのロータ軸のような回転
シャフト3が回転可能に配置されている。この本体ケー
シング1の軸孔2は、下端に開口するものであるが、そ
の下端開口部は、軸受部材4によって閉止されている。
この軸受部材4は、銅、アルミニウム等の熱伝導の良好
な材料にて構成されたものであって、下面側には永久磁
石5及び磁性材料製のポールピース6を備え、またその
上面側には球状凹部7を備えている。
一方、本体ケーシング1の下面側には環状磁石8が取着
されているが、この環状磁石8は上記軸受部材4を吸着
保持すると共に、磁性流体11を保持し、シール効果を
もたせるものであって、上記本体ケーシング1の下面と
軸受部材4との間に複数個のボール9・・を介設し、こ
れにより軸受部材4を所定位置にて揺動可能に保持する
ようにしている。
上記回転シャフト3の下端部には、球状頭部10が形成
され、この球状頭部10が上記軸受部材4の球状凹部7
内に回転自在に嵌入すると共に、両者7.10間に潤滑
流体としての磁性流体11を介設し、これにより動圧軸
受を構成している。
上記軸受においては、磁路が、軸受部材4の永久磁石5
、ポールピース6、磁性流体11a、環状磁石8、磁性
流体11、球状頭部10を経由して永久磁石5へ至る経
路に形成されることになり、上記磁性流体11は上記磁
路内に保持される。したがって回転シャフト3の軸心を
、回倒のような垂直方向にではなく、水平方向に配置し
た使用状態とすることも可能である。また上記軸受では
、軸受部材4の動きが滑らかになるので、シャフト3の
振動に対する減衰作用が効果的なものとなる。
さらに軸受部材4をシャフト3と同方向に回転させるこ
とも可能となる訳で、これにより磁性流体11に対する
せん断速度を低下させ、磁性流体11の発熱を低下させ
ることも可能である。しかも軸受部材4の下面及び一部
側面が外方へと導出され、大気下にあるので、この部分
は大気又は必要に応じて水によって冷却されることにな
り、そのため磁性流体11の発熱を有効に吸収し得るこ
とになる。
第2図には第2実施例を示すが、これは軸受部材4を磁
性材料にて構成し、環状磁石8の配置位置を変更してボ
ール9を省略した点においてのみ第1実施例と異なるも
のである。
第3図〜第5図は第3〜第5実施例を示すもので、第3
図は軸受部材4の形状を変更した例、第4図は永久磁石
5を環状に形成した例、第5図は磁性流体11の保持構
造を変形した例をそれぞれ示している。なお第3図にお
いて、12は弾性体を示している。
また第6図及び第7図は、0−リング13やベローズ1
3a等のメカニカルシールによって磁性流体11の流出
を防止する第6及び第7実施例を示しており、第8図及
び第9図は永久磁石5や環状磁石8の配置を変更した第
8及び第9実施例を示すものである。
上記いずれの実施例においても、前述した第1実施例と
略同様に磁性流体11の発熱吸収という利点を有するも
のであり、また第6及び第7実施例を除く他の実施例に
おける他の作用、効果も第1実施例と同様であるため第
1実施例と同一部分を同一符号で示してその説明を省略
する。
なお上記においては永久磁石を使用しているが、電磁石
を使用してもよいことはもちろんである。
第11図には、上記動圧流体軸受Aを組込んだ真空ポン
プの例を示す。この真空ポンプ20は、本体ケーシング
21内に配置したモータ22によってロータシャフト2
3を回転駆動し、これによっねし溝ロータ24を回転駆
動し、吸気口25からの吸気を排気口26から排気する
構造のものである。このロータシャフト23は、その一
端側が磁気軸受27によって径方向支持されており、そ
の他端側は、磁性流体を利用した動圧流体軸受Aによっ
て径方向と軸方向との支持がなされている。
なお29.29は安全用のころがり軸受を示している。
(発明の効果) 上記第1請求項記載の動圧流体軸受においては、軸受部
材の一部を大気下へ導出可能としであるので、この部分
を大気や水によって冷却することが可能となり、そのた
め潤滑流体からの熱放散経路を確保し、これにより潤滑
流体の劣化を防止し得ることになる。
また第2請求項記載の動圧流体軸受では、軸受部材を滑
らかに運動させることができるので、シャフトの振動に
対する減衰作用を効果的に付与し得ると共に、軸受部材
をシャフトと同方向に回転させることも可能となるので
、磁性流体に対するせん断速度を低下させて磁性流体の
発熱を低下させることも可能となる。
さらに第3請求項記載の動圧流体軸受では、シャフトの
回転軸心を水平に配置することも可能となる訳で、これ
により真空ポンプ等の使用姿勢を比較的自由に選択し得
ることにもなる。
また第4請求項記載の真空ポンプにおいては、ロータの
振動に対する減衰特性を改善でき、安定したポンプ性能
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの発明の動圧流体軸受の第1〜第9
実施例を示す説明図、第10図は従来例の説明図、第1
1図はこの発明の動圧流体軸受を有する真空ポンプの説
明図である。 1・・・本体ケーシング、3・・・回転シャフト、4・
・・軸受部材、5・・・永久磁石、8・・・環状磁石、
11・・・磁性流体。 特許出願人    日本フェロ−フルイデイクス株式会
社 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 ′  ) 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、減圧状態にされる本体ケーシング内に配置した回転
    部材と、本体ケーシングに揺動可能に保持された軸受部
    材とで構成する動圧流体軸受において、上記本体ケーシ
    ングと上記軸受部材との間にシール手段を配置し、上記
    本体ケーシング内において上記回転部材と軸受部材との
    間に潤滑流体を介設可能となす一方、上記軸受部材にお
    けるシール手段よりも外方部分を大気下へ導出可能に構
    成して成る動圧流体軸受。 2、上記潤滑流体として磁性流体を使用し、上記シール
    手段を磁石を利用した磁気シール手段で構成してあるこ
    とを特徴とする第1請求項記載の動圧流体軸受。 3、上記潤滑流体として磁性流体を使用し、さらに上記
    回転部材と上記軸受部材との間に磁性流体を保持するた
    めの磁気保持手段を有することを特徴とする第1又は第
    2請求項記載の動圧流体軸受。 4、上記第1請求項ないし第3請求項のいずれかの項記
    載の動圧流体軸受を有する真空ポンプ。
JP63155446A 1988-06-23 1988-06-23 動圧流体軸受及び動圧流体軸受を有する真空ポンプ Pending JPH01320313A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153144A (ja) * 1974-11-06 1976-05-11 Hitachi Ltd
JPS55123019A (en) * 1979-03-09 1980-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary device
JPS61294218A (ja) * 1985-06-24 1986-12-25 Canon Inc 流体軸受装置

Patent Citations (3)

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