JPH0131064Y2 - - Google Patents
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- JPH0131064Y2 JPH0131064Y2 JP1982122729U JP12272982U JPH0131064Y2 JP H0131064 Y2 JPH0131064 Y2 JP H0131064Y2 JP 1982122729 U JP1982122729 U JP 1982122729U JP 12272982 U JP12272982 U JP 12272982U JP H0131064 Y2 JPH0131064 Y2 JP H0131064Y2
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- belt
- base
- portions
- folding rod
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/26—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
- A44B11/266—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings with at least one push-button acting parallel to the main plane of the buckle and perpendicularly to the direction of the fastening action
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
- A44B11/06—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps with clamping devices
- A44B11/10—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps with clamping devices sliding wedge
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/40—Buckles
- Y10T24/4002—Harness
- Y10T24/4012—Clamping
- Y10T24/4019—Sliding part or wedge
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/40—Buckles
- Y10T24/4079—Sliding part of wedge
- Y10T24/4084—Looped strap
Landscapes
- Buckles (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、カバン等に用いるベルト調節具に関
し、特にベルト折返し杆を連結環に対し移動可能
にしたベルト調節具に関する。
し、特にベルト折返し杆を連結環に対し移動可能
にしたベルト調節具に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点
かばん等のベルトの長さの調節に用いるベルト
調節具としては、方形の連結環にベルト折返し杆
を固定したものと、移動可能に取付けたもの(実
公昭30−13057号公報、実開昭57−107412号公報)
とがあり、各々種々提案され、実用に供されてい
る。
調節具としては、方形の連結環にベルト折返し杆
を固定したものと、移動可能に取付けたもの(実
公昭30−13057号公報、実開昭57−107412号公報)
とがあり、各々種々提案され、実用に供されてい
る。
しかし、ベルト折返し杆を連結環に固定したベ
ルト調節具は、ベルトに対する摩擦抵抗が小さい
ため、重いかばん等には適用することができな
い。
ルト調節具は、ベルトに対する摩擦抵抗が小さい
ため、重いかばん等には適用することができな
い。
また、実公昭30−13057号公報及び実開昭57−
107412号公報に開示されているベルト折返し杆を
連結環に移動可能に取付けたベルト調節具は、共
にベルト折返し杆と連結環とが組立てた状態で同
時に成形できるようになつておらず、ベルト折返
し杆を連結環に装着する工程が必要であるから、
作業性が悪く、それだけ高価となつてしまう。更
に後者の実開昭57−107412号公報に開示のもの
は、ベルト折返し杆が連結環に対して溝内で回転
してしまうので、ベルトに張力が加わつた場合は
ベルトが弛んでしまうという問題点がある。さら
に合成樹脂製であると連結環の基部と脚部の連結
部分の機械的強度が弱い等の欠点がある。
