JPH0141952B2 - - Google Patents

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JPH0141952B2
JPH0141952B2 JP59114681A JP11468184A JPH0141952B2 JP H0141952 B2 JPH0141952 B2 JP H0141952B2 JP 59114681 A JP59114681 A JP 59114681A JP 11468184 A JP11468184 A JP 11468184A JP H0141952 B2 JPH0141952 B2 JP H0141952B2
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JP
Japan
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correction
operated
circuit
signal
switch
Prior art date
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Application number
JP59114681A
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Inventor
Yoshito Yamaguchi
Koji Onomi
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP59114681A priority Critical patent/JPS60259985A/ja
Publication of JPS60259985A publication Critical patent/JPS60259985A/ja
Publication of JPH0141952B2 publication Critical patent/JPH0141952B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G21/00Input or output devices integrated in time-pieces
    • G04G21/08Touch switches specially adapted for time-pieces
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • G04G5/005Debouncing circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明は、修正用タツチスイツチを有する時計
の改良に関するものであり、特に誤つて2つの修
正用タツチスイツチに触れてしまうことによる誤
動作を防止する装置に関するものである。
(b) 従来技術 従来から、実開昭57−162590号公報及び実開昭
57−163642号公報に示されているように、時計の
時刻等の修正スイツチとして表示カバーガラス上
に配置した透明電極からなるタツチスイツチを用
いることが提案されている。
このタツチスイツチは、通常の機械式スイツチ
に比べて部品が格段に少ないという利点があり、
低コスト化、薄形化をめざす時計の必要条件を満
たしている。
しかし、このような修正用タツチスイツチは、
透明電極でできているため、視覚的にとらえにく
く、かつ厚みもなく操作感もないため、使用者は
誤つて修正する桁の修正スイツチの他に隣接する
他桁の修正スイツチにも触れてしまい誤修正をす
ることがしばしばあつた。
(c) 発明の目的 本発明は上記従来例の課題に鑑み為されたもの
であり、その目的は修正用タツチスイツチを有す
る時計の誤修正を防止することにある。
(d) 発明の構成 本発明は、修正用タツチスイツチをタツチ操作
することにより時刻修正を行うタツチスイツチ付
時計において、修正用タツチスイツチが2つ以上
同時操作されたことを検出して同時操作検出信号
を出力する同時操作検出回路と、同時操作中は時
刻修正を阻止するゲート回路と、前にタツチ操作
された修正用タツチスイツチがどれであるかを記
憶する記憶回路と、タツチ操作の操作位置の変更
方向を示す複数の変更方向表示素子と、末操作の
修正用タツチスイツチを単独で操作する操作位置
方向を示す変更方向表示素子を点灯させる変更方
向表示回路を設けてなるものである。
(e) 実施例 第1図は本発明の第1実施例における時計の正
面図、第2図は第1図のA−A線断面図である。
