JP2578176Y2 - 衣服用ベルト - Google Patents
衣服用ベルトInfo
- Publication number
- JP2578176Y2 JP2578176Y2 JP1992006276U JP627692U JP2578176Y2 JP 2578176 Y2 JP2578176 Y2 JP 2578176Y2 JP 1992006276 U JP1992006276 U JP 1992006276U JP 627692 U JP627692 U JP 627692U JP 2578176 Y2 JP2578176 Y2 JP 2578176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- buckle
- slide bar
- pressing plate
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衣服用のベルトに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトとしては、実公昭52−3
8336号公報に記載のもののように、ベルト本体の端
部に装着されたバックルの裏面両側に一対の突片を設
け、ベルト本体の裏面に圧接される押圧板をこれら突片
間に回転自在に架設し、ベルト本体の裏面に食い込む鋸
歯状突起が形成された折り曲げ片を該押圧板の一端に設
け、押圧板を裏面方向に回転させて折り曲げ片をベルト
本体の裏面から離し、バックルの取り付け位置をずらし
てベルトの長さを調節した後、押圧板を逆方向に回転さ
せ、折り曲げ片の鋸歯状突起をベルト裏面に食い込ませ
てバックルを位置決めするものが知られていた。しか
し、このものは、ベルト本体の裏面に鋸歯状突起が食い
込んで傷が付いてしまい、ベルトの長さを変えるために
バックルの取り付け位置を移動すると、その傷が露出し
て体裁が悪いものであった。
8336号公報に記載のもののように、ベルト本体の端
部に装着されたバックルの裏面両側に一対の突片を設
け、ベルト本体の裏面に圧接される押圧板をこれら突片
間に回転自在に架設し、ベルト本体の裏面に食い込む鋸
歯状突起が形成された折り曲げ片を該押圧板の一端に設
け、押圧板を裏面方向に回転させて折り曲げ片をベルト
本体の裏面から離し、バックルの取り付け位置をずらし
てベルトの長さを調節した後、押圧板を逆方向に回転さ
せ、折り曲げ片の鋸歯状突起をベルト裏面に食い込ませ
てバックルを位置決めするものが知られていた。しか
し、このものは、ベルト本体の裏面に鋸歯状突起が食い
込んで傷が付いてしまい、ベルトの長さを変えるために
バックルの取り付け位置を移動すると、その傷が露出し
て体裁が悪いものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、バッ
クルの取り付けによってべルト本体に傷が付かないため
体裁が良く、しかも、バックルの取り付け位置がずれる
心配のない衣服用ベルトを提供することにある。
クルの取り付けによってべルト本体に傷が付かないため
体裁が良く、しかも、バックルの取り付け位置がずれる
心配のない衣服用ベルトを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の衣服用ベルト
は、上記課題を達成するために、ベルト本体と、該ベル
ト本体の一端部に摺動・固定自在に装着されるバックル
本体を有するバックルとから成り、バックル本体の裏面
にベルト本体を係脱自在に挾圧するベルト押圧板を設け
ると共に、該ベルト押圧板の挾圧によりバックル本体を
ベルト本体に固定する衣服用ベルトであって、前記ベル
ト押圧板のベルト圧接面を平滑に形成すると共に、前記
ベルト本体の裏面にベルベットファスナーの雌部材を、
そのループ形成面が前記ベルト圧接面に向くように固着
する。
は、上記課題を達成するために、ベルト本体と、該ベル
ト本体の一端部に摺動・固定自在に装着されるバックル
本体を有するバックルとから成り、バックル本体の裏面
にベルト本体を係脱自在に挾圧するベルト押圧板を設け
ると共に、該ベルト押圧板の挾圧によりバックル本体を
ベルト本体に固定する衣服用ベルトであって、前記ベル
ト押圧板のベルト圧接面を平滑に形成すると共に、前記
ベルト本体の裏面にベルベットファスナーの雌部材を、
そのループ形成面が前記ベルト圧接面に向くように固着
する。
