JPH01312054A - 磁気ディスク用アルミニウム合金及びその製造方法 - Google Patents

磁気ディスク用アルミニウム合金及びその製造方法

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JPH01312054A
JPH01312054A JP14534388A JP14534388A JPH01312054A JP H01312054 A JPH01312054 A JP H01312054A JP 14534388 A JP14534388 A JP 14534388A JP 14534388 A JP14534388 A JP 14534388A JP H01312054 A JPH01312054 A JP H01312054A
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machinability
alloy
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Kozo Hoshino
晃三 星野
Nobuaki Yamazaki
山崎 伸朗
Masao Kageyama
影山 政夫
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、磁気ディスク用アルミニウム合金に係り、特
に耐熱性の優れた磁気ディスク用アルミニウム合金素材
及びその製造方法に関する。 (従来の技術及び解決しようとする課題)近年、磁気デ
ィスクに対する高記録密度化の要求は益々強くなる傾向
にあり、1ビット当りの記録領域は益々微小化されつつ
ある。この目的のために、コンピューターメーカーから
求められているアルミ基盤の表面の凹凸に対する減少の
要求は、厳しいものとなっている。 この要求に対応して、金属間化合物の微細化が考えられ
てきた。これは、例えば、特公昭62−32266号に
開示されている如く、超高純度にして金属間化合物を極
めて微細にする方法である。 この方法は、特公昭56−39699号に開示されてい
る技術を発端とするものである。素材の製造分野におけ
るこのような手段は、金属間化合物が研削及び切削後に
脱落して穴になるか若しくは残存して突起になることに
より磁気ディスクにおける記録エラーとなることを防止
することを目的としている。 一方、従来は、磁気ディスク用アルミ素材としてAA5
086合金が長期にわたり使用されてきた。このアルミ
ニウム合金は、強度、耐熱性、耐蝕性、切削性に優れる
ために使用されてきたものであるが、高密度化を優先す
るあまり、上記高純度化の中で耐熱性・切削性が軽視さ
れていた。 本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、高密度磁気デ
ィスク用として、特に切削性に優れ且つ耐熱性に優れる
アルミニウム合金を提供すること、並びにその製造方法
を提供することを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明者らが鋭意研究した
結果、単なる高純度化だけでは磁気ディスクにおける高
記録密度化の要求には対応しきれ一3= ないことが究明された。 すなわち、これら高純度アルミ材はディスク製造工程中
の熱処理による影響を受は易く、工程中でフラットネス
が変化し易いという問題が生じ易い。また、高純度なる
が故に切削性も劣り、ツールマーク等の問題も発生し易
かった。 これらのうち、まず、切削性に関しては、材料がねばい
程、また晶出物が小さい程切削しにくいことを究明し、
高密度化に対しては若干不利ではあるが、■Mnを添加
して強度を上げることと共に、■晶出物サイズを特定範
囲内にコントロールすることが必要であることを見い出
した。また、高純度なるが故に再結晶粒径が大きく、切
削仕上げ表面にて結晶粒段差が形成され易く、結晶粒径
コントロールも必要であることも究明した。すなわち、
切削性を高めるためには、組成及び製造工程をコントロ
ールして強度を高め、晶出物サイズを特定し、また再結
晶粒径を微細にするという全てのことが必要であること
を究明したのである。 また、耐熱性に関しても、高純度とすることにより問題
が発生し易いことも究明した。すなわち、高純度材はも
ともと結晶粒径が大きいが、冷間加工率が大きいと、た
とえ軟質材であってもその後の熱処理により巨大再結晶
が形成され易い。この巨大再結晶は、仕上げ加工前に形
成されると切削後の表面粗度が極端に悪くなり、また磁
性膜形成後の熱処理で形成された場合、磁性特性が極端
に低下する。更に、熱間圧延条件等が不適当で圧延材の
表裏で組織差がある場合、この熱処理で基盤が歪み易く
、やはり磁性特性が低下する。したがって、表裏での組
織差をなくし、且つ巨大再結晶粒が形成されないように
製造工程をコントロールする必要がある。 以上の知見に基づき、更に詳細に実験研究を重ねて、こ
こに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、Mg:3〜6%を含み、更にMn
:0.15−0.30%及びCr:0.02〜0゜05
%未満を含み、残部がAl及び不純物からなり、該不純
物のうちFe:0.005%以下、Si:0.005%
以下、Cu:0.005%以下、Zn:O。 01%以下、Ti:0.005%以下、Na:O,0O
O6%以下、その他の不純物が合計で0.005%以下
であることを特徴とする耐熱性及び切削性価れた磁気デ
ィスク用アルミニウム合金を要旨とするものである。 また、その製造法に係る本発明は、上記化学成分を有す
るアルミニウム合金につき、450〜b延終了温度を2
80℃以上とする熱間圧延を行い、更に25%以上60
%以下の圧延率で冷間圧延を行い、所定板厚とし、或い
は更に必要に応じて、更に中間焼鈍を施し、次いで25
%以上の圧延率で冷間圧延を行うことを特徴とする耐熱
性及び切削性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金
の製造方法を要旨とするものである。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 まず、本発明における化学成分の限定理由を説明する。 Mg: Mgは強度付与に不可欠の元素であり、このためには3
%以上の添加が必須である。しかし、6%を超えて含有
されるとMgO等の酸化物が形成され易く、線状欠陥が
発生し易い。したがって、Mg量は3〜6%の範囲とす
る。 Mn: Mnは切削性の向上及び耐熱性の向上に必須の元素であ
り、この目的のためには0.15%以上の添加が必要で
ある。しかし、0.30%を超えて含まれると晶出物が
粗大化し易くなる。したがって、Mn量は0.15〜0
.30%の範囲とする。 Cr: Crは再結晶粒の微細化のために必要な元素であり、少
なくとも0.02%の添加が必要である。 しかし、0.05%以上含有されると晶出物が粗大化し
易くなる。したがって、Cr量は0.02%以上、0.
