JPH01308338A - 手差し給紙装置 - Google Patents
手差し給紙装置Info
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- JPH01308338A JPH01308338A JP63139757A JP13975788A JPH01308338A JP H01308338 A JPH01308338 A JP H01308338A JP 63139757 A JP63139757 A JP 63139757A JP 13975788 A JP13975788 A JP 13975788A JP H01308338 A JPH01308338 A JP H01308338A
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は電子写真複写機等の画像記録装置における記録
用紙の手差し給紙装置に関するものである。
用紙の手差し給紙装置に関するものである。
電子写真複写機、プリンタ等の画像記録装置は、一般に
機外よりシート状の記録用紙を供給し、その上に文字等
の画像を転写、記録して機外に取出すよう構成されたも
のが多い。 シート状の記録用紙は通常使用頻度の高いサイズ、紙質
のものをそれに合わせて作られた専用の給紙カセットに
多数枚収納して記録装置に装着し、画像記録装置に設け
た給紙ローラ等の用紙給送手段によって自動的にカセッ
トから一枚ずつ引き出して機内に供給される。こうした
自動給紙方式は同一のサイズ、紙質の複写物を多量に得
ようとする場合には適しているものの、記録用紙のサイ
ズ、紙質を換えようとする場合にはその量がたとえ一枚
であってもカセット毎交換しなければならず、またカセ
ットに合わない規格外サイズの記録用紙は使用できない
など不便な点も多いために、最近の記録装置においては
給紙カセットによる自動給紙の他に、手差しによって任
意のサイズ、紙質の記録用紙を一枚ずつ供給できる手差
し給紙装置を備えたものが多く見られるようになってき
た。 この手差し給紙装置は、画像記録装置の側面部に軸着に
より記録用紙案内板を起伏自在に備えていて、給紙カセ
ットによる自動給紙の場合には起立して記録装置の側面
部に接した状態で格納されているが、回動して手差し給
紙可能の位置にセットすると、給紙カセットからの給紙
機能が停止されて前記記録用紙載置板から挿入された手
差しの記録用紙が記録装置の搬送部に導入され画像転写
を受けるようになっていて、規格外の記録用紙や少量の
記録用紙を給紙カセットを取外すことなく随時記録する
ことができるので使用者にとって頗る便利に作られてい
る。 この給紙装置においては、複数の記録用紙を載置する記
録用紙載置板が前記記録用紙案内板の端部に係合してい
て該案内板の起伏動作に連動して記録用紙搬送の前後方
向に移動自在になっていて、手差し給紙時には上記記録
用紙載置板が給紙カセット内の記録用紙と送出しローラ
との圧接を解除してカセット給紙を不可能な状態とする
。
機外よりシート状の記録用紙を供給し、その上に文字等
の画像を転写、記録して機外に取出すよう構成されたも
のが多い。 シート状の記録用紙は通常使用頻度の高いサイズ、紙質
のものをそれに合わせて作られた専用の給紙カセットに
多数枚収納して記録装置に装着し、画像記録装置に設け
た給紙ローラ等の用紙給送手段によって自動的にカセッ
トから一枚ずつ引き出して機内に供給される。こうした
自動給紙方式は同一のサイズ、紙質の複写物を多量に得
ようとする場合には適しているものの、記録用紙のサイ
ズ、紙質を換えようとする場合にはその量がたとえ一枚
であってもカセット毎交換しなければならず、またカセ
ットに合わない規格外サイズの記録用紙は使用できない
など不便な点も多いために、最近の記録装置においては
給紙カセットによる自動給紙の他に、手差しによって任
意のサイズ、紙質の記録用紙を一枚ずつ供給できる手差
し給紙装置を備えたものが多く見られるようになってき
た。 この手差し給紙装置は、画像記録装置の側面部に軸着に
より記録用紙案内板を起伏自在に備えていて、給紙カセ
ットによる自動給紙の場合には起立して記録装置の側面
部に接した状態で格納されているが、回動して手差し給
紙可能の位置にセットすると、給紙カセットからの給紙
機能が停止されて前記記録用紙載置板から挿入された手
差しの記録用紙が記録装置の搬送部に導入され画像転写
を受けるようになっていて、規格外の記録用紙や少量の
記録用紙を給紙カセットを取外すことなく随時記録する
ことができるので使用者にとって頗る便利に作られてい
る。 この給紙装置においては、複数の記録用紙を載置する記
録用紙載置板が前記記録用紙案内板の端部に係合してい
て該案内板の起伏動作に連動して記録用紙搬送の前後方
向に移動自在になっていて、手差し給紙時には上記記録
用紙載置板が給紙カセット内の記録用紙と送出しローラ
との圧接を解除してカセット給紙を不可能な状態とする
。
