JPH0131359Y2 - - Google Patents

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JPH0131359Y2
JPH0131359Y2 JP1984137591U JP13759184U JPH0131359Y2 JP H0131359 Y2 JPH0131359 Y2 JP H0131359Y2 JP 1984137591 U JP1984137591 U JP 1984137591U JP 13759184 U JP13759184 U JP 13759184U JP H0131359 Y2 JPH0131359 Y2 JP H0131359Y2
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support plate
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は汚水を効率良く活性汚泥処理するため
に用いられる旋回流式深槽曝気槽に関するもので
ある。
(従来の技術) 槽体の底部に多数の散気装置を配置して汚水中
に空気を吹込みつつ活性汚泥処理を行わせる曝気
槽は下水処理場等において広く採用されていると
ころであり、このような従来の曝気槽においては
第7図に示されるように空気管50の上面に支持
板51を溶接して固定し、該支持板51上にコー
ナーパツキン52を介して多孔性の散気板53を
載置したうえで固定具54をボルト55により支
持板51に締付けることにより散気板53を支持
板51に固定するようにした散気装置が用いられ
ていた。(例えば、実開昭58−86299号公報) (考案が解決しようとする問題点) ところが近年、制限された用地を有効に利用す
るために槽体の水深を次第に深くする傾向にあ
り、水深が5mを越える槽体の底部に散気装置を
設けた場合にはそのヘツドに耐える大きい吐出圧
が必要となるうえ空気中の窒素ガスが汚水中に多
量に溶解して後工程でフロツクが浮上する欠点を
生ずるに至つた。そこで散気装置を垂直なバツフ
ル板により区画された槽体の中層部に設けた旋回
流式深槽曝気槽が開発されたが、この場合には曝
気に伴つて生ずる旋回流が散気装置の間隙を通過
する形式となるため、第7図に示されるように散
気板53の両側に大きく突出した支持板51が旋
回流の通水抵抗を増大させ、槽内の汚水の循環を
阻害して酸素溶解効率及び汚泥の混合撹拌性能が
低下する欠点があつた。従つて酸素溶解効率及び
汚泥の混合撹拌性能の高い旋回流式深槽曝気槽が
求められていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来の問題点を解消するた
めに完成されたものであり、散気板固定用のボル
トを上部に備え支持板の両端部との係合部を下部
に備えた固定具をもつて支持板上に散気板を固定
してなる散気装置を、垂直なバツフル板により区
画された槽体の散気側の中層部に多数個分散配置
したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により詳細に説明す
ると、1は水深H及び槽幅Wがそれぞれ10mの深
槽の槽体であり、2は槽体1を散気側と非散気側
とに区分するために槽体1の内部に設けられた垂
直なバツフル板である。バツフル板2はその上方
に2〜3mの上部開口を有し、また、その下方に
も2〜3mの下部開口を有するものであり、第1
図においてはバツフル板2は槽体1の略中央に設
けられているが、散気側が槽体1の全面積の1/2
〜3/4を占めるよう偏位させた位置に設けてもよ
い。このバツフル板2により区画された槽体1の
散気側の水深が4〜5mの中層部には、多数の散
気装置3が略均一に分散配置されている。散気装
置3は第2図及び第3図に示されるように、通気
孔4が透設された空気管5の上面に透孔6付きの
支持板7を溶接し、該支持板7上にパツキン8を
介して多孔性のセラミツク材からなる散気板9を
載置して散気板9の下方に空気室10を形成した
うえで、上部の水平部分に散気板固定用のボルト
11を備え下部に支持板7の両端部との係止部1
2を備えた逆L字状の複数の固定具13をもつて
支持板7上に散気板9を固定してなるものであ
る。この散気装置3は固定具13の上部にナツト
14を溶接してこのナツト14にボルト11を螺
挿したものであるが、第4図に示すように固定具
13の上部をバーリング加工してもよく、あるい
は固定具13の厚みが十分であれば直接タツプを
切つたものとしてもよい。また、第2図の散気装
置3は固定具13の下部の係合部12を支持板7
の両端部の下方へ折曲げられた部分に引掛けるよ