05%未満の範囲とする。 以上の各元素を必須成分とするが、本発明においては、
以下の如く不純物を規制する必要がある。 すなわち、Fe、Si、Cu、Ti及びその他の不純物
は、晶出物粗大化の原因となり易く、それぞれ0.00
5%以下とする。 また、Znについては、やはり晶出物粗大化の原因とな
るが、その影響が小さく、0.01%以下であれば許容
される。 Naは、熱間圧延時に粒界割れの原因となり易く、した
がって、0.0006%以下とする。従来のAA508
6合金程度の純度では、0.0008%程度のNaが含
有されても熱間割れの原因とはならなかったが、本発明
の程度の純度では熱間圧延中の結晶粒粗大化現象が生じ
易く、したがって、Na量が大きく影響し、特に熱間圧
延開始直後の割れが顕著となるので、上記のようにNa
量を規制する。 次に、本発明の製造工程について説明する。 前述の如く本発明による方法においては、特に均質化処
理、熱間圧延、冷間圧延、更には場合により中間焼鈍後
の冷間圧延の各条件が規制されるものである。 まず、上記化学成分を有するアルミニウム合金は、常法
により溶解するが、この溶湯を厚み20O〜600ミリ
程度の鋳塊に鋳込むと、通常は2〜4μmの晶出物サイ
ズとなる。磁気ディスクの記録の高密度化のためには、
化合物サイズは小さいことが望ましいが、耐熱性及び切
削性の点よりMnを添加すると化合物サイズは若干粗大
化する。 また、不純物に起因する晶出物以外に、溶解時に形成さ
れる酸化物や、地金及び中間合金中に存在する酸化物に
起因する介在物は、常法に従いフィルターを用いて除去
するのが良い。 このような鋳塊を固剤後、均質化加熱、熱間圧延をする
。均質化加熱温度は、450℃未満では鋳造時のミクロ
偏析が除去しきれず、また550℃超ではバーニング等
の現象が発生するため、450〜550℃の範囲とする
。また保持時間は、1時間未満ではミクロ偏析除去の効
果が充分でなく、また30時間超ではもはや効果が飽和
してしまい、経済的でなくなるので、1〜30時間の範
囲とする。 熱間圧延においては、圧延終了温度が280℃未満では
再結晶が不充分若しくは不完全であり、冷間圧延後の製
品としての使用時、すなわち、完全軟質材であるサブス
トレート上に磁性膜形成後に乾燥若しくは性能付与のた
めに更に熱処理を施すが、この熱処理において変形が生
じ易いため、圧延終了温度を280℃以上とする。これ
は前記したように、熱間圧延終了時の再結晶が不均一で
あると冷間圧延終了後の軟質材においても組織不均一は
残存し、高温度での熱処理時に板の表裏での組織差に起
因して微小変形を起こすためである。 なお、圧延終了温度は380℃以下とすることが望まし
い、これは、380℃超では熱間圧延終了時に再結晶粒
が粗大化し易く、冷延後に軟質材とした際に微細な再結
晶粒が得にくいことがあるためである。 熱間圧延終了後の板は、更に冷間圧延を行い、その後、
軟質材として使用するが、再結晶粒微細化のため、圧延
率は高い方が望ましい。この目的のためには25%以上
の圧延率が必要である。しかし、あまり圧延率が高いと
高温での熱処理時に再結晶粒が粗大化し易くなるので、
60%以下とすることが望ましい。 また、熱間圧延終了板厚が最終板厚に比して厚く圧延率
が60%を超える場合には、冷間圧延の工程途中で中間
焼鈍を施し、更に冷間圧延を行う。 この中間焼鈍後の圧延率も25%以上とすることが必要
である。 冷間圧延終了後の板は、常法により、ブランク形状に打
抜き、更に歪み矯正のために半硬質焼鈍若しくは軟質焼
鈍を行う。これらのブランクは、粗切削を行った後、再
度の歪み取り焼鈍(軟質化焼鈍)を行い、仕上げ切削・
研削を行い、サブストレート(基盤)とする。 サブストレートは、表面清浄後に磁性膜を形成するか、
或いは陽極酸化処理後に磁性膜を形成する。磁性膜形成
工程では、その形成時に熱が発生するか、形成後の乾燥
若しくは性能付与のための焼鈍により加熱される。この
温度は高い場合には380℃にも達するが、本発明によ
り得られた素材の場合には耐熱性に問題はない。 (実施例) 以下に本発明の実施例を示す。 失凰桝よ 第1表に示す比較例1〜4及び本発明例1の組成のアル
ミニウム合金の鋳塊につき、固剤後、540℃で10時
間の均質化加熱を行い、そのまま熱間圧延を開始し33
0℃で終了した。熱間圧延終了板厚は4mmであった。 その後、2mm厚まで冷間圧延し、ブランク形状に打抜
き、340℃で4時間の歪み取り焼鈍を施した。この焼
鈍の段階での平均再結晶粒径を調べた。その結果を第2
表に示す。第2表より明らかな如く、本発明例1は結晶
粒が小さく優れていることがわかる。この点では比較例
3.4も同様である。 これらブランクを約0.1mmの削り代での粗切削、再
度の歪み取り焼鈍を行い、仕上げ切削を行って切削性を
調べた。その結果を第2表に示す。 なお、この切削には単結晶ダイヤモンドのバイトを用い
、切削性は、従来材であるAA5086合金を基準にし
、◎(AA5086合金なみ)、O(切削性は若干劣る
が大幅なバイト寿命の低減なし)、Δ(切削性が劣り大
幅なバイト寿命の低減あり)にて評価した。 第2表より、切削性に関しては、本発明例1及び比較例
3が優れていることがわかる。なお、比較例4は、Na
含有量が高い例であり、熱間圧延中に表面に割れが発生
し、その結果、ブランクの状態で表面に小割れが残存し
、切削を行っても表面不良が残存した。 更に、仕上げ切削表面で晶出物の分布につき測定した結
果を第2表に併記する。なお、晶出物の分布の測定は、
走査型電子顕微鏡にて1000倍で画像入力し、画像処
理装置にて計数し、0.5μm毎に分級した。第2表に
示した結果より、本発明例1は晶出物サイズが適度にコ
ントロールされているが、比較例3では、晶出物の最大
径が5゜0μmもあり、したがって、高密度用素材とし
て適していないことがわかる。 次に、仕上げ切削を行った基盤について、磁気ディスク
の製造工程で加わる可能性のある熱処理に対する耐熱性
を調べるため、更に370℃、385℃、400℃、4
15℃、430℃、445°C及び460℃と15℃お
きに各8時間保持し、巨大再結晶の形成される温度(巨
大再結晶温度)を調べた。その結果を第2表に併記する
。なお、この熱処理で昇温速度は約40℃/hrとし、
降温条件は特に管理しなかった。巨大再結晶の有無はマ
ク・ロエッチングにて判定した。 第2表より、本発明例1及び比較例3が巨大再結晶温度
が高いことがわかる。 また、上記と同しく基盤の耐熱性を調べるため、仕上げ
切削後の基盤につき、5%蓚酸中で3A/dm2の電流
密度で10μmの陽極酸化を行い、更に研磨を行い、そ
の後380℃で4hrの熱処理を施し、熱処理前後での
面歪みの変化量を調べた。この面歪みの変化量を基盤変
形度と呼ぶが、この測定は測定器(商品名:ニブツク)
にて行った。なお、6μm以下は読み取り精度が低いた
め、単にレンジで示した。上記工程は耐熱性し3関する
磁気ディスク製造工程類似試験である。 この基盤変形度に関しても、第2表に示すとおり、変形
度は巨大再結晶温度が高いことと対応して小さくなって
おり、本発明例1及び比較例3が優れていることがわか
る。 これらの結果より総合評価をすると、本発明例1が優れ
ていることが明らかである。 また、上記各側についての機械的性質を第3表に示すが
、本発明例1は強度が高いことが明らかである。
【以下余白1 ヌ11」隙 第1表中の比較例1及び本発明例1の組成のアルミニウ
ム合金鋳塊につき、固剤後、550℃で6時間の均質化
加熱を施し、その後熱間圧延を行い310℃で熱間圧延
を終了して6.5mmとし、更に4mm厚に冷間圧延を
行い、ブランク形状に打ち抜き、370℃で2hrの歪
み取り焼鈍を施し、更に仕上げ切削を行った。このとき
の結晶粒組織及び切削後の表面粗度を第4表に示す。 同表より、比較例1の組成ではすでに巨大再結晶が発生
しており、その結果、表面粗度が本発明例1の組成のも
のに比べて非常に大きくなっていることが明らかである
。 このことより、巨大再結晶粒の形成されない本発明例1
は優れた切削性を有することがわかる。 【以下余白】 =20− 去】11工 第1表に示した本発明例2、比較例5〜7の組成のアル
ミニウム合金鋳塊につき、固剤後、均質化加熱を500
℃で10hr施し、圧延終了温度360℃で熱間圧延を
終了して4mm厚とし、更に2mm厚まで冷間圧延を行
い、ブランク形状に打抜き、360℃で2hrの歪み取
、り焼鈍を施した。 これらにつき、性能評価を行った結果を第5表に示す。 同表より、本発明例2は、上記実施例にて説明した如く
、結晶粒径、切削性及び最大晶出物の点で優れることは