107412号公報に開示されているベルト折返し杆を
連結環に移動可能に取付けたベルト調節具は、共
にベルト折返し杆と連結環とが組立てた状態で同
時に成形できるようになつておらず、ベルト折返
し杆を連結環に装着する工程が必要であるから、
作業性が悪く、それだけ高価となつてしまう。更
に後者の実開昭57−107412号公報に開示のもの
は、ベルト折返し杆が連結環に対して溝内で回転
してしまうので、ベルトに張力が加わつた場合は
ベルトが弛んでしまうという問題点がある。さら
に合成樹脂製であると連結環の基部と脚部の連結
部分の機械的強度が弱い等の欠点がある。
本考案は、ベルト折返し杆と連結環とを組立て
状態で同時成形できるようにすることにより作業
性をよくし、構造が簡単、かつ機械的強度が大で
あり、その上ベルトの厚さに関係なしにベルトに
対する摩擦抵抗が大きいベルト調節具を提供する
ことを目的とする。
状態で同時成形できるようにすることにより作業
性をよくし、構造が簡単、かつ機械的強度が大で
あり、その上ベルトの厚さに関係なしにベルトに
対する摩擦抵抗が大きいベルト調節具を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点は本考案によれば、基部、この基部
の両端から同じ側に平行に延びる一対の脚部及び
脚部の他側を互いに連結する連結部を一体に有
し、かつ前記脚部に長孔を互いに対面させて長手
方向に有する連結環と、前記長孔に回転不能に遊
嵌された軸部をベルト折返し部となる中央部の両
側に一体に有し、かつ前記連結環とともに同時に
組立て状態で成形されたベルト折返し杆とを備
え、前記長孔は基部のベルト受け面から所定距離
だけ離れており、前記ベルト折返し杆は中央部が
軸部よりも少なくともほぼ前記距離だけ基部側に
突出していることを特徴とするベルト調節具とす
ることにより解決される。
の両端から同じ側に平行に延びる一対の脚部及び
脚部の他側を互いに連結する連結部を一体に有
し、かつ前記脚部に長孔を互いに対面させて長手
方向に有する連結環と、前記長孔に回転不能に遊
嵌された軸部をベルト折返し部となる中央部の両
側に一体に有し、かつ前記連結環とともに同時に
組立て状態で成形されたベルト折返し杆とを備
え、前記長孔は基部のベルト受け面から所定距離
だけ離れており、前記ベルト折返し杆は中央部が
軸部よりも少なくともほぼ前記距離だけ基部側に
突出していることを特徴とするベルト調節具とす
ることにより解決される。
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第1図ないし第6図において、1はほぼ方形状
をした連結環で、基部2とこの基部2の両端から
同じ側に平行に延びる一対の脚部3,3と脚部
3,3の他側端部を互いに連結する連結部4と、
連結部4よりも基部2側に位置するベルト装着杆
5とを一体に有している。
をした連結環で、基部2とこの基部2の両端から
同じ側に平行に延びる一対の脚部3,3と脚部
3,3の他側端部を互いに連結する連結部4と、
連結部4よりも基部2側に位置するベルト装着杆
5とを一体に有している。
基部2の連結部4側の面は、裏面側の部分が平
坦なベルト受け面6となつており、表面側の部分
が基部の表面に向う傾斜面7になつている。ま
た、基部2の裏面には、ベルト受け面6側から脚
部3,3と平行な方向に延びる突条8が複数形成
されている。各突条8のベルト受け面6側の面
は、ベルト受け面6に続く平面となつている。
坦なベルト受け面6となつており、表面側の部分
が基部の表面に向う傾斜面7になつている。ま
た、基部2の裏面には、ベルト受け面6側から脚
部3,3と平行な方向に延びる突条8が複数形成
されている。各突条8のベルト受け面6側の面
は、ベルト受け面6に続く平面となつている。
各脚部3,3には、後述するベルト折返し杆1
0の軸部12,12が遊嵌する長孔9,9が長手
方向に互いに対面して形成されている。各長孔
9,9は、基部2のベルト受け面6から距離l1だ
け離されており、これにより脚部3,3の基部2
との連結部分の機械的強度を高めている。
0の軸部12,12が遊嵌する長孔9,9が長手
方向に互いに対面して形成されている。各長孔
9,9は、基部2のベルト受け面6から距離l1だ
け離されており、これにより脚部3,3の基部2
との連結部分の機械的強度を高めている。
各脚部3,3は、第5図に示すように、基部
2、連結部4及びベルト装着杆5よりも肉厚にな
つている。
2、連結部4及びベルト装着杆5よりも肉厚にな
つている。
ベルト折返し杆10は、ベルト折返し部となる
中央部11とその両端に一体に形成された断面長
円形の軸部12,12とを有している。中央部1
1の基部2側の面は裏面側部分がベルト受け面6
と対面する平坦なベルト押圧面13であるのに対
し、表面側の部分が突状弧面14になつている。
