JPH01315795A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH01315795A
JPH01315795A JP1079928A JP7992889A JPH01315795A JP H01315795 A JPH01315795 A JP H01315795A JP 1079928 A JP1079928 A JP 1079928A JP 7992889 A JP7992889 A JP 7992889A JP H01315795 A JPH01315795 A JP H01315795A
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金原 守
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は少ない数の操作子で多くの種類の音を発生でき
るようにした電子楽器に関する。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えば特開昭61−28289
6号公報に示されるように、複数の各操作子に該操作子
の数よりも多くの種類の音のうち任意のものを割当てる
割当て手段を備えるとともに、複数の操作子の各操作に
応答して該操作された操作子に割当てられている音を表
すデータを音信号発生手段に供給することにより該音信
号発生手段における前記割当てられている音の発生を制
御する音発生制御手段を備えており、割当て手段によっ
て各操作子に任意の音を割当てた後に、該割当てた音を
操作子の操作に応じて発生するようにして、少ない数の
操作子で多くの種類の音を発生できるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記従来の装置にあっては、演奏中に操作子
に対する音の割当てを変更することは操作上困難である
ので、−楽曲の演奏に対しては操作子の数に等しい種類
の音信号しか発生することができなかった。
本発明は上記点に鑑み案出されたもので、少ない数の操
作子を用いるのみで、−楽曲中においてもより多くの種
類の音を発生できるようにした電子楽器を提供しようと
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、第1の発明(請求項1に係
る発明)に係る電子楽器の構成上の特徴は、複数の操作
子と、前記複数の操作子にそれぞれ対応した複数の操作
子対応メモリと、プログラムモードとプレイモードとを
選択的に切換えるモード切換え手段と、前記モード切換
え手段によりプログラムモードが選択されているとき前
記複数の各操作子に該操作子の数よりも多くの種類の音
のうち任意のものを時系列的に順次割当て該割当てた音
を表す音情報を前記各操作子対応メモリに順次記憶させ
る割当てプログラム手段と、前記モード切換え手段によ
りプレイモードが選択されているとき前記各操作子の操
作毎に該操作された操作子に対応した操作子対応メモリ
に記憶されている音情報を順次読出し出力する読出し出
力手段と、前記読出し出力手段により読出された音情報
に基づき該音情報により表された音信号を発生する音信
号発生手段とを備えたことにある。
また、第2の発明(請求項2に係る発明)に係る電子楽
器の構成上の特徴は、上記第1の発明に係る電子楽器に
おいて、上記割当てプログラム手段は上記音情報により
表された音信号が連続して発生される回数を表す回数情
報を該音情報とともに上記操作子対応メモリに記憶させ
るものであり、かつ上記読出し出力手段は上記操作子の
操作毎に前記回数情報により表された回数分だけ前記回
数情報に係る音情報を連続して出力するものであること
にある。
また、第3の発明(請求項3に係る発明)に係る電子楽
器の構成上の特徴は、上記第1の発明に係る電子楽器に
、上記複数の操作子対応メモリとは独立して上記音情報
を時系列的に記憶する複数のレジストメモリと、前記複
数のレジストメモリのいずれかと前記複数の操作子対応
メモリのいずれかとの間の記憶内容の転送を制御する転
送制御手段とを付加したことにある。
(発明の作用) 上記のように構成した第1の発明においては、モード切
換え手段によりプログラムモードが選択されているとき
には、割当てプログラム手段によって、各操作子に操作
子の数よりも多くの種類の音のうち任意のものが時系列
的に順次割当てられるとともに、該割当てられた音を表
す音情報が操作子対応メモリに順次記憶される。また、
モード切換え手段によりプレイモードが選択されている
ときには、読出し出力手段によって、各操作子の操作毎
に該操作された操作子に対応した操作子対応メモリに記
憶されている音情報が順次読出し出力され、該読出し出
力された音情報により表された音信号が音信号発生手段
から発生される。その結果、一つの操作子対応メモリ内
には異なる音情報が時系列的に記憶されることが可能と
なるとともに、一つの操作子を順次操作するのみで異な
る音信号を発生することが可能となる。
また、第2の発明においては、同一の音が連続する場合
には、割当てプログラム手段によって該連続回数を表す
回数情報が音情報とともに操作子対応メモリに記憶され
、かつ読出し出力手段によって該回数情報により表され
た回数分だけ同一の音情報が連続して出力されるように
なる。その結果、かかる場合には、同一の音情報を連続
して操作子対応メモリに記憶させる必要がなくなる。
また、第3の発明においては、第1の発明に係る電子楽
器に、レジストメモリが操作子対応メモリとは独立して
設けられるとともに、該レジストメモリと操作子対応メ
モリとの間の記憶内容の転送が転送制御手段により制御
されるので、操作子対応メモリにプログラムされた記憶
内容が保存されるとともに、簡単な操作で該保存した記
憶内容の操作子対応メモリへの転送が可能となる。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できる通り、上記第1の発明に
よれば、演奏中に操作子に対する音の割当て操作をしな
くても、一つの操作子を順次操作するのみで異なる音信
号を発生することが可能となるので、少ない操作子を用
いるのみで、−楽曲中においてもより多くの種類の音を
発生できるようになり、多彩な音楽を楽しむことができ
るようになる。
また、第2の発明によれば、同一の音情報を連続して操
作子対応メモリに記憶させる必要がなくなるので、操作
子対応メモリの記憶容量を少なくでき、上記第1の発明