1は表示器であり、2枚のガラス板2a,2b
の間に液晶2cを封入した液晶表示部2と、透明
電極等の表示素子からなるAM・PM表示部4、
時桁表示部6、10分桁表示部8、分桁表示部10
及び秒桁表示部12と、液晶表示部2の上に設け
られたカバーガラス14と、このカバーガラス1
4の表面に設けられたタツチスイツチからなる時
桁修正スイツチ16、10分桁修正スイツチ18、
分桁修正スイツチ20、秒桁修正スイツチ22及
び誤操作防止スイツチ24とを有するものであ
る。
さらに、この表示器1には、透明電極等の表示
素子からなる変更方向表示素子26,28と、修
正スイツチ表示マーク30,32,34,36
と、カバーガラス14等に印刷等により設けられ
た誤操作防止スイツチ24の位置表示マーク38
とが設けられている。
第3図は第1実施例に係る誤動作防止装置の回
路構成を示す図である。
カバーガラス14上の誤操作防止スイツチ2
4、時桁修正スイツチ16、10分桁修正スイツチ
18、分桁修正スイツチ20及び秒桁修正スイツ
チ22は、容量検出回路40に接続されている。
この容量検出回路40は、タツチスイツチが操作
されると、操作されたスイツチに対応する操作信
号A1〜A5を出力する。
誤操作防止スイツチ24を操作すると、この容
量検出回路40から操作信号A1が出力され、ワ
ンシヨツトマルチバイブレータ42を介してフリ
ツプフロツプ44の出状態が切換わり、後述する
ゲート回路46、記憶回路102、ドライバ9
0、修正回路68,70,72を修正可能状態に
するものである。
ゲート回路46は、操作信号A2〜A5とフリツ
プフロツプ44の出力Qからの信号をそれぞれ入
力するアンドゲート48〜54からなり、フリツ
プフロツプ44により修正モードが指示されたと
きのみ操作信号A2〜A5をそれぞれの出力に発生
させる。
このゲート回路46からの信号は、後述する同
時操作検出回路92、変更方向表示回路100及
びゲート回路56に印加されている。
ゲート回路56は、変更方向表示回路100の
出力信号D1により開閉されるアンドゲート58,
60,62,64からなるものである。
これらのアンドゲート58〜64からの信号
G1〜G4は、それぞれワンシヨツトマルチバイブ
レータ66と、アンドゲート69,71とオアゲ
ート73から構成される修正回路68〜72に印
加され、さらに秒カウンタ74、分カウンタ7
6、10分カウンタ78、時カウンタ80に修正信
号が印加される。
尚、秒カウンタ74には、発振器82からの高
周波信号を分周して出力する分周器84からの計
時信号が印加されており、時カウンタ80に次段
にはAM・PMカウンタ86も設けられている。
これら秒カウンタ74、分カウンタ76、10分
カウンタ78、時カウンタ80、AM・PMカウ
ンタ86からの信号は、それぞれデコーダ・ドラ
イバ88に供給され、液晶表示部2に表示信号を
印加する。
一方、前述したフリツプフロツプ44の出力状
態が切り換わつて修正可能状態になると、ドライ
バ90が作動して修正スイツチ16〜22にそれ
ぞれ対応する修正スイツチ表示マーク30〜36
を点灯させて修正スイツチ16〜22の位置を明
示する。
また、前述したように、ゲート回路46の出力
に発生する操作信号は、同時操作検出回路92と
変更方向表示回路100に印加されている。
同時操作検出回路92は、隣り合う修正スイツ
チ16〜22の操作信号A2〜A5をそれぞれ入力
するアンドゲート94,96,98から構成され
ており、2つの隣り合う修正スイツチが同時に操
作されたことを検出して、同時操作検出信号C1
C2,C3を出力する。
変更方向表示回路100は、修正スイツチ16
〜22の中の隣り合う2つのスイツチが同時に操
作された場合に、上位桁と下位桁のいずれの方向
に指をずらせば良いかを指示するものであり、信
号E1,E2を出力して液晶表示部2の変更方向表
示素子26,28を点灯させて、指をずらす方向
を指示するものである。
記憶回路102は、すでにスイツチ操作が行わ
れた修正スイツチを記憶するものであり、変更方
向表示回路100にその記憶内容を信号F1〜F4
として印加し、これに基いて変更方向表示回路1
00は操作されていない修正スイツチの方向へ指
をずらすように指示するものである。
この記憶回路102と変更方向表示回路100
に関しては、さらに第4図及び第5図を用いてそ
の構成を詳しく説明する。
第4図は第3図に示す記憶回路102の回路構
成を示す図である。
この記憶回路102に供給されるゲート回路5
6からの信号G1〜G4は、インバータ104〜1
10及びワンシヨツトマルチバイブレータ112
