JPH0131985Y2 - - Google Patents

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JPH0131985Y2
JPH0131985Y2 JP1984042121U JP4212184U JPH0131985Y2 JP H0131985 Y2 JPH0131985 Y2 JP H0131985Y2 JP 1984042121 U JP1984042121 U JP 1984042121U JP 4212184 U JP4212184 U JP 4212184U JP H0131985 Y2 JPH0131985 Y2 JP H0131985Y2
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touch
touch switch
circuit
signal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、修正用タツチスイツチを有する時計
の改良に関し、特に誤つて2つの修正用タツチス
イツチに触れてしまつた時の誤動作を防止しよう
としたものである。
(従来技術) 従来から、実開昭58−52824号、実開昭57−
162590号のように、時計の修正スイツチに表示カ
バーガラス上に透明電極を配設しただけでなるタ
ツチスイツチを用いることが提案されている。こ
れは通常の機械的スイツチに比べて部品が格段に
少ない利点があるためであり、低コスト化、薄形
化をめざす時計の必要条件を満たしているからで
ある。
しかし、このような修正用タツチスイツチは、
透明電極でできているため、視覚的にとらえにく
く、かつ厚みもなく感触もないため、使用者は誤
つて修正すべき桁用の修正スイツチの他に隣接す
る他桁の修正用タツチスイツチまで触れてしま
い、誤修正を起こすことがしばしばあつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、修正用タツチスイツチを有す
る時計の誤修正を防止することにある。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するために、前に操作
の行なわれた修正用タツチスイツチは修正は終了
しておりもはや操作が必要ないことに着目し、2
つ以上の修正用タツチスイツチが同時操作された
時で、その中に前述のような以前操作の為された
修正用タツチスイツチがある場合は、その操作を
無効とすることにより誤動作を防止することを特
徴とする。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係るタツチスイツ
チ付時計の表示構成図である。
図において、表示部2の中央には左からAM・
PM表示部4、時桁表示部6、10分桁表示部8、
分桁表示部10および秒桁表示部12が配置され
ており、各時桁表示部6、10分桁表示部8、分桁
表示部10および秒桁表示部12の下部にあたる
表示カバーガラス上には、それぞれ各表示部に対
応して時桁修正用タツチスイツチ14、10分桁修
正用タツチスイツチ16、分桁修正用タツチスイ
ツチ18および秒桁修正用タツチスイツチ20用
の透明電極が配設されている。そして各修正用タ
ツチスイツチ14〜20の透明電極が配設されて
いる領域内の表示部2上には、各修正用タツチス
イツチの位置を示す位置表示素子22〜28が設
けられている。
また、表示部2の左端のカバーガラス上には前
記修正用タツチスイツチの操作の有効・無効を制
御する誤動作防止用タツチスイツチ30の透明電
極が配設されており、またこれと同一の領域に前
記タツチスイツチ30の位置を位置表示素子32
が印刷されている。
第2図は、本考案の実施例に係るタツチスイツ
チ付時計の回路図である。
発振器34は時刻計時用の基準信号を発生し、
分周器36は、基準信号を分周して1Hz信号φ1
および修正信号φ2を出力する回路である。
秒カウンタ38、分桁カウンタ40、10分桁カ
ウンタ42、時桁カウンタ44およびAM・PM
カウンタ46は、前記1Hz信号φ1によりそれぞ
れ時刻の秒、1分桁、10分桁、時桁およびAM・
PMをカウントする。そして、秒カウンタ38と
分桁カウンタ40、分桁カウンタ40と10分桁カ
ウンタ42、10分桁カウンタ42と時桁カウンタ
44の間には、それぞれ同構成の修正回路48,
50,52が挿入されている。各修正回路48,
50,52はそれぞれアンドゲート54,56お
よびオアゲート58の切替ゲートから成り、アン
ドゲート54には下位桁カウンタからのキヤリー
信号が入力し、アンドゲート56には修正信号
φ2が入力している。そしてこのアンドゲート5
4,56の切替制御入力には修正制御信号Bが入
力している。
一方秒カウンタ38、分桁カウンタ40、10分
桁カウンタ42、時桁カウンタ44およびAM・
PMカウンタ46の各カウント出力はデコーダ・
ドライバ60を介して表示部2の各時刻表示部に
供給される。また位置表示素子22〜28にはド
ライバ62を介した修正制御信号Bが入力してい
る。
そして表示部2をおおう表示カバーガラス64
上に配設された各修正用タツチスイツチ22〜2
8からの信号は、容量検出回路66に入力する。
この容量検出回路66は、透明電極をタツチ操作
することによる容量の変化を検出して「H」の信