による効果に加え、当該電子楽器を安価に製造できるよ
うになる。
また、第3の発明によれば、操作子対応メモリにプログ
ラムされた記憶内容がレジストメモリに保存されるとと
もに、簡単な操作で該保存した記憶内容の操作子対応メ
モリへの転送が可能であって一楽曲の演奏中にレジスト
メモリを操作子対応メモリと同等に利用できるので、上
記第1の発明による効果に加え、割当てプログラム操作
が楽になるとともに、より多彩な音楽を楽しむことがで
きるようになる。
(実施例) a、第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの第1実施例に係る電子楽器の操作パネル1
0を示しており、同パネル10上には、4個のパッド操
作子11a、llb、llc、11d、8個のレジスト
操作子12a、12b・・・12h、プレイ操作子13
、プログラム操作子14、楽器選択操作子15、発音回
数操作子16、電源操作子17及びスピーカ18が配設
されている。パッド操作子11a〜lidはその押圧に
応じて打楽器音の発生を制御するものであり、レジスト
操作子12a〜12hは後述する8個のレジストメモリ
23b−0,23b−1・・・23b−7をそれぞれ指
定するものである。プレイ操作子13は当該電子楽器を
演奏モードに設定するためのもので、該演奏モードにお
いてはパッド操作子11a〜lidの操作に応じて打楽
器音の発生が制御される。プログラム操作子14は当該
電子楽器を割当てプログラムモードに設定するためのも
ので、該割当てプログラムモードにおいてはパッド操作
子11a〜11d、楽器選択操作子15及び発音回数操
作子16の操作に応じて、当該電子楽器にて発音可能な
打楽器音のうち任意のものがパッド操作子11a〜li
dにそれぞれ時系列的に割当てられる。楽器選択操作子
15は前記割当てプログラムモードにおける楽器選択設
定時に利用されるものであり、発音回数操作子16は前
記割当てプログラムモードにおける発音回数設定時に利
用されるものである。電源操作子17は当該電子楽器の
電源のオン・オフを切り換えるものであり、スピーカ1
8は打楽器音を発音するものである。
次に、この電子楽器に内蔵される電子回路について説明
すると、該電子楽器は、第2図に示すように、スイッチ
回路21、楽音信号発生回路22、データ記憶回路23
及びマイクロコンピュータ回路24を内蔵しており、こ
れらの各回路21〜24はバス25にそれぞれ接続され
ている。スイッチ回路21は、上記各操作子11a〜l
id、12a〜12h、13〜17にそれぞれ対応した
パッドスイッチ群、レジストスイッチ群、プレイスイッ
チ、プログラムスイッチ、楽器選択スイッチ、発音回数
スイッチ及び電源スィッチからなる。楽音信号発生回路
22は種々の打楽器音信号を形成出力するもので、該打
楽器音信号の種類は打楽器名を表す楽器名データに応じ
て制御されるようになっている。この楽音信号発生回路
22の出力はアンプ26を介してスピーカ18に接続さ
れている。
データ記憶回路23はそれぞれバス25に接続されたト
ーンデータテーブル23a及びレジストメモリ群23b
からなる。トーンデータテーブル23aはROMにより
構成され、第3図に示すように、テーブルアドレスTA
DH(例えば0〜15)により指定される各記憶位置に
テーブルトーンデータTNT(TADR)として打楽器
名を表す楽器名データを記憶している。レジストメモリ
群23bはRAMにより構成されるとともに、第4図に
示すように、レジスト操作子群12a〜12hに対応し
た8個のレジストメモリ23b−0,23b−1・・・
23b−7からなり、各レジストメモリ23b−0〜2
3b−7には、前記楽器名データ(上位と、ット)及び
同楽器名データに対応した打楽器音の連続発音回数を表
す発音回数データ(下位ビット)からなる一連の発音制
御データ群と該データ群の最後に設けたエンドマークと
からなるレジストデータRGDTo−RGDT、がそれ
ぞれ記憶されるようになっている。
マイクロコンピュータ回路24はそれぞれバス25に接
続されたプログラムメモリ24a、CPU24b及びワ
ーキングメモリ24cからなる。
プログラムメモリ24aはROMにより構成され、第7
図乃至第9図のフローチャートに対応したプログラムを
記憶している。CPU24bは前記プログラムを実行す
る。ワーキングメモリ24cはRAMにより構成され、
第5図及び第6図に示すように、パッド操作子11a〜
lidに対応したパッドレジスタ群24cm10〜24
cm13、その他のレジスタ群24cm20〜24c、
−23等を有する。パッドレジスタ群24cm10〜2
4cm13のパッドアドレスPADRにより指定される
各記憶位置には、楽器名データ(上位ビット)及び発音
回数データ(下位ビット)からなる一連の発音制御デー
タ群と該データ群の最後に設けたエンドマークとからな
るパッドデータPDDTo(PADR)〜PDDT3(
PADR)がそれぞれ記憶されるようになっている。ま
た、その他のレジスタ群24cm20〜24cm23に
は、前記パッドアドレスPADRo−PADR3、トー
ンデータTNTD、 〜TNDT、 、回数データCT
DTo〜CTDT3及びカウントデータCTVL。
〜CTVL、がそれぞれ記憶されるようになっている。
なお、かかる場合、トーンデータTNTDo〜TNDT
3はパッド操作子11a〜11dの操作に応じて発音さ
れる打楽器音に係る楽器名データであり、回数データC
TDT、〜CTDT、は該打楽器音の発音されるべき連
続回数を表す発音回数データであり、かっカウントデー
タCTVL、〜CTVL3は該打楽器音の発音された回
数を表すカウント値である。
次に、上記のように構成した電子楽器の動作を、第7図
乃至第9図のフローチャートを参照しながら説明する。
電源操作子17の操作によって電源スィッチが閉成され
ると、CPU24bは第7図のステップ30からメイン
プログラムの実行を開始し、ステップ31にてレジスト
メモリ23b−0内の全てのデータをパッドレジスタ群
24cm10〜24cm13にそれぞれ転送することに
より全てのパッドデータPDDT、〜PDDT3を第1
番目のレジストデータRGDToに初期設定するととも
に、ステップ32にて全てのパッドアドレスPADRo
〜PADR3、トーンデータTNTDo 〜TNTD3
 、回数データCTDTO”、 CTDT3 、カウン
トデータCTvLo〜CTvL3を初期設定する。かか