【0005】
【作用】ベルト圧接面を平滑にしたことにより、ベルト
本体の裏面の損傷を防ぎ、ベルト本体の裏面に装着され
たベルベットファスナーの雌部材の摩擦力によって、ベ
ルト押圧面の滑りを防ぎ、バックル本体の位置ずれを防
止する。
本体の裏面の損傷を防ぎ、ベルト本体の裏面に装着され
たベルベットファスナーの雌部材の摩擦力によって、ベ
ルト押圧面の滑りを防ぎ、バックル本体の位置ずれを防
止する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、1は衣服用のベルトであっ
て、帯状のベルト本体2と、ベルト本体2の端部に装着
され、ステンレスあるいはメッキを施された鉄及び銅合
金等の金属を素材とするバックル3とより成る。バック
ル3は、ベルト本体2の一端部に摺動可能に取り付けら
れる第一の係合具5と、ベルト本体2の他端に固定さ
れ、第一の係合具5に着脱自在に係合する第二の係合具
4とを備える。ベルト本体2の材質としては皮革、合成
皮革あるいは布等が用いられ、ベルト本体2の裏面には
バックル3の第1の係合具5に臨む部分に多数のループ
を形成したループ形成面を有するベルベットファスナー
の雌部材6が縫製又は接着剤等によって固着されてい
る。
に説明する。図1において、1は衣服用のベルトであっ
て、帯状のベルト本体2と、ベルト本体2の端部に装着
され、ステンレスあるいはメッキを施された鉄及び銅合
金等の金属を素材とするバックル3とより成る。バック
ル3は、ベルト本体2の一端部に摺動可能に取り付けら
れる第一の係合具5と、ベルト本体2の他端に固定さ
れ、第一の係合具5に着脱自在に係合する第二の係合具
4とを備える。ベルト本体2の材質としては皮革、合成
皮革あるいは布等が用いられ、ベルト本体2の裏面には
バックル3の第1の係合具5に臨む部分に多数のループ
を形成したループ形成面を有するベルベットファスナー
の雌部材6が縫製又は接着剤等によって固着されてい
る。
【0007】第二の係合具4は、係合具本体7とスライ
ドバー8とを備え、係合具本体7の接続側先端寄りには
幅方向に亘って挿通孔9が形成され、挿通孔9の一側端
の開口部はやや小径とされ、他側端は蓋26によって閉
塞され、係合具本体7の接続側先端の両側寄りには奥端
に向けて切り欠き10が挿通孔9を分断するようにそれ
ぞれ形成されている。また、係合具本体7の奥端にはベ
ルト本体2の他端方向に向けて開口するベルト挿入溝1
1が形成され、このベルト挿入溝11にベルト本体2の
他端を差し込み、カシメ金具等で固定することにより、
係合具本体7がベルト本体2に取り付けられている。
ドバー8とを備え、係合具本体7の接続側先端寄りには
幅方向に亘って挿通孔9が形成され、挿通孔9の一側端
の開口部はやや小径とされ、他側端は蓋26によって閉
塞され、係合具本体7の接続側先端の両側寄りには奥端
に向けて切り欠き10が挿通孔9を分断するようにそれ
ぞれ形成されている。また、係合具本体7の奥端にはベ
ルト本体2の他端方向に向けて開口するベルト挿入溝1
1が形成され、このベルト挿入溝11にベルト本体2の
他端を差し込み、カシメ金具等で固定することにより、
係合具本体7がベルト本体2に取り付けられている。
【0008】スライドバー8には、図2に示すように、
一側端から順に小径部12、大径部13、小径部12
a、及び大径部13aが形成され、一側端寄りの小径部
12の途中には挿通孔9の開口部の内側に当接するスト
ッパー14が設けられ、他側端寄りの大径部13aの端
面には凹部15が形成され、この凹部15にコイルスプ
リングよりなるバネ16が収納されている。そして、ス
ライドバー8は係合具本体7の他側端から挿通孔9に通
され、その小径部12を開口部から外方に突出させた
後、挿通孔9の他側端は蓋26で閉塞され、この蓋26
にバネ16が当接して、スライドバー8はバネ16の弾
発力によって係合具本体7の一側端に向けて押圧されて
おり、スライドバー8が一側端方向に押されている状
態、すなわち常態では、スライドバー8の一側端が係合
具本体7の外方に突出すると共に、大径部13,13a
が係合具本体7の切り欠き10の位置に合致し、スライ
ドバー8がバネ16の弾発力に抗して他側端寄りに押し
込まれた状態では、その小径部12,12aが切り欠き
10の位置に合致するようになっている。
一側端から順に小径部12、大径部13、小径部12
a、及び大径部13aが形成され、一側端寄りの小径部