明らかである。 【以下余白1 実施例4 第1表にて実施例4と示した組成のアルミニウム合金鋳
塊につき、開削後、510℃で12時間の均質化加熱を
施し、更に第6表に示す工程にて熱間圧延及び冷間圧延
を行い、ブランク形状とし、340℃で2時間の歪み取
り焼鈍を施した。 これらの性能評価の結果を第7表に示す。なお、ここで
表面粗度変化と称するのは、耐熱性評価のための基盤変
形度評価試験と同一の試験条件であり、ここでは熱処理
前後の表面粗度の測定を行ったものである。この工程は
耐熱性に関する磁気ディスク製造工程類似試験である。 同表より、各側とも結晶粒径及び切削性は大差がないこ
とがわかる。 しかし、本発明例3.4は巨大再結晶温度が高く、また
これに対応して表面粗度の変化が少なく、耐熱性の点で
も本発明工程が優れていることが明らかである。すなわ
ち、せっかく精密切削を行った表面が磁性膜形成条件に
類似した条件で粗くなってしまうような素材(比較例8
.9)であっては、−22= 高密度用素材として明らかに不適正であるが、本発明例
3.4とも磁性膜形成工程を経ても表面粗度の変化が少
ない。 【以下余白) (発明の効果) 以上詳述した如く、本発明に係る磁気ディスク用アルミ
素材は、特定成分の含有量と不純物規制により成分調整
し、製造工程をコントロールして得られるので、切削性
及び耐熱性に優れ、高密度磁気ディスク用として好適で
ある。 特許出願人  株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中  村   尚 、25−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量で(以下、同じ)、Mg:3〜6%を含み、
    更にMn:0.15〜0.30%及びCr:0.02〜
    0.05%未満を含み、残部がAl及び不純物からなり
    、該不純物のうちFe:0.005%以下、Si:0.
    005%以下、Cu:0.005%以下、Zn:0.0
    1%以下、Ti:0.005%以下、Na:0.000
    6%以下、その他の不純物が合計で0.005%以下で
    あることを特徴とする耐熱性及び切削性に優れた磁気デ
    ィスク用アルミニウム合金。
  2. (2)Mg:3〜6%を含み、更にMn:0.15〜0
    .30%及びCr:0.02〜0.05%未満を含み、
    残部がAl及び不純物からなり、該不純物のうちFe:
    0.005%以下、Si:0.005%以下、Cu:0
    .005%以下、Zn:0.01%以下、Ti:0.0
    05%以下、Na:0.0006%以下、その他の不純
    物が合計で0.005%以下であるアルミニウム合金に
    つき、450〜550℃×1〜30hrの均質化加熱を
    施した後、圧延終了温度を280℃以上とする熱間圧延
    を行い、更に25%以上60%以下の圧延率で冷間圧延
    を行い、所定板厚とすることを特徴とする耐熱性及び切
    削性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金の製造方
    法。
  3. (3)Mg:3〜6%Mgを含み、更にMn:0.15
    〜0.30%及びCr:0.02〜0.05%未満を含
    み、残部がAl及び不純物からなり、該不純物のうちF
    e:0.005%以下、Si:0.005%以下、Cu
    :0.005%以下、Zn:0.01%以下、Ti:0
    .005%以下、Na:0.0006%以下、その他の
    不純物が合計で0.005%以下であるアルミニウム合
    金につき、450〜550℃×1〜30hrの均質化加
    熱を施した後、圧延終了温度を280℃以上とする熱間
    圧延を行い、更に25%以上60%以下の圧延率で冷間
    圧延を行った後、中間焼鈍を施し、次いで25%以上の
    圧延率で冷間圧延を行うことを特徴とする耐熱性及び切
    削性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金の製造方
    法。
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