る場合、パッドアドレスPADR,〜PADR,及びカ
ウントデータcTVLo 〜CTVL3は全て「0」に
設定されるとともに、トーンデータTNTD、 〜TN
TD、及び回数データCTDTo〜CTDT、はパッド
アドレスPADRo  ’ OJにより指定され、たパ
ッドデータPDDTo(0)のうちの上位ビットの楽器
名データ及び下位ビットの発音回数データにそれぞれ設
定される。
かかるステップ31.32の初期設定後、ステップ33
.34にてプレイルーチン及びプログラムルーチンの処
理がプレイ操作子13及びプログラム操作子14の操作
に応じて実行される。
まず、プレイルーチンについて説明する。このプレイル
ーチンにおいては、第8図のステップ40にてその実行
が開始され、ステップ41にてプログラムスイッチに関
するオンイベントの有無が判定される。今、プログラム
操作子14が操作されない状態にあって前記オンイベン
トが無ければ、前記ステップ41にて「NO」と判定さ
れ、ステップ42にてパッドスイッチに関するオンイベ
ントの有無が判定される。かかる場合、いずれのパッド
操作子1’la〜lidも操作されなければ、同ステッ
プ42にて「NO」すなわち前記オンイベント無しと判
定されてステップ41.42からなる循環処理が実行さ
れ続ける。
かかる循環処理中、いずれかのパッド操作子11a〜l
idが操作されると、前記ステップ42にて「YES」
すなわちパッドスイッチに関するオンイベント有りと判
定されてプログラムはステップ43に進められ、同ステ
ップ43にてパッド番号データPNOが前記操作された
パッド操作子11a〜lidを表すi(0〜3)に設定
される。
かかるパッド番号データPNOの設定後、ステップ44
にてレジストスイッチがオン中か否かが判定される。か
かる場合、パッド操作子11a〜11dを操作した際に
いずれのレジスト操作子12a〜12h(Jti作して
なければ、向ステップ44にてrN’o、すなわちいず
れのレジストスイッチもオン中でないと判定され、プロ
グラムはステップ45へ進められる。       ゛ ステップ45においては、パッド番号データPNOによ
り指定されるトーンデータTNTDPNOが楽音信号発
生回路22に出力される。楽音信号発生回路22は該デ
ータTNTDPNOにより表された打楽器に関する楽音
信号を形成するとともに該楽音信号をアンプ26を介し
てスピーカ18に供給し、スピーカ18が同楽音信号に
対応した楽器音を発・音する。これにより、パッド操作
子11a〜lidのいずれかが操作されると、該操作に
応じて、操作されたパッド操作子に割当てられかつトー
ンデータTNDTPNOに対応した打楽器に関する楽音
が発音されることになる。上記ステップ45の処理後、
ステップ46にてパッド番号データPNOにより指定さ
れるカウントデータCTVLPNOが「1」増加され、
ステツナ47にて該データCTvLPNoと同じくパッ
ド番号データPNOにより指定される回数データCTD
TPNOとが比較される。かかる場合、両データCTV
LPNO,CTDTPNOが等しくなければ、前記ステ
ップ47にて「No」と判定されて、プログラムはステ
ップ41.42の前記循環処理に戻される。
また、かかるステップ41.42の循環処理中、上述の
ようにレジスト操作子12a〜12hのいずれも操作さ
れない状態でパッド操作子1ia〜lidのいずれかが
再び操作されると、ステップ42におけるrYESJと
の判定及びステップ44におけるrNOJとの判定の基
に、ステップ45の処理により操作されたパッド操作子
に割当てられている打楽器に関する楽音が発音されると
ともに、ステップ46にてカウントデータCTVLPN
Oがさらに「1」増加され、ステップ47にて再びカウ
ントデータCTVLPNOと回数データCTDTPNO
とが比較される。かかる比較の結果、両データCTVL
PNO,CTDTPNOが未だ等しくなければ、前記ス
テップ47にて再度「NO」と判定iれてプログラムは
ステップ41.42の循環処理に戻される。−方、前記
トーンデータTNTDPNOに対応した打楽器音が前記
回数データCTDTPNOにより表された回数分発音さ
れるとともに、前記ステップ46の処理によりカウント
データCTVLPNOが大きくなって、同データCTV
LPNOが回数データCTDTPNOに等しくなると、
前記ステップ47にてr Y E、S 、と判定されて
、プログラムはステップ48〜50に進められる。
ステップ48〜50の処理はパッド番号データPNO(
直前に操作されたパッド操作子11a〜11dに対応)
により指定されるトーンデータTNTDPNO及び回数
データCTDTpsoを次の打楽器音の発音準備のため
に更新するもので、ステップ48においては同パッド番
号データPNOにより指定されるパッドアドレスPAD
RpNoが「1」だけ増加され、ステップ49において
は同パッド番号データPNOにより指定されるパッドレ
ジスタ24cm10〜24cm13内の前記増加された
パッドアドレスPADRpsoにより指定される番地に
記憶されているパッドデータPDDTPNO(PADR
PNO)が読出されるとともに、該続出されたパッドデ
ータPDDTPNO(PADRPNo)の上位ビットが
新たなトーンデータTNTDPNOとして設定され、か
つ同データPDDTPNO(PADRPNO)の下位ビ
ットが新たな回数データCTDTPNOとして設定され
る。また、ステップ50においては、前記トーンデータ
TNTDpnoに関する打楽器音の発音回数を新たにカ
ウントするために、前記パッド番号データPNOにより
指定されるカウントデータCTVLPNOが「0」に初
期設定される。
かかるステップ50の処理後、ステップ51にて前記読
出されたパッドデータPDDTPNO(PADRPNO
)がエンドマークであるか否かが判定される。パッドデ
ータPDDTPNO(PADRPNO)がエンドマーク
でなければ、ステップ51における「NO」との判定の
基に、プログラムはステップ41に戻され、上記ステッ
プ41〜51の処理が再び実行される。−方、パッドア
ドレスI’ADHpsoが前記ステップ48の処理によ
り歩進された結果、前記読出したパッドデータPDDT
PNO(PADRPNO)がエンドマークになると、前
記ステップ51にてrYES、と判定され、ステップ5
2にてパッドアドレスPADHPNO、)−ンデータT
NTDPNO及び回数データCTDTPNOが初期設定
される。かかる初期設定においては、パッドアドレスI