12の途中には挿通孔9の開口部の内側に当接するスト
ッパー14が設けられ、他側端寄りの大径部13aの端
面には凹部15が形成され、この凹部15にコイルスプ
リングよりなるバネ16が収納されている。そして、ス
ライドバー8は係合具本体7の他側端から挿通孔9に通
され、その小径部12を開口部から外方に突出させた
後、挿通孔9の他側端は蓋26で閉塞され、この蓋26
にバネ16が当接して、スライドバー8はバネ16の弾
発力によって係合具本体7の一側端に向けて押圧されて
おり、スライドバー8が一側端方向に押されている状
態、すなわち常態では、スライドバー8の一側端が係合
具本体7の外方に突出すると共に、大径部13,13a
が係合具本体7の切り欠き10の位置に合致し、スライ
ドバー8がバネ16の弾発力に抗して他側端寄りに押し
込まれた状態では、その小径部12,12aが切り欠き
10の位置に合致するようになっている。
【0009】第一の係合具5は平板状のバックル本体2
5を備え、バックル本体25の接続側先端の裏面には幅
方向両端に亘ってベルト挿通帯片17が跨設される。ベ
ルト挿通帯片17の先端両側寄りにはバックル本体25
の裏面及び第二の係合具4側に凸に湾曲し、第二の係合
具4の切り欠き10内においてスライドバー8に着脱自
在に係合する一対のフック18がそれぞれ設けられる。
このフック18の内径はスライドバー8の大径部13,
13aの外径よりやや大径とされ、フック18の開口2
7の幅は、スライドバー8の小径部12,12aの外径
よりやや大きく形成され、スライドバー8に強制力が働
いていない常態において、スライドバー8の大径部1
3,13aが切り欠き10に位置している時、あるいは
第一の係合具5と第二の係合具4とが一列に並んでいる
時には、フック18の先端が切り欠き10内に抜挿不可
能とされている。
5を備え、バックル本体25の接続側先端の裏面には幅
方向両端に亘ってベルト挿通帯片17が跨設される。ベ
ルト挿通帯片17の先端両側寄りにはバックル本体25
の裏面及び第二の係合具4側に凸に湾曲し、第二の係合
具4の切り欠き10内においてスライドバー8に着脱自
在に係合する一対のフック18がそれぞれ設けられる。
このフック18の内径はスライドバー8の大径部13,
13aの外径よりやや大径とされ、フック18の開口2
7の幅は、スライドバー8の小径部12,12aの外径
よりやや大きく形成され、スライドバー8に強制力が働
いていない常態において、スライドバー8の大径部1
3,13aが切り欠き10に位置している時、あるいは
第一の係合具5と第二の係合具4とが一列に並んでいる
時には、フック18の先端が切り欠き10内に抜挿不可
能とされている。
【0010】また、バックル本体25のベルト挿通帯片
17の反対側裏面両側縁にはそれぞれ突片19がベルト
本体2を挟むように設けられ、突片19間にはベルト押
圧板20が回転自在に架設され、ベルト押圧板20の中
間部にはベルト本体2の裏面に設けられたベルベットフ
ァスナーの雌部材6に当接する屈曲部21が幅方向に沿
って形成され、ベルト押圧板20の一端部にはベルベッ
トファスナーの雌部材6のループ形成面に圧接されるベ
ルト圧接片22がベルト本体2の裏面方向に屈曲して形
成される。このベルト圧接片22の先端面であるベルト
圧接面は、図3に示すように、平滑に構成されている。
そして、ベルト圧接片22の両側端に設けられた突起2
3を突片19に穿設された孔24に差し込むことによ
り、ベルト押圧板20が突片19に回転可能に枢着され
ている。
17の反対側裏面両側縁にはそれぞれ突片19がベルト
本体2を挟むように設けられ、突片19間にはベルト押
圧板20が回転自在に架設され、ベルト押圧板20の中
間部にはベルト本体2の裏面に設けられたベルベットフ
ァスナーの雌部材6に当接する屈曲部21が幅方向に沿
って形成され、ベルト押圧板20の一端部にはベルベッ
トファスナーの雌部材6のループ形成面に圧接されるベ
ルト圧接片22がベルト本体2の裏面方向に屈曲して形
成される。このベルト圧接片22の先端面であるベルト
圧接面は、図3に示すように、平滑に構成されている。
そして、ベルト圧接片22の両側端に設けられた突起2
3を突片19に穿設された孔24に差し込むことによ
り、ベルト押圧板20が突片19に回転可能に枢着され
ている。
【0011】第一の係合具5をベルト本体2に装着する