〜118を介してそれぞれフリツプフロツプ12
0〜126のクロツク入力φに印加されている。
このフリツプフロツプ120〜126は、第3
図に示すフリツプフロツプ44の出力からの信
号又はこれらフリツプフロツプ120〜126
の出力信号F1〜F4がすべてHレベルになつたと
きに出力するアンドゲート128の出力信号をオ
アゲート130を介してリセツト入力Rに入力す
ることによりリセツトされる。
これらフリツプフロツプ120〜126は、そ
れぞれ修正スイツチ16〜22に対応するもので
あり、操作された修正スイツチに対応するフリツ
プフロツプの出力QがHレベルとなり、どの修正
スイツチが操作されたかを記憶するものである。
第5図は第3図に示す変更方向表示回路100
の回路構成を示す図である。
132は同時操作された修正スイツチがいずれ
も末操作である場合に下位桁の方を優先すること
を指示する判別回路である。
この判別回路132は、修正スイツチ16〜2
2の操作状態を記憶する記憶回路102からの信
号F1〜F4を2つずつ反転して入力するアンドゲ
ート134,136,138と、このアンドゲー
ト134〜138の出力信号H1,H2,H3と同時
操作された位置を示す信号C1,C2,C3をそれぞ
れ入力するアンドゲート140,142,144
と、このアンドゲート140,142,144の
出力信号を入力して信号L1を出力するオアゲー
ト146とから構成されている。
148は同時操作された修正スイツチのうち下
位桁の修正スイツチがすでに操作されていた場合
に上位桁の方を指示する判別回路である。
この判別回路148は、信号F1,F2,F3をそ
のまま一入力端にそれぞれ入力し、他の入力端に
信号F2,F3,F4を反転してそれぞれ入力するア
ンドゲート150,152,154を、このアン
ドゲート150〜154の出力信号I1,I2,I3
信号C1,C2,C3をそれぞれ入力するアンドゲー
ト156,158,160と、このアンドゲート
156,158,160の出力信号を入力して信
号L2を出力するオアゲート162とから構成さ
れている。
164は同時操作された修正スイツチのうち上
位桁の修正スイツチがすでに操作されていた場合
に、下位桁の方を指示する判別回路である。
この判別回路164は、信号F1,F2,F3を反
転して一入力端にそれぞれ入力し、他の入力端に
信号F2,F3,F4をそのまま入力するアンドゲー
ト172,174,176と、このアンドゲート
172〜176の出力信号を入力して信号L3
出力するオアゲート178とから構成されてい
る。
180は同時操作された修正スイツチがいずれ
も操作されていた場合に、これら同時操作された
修正スイツチよりも上位桁に末操作の修正スイツ
チがあるのか又は下位桁に末操作の修正スイツチ
があるのかを判別して、左右いずれに指をずらす
かを指示する判別回路である。
この判別回路180は、2系統の回路構成から
なるものである。
即ち、信号F1,F2を入力するアンドゲート1
82と、信号F1,F2,F3を入力するアンドゲー
ト184と、これらアンドゲート182,184
の出力信号K1,K2と信号C1,C2をそれぞれ入力
するアンドゲート186,188と、このアンド
ゲート186,188の出力信号を入力して信号
L4を出力するオアゲート190とからなる上位
桁判別系と、信号F2,F3,F4を入力するアンド
ゲート192と、信号F3,F4を入力するアンド
ゲート194と、このアンドゲート192,19
4の出力信号K3,K4と信号C2,C3とをそれぞれ
入力するアンドゲート196,198を、このア
ンドゲート196,198の出力信号を入力して
信号L5を出力するアンドゲート200からなる
下位桁判別系とから判別回路180は構成されて
いる。
202,204はフリツプフロツプであり、判
別回路180の出力信号L4,L5をそれぞれのク
ロツク入力φに入力し、またオアゲート206,
208の出力信号Q2,Q1をリセツト入力Rに入
力している。
このフリツプフロツプ202の出力Qからの信
号O1は、判別回路148,180の出力信号L2
L4と共にオアゲート212に印加されて左方向
の変更方向を指示する表示素子26に供給される
信号E2をHレベルに保持するように接続されて
いる。また、フリツプフロツプ204の出力Qか
らの信号O2は、判別回路132,164,18
0の出力信号L1,L3,L5と共にオアゲート21
0に印加されており、右方向の変更方向を指示す
る表示素子28に供給される信号E1をHレベル
に保持するように接続されている。
判別回路180が同時操作された修正スイツチ
がすでに操作されていたことを検出して左又は右