’ADH,Noは「0」に設定されるとともに、トーン
データTNTDPNO及び回数データCTDTpNoは
パッド番号データPNOにより指定されるパッドレジス
タ24cm10〜24cm13内の番地「0」に記憶さ
れているパッドデータPDDTpso(0)の上位ビッ
トに対応した打楽器名データ及び同データPDDTpN
o(0)の下位ビットに対応した発音回数データにそれ
ぞれ設定される。
かかる初期設定後、プログラムは再びステップ41に戻
され、上記ステップ41〜52からなる循環処理がひき
つづき実行される。かかる循環処理により、パッド操作
子11a〜lidの操作に応じてパッドレジスタ群24
cm10〜24C−13内に記憶されている楽器名デー
タ及び発音回数データがトーンデータTNTDPNO及
び回数データCTDTPNOとして順次読出され、該デ
ータTNTDPNOCTDTpsoに応じて打楽器音信
号の発生が制御されるので、4個のパッド操作子11a
〜lidを順次操作するのみで種々の打楽器音を所望の
回数ずつ発音させることができる。なお、この場合、上
記ステップ32(第7図)の処理により、パッドレジス
タ群24cm10〜24cm13内に同一のデータを記
憶させるようにしたが、これらのデータは後述するレジ
スト処理及び割当てプログラム処理により種々変更可能
なものである。
次に、前記レジスト処理について説明する。上記ステッ
プ41〜52からなる循環処理中、レジスト操作子12
a〜12hのいずれかを操作しながらパッド操作子11
a〜llbのいずれかを操作すると、該両操作によりス
テップ42.44におけるrYES、との判定の基に、
ステップ43の前記処理によりパッド番号データPNO
が前記操作されたパッド操作子を表す値に設定された状
態で、プログラムがステップ53に進められる。ステッ
プ53においては、レジスト番号データRNOが前記操
作されたレジスト操作子を表す値(0〜7)に設定され
る。前記ステップ53の処理後、レジスト番号データR
NOにより指定されるレジストメモリ23b−RNO内
に記憶されている全てのレジストデータRGDTRNO
がパッド番号データPNOにより指定されるパッドレジ
スタ24cm10〜24cm13の一つに転送され、該
レジスタ内のパッドデータPDDTPNOが前記レジス
トデータRGDTRNOに更新される。これにより、前
記のようなパッド操作子11a〜lid及びレジスト操
作子12a〜12hの簡単な操作により、パッドデータ
PDDT、 〜PDDT3が所望のレジストデータRG
DTo〜RGDT7に設定されるので、当該電子楽器を
演奏中にも、かかるパッドデータPDDT、〜PDDT
、を変更できる。
前記ステップ54の処理後、ステップ55にてパッドア
ドレスPADHPNO、トーンデータTNTDPNO1
回数データeTDTpso及びカウントデータCTVL
PNOが初期設定される。かかる初期設定においては、
上記ステップ52.50の処理と同様、パッドアドレス
PADRPNO及びカウントデータCTVLPNOがそ
れぞれr□、に設定されるとともに、トーンデータTN
TDpso及び回数データCTDTPNOがパッド番号
データPNOにより指定されるパッドデータPDDTP
No(0)の上位ビットに対応した打楽器基データ及び
同データPDDTpso(0)の下位ビットに対応した
発音回数データに設定される。この初期設定後、プログ
ラムはステップ41に戻され、上記ステップ41〜52
の循環処理が実行されて打楽器音の発生が制御される。
次に、当該電子楽器における割当てプログラム処理につ
いて説明する。かかる場合、演奏者はプログラム操作子
14を操作する。このプログラム操作子14の操作によ
り、上記ステップ41〜52からなる循環処理を実行中
のCPU24bはステップ41にてrYES、すなわち
プログラムスイッチに関するオンイベント有りと判定し
、ステップ56の処理によりプログラムをステップ34
(第7図)のプログラムルーチンへ進めて、該ルーチン
の処理を実行する。このプログラムルーチンはパッド操
作子11a〜lid、レジスト操作子12a〜12h、
楽器選択操作子15及び発音回数操作子16の操作に応
じて、パッドレジスタ24cm10〜24cm13内の
パッドデータPDDTo〜PDDT3及びレジストメモ
リ23b−0〜23b−7内のレジストデータRGDT
o〜RGDT、を変更制御するものである。この変更制
御動作を説明する前に、かかる場合における演奏者の操
作手順について説明しておく。
■まず、演奏者は楽器選択操作子15を操作した状態で
パッド操作子11a〜lidを操作することにより打楽
器音を発音させ、該発音された打楽器音が所望のものに
なるまで前記パッド操作子11a〜lidの操作を繰り
返す。
■次に、演奏者は発音回数操作子16を操作した状態で
、前記所望の打楽器音を連続して発音させる回数分、パ
ッド操作子11a〜lidの操作を繰り返す。
■そして、演奏者は前記■■の操作を繰り返す。
■前記■の繰返し後、演奏者はレジスト操作子12a〜
12hを操作する。
前記プログラムルーチンの処理の詳細は第9図に示され
ており、ステップ60にてその実行が開始され、ステッ
プ61にて全てのパッドアドレスPADR,〜PADR
,及び回数データCTDT、 〜CTDT、が「0」に
初期設定される。この初期設定後、ステップ62にてプ
レイスイッチに関するオンイベントの有無が判定される
。今、プレイ操作子13が操作されない状態にあって前
記オンイベントがiければ、前記ステップ62にてrN
OJと判定され、ステップ63〜66にて楽器選択スイ
ッチがオン中か否か、発音回数スイッチがオン中か否か
、同発音回数スイッチに関するオフイベントの有無及び
レジストスイッチのオンイベントの有無が判定される。
かかる場合、楽器選択操作子15、発音回数操作子16
及びレジスト操作子12a〜12hが操作されることが
なければ、上記ステップ63〜66の全ての判定処理に
て「NO」と判定され、CPU24bはステップ62〜
66からなる循環処理を実行し続ける。
かかる循環処理中、前記■のように楽器選択操作子15
が操作された状態でパッド操作子11a〜lidのいず
れかが操作されると、ステップ63にてrYES、すな
わち楽器選択スイッチがオン中であると判定され、かつ
ステップ67にて「YESJすなわちパッドスイッチに
関するオンイベント有りと判定されて、プログラムはス
テップ68以降へ進められる。なお、楽器選択操作子1
5が操作された状態で、いずれのパッド操作子11a〜
