JPH01308417A - 薄板の成形方法 - Google Patents

薄板の成形方法

Info

Publication number
JPH01308417A
JPH01308417A JP13827688A JP13827688A JPH01308417A JP H01308417 A JPH01308417 A JP H01308417A JP 13827688 A JP13827688 A JP 13827688A JP 13827688 A JP13827688 A JP 13827688A JP H01308417 A JPH01308417 A JP H01308417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
meth
methacrylate
hydroxy group
thin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13827688A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Yano
武文 矢野
Yoshiyuki Kai
甲斐 義幸
Katsutoshi Washio
鷲尾 勝利
Yasuhisa Sakakibara
榊原 康久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP13827688A priority Critical patent/JPH01308417A/ja
Publication of JPH01308417A publication Critical patent/JPH01308417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、硬化時の体積変化、歪、ヒケ、ワレなどの発
生のない透明な成形品を得ることができる熱硬化性樹脂
組成物およびその成形方法に関するものである0本発明
の組成物は光カード、光ディスクなどの記録媒体に使用
することができる。
[従来技術および問題点] ラジカル重合性ビニルモノマーに架橋剤を添加し、ラジ
カル重合を行い、熱硬化性樹脂を生産することはよく知
られている。また、一般に架橋構造を作ることによって
その樹脂の物理的性質が変化することも知られている。
ところで、このような熱硬化性樹脂の成形においては通
常キャスティング法が用いられるが、架橋反応が進むに
つれて、体積収縮や枠材面からの樹脂の部分的な剥離な
どによりヒケが発生し、光学特性の良いものが得られな
い欠点がある0例えば特開昭61−207408号によ
れば、スチレンと共重合可能な多官能性単量体をスチレ
ンに対して30%以上使用した場合には硬化収縮による
ひずみが大きすぎて、その修復が困難であり、光学的□
に等方性を有する板を形成しにくいことが記載されてい
る。
[問題を解決するための手段] 発IJJ者等は下記の組成物および成形方法で」二足の
欠点を解決した。
すなわち、 (1)下記の(a)〜(d)よりなる樹脂組成物、(a
)ラジカル重合性ビニル化合物を溶媒として、次の1〜
3の三成分を反応させて11tられるウレタンメタクリ
レートまたは/およびウレタンアクリレートを含有する
溶液 (Dジイソシアネート化合物 ■ジヒドロキシ有機化合物 ■ヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/およびヒド
ロキシ基含有アクリレート(b)有機過酸化物またはそ
の他のラジカル重合開始剤 (c)  ヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/お
よびヒドロキシ基含有アクリレート (d)剥離剤 (2)上記(1)の組成物を30〜200℃の温度範囲
で平滑な型内で硬化させてなる薄板の成形方法。
によって達成したものである。
本発明で用いるラジカル重合性ビニルモノマーとしては
、各種のメタクリレート、フマル酸エステル、各種のア
クリレート、α−フルキルスチレン、スチレン、アクリ
ロニトリルなど、およびこれらの混合物が挙げられる。
また、■のジイソシアネート化合物としては、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネートなど、およびこれらの混合
物が挙げられる。
また、■のジヒドロキシ有機化合物としては、1.4−
ブタンジオールエチレングリコール、ヘキサンジオール
、ビスフェノールA、ビスフェノールZ、ビスフェノー
ルS、2.2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
プロパン、l、2−ベンゼンジメタツール、1.3−ベ
ンゼンジメタツールなど、およびこれらの混合物が挙げ
られる。
ジイソシアネートとジヒドロキシ有機化合物とは通常−
〇H基/−NCO基(モル比)=0.2〜0.8.好ま
しくは0.4〜0.6の範囲で。
室温ないし100℃、好ましくは30〜70℃で、2〜
5時間反応させる。必要に応じて、ウレタン化触媒とし
て知られる種々のスズ化合物などを添加することもでき
る。
また、■のヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/お