には、図4に示すように、ベルト押圧板20を矢印a方
向に回動させてベルト圧接片22とバックル本体25の
間の隙間を広げ、ベルト本体2の一端をバックル本体2
5とベルト押圧板20との間及びバックル本体25とベ
ルト挿通帯片17との間に通す。次いで、ベルト本体2
が使用者の胴廻りに適する長さになるまで第一の係合具
5を摺動した後、ベルト押圧板20を矢印aと逆方向に
回動して、ベルト押圧板20の屈曲部21とベルト圧接
片22とをベルト本体2の裏面に貼着されたベルベット
ファスナーの雌部材6のループ形成面に圧接させ、これ
により、バックル本体25を有する第一 の係合具5をベ
ルト本体2の一端部に固定する。
には、図4に示すように、ベルト押圧板20を矢印a方
向に回動させてベルト圧接片22とバックル本体25の
間の隙間を広げ、ベルト本体2の一端をバックル本体2
5とベルト押圧板20との間及びバックル本体25とベ
ルト挿通帯片17との間に通す。次いで、ベルト本体2
が使用者の胴廻りに適する長さになるまで第一の係合具
5を摺動した後、ベルト押圧板20を矢印aと逆方向に
回動して、ベルト押圧板20の屈曲部21とベルト圧接
片22とをベルト本体2の裏面に貼着されたベルベット
ファスナーの雌部材6のループ形成面に圧接させ、これ
により、バックル本体25を有する第一 の係合具5をベ
ルト本体2の一端部に固定する。
【0012】次に、このベルト1の使用方法について説
明する。ベルト1を装着する時は、まず、図5に示すよ
うに第二の係合具4のスライドバー8の突出された一側
端を指で押し、スライドバー8をバネ16の弾発力に抗
して係合具本体7内に押し込んで、スライドバー8の小
径部12,12aを切り欠き10の位置に合致させ、切
り欠き10の奥端とスライドバー8の側面との間の隙間
を大きくする。次いで、図6に示すように、第一の係合
具5のバックル本体25を第二の係合具4の係合具本体
7に直角に交差するようにして、第一の係合具5のフッ
ク18の先端をベルト本体2の裏面に向け、フック18
を切り欠き10の奥端とスライドバー8との間に表側か
ら差し込み、フック18の開口27にスライドバー8の
小径部12,12aを通してフック18とスライドバー
8とを係合した後、図7に示すように、バックル本体2
5を回動してバックル本体25と係合具本体7とを一列
にする。
明する。ベルト1を装着する時は、まず、図5に示すよ
うに第二の係合具4のスライドバー8の突出された一側
端を指で押し、スライドバー8をバネ16の弾発力に抗
して係合具本体7内に押し込んで、スライドバー8の小
径部12,12aを切り欠き10の位置に合致させ、切
り欠き10の奥端とスライドバー8の側面との間の隙間
を大きくする。次いで、図6に示すように、第一の係合
具5のバックル本体25を第二の係合具4の係合具本体
7に直角に交差するようにして、第一の係合具5のフッ
ク18の先端をベルト本体2の裏面に向け、フック18
を切り欠き10の奥端とスライドバー8との間に表側か
ら差し込み、フック18の開口27にスライドバー8の
小径部12,12aを通してフック18とスライドバー
8とを係合した後、図7に示すように、バックル本体2
5を回動してバックル本体25と係合具本体7とを一列
にする。
【0013】そして、スライドバー8から指を放すと、
スライドバー8がバネ16の弾発力によって係合具本体
7の一側端方向に摺動し、スライドバー8の大径部1
3,13aが切り欠き10内に侵入してフック18の内
周に係合し、切り欠き10の奥端とスライドバー8の側
面との間隙が狭くなり、これによってフック18の脱出
を抑止する。ベルト1を外す時は、上記と逆の過程によ
ってフック18を切り欠き10内から抜き取り、第一の
係合具5と第二の係合具4とを分離すれば良い。
スライドバー8がバネ16の弾発力によって係合具本体
7の一側端方向に摺動し、スライドバー8の大径部1
3,13aが切り欠き10内に侵入してフック18の内
周に係合し、切り欠き10の奥端とスライドバー8の側
面との間隙が狭くなり、これによってフック18の脱出
を抑止する。ベルト1を外す時は、上記と逆の過程によ
ってフック18を切り欠き10内から抜き取り、第一の
係合具5と第二の係合具4とを分離すれば良い。
【0014】なお、第一の係合具5と第二の係合具4と
の係合部の構成は上記実施例と異なるものとすることが
可能であり、ベルト本体2の第二の係合具4を装着する