lidも操作されなければ、ステップ67における「N
O」との判定の基にステップ63゜67の循環処理が実
行され続けられて、パッド操作子11a〜lidの操作
待ちの状態となる。
次に、ステップ68以降の処理について説明すると、ス
テップ68においてはパッド番号データPNOが操作さ
れたパッド操作子11a〜lidを表す値(0〜3)に
設定され、ステップ69にて前記設定されたパッド番号
データPNOにより指定されるトーンデータTNTDp
soが、トーンデータテーブル23aのテーブルアドレ
スT人DRにより指定される記憶位置に記憶されている
テーブルトーンデータTNT(TADR)に設定され、
ステップ70にて前記設定されたトーンデータTNTD
PNOが楽音信号発生回路22へ出力される。これによ
り、上述したように、トーンデータTNTDPNOによ
り表された打楽器に関する楽音が発音される。前記ステ
ップ70の処理後、ステップ71にてテーブルアドレス
TADRに「IJが加算され、ステップ72にて該加算
されたテーブルアドレスTADRが’1−5J’(トー
ンデータテーブル23aの最終アドレス)より大きいか
否かが判定される。
かかる場合、テーブルアドレスTADRが「15」より
大きければ、ステップ72におけるrYE、s。
との判定の基に、ステップ73にてテーブルアドレスT
ADRは「0」に初期設定されて、プログラムはステッ
プ62に戻される。一方、テーブルアドレスTADRが
「15」以下であれば、ステップ72におけるrNo、
との判定の基に、プログラムはステップ62に戻される
。このようにプログラムがステップ62に戻される結果
、上記のように楽器選択操作子15が操作された状態で
パッド操作子11a〜lidが操作されれば、再びステ
ップ62.63.67〜73の処理が実行されて打楽器
音の発音が制御される。ただし、この場合、前記ステッ
プ71.73の処理によりテーブルアドレスTADRは
順次繰返して歩進されるので、トーンデータテーブル2
3aに記憶されているテーブルトーンデータTXTによ
り表された打楽器音が順次発音されることになる。その
結果、前述のパッド操作子11a〜lld及び楽器選択
操作子15の操作により、所望の打楽器を表す楽器名デ
ータがトーンデータTNTDPNOとして設定記憶され
ることになる。
上記ステップ62〜66からなる循環処理中、前記■の
ように発音回数操作子16が操作された 。
状態でパッド操作子11a〜lidのいずれかが操作さ
れると、ステップ64にて「YES」すなわち発音回数
スイッチがオン中であると判定され、かつステップ74
にてrYES、すなわちパッドスイッチに関するオンイ
ベント有りと判定されて、プログラムはステップ75以
降へ進められる。なお、発音回数操作子16が操作され
た状態で、いずれのパッド操作子11a〜lidも操作
されなければ、ステップ74におけるrNOJとの判定
の基にステップ64.74の循環処理が実行され続けら
れて、パッド操作子11a〜11dの操作待ちの状態と
なる。
次に、ステップ75以降の処理について説明すると、ス
テップ75においてはパッド番号データPNOが操作さ
れたパッド操作子11a〜lidを表す値(0〜3)に
設定され、ステップ76にて前記設定されたパッド番号
データPNOにより指定される回数データCTDTPN
Oに「1」が加算される。
そして、発音回数操作子16の前述の操作が維持された
状態でパッド操作子11a〜lidが再び操作されれば
、前記ステップ64.74〜76の処理により、回数デ
ータCTDTPNOが順次「1」ずつ増加される。その
結果、前述のパッド操作子11a〜11d及び発音回数
操作子16の操作により、所望の打楽器の連続発音回数
が回数データCTDTpsoとして設定記憶されること
になる。
また、かかる状態において、発音回数操作子16の前記
操作が解除されると、CPU24bは、上記ステップ6
4におけるrNo、との判定後、ステップ65にてrY
ES、すなわち発音回数スイッチのオフイベント有りと
判定し、プログラムをステップ77以降に進める。ステ
ップ77においては、前述の処理により設定されたトー
ンデータTNTDpNo及び回数データCTDTPNQ
が、パッド番号データPNO(前記操作されたパッド操
作子11a〜lidを表す)により指定されるパッドレ
ジメタ24cm10〜24cm13内のパッドアドレス
PADHPNOにより指定される番地に記憶される。
かかる場合、前記トーンデータTNTDPNO及び回数
データCTDTPNOは前記番地における上位ビット及
び下位ビットにそれぞれ楽器名データ及び発音回数デー
タとして記憶され、その結果、第5図に示すようなフォ
ーマットで一つのパッドデータPDDTPNO(PAD
RPNO)がパッドレジスタ24cm10〜24cm1
3に割当て記憶されることになる。
かかるステップ77の処理後、ステップ78にて前記回
数データCTDTPNOが「0」に初期設定され、ステ
ップ79にて前記パッドデータPDDTPNO(PAD
RPNO)の記憶に利用したパッドアドレスt’ADR
pN0が「1」だけ加算されて、プログラムがステップ
62に戻される。そして、上記■のように、パッド操作
子11a〜lid、楽器選択操作子15及び発音回数操
作子16の操作が繰返し行われて、ステップ63,64
.67〜76により新たなトーンデータTNTDPNO
及び回数データCTDTpNoが設定された後、発音回
数操作子16の前記操作が再び解除されると、前記ステ
ップ79の処理により「1」だけ進められたパッドアド
レスPADHpsoに対応したパッドデータPDDTp
so(PADRpso)が割当て記憶される。
このようにしてパッドレジスト24cm10〜24cm
13にパッドデータPDDTpNo(PADRpso)
が順次割当て記憶された後、レジスト操作子12a〜1
2hのいずれかが操作されると、上記ステップ62〜6
6の循環処理を実行中のCPU24bはステップ66に
て「YES」すなわちレジストスイッチに関するオンイ
ベント有りと判定して、プログラムをステップ80へ進
める。ステップ80においてはレジスト番号データRN
Oが操作されたレジスト操作子12a〜12hを表す値
(0〜7)に設定され、ステップ81においては、第5
図に示すように、前記パッドアドレスPADHPNOに
対応したパッドデータPDDTpNo(PADRpNo
)としてエンドマークが設定記憶される。かかるステッ
プ81の処理後、ステップ82にてレジスト番号データ
