JPH0131692Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0131692Y2 JPH0131692Y2 JP20262582U JP20262582U JPH0131692Y2 JP H0131692 Y2 JPH0131692 Y2 JP H0131692Y2 JP 20262582 U JP20262582 U JP 20262582U JP 20262582 U JP20262582 U JP 20262582U JP H0131692 Y2 JPH0131692 Y2 JP H0131692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- waterproof
- waterproof sheet
- floor support
- hanging piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案はベランダ等に使用可能な床取付構造
に関するものである。
に関するものである。
一般に、ベランダ床を施工する場合、ベランダ
床とベランダ内壁面との接合部に防水性をもたせ
ることと、ベランダ床をがたつくことなく安定し
て設置することが要求される。
床とベランダ内壁面との接合部に防水性をもたせ
ることと、ベランダ床をがたつくことなく安定し
て設置することが要求される。
この考案の目的は、床と壁面との接合部におけ
る防水性能に優れ、床をがたつくことなく安定し
て設置できる床取付構造を提供することである。
る防水性能に優れ、床をがたつくことなく安定し
て設置できる床取付構造を提供することである。
この考案の床取付構造は、壁面に沿つて水平に
固定した床受桟の上面に防水シートを敷設し、床
受桟より下方に位置して建物構造体に取付金具を
固定し、この取付金具で床下地材を支持し、略均
等薄厚に仕上げられて端縁に下方へ突設した垂下
片をもつ防水床板を床下地材上に設け、その垂下
片を床受桟の長手方向に沿うように垂下片下端を
防水シート上に係載し、壁面と垂下片と防水シー
トとで囲む溝部にコーキング材を充填したもので
ある。このように、防水シートとコーキング材の
２重防水構造としたため、床板と壁面との接合部
における確実な防水を図れ、また防水シートが防
水床板に対し緩衝材の作用を果たして、防水床板
をがたつくことなく安定して取付けできる。
固定した床受桟の上面に防水シートを敷設し、床
受桟より下方に位置して建物構造体に取付金具を
固定し、この取付金具で床下地材を支持し、略均
等薄厚に仕上げられて端縁に下方へ突設した垂下
片をもつ防水床板を床下地材上に設け、その垂下
片を床受桟の長手方向に沿うように垂下片下端を
防水シート上に係載し、壁面と垂下片と防水シー
トとで囲む溝部にコーキング材を充填したもので
ある。このように、防水シートとコーキング材の
２重防水構造としたため、床板と壁面との接合部
における確実な防水を図れ、また防水シートが防
水床板に対し緩衝材の作用を果たして、防水床板
をがたつくことなく安定して取付けできる。
この考案の一実施例を第１図ないし第３図を用
いて説明する。この床取付構造は、第１図に示す
ベランダに適用したもので、このベランダは、外
壁面１（第２図）に突設した左・右袖壁パネル
２，３′の前端間に、前面パネル３と腰壁パネル
４と支柱５を並列配置し、第２図に示すように、
ベランダ下部において柱等の建物構造体に取付金
具６を固定し、この取付金具６に床下地材を構成
する床下地枠７を架設し、この床下地枠７上に同
じく床下地材を構成する根太８を設置して、その
上に防水床板９を取付ける。
いて説明する。この床取付構造は、第１図に示す
ベランダに適用したもので、このベランダは、外
壁面１（第２図）に突設した左・右袖壁パネル
２，３′の前端間に、前面パネル３と腰壁パネル
４と支柱５を並列配置し、第２図に示すように、
ベランダ下部において柱等の建物構造体に取付金
具６を固定し、この取付金具６に床下地材を構成
する床下地枠７を架設し、この床下地枠７上に同
じく床下地材を構成する根太８を設置して、その
上に防水床板９を取付ける。
この場合、防水床板９とベランダ内壁面との接
合部における施工は、つぎのようにして行なう。
すなわち、第３図に示すように、床受桟１０をベ
ランダ内壁面１１に沿つて水平固定し、この床受
桟１０の上面に防水シート１２を敷設して、この
防水シート１２の上方におけるベランダ内壁面１
１に内装材１３を貼着する。ついで、FRPによ
り均等薄厚に仕上げられて端縁に下方へ突設した
垂下片９ａをもつ防水床板９を、その垂下片９ａ
を床受桟１０の長手方向に沿うように垂下片９ａ
下端を防水シート１２上に係載する。最後に、内
装材１３と防水シート１２と垂下片９ａとで囲む
溝部にコーキング材１４を充填する。なお、防水
床板９は、その前端に雨水排水溝９ｂを形成して
いる。第２図において、１５はベランダ出入用開
口である。
合部における施工は、つぎのようにして行なう。
すなわち、第３図に示すように、床受桟１０をベ
ランダ内壁面１１に沿つて水平固定し、この床受
桟１０の上面に防水シート１２を敷設して、この
防水シート１２の上方におけるベランダ内壁面１