よびヒドロキシ基含有アクリレートとしては、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート
、3−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキ
シペンチルメタクリレート、2−ヒドロキシシクロへキ
シルメタクリレート、3−ヒドロキシフェニルメタクリ
レート、ジエチレングリコールモノメタクリレート、ジ
プロピレングリコールモノメタクリレート。
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、ジエチレングリコールモノアクリレート、エチレン
グリコールモノアクリレートなど、およびこれらの混合
物が挙げられる。
これらのヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/およ
びヒドロキシ基含有アクリレートの使用μは、前述のジ
イソシアネートに対して一〇H基/−NCO基(モル比
)=0.2〜0.8、好ましくは0.4〜0.6の範囲
である1反応温度は室温ないし100℃、好ましくは3
0〜70℃で、1−10時間反応させる。このようにし
て、ラジカル重合性ビニル七ツマー溶液(以下、ドープ
と記す)が得られる。
このドープに(b)の有機過酸化物またはその他のラジ
カル開始剤を0.01〜5wt%添加し、溶解する。具
体的な有機過酸化物またはその他のラジカル重合開始剤
としては、日本油脂社製商品名でパーブチルO,パーブ
チルエ、パーブチルP■、パーブチルZ、パーへキサC
,パーブチルLなどの各種の過酸化物が使用できる。ま
た、アゾイソブチロニトリルも使用できる。その他の開
始剤としては、紫外線により重合開始剤となるものも利
用できる。
さらに、このドープに(d)IiIi型剤として内添型
剥離剤を、30〜5000PPM、好ましくは50〜2
000PPM添加する。几体的剥離剤としては中東油脂
社製商品名セパール328.セパ−ルー365.セパー
ル441−100.日光ケミカル社製商品名DLP−1
0、一方油脂社製商品名BG−167、BG−164,
BG−170、−大へ化学工業所製商品名AP−10、
AP−13などのリン酸エステル系化合物またはその無
機塩または有機塩が例示される。
また、(c)の添加剤としてヒドロキシ基含有メタクリ
レートまたは/およびヒドロキシ基含有アクリレートを
ドープに対して0.05〜10!li量部、好ましくは
0.1〜5wt%添加する。ヒドロキシ基含有メタクリ
レートまたは/およびヒドロキシ基含有アクリレートの
具体例としては、ドープを調製する時の■の化合物と同
じものが使用できる。(c)の添加剤は、組成物の型内
での硬化時に枠材から樹脂が剥離して樹脂表面に凹凸を
形成するのを防止する働きをする。
なお、(b)、(c)、(d)の添加はドープを得た後
は任、ctの時期に、また添加の順は特に限定されるも
のではない。
このようにして調製されたドープをポリ塩ビニル製のガ
スケットを装着したガラスセルに導入し、内部の空気を
抜き取った後、加熱する。加熱は多段階で行ってもよい
し、−段でもよい、加熱温度は40〜200℃、好まし
くは60〜150℃であり、硬化時間は使用する硬化剤
の種類、量によって異なるが通常1分〜5時間である。
こうして、得られる板は剥離も容易で、硬化途中での樹
脂の枠からの剥離による板のヒケがほとんど発生せず、
板の生産歩留りが向上する。
また、得られた板の諸物性は添加剤の影響を殆んど受け
ない。
以下、実施例によりさらに詳しく示すが、得られた板に
ついて、つぎに示すような事項について評価した。
剥離性;硬化樹脂板のガラス板からの剥離の容易さ。
板のヒケ;目視観察。
光透過率;830nmでの透過率。
硬度:鉛筆硬度、JIS  K5401の塗膜用鉛筆引
かき法。
衝撃強度;ASTM  D256に準じて測定(K g
 c m / c m ) *複屈折;2P法。
吸水率;平板成形品(100mmX100mmX0.6
mm)を25°C124時間水に浸漬後、取り出し、処
理前の試ネ1に対する重量変化率(%)。
金属薄膜の密着性;平板の表面にターゲットCr、RF
パワー100W、アルゴンガス圧0.5Paの条件下で
、Crをス パッタリングした後、JISO202−8−12にした
がって、基盤目剥離テストを行った。
耐薬品性;アセトン中に浸漬、10時間後の板の表面状
態を観察1重量変化による総合評価。
[実施例J 実施例1 5皇−ガラスフラスコ中に攪拌下にスチレン2.51を
入れ、これにヘキサメチレンジイソシアネート6モルを
溶解した。つぎにウレタン化触媒としてジブチルスズジ
ラウレート0.17gを投入し溶解した0次いで、加熱
して50″Cとし。
ビスフェノールZの3モルを徐々に添加し、添加終了後
60℃にて2時間反応させた。つぎに45℃まで冷却し
て、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート8.25モ
ルを滴下して反応させた1発熱反応であるので、冷却し
て、60℃以上にならなりようにした0滴下終了後、6
0”Oで5時間反応させた。続いて、室温まで放冷しな
からP−メトキシフェノールを全溶液に1000 P 
P Mtla加した、得られたドープ中のゴミを除去す