に指をずらすことを指示すると、使用者の指はす
でに操作されている修正スイツチの上を通過して
末操作スイツチに達する。
従つて、このような指の移動中にすでに修正さ
れた表示が再び修正されてしまうことを防ぐため
に、これらフリツプフロツプ202,204は設
けられている。
即ち、信号L4,L5が出力されると、フリツプ
フロツプ202,204の出力からの信号1
2はLレベルになるように設定されているので、
これらを入力するアンドゲート214は閉状態と
なり、ゲート回路56(第3図)の開閉をする信
号D1を出力するアンドゲート216も閉状態と
なつて表示修正は阻止される。
尚、このアンドゲート216は、修正スイツチ
が同時操作された場合に、Hレベルになる信号
C1,C2,C3を入力するナンドゲート218の出
力信号Mも入力しており、修正スイツチが同時操
作された場合にも閉状態になるように設定されて
いる。また、上記フリツプフロツプ202,20
4の修正動作の阻止状態は、信号A2〜A5を反転
して入力し、修正スイツチ16〜22から指がは
なれたときに出力するアンドゲート220からの
信号Pと、末操作修正スイツチと既操作修正スイ
ツチを同時操作した場合に出力される信号L2
L3とにより、リセツトされて解除される。次に、
上記構成からなる本考案の第1実施例の動作につ
いて説明する。
(通常の修正操作) 第6図乃至第10図は通常の修正操作をしてい
るときの表示器1の正面図、第11図は通常の修
正操作時のタイムチヤートである。
第6図に示すように、通常の時刻表示状態にあ
る表示器1の修正スイツチ表示マーク30〜36
は、非点燈状態にある。
この状態にあるときに、第7図に示すように誤
操作防止スイツチ24に触れると、第3図に示す
容量検出回路40から出力される操作信号A1
Hレベルに立ち上がり、これに同期してフリツプ
フロツプ44の出力Qからの信号BもHレベルに
なり、修正可能状態になる。
即ち、信号Bを入力するゲート回路46は開状
態になり、また修正回路68,70,72は計時
信号に代えて修正信号を出力する状態になり、さ
らにドライバ90は作動して修正スイツチ表示マ
ーク30〜36を点灯させる。
このような修正可能状態のときに、第8図に示
すように正しく秒桁修正スイツチ22に触れる
と、操作信号A5はHレベルになり、すでに開状
態にあるゲート回路46,56を介して信号G1
に発生する。
このように信号G1がHレベルになると、その
立ち上がりに同期してワンシヨツトマルチバイブ
レータ66からパルスが出力され、このパルスに
より秒カウンタ74はリセツトされ、秒表示は零
になる。この信号G1は、記憶回路102にも印
加されており、この信号G1の立ち下がりに同期
して第4図に示す記憶回路102のフリツプフロ
ツプ120の出力QはHレベルになり、秒桁修正
スイツチ22が操作されたことを記憶する。
次に、第9図に示すように、分桁修正スイツチ
20に触れると、信号A4がHレベルに立ち上が
り、ゲート回路46,56を介して信号G2に発
生する。
この信号G2がHレベルになると、修正回路6
8のアンドゲート71が開状態になり、分周器8
4からの周波数信号がその出力に発生し、オアゲ
ート73を介して分カウンタ76に印加され、こ
の分カウンタ76は早送りされて修正される。
この信号G2も記憶回路102に印加されてお
り、その立ち上がりに同期して第4図に示すフリ
ツプフロツプ122の出力QはHレベルになり、
分桁修正スイツチ20が操作されたことを記憶す
る。さらに第10図に示すように、10分桁修正ス
イツチ18に触れた場合も上述した動作と同じよ
うに、信号A3がHレベルになり、これが信号G3
に発生して修正回路70から修正信号を出力さ
せ、10分カウンタ78を早送りして修正する。
また、この信号G3の立ち下がりに同期して記
憶回路102内のフリツプフロツプ124(第4
図)の出力QはHレベルになつて、10分桁修正ス
イツチ18が操作されたことを記憶する。
このようにして時刻を修正するものである。
(すべての修正スイツチが末操作の場合における
同時操作)第12図は分桁修正スイツチ20と秒
桁修正スイツチ22とが同時操作されているとき
の状態を示す正面図、第13図はそのときのタイ
ムチヤートである。
第12図に示すように、修正スイツチ16〜2
2が全く操作されていない状態のときに分桁修正
スイツチ20と秒桁修正スイツチ22とを同時に
操作してしまうと、第3図に示す容量検出回路4
0の出力する操作信号A4,A5が共にHレベルに
なる。この操作信号A4,A5はゲート回路46の
出力に発生する。
このゲート回路46のアンドゲート52,54
