JPH01313123A - 鍛造用金型 - Google Patents

鍛造用金型

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JPH01313123A
JPH01313123A JP14543188A JP14543188A JPH01313123A JP H01313123 A JPH01313123 A JP H01313123A JP 14543188 A JP14543188 A JP 14543188A JP 14543188 A JP14543188 A JP 14543188A JP H01313123 A JPH01313123 A JP H01313123A
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JP
Japan
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upper die
die
center position
center
reaction force
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Pending
Application number
JP14543188A
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English (en)
Inventor
Masataka Hirowatari
廣渡 正孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鍛造用金型に関し、特に上型及び下型のフラッ
シュランド部の幅を部分的に拡大して、鍛造品から上型
に作用する反力が上型の加圧中心の両側で等しくなるよ
うにしたものに関する。
〔従来技術〕
従来、鍛造品を鍛造成形する場合、鍛造プレス装置によ
り型鍛造するものが一般的である。この場合には、下型
を固定すると共にクランク機構などで上型を下型に強力
に押圧することにより鍛造品を成形する。
前記鍛造成形にて得られる鍛造品に鍛造素材の不足が生
じないように、鍛造成形キャビティの内容積よりも多量
の鍛造素材を用いて成形する関係上、通常鍛造成形状態
において鍛造品の外周縁部にはパリが一体的に形成され
るが、このパリは上型と下型とに成形キャビティの外周
縁部に沿うように形成されたフラッシュランド部により
所定幅の薄肉状に形成される。そして、フラッシュラン
ド部は通常成形キャビティの外周縁部に沿って所定幅に
形成されている。
例えば実開昭59−157747号公報には、成形キャ
ビティの外周縁部に沿う略所定幅のフラッシュランド部
を備えた上型と下型の夫々に、その長手方向の両端部に
最小パリ厚のフラッシュランド部と略凹−高さを有する
キソシング面(当接部)を設け、上型を下型に押圧した
ときに、上型の一対のキッシング面を下型のキソシング
面の夫々に当接させることにより、上型を晟終的に下型
に対して強制的に平行状態となるように補正するように
した鍛造用金型が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、鍛造プレス装置において上型を駆動する駆動
部材に対して、上型の中心が駆動軸の略中心位置に一致
するように取り付けるのが一般的であり、また成形キャ
ビティも上型及び下型の略中央位置に形成するようにし
ている。従って、鍛造品が例えばギヤなどのような対称
部品であるときには、その成形キャビティの投影面積の
中心位置と駆動部材の中心位置とが略一致するので、上
型を下型に押圧するときに鍛造品から上型に作用する反
力の分布は略均−になる。その結果、上型及び下型の各
フラッシュランド部で形成されるパリの厚さが略均等と
なり、規定寸法の鍛造品を形成することができる。
しかし、成形キャビティの投影面積の中心位置と駆動部
材の中心位置つまり上型の中心位置とが一致しない異形
鍛造品を鍛造成形するときには、駆動部材の中心位置に
対してその左右両側或いはその前後両側で上型に作用す
る反力が不均一となる。その結果、上型は下型に対して
平行とならず、反力の大きい方のパリ厚が反力の小さい
方のパリ厚よりも厚くなり且つ鍛造品の外形寸法にも誤
差が生じることまた上型の駆動部材に不均一な反力が作
用するので駆動部材の外周の摺動部が偏摩耗することな
どの問題がある。
前記実開昭59−157747号公報に記載の鍛造用金
型においては、上型の一対のキソシング面が下型のキッ
シング面の夫々に当接する以前において、上型は先づ鍛
造素材を押圧する。従って、このとき成形キャビティの
投影面の中心位置と駆動部材の中心位置とが一致してい
ないときには、駆動部材の中心位置に対してその左右両
側或いはその前後両側で上型に作用する反力が不均一と
なり、上型は下型に対して平行とならないので、駆動部
材の中心に対する左右両側或いは前後両側でパリ厚が一
定とならず、鍛造品の外形寸法に誤差が生じることなど
前記の問題は十分に解決されない。但し、駆動部材の中