端部付近にはベルベットファスナーの雌部材6を固着し
なくても良い。
の係合部の構成は上記実施例と異なるものとすることが
可能であり、ベルト本体2の第二の係合具4を装着する
端部付近にはベルベットファスナーの雌部材6を固着し
なくても良い。
【0015】
【考案の効果】本考案の衣服用ベルトは、ベルト押圧板
のベルト圧接面を平滑にし、ベルト圧接面にループ形成
面を向けてベルト本体の裏面にベルベットファスナーの
雌部材を固着したので、ベルト圧接面によってベルト本
体の裏面を強圧してもベルト本体が傷付くことがなく、
バックル本体の取り付け位置を移動しても圧接痕が露出
することがないため体裁が良い。また、ベルベットクロ
スファスナーの雌部材のループ形成面の摩擦力によって
ベルト圧接面の滑りを抑止するので、バックル本体の取
り付け位置がずれる心配がない。
のベルト圧接面を平滑にし、ベルト圧接面にループ形成
面を向けてベルト本体の裏面にベルベットファスナーの
雌部材を固着したので、ベルト圧接面によってベルト本
体の裏面を強圧してもベルト本体が傷付くことがなく、
バックル本体の取り付け位置を移動しても圧接痕が露出
することがないため体裁が良い。また、ベルベットクロ
スファスナーの雌部材のループ形成面の摩擦力によって
ベルト圧接面の滑りを抑止するので、バックル本体の取
り付け位置がずれる心配がない。
【図1】本考案の実施例を示す衣服用ベルトの裏面斜視
図
図
【図2】スライドバーの正面図
【図3】ベルト押圧板の斜視図
【図4】本考案の実施例を示す衣服用ベルトの要部平面
図
図
【図5】ベルトの装着の第一の過程を示すバックルの正
面図
面図
【図6】ベルトの装着の第二の過程を示すバックルの正
面図
面図
【図7】ベルトの装着の第三の過程を示すバックルの正
面図
面図
1 ベルト 2 ベルト本体 3 バックル 4 第二の係合具 5 第一の係合具 6 ベルベットファスナーの雌部材 7 係合具本体 8 スライドバー 9 挿通孔 10 切り欠き 11 ベルト挿通溝 12,12a 小径部 13,13a 大径部 14 ストッパー 15 凹部 16 バネ 17 ベルト挿通帯片 18 フック 19 突片 20 ベルト押圧板 21 屈曲部 22 ベルト圧接片 23 突起 24 孔 25 バックル本体 26 蓋 27 開口
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルト本体と、該ベルト本体に摺動・固
定自在に装着されるバックル本体を有するバックルとか
ら成り、前記バックル本体の裏面に前記ベルト本体を係
脱自在に挾圧するベルト押圧板を設けると共に、該ベル
ト押圧板の挾圧によりバックル本体をベルト本体に固定
する衣服用ベルトにおいて、前記ベルト押圧板のベルト
圧接面を平滑に形成すると共に、前記ベルト本体の裏面
にベルベットファスナーの雌部材を、そのループ形成面
が前記ベルト圧接面に向くように固着したことを特徴と
する衣服用ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006276U JP2578176Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 衣服用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006276U JP2578176Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 衣服用ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558010U JPH0558010U (ja) | 1993-08-03 |
JP2578176Y2 true JP2578176Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=11633889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992006276U Expired - Lifetime JP2578176Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 衣服用ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578176Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10301959B4 (de) | 2002-01-21 | 2022-06-09 | Ngk Insulators, Ltd. | Poröser Körper mit Honigwabenstruktur, dessen Verwendung und Herstellungsverfahren |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5286562B2 (ja) * | 2009-05-21 | 2013-09-11 | 山本シーリング工業株式会社 | 腰ベルト |
JP2010270413A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Yamamoto Sealing Kogyo Kk | 腰ベルト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238336U (ja) * | 1975-09-11 | 1977-03-18 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP1992006276U patent/JP2578176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10301959B4 (de) | 2002-01-21 | 2022-06-09 | Ngk Insulators, Ltd. | Poröser Körper mit Honigwabenstruktur, dessen Verwendung und Herstellungsverfahren |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558010U (ja) | 1993-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2568998Y2 (ja) | 三つ折中留 | |
JPH07313215A (ja) | スライドファスナー用の自動停止機構付きスライダー | |
KR20010012401A (ko) | 띠형 장신구의 중간 버클 | |
EP1980171B1 (en) | Clasp, band with a clasp, portable device, timepiece, and accessory | |
JP2578176Y2 (ja) | 衣服用ベルト | |
TWI461159B (zh) | 卡扣具 | |
EP1319348A2 (en) | Exchangeable self-adjusting device for use in belt | |
JP2578177Y2 (ja) | バックル | |
CN209846296U (zh) | 折叠扣及手表 | |
KR890000111B1 (ko) | 플라스틱제 버클 | |
JP2000102404A (ja) | 中留構造 | |
US2115954A (en) | Clasp or connecter for bracelets | |
JP3844994B2 (ja) | ベルト用止具の調節部 | |
JPH0947306A (ja) | ぎぼしを用いた止め具の連結構造 | |
JPH0625139Y2 (ja) | 耳飾り | |
TWM582781U (zh) | 滑動式扣具 | |
GB2038917A (en) | Buckle for Watch Bands | |
JP3446859B2 (ja) | ウエストアジャスタ | |
JP2503686Y2 (ja) | 把握部の係止構造 | |
CN213370335U (zh) | 一种中间限位式单向侧滑母扣 | |
JP3070034B2 (ja) | ブローチ等の装身具用止具 | |
JPH0613210Y2 (ja) | 衣服ベルトの長さ調節用中間金具 | |
US3670373A (en) | Bracelet connector | |
JP3726157B2 (ja) | 合成樹脂製クリップ | |
JPH0421778Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |