JPH01310352A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

Info

Publication number
JPH01310352A
JPH01310352A JP14246588A JP14246588A JPH01310352A JP H01310352 A JPH01310352 A JP H01310352A JP 14246588 A JP14246588 A JP 14246588A JP 14246588 A JP14246588 A JP 14246588A JP H01310352 A JPH01310352 A JP H01310352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
processing
port
shielding member
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14246588A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Tadokoro
田所 栄一
Takashi Nakamura
敬 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP14246588A priority Critical patent/JPH01310352A/ja
Publication of JPH01310352A publication Critical patent/JPH01310352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば感光材料に現像、漂白・定着のような
処理を施すための感光材料処理装置に関する。
〈従来の技術〉 感光材料の現像処理は、処理槽内に供給され、貯留され
ている処理液中に、感光材料を所定時間浸漬することに
より行われる。
このような処理を行なう従来の感光材料処理装置を第9
図に示す。
この感光材料処理装置100は、処理層110と、該処
理層内に貯留された処理液112中に浸漬して設置され
、感光材料の搬送経路を規定する4組の搬送ローラ対1
20.122.1124.126およびガイド140.
142,144,145と、処理液112の液面付近に
液面を覆うように設置された蓋体130(蓋片132.
134および136で構成される)と、蓋片132と1
34の間および蓋片134と136の間にそれぞれ形成
された感光材料200の搬入口135および搬出口13
7と、該搬入口135および搬出口137の上方にそれ
ぞれ設置された搬送ローラ対128および129と、該
搬送ローラ対128および129の近傍にそれぞれ設置
されたガイド141およびガイド143とで構成されて
いる。 上記各搬送ローラ、ガイドおよび蓋片は、ラッ
ク114の側板116.118間に設置されている。
この感光材料処理装置100の作動は、次の通りである
ガイド141および搬送ローラ対128に挟持案内され
た感光材料200は、搬入口135を通過して処理槽1
10の処理液112内へ搬入され、搬送ローラ対120
に挟持搬送され、ガイド140および144により案内
されて下降し、搬送ローラ対122を経た後、ガイド1
45で反転される。 反転された感光材料200は搬送
ローラ対124を経た後ガイド142およびガイド14
4により案内されて上昇し、搬出口137より処理液1
12外へ搬出され、搬送ローラ対129およびガイド1
41を経て1次工程へと送り出されるようになっている
しかしながら、このような感光材料処理装置100では
、感光材料200の出側に設置された搬送ローラ対12
9に関する次のような欠点がある。
処理液120から引き上げられ、搬出口137を通過し
た感光材料200は、処理液で濡れているため、搬送ロ
ーラ対129(感光材料搬送経路の最下流側に設置)の
間を通過する際にこれを濡らす、 搬送ローラ対129
は処理液120に浸漬されていないため、ローラの円筒
面に付着した処理液が乾燥し、処理液成分の結晶が析出
するか、あるいは半乾燥状態となり、円筒面がべとつき
を生じる。  このようにローラの円筒面が汚れた状態
で以後の感光材料が搬送ローラ対129間を通過すると
、その汚れが感光材料の表面に付着し、または現像ムラ
やキズ等の欠陥を生じる。
従って、搬送ローラ対129のローラ円筒面は、常にク
リーンな状態に保持されている必要があり、そのために
搬送ローラ対129のローラ円筒面を清浄化する清浄装
置を設置することが提案されている。 この清浄装置は
、例えば搬送ローラ対129のローラ円筒面を水洗する
ことにより清浄化するものであるが、洗浄水の供給手段
等の必要上、構造が?1雑となり、かつ装置の設置スペ
ースを要し、またコストアップを招くという問題点があ
る。
また、上記感光材料処理装置100では、処理液120