心に対して反力が小さくなる側では、上下一対のキッシ
ング面により最小ハリ厚が確保されること、不均一反力
による上型の微小な傾きが緩和されることは有り得る。
本発明の目的は、異形鍛造品の寸法精度を向上させ且つ
装置の耐久性を向上し得るような鍛造用金型を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る鍛造用金型は、異形鍛造品を鍛造成形する
下型とこの下型に対して昇降駆動される上型とを備え、
異形鍛造品を成形する成形キャビティの外周縁部に沿う
フラッシュランド部を有する鍛造用金型において、上型
を下型に押圧駆動して鍛造素材を鍛造成形するときに上
型に鍛造品から作用する反力が上型の加圧中心の両側で
略等しくなるように、上型の加圧中心に対して反力の小
さい側の上型及び下型のフラッシュランド部の幅を部分
的に拡大したものである。
〔作用〕
本発明に係る鍛造用金型においては、上型を下型に押圧
駆動して鍛造するときに、上型は鍛造品から押圧駆動に
対する反力を受ける。即ち、この反力は、成形キャビテ
ィの投影面及びフラッシュランド部の投影面を合成した
合成投影面に対して作用する。ここで、上型を押圧駆動
する駆動部材に対して通常上型の前後左右方向の中心が
駆動部材の略中心位置に位置するように取り付けられて
おり、また異形鍛造品を形成する形成キャビティも上型
の略中央位置に形成されている。しかし、この合成投影
面の中心位置と駆動部材の中心位置とが一致しないとき
には、駆動部材の中心位置つまり加圧中心位置の両側に
おいて反力が等しくならない。
そこで、前記加圧中心位置に対して反力の小さい側の上
型及び下型のフランシュランド部の幅を部分的に拡大す
ることにより、前記合成投影面の中心位置を移動させて
加圧中心位置に略一致させることができる。この状態で
異形鍛造品を鍛造成形するときには、上型の加圧中心位
置の両側において反力が略等しくなり、上型は下型に対
して平行に状態を保持して押圧駆動される。
〔発明の効果〕
本発明に係る鍛造用金型によれば、以上説明したように
、上型を下型に対し押圧駆動して異形鍛造品を鍛造成形
するときに、上型の加圧中心位置に対して反力の小さい
側の上型及び下型のフラッシュランド部の幅を部分的に
拡大して、合成投影面の中心位置と加圧中心位置とを略
一致させるようにしたので、上型の加圧中心位置の両側
において反力が略等しくなり、上型は下型に対して平行
に押圧駆動されることになり、鍛造品の全周に亙ってパ
リ全体のパリ厚が略等しくなり且つ異形鍛造品の寸法精
度を向上させることができる。
また、上型を駆動す、る駆動部材には、偏荷重から作用
しないので偏摩耗することがなく、装置の耐久性が低下
するのを防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は、異形鍛造品としてFF型自動車のりャーハ
プスピンドルを鍛造成形するための鍛造用金型に本発明
を適用したものである。
リヤーハブスピンドル1は第1図・第2図に示すように
、その略中央部にスピンドル部1aを有する複雑な形状
つまりスピンドル部1aの軸心に対して対称でない異形
のものである。
このリヤーハブスピンドル1を鍛造成形するためのフォ
ージングプレス装置(図示路)には、上下に駆動される
アッパダイホルダなどの駆動部材3U(第5図参照)の
下端部に取付けた上型2とその上型2の下方でロアダイ
ホルダ3L上に固着された下型5とを備えており、この
上型2には第3図に示すように、リヤーハブスピンドル
1を成形するための成形キャビティ2aがその左右方向
及び前後方向の略中央部に形成されている。即ち、前記
スピンドル部1aの中心位置と上型2の略中心位置とが
一致している。そして、この上型2を上下方向に駆動さ
せるための駆動部材3Uに対して、その中心位置に上型
2の中心位置が一致するように上型2が取付けられてい
る。更に、上型2には成形キャビティ2aの外周縁部の
外側に沿って所定の幅を有するフラッシュランド部2b
が設けられている。尚、符号4はノックアウトビンであ
る。
次に、第4図に示すように、上型2の成形キャビティ2
aの投影面にフラッシュランド部2bの投影面を加えた
投影面2A(以下、合成投影面という)の中心位置は図
中O2で示す位置である。
また、前記駆動部材3の中心位置つまり上型2の加圧中
心位置は図中0□で示す位置である。
この状態で上型2を下型5に押圧駆動してリヤーハブス
ピンドルlを鍛造成形するときには、上型2には前記合
成投影面2Aに対してリヤーハブスピンドル1から反力
を受ける。即ち、合成投影面2Aの中心位置01と加圧
中心位置02とが一致していないので、上型2にリヤー
ハブスピンドル1 (鍛造品)から作用する反力は、上
型2の加圧中心位置0□の両側において均等にならず差
を生じることになる。前後方向について加圧中心位置0
□と中心位置0.との間の距離は小さいので特に問題は
ないが、左右方向については加圧中心位置02と中心位
置01との間の距離が大きいので反力の不均衡は著しく