前述の如き手差し給紙装置、例えば特公昭55−459
01号公報においては、係合する記録用紙案内板と記録
用紙載置板とが記録用紙案内板の起伏動作に連動して移
動するときスムーズに移動できなかったり、記録用紙案
内板を伏臥させ記録用紙載置板を記録用紙搬送方向前方
に移動させたのち、双方の部材間に僅かな段差を生じて
記録用紙のスムーズな挿入が妨げられたり、記録用紙載
置板の先端部が、カセット給紙を解除すべく送出しロー
ラと給紙カセットの記録用紙との間にうまく進入できな
いなどの問題が生ずる。これらの問題を解決するために
記録用紙案内板と記録用紙載置板との保合部に蝶番を使
用したり、記録用紙載置板の正確な位置決め等のため構
造が複雑となり、装置が高価となる欠点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な機構により安価で確実な給送効果を有
する手差し給紙装置の提供を目的としたものである。
01号公報においては、係合する記録用紙案内板と記録
用紙載置板とが記録用紙案内板の起伏動作に連動して移
動するときスムーズに移動できなかったり、記録用紙案
内板を伏臥させ記録用紙載置板を記録用紙搬送方向前方
に移動させたのち、双方の部材間に僅かな段差を生じて
記録用紙のスムーズな挿入が妨げられたり、記録用紙載
置板の先端部が、カセット給紙を解除すべく送出しロー
ラと給紙カセットの記録用紙との間にうまく進入できな
いなどの問題が生ずる。これらの問題を解決するために
記録用紙案内板と記録用紙載置板との保合部に蝶番を使
用したり、記録用紙載置板の正確な位置決め等のため構
造が複雑となり、装置が高価となる欠点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な機構により安価で確実な給送効果を有
する手差し給紙装置の提供を目的としたものである。
上記目的は、起伏自在な記録用紙案内板を伏臥させて給
紙する手差し給紙装置において、記録用紙を載置する記
録用紙載置板を前記記録用紙案内板の端部に係合させ起
伏動作に連動して移動自在に設け、上記記録用紙載置板
を記録用紙搬送の前後方向に案内する閉端係合溝を備え
た一対の案内部材を前記手差し給紙装置側壁に軸着させ
て揺動自在に設け、上記記録用紙載置板が記録用紙搬送
方向前方に移動したのち上記閉端保合溝の溝端に当接し
て位置決めされるように構成したことを特徴とする手差
し給紙装置によって達成される。
紙する手差し給紙装置において、記録用紙を載置する記
録用紙載置板を前記記録用紙案内板の端部に係合させ起
伏動作に連動して移動自在に設け、上記記録用紙載置板
を記録用紙搬送の前後方向に案内する閉端係合溝を備え
た一対の案内部材を前記手差し給紙装置側壁に軸着させ
て揺動自在に設け、上記記録用紙載置板が記録用紙搬送
方向前方に移動したのち上記閉端保合溝の溝端に当接し
て位置決めされるように構成したことを特徴とする手差
し給紙装置によって達成される。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明に係る手差し給紙装置が手差し給紙可能にセ
ットされた状態を示す断面図であり、第2図は上記装置
が手差し給紙不可能な退避状態を示す断面図である。 第1図及び第2図において、2は装置本体lの枢着軸1
aに軸着され該本体lに起伏自在に構成された記録用紙
案内板である。3は記録用紙案内板2のフック部2aに
係合し該案内板2の起伏動作に連動して移動可能な記録
用紙載置板(第3図参照)である。記録用紙載置板3の
ほぼ中央部には方形の切欠き穴3aが穿設されていて、
この切欠き穴3aから後述の押上げ板5が出没して記録
用紙載置板3上に載置される記録用紙が上方に押し上げ
られ後述の第1送出しローラ8に圧接する。切欠き穴3
aの一端付近は階段状に屈曲され、記録用紙のストッパ
一部3bを形成する。このストッパ一部3bj:は複数
枚の記録用紙の前端が当接して規制され整然とした載置
状態を作る。記録用紙載置板3の両側端には保合片3c
が突設されている。 4は記録装置本体lに揺動可能に軸着され、記録用紙載
置板3の両側に係合して該載置板3を案内位置決めする
一対の案内部材(第3図参照)であり、第3図には一方
のみを図示した。案内部材4の保合案内溝4bの長手方
向の一端は開放され他端は閉端状態となっている。記録
用紙載置板3の係合片3cはこの係合案内溝4bに係合
する。記録用紙載置板3は記録用紙案内板2の起伏動作
に連動して第3図の矢示方向に、保合案内溝4bに案内
されて往復移動する。記録用紙載置板3の係合片3Cは
、手差し給紙可能状態に記録用紙案内板2をセ・/卜す
ると、保合案内溝4bの溝端部4dが停止位置となり、
当接して移動を停止する。案内部材4の軸部4aは装置
本体lの側壁に穿設された枢着穴1cに遊挿され(第4
図参照)該側壁の外方から止め輪等の係止部材を嵌着し
て揺動可能に装着される。 そして案内部材4の保合突起4Cは装置本体lの側壁に