るため、加圧下に5μのフィルターで濾過した。得られ
たドープの粘度は25℃で550CPSであった。
硬化剤として、有機過酸化物(F1本油脂社製商品名パ
ーブチルX)を上記樹脂溶液に対して0.3重量部添加
した。
つぎに、添加剤として2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レートを1.5ffi量部添力1ルた。続いて、21I
IlI剤として中東油脂社製商品名セパール441−1
00を500PPM添加した。
こうして得られたドープの一部を用いて、下記のような
硬化条件で、ガラス板(450mmX450mmX0.
6mm)でのキャスティング法により、厚さ0.6mm
の板状に硬化させた。硬化温度は80℃および120℃
でそれぞれ1時間硬化させる多段階での硬化を行った。
得られた板の評価を表−1に示した。
比較例1 実施例1で使用した添加剤である2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートを使用しない以外は実施例1と同様に
行った。得られた板の評価を表−1に示した。
実施例2,3.4 実施例1で用いた添加剤である2−ヒドロキシプロピル
メタクリレートの量を、実施例2では0.5重量部、実
施例3では1.0重量部、実施例4では3i1!量部、
とした以外は実施例1と同様に行った。得られた板の評
価を表−1に示した。
実施例5,6.7 (以下、余白) 実施例1で用いた添加剤である2−ヒドロキシプロピル
メタクリレートの代りに、実施例5ではヒドロキシエチ
ルメタクリレートを、実施例6では2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレートを、実施例7ではヒドロキシエチル
アクリレートを、各々1.5重量部使用した以外は実施
例1と同様に行った。得られた板の評価を表−2に示し
た。
実施例8 実施例1で用いたビスフェノールZの代りに、実施例8
ではビスフェノールAを用いた以外は実施例1と同様に
行った。得られた板の評価を表−3に示した。
実施例9 実施例1で用いたヘキサメチレンジイソシアネートの代
りに、実施例9ではキシリレンジイソシアネートを用い
た以外は実施例1と同様に行った。得られた板の評価を
表−3に示した。
実施例10.11 実施例1でドープの合成に用いた2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートの代りに、実施例10ではヒドロキシ
エチルアクリレートを、実施例11ではヒドロキシエチ
ルメタクリレートを、各々用いた以外は実施例1と同様
に行った。111られた板の評価を表−3に示した。
実施例12 実施例1で用いた剥離剤(中東油脂社製商品名セパール
441−100)に代えて、実施例12では■大へ化学
工業所製商品名AP−10を50PPM使用した以外は
実施例1と同様に行った。
得られた板の評価を表−3に示した。
比較例2 実施例12で用いた剥離剤を用いない以外は実施例12
と同様に行った。得られた板の評価を表−3に示した。
比較例3 実施例12で用いた剥離剤および添加剤を用いなかった
以外は実施例12と同様に行った。得られた板の評価を
表−3に示した。
(以下、余白) [発明の効果] 本発明により蒸着やスパッタリングで記録層をつけたり
、色素を溶媒に溶解してコーティングし記録層を付けた
りして作成される、光カードや光ディスクなどの記録媒
体基板に適した薄板を歩留り良く成形することができる
特許出願人  宇FrR興産株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の(a)〜(d)よりなる樹脂組成物。 (a)ラジカル重合性ビニル化合物を溶媒として、次の
    1〜3の三成分を反応させて得られるウレタンメタクリ
    レートまたは/およびウレタンアクリレートを含有する
    溶液 [1]ジイソシアネート化合物 [2]ジヒドロキシ有機化合物 [3]ヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/および
    ヒドロキシ基含有アクリレート (b)有機過酸化物またはその他のラジカル重合開始剤 (c)ヒドロキシ基含有メタクリレートまたは/および
    ヒドロキシ基含有アクリレート (d)剥離剤
  2. (2)上記(1)の組成物を30〜200℃の温度範囲
    で平滑な型内で硬化させてなる薄板の成形方法。
JP13827688A 1988-06-07 1988-06-07 薄板の成形方法 Pending JPH01308417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13827688A JPH01308417A (ja) 1988-06-07 1988-06-07 薄板の成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13827688A JPH01308417A (ja) 1988-06-07 1988-06-07 薄板の成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01308417A true JPH01308417A (ja) 1989-12-13