中央部11の外表面は図示の例では全面に多数の
突起が形成された梨地模様になつている。中央部
11は、軸部12,12よりも太く作られて連結
環1の基部2側が軸部12,12よりもほぼ距離
l1だけ突出している。軸部12,12は、中央部
11に対し連結部4側に偏心している。
中央部11とその両端に一体に形成された断面長
円形の軸部12,12とを有している。中央部1
1の基部2側の面は裏面側部分がベルト受け面6
と対面する平坦なベルト押圧面13であるのに対
し、表面側の部分が突状弧面14になつている。
中央部11の外表面は図示の例では全面に多数の
突起が形成された梨地模様になつている。中央部
11は、軸部12,12よりも太く作られて連結
環1の基部2側が軸部12,12よりもほぼ距離
l1だけ突出している。軸部12,12は、中央部
11に対し連結部4側に偏心している。
連結環1とベルト折返し杆10は、1組の金型
を用いて、ベルト折返し杆10の軸部12,12
が連結環1の長孔9,9に遊嵌した状態に形成さ
れる。このように、連結環1とベルト折返し杆1
0を1回の工程で成形するには、第7図に一例を
示すように、脚部3,3の長孔9,9と同じ外形
を有し、かつベルト折返し杆10の軸部12の外
形及び長さと同じ大きさの中空部19を有する中
空筒状の突条17を、連結環1の脚部3,3の厚
さと同じだけ突出した一対の金型部材18,18
を、前記一組の成形用金型の一部材として用い
る。
を用いて、ベルト折返し杆10の軸部12,12
が連結環1の長孔9,9に遊嵌した状態に形成さ
れる。このように、連結環1とベルト折返し杆1
0を1回の工程で成形するには、第7図に一例を
示すように、脚部3,3の長孔9,9と同じ外形
を有し、かつベルト折返し杆10の軸部12の外
形及び長さと同じ大きさの中空部19を有する中
空筒状の突条17を、連結環1の脚部3,3の厚
さと同じだけ突出した一対の金型部材18,18
を、前記一組の成形用金型の一部材として用い
る。
そして一組の金型で連結環1を形成すると同時
に該各金型部材18,18の該突出部の外周で、
連結環1の脚部3に長孔9を形成すると共に、そ
の中空部19でベルト折返し杆10の軸部12を
形成すればよい。
に該各金型部材18,18の該突出部の外周で、
連結環1の脚部3に長孔9を形成すると共に、そ
の中空部19でベルト折返し杆10の軸部12を
形成すればよい。
このベルト調節具は、第6図に示すように、固
定用のベルト15を連結部4とベルト装着杆5の
間を介して連結環1の裏面側から表面側に通し、
次いでベルト装着杆5とベルト折返し杆10の間
を介して連結環1の表面側から裏面側に通して縫
着することにより、ベルト15に装着する。そし
て、この状態で長さ調節用のベルト16をベルト
装着杆5とベルト折返し杆10の間を介して連結
環1の裏面側から表面側に通し、次いでベルト折
返し杆10と基部2の間を介して連結環1の表面
側から裏面側に通して使用される。
定用のベルト15を連結部4とベルト装着杆5の
間を介して連結環1の裏面側から表面側に通し、
次いでベルト装着杆5とベルト折返し杆10の間
を介して連結環1の表面側から裏面側に通して縫
着することにより、ベルト15に装着する。そし
て、この状態で長さ調節用のベルト16をベルト
装着杆5とベルト折返し杆10の間を介して連結
環1の裏面側から表面側に通し、次いでベルト折
返し杆10と基部2の間を介して連結環1の表面
側から裏面側に通して使用される。
ベルト16に第6図のように装着した状態にお
いてベルト15,16に張力が加わると、このベ
ルト調節具は、ベルト折返し杆10が基部2側に
移動して中央部11のベルト押圧面13によりベ
ルト16を基部2のベルト受け面6に押圧し、か
つ突条8のベルト押圧面13側の先端隅部がベル
ト16に当り、その結果ベルト16の緩みを防止
する。ベルト16の長さを調節するには、基部2
に指をかけて連結部4を中心にして連結環1を第
6図において反時計方向に適宜な角度回転すれば
よい。
いてベルト15,16に張力が加わると、このベ
ルト調節具は、ベルト折返し杆10が基部2側に
移動して中央部11のベルト押圧面13によりベ
ルト16を基部2のベルト受け面6に押圧し、か
つ突条8のベルト押圧面13側の先端隅部がベル
ト16に当り、その結果ベルト16の緩みを防止
する。ベルト16の長さを調節するには、基部2
に指をかけて連結部4を中心にして連結環1を第
6図において反時計方向に適宜な角度回転すれば
よい。
上述のベルト調節具は、、次のような種々の利
点がある。第1に、長孔9,9の基部2側の端部
が基部2から所定の距離l1だけ離れているから、
基部2のと脚部3,3の連結部分の機械的強度が
高く、前記連結部分で破損することがない。第2
に、ベルト折返し杆10が連結環1に対して移動
可能であるし、ベルト折返し杆10の中央部11