が、搬入口135および搬出口137において外気と連
通しているため、そこから処理液が蒸発し、または空気
との接触により処理液の温度低下や酸化等の変質、劣化
を生じる。
処理液の蒸発が著しく生じると、処理液の濃縮により正
常な現像を阻害するおそれがあり、しかも処理液の減少
を補うために、処理液を余分に補給しなければならない
、 さらに、蒸発した処理液が処理装置の各所、特に搬
送ローラ対129に付着し、前記と同様感光材料の欠陥
の原因となるという欠点もある。
また、処理液が変質、劣化を生じれば、現像特性に悪影
響を及ぼすことは明らかである。
また、例えば処理液は適正な現像を行うために20〜6
0℃程度に保持される必要があるが、液面からの熱の放
散が著しいと、前記適正温度に保持するために多くの熱
量を必要とする。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡易な構造で搬送ローラの汚れによ
る感光材料の汚れ、現像ムラ、キズ等の欠陥を防止し、
また、さらに感光材料が通過する開口からの処理液の蒸
発、温度の低下および酸化等の変質、劣化を防止するこ
とができる感光材料処理装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記の本発明により達成される。
即ち、本発明は、処理領域と、その他の外部領域とを有
し、感光材料を搬送ローラ郡により搬送し、前記処理領
域内の処理液に浸漬して処理する感光材料処理装置であ
って、 前記処理領域と前記外部領域とを隔てる蓋体と、該蓋体
を感光材料が通過するための少なくとも1つの開口とを
有し、 前記搬送ローラ郡のうちの搬送方向下流側の最終搬送ロ
ーラが、前記処理領域内に位置することを特徴とする感
光材料処理装置である。
また、本発明は、前記感光材料処理装置の前記開口付近
にシャッター手段を設置したことな特徴とする感光材料
処理装置である。
この感光材料処理装置のシャッター手段は、前記開口付
近に回動可能に装着された遮蔽部材を有し、該遮蔽部材
の回動により前記開口の開閉を行うよう構成されたもの
であるのがよい。
そして、前記遮蔽部材は、感光材料の通過により回動し
、前記開口を開状態とするものであるのが好ましい。
また、前記シャッター手段は、前記感光材料の搬送時に
は前記開口を開状態とし、非搬送時には前記開口を閉状
態とするよう前記遮蔽部材を回動させる駆動手段を有す
るのが好ましい。
あるいは、前記シャッター手段は、前記開口である搬入
口および搬出口に装着された弾性材料よりなる遮蔽部材
であるのがよく、さらに、この遮蔽部材は、前記感光材
料の非通過時には前記搬入口および搬出口を遮蔽し、前
記感光材料の通過時には感光材料の進入により変形し、
感光材料の通過を可能とするよう作動するものであるの
が好ましい。
そして、この遮蔽部材は、実質的に変形しないフランジ
部と、先端へ向って厚さが漸減する薄肉部とを有し、 前記搬入口および搬出口の対向する両縁部にそれぞれ一
対の遮蔽部材がそのフランジ部にて取り付けられ、 前記感光材料の非通過時には前記薄肉部同士が密着して
前記搬入口および搬出口を遮蔽し、前記感光材料の通過
時には感光材料の進入により前記密着していた薄肉部が
押し広げられ、感光材料の両面が薄肉部に接触しつつ通
過するよう構成されたものであるのが好ましい。
〈実施例〉 以下、本発明の感光材料処理装置を、添付図面に示す好
適実施例について詳細に説明する。
第1図に、感光材料の現像処理または漂白・定着処理を
行うための感光材料処理装置lの構成例を示す、 なお
、本発明の感光材料処理装置の用途は、これに限定され
ないことは言うまでもない。
感光材料処理装置1は、処理層10と、感光材料200
(主に、シート状)の搬送経路を規定する搬送ローラ対
20.22.24.26.28.29およびガイド40
.42.44.45.46と、処理液12の液面付近に
設置された蓋体3(M片32.34.36およびカバー
38で構成される)と、蓋体3に形成された感光材料2
00の搬入口35および搬出口37にそれぞれ設置され
たシャッター手段5と、感光材料200の入側および出
側にそれぞれ設置されたガイド141およびガイド14
2とで構成されている。
そして、この感光材料処理装置lは、処理層lOおよび
蓋体3で囲まれる処理領域Sと、その他の外部領域Tと
に区画される。
前記各搬送ローラ、ガイドおよび蓋体3は、ラック14
に支持され、lユニットとして構成されている。 また
、処理槽lO内には1例えば現像液または漂白、定着液
のような処理液12が所定レベルまで満たされており、
この処理液12中にラック14の一部(例^ば、ラック
14の半分程度まで)が浸漬されている。
ラック14は、一対の側板16.18を備えており、こ
れらの側板16.18は、側板16.18間の四隅に配
置されるステー(図示せず)によって互いに平行に支持
されている。
これらの側板16.18間の所定位置には、処理液12
中に浸漬される4組の搬送ローラ対20.22.24.