RNOにより指定されるレジストメモリ23b−RNO
内に記憶されるレジストデータRGDTRNOが前記プ
ログラムされたパッドデータPDDTPNOに更新され
る。その結果、これらのステップ81.82の処理によ
り、パッド操作子11a〜lidの操作により指定され
る一組のパッドデータPDDTPNOのプログラムが完
了されるとともに、レジスト操作子12a〜12hによ
り指定されるレジストメモリ23b−RN(Nこ該プロ
グラムの完了されたパッドデータPDDTPNOが保存
されることになる。前記ステップ82の処理後、ステッ
プ83にて前記パッドデータPDDTpsoを記憶する
パッドレジスタ24cm10〜24cm13の記憶番地
を指定するためのパッドアドレスPADHPNOが「0
」に初期設定され、プログラムがステップ62へ戻され
る。
そして、上述の処理による種々のパッドデータPDDT
、 〜PDDT、のプログラム及び該データPDDT。
〜PDDT3のレジストメモリ23b−0〜23b−7
に対する保存後、プレイ操作子13が操作されると、上
記ステップ62〜66からなる循環処理を実行中のCP
U24bはステップ62にて「YES」と判定して、プ
ログラムをステップ84゜85へ進める。ステップ84
においては、トーンデータTNTDo〜TNTD3及び
回数データCTDT、 5−CTDT3が、各パッドレ
ジスタ24cm10〜24c−13の「0」番地に記憶
されているパッドデータPDDTo(0)〜PDDTs
(0)に対応した楽器名データ及び発音回数データに初
期設定される。ステップ85においては、パッドアドレ
スPADR,〜PADR,及びカウントデータCTVL
、〜CTVL、がそれぞれ「0」に初期設定される。こ
れらの初期設定により、当該電子楽器のプレイモードに
おけるパッド操作子11a〜lidの操作に応じた打楽
器音の発音準備がなされた後、CPU24bはステップ
86の処理により、プログラムを上記ステップ33(第
7図)のプレイルーチンへ進める。これにより、当該電
子楽器においては、上述の処理によってパッドレジスタ
24cm10〜24cm13に時系列的に割当てプログ
ラムされ、かつレジストメモリ23b−0〜23b−7
に保存記憶された楽器名データ及び発音回数データを利
用して、パッド操作子11a〜lidの操作に応じた多
種の打楽器音の発音が可能となる。
b、第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。
第10図はこの第2実施例に係る電子楽器に内蔵される
電子回路をブロック図により示しており、同電子楽器に
おいては、上記第1実施例の電子楽器に対して、それぞ
れバス25に接続された自動リズム音信号発生回路10
1、テンポクロック信号発生回路102及びタイマ回路
103が付加されている。自動リズム音信号発生回路1
01はマイクロコンピュータ回路24により制御されて
、ワルツ、マーチ等のリズム種類に対応した打楽音信号
を形成してアンプ26に供給するようになっている。か
かる場合、操作パネル10には別途リズム種類を選択す
るリズム選択操作子及びリズムテンポを設定するテンポ
設定操作子が設けられるとともに、プログラムメモリ2
4aには該リズム種類に対応した打楽器音の発生を制御
するためのプログラム及び同打楽器音の発生パターンを
決定するパターンデータが記憶されていて、CPU24
bは、テンポクロック信号発生回路102から所定タイ
ミング毎に供給されるテンポクロック信号に応じた速度
で、前記選択リズム種類に対応したリズムパターンデー
タを読出して、自動リズム音信号発生回路101に供給
することにより、同回路101における打楽器音信号の
発生を制御する。テンポクロック信号発生回路102に
はテンポ設定用のボリューム102aが設けられており
、同ボリューム102aは前記テンポ設定操作子により
可変設定されて、テンポクロック信号発生回路102か
ら出力されるテンポクロック信号の周期を制御する。か
かる自動リズム音の発生制御技術はよく知られたもので
あるので、これ以上詳述しないが、該第2実施例におい
ては、パッド操作子11a〜lldによる打楽器音信号
の発生と併用又は切換えて用いられる。
タイマ回路103は所定のタイミング毎にタイマインタ
ラブド信号を発生するもので、前記タイミンクは操作パ
ネル10に設けた操作子により可変設定されるようにし
たボリューム103aによって決定されるようになって
いる。また、該第2実施例においては、プログラムメモ
リ24aは上記第1実施例のプレイルーチン(第8図)
を第11図のように変更したメインプログラムを記憶す
るとともに、前記タイマインタラブド信号のCPU24
bへの到来毎に割込み実行される第12図のタイマイン
タラブドプログラムを記憶している。
なお、第9図のプログラムルーチンに関しては上記第1
実施例の場合と同じである。
以下、この第2実施例の動作を説明するが、プログラム
ルーチンの処理については上記第1実施例の場合と同じ
であるので、かかる処理の説明を省略するとともに、プ
レイルーチンの処理の説明においても、上記第1実施例
と異なる部分についてのみ説明する。
この第2実施例のプレイルーチンにおいては、第11図
に示すように、ステップ44.45間にステップ111
の処理が挿入されているとともに、ステップ47.48
間にステップ112の処理が挿入されている。ステップ
111においては経過時間データTが「0」に初期設定
されるとともに、時間計測フラグTMFがパ1′”に設
定され、またステップ112においては経過時間データ
Tが「0」に初期設定されるとともに、時間計測フラグ
TMFが0°′に設定される。なお、経過時間データT
はパッド操作子11a〜lidの操作後の経過時間を表
し、かつ時間計測フラグTMFは“1′°により前記経
過時間の計測許容状態を表すとともに、′。
0″により同時間の計測禁止状態を表すものである。
前記プレイルーチンの処理中、タイマ回路103からボ
リューム103aにより発生間隔の制御されたタイマイ
ンタラブド信号が発生されると、CPU24bは該発生
毎にタイマインタラブドプログラムの実行を第12図の
ステップ120にて開始する。このタイマインタラブド
プログラムにおいては、まず、ステップ121にて時間
計測フラグTMFがIT I ITであるか否かが判定
され、同フラグTMFが”′O″であれば、同ステップ
121における「NO」との判定の基に、ステップ13