号を出力する回路であり、該回路66を介した誤
動作防止用タツチスイツチ30の操作信号A1
トリガ回路68を介してFF70のクロツク入力
φに入力する。このFF70のQ出力は修正制御
信号Bであり、従つて使用者が該スイツチ30を
タツチ操作する毎にFF70のQ出力、すなわち
修正制御信号Bは「H」又は「L」に反転する。
一方容量検出回路66を介した各修正用タツチ
スイツチ14〜20の操作信号A2〜A5はアンド
ゲート群72に入力する。このゲート群72の制
御入力には修正制御信号Bが入力しており、該信
号Bが「H」の時のみ操作信号A2〜A5は有効と
なる。
アンドゲート群72を介した操作信号A2〜A5
はゲート回路74内のアンドゲート76〜82に
入力する。ゲート回路74は後述する二重操作検
出回路および記憶回路からの信号により、以前操
作されたタツチスイツチは同時操作された時は無
効とする回路である。アンドゲート76〜80に
はそれぞれナンドゲート84,86,88の出力
F1〜F3が入力しており、アンドゲート82には
インバータ90の出力F4が入力している。そし
てアンドゲート76〜82からの修正桁選択信号
D1〜D4のうち、信号D1のみはトリガ回路92を
介して秒カウンタ38のリセツト入力Rに供給さ
れ、信号D2〜D4は修正回路48,50,52の
それぞれに入力する。
二重操作検出回路94は2つの修正用タツチス
イツチが同時にタツチ操作されたことを検出する
回路であり、操作信号A4とA5の入力したアンド
ゲート96、操作信号A4とA3の入力したアンド
ゲート98および操作信号A3とA2の入力したア
ンドゲート100と、から成る。アンドゲート9
6,98,100からの検出信号C1,C2,C3
それぞれナンドゲート84,86,88のそれぞ
れに入力する。
記憶回路102は、誤動作防止用タツチスイツ
チ30が操作されて修正可能となり、その後再び
スイツチ30が操作されて修正不可となるまでの
間にタツチ操作された修正用タツチスイツチがど
れかを記憶する回路であり、FF104〜110
から成る。このFF群104〜110のリセツト
入力Rには、前述のFF70の出力が入力し、
各FF104〜110のクロツク入力φには、そ
れぞれ修正桁選択信号D1〜D4が入力している。
そして、各FF104〜108の各Q出力である
記憶信号G1〜G3は、ナンドゲート84,86,
88に入力し、FF110のQ出力である記憶信
号G4はインバータ90に入力する。
以下この回路の動作について、第3図のタイム
チヤートおよび第4図〜第8図の動作説明図を用
いて説明する。
時刻修正が行なわれていない時は、第4図に示
すように、修正用タツチスイツチ14〜20内に
ある位置表示素子22〜28は消灯し、この時の
修正制御信号Bは「L」であるためアンドゲート
群72は閉状態にあり、使用者が修正用タツチス
イツチ14〜20に触れても修正は為されない。
ところが、時刻t1において第5図に示すよう
に、使用者が誤動作防止用タツチスイツチ30を
タツチ操作すると、操作信号A1は「H」となり、
これによつてFF70のQ出力である修正制御信
号Bも「H」となる。この結果位置表示素子22
〜28は点灯し、修正回路48,50,52内の
下位桁からの桁上げ信号の入力するアンドゲート
54を閉状態とする。そしてさらにアンドゲート
群72を開状態として、修正用タツチスイツチ1
4〜20を有効とする。また出力が「L」とな
ることにより記憶回路102内のFF群104〜
110のリセツトを解除する。
このあとの時刻t2において、第6図に示すとお
り、使用者がまず秒修正用タツチスイツチ20を
タツチ操作すると、操作信号A5は「H」となる。
該信号A5は、ゲート回路74内のアンドゲート
76に入力するが、この時は記憶信号G1〜G4
よび検出信号C1〜C3共に全て「L」であるため、
ナンドゲート84〜88、インバータ90の出力
は「H」となり、アンドゲート群76〜82はす
べて開状態にある。このため、修正桁選択信号
D1は「H」となり、これに伴つてトリガ回路9
2からは正のシングルパルスが発生して、秒カウ
ンタ38を一時リセツトする。この結果秒表示部
12の表示は「00」となる。また修正桁選択信号
D1が「H」となると同時に、FF104のQ出力
である記憶信号G1は「H」となる。
この秒リセツトの後の時刻t3において、今度は
第7図に示すように分桁修正用タツチスイツチ1
8をタツチ操作すると、操作信号A4が「H」と
なり、アンドゲート群72を介してアンドゲート
78に入力し、修正桁選択信号D2を「H」とす
る。これによつて修正回路48内のアンドゲート
56を開き、修正信号φ2を分桁カウンタ40に
供給し、分桁を早送り修正する。これと同時に
FF106のQ出力である記憶信号G2も「H」と
なる。
このあともし、10分桁修正用タツチスイツチ1
6、時桁修正用タツチスイツチ14をタツチ操作
すれば、10分桁、時桁の修正が為され、これと同
時にFF108,110のQ出力である記憶信号
G3,G4も「H」となる。
このように、記憶回路102は、いつたん修正
用タツチスイツチが操作されると、そのスイツチ
に対応した記憶信号が「H」となるように作用す
る。
ところが、秒、分桁の修正が終了後の時刻t4
おいて、第8図に示すように、使用者が10分桁修
正用タツチスイツチ16をタツチ操作しようとし