26が掛は渡されている。
また側板16.18間には、搬送ローラ対20の上方の
感光材料入側に搬送ローラ対28が、搬送ローラ対26
の上方の感光材料出側(処理領域S内)に搬送ローラ対
29がそれぞれ掛は渡されている。
搬送ローラ一対20の一方のローラー20Aの上方液面
付近には蓋片32が設置され、また、他方のローラ2O
Bの上方液面付近には、蓋片32に隣接して、蓋片34
が設置されている。 この蓋片32および34の間に感
光材料200の搬入口35が規定される。
またローラ26Aの上方であって、搬送ローラ一対29
の一方のローラー29Aの側方の液面付近には、蓋片3
6が設置されている。
さらに、蓋片34と36との間に、搬送ローラ一対29
を覆うようにカバー38が設置されている。 このカバ
ー38と蓋片36との間に感光材料200の搬出口37
が規定される。
なお、蓋片32.34.36およびカバー38は、いず
れも側板16.18間に掛は渡され、固定されている。
これらの蓋片32.34.36およびカバー38で蓋体
3を構成している。
なお、各蓋片32.34.36およびカバー38材質は
、所定の剛性、耐久性、および処理液12に対する耐薬
品性(処理液による膨張、変形、歪、割れ、強度低下等
を生じないこ)とを有し、さらに部材から処理液へ溶出
し、写真性を損なうことがないものであるのがよく、例
えば、アクリル、塩化ビニル、ポリアミド、ポリアセタ
ール、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート
、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタ
レート、高密度ポリエチレン、ポリサルレフオン、ポリ
エーテルサルフオン、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リアクリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミ
ド等の各種樹脂類、合成ゴム、天然ゴム等の各種ゴム類
、アルミナ等のセラミックス、ステンレス、チタン、ハ
ステロイ等の金属類等を挙げることができる。
本発明の特徴は、前記各搬送ローラのうちの、感材搬送
方向下流側の最終搬送ローラである搬送ローラ対29が
、処理領域S内に設置されていることにある。 即ち、
第1図に示す感光材料処理装置1では、搬送ローラ対2
8は外部領域T内に設置されているが、その他の搬送ロ
ーラ対20.22.24.26および29は処理領域S
内に設置されている。 このような構成とすることによ
り、搬送ローラ29Aおよび29Bの円筒面が乾燥せず
、よって前述したような、ローラ円筒面の汚れによる感
光材料表面の欠陥が防止される。
なお、搬送ローラ29Aおよび29Bの円筒面の汚れを
より効果的に防止するためには、搬送ローラ29Aおよ
び29Bのいずれか一方または双方が、処理液12に接
触しているのが好ましい。
蓋体3の開口である感光材料の搬入口35および搬出口
37には、該搬入口35および搬出口37を開閉するシ
ャッター手段5が装着されている。 このシャッター手
段5の構成については、後に詳述する。
ローラ2OAとローラ22Aとの間およびローラ26A
とローラ24Aとの間には、それぞれガイド40.42
が配置されており、これらのガイド40.42と、ロー
ラ2OB、22B、24B、26Bとで囲まれる部分に
配置されたガイド44との間で感光材料200の搬送路
が形成されている。
さらに、ローラ22Aおよび24Aの近傍の処理槽lO
の底部には、感光材料200の搬送方向を反転させるガ
イド45が配置されている。
また、搬送ローラ対29と搬出口37との間には、感光
材料200を搬出口37へ導くガイド46が設置されて
いる。
従って、感光材料200は、ガイド41を経て搬送ロー
ラ対28に挟持案内され、搬入口35を通過して処理領
域S内の処理液12中に浸漬され、さらに搬送ローラ対
20に挟持搬送され、ガイド40および44により案内
されて下降し、搬送ローラ対22を経た後、ガイド45
で反転される。 反転された感光材料200は、搬送ロ
ーラ対24を経た後ガイド42およびガイド44により
案内されて上昇し、搬送ローラ対26および29を経て
ガイド46により搬出口37へ導かれ、さらに搬出口3
7を通過して外部領域Tへ搬出され、ガイド43を経て
次工程へと送り出されるようになっている。
なお、搬送ローラ対20.22.24.26.28.2
9およびガイド40.41.42.43.44.45.