１に内装材１３を貼着する。ついで、FRPによ
り均等薄厚に仕上げられて端縁に下方へ突設した
垂下片９ａをもつ防水床板９を、その垂下片９ａ
を床受桟１０の長手方向に沿うように垂下片９ａ
下端を防水シート１２上に係載する。最後に、内
装材１３と防水シート１２と垂下片９ａとで囲む
溝部にコーキング材１４を充填する。なお、防水
床板９は、その前端に雨水排水溝９ｂを形成して
いる。第２図において、１５はベランダ出入用開
口である。
このように、ベランダ内装材１３と防水床板９
の接合部に、防水シート１２とコーキング材１４
を配して２重防水構造としたため、まずコーキン
グ材１４で最初の水密を図れ、仮に雨水がコーキ
ング材１４を越えて下方へ侵入しても、防水シー
ト１２により受け止めて確実な防水を行なえる。
また、防水床板９の垂下片９ａを防水シート１２
上に係載したため、防水シート１２が緩衝材の作
用を果たして、防水床板９をがたつくことなく安
定に保持できる。
の接合部に、防水シート１２とコーキング材１４
を配して２重防水構造としたため、まずコーキン
グ材１４で最初の水密を図れ、仮に雨水がコーキ
ング材１４を越えて下方へ侵入しても、防水シー
ト１２により受け止めて確実な防水を行なえる。
また、防水床板９の垂下片９ａを防水シート１２
上に係載したため、防水シート１２が緩衝材の作
用を果たして、防水床板９をがたつくことなく安
定に保持できる。
なお、この考案は、ベランダ以外の床取付構造
にも広く適用可能である。
にも広く適用可能である。
この考案の床取付構造によれば、床と壁面との
接合部におる防水性に優れ、床をがたつくことな
く安定して設置できるという効果が得られる。
接合部におる防水性に優れ、床をがたつくことな
く安定して設置できるという効果が得られる。
第１図はこの考案の一実施例を適用したベラン
ダの要部分解斜視図、第２図は施工後の斜視図、
第３図はこの実施例の断面図である。 ６……取付金具、７……床下地枠、８……根
太、９……防水床板、９ａ……垂下片、１０……
床受桟、１１……ベランダ内壁面、１２……防水
シート、１３……内装材、１４……コーキング
材。
ダの要部分解斜視図、第２図は施工後の斜視図、
第３図はこの実施例の断面図である。 ６……取付金具、７……床下地枠、８……根
太、９……防水床板、９ａ……垂下片、１０……
床受桟、１１……ベランダ内壁面、１２……防水
シート、１３……内装材、１４……コーキング
材。
Claims (1)
- 壁面に沿つて水平に固定した床受桟と、この床
受桟の上面に敷設した防水シートと、前記床受桟
より下方に位置して建物構造体に固定した取付金
具と、この取付金具で支持した床下地材と、この
床下地材上に設けられかつ略均等薄厚に仕上げら
れて端縁に下方へ突設した垂下片をもちその垂下
片を前記床受桟の長手方向に沿うように垂下片下
端を前記防水シート上に係載した防水床板と、前
記壁面と前記垂下片と前記防水シートとで囲む溝
部に充填したコーキング材とを備えた床取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20262582U JPS59102738U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 床取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20262582U JPS59102738U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 床取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59102738U JPS59102738U (ja) | 1984-07-11 |
| JPH0131692Y2 true JPH0131692Y2 (ja) | 1989-09-28 |
Family
ID=30428091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20262582U Granted JPS59102738U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 床取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59102738U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636136Y2 (ja) * | 1990-04-26 | 1994-09-21 | ナショナル住宅産業株式会社 | バルコニーの排水構造 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP20262582U patent/JPS59102738U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59102738U (ja) | 1984-07-11 |
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