て、誤つて前に操作した分桁修正用タツチスイツ
チ18まで触れると、操作信号A4とA3が同時に
「H」となり、アンドゲート78,80に入力す
る。ところがこの時は二重操作検出回路94のア
ンドゲート96の検出信号C1は「H」となり、
前述の記憶回路102の「H」の記憶信号G2
相まつてナンドゲートの出力F2を「L」とする。
この結果修正桁選択信号D3のみが「H」となり、
10分桁の修正が為される。またこれと同時にFF
108のQ出力である記憶信号G3も「H」とな
る。
このあと、時桁修正用タツチスイツチ14をタ
ツチ操作すれば、時桁が修正され、ここでももし
10分桁修正用タツチスイツチ16まで触れてしま
つても10分桁には影響ない。また秒リセツト後、
分桁修正を行おうとして誤つて秒修正用タツチス
イツチ20まで触れてしまつた場合も分桁のみの
修正が為される。
このように本実施例によれば、同時に2つの修
正用タツチスイツチをタツチ操作した場合、タツ
チ操作されているタツチスイツチの中にすでに修
正の終了した修正桁に対応する修正用タツチスイ
ツチがあつた場合は、その修正用タツチスイツチ
のを無効とすることにより、せつかく修正した時
刻を誤まつて狂わせることがなくなる。
本実施例においては、2つの隣接する修正用タ
ツチスイツチが同時に操作された時のみ検出する
ように構成されているが、3つ以上の修正用タツ
チスイツチが同時に操作されている時に検出する
ように構成することも実施可能である。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、2つ以上の
修正用タツチスイツチを同時操作した場合、その
中にすでに修正操作が為された修正用タツチスイ
ツチがあつた場合は、その修正用タツチスイツチ
の操作を無効とすることにより、前に修正して正
しい時刻になつていたものを、使用者の誤操作に
よつて狂わすことがなくなる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係るタツチスイツ
チ付時計の表示構成図。第2図は、本考案の実施
例に係るタツチスイツチ付時計の回路図。第3図
は、第2図の回路の動作を示すタイムチヤート
図。第4図〜第8図は、本考案の実施例に係るタ
ツチスイツチ付時計の動作を示す動作説明図。 2……表示部、14,16,18,20……修
正用タツチスイツチ、48,50,52……修正
回路、74……ゲート回路、94……二重操作検
出回路、102……記憶回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時刻表示部をおおう表示カバーガラス上に各時
    刻表示桁に対応して配設された透明電極より成る
    修正用タツチスイツチと、前記各修正用タツチス
    イツチをタツチ操作することにより対応する時刻
    表示桁を計時する時刻カウンタに修正信号を供給
    することにより修正を行う修正回路と、を有する
    タツチスイツチ付時計において、前記修正用タツ
    チスイツチからのタツチ操作信号を検出してその
    タツチ操作信号を保持する記憶回路と、前記修正
    用タツチスイツチが同時に2つ以上タツチ操作さ
    れたことを検出する二重操作検出回路と、前記二
    重操作検出回路からの検出信号により二重操作さ
    れている修正用タツチスイツチのタツチ操作信号
    の1つが前記記憶回路に保持されているタツチ操
    作信号と同一であるときにそのタツチ操作信号を
    無効とするゲート回路と、を有することを特徴と
    する修正用タツチスイツチの誤動作防止装置。
JP1984042121U 1984-03-23 1984-03-23 修正用タツチスイツチの誤動作防止装置 Granted JPS60154891U (ja)

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JP1984042121U JPS60154891U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 修正用タツチスイツチの誤動作防止装置

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JP1984042121U JPS60154891U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 修正用タツチスイツチの誤動作防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS60154891U JPS60154891U (ja) 1985-10-15
JPH0131985Y2 true JPH0131985Y2 (ja) 1989-10-02

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JP1984042121U Granted JPS60154891U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 修正用タツチスイツチの誤動作防止装置

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