の出力信号を入力している同時操作検出回路92
のアンドゲート94は、操作信号A4,A5がHレ
ベルになると開状態となつてHレベルの信号C1
を変更方向表示回路100に印加する。
この信号C1を入力した変更方向表示回路10
0のアンドゲート216(第5図)は、ノアゲー
ト218の出力信号MがLレベルになることによ
り閉状態になり、その出力信号D1は修正スイツ
チ20,22が同時操作されている間Lレベルに
保たれる。
このためゲート回路64(第3図)は閉状態に
なり、同時操作中に表示が修正されてしまうこと
を阻止する。また、この信号C1は、記憶回路1
00内の各判別回路132,148,164,1
80にも供給されているが、本例の場合、記憶回
路102からの信号F1〜F4がすべてLレベルで
あるため、判別回路132のアンドゲート134
〜138の出力信号H1〜H3だけがHレベルにな
つており、この中の信号H1と信号C1とを入力す
るアンドゲート140が開状態となりオアゲート
146を介して信号L1がHレベルになる。この
信号L1はオアゲート210を介して信号E1に発
生し、表示器1の変更方向表示素子28を点灯さ
せて、下位桁である秒修正スイツチ22の方向に
指をずらすように指示する。その後、秒修正スイ
ツチ22の上に正しく指が触れると、前述した通
常の修正動作が開始される。(既操作修正スイツ
チと末操作修正スイツチの同時操作)第14図は
分桁修正スイツチ20と10分桁修正スイツチ18
が同時操作されているときの状態を示す正面図、
第15図は10分桁修正スイツチ18と時桁修正ス
イツチ16が同時操作されているときの状態を示
す正面図、第16図はそのときのタイムチヤート
である。
秒桁修正スイツチ22と分桁修正スイツチ20
がすでに操作されているときに、第14図に示す
ように、分桁修正スイツチ20と10分桁修正スイ
ツチ18を同時操作してしまうと、容量検出回路
40(第3図)から出力される操作信号A4,A3
がHレベルになる。
この操作信号A4,A3がHレベルになると、同
時操作検出回路92のアンドゲート96は開状態
になり、信号C2がHレベルになる。
信号C2がHレベルになると、変更方向表示回
路100のアンドゲート216(第5図)は閉状
態になる。
本例において、下位桁(秒・分桁)がすでに操
作されており、上位桁(10分桁)は操作されてい
ないので、記憶回路102の出力信号F1〜F4
うち、信号F1,F2はHレベルであり、信号F3
F4はLレベルになつている。
このため、判別回路148のアンドゲート15
2が開状態であり、信号C2がHレベルになるこ
とによりアンドゲート158が開状態となつてオ
アゲート162,212を介して信号L2,E2
Hレベル信号が発生し、変更方向表示素子26を
点灯させ、10分桁修正スイツチ18の方向に指を
ずらすように指示する。
一方、上記操作の後又は10桁修正スイツチ18
を操作しようとして、第15図に示すように、時
桁修正スイツチ16と10分桁修正スイツチ18を
同時操作してしまうと、操作信号A2,A3がHレ
ベルになる。
このため、同時操作検出回路92のアンドゲー
ト98の出力信号C3がHレベルになり、変更方
向表示回路100に印加される。
このときに、変更方向表示回路100内の判別
回路のアンドゲートの中で、アンドゲート152
の他に判別回路132のアンドゲート138も開
状態にあるため、信号C3がHレベルになるとア
ンドゲート144も開状態になり、オアゲート1
46,210を介して信号E1にHレベル信号が
発生し、変更方向表示素子28を点灯させて同時
操作された修正スイツチのうち、下位桁の方に指
をずらすように指示する。
これら変更方向表示素子26,28の指示に従
つて正しく10分桁修正スイツチ18を操作する
と、前述した通常の修正動作が開始される。
(既操作修正スイツチの同時操作) 第17図は、時桁修正スイツチ16のみが末操
作で、すでに操作されている分桁修正スイツチ2
0と秒桁修正スイツチ22が同時操作された状態
を示す正面図、第18図は第17図に示す同時操
作箇所から時桁修正スイツチ16まで指をスイツ
チに触れたままスライドさせたときの状態を示す
正面図、第19図はそのときのタイムチヤートで
ある。すでに操作されている秒桁修正スイツチ2
2と分桁修正スイツチ20を同時操作した場合に
も、同時操作検出回路92はそれを検出して信号
C1をHレベルにし、変更方向表示回路100に
供給する。
本例において、末操作状態にある修正スイツチ
は、時桁修正スイツチ16のみであるため、記憶
回路102の出力信号F4のみがLレベルにあり、
他の出力信号F1〜F3はすべてHレベルの状態に