が軸部12,12に対し前記距離l1だけ基部2側
に突出しているから、ベルトを面13により面6
に確実に押圧し、従つて薄いベルトに適用しても
ベルトに対する摩擦抵抗が大である。第3に、面
6と面13が平面であるから、ベルトとの接触面
積が広く、それだけベルトに対する摩擦抵抗が大
であり、またベルト折返し杆10の中央部11の
表面が梨地模様になつているから、ベルトに対す
る摩擦抵抗がより大である。第4に、基部2の裏
側に脚部3,3と平行な方向に延びる複数の突条
8を面6側まで形成したから第6図に示すように
ベルト15,16に張力が加わつた状態において
各突条8の面6側の先端部がベルト16と係合
し、従つてベルト16の緩みが確実に阻止され、
しかも基部2側をベルト16に対し第6図におい
て反時計方向にほぼ90度回転させない限り前記係
合が外れない。第5に、面7が傾斜面であるし、
面14が突状弧面であるから、正面側から裏面側
へのベルトの挿通作業が容易である。
点がある。第1に、長孔9,9の基部2側の端部
が基部2から所定の距離l1だけ離れているから、
基部2のと脚部3,3の連結部分の機械的強度が
高く、前記連結部分で破損することがない。第2
に、ベルト折返し杆10が連結環1に対して移動
可能であるし、ベルト折返し杆10の中央部11
が軸部12,12に対し前記距離l1だけ基部2側
に突出しているから、ベルトを面13により面6
に確実に押圧し、従つて薄いベルトに適用しても
ベルトに対する摩擦抵抗が大である。第3に、面
6と面13が平面であるから、ベルトとの接触面
積が広く、それだけベルトに対する摩擦抵抗が大
であり、またベルト折返し杆10の中央部11の
表面が梨地模様になつているから、ベルトに対す
る摩擦抵抗がより大である。第4に、基部2の裏
側に脚部3,3と平行な方向に延びる複数の突条
8を面6側まで形成したから第6図に示すように
ベルト15,16に張力が加わつた状態において
各突条8の面6側の先端部がベルト16と係合
し、従つてベルト16の緩みが確実に阻止され、
しかも基部2側をベルト16に対し第6図におい
て反時計方向にほぼ90度回転させない限り前記係
合が外れない。第5に、面7が傾斜面であるし、
面14が突状弧面であるから、正面側から裏面側
へのベルトの挿通作業が容易である。
なお、固定用のベルト16は、連結部4に装着
してもよい。従つて、ベルト装着杆5はかならず
しも必要ではない。
してもよい。従つて、ベルト装着杆5はかならず
しも必要ではない。
第8図ないし第13図は、衣服用の吊下げベル
トに用いるバツクルの雄体に適用した場合の実施
例で、この雄体は雄体主体20と、連結環21と
を一体に有している。連結環21は基部22と、
この基部の両端から同じ側に平行に延びる一対の
脚部23,23と、脚部23,23の他側を互い
に連結する連結部24とを一体に有し、連結部2
4において雄体主体20と一体になつている。
トに用いるバツクルの雄体に適用した場合の実施
例で、この雄体は雄体主体20と、連結環21と
を一体に有している。連結環21は基部22と、
この基部の両端から同じ側に平行に延びる一対の
脚部23,23と、脚部23,23の他側を互い
に連結する連結部24とを一体に有し、連結部2
4において雄体主体20と一体になつている。
基部22の連結部側の面は平坦なベルト受け面
26になつている。また基部22の表裏両面に
は、ベルト受け面26側から脚部23,23と平
行な方向に延びる突条27,28が各々複数形成
されている。各突条は、第1図ないし第6図の実
施例における突条8と同じであり、ベルト受け面
26側の面がベルト受け面26に続く平面になつ
ている。
26になつている。また基部22の表裏両面に
は、ベルト受け面26側から脚部23,23と平
行な方向に延びる突条27,28が各々複数形成
されている。各突条は、第1図ないし第6図の実
施例における突条8と同じであり、ベルト受け面
26側の面がベルト受け面26に続く平面になつ
ている。
各脚部23,23には、ベルト折返し杆30の
軸部32,32が嵌入する長孔29,29が長手
方向に互いに対面して形成されている。各長孔2
9,29も、基部22のベルト受け面26から距
離l1だけ離されており、これにより脚部23,2
3の基部22との連結部分の機械的強度を高めて
いる。
軸部32,32が嵌入する長孔29,29が長手
方向に互いに対面して形成されている。各長孔2
9,29も、基部22のベルト受け面26から距
離l1だけ離されており、これにより脚部23,2
3の基部22との連結部分の機械的強度を高めて
いる。
ベルト折返し杆30は、ベルト折返し部となる
中央部31と、その両端に一体に形成された断面
長円形状の軸部32,32とを有している。中央
部31は、基部22側の面がベルト受け面26と
対面する平坦なベルト押圧面33になつており、
外表面に多数の突起が形成されて梨地模様になつ
ている。中央部31は、軸32,32よりも太く
なつており、連結環21の基部22側が軸部3
2,32よりもほぼ距離l1だけ突出している。軸
部32,32は、中央部31に対して連結部24
側に偏心している。
中央部31と、その両端に一体に形成された断面
長円形状の軸部32,32とを有している。中央
部31は、基部22側の面がベルト受け面26と
対面する平坦なベルト押圧面33になつており、
外表面に多数の突起が形成されて梨地模様になつ
ている。中央部31は、軸32,32よりも太く
なつており、連結環21の基部22側が軸部3
2,32よりもほぼ距離l1だけ突出している。軸
部32,32は、中央部31に対して連結部24
側に偏心している。
ベルト折返し杆0も、前述した実施例と同様
に、第7図に示す金型部材18を成形用の金型の
一部として用いることにより、一組の金型により
ベルト折返し杆30の軸部32,32が連結環2
1の長孔29,29に遊嵌した状態に成形され
る。
に、第7図に示す金型部材18を成形用の金型の
一部として用いることにより、一組の金型により
ベルト折返し杆30の軸部32,32が連結環2
1の長孔29,29に遊嵌した状態に成形され
る。
このベルト調節具は、第13図に示すように、
長さ調節用のベルト36を連結部24とベルト折
返し杆30の間を介して連結環21の裏面側から
表面側に通し、次いでベルト折返し杆30と基部
22の間を介して連結環21の表面側から裏面側
に通して使用される。この状態において、ベルト
36に張力が加わると、このベルト調節具は、ベ
ルト折返し杆30が基部22側に移動して中央部
31のベルト押圧面33によりベルト36を基部
22のベルト受け面26に押圧し、かつ突条28
のベルト押圧面33側の先端隅部がベルト36に
当り、その結果ベルト36の緩みを防止する。ベ
ルト36の長さを調節するには、軸部32に指を
かけて連結部24を中心にして連結環21を第1
2図において反時計方向に適宜な角度で回転すれ
ばよい。
長さ調節用のベルト36を連結部24とベルト折
返し杆30の間を介して連結環21の裏面側から
表面側に通し、次いでベルト折返し杆30と基部
22の間を介して連結環21の表面側から裏面側
に通して使用される。この状態において、ベルト
36に張力が加わると、このベルト調節具は、ベ
ルト折返し杆30が基部22側に移動して中央部
31のベルト押圧面33によりベルト36を基部
22のベルト受け面26に押圧し、かつ突条28
のベルト押圧面33側の先端隅部がベルト36に
当り、その結果ベルト36の緩みを防止する。ベ
ルト36の長さを調節するには、軸部32に指を
かけて連結部24を中心にして連結環21を第1
2図において反時計方向に適宜な角度で回転すれ
ばよい。
上述のベルト調節具は、次のような種々の利点
がある。第1に、長孔29,29の基部22側の
端部が基部22から所定の距離l1だけ離れている
から、基部22と脚部23,23の連結部分の機
械的強度が高く、前記連結部分で破損することが
ない。第2に、ベルト折返し杆30が連結環21
に対して移動可能であるし、ベルト折返し杆30
の中央部31が軸部32,32に対し前記距離l1
だけ基部22側に突出しているから、ベルトを面
33により面26に確実に押圧し、従つて薄いベ
ルトに適用してもベルトに対する摩擦抵抗が大で
ある。第3に、面6と面13が平面であるから、
ベルトとの接触面積が広く、それだけベルトに対
する摩擦抵抗が大であり、またベルト折返し杆3
0の中央部31表面が梨地模様になつているか
ら、ベルトに対する摩擦低抗がより大である。第
4に、基部22の裏側に脚部23,23と平行な
方向に延びる複数の突条28を面26側まで形成
したから第13図に示すようにベルト36に張力
が加わつた状態において各突条28の面26側の
先端部がベルト36と係合し、従つてベルト36
の緩みが確実に阻止され、しかも基部22側をベ
ルト36に対し第12図において反時計方向にほ
ぼ90度回転させない限り前記係合が外れない。
がある。第1に、長孔29,29の基部22側の
端部が基部22から所定の距離l1だけ離れている
から、基部22と脚部23,23の連結部分の機
械的強度が高く、前記連結部分で破損することが
ない。第2に、ベルト折返し杆30が連結環21
に対して移動可能であるし、ベルト折返し杆30
の中央部31が軸部32,32に対し前記距離l1
だけ基部22側に突出しているから、ベルトを面
33により面26に確実に押圧し、従つて薄いベ
ルトに適用してもベルトに対する摩擦抵抗が大で
ある。第3に、面6と面13が平面であるから、
ベルトとの接触面積が広く、それだけベルトに対
する摩擦抵抗が大であり、またベルト折返し杆3
0の中央部31表面が梨地模様になつているか
ら、ベルトに対する摩擦低抗がより大である。第
