JPH01308486A - 液晶組成物 - Google Patents

液晶組成物

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JPH01308486A
JPH01308486A JP33352088A JP33352088A JPH01308486A JP H01308486 A JPH01308486 A JP H01308486A JP 33352088 A JP33352088 A JP 33352088A JP 33352088 A JP33352088 A JP 33352088A JP H01308486 A JPH01308486 A JP H01308486A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビ画像表示用電界効果型液晶表示素子
に用いて好適な液晶組成物に係シ、特には、時分割駆動
に適した液晶組成物に関する。
〔従来の技術および課題〕
電界効果形のツイストネマチック(TN)モードを用い
た液晶マトリックス表示は、コンビエータ端末の表示装
置、テレビジ、ン受像器等の画像表示装置に応用されて
いる。この画像表示装置忙は、時分割駆動用の液晶表示
素子が多く用いられている。時分割駆動用の液晶表示素
子は、対向する基板の内面それぞれに、形成された複数
の電極の互いに交差する複数の部分で形成されるマ) 
IJフックス状配列された複数の画素を有している。
これらの画素は、時分割駆動される。
近年、画像表示装置は、特に大型化、及び高画質化が要
求されている。その九め、画素数の増大化、及びコント
ラストの向上が望まれている。
ところで、上述したテレビシ、ン画像を表示するための
液晶表示素子としては、視覚的にコントラストが高く、
階調表示が明確に行なえるネガ表示型のTN液晶表示素
子が用いられる。この様な液晶表示素子において、解像
度を高くし、又は表示面積を大型化するために画素数を
増大させる場合、必然的に走査線の数が多くなり、高時
分割駆動を行なう必要がある。しかし、この様な高時分
割駆動では、各画素をオンさせるために液晶へ印加され
るオン電界と、各画素をオフさせるために液晶へ印加さ
れるオフ電界との実効電圧の差が少なくなるため、駆動
電圧の動作マージンが小さくなり、またコントラストが
低下する。
液晶表示素子の動作マージン、及びコントラストは、電
圧−輝度特性に依存する。即ち、液晶に印加される電界
の強さの変化に対する透過率の変化が急峻なほど動作マ
ージンを犬きくすることができ、且つコントラストを高
くすることができる。
電圧−輝度特性の急峻性は、透過率が50チになる電圧
V50と、しきい値電圧Vthとの比r(以下r値と称
する)で表わされる。このγ値が1に近いほど前述した
透過率の変化が急峻であり、動作マージンを大きくする
ことができ、且つコントラストも高い。また、高時分割
で駆動される液晶表示素子は、時分割数が多く、1選択
期間短かくなるため、高速度で応答することが要求され
ている。
前記γ特性については、Me 5chadt氏らによっ
て研究されている。この研究によれば、電圧−輝度特性
の急峻性を表わすr値は、下記の式(1)によって表わ
され、実測値と良く一致することが知られている。
ここで、v5o:透過率が50%になるときの印加電圧 Vth : Lきい値電圧 に11:液晶のスメレイ弾性定数 に33:液晶の曲げ弾性定数 Δε :液晶の誘電異方性 Cよ :液晶分子軸に垂直な方向の誘電率Δn:液晶の
屈折率異方性 d :液晶の層厚 この式(1)によれば、r値を1に近くするには、第1
項、第2項、及び第3項の値が、それぞれ1に近い値で
あれば良い。
また、応答特性について、液晶表示素子がオン動作する
ときの応答時間tONと、オフ動作するときの応答時間
tOFFは、それぞれ下記の論理式(2)。
(3)で表わされ、実測値とも良く一致することが知ら
れている。
tart”η/ K q 2・(3) ここで、η:粘度 ε。:真空中の誘電率 E :電界強度 に22:ねじれ弾性定数(twist elastle
constant  ) この論理式(2)、 (3)によれば、液晶表示素子の
応答速度は、液晶の粘度に比例し、液晶層厚(1!極間
ギャップ)dの2乗に比例する。
そこで、従来の液晶表示素子は、γ特性を良くするため
に、可視光の波長帯域の中央がほぼ500〜550 n
mであるので、液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚
dとの積Δn−dの値を1.0〜1,1の範囲に設定し
ている。この様な従来の液晶表示素子を時分割駆動する
場合、この液晶表示素子のオフ状態における透過光は、
液晶層中を伝播する際の旋光分散による波長依存性の影
響により着色して見える。即ち、前記透過光は、長波長
側の光の透過率が高い。その結果、液晶表示素子は、画
面全体が赤味がかった色、即ち、セピア色になってしま
うという問題がある。
これは、高時分割駆動の駆動信号により、非点灯の画素
にも常にバイアス電圧が印加されているためであり、液
晶分子は基板面に対して平行な状態かられずかに立った
状態になっている。その結果非点灯の画素における液晶
層Δnが、初期配向状態の値よりも見掛は上小さくなり
、長波長側の透過率が高くなる。
この着色の問題を解決するには、Δn−dの値を大きく
すれば良い。このΔn4の値を大きくするには、液晶の
、Δnおよび/または液晶層厚di大きくすれば良い。
この場合、液晶層厚dを内きくすると、前述したように
、応答速度が液晶層厚dの2乗に比例するため、応答速
度が著しく低下する。またΔnの大きい液晶化合物は粘
度が高く、液晶化合物の粘度を高くするため、前述した
如く、応答速度を低下させる。したがって、高時分割駆
動される液晶表示素子に用いる液晶組成物としては、Δ
nが大きく、且つ低粘度であることが望まれていた。
また、γ特性を良くするためには、前述した式(1)に
より、液晶組成物の誘電異方性Δεと、液晶分子軸に垂
直な方向の誘電率を土との比Δg / を上の値を小さ
くすれば良いことが明らかである。
Δε/ε工の値を小さくするには、Δeの値を小さくす
るか、またはε上の値を大きくすれば良い。
正の誘電異方性を有する液晶化合物の配合割合を少なく
して液晶組成物のΔεの値を小さくした場合、Δεの値
が小さいので応答速度が遅くなる。
また、ε上の値が大きい液晶化合物の配合割合を多くし
て、液晶組成物のε上の値を犬きくする場合、ε上の値
が大きい液晶化合物は一般にその粘度が高いため、液晶
組成物の粘度が高くなシ、応答速度を遅くする。したが
って、低粘度で、且つΔε/ε上の値が小さい液晶組成
物であって、Δεの値が小さくても液晶表示素子の応答
速度、及びγ特性を良くするための液晶組成物が要望さ
れていた。
ところで、従来のΔnが大きい液晶組成物は、Δnが比
較的大きい直埋型のシアノフェニルシクロヘキサン系、
シアノビフェニル系の液晶化合物を用いてΔεの値を大
きくするための液晶材料とし、ペンセン環および/また
はシクロヘキサン環を3環以上有する液晶化合物を用い
てN−I点を高くするための液晶材料とし、さらに、粘
度が低い液晶化合物を用いて、粘度を低くするための液
晶材料とし、これらの液晶材料が混合されている。
しかしながら、この様な液晶組成物Δnの値は高々0.
10〜0.15程度であり、未だ小さい。
また、Δnが大きいトラン系液晶化合物を用いて、Δn
i犬きくすることを目的とした液晶組成物は、例えば、
特開昭61−97383号公報に開示されている。この
液晶組成物は、Δnが大きいトラン系の液晶化合物と、
エステル結合をもりた液晶化合物と、及び末端にシアン
基をもったΔeが大きいNp液晶化合物とが主に配合さ
れている。
この様な従来の液晶組成物は、Δnが大きいトラン系の
液晶化合物が配合されているため、組成物のΔnが比較
的大きく、まな、エステル結合を有する液晶化合物を有
しているため、低温度の雰囲気中でのスメタテイツク相
が現われにくいという利点がある。しかし、エステル結
合を有する液晶化合物であって、フェニルシクロヘキサ
ンカル?キシレート系の液晶化合物は、そのΔnの値が
小さいため、液晶組成物のΔnの値は高々0.159程
度とさほど高くない。また、エステル結合を有する液晶
化合物は、低粘度の液晶化合物の中では比較的高い粘度
を有している。例えば20’eP程度である。そのため
、この液晶化合物を配合した液晶組成物は、その粘度が
高い。例えば、低くても28cP以上である。したがっ
て、この液晶組成物を用いた液晶表示素子は、液晶組成
物のΔnの値がさほど大きくないため、前述した着色の
問題を解決することができず、また、粘度が高いため応
答速度が遅いという欠点がある。
さらに、また、従来の液晶組成物において、さらにΔn
を大きくするために、Δ…が大きいトラン系の液晶化合
物の配合割合を多くする場合、このトラン系の液晶化合
物は相溶性が悪いので、結晶が析出し易すくなる。また
、γ特性を改善するために、誘電異方性Δεが正に大き
いNp液晶化合物の配合割合を少なくしてΔC/−の値
を小さくし、且つΔnが大きい液晶化合物を得ようとす
る場合も同様K Np液晶化合物の配合割合が少くなる
ので、相溶性が悪くなり、結晶が析出し易すくま九粘度
が高くなるために応答速度がさらに低下する。
上述した様に1従来の液晶組成物は、そのΔnの値が大
きくなく、粘度が高く、シかも、ネマチック相を示す温
度範囲が狭いという欠点を有していた。その結果、従来
の液晶組成物を用いた液晶表示素子は、その表示色が着
色され、応答速度が遅く、且つ使用温度範囲が狭い。
本発明は、上述し九欠点を解決する九めになされたもの
であり、その目的は、大きな屈折率異方性Δnを有し、
低粘度で且つネマティック相を示す温度範囲の広い液晶
組成物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明の液晶組成物は、 一般式 (ここで、R1は炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R2
は炭素数1〜5の直鎖アルキル基もしくは直鎖アルコキ
シ基)で示される少なくとも1種の液晶化合物からなる
第1の液晶材料を30乃至60重景チ; 一般式 (ここで BAは、炭素数2〜4の直鎖アルキル基、R
4は、炭素数1〜4の直鎖アルキル基)で示される少な
くとも1種の液晶化合物からなる第2の液晶材料を1乃
至20重施チ; 一般式 (ここで、R、Rは炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R
6は炭素数2〜5の直鎖アルキル基もしくは直鎖アルコ
キシ基もしくは、−0−CH2−CH−CH−CH3、
R8は炭素数2〜4のアルコキシ基)で示される液晶化
合物のうち、一般式(nl)で示される液晶化合物と、
選択的に一般式(IV)で示される液晶化合物を配合し
た第3の液晶材料を10乃至30重量%;および 一般式 (ここで、R,Rは炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R
11は炭素数4〜7の直鎖アルキル基)で示される液晶
化合物の中から選択された少なくとも1穫からなる第4
の液晶材料を5乃至50重量−の割合で含む。
この様にして配合された本発明の液晶組成物は、屈折率
異方性Δnが大きいトラン系の液晶化合物の配合割合が
極めて多いので、組成物全体としての屈折異方性Δnの
値は極めて大きい。また、本発明の液晶組成物は、末端
にアルキル基又はアルコ 炉キシ基を有し、粘度が極めて低いフェニル・シクロヘ
キサン系の液晶化合物を用いて粘度を調整している。し
たがって、エステル基を有する液晶化合物を用いて粘度
を調整した液晶組成物に比べて、粘度が極めて低くなる
さらに1本発明の液晶組成物は、粘度と調整するための
液晶化合物として、末端に −0−CH2−CH−CH−CH,、を有するフェニル
・シクロヘキサン系の液晶化合物を用いる場合、この液
晶化合物は屈折率異方性が大きく、且つN−I点(ネマ
チイツク−等方性転位点)温度が高く、しかも、トラン
系液晶化合物との相溶性が良いので、屈折率異方性を小
さくすることなく、ネマティック相を示す温度範囲が広
くなり、またスメタティック相が現われるのを抑制する
ことができる。また一般式(IV)で示す液晶化合物は
、屈折率異方性は小さいが比較的粘度が低く、トラン系
の液晶化合物との相溶性が良いので、この液晶化合物を
配合した液晶組成物は、低粘度で、且つネマティック相
を示す温度範囲が広い。
以下さらに詳しくこの発明を説明する。
この発明の液晶組成物は、屈折率異方性が大きいトラン
系液晶化合物と、屈折率異方性が大きく、N−I点の高
いトラン系液晶化合物と、アルキル基またはアルコキシ
基を有する低粘度の直埋型液晶化合物と、屈折率異方性
が大きく、I6が大きいシアン基を有する直埋型液晶化
合物が、全体として誘電異方性が正となるように配合さ
れている。
また、さらに場合に応じて、末端に −0−C)I2−CH−CI−CH,、を有し、屈折率
異方性が比較的大きく、且つトラン系液晶化合物と相溶
性の良い直埋型の液晶化合物、および/または粘度が比
較的低く、トラン系液晶化合との相溶性に優れたシクロ
ヘキサンフェニルエタン液晶化合物が配合される。
本発明の液晶組成物に用いられる液晶化合物として屈折
率異方性Δnの値を大きくするための液晶化合物は、下
記の一般式(I)で示されるトラン系液晶化合物が用い
られる。
一般式 (ここで、Rは炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R2は
炭素数1〜5の直鎖アルキル基もしくは直鎖アルコキシ
基) 上記一般式(I)で示される液晶化合物のうち、R2が
アルコキシ基であるものは、比較的低粘度(20cP程
度)であシながら、大きなJI!II異方性(Δn=0
.2以上)を有し、またN−I点も比較的高い(70〜
96℃)。
上記一般式(1)で示される液晶化合物のうち、R2が
アルキル基であるものは、低粘度(15cP以下)であ
シながら、大きな屈折率異方性(Δn= 0.18以上
)を有する。
上述した一般式(1)で示される液晶化合物の1種又は
2種以上を配合して第1の液晶材料とする。
また、屈折率異方性Δnを大きくするための液晶化合物
としては、下記の一般式(If)で示される3環を有す
るトラン系液晶化合物もまた用いられる。
(ここで aAは、炭素数2〜4の直鎖アルキル基、R
4は、炭素数1〜4の直鎖アルキル基)上記一般式(I
I)で示される液晶化合物は、大きなΔn(0,2以上
)t−有する高温液晶化合物である(N−I点温度19
0〜210℃)。したがって、この液晶化合物は、液晶
組成物の屈折率異方性Δnf:大きくすること、及びN
−I点を上昇させるための液晶材料である。この一般式
(n)で示される液晶化合物の1種又は2種以上を配合
して第2の液晶材料とする。
粘度を低下させ、また、低温度雰囲気中での結晶の析出
を防ぐための液晶化合物としては、下記の一般式(II
) 、 (IV)で示されるフェニルシクロヘキサン系
液晶化合物、及びシクロヘキサンフェニルエタン液晶化
合物が用いられる。
一般式 (ここで、R、Rは炭素数2〜50直鎖アルキル基、R
は炭素数2〜5の直鎖アルキル基もしくは直鎖アルコキ
シ基もしくは−0−CH2−CH−CH−CH,、、R
8は炭素数2〜4のアルコキシ基) 上記一般式(III)で示される液晶化合物のうち、R
6がアルキル基又はアルコキシ基である液晶化合物は、
屈折率異方性Δnが0.08程度と小さいが、粘度が4
〜10c、と極めて低(、N−I点は40℃以下である
。したがって、この液晶化合物は、液晶組成物の粘度を
低下させるために用いられる。
一般式(III)で示される液晶化合物のうち、R6が
一〇−CH2−CH=CH−CH3で示される液晶化合
物は、粘度が11〜16 cpと若干高いが、屈折率異
方性Δnが0.1種度と比較的太き(、N−I点温度が
54〜67℃と比較的高く、しかもトラン系液晶化合物
との相溶性に優れている。シ友がって、この液晶化合物
は、Δnの大きい状態を維持したまま、液晶組成物の相
溶性、即ち、低温度雰囲気中での安定性を改善するため
に用いられる。
一般式(IV)で示される液晶化合物は、Δnが0.0
8程度と小さいが、粘度が9〜13apという様に比較
的/トさく、トラン系液晶化合物との相溶性に優れてお
シ、N−I点温度が33〜46℃である。
し九がって、この液晶化合物は、粘度を低下させ、且つ
低温度雰囲気中での安定性を改善するために用いられる
上記一般式(夏)及び一般式(IY)で示される液晶化
合物のうち、18!又は2種以上を配合して第3の液晶
材料とする。
液晶組成物の銹電異方性Δεの値を正に大きくするため
のNp液晶化合物としては、下記の一般式M。
(Vl) 、 (VII)で示される様に、シアノ基を
有するフェニル・シクロヘキサン系液晶化合物、ヒフェ
ニル系液晶化合物、ピリミジン系液晶化合物がある。
一般式 (ここで、R−Rは炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R
は炭素数4〜7の直鎖アルキル基)上記一般式(V)で
示される液晶化合物は、Δεの値がNp液晶化合物中で
は10〜14と比較的小さいが、Δεの値が正に大きい
Np型液晶化合物の中では粘度が20〜30 cpと低
粘度であシ、Δnの値も0.11〜0.13穆度と比較
的大きく、またトラン系液晶化合物との相溶性が良い。
一般式(Vl)で示される液晶化合物は、Δnの値が0
.19穆度と大きく、Δεの値も12〜14程度と大き
く、粘度が22〜30 cpという様に比較的低粘度で
あるが、トラン系液晶化合物との相溶性が劣る。一般式
(VII)で示される液晶化合物は、Δεの値が20以
上と大きく、且つΔnの値も0.19以上と大きいが、
粘度が30 ep以上と高い。
これらの一般式(V) 、 (Vl) 、 (VII)
で示される液晶化合物は、すべてΔεの値が正に大きい
Np液晶化合物であシ、これらのNp液晶化合物は、液
晶組成物に要求される特性に応じて選択される。
これらの液晶化合物の1種又は2種以上を配合して第4
の液晶材料とする。
さて、上記各液晶化合物からなる第1ないし第4の液晶
材料は、組成物全体の11!KA方性が正となるように
、以下のような割合で配合される。すなわち、第1の液
晶材料を30ないし60重量%の範囲内で、第2の液晶
材料を1ないし20重量%の範囲内で、第3の液晶材料
を10ないし30重量%の範囲内で、および第4の液晶
材料を5ないし50重量%の範囲内で配合する。望まし
い配合割合は、それぞれ第1の液晶材料が43乃至57
!量%の範囲で、第2の液晶材料が3乃至13重量らの
範囲で、第3の液晶材料が12乃至25重量うの範囲で
、第4の液晶材料が9乃至29重量らの範囲である。
この様な割合で配合される第1乃至第4の液晶材料は、
それぞれ以下の様な液晶化合物からなっている。即ち、
第1の液晶材料は一般式(1)のR2がアルキル基であ
る液晶化合物か、又は、この液晶化合物にさらKRがア
ルコキシ基である液晶化合物が配合される。この配合割
合は、Rがアルキル基である液晶化合物が10乃至30
重量%であシ、R2がアルコキシ基である液晶化合物が
20乃至60重量うである。
第3の液晶材料は一般式(1)で示される液晶化合物の
みを12乃至22重t%の割合で又は、−紋穴(1)で
示される液晶化合物と、−紋穴(IV)で示される液晶
化合物とをそれぞれ10乃至25重量%、5乃至15重
量%%の割合で両方配合して用いられる。−紋穴(1)
で示される液晶化合物は、そのR6がアルコキシ基であ
る液晶化合物、又はR6がアルキル基である液晶化合物
がそれぞれ、10乃至20重量%、15乃至25重量%
の割合で、あるいは、これら両方の液晶化合物が、それ
ぞれ15乃至20重量%、3乃至5重量%の割合でそれ
ぞれ配合される。さらに、場合に応じて、−紋穴(I)
・のR6が−0−CH−CH=C)I−CH3である液
晶化合物が、5乃至15重量%の割合で配合される。
−紋穴(I)のR6がアルコキシ基である液晶化合物と
、Rが一〇−CH2−CH= CH−CH、である液晶
化合物とが配合される場合、配合割合は、それぞれ10
乃至15重量%で゛あることが望ましい。Rがアルキル
基である液晶化合物と、R6がアルコキシ基である液晶
化合物と、及びRが0−CH2−CH=CH−CH,で
ある液晶化合物を用いる場合、配合割合は、それぞれ7
乃至10重量%、3乃至5重量%、および10乃至15
重量%であることが望ましい。第3の“液晶材料が一般
式(1)で示される液晶化合物と、−紋穴(IY)で示
される液晶組成物とからなる場合、−紋穴(1)のR6
がアルコキシ基で示される液晶化合物と、−紋穴(IV
’)で示される液晶化合物は、それぞれ10乃至15重
量うの割合で配合される。
−紋穴(1)のR6が−0−CH2−CH=C)I−C
H3で示される液晶化合物と、−紋穴(II/)で示さ
れる液晶化合物を配合する場合、それぞれの配合割合は
10乃至15fi量鳴の範囲であることが望ましい。−
紋穴(1)のR6がアルコキシ基で示される液晶化合物
と、R6が一〇−CT(2−CH=01(−CH,で示
される液晶化合物と、−紋穴(rY)で示される液晶化
合物を配合する場合、それぞれの配合割合は、7乃至1
0重、41%、5乃至10重量%、5乃至10重量%の
範囲であることが望ましい。
前述した第4の液晶材料は、主に一般式(V)で示され
る液晶化合物からなシ、この−紋穴(V)で示される液
晶化合物のみを用いる場合その配合割合は、10乃至2
0重量%の範囲であることが望ましい。第4の液晶材料
は一般式(V)で示される液晶化合物の他に一般式(V
I)、−紋穴(VII)で表わされる液晶化合物が選択
的に配合される。
この場合、−紋穴(V)で示される液晶化合物と、−紋
穴(W)で示される液晶化合物とは、それぞれ10乃至
30重量%、3乃至10重量%の割合で配合される。ま
た−紋穴(V)で示される液晶化合物と一般式(VII
)で示される液晶化合物とはそれぞれ5乃至15重量ら
、4乃至15重量%の割合で配合される。さらに−紋穴
(VI)で示される液晶化合物と一般式(VII)で示
される液晶化合物を配合する場合、その配合割合はそれ
ぞれ4乃至6重量%、3乃至5重量らの割合であること
が望ましい。
本発明の様に、屈折率異方性Δnが大きく、且つ低粘度
の液晶組成物を得るための望ましい液晶化合物及びその
配合割合は、以下のとおシである。
則ち、第1の液晶材料としては、−紋穴(I)のR2が
アルコキシ基で示される液晶化合物を20乃至60重量
%と、選択的にRがアルキル基で示される液晶化合物を
10乃至30重量%の割合で配合し、第2の液晶材料と
しては、−紋穴(II)で示される液晶化合物を3乃至
15重量%の割合で用い、第3の液晶材料として一般式
(1)のRがアルコキシ基で示される液晶化合物が10
乃至20重量%と、R6がアルキル基である液晶化合物
を選択的1c3乃至22重量%の割合で配合し、第4の
液晶材料としては、−紋穴(V)で示される液晶化合物
を5乃至25重量%の割合で含有し、−紋穴(VI)で
示される液晶化合物と、一般式個)で示される液晶化合
物とを、それぞれ選択的に5乃至25x′i%、10乃
至30重量%の割合で配合する。
液晶組成物のΔε/ε工の値を小さくし、且つ低温雰囲
気中での安定性を得、しかも低粘度で応答速度を速くし
た液晶組成物は第3.第4の液晶材料が下記の様な液晶
化合物を用い、それぞれの割合で配合するのが望ましい
即ち、第3の液晶材料としては一般式CI)のR6がア
ルキル基又はアルコキシ基で示される液晶化合物をそれ
ぞれ10乃至15重量%の割合で、およびR6が一〇−
CH2−CH=C)I−CH3で示される液晶化合物を
10乃至15重重景の割合で配合する。第4の液晶材料
としては、−紋穴(VIで示される液晶化合物が5乃至
15重量%の割合で、−紋穴(W)で示される液晶化合
物を3乃至5重量%の割合で配合する。
また、第3の液晶材料としては、一般式値)のRがアル
キル基又はアルコキシ基で示される液晶化合物がそれぞ
れ5乃至15重重景の割合で、およびRが−0−C’H
2−C1(=CH−CH3で示される液晶化合物が10
乃至15ii%の割合で配合される。第4の液晶材料と
しては、−紋穴Mで示される液晶化合物を5乃至15重
重景の割合で含有し、選択的に、−紋穴(VI)又は一
般式傭)で示される液晶化合物をそれぞれ3乃至6重−
i%、3乃至5重量%の割合で配合する。
上述した様に配合された本発明の液晶組成物は屈折率異
方性Δnが0.18以上と大きく、また粘度が21 c
p以下という様に低く優れた特性を有している。
〔実施例〕
以下に本発明の液晶組成物について、具体的な例を挙げ
て説明する。
屈折率異方性Δnが大きく、且つ低粘度の液晶組成物に
ついて、説明する。
下記表1に示す液晶化合物全同表に示す割合(重量%)
で配合して12種類の液晶組成物を調製し、それぞれの
物性及び、これらの液晶組成物を用いた液晶表示素子の
電気光学的特性を測定した。結果を表2に記載する。
実施例1の液晶組成物は、Δnが大きい液晶化合物とし
ては低粘度の式(1)の液晶化合物と、Δnが高い+%
i m液晶である式(…)の液晶化合物と、低粘度液晶
である式(1)の液晶化合物を用いることによって高い
Δn′!!!−維持したままで、ネマチック温度範囲の
拡大及び低粘性化を図り、これにΔεが大きいp型液晶
としてp型液晶の中では低粘度で、高Δnの一般式(V
) 、 (■)の液晶化合物全混合したことによりtI
電率異方性Δeの値を正に大きくし、全体としてネマチ
ック温度範囲を拡大すると共に、低粘度化を実現したも
のである。
実施例2の液晶組成物は、実施例1の液晶組成物に対し
、R2がアルコキシ基であるΔnが大きい式(1)の液
晶化合物と、Δnが大きい式(Vl)のpm液晶化合物
との組成比を増加式せることにより、さらに高いΔnを
得たものである。
実施例3の液晶組成物は、実施例2の液晶組成物に対し
、R2がアルコキシ基である式(1)の液晶化合物と、
式(Vl)のpffiff化合物と・の組成比を増加さ
せてさらに高いΔnを得るとともに、式(1)の液晶化
合物のうち、Rがアルキル基(R4がエチル)である化
合物α!1を用いることKよってさらに低粘度にしたも
のである。
実施例4の液晶組成物は、実施例1で用いたR2がアル
コキシ基である式(1)の液晶化合物の他に、at 、
 R2の炭素数が異なる化合物(2) 、 (5) f
!:配合し低温側のネマチック温度範囲を広げるととも
に、低粘性化を実現したものである。Rがアルキル基、
R2がアルコキシ基である式(1)の液晶化合物は、R
1+ R2基の炭素数により粘度や低温特性において結
晶性やスメチック性に関し、少なからぬ差異がある。−
船釣には、R、R基の炭素数が多い方がスメクチック性
が強く、炭素数が少ない方が結晶性が強い。また、炭素
数が同じでもアルキル基とアルコキシ基との炭素数のバ
ランスで粘度および転移点が微妙に異なる。したがって
、この実施例では、温度範囲を広げるとともに低粘度化
に適した炭素数の組合せ? R1のアルキル基、Rのア
ルコキシiKもりた化合物(2)、(5)f、用いてい
る。
実施例5の液晶組成物は、実施例4の液晶組成物に対し
て、式(II)の高温液晶化合物の割合を減少し、R2
がアルキル基でろる式(1)の液晶化合物のfit−増