46は、いずれもラック14の側板16.18間に掛は
渡されている。
このような感光材料を搬送するための各搬送ローラ対は
、次のような駆動系により駆動される。 各搬送ローラ
対20.22.24.26.28.29の一方または双
方のローラの回転軸の一端は側板16または18外へ延
長され、歯車が取り付けられている(図示せず)。
これらの歯車は、所定の中継歯車を介して歯合され、処
理槽lO外に設置されたモータ、変速機、動力伝達部材
等含む感材搬送用駆動手段(図示せず)によりいずれか
の搬送ローラに回転力を与^ると、前記各搬送ローラ対
のローラが、それぞれ所定方向に所定速度で回転するよ
うになっている。
次に、本発明の感光材料処理装置におけるシャッター手
段の具体的な構成例を第2図〜第9図に基づいて説明す
る。
なお、シャッター手段5および7は、感光材料の搬入口
35と搬出口37にそれぞれ設置されるが、これらの構
成は同様であるため、主に搬入口35側のシャッター手
段について説明し、搬出口37側についてはこれを援用
する。
第2図に示すシャッター手段5は、蓋片32.34にそ
れぞれ搬入口35の内側に向って断面がほぼ半円形の溝
320,340が形成され、満320および340内に
円柱状(溝の径より若干小径)の遮蔽部材50が回動可
能に収納されている。 この遮蔽部材50には感光材料
200が通過するためのスリット53が形成されている
。 このスリット53の幅は、搬入口35の幅にほぼ等
しいものとするのが好ましい。
遮蔽部材50は、通常はスリット53が搬入口35の感
光材料通過方向に対し所定角度θ傾斜した状態(第2図
中の点線で示す位置)で停止し、よって搬入口35を閉
止した状態となっている。 また、感光材料200が搬
入口35およびを通過する際には、遮蔽部材50は、ス
リット53が感光材料通過方向と平行になる状態まで回
動しく第2図中の実線で示す位置)、よって搬入口35
が開放した状態となり、感光材料200の通過が可能と
なる。
このような遮蔽部材50の回動は、第6図に示す駆動手
段6により行われる。 遮蔽部材50の回転軸54の一
端は処理槽lO外へ延長され、回転軸54は駆動源であ
るロータリーソレノイド61のローター回転軸に連結さ
れている。
ロータリーソレノイド61の端子はスイッチ64を介し
て電源65に接続されている。 また、搬入口35の近
傍には感光材料200の存在を検出するセンサー(例え
ば、タッチリミットスイッチ)67が設置され、該セン
サー67はマイクロコンピュータ等を内蔵する制御部6
6に接続されている。 この制御部66はスイッチ64
とも接続されている。
ロータリーソレノイド61は、通電時には内部のロータ
ーが所定角度、即ち前記スリット53の傾斜角θだけ回
動してその状態を維持しつづけ(搬入口35が開放状態
)、切電すると元の位置(搬入口35が閉止状態)に復
帰するよう作動するものである。
センサー67により感光材料200の存在(搬入口35
への接近)が検出されているときには、制御部66によ
りスイッチ64がONとなるように制御し、これにより
ロークリーンレノイド61に通電されて遮蔽部材50が
第2図の実線で示す状態となり、搬入口35が開放する
。 逆にセンサー67により感光材料200の存在が検
出されていないときには、制御部66によりスイッチ6
4がOFFとなるように制御し、これによりロータリー
ソレノイド61は切電されて遮蔽部材50が第2図の点
線で示す状態となり、搬入口35が閉止する。
なお、搬出口37側では、処理領域S内の搬出口37近
傍に上記と同様のセンサーを設け(図示せず)、同様の
開閉制御を行なえばよい。
このような構成とすることにより、感光材料200の搬
送とシャッター手段5による搬入口35および搬出口3
7の開閉を同期的に行うことができる。
なお、搬入口35と搬出口37の遮蔽部材50の両回転
軸54.54に、それぞれスプロケット(図示せず)を
取り付け、これらのスプロケット間にチェーンベルト(
図示せず)を掛は回し、これにより1つのロータリーソ
レノイド61で両遮蔽部材50.50を同方向に同時に
回動するよう、即ち搬入口35および搬出口37を同時
に開閉するよう構成してもよい。
また、遮蔽部材50を回動させるための駆動手段と前述
した感材搬送用駆動手段の駆動系を共用した構成のもの
でもよい。
第3図および第4図は、遮蔽部材を回動するための駆動
手段6を必要としないシャッター手段5の構成例を示す
第3図に示すように、蓋片32に、搬入口35の内側に