4に、基部22の裏側に脚部23,23と平行な
方向に延びる複数の突条28を面26側まで形成
したから第13図に示すようにベルト36に張力
が加わつた状態において各突条28の面26側の
先端部がベルト36と係合し、従つてベルト36
の緩みが確実に阻止され、しかも基部22側をベ
ルト36に対し第12図において反時計方向にほ
ぼ90度回転させない限り前記係合が外れない。
なお、脚部3と3,23と23の間隔l2は、使
用するベルトの幅よりもわずかに、たとえば0.3
〜0.5mm位い狭くすると、ベルト調節具を用いた
かばん等を身体から外した後、再び身体につける
際にベルトの長さ調節を行なう必要がなく好適で
ある。すなわち、前記間隔l2が使用するベルトの
幅より広いと、ベルト調節具を用いたかばん等を
身体から外したり、ベルトの緊張力を緩めたとき
にベルトがベルト調節具に対し移動可能になり、
ベルトに対するベルト調節具の装着位置がずれる
ことがある。しかし、前記間隔l2をベルトの幅よ
りやや狭くしておけば、ベルトと脚部3,3,2
3,23の間に摩擦抵抗があるため、前記緊張力
を緩めても前記摩擦低抗によりベルトに対してベ
ルト調節具が移動せず、従つてかばん等を改めて
身体につける場合にベルトの長さ調節を再び行な
う必要がない。
用するベルトの幅よりもわずかに、たとえば0.3
〜0.5mm位い狭くすると、ベルト調節具を用いた
かばん等を身体から外した後、再び身体につける
際にベルトの長さ調節を行なう必要がなく好適で
ある。すなわち、前記間隔l2が使用するベルトの
幅より広いと、ベルト調節具を用いたかばん等を
身体から外したり、ベルトの緊張力を緩めたとき
にベルトがベルト調節具に対し移動可能になり、
ベルトに対するベルト調節具の装着位置がずれる
ことがある。しかし、前記間隔l2をベルトの幅よ
りやや狭くしておけば、ベルトと脚部3,3,2
3,23の間に摩擦抵抗があるため、前記緊張力
を緩めても前記摩擦低抗によりベルトに対してベ
ルト調節具が移動せず、従つてかばん等を改めて
身体につける場合にベルトの長さ調節を再び行な
う必要がない。
考案の効果
以上のように本考案によれば、基部、脚部及び
連結部を一体に有し、かつ前記脚部に互いに対面
する長孔を長手方向に形成した連結環と、前記長
孔に回転不能に遊嵌された軸部を中央部の両側に
有するベルト折返し杆とを同時に組立て状態で成
形しているので、連結環とベルト折返し杆とを後
に組み立てる作業が不必要となり作業性が良い。
また前記長孔を基部のベルト受け面から所定距離
だけ離し、前記ベルト折返し杆の中央部を軸部に
対しほぼ前記距離だけ基部側に突出させているか
ら、基部と脚部の連結部分の機械的強度が高く、
しかも薄いベルトに対しても摩擦抵抗が大であ
り、ベルトの厚さに制限されない、更にベルト折
返し杆が連結環に対して回転不能となつているの
で、ベルトに強い張力が加わつてもベルト折返し
杆が回転せずベルトが緩むとがない。更に又、基
部のベルト受け面とベルト折返し杆のベルト押圧
面とは相互に対向した平坦な面を形成しているの
で、ベルトを点ではなく広い平坦な面で強固に挟
持出来、特に薄いベルトに於いてもベルトに弛緩
を生じさせない等の利点がある。
連結部を一体に有し、かつ前記脚部に互いに対面
する長孔を長手方向に形成した連結環と、前記長
孔に回転不能に遊嵌された軸部を中央部の両側に
有するベルト折返し杆とを同時に組立て状態で成
形しているので、連結環とベルト折返し杆とを後
に組み立てる作業が不必要となり作業性が良い。
また前記長孔を基部のベルト受け面から所定距離
だけ離し、前記ベルト折返し杆の中央部を軸部に
対しほぼ前記距離だけ基部側に突出させているか
ら、基部と脚部の連結部分の機械的強度が高く、
しかも薄いベルトに対しても摩擦抵抗が大であ
り、ベルトの厚さに制限されない、更にベルト折
返し杆が連結環に対して回転不能となつているの
で、ベルトに強い張力が加わつてもベルト折返し
杆が回転せずベルトが緩むとがない。更に又、基
部のベルト受け面とベルト折返し杆のベルト押圧
面とは相互に対向した平坦な面を形成しているの
で、ベルトを点ではなく広い平坦な面で強固に挟
持出来、特に薄いベルトに於いてもベルトに弛緩
を生じさせない等の利点がある。
第1図ないし第6図は本考案にかかるベルト調
節具の第1実施例を示す図であつて、第1図は正
面図、第2図は背面図、第3図は右側面図、第4
図は正面図、第5図は第1図の−線断面図、
第6図は使用状態の説明図である。第7図は成形
用金型の一例を示す断面斜視図である。第8図な
いし第13図は本考案にかかるベルト調節具の第
2実施例を示す図であつて、第8図は正面図、第
9図は右側面図、第10図は平面図、第11図は
背面図、第12図は第8図のXII−XII線断面図、第
13図は使用状態の説明図である。 1,21……連結環、2,22……基部、3,