0にて該タイマインタラブドプログラムが終了されて、
プレイルーチンの処理が再び続行される。これにより、
上記ステップ112にて時間計測フラグTMFが′0′
°に設定されている場合、すなわちカウントデータCT
VLpsoと回数データCTDTPNOが等しくなって
(ステップ47)、新たなト・−ンデータTNDTPN
O及び回数データCTDTPNOが設定された(ステッ
プ48.49)直後には、タイマインタラブドプログラ
ムにおける実質的な処理がなされず、プレイルーチン(
第11図)の処理により上記第1実施例と場合と同様に
して、パッド操作子11a〜lidの操作通りに打楽器
音の発生が制御される(例えば、第13図のバスドラか
らバイバットへの移行)。
一方、前記新たなトーンデータTNDTPNO及び回数
データCTDTPNOの設定後にパッド操作子11a〜
lidが操作されて(ステップ42)、ステップ111
の処理により時間計測フラグTMFが′″1°゛に設定
されていれば、前記ステップ121におけるrYES、
との判定の基に、ステップ122にて経過時間データT
に”1′°が加算された後、ス0テップ123にて該経
過時間データTが予め決められた所定値T1以上である
か否かが判定される。
かかる場合、前述のパッド操作子11a〜lidの操作
からそれ程長い時間が経過していなければ、前記ステッ
プ】23にてrNo、ずなわちT≧T1でないと判定さ
れ、前述の場合と同様に、ステップ130にて該タイマ
インタラブドプログラムの実行が終了されて、プレイル
ーチン(第11図)の処理が実行されるようになるので
、パッド操作子11a〜Lidの操作通りに打楽器音の
発生がされる。
また、第13図のように、−打楽器音が速いタイミング
で連続して複数回操作されるべきであるにもかかわらず
、演奏者が同操作されるべき回数より少ない回数のみし
かパッド操作子11a〜11dを操作しなかった場合に
は、タイマインタラブドプログラムの実行毎にステップ
122にて経過時間データTが「1」ずつ加算されて同
データTが所定T1より大きくなる。これにより、前記
ステップ123にて「YES」と判定されて、プログラ
ムはステップ124以降へ進められる。ステップ124
〜129の処理は上記ステップ112.48〜52の処
理と同じであり、これらのステップ124〜129の処
理により、時間計測フラグTMFが”0″に設定される
とともに、パッドレジスタ24cm10〜24cm13
内であって現パッドアドレスPADRPNOの次のパッ
ドアドレスPADHPNO+ 1に記憶されているパッ
ドデータPDDTPNO(PADRPNO)が読出され
て、トーンデータTNDTPNO及びカウントデータC
TDTpsoが新たに設定される。その結果、次にパッ
ド操作子11a〜11dが操作されたときには、操作回
数不足であった前回の打楽器音(例えば、第13図のバ
イバット)が飛び越されて、次の打楽器(例えば、第1
3図のバスドラ)が発音されるようになり、演奏者が速
いタイミングで所定数だけパッド操作子11a〜11d
を操作できなかった場合でも、楽曲の進行に従って発生
される打楽器音の種類がおかしくなることがなくなる。
また、このように、新たにトーンデータTNDTPN0
及びカウントデータCTDTPNOを設定し直した場合
にも、上記ステップ112の処理と同様なステップ12
4の処理によツて時間計測フラグTMFを°′0′°に
設定するようにしたので、次の打楽器(例えば、第13
図のバスドラ)の発音まで多くの時間があっても、ステ
ップ121にてrNOJと判定されるために問題ない。
なお、かかる第2実施例においては、プログラムモード
時に、パッドレジスタ24cm10〜24cm13及び
レジスタメモリ23b−0〜23b−7内にパッドデー
タPDDTを記憶させる場合には、打楽器音の種類のみ
ならず、速いタイミングで連続して発音させるか否かを
考慮して、−打楽器でも2グループに分けて記憶させて
おくとよい。
すなわち、−打楽器音が連続する場合でも、速いタイミ
ングで連続して発音させる必要のあるものと、該連続と
は間をおくものとを別グループにするとよい、これによ
り、この第2実施例では、速いタイミングを必要とする
パッド繰作子11a〜11dの操作不足を補えるように
なる。
また、上記第2実施例では、ボリューム103aの可変
設定によりタイマ回路103から発生されるタイマイン
タラブド信号の周期を変更して、パッド操作子11a〜
lidが操作されてから次に同操作子11a〜lidが
適切に操作されたか否かを判断する操作間隔の基準時間
を変更制御できるようにしたが、該タイマインタラブド
信号の周期を固定して、第12図のステップ123で利
用した所定値T1を可変設定できるようにしてもよい。
また、タイマ回路103からのタイマインタラブド信号
に代えて、テンポクロック信号発生回路102から出力
されるテンポクロック信号毎に第12図のタイマインク
ラブドプログラムが実行されるようにしてもよい。これ
により、自動リズム演奏のテンポに対応して前記操作間
隔の基準時間が変更制御されて、楽曲の進行速度に応じ
た前記判断がなされるようになる。
C1なお、上記のように構成した第1及び第2実施例は
次のように変形しても実施できるものである。    
            −(1)上記各実施例におい
ては、ステップ31.32(第7図)の処理により、ト
ーンデータTNTD。
〜TNTD、及び回数データCTDTo〜CTDT、を
全て同一の楽器名データ及び発音回数データに初期設定
するようにしたが、これらのトーンデータTNTD。
〜TNTD、及び回数データCTDT、−CTDT、を
それぞれ異なる楽器名データ及び発音回数データに初期
設定するようにしてもよい、かかる場合、例えば、ステ
ップ31にてパッドデータPDDTo〜PDDT、をレ
ジストデータRGDTo〜RGDToにそれぞれ初期設
定するとともに、ステップ32にて前記トーンデータT
NTDo〜TNTD3及び回数データCTDTo〜CT
DT、をパッドデータPDDTo(0)〜PDDT3(
0)を構成する楽器名データ及び発音回数データにそれ
ぞれ設定するようにすればよい。
(2)上記各実施例においては、当該電子楽器に磁気テ
ープ、磁気ディスク等の外部記憶装置を設けなかったが
、前記外部記憶装置を設けてレジストメモリ23b−0
〜23b−7とのデータの授受を可能とするようにして
もよい。これにより、プログラムしたパッドデータPD
DT、〜PDDT3の保存性がより良好になる。また、