向って断面がほぼ半円形の溝320が形成されており、
この溝320内には、断面がほぼ半円形(溝の径より若
干小径)の遮蔽部材51が収納されている。 この遮蔽
部材51は、回転軸54を有し、この回転軸54の両端
は、それぞれ軸受(図示せず)を介して側板16.18
に軸支され、これにより遮蔽部材51が溝320内で回
動し得るようになっている。
遮蔽部材51は自由に回動することが可能となっており
、通常(感光材料200の非通過時)はストッパ一部3
41に当接した状態(第3図中の点線で示す位置)で停
止し、よって搬入口35を閉止した状態となっている。
また、図中矢印方向へ進行する感光材料200が搬入口
35を通過する際には、遮蔽部材51は、その感光材料
200に押圧されて所定角度回動しく第3図中の実線で
示す位置)、よって搬入口35が開放した状態となり、
感光材料200の通過が可能となる。
なお、蓋片32.34.36の搬入口35および搬出口
37付近には、感光材料200を導入または送出し易い
ようにするためのテーバを設けておくのがよい。
遮蔽部材51を回動させる手段、特に感光材料の非通過
時に遮蔽部材51をストッパ一部34に当接した状態に
維持しておく手段としては、第5図に示すように、遮蔽
部材51の回転軸54の一端部にアーム55を固着し、
該アーム55の先端に重り56を取り付けた構造とし、
これにより回転軸54に図中矢印で示す時計回りのトル
クを与え、遮蔽部材51の平坦面端部をストッパ一部3
41に当接、密着させる。
感光材料200が搬入口35を通過する際には、感光材
料200の押圧により回転軸54に付与されたトルクに
抗して遮蔽部材51が図中反時計回りに回動し、搬入口
35が開放する。
感光材料200が搬入口35を通過した後は、回転軸5
4に付与された重り56によるトルクにより、再び遮蔽
部材51が図中時計回りに回動し、ストッパ一部341
に当接して搬入口35が閉止される。
なお、遮蔽部材を回動させる手段は、上記構成に限らず
、バネ等の付勢手段により回転軸54に回転力を与える
ような構成としてもよい。
第3図に示す構成例は、搬入口350両側に一対の遮蔽
部材52.52を設置した以外は、前述したものと同様
である。 即ち、蓋片32.34には、それぞれ搬入口
35の内側に向って断面がほぼ半円形の溝320.34
0が形成され、これらの溝内には、対応する断面形状の
遮蔽部材52.52がそれぞれ回動可能に収納されてい
る。 遮蔽部材52の下端には斜面57が形成され、通
常は、この斜面同士が当接した状態(第4図中の点線で
示す位置)で停止しているが、感光材料200が搬入口
35を通過する際には一対の遮蔽部材52.52が感光
材料200に押圧されて所定角度回動しく第4図中の実
線で示す位置)、搬入口35が開放した状態となり感光
材料200の通過が可能となる。
なお、遮蔽部材50.51.52の構成材料は、前記蓋
片と同様である。
第7図および第8図は、変形可能な遮蔽部材で構成され
たシャッター手段7を示す、 第7図に示すように、蓋
体3の蓋片32および34間には蓋体3の幅方向に延在
する長尺状(スリット状)の開口である搬入口35が形
成され、この搬入口35には、蓋体3の幅とほぼ等しい
長さを有する一対の遮蔽部材70.70が装着されてい
る。
遮蔽部材70は、実質的に変形しないフランジ部71と
、先端へ向って厚さが漸減し、感光材料200の進入に
よって容易に変形可能な薄肉部72とで構成され、遮蔽
部材70は、そのフランジ部71にて例えばボトル8等
の固定具により搬入口35の対向する両縁部325およ
び345に取り付けられている。 この遮蔽部材70は
、例えばNRlIR,SBR,BRlCR,NBR,N
IR,NBIRのようなジエン系ゴム、I IR,EP
M、EPDM、U、Q、CM等の非ジエン系ゴム等の各
種ゴム、フッソ樹脂、シリコーン樹脂、テフロン等の軟
質樹脂等の弾性材料(エラストマー)、またはこれらの
うち2以上を組み合せたもので構成されており、第7図
に示すように感光材料200の非搬送時には、薄肉部7
2の先端部同士が密着し、搬入口35を遮蔽する。 な
お、通常、薄肉部72間士の密着力は、薄肉部の弾性力
により与λられているが、薄肉部72内に磁性材料を配
合しく例えば、ゴム磁石のようなもの)、薄肉部同士を
吸引させて密着力を与^、または高めることも可能であ
る。
第8図に示すように、感光材料200が搬入口35を通
過する際には、感光材料200が遮部材70.70の薄
肉部72.72間に進入し、密着していた薄肉部72.