23……脚部、4,24……連結部、5……ベル
ト装着杆、6,26……ベルト受け面、7,27
……傾斜面、9,29……長孔、10,30……
ベルト折返し杆、11,31……中央部、12,
32……軸部、13,33……ベルト押圧面、1
4……突状弧面、15,16,36……ベルト、
17……突部、18……金型部材、19……中空
部、20……雄体主体、27,28……突条。
節具の第1実施例を示す図であつて、第1図は正
面図、第2図は背面図、第3図は右側面図、第4
図は正面図、第5図は第1図の−線断面図、
第6図は使用状態の説明図である。第7図は成形
用金型の一例を示す断面斜視図である。第8図な
いし第13図は本考案にかかるベルト調節具の第
2実施例を示す図であつて、第8図は正面図、第
9図は右側面図、第10図は平面図、第11図は
背面図、第12図は第8図のXII−XII線断面図、第
13図は使用状態の説明図である。 1,21……連結環、2,22……基部、3,
23……脚部、4,24……連結部、5……ベル
ト装着杆、6,26……ベルト受け面、7,27
……傾斜面、9,29……長孔、10,30……
ベルト折返し杆、11,31……中央部、12,
32……軸部、13,33……ベルト押圧面、1
4……突状弧面、15,16,36……ベルト、
17……突部、18……金型部材、19……中空
部、20……雄体主体、27,28……突条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 基部2,22、この基部2,22の両端
から同じ側に平行に延びる一対の脚部3,23
及び脚部3,23の他側を互いに連結する連結
部4,24を一体に有し、かつ前記脚部3,2
3に長孔9,29を互いに対面させて長手方向
に有する連結環1,21と、前記長孔9,29
に回転不能に遊嵌された軸部12,32をベル
ト折返し部となる中央部11,31の両側に一
体に有し、かつ前記連結環1,21とともに同
時に組立て状態で成形されたベルト折返し杆1
0,30とを備え、前記長孔9,29は基部
2,22のベルト受け面6,26から所定距離
だけ離れており、前記ベルト折返し杆10,3
0は中央部11,31が軸部12,32よりも
少なくともほぼ前記距離だけ基部2,22側に
突出していることを特徴とするベルト調節具。 〔2〕 前記連結環1,21は、基部2,22の
少なくとも裏面に前記ベルト受け面6,26か
ら脚部3,23と平行な方向に延びる突条8,
28を複数有する実用新案登録請求の範囲第1
項記載のベルト調節具。 〔3〕 前記基部2,22の連結部4,24側の
面は、少なくとも裏面側の部分が平坦なベルト
受け面6,26である実用新案登録請求の範囲
第1項記載のベルト調節具。 〔4〕 前記ベルト折返し杆10,30の中央部
11,31の基部2,22側の面は、少なくと
も裏面側の部分が平坦なベルト押圧面13,3
3である実用新案登録請求の範囲第1項記載の
ベルト調節具。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982122729U JPS5928330U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | ベルト調節具 |
AU16977/83A AU553735B2 (en) | 1982-08-12 | 1983-07-19 | Strap adjustment assembly |
GB08320929A GB2125880B (en) | 1982-08-12 | 1983-08-03 | Sliding bar buckle |
ES1983273930U ES273930Y (es) | 1982-08-12 | 1983-08-06 | "dispositivo de ajuste de correas y similares" |
KR838307035U KR860001703Y1 (en) | 1982-08-12 | 1983-08-10 | Strap adjustment assembly |
CA000434414A CA1223429A (en) | 1982-08-12 | 1983-08-11 | Strap adjustment assembly |
EP83108001A EP0103186B1 (en) | 1982-08-12 | 1983-08-12 | Strap adjustment assembly |
DE8383108001T DE3368380D1 (en) | 1982-08-12 | 1983-08-12 | Strap adjustment assembly |
DE198383108001T DE103186T1 (de) | 1982-08-12 | 1983-08-12 | Einstellbare riemenbefestigung. |