前記レジストメモリ23b−0〜23b−7を着脱可能
なもので構成して、当該電子楽器に選択的に着脱できる
ようにしてもよい。
(3)上記各実施例における楽器名データ及び発音回数
データの割当てプログラム時においては、レジスト操作
子12a〜12hの操作に応じたステップ66.80〜
82(第9図)の処理により、パッドデータPDDTO
〜PDDT、のプログラム完了処理及び該データPDD
T、〜PDDT3のレジストメモリ23b−0〜23b
−7に対する保存処理を同時にするようにしたが、かか
る処理を分けてするようにしてもよい。かかる場合、操
作パネル10上にプログラム終了操作子(データエンタ
操作子)を別途設け、該操作子の操作時にはパッドデー
タPDDTPNO(PADRPNO)としてエンドマー
クを設定記憶することによりパッドデータPDDT、−
PDDT、のプログラム完了処理(第9図のステップ8
1に対応)を実行するとともに、上記各実施例のステッ
プ83の処理のみを実行し、かつ上記各実施例と同様の
レジスト操作子12a〜12hの操作時には上記各実施
例と同様な皮テッ180.82の処理のみをすればよい
(4)上記各実施例においては、パッドレジスタ群24
cm10〜24cm13及びレジストメモリ群23bに
発音すべき打楽器音を表す楽器名データと同打楽器音の
連続発音回数を表す発音回数データを対にして記憶させ
るようにしたが、データ数の増加を許容するならば、前
記発音回数に等しい数分連続して楽器名データを記憶さ
せるようにしてもよい。
(5)上記各実施例においては、全てのパッド操作子1
1a〜11dに関して楽器名データ及び発音回数データ
の割当てプログラムを可能としたが、特定のパッド操作
子のみに関して前記割当てプロダラムを可能としてもよ
い。
(6)上記各実施例においては、当該電子楽器からは打
楽器音のみが発音されるようにしたが、打楽器音に換え
て又は打楽器音と共に管楽器、弦楽器等の楽器音又は犬
、猫等の動物の声を発音させるようにしてもよい。
(7)上記第2実施例においては、パッド操作子11a
〜lidの操作からの経過時間に応じて次のパッドデー
タPDDTPNOの読出しを制御して、同データPDD
TPNOの飛び廟し制御をするようにしたが、操作パネ
ル10に飛び越し用の操作子を設けておき、同操作子の
操作に応答して前記パッドデータPDDTPNOの飛び
越し制御を可能とするようにしてもよい、すなわち、プ
レイルーチン(第8図)において、前記飛び越し用の操
作子の操作を検出するとともに、該検出に応答してステ
ップ48〜52の処理が実行されるようにすればよい。
これによれば、演奏者がパッド操作子11a〜lidの
操作不足に気付いた場合に、自ら前記操作不足を回復で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る電子楽器の操作パネ
ルの概略図、第2゛図は一同電子楽器に内蔵される電子
回路のブロック図、第3図は第2図のトーンデータテー
ブルに記憶されるデータのフォーマット図、第4図は第
2図のレジストメモリに記憶されるデータのフォーマア
ト図、第5図及び第6図は第2図のワーキングメモリに
記憶されるデータ、のフォーマット図、第7図乃至第9
図は第2図のマイクロコンピュータ回路により実行され
るプログラムのフローチャート、第10図は本発明の第
2実施例に係る電子楽器に内蔵される電子回路のブロッ
ク図、第11図及び第12図は第10図のマイクロコン
ピュータ回路により実9行されるプログラムのフローチ
ャート、第13図は第10図の電子楽器の作動説明図で
ある。 符  号  の  説  明 − 10・・・操作パネル、11 a ミ’、11 d・・
・パッド操作子、12a〜12h・・・レジスト操作子
、13・・、・プレイ操作子、14・・・プログラム操
作子、15・・・楽器選択操作子、16・・・発音回数
操作子、21・・・スイッチ回路、22・・・楽音信号
発生回路、23・・・データ記憶回路、23a・・・ト
ーンデータテーブル、23b・・・レジストメモリ群、
24・・・マイクロコンピュータ回路、24a・・・プ
ログラムメモリ、24b・・・CPU、24c・・・ス
ーキングメモリ、24cm10〜2−4cm13・・・
パッドレジスタ群、24 c −20〜24cm’23
・・・その他のレジスタ群、102・・・テンポクロッ
ク信号発生器、103・・・タイマ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の操作子と、 前記複数の操作子にそれぞれ対応した複数の操作子対応
    メモリと、 プログラムモードとプレイモードとを選択的に切換える
    モード切換え手段と、 前記モード切換え手段によりプログラムモードが選択さ
    れているとき前記複数の各操作子に該操作子の数よりも
    多くの種類の音のうち任意のものを時系列的に順次割当
    て該割当てた音を表す音情報を前記各操作子対応メモリ
    に順次記憶させる割当てプログラム手段と、前記モード
    切換え手段によりプレイモードが選択されているとき前
    記各操作子の操作毎に該操作された操作子に対応した操
    作子対応メモリに記憶されている音情報を順次読出し出
    力する読出し出力手段と、 前記読出し出力手段により読出された音情報に基づき該
    音情報により表された音信号を発生する音信号発生手段
    と を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. (2)上記割当てプログラム手段は上記音情報により表
    された音信号が連続して発生される回数を表す回数情報
    を該音情報とともに上記操作子対応メモリに記憶させる
    ものであり、かつ 上記読出し出力手段は上記操作子の操作毎に前記回数情
    報により表された回数分だけ前記回数情報に係る音情報
    を連続して出力するものであることを特徴とする上記請
    求項1に記載の電子楽器。
  3. (3)上記請求項1の電子楽器に、 上記複数の操作子対応メモリとは独立して上記音情報を
    時系列的に記憶する複数のレジストメモリと、 前記複数のレジストメモリのいずれかと前記複数の操作
    子対応メモリのいずれかとの間の記憶内容の転送を制御
    する転送制御手段と を付加したことを特徴とする電子楽器。
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