Family

ID=15218132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13827688A Pending JPH01308417A (ja) 1988-06-07 1988-06-07 薄板の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01308417A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5275372A (en) * 1992-01-22 1994-01-04 Cook Composites & Polymers Co. Molding resins and UV-transparent molds made from the resins

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5275372A (en) * 1992-01-22 1994-01-04 Cook Composites & Polymers Co. Molding resins and UV-transparent molds made from the resins
US5332536A (en) * 1992-01-22 1994-07-26 Cook Composites And Polymers Co. Molding resins and UV-transparent molds made from the resins for making fiber reinforced articles
JPH07247332A (ja) * 1992-01-22 1995-09-26 Cook Composites & Polymers Co 成形用樹脂及びそれから造られたuv透過型

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2873482B2 (ja) 光架橋性樹脂組成物
JP2010138393A (ja) 光学レンズシート用エネルギー線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
BRPI0810833B1 (pt) composições de poliuretano, plásticos poliméricos, e meios holográfico
BRPI0809619A2 (pt) Reticulação por radiação e reticulação térmica de sistemas de poliuretano (pu) compreendendo iminooxadiazinodiona
JP2001310918A (ja) 光造形用硬化性組成物および成形品
JP6132140B2 (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物及び粘着剤
US5479555A (en) Photopolymerizable compositions for making optical materials and process making them
JP2009173888A (ja) 積層シート及び光記録媒体
JP3888485B2 (ja) 紫外線硬化性組成物
EP0239130B1 (en) Optical disc
CN116904128A (zh) 一种高透光率的oca光学胶膜及其制备方法和应用
JPH01308417A (ja) 薄板の成形方法
JPS6198716A (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物
JPH01282211A (ja) 樹脂組成物およびその成形方法
JPH04288312A (ja) (メタ)アクリレート誘導体、これを含む樹脂組成物及び光デイスク用コート剤
JP3788858B2 (ja) レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3963239B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPS5921334B2 (ja) 表面高硬度化プラスチツク製品
JPH01225617A (ja) 光カード用記録媒体板
JP5668417B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物
JP7210844B2 (ja) 賦形フィルム及び光硬化型組成物
JP3672059B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3957262B2 (ja) アクリル酸エステル化合物およびその用途
JPWO2008013217A1 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH09296152A (ja) 多官能ウレタンアクリレート系ハードコート剤