JPH0613210Y2 - 衣服ベルトの長さ調節用中間金具 - Google Patents

衣服ベルトの長さ調節用中間金具

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JPH0613210Y2
JPH0613210Y2 JP1920690U JP1920690U JPH0613210Y2 JP H0613210 Y2 JPH0613210 Y2 JP H0613210Y2 JP 1920690 U JP1920690 U JP 1920690U JP 1920690 U JP1920690 U JP 1920690U JP H0613210 Y2 JPH0613210 Y2 JP H0613210Y2
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plate
belt
slide plate
intermediate metal
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JP1920690U
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JPH03111523U (ja
Inventor
和夫 増田
Original Assignee
吉田 里子
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、衣服ベルトの中間に取付け、全体の長さを微
調節し得るようにする衣服ベルトの長さ調節用中間金具
に関する。
従来の技術と考案の課題 衣服ベルトのバックルには、ベルトを任意の位置で挟ん
で止め、自由に長さ調節のできるものがあるが、滑りを
生じやすいという欠点がある。
また、ベルトに孔を明け、この孔にピンを入れて止める
形式のものは、位置ずれを生じないが、孔の間隔より小
さな長さ調節ができないという欠点がある。
この対策として、本考案の考案者は、ベルトの中間に取
付けて使用し、伸縮させて微小な長さ調節をする中間金
具を提案した(特開平1−174604号公報参照)。
この中間金具は、伸縮をさせるとき一々ボタンを押す操
作が必要であり操作が煩雑である。
そこで、本考案は伸縮の操作がより容易な中間金具を実
現することを目的として案出されたものである。
課題を解決するための手段 本考案は、雄部と雌部とからなり、衣服ベルトの中間又
は衣服ベルトとバックルとの接続部に挟まれ一方に雄
部、他方に雌部を取付けて使用される中間金具であっ
て、雄部は、湾曲して使用時に身体に添って延びる板部
と、この板部の表面に形成され横方向に延びる凹溝と、
この凹溝の上端縁に形成されるラチェット歯とを有し、
雌部は、前記板部を出入可能に差込ませる枠部と、この
枠部に、上下動可能、左右動不能に設けられるスライド
板と、このスライド板を上方に付勢し、上端を突出さ
せ、かつこの上端を手で押して押下げらるようにするば
ねと、このスライド板に形成され、前記凹溝に嵌合し、
前記ラチェット歯と噛合して、板部を枠部内に差込むこ
とを自由にし、通常は引出すことを不能にし、かつスラ
イド板を押下げたときには引出し可能とする突起とを有
する衣服ベルトの長さ調節用中間金具である。
実施例 以下図示する実施例について具体的に説明する。
この中間金具10は、雄部11と雌部12とからなり、
例えば、第1図に示すように、一端にバックル13を有
する衣服ベルト14の中間に挟まれ、バックル側の短い
部分15に雄部、反対側の長い部分16に雌部を取付け
て使用されるものである。ほかに、図示しないが、バッ
クルと衣服ベルトの接続部に挟んで使用してもよい。
雄部11は、使用者の腹部に添って延びるように湾曲し
た板部17を有する。この板部17の一端部は、略U字
状に曲折され、先端は幅広となり、ここに衣服ベルトの
短い部分15が引掛けて取付けられる。この板部17の
表面には横方向に長く延びる凹溝18が形成されてい
る。この凹溝18の上端縁はラチェット歯19となって
いる。
雌部12は、縦長箱状の枠部20を有する。
この枠部20には、ベルト取付具21が取付けられてい
る。このベルト取付具21は、バックルにベルトを取付
ける場合に広く用いられているものと同様であって、1
枚の金属板よりなる表面板22の一端の上下を直角に曲
折し、ここに他の金属板を断面略L字状にし先端に食込
み歯23を形成してなる押さえ板24を回転可能に取付
けたものである。表面板22の他端はやや巾狭となり、
枠部20の表面から雄部側の面に延び、2本のねじ2
5,25により枠部表面に固定されている。このため、
衣服ベルトの長い部分16の端部を表面板22と押さえ
板24との間に差込み、押さえ板を回転させて食込み歯
23をこの端部に食込ませることにより、衣服ベルトの