72が感光材料200の厚さ分だけ押し広げられる。 
この状態で感光材料200は、その両面が薄肉部72.
72の内側面に接触しつつ図中矢印方向へ通過する。 
このとき、感光材料200は、その両薄肉部の内側面に
接触しつつ通過するため、感光材料の通過中においても
、搬入口35を界いに処理領域Sと外部領域Tとが連通
せず、よって、搬入口35からの処理液12の蒸発、温
度低下および変質、劣化を防止する効果が高い、 また
、感光材料200が搬出口37を通過する際には、感光
材料200の両面に付着した処理液が゛遮蔽部材の薄肉
部72により拭い取られるため、処理液の持ち出しが抑
制される。
なお、感光材料200は、薄肉部72との摺動によるも
キズ付き等の悪影響はほとんど生じないが、これが無視
できない場合、または、摺動抵抗の減少を図る場合には
、薄肉部72の内側面に平滑化処理を施し、または内側
面にシリコーン、テフロン等の潤滑剤をコーティングす
る等の表面処理を施すことで対応すればよい。
感光材料200が搬入口35を通過した後は、遮蔽部材
70は第7図に示す元の状態に復帰し、薄肉部材72同
士が密着して、再び搬入口35を遮蔽する。
遮蔽部材70が汚れを生じ、または劣化した場合には、
゛ボルト8の脱着により容易に清掃または交換すること
ができる。
なお、図示の構成例では、搬入口35に対し一対の遮蔽
部材70を装着した構成となっているが、本発明では搬
入口35および/または搬出口37に対し感光材料20
0の進行方向に沿って二対以上の遮蔽部材を多段に設置
することもできる。 この場合には、搬入口35および
搬出口37の遮蔽効果が増す。
なお、第3図、第4図および第7図に示すシャッター手
段は、第2図のものと比べ、遮蔽部材を回動するための
駆動源やその制御手段等が不要であるため、装置の構造
をより簡素化することができる。
以上の構成例では、蓋体3が感光材料200の搬入口3
5および搬出口37の2つの開口を有しているが、これ
らを1つの開口で共用することも可能である。 この場
合には、遮蔽部材は第2図に示す構成とするのが好まし
い。
なお、シャッター手段の構成は、上述したものに限定さ
れないことは言うまでもない、 また1本発明では、シ
ャッター手段を設けず、搬入口35および/または搬出
口37を開放状態としておいてもよい、 この場合には
、処理液12の蒸発等を生じることもあるが、搬入口3
5および搬出口37の開口面積を可能な限り小さくする
等により対処すればよい。
く作 用〉 次に、本発明の感光材料処理装置の作用について説明す
る。
感光材料200の非搬送時には、第1図および第2図に
示すように、遮蔽部材50は、スリット53が感光材料
通過方向に対し所定角度θ傾斜した状態(第2図中の点
線で示す位置)で停止し、よって搬入口35および搬出
口37を閉止した状態となっている。 従って、処理液
12は蓋体3(蓋片32.34.38)および遮蔽部材
50によって覆われているので、処理液12の蒸発、温
度低下、および酸化による変質、劣化が防止される。
感材搬送用駆動手段(図示せず)により搬送ローラ対2
0.22.24.26.28.29を回動させると、感
光材料200はガイド41を経て搬送ローラ対28に挟
持搬送され、搬入口35へ導入される。 このとき、搬
入口35付近に設置されたセンサー67により感光材料
200の搬入口35への接近が検出されると、制御部6
6によりスイッチ64がONとなり、ロータリーソレノ
イド61に通電されて遮蔽部材50が回動し、第2図の
実線で示す状態となり、搬入口35が開放する。 これ
により感光材料の搬入口35の通過が可能となる。
なお、感光材料200が通過した後は、センサー67に
より感光材料200の存在が検出されな(なり、制御部
66によりスイッチ64がOFFとなり、これによりロ
ータリーソレノイド61は切電されて遮蔽部材50が元
の位置まで回動し、第2図の点線で示す状態となり、搬
、入口35が再び閉止する。
搬入口35を通過し、処理領域S内に入った感光材料2
00は、処理液12中に浸漬され、搬送ローラ対20に
挟持搬送されて処理槽10内を下降する。 処理槽10
内を下降した感光材料200は、搬送ローラ対22に挟
持された後、ガイド45によって反転され、搬送ローラ
対24に挟持されて処理槽lO内を上昇する。
さらに感光材料200は搬送ローラ対26および29に
挟持され、ガイド46に案内されて搬出口37へ導入さ
れる。 このとき、搬出口37においても前記と同様の
開閉制御が行なわれる。
搬出口37を通過し、外部領域Tへ出た感光材料200