ある。このため、信号C1がHレベルになると判
別回路180(第5図)のアンドゲート186の
みからHレベルの信号が出力されオアゲート19
0を介して信号L4に発生する。
この信号L4は、オアゲート212を介して信
号E2に発生して左方向の変更方向表示素子26
を点灯させると共に、フリツプフロツプ202の
出力状態を切り換えて信号O1をHレベルにする。
この信号O1は、オアゲート212に供給されて
おり、修正スイツチ16,18が同時操作されて
信号L2がHレベルになるか又は修正スイツチ1
6〜22から指がはなれて信号PがHレベルにな
るまで信号E2をHレベルのまま保持する。
従つて、第18図に示すように指をスライドさ
せた場合、時桁修正スイツチ16と10分桁修正ス
イツチ18が同時操作される位置に指が来て、変
更方向表示回路100の判別回路148(第5
図)の出力信号L2がHレベルになると、フリツ
プフロツプ202はリセツトされるが、前述した
既操作修正スイツチと末操作修正スイツチの同時
操作の場合の動作により変更方向表示素子26は
点灯し続ける。
その後、指が時桁修正スイツチ16に達すると
前述した通常の動作に基いて時桁の表示が修正さ
れる。次に本発明の第2実施例を説明する。前述
した第1実施例においては、すべての修正スイツ
チが操作されるまで、操作されたすべての修正ス
イツチが記憶回路により記憶されている。
第2実施例においては、操作されたすべての修
正スイツチが記憶されるのではなく、最後に操作
された修正スイツチ、即ち今操作される修正スイ
ツチの直前に操作された修正スイツチがどれであ
るかを記憶し、この既操作修正スイツチと末操作
修正スイツチとが同時操作された場合には、既操
作修正スイツチ以外の方向(即ち同時操作された
末操作スイツチの方向)に指をずらすように指示
し、また末操作修正スイツチが同時操作された場
合には下位桁を指示するように構成されている。
第20図は本発明の第2実施例の回路構成を示
す図、第21図は第20図に示す記憶回路の回路
構成を示す図、第22図は第20図に示す変更方
向表示回路の回路構成を示す図である。
尚、第3図乃至第5図に示す第1実施例と同一
部分に関しては同一の符号が付してある。
第20図に示す第2実施例の回路構成において
は、変更方向表示回路222と記憶回路224が
第1実施例と異なるだけで、他の部分はすべて同
一である。
この記憶回路224は、第21図に示すよう
に、第4図に示す第1実施例における記憶回路1
02に似かよつた構成となつている。
異なる点は、修正スイツチ16〜22にそれぞ
れ対応して設けられているフリツプフロツプ12
0〜126の各クロツク入力φにワンシヨツトマ
ルチバイブレータ112〜118の出力信号をデ
イレイ回路226〜232を介して入力している
点と、ワンシヨツトマルチバイブレータ112〜
118の出力信号とフリツプフロツプ44(第2
0図)の出力信号をオアゲート234とオアゲ
ート236〜242を介してリセツト入力Rに入
力している点だけである。
従つて、この記憶回路224は、正しく修正ス
イツチ16〜22を操作したときにゲート回路5
6(第20図)から出力される信号G1〜G4を入
力すると即座にフリツプフロツプ120〜126
はすべてリセツトされ、その後操作された修正ス
イツチに対応するデイレイ回路226〜232か
ら信号が出力されてフリツプフロツプ120〜1
26の中の操作された修正スイツチに対応するも
のの出力QだけがHレベルになるように設定され
ている。
一方、第22図に示す変更方向表示回路222
は、記憶回路224が直前に操作された修正スイ
ツチだけを記憶するように設定されていることか
ら、末操作修正スイツチ間の同時操作の場合と、
末操作修正スイツチと既操作修正スイツチ間の同
時操作の場合において、左右どちらに指をずらせ
ば良いかを判別して指示するように構成されてい
れば良い。従つて、第22図に示す変更方向表示
回路222は、第5図に示す第1実施例における
変更方向表示回路100の判別回路180(既操
作修正スイツチ間の同時操作判別)及びその関連
部分を取り除いた回路で構成されている。
次に第2実施例の動作を説明する。
(通常の修正動作) 通常の修正操作が行われた場合には、第1実施
例とほぼ同じ動作をする。
但し、修正スイツチ16〜22が操作される度
毎に記憶回路224のフリツプフロツプ120〜
126はリセツトされて、新たに操作された修正
スイツチに対応するフリツプフロツプのクロツク
入力φにHレベルの信号が印加されて、操作され
た修正スイツチのみを記憶するように設定されて