長い部分16が取付けられる。なお、表面板22の表面
には、薄い皮革等の化粧膜26が接着されてねじ25,
25を覆い、また表面板22の枠部20と押さえ板24
との間には、着用時に衣服ベルト14の端部を挿通する
ための皮製の押さえリング27が嵌められている。
枠部20には、両側面に孔28,28が、内裏面には凹
部29が形成され、これらに板部17が出入可能に挿通
されている。
枠部20内の板部17表面側には、スライド板30が左
右動不能に、上下動可能に重ねて設けられている。
さらに枠部20内のこのスライド板30の表面側には中
間板31が重ねられている。枠部20の表面には、窓3
2が形成され、この窓32の上下には段部33,33が
形成され、この段部33,33に前述のベルト取付具の
表面板22が嵌合し、窓32を通してねじ25,25が
中間板31に止められ、表面板22及び中間板31が共
に枠部20に固定されている。
中間板31の中央部には長孔34が形成され、スライド
板30の表面側からはこの長孔34内にピン35が略L
字状に伸び、このピン35と長孔34の下端との間にば
ね36が設けられ、このばね36によりスライド板30
は上方に付勢されている。このためスライド板の上端3
7は、枠部20の上方に突出し、また手でこの上端37
を押すことによりスライド板30を押下げることができ
る。
スライド板30の裏面側には突起38が形成され、この
突起38は、板部の凹溝18に嵌合し、この上端縁のラ
チェット歯19に噛合している。このため、板部17
は、枠部20内に差込むことは、ラチェット歯19がス
ライド板30をばね36に抗して押下げるので自由にす
ることができ、引出すことは、通常は不能であり、スラ
イド板30を手で押下げたときのみ可能となっている。
この中間金具10は、以上の構成であるから、次のよう
にして使用される。
衣服ベルト14を通常のようにして着用し、バックル1
3を止める。そして上端37を手で押してスライド板3
0を押下げ、腹を膨らませて板部17を枠部20から一
旦引出す。次にこの中間金具10付近の衣服ベルトの両
部分15,16を手でもって近接させ、ちょうど良い締
め具合になるよう板部17を枠部20に差込み、長さ調
節を終える。
考案の効果 本考案の中間金具は、上述のように、ラチェット歯を用
いているので、長さを伸ばすときには、手でスライド板
上端を押下げる操作をすることが必要であるが、長さを
縮めるときには、単にこの中間金具付近の衣服ベルトを
もって近付けるだけで良いので、取扱いは甚だ便利であ
る。加えて、この中間金具では板部が湾曲しているの
で、身体に馴染み、優れた使用感が得られる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示し、第1図は衣服ベルトに
取付けた状態の斜視図、第2図は正面図、第3図は平面
図、第4図は第2図のIV−IV線拡大断面図である。 10…衣服ベルトの長さ調節用中間金具、11…雄部、
12…雌部、13…バックル、14…衣服ベルト、17
…板部、18…凹溝、19…ラチェット歯、20…枠
部、30…スライド板、36…ばね、37…スライド板
の上端、38…突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄部と雌部とからなり、衣服ベルトの中間
    又は衣服ベルトとバックルとの接続部に挟まれ一方に雄
    部、他方に雌部を取付けて使用される中間金具であっ
    て、 雄部は、湾曲して使用時に身体に添って延びる板部と、
    この板部の表面に形成され横方向に延びる凹溝と、この
    凹溝の上端縁に形成されるラチェット歯とを有し、 雌部は、前記板部を出入可能に差込ませる枠部と、この
    枠部に、上下動可能、左右動不能に設けられるスライド
    板と、このスライド板を上方に付勢し、上端を突出さ
    せ、かつこの上端を手で押して押下げらるようにするば
    ねと、このスライド板に形成され、前記凹溝に嵌合し、
    前記ラチェット歯と噛合して、板部を枠部内に差込むこ
    とを自由にし、通常は引出すことを不能にし、かつスラ
    イド板を押下げたときには引出し可能とする突起とを有
    する衣服ベルトの長さ調節用中間金具。
JP1920690U 1990-02-27 1990-02-27 衣服ベルトの長さ調節用中間金具 Expired - Lifetime JPH0613210Y2 (ja)

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JPH03111523U JPH03111523U (ja) 1991-11-14
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