は、ガイド43に案内されて次工程へと送り出される。
以上のような経路を経て、感光材料200の処理がなさ
れる。
本発明では、感光材料搬送方向下流側の最終搬送ローラ
である搬送ローラ対29が、処理領域S内に設置されて
いるため、搬送ローラ29Aおよび29Bの円筒面が乾
燥せず、よって処理液成分の結晶の析出やべとつき等に
より円筒面が汚れることがなく、汚れた搬送ローラでの
搬送による感光材料の表面の汚損、または現像ムラやキ
ズ等の欠陥が防止される。
特に、搬送ローラ29Aおよび29Bのいずれか一方ま
たは双方が、処理液12に接触している場合には、搬送
ローラ29Aおよび29Bの湿潤状態が保たれ、それら
の円筒面の汚れをより効果的に防止することができる。
 なお、一方の搬送ローラのみが処理液12に接触して
いる場合でも、搬送ローラの回転により処理液12が持
ち上げられ、他方の搬送ローラを濡らすので、搬送ロー
ラ29Aおよび29Bの双方とも湿潤状態となる。
〈発明の効果〉 本発明の感光材料処理装置によれば、搬送ローラ郡のう
ちの搬送方向下流側の最終搬送ローラを処理領域内に設
置したことにより、簡易な構造でその最終搬送ローラの
汚れによる感光材料の汚損、現像ムラ、キズ等の欠陥を
防止することができる。
特に、感光材料が通過する開口付近にシャッター手段を
設置した本発明では、必要時以外は開口を閉止し、処理
領域と外部領域との連通を遮断するため、処理領域内の
処理液の蒸発、温度低下および酸化等による変質、劣化
を防止することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の感光材料処理装置の構成例を示す断
面側面図である。 第2図、第3図および第4図は、それぞれ、本発明の感
光材料処理装置に設置されるシャッター手段の構成例を
示す断面側面図である。 第5図は、第3図に示すシャッター手段における遮蔽部
材を回動させる手段の構成例を示す斜視図である。 第6図は、第2図に示すシャッター手段における遮蔽部
材の駆動手段の構成例を示す斜視図である。 第7図は、本発明の感光材料処理装置に設置されるシャ
ッター手段の他の構成例を示す斜視図である。 第8図は、第7図に示すシャッター手段の感光材料通過
時の状態を示す断面側面図である。 第9図は、従来の感光材料処理装置の構成例を示す断面
側面図である。 符号の説明 1・・・感光材料処理装置、 10・・・処理槽、 12・・・処理液、 14・・・ラック。 16.18・・・側板、 20.22.24.26.28.29 ・・・搬送ローラ対、 3・・・蓋体、 32.34.36・・・蓋片、 320.340・・・溝、 341・・・ストッパ一部、 325.345・・・縁部、 35・・・搬入口、 37・・・搬出口、 38・・・カバー。 40.41.42.43.44.45.46・・・ガイ
ド、 5・・・シャッター手段、 50.51.52・・・遮蔽部材、 53・・・スリット、 54・・・回転軸、 55・・・アーム、 56・・・重り、 57・・・斜面、 6・・・駆動手段、 61・・・ロータリーソレノイド、 64・・・スイッチ、 65・・・電源、 66・・・制御部、 67・・・センサー、 7・・・シャッター手段、 70・・・遮蔽部材、 71・・・フランジ部、 72・・・薄肉部、 8・・・ボルト、 100・・・感光材料処理装置、 110・・・処理槽、 112・・・処理液、 114・・・ラック、 116.118・・・側板、 120、122 、124 、126.128.129
・・・搬送ローラ対、 130・・・蓋体、 132.134.136・・・蓋片。 135・・・搬入口、 137・・・搬出口、 140、141  、142 、143.144.14
5・・・ガイド、 200・・・感光材料 FIG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、5 FIG、6 FIG、8 FIG、9 手続ネ甫正書(自発) 昭和63年8月16日 1、事件の表示 昭和63年特許願第142465号 4、代理人 住  所  〒113 東京都文京区湯島3丁目23番1号 天神弥栄興産ビル3階 2、特許請求の範囲 (1)処理領域と、その他の外部領域とを有し、感光材
料を搬送ローラ群により搬送し、前記処理領域内の処理
液に浸漬して処理する感光材料処理装置であって、 前記処理領域と前記外部領域とを隔てる蓋体と、該蓋体
な感光材料が通過するための少なくとも1つの開口とを
有し、 前記搬送ローラ群のうちの搬送方向下流側の最終搬送ロ
ーラが、前記処理領域内に位置することを特徴とする感