加させることによってさらに低粘度にした゛ものである
実施例6の液晶組成物は、式(■)のpm液晶化合物を
用いることによってΔnを著しく大きくしたものである
。しかしながら、実施例1〜5の液晶組成物に比べて粘
度が若干高めである。
実施例7および8の液晶組成物は、実施例6の液晶組成
物に対し、式(■)のpm液晶化合物の量を減少させ、
式(1)の低粘性液晶化合物のうち化合物(ロ)の量を
増加させることによって低粘度にし友ものでるる。
実施例9および10の液晶組成物は、実施例6〜8の液
晶組成物に対し、R2がフルコキシ基である式(1)の
液晶化合物を用いることによって高いΔn値をほぼ維持
しつつ低粘度にしたものである。
実施例11は、屈折率異方性Δnが大きい式(I)。
(…)の液晶化合物と比較的屈折率異方性Δnが大きい
式(1/I)のNp M、晶化合物を用いることによっ
て、低粘度と大きな屈折率異方性Δnを得た組成物であ
りR電異方性ΔCの値は3.3である。
実施例12は、r特性を良くするために、Δいよの値を
小さくしようとした組成物であり、その丸め、Δlの大
きい式(VI) 、 (■)のNp液晶化合物の配合割
合を減少させ、ΔCの値ヲ1.7と小さくしている。
表2に示し念各種、特性の測定結果かられかるよりに、
これらの液晶組成物は、屈折率異方性Δnの値が0.1
8以上と大きく、且つ粘度が21ep以下と小さい。そ
して、この液晶組成物金用込た液晶表示素子は、Δnd
の値が1.4〜1.5あるいはそれ以上に設定すると透
A元の波長依存性が軽減式れる・また、この発明の液晶
組成物は屈折率異方性Δnの値が大きいので、液晶1厚
を小さくすることができ、しかも低粘度である恵め応答
速度が38 m5ec以下と速い。
ところで、液晶表示素子の特性については、Δg/よの
値を小はぐした方が良いことは前述したとおりである。
前述した実施例12の如くΔをA1の値を小さくした液
晶組成物を用い次液晶表示素子のr%性は、1.085
でるり、実施例11の如くΔCの値が大き込液晶組成物
を用いた液晶表示素子のrrP性が1.100であるこ
とからして、Δいよの値が小さい方がr%性が良いこと
は明らかである。
しかし、高い屈折率異方性Δnを維持したままNp液晶
の配合割合金車に減少させて、ΔCの値を小さくする場
合、液晶組成物の相溶性が悪くなり、低温度雰囲気中で
結晶が析出し易すくなる。この場合、前述した相溶性全
改善するために、各種の液晶化金物との相溶性に優れた
一般式(1)で示す液晶化合物のうち、Rが−、0−C
I(2−CH= CI(−CH3である液晶化合物、お
よび/または一般式(IM)で示はれる液晶化合物を選
択的に配合する。
この様にして、r特性を改善する次めの液晶組成物の実
施例を表3に示す。これらの実施例は表3に示す液晶化
合物を同表に示す割合(重量ig)で配合してU14i
JSシた9種類の液晶組成物であり、それぞれの物性及
びこれらの液晶組成物を用いた液晶表示素子の電気光学
的特性全測定した。その結果を表4に示す。
ここで、実施例13および実施例14は、それぞれ第3
の液晶材料のうち、−紋穴(1)で示される液晶化合物
のRが−0−CH2−CH= CH−CH3である、液
晶化合物(16) 、 (17) 、 (1B) 又は
、−紋穴(IV) テ示される液晶化合物(19) 、
 (20) 、 (21) f用いることにより、液晶
組成物の結晶性全軽減した。その結果、これらの液晶組
成物はr特性の向上と、低温度特性が改善されている。
実施例15は、実施例14に比べて、第40液晶材料の
うち、Δnが太きh式(Vl)の液晶化合物(24) 
t−用いることにより、さらにΔni大きくした組成物
である。
本発明の液晶組成物は、第3の液晶材料のうち、式(1
)の液晶化合物を用いることなく配合することができる
。実施例16.実施例17、及び実施例20はその例で
ある。実施例16、実施例17、及び実施例20は、式
(1)の液晶化合物(13) 、 (14)。
(15) K代えて、液晶化合物(16) 、 (17
) 、 (8)及び式(1v)の液晶化合物(19) 
、 (20) 、 (21)1配している。
これらの液晶組成物は、Δnが太き層液晶化合物(16
) 、 (17) 、 (18)が配合されているので
Δnがさらに大きい。中でも、実施例17.20は、N
p液晶化合物としてもΔnが大きい式(■)の液晶化合
物(25)、 (26)。
(27) 、さらに加わえて式(Vl)の液晶化合物(
24)が配合されているので、特にΔnが大きい。実施
例18、実施例19は、式(IンのΔnが大きい液晶化
合物(16)、(17) 、 (18)又は式C1’/
)(D粘[df低い液晶化合物(19)。
(20) 、(21)を配合した液晶組成物であり、実
施例18はΔnが大きく、5AI!A例19は低粘度の
液晶組成物でろる。実施例21は、式■の液晶化合物(
13) ’t−配合することにより低粘度の液晶組成、
物が得られた。
これらの液晶組成物は、−25℃以下の温度で10日間
放置した場合にも、結晶の析出がなく、低温度雰囲気中
における液晶相の安定が優れている。
これらの実施例13〜21に示した液晶組成物のiiI
特性を表わした弐4から明らかな如く、屈折率異方性Δ
nは、0.19以上と極めて大きく、且つ粘度も1 S
 ep以下と低い、そして、誘電異方性ΔCの値いが小
さいにもかかわらず、粘度が低いために、応答速度は速
い。しかも、r特性は、ΔeA工の値が小さくなってい
るので良好である。
但し、これらの実施例13〜21のうち、第3の液晶材