いる。(すべての修正スイツチが末操作の場合に
おける同時操作) 第23図は、すべての修正スイツチが末操作の
ときに秒桁修正スイツチ22と分桁修正スイツチ
20が同時操作された状態を示す正面図、第24
図はそのときのタイムチヤートである。
秒桁修正スイツチ22と分桁修正スイツチ20
を同時操作すると、前述した第1実施例と同様
に、同時操作検出回路92(第20図)の出力信
号C1がHレベルになる。
この出力信号C1は、変更方向表示回路222
(第22図)に印加されており、記憶回路224
の出力信号F1〜F4がLレベルであることから、
判別回路132のアンドゲート140を開状態に
してオアゲート146,210を介して信号E1
に発生する。
そして、変更方向表示素子28を点灯させて、
指を下位桁の方にずらすように指示する。
このように修正スイツチが同時操作されている
間は、ノアゲート218の出力信号DはLレベル
に保たれるので、ゲート回路56(第20図)は
閉状態に保たれて表示が修正されることを阻止し
ているが、その後指が正しく秒桁修正スイツチ2
2に触れればゲート回路56は開状態になり、信
号G1により秒カウンタ74がリセツトされる。
また、この信号G1により、記憶回路224
(第21図)のフリツプフロツプ120の出力Q
はHレベルに切り換わり、秒桁修正スイツチが操
作されたことを記憶する。
(分桁修正スイツチが操作された後の同時操作) 第25図は分桁修正スイツチを操作した後に分
桁修正スイツチと10分桁修正スイツチが同時操作
された状態を示す正面図、第26図は10分桁修正
スイツチと時桁修正スイツチが同時操作された状
態を示す正面図、第27図はそのときのタイムチ
ヤートである。
分桁修正スイツチ20と10分桁修正スイツチ1
8が同時操作されると同時操作検出回路92(第
20図)の出力信号C2がHレベルになり、変更
方向表示回路222に供給される。
このときに、記憶回路224の出力信号は、分
桁修正スイツチ20が操作されたことを記憶して
いるので、その出力信号F2をHレベルに保つて
いる。従つて、変更方向表示回路222の判別回
路148のアンドゲート158が開状態となり、
オアゲート162を介して信号L2(信号E2と同
じ)をHレベルにし、変更方向表示素子26を点
灯させる。
また、このときに10分桁修正スイツチ18と時
桁修正スイツチ16を同時操作してしまうと、前
述した末操作スイツチ間の同時操作と同じよう
に、変更方向表示回路222の判別回路132の
出力信号L1がHレベルになつて、下位桁の方へ
指をずらすように指示する。
(既操作スイツチと末操作スイツチの同時操作) 第28図は10分桁修正スイツチを操作している
状態を示す正面図、第29図は操作された10分桁
修正スイツチと時桁修正スイツチとが同時操作さ
れた状態を示す正面図、第30図は操作された10
分桁修正スイツチと分桁修正スイツチが同時操作
された状態を示す正面図、第31図はそのときの
タイムチヤートである。
第28図に示すように、10分桁修正スイツチ1
8を正しく操作した場合には、前述したように通
常の修正動作により10分桁の表示は修正される。
その後、時桁修正スイツチ16を操作しようとし
て、このスイツチ16と10分桁修正スイツチ18
を同時操作してしまうと、同時操作検出回路92
の出力信号C3がHレベルになり、変更方向表示
回路222(第22図)のアンドケート160が
開状態となつてオアゲート162を介して信号
L2に発生して変更方向表示素子26を点灯させ
る。一方、10分桁修正スイツチ18と分桁修正ス
イツチ20とを同時操作してしまうと、同時操作
検出回路92の出力信号C2がHレベルになり、
変更方向表示回路222の判別回路164のアン
ドゲート174が開状態となり、オアゲート17
8,210を介して信号E1がHレベルになり、
変更方向表示素子28を点灯させる。
(f) 発明の効果 本発明によれば、2つ以上の修正用タツチスイ
ツチが同時操作されたときには、修正すべき桁の
修正用タツチスイツチのみを正しく操作するまで
は修正されることがないため、誤修正を防止する
ことができる。
また、操作位置の変更方向を指示する表示素子
が点灯するので、使用者はどちらに指を動かせば
正しい修正をすることができるのか知ることがで
き、誤修正の可能性はなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における時計の正面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
本発明の第1実施例の回路構成を示す図、第4図
は第3図に示す記憶回路の回路構成を示す図、第