光材料処理装置。 (2)前記開口付近にシャッター手段を設置したことを
特徴とする請求項1に記載の感光材料処理装置。 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)明細書第2頁第12行、第13行、第10頁第3
行、第15行の各「処理層」を、それぞれ「処理槽」に
訂正する。 (3)同第7頁第9行、第15行、第32頁第9〜10
行の各「搬送ローラ郡」を、それぞれ「搬送ローラ詳」
に訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理領域と、その他の外部領域とを有し、感光材
    料を搬送ローラ郡により搬送し、前記処理領域内の処理
    液に浸漬して処理する感光材料処理装置であって、 前記処理領域と前記外部領域とを隔てる蓋体と、該蓋体
    を感光材料が通過するための少なくとも1つの開口とを
    有し、 前記搬送ローラ郡のうちの搬送方向下流側の最終搬送ロ
    ーラが、前記処理領域内に位置することを特徴とする感
    光材料処理装置。
  2. (2)前記開口付近にシャッター手段を設置したことを
    特徴とする請求項1に記載の感光材料処理装置。
JP14246588A 1988-06-09 1988-06-09 感光材料処理装置 Pending JPH01310352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14246588A JPH01310352A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14246588A JPH01310352A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 感光材料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01310352A true JPH01310352A (ja) 1989-12-14

Family

ID=15315948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14246588A Pending JPH01310352A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 感光材料処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01310352A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3919464B2 (ja) 搬送装置、洗浄装置及び現像装置
JP3541488B2 (ja) 画像形成装置
US4383751A (en) Developing apparatus with a rotatable brush having a protective hood
JP3977948B2 (ja) 基板処理装置
JPH06289566A (ja) 感光材料処理装置
JPH01310352A (ja) 感光材料処理装置
US5379085A (en) Photosensitive material processing apparatus
JP2798320B2 (ja) 感光性平版印刷版の自動現像機
JP2000049206A (ja) 基板処理装置
WO2018220906A1 (ja) 搬送システムおよび吸引搬送コンベア
JPH01266542A (ja) 感光材料処理装置
US4933699A (en) Rack for processing photosensitive material
JP2000230783A (ja) 乾燥処理装置
JP3436431B2 (ja) 感光材料処理装置
JPH01266541A (ja) 感光材料処理装置
JP2514249Y2 (ja) 自動現像機内の渡りロ―ラ洗浄装置
JPH1165078A (ja) 感光材料処理装置
JP3666983B2 (ja) 基板処理装置
JPH01310351A (ja) 感光材料処理装置
JPH0545842A (ja) 感光材料処理装置
KR100761535B1 (ko) 기판 처리 장치
JP2001272799A (ja) 感光材料処理装置
JP2955882B2 (ja) 自動現像機内スクィーズ搬送部の洗浄方法
JPH0234849A (ja) 感光材料処理装置
JPH04271363A (ja) 画像形成装置