料の中で式(1)のRがアルキル基又はアルコシキ基を
用いた液晶化合物(13) 、 (14) 、 (15
)を用いた実施例13,14.15,18.19.21
は他の実施例16.17.20に比べて液晶組成物の粘
度、及び応答特性が優れている。したがって、応答速度
が3On、、。以下といり様に高速応答を必要とするテ
レビジ目ン画像?:表示するための液晶表示素子に用い
る液晶組成物については、式(1)の化合物(13) 
、 (14) 、 (15)と、式(1)の液晶化合物
(16) 、 (17) 、 (18)及び式(ff)
の化合物(19) 。
(20)、 (21)のうち、どちらか一方を配合する
のが望ましい。
〔発明の効果〕
以上述べたようK、この発明の液晶組成物は、低粘度で
かつ屈折異方性が大きい。したがって、この発明の液晶
組成物は、時分割駆動される液晶表示素子に適しており
、特にテレビ画像表示用電界効果型液晶表示素子に用い
て好適である。
出願人代理人 弁理士 鈴 江 武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)正の誘電異方性を有する液晶組成物であって、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、R^1は炭素数2〜5の直鎖アルキル基、R
    ^2は炭素数1〜5の直鎖アルキル基もしくは直鎖アル
    コキシ基)で示される少なくとも1種の液晶化合物から
    なる第1の液晶材料を30乃至60重量%; 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)  (ここで、R^3は、炭素数2〜4の直鎖アルキル基、
    R^4は、炭素数1〜4の直鎖アルキル基)で示される
    少なくとも1種の液晶化合物からなる第2の液晶材料を
    1乃至20重量%; 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ここで、R^5、R^7は炭素数2〜5の直鎖アルキ
    ル基、R^6は炭素数2〜5の直鎖アルキル基もしくは
    直鎖アルコキシ基もしくは、−O−CH_2−CH=C
    H−CH_3、R^8は炭素数2〜4のアルコキシ基)
    で示される液晶化合物のうち、一般式(III)で示され
    る液晶化合物と、選択的に、一般式(IV)で示される液
    晶化合物を配合した第3の液晶材料を10乃至30重量
    %; 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (ここで、R^9、R^1^0は炭素数2〜5の直鎖ア
    ルキル基、R^1^1は炭素数4〜7の直鎖アルキル基
    )で示される液晶化合物の中から選択された少なくとも
    1種からなる第4の液晶材料を5乃至50重量%の割合
    で含む液晶組成物。 (2)第1の液晶材料が43乃至57重量%の割合で、
    第2の液晶材料が3乃至13重量%の割合で、第3の液
    晶材料が12乃至25重量%の割合で、および第4の液
    晶材料が9乃至29重量%の割合で配合されている請求
    項1記載の液晶組成物。 (3)第1の液晶材料は、一般式( I )のR^2がア
    ルキル基である液晶化合物が20乃至60重量%の割合
    で、およびR^2がアルコキシ基である液晶化物が選択
    的に10乃至30重量%の割合で配合されている請求項
    1記載の液晶組成物。 (4)第3の液晶材料は、一般式(III)で示される液
    晶化合物を12乃至22重量%の割合で配合されている
    請求項1記載の液晶組成物。 (5)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がア
    ルキル基である液晶化合物が10乃至20重量%の割合
    で配合されている請求項4記載の液晶組成物。 (6)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がア
    ルコキシ基である液晶化合物が15乃至25重量%の割
    合で配合されている請求項4記載の液晶組成物。 (7)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がア
    ルキル基である液晶化合物が15乃至20重量%の割合
    で、およびR^6がアルコキシ基である液晶化合物が3
    乃至5重量%の割合で配合されている請求項4記載の液
    晶組成物。 (8)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がア
    ルコキシ基である液晶化合物が10乃至15重量%の割
    合で、およびR^6が−O−CH_2−CH=CH−C
    H_3である液晶化合物が10乃至15重量%の割合で
    配合されている請求項4記載の液晶組成物。(9)第3
    の液晶材料は、一般式(III)のR^6がアルキル基で
    ある液晶化合物が3乃至5重量%と、R^6がアルコキ
    シ基である液晶化合物が7乃至10重量%と、R^6が
    −O−CH_2−CH=CH−CH_3である液晶化合
    物が10乃至15重量%の割合で配合されている請求項
    4記載の液晶組成物。 (10)第3の液晶材料は、一般式(III)で示される
    液晶化合物が10乃至25重量%の割合で、および一般