ES1984277535U ES277535Y (es) | 1982-08-12 | 1984-02-15 | Disposicion para ajustar correas y analogos |
US06/726,165 US4903378A (en) | 1982-08-12 | 1985-04-22 | Strap adjustment assembly |
MY507/87A MY8700507A (en) | 1982-08-12 | 1987-12-30 | Sliding bar buckle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982122729U JPS5928330U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | ベルト調節具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928330U JPS5928330U (ja) | 1984-02-22 |
JPH0131064Y2 true JPH0131064Y2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=14843135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982122729U Granted JPS5928330U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | ベルト調節具 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4903378A (ja) |
EP (1) | EP0103186B1 (ja) |
JP (1) | JPS5928330U (ja) |
KR (1) | KR860001703Y1 (ja) |
AU (1) | AU553735B2 (ja) |
CA (1) | CA1223429A (ja) |
DE (2) | DE3368380D1 (ja) |
ES (2) | ES273930Y (ja) |
GB (1) | GB2125880B (ja) |
MY (1) | MY8700507A (ja) |
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WO1986003383A1 (en) * | 1984-12-11 | 1986-06-19 | Airsorb Pty. Ltd. | Protective helmet and locking means |
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TWM338576U (en) | 2008-02-04 | 2008-08-21 | Nifco Taiwan Corp | Rope buckle |
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-
1983
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- 1983-08-03 GB GB08320929A patent/GB2125880B/en not_active Expired
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- 1983-08-10 KR KR838307035U patent/KR860001703Y1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1983-08-12 EP EP83108001A patent/EP0103186B1/en not_active Expired
- 1983-08-12 DE DE198383108001T patent/DE103186T1/de active Pending
-
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- 1984-02-15 ES ES1984277535U patent/ES277535Y/es not_active Expired
-
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- 1985-04-22 US US06/726,165 patent/US4903378A/en not_active Expired - Lifetime
-
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