5図は第3図に示す変更方向表示回路の回路構成
を示す図、第6図は通常の表示状態にある表示器
の正面図、第7図は誤操作防止スイツチを操作し
た状態を示す表示器の正面図、第8図は秒桁修正
スイツチを正しく操作した状態を示す表示器の正
面図、第9図は分桁修正スイツチを正しく操作し
た状態を示す表示器の正面図、第10図は10分桁
修正スイツチを正しく操作した状態を示す表示器
の正面図、第11図は第7図乃至第10図に示す
操作をしたときのタイムチヤート、第12図はす
べての修正スイツチが末操作の場合において秒桁
修正スイツチと分桁修正スイツチが同時操作され
たときの状態を示す表示器の正面図、第13図は
第12図に示す操作がされたときのタイムチヤー
ト、第14図は秒桁及び分桁修正スイツチが操作
された後に分桁修正スイツチと10分桁修正スイツ
チが同時操作されたときの状態を示す表示器の正
面図、第15図は秒桁及び分桁修正スイツチ操作
されている場合において10分桁修正スイツチと時
桁修正スイツチが同時操作されたときの状態を示
す表示器の正面図、第16図は第14図及び第1
5図に示す操作がされたときのタイムチヤート、
第17図は時桁修正スイツチのみ末操作の場合に
秒桁修正スイツチと分桁修正スイツチが同時操作
されたときの状態を示す表示器の正面図、第18
図は秒桁修正スイツチから時桁修正スイツチにま
で指をスライドさせてスイツチを連続操作したと
きの状態を示す表示器の正面図、第19図は第1
7図及び第18図に示す操作がされたときのタイ
ムチヤート、第20図は本発明の第2実施例の回
路構成を示す図、第21図は第20図に示す記憶
回路の回路構成を示す図、第22図は第20図に
示す変更方向表示回路の回路構成を示す図、第2
3図はすべての修正スイツチが末操作の場合にお
いて秒桁修正スイツチと分桁修正スイツチが同時
操作されたときの状態を示す表示器の正面図、第
24図は第23図に示す操作がされたときのタイ
ムチヤート、第25図は分桁修正スイツチが操作
された後にこのスイツチと10分桁修正スイツチが
同時操作されたときの状態を示す表示器の正面
図、第26図は分桁修正スイツチが操作されてい
る場合に10分桁修正スイツチと時桁修正スイツチ
が同時操作されたときの状態を示す表示器の正面
図、第27図は第25図及び第26図に示す操作
がされたときのタイムチヤート、第28図は10分
桁修正スイツチを操作している状態を示す表示器
の正面図、第29図は10分桁修正スイツチを操作
した後そのスイツチと時桁修正スイツチが同時操
作された状態を示す表示器の正面図、第30図は
10分桁修正スイツチが操作されている場合にその
スイツチと分桁修正スイツチとが同時操作された
状態を示す表示器の正面図、第31図は第28図
乃至第30図の操作がされたときのタイムチヤー
トである。 1……表示器、16……時桁修正スイツチ、1
8……10分桁修正スイツチ、20……分桁修正ス
イツチ、22……秒桁修正スイツチ、26,28
……変更方向表示素子、56……ゲート回路、9
2……同時操作検出回路、100,222……変
更方向表示回路、102,224……記憶回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時刻表示部をおおう表示カバーガラス上に各
    時刻表示桁に対応して配設された透明電極より成
    る修正用タツチスイツチと、前記各修正用タツチ
    スイツチをタツチ操作することにより対応する時
    刻表示桁を計時する時刻カウンタに修正信号を供
    給することにより修正を行う修正回路と、を有す
    るタツチスイツチ付時計において、 前記修正用タツチスイツチが2つ以上同時に操
    作されたことを検出して同時操作検出信号を出力
    する同時操作検出回路と、 前記同時操作検出信号が出力されている間は修
    正信号が時刻カウンタに供給されるのを阻止する
    ゲート回路と、 前記各修正用タツチスイツチのうち前にタツチ
    操作が行われた修正用タツチスイツチがどれであ
    るかを記憶する記憶回路と、 タツチ操作の操作位置の変更方向を示す複数の
    変更方向表示素子と、 前記記憶回路の信号及び同時操作検出信号によ
    り、まだ操作されていない修正用タツチスイツチ
    を単独で操作する操作位置への変更方向を示す1
    個の変更方向表示素子のみを点灯させる変更方向
    表示回路を設けたことを特徴とする修正用タツチ
    スイツチの誤動作防止装置。
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