    式(IV)で示される液晶化合物が5乃至15重量%の割
    合で配合されている請求項4記載の液晶組成物。 (11)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6が
    アルコキシ基で示される液晶化合物が10乃至15重量
    %の割合で、および一般式(IV)で示される液晶化合物
    が10乃至15重量%の割合で配合されている請求項1
    0記載の液晶組成物。 (12)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6が
    −O−CH_2−CH=CH−CH_3で示される液晶
    化合物が10乃至15重量%の割合で、および一般式(
    IV)で示される液晶化合物が10乃至15重量%の割合
    で配合されている請求項10記載の液晶組成物。 (13)第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6が
    アルコキシ基で示される液晶化合物が7乃至10重量%
    の割合で、R^6が−O−CH_2−CH=CH−CH
    _3で示される液晶化合物が5乃至10重量%の割合で
    、および一般式(IV)で示される液晶化合物が5乃至1
    0重量%の割合で配合されている請求項10記載の液晶
    組成物。 (14)第4の液晶材料は、一般式(V)で示される液
    晶化合物が10乃至20重量%の割合である請求項1記
    載の液晶組成物。 (15)第4の液晶材料は、一般式(V)で示される液
    晶化合物が10乃至30重量%の割合で、および一般式
    (VI)で示される液晶化合物が3乃至10重量%の割合
    で配合されている請求項1記載の液晶組成物。 (16)第4の液晶材料は、一般式(V)で示される液
    晶化合物が5乃至15重量%の割合で、および一般式(
    VII)で示される液晶化合物が4乃至15重量%の割合
    で配合されている請求項1記載の液晶組成物。 (17)第4の液晶材料は、一般式(VI)で示される液
    晶化合物が4乃至6重量%の割合で、および一般式(V
    II)で示される液晶化合物が、3乃至5重量%の割合で
    配合されている請求項1記載の液晶組成物。 (18)第1の液晶材料は、一般式( I )のR^2が
    アルキル基で示される液晶化合物が20乃至60重量%
    の割合で、および選択的にR^2がアルコキシ基で示さ
    れる液晶化合物が10乃至20重量%の割合で配合され
    ; 第2の液晶材料は、一般式(II)で示される液晶化合物
    が3乃至15重量%の割合であり; 第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がアルキル
    基で示される液晶化合物が10乃至20重量%、R^6
    がアルコキシ基で示される液晶化合物が選択的に配合さ
    れ;並びに第4の液晶材料は、一般式(V)で示される
    液晶化合物が5乃至25重量%の割合と、一般式(VI)
    で表わされる液晶化合物が5乃至25重量%と、及び選
    択的に一般式(VII)で示される液晶化合物が15乃至
    25重量%の割合で配合されている請求項1記載の液晶
    組成物。 (19)第1の液晶材料は、一般式( I )のR^2が
    アルキル基で示される液晶化合物が20乃至60重量%
    の割合で、および選択的に、R^2がアルコキシ基で示
    される液晶化合物が10乃至20重量%の割合で配合さ
    れ; 第2の液晶材料は、一般式(II)で示される液晶化合物
    が3乃至15重量%の割合であり; 第3の液晶材料は、一般式(III)のR^6がアルキル
    基又はアルコキシ基で示される液晶化合物を10乃至1
    5重量%の割合で、および、R^6が−O−CH_2−
    CH=CH−CH_3で示される液晶化合物が10乃至
    15重量%の割合で配合され;並びに 第4の液晶材料は、一般式(V)で示される液晶化合物
    が5乃至15重量%の割合で、および一般式(VII)で
    示される液晶化合物が3乃至5重量%の割合で配合され
    ている請求項1記載の液晶組成物。 (20)第1の液晶材料は、一般式( I )のR^2が
    アルキル基で示される液晶化合物が20乃至60重量%
    の割合で、および選択的に、R^2がアルコキシ基で示
    される液晶化合物が10乃至20重量%の割合で配合さ
    れ; 第2の液晶材料は一般式(II)で示される液晶化合物が
    3乃至15重量%の割合であり;第3の液晶材料は、一
    般式(III)のR^6がアルキル基又はアルコキシ基で
    示される液晶化合物が5乃至15重量%の割合で、およ
    びR^6が −O−CH_2−CH=CH−CH_3で示される液晶
    化合物が10乃至15重量%の割合で配合され;並びに 第4の液晶材料は、一般式(V)で示される液晶化合物
    を5乃至15重量%の割合で、選択的に一般式(VI)又
    は一般式(VII)で示される液晶化合物がそれぞれ3乃
    至6重量%、3乃至5重量%の割合で配合されている請
    求項1記載の液晶組成物。
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