、加圧中心位置0□に対して合成投影面2Aの中心位置
OIを有している側つまり図において左方側の上型2に
作用する反力は着方側の上型2に作用する反力よりもか
なり大きくなる。
そこで、第3図・第4図に左下がりの斜線で示すように
、小さい反力が作用する右側の上型2のフラッシュラン
ド部2bを部分的に所定の幅で外側へ拡大して拡大フラ
ッシュランド部2cを設ける。その結果、拡大フラッシ
ュランド部2cの投影面を含む合成投影面の中心位置0
.は略右方に移動されて加圧中心位置02に略一致する
。尚、下型5のフラッシュランド部5a(第5図参照)
のうち上型2の拡大フラッシュランド部2cに対向する
部分にも同様に所定の幅の拡大フラソシュランド部5b
を設ける。
第5図に示すように、この状態で上型2を下型5に押圧
駆動してリヤーハブスピンドルlを鍛造成形するときに
は、上型2にリヤーハブスピンドル1 (鍛造品)から
作用する反力の分布は駆動部材3の加圧中心Ozに対す
る左右両側において略均等になり、上型2の加圧中心位
置Otの両側において反力が略等しくなる。その結果、
上型2は下型5に対して平行にリヤーハブスピンドル1
を押圧鍛造するようになるので、リヤーハブスピンドル
1の外周縁部から突出するバリ1bのパリ厚は全周に亙
って略均−になり、リヤーハブスピンドル1の外形寸法
が略設定値通りとなりその寸法精度を向上させることが
できる。
更に、駆動部材3には偏荷重が作用しないので、駆動部
材3の摺動部の偏摩耗を防ぎその耐久性を向上させるこ
とができる。
尚、加圧中心位置02と中心位置O1との間の前後方向
の距離が小さくないときには、前記同様の思想でフラッ
シュランド部2a・5aを拡大することにより加圧中心
位置02の前後両側の圧力を均等化させることが出来る
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はりャーハ
プスピンドルの正面図、第2図はりャーハブスピンドル
の平面図、第3図は上型の底面図、第4図は上型に有す
る加圧中心位置と投影面の中心位置との位置関係を説明
する説明図、第5図は上型と下型とでリヤーハブスピン
ドルを鍛造成形する状態の要部縦断正面図である。 1・・リヤーハブスピンドル、 2・・上型、2b・・
フラッシュランド部、  2C・・拡大フラッシュラン
ド部、 5・・下型、 5a・・フラッシュランド部、
  5b・・拡大フランシュランド部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異形鍛造品を鍛造成形する下型とこの下型に対し
    て昇降駆動される上型とを備え、異形鍛造品を成形する
    成形キャビティの外周縁部に沿うフラッシュランド部を
    有する鍛造用金型において、前記上型を下型に押圧駆動
    して鍛造素材を鍛造成形するときに前記上型に鍛造品か
    ら作用する反力が上型の加圧中心の両側で略等しくなる
    ように、上型の加圧中心に対して前記反力の小さい側の
    上型及び下型の前記フラッシュランド部の幅を部分的に
    拡大したことを特徴とする鍛造用金型。
JP14543188A 1988-06-13 1988-06-13 鍛造用金型 Pending JPH01313123A (ja)

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JP14543188A JPH01313123A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 鍛造用金型

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JP14543188A JPH01313123A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 鍛造用金型

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JP14543188A Pending JPH01313123A (ja) 1988-06-13 1988-06-13 鍛造用金型

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443433U (ja) * 1990-08-15 1992-04-13
US7895873B1 (en) * 2008-04-23 2011-03-01 Meadville Forging Co LP Method and system for simultaneously forging two parts

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289341A (ja) * 1986-06-10 1987-12-16 Kobe Steel Ltd 型鍛造用金型及びその製造法

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