うにしたが、第4図のように支持板7の両端部を
平面状としたままで引掛けるようにしてもよい。
いずれの場合にも係合部12は水平面に対して0
〜90゜の仰角を持たせるものとし、第2図の場合
には係合部12の先端を真上に折曲げてもよいこ
とは勿論である。固定具13の上部はボルト11
の反力を受けたときに水平となるように、自然状
態では水平面に対して20゜程度内側を下向きに変
形させておくことが好ましい。
(作用) このように構成されたものは、垂直なバツフル
板2により区画された槽体1の散気側の中層部に
多数個分散配置された散気装置3から空気を槽内
の汚水中に吹込めば、吹込まれた空気は細かい気
泡となつて散気側を上昇し、これに伴つて生ずる
上昇流により散気側を上昇し、非散気側を下降す
る旋回流を槽体1内に生成しつつ活性汚泥処理が
行われるものであるが、本考案の散気装置3は散
気板固定用のボルト11を上部に備え支持板7の
両端部との係合部12を下部に備えた固定具13
をもつて散気板9を支持板7上に固定したもので
あるから、第7図に示されるように固定具54を
ボルト55により支持板51に固定する形式のも
のに比較して旋回流の通水抵抗を著しく減少させ
ることができる。即ち、本考案の散気装置3は散
気面積/支持板の面積として定義される有効散気
面積比が従来のものに比較して大きく、例えば第
7図のものが約64%であるに対して第2図のもの
は約80%、第4図のものは約95%と第7図のもの
に対して25〜50%も増大させることができる。換
言すれば、散気面積を同一としたときには通水抵
抗増大の原因となる支持板7の面積を従来よりも
25〜50%も減少させることができることとなり、
槽内の汚水の循環が活発に行われるために第5図
に示されるように酸素溶解効率ηを約10%、ま
た、第6図に示されるように槽内の汚水の混合状
態の指標とされる底面流速を4〜7cm/secそれ
ぞれ増加させることができた。ここで酸素溶解効
率ηは散気装置3から吹込まれた理論酸素量に対
する水中に溶解した酸素量の比を意味し、また、
これらのグラフの横軸として示される空気吹込率
Gs/Vは槽体1の容積Vに対する吹込空気量Gs
である。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、散
気装置の有効散気面積比が大であるのでその通水
抵抗を従来のものよりも大幅に低下させることが
でき、バツフル板により区画された槽体の内部に
円滑に水循環を生じさせて酸素溶解効率及び汚泥
の混合撹拌性能を向上させることができるもので
あるから、下水処理場全体の消費電力量の40〜50
%を占める散気用ブロアの消費電力量を10%以上
削減することもでき、しかも後工程におけるフロ
ツクの浮上等の問題を生ずることもない。よつ
て、本考案は従来の問題点を一掃したものとして
その実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は散気装置部分の縦断面図、第3図はその平面
図、第4図は散気装置の変形例を示す縦断面図、
第5図は空気吹込率と酸素溶解効率との関係を示
すグラフ、第6図は空気吹込率と底面流速との関
係を示すグラフ、第7図は従来の曝気槽に用いら
れている散気装置を示す縦断面図である。 1:槽体、2:バツフル板、3:散気装置、
7:支持板、9:散気板、11:ボルト、12:
係合部、13:固定具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 散気板固定用のボルト11を上部に備え支持板
    7の両端部との係合部12を下部に備えた固定具
    13をもつて支持板7上に散気板9を固定してな
    る散気装置3を、垂直なバツフル板2により区画
    された槽体1の散気側の中層部に多数個分散配置
    したことを特徴とする旋回流式深槽曝気槽。
JP1984137591U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0131359Y2 (ja)

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JPS6151998U JPS6151998U (ja) 1986-04-08
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JP4132771B2 (ja) * 2001-10-12 2008-08-13 株式会社神鋼環境ソリューション 生物反応槽およびその攪拌方法
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