設けられたU字状の切欠き部tbに摺動可能に係合し、
コイルスプリング7によって一方向に付勢される。 5は押上げ部材であり、実施例では揺動支軸6に固着さ
れ記録用紙載置板3の中央部付近に設けた切欠き穴3a
(第3図参照)から出没して記録用紙を押し上げる押上
げ板である。押上げ板5は、記録装置本体1の側壁間に
軸架した揺動支軸6のほぼ中央部(第5図参照)に固着
されている。 8は押上げ板5の上方に設けられた第1送出し。 ローラである。9は第1送出しローラ8の記録用紙搬送
方向下流側に設けられた第2送出しローラである。この
第2送出しローラ9は給紙カセットの送出しローラを兼
ねている。lOは第2送出しローラ9の記録用紙搬送方
向下流側に設けられた捌きローラである。11は捌きロ
ーラ10に圧接し、協働して記録用紙を一枚ずつ捌いて
給送するストップローラである。 第4図において、Glは図示しない記録装置本体側の駆
動部材に噛合する歯車である。G、ないしG1゜はいず
れも装置本体Iの側壁に軸着され、順次噛合し歯車G、
からの駆動力を伝達する歯車である。 12はバネクラッチ■3を介して、歯車G、。を一体的
に固着した連結部材14に間欠接続するカム部材(第6
図(A)、(B)参照)である。バネクラッチ13のバ
ネ13bの一端はバネクラッチ本体13aに係止され、
他端はカム部材12の係止穴12aに係止される。連結
部材14の歯車G1゜及びボス部14aは連結支軸14
bに一体的に固着されボス部14aがバネ13bの内径
部に挿入される。15は、矢印方向に揺動可能に備えた
作動片15aがバネクラッチ13の係合爪13cに係合
するように配設した電磁ソレノイドである。16は装置
本体1の側壁に軸着されカム部材12のカム面に当接摺
動して揺動するレバ一部材である。17は、装置本体1
の両側壁間に軸架された揺動支軸6の軸端に固着され弾
性部材18を介してレバ一部材16の揺動端に結合され
た揺動部材(第5図参照)である。 次に動作について説明する。第1図及び第2図において
、記録用紙案内板2を起立した退避状態から手差し給紙
可能状態に回転させると、記録用紙案内板2は装置本体
1の枢着軸1aを回動中心として図の時計方向に回転し
て移動する。記録用紙載置板3は、その後部の屈曲端3
dが記録用紙案内板2の押圧部2bに当接し押圧されて
、案内部材4によって案内されて記録用紙搬送方向前方
たる装置内方へ移動する。そして第3図に図示したよう
に記録用紙載置板3の係合片3cが案内部材4の保合案
内溝4bに係合して移動後溝端部4dに到達して停止す
る。案内部材4は、第4図に図示したように、軸部4a
を中心として揺動可能にされ、保合突起4cがU字状の
切欠部1bに摺動可能に係合し且つコイルスプリング7
によって下方に付勢されているので、案内部材4に係合
する記録用紙載置板3はその先端部3eが第2送出しロ
ーラ9に近接するように付勢される。 記録用紙載置板3が上記した位置に停止し位置決めされ
ると、第1送出しローラ8によって載置位置から送りだ
された記録用紙は、先端部3eと第2送出しローラ9と
の近接部を通過するときに、第2送出しローラ9が記録
用紙に圧接して確実に搬送力が付加される。そして記録
用紙載置板3の先端部3eは、給紙カセットによる自動
給紙の送出しローラを兼ねている第2送出しローラ9と
図示しない給紙カセiト上の記録用紙との間を隔てる遮
蔽部材の作用もなすものであり、手差し給紙時には給紙
カセットによる自動給紙を行い得ないよう昏こ構成され
るものである。 手差し給紙操作を終了し、記録用紙案内板2を図の反時
計方向に回転させると、この回転に伴って記録用紙載置
板3の屈曲部3dが記録用紙案内板2のフック部2aに
係合し牽引されて、案内部材4の係合案内溝4bに沿っ
て記録用紙搬送方向後方に装置内から引き出される如く
移動する。そして記録用紙案内板2が起立し退避状態と
なる。 記録用紙載置板3の先端部3eは第2送出しローラ9と
図示しない給紙カセット上の記録用紙との遮蔽状態を解
除するので給紙カセットによる自動給紙が可能となる。 記録装置の記録動作開始に同期させた動作信号を電磁ソ
レノイド15に送出すると、電磁ソレノイド15が通電
され、作動片15aがバネクラッチ13の係合爪13c
から離間する。第6図(A)、(B)に図示の如くバネ
クラッチ13は、そのバネ13bが、係合爪13cの解
放に伴って連結部材14のボス部14aを緊締し、カム
部材12と歯車G、。とが接続状態となる。カム部材1
2は一回転し、作動片15aが再びバネクラッチ13の
係合爪13cに係合する。バネ13bはボス部14aを
緊締したまま回転しようとするが、係合爪13cに係合
した作動片15aによって回転が阻止される。この時バ
ネクラッチ本体13aに係止されたバネ13bの一端に
はバネ13bを弛緩させる如き力が作用し、バネ13b
はボス部14aの緊締を解除する。こうして歯車GI。 の駆動力は切断され、カム部材12は停止する。 レバ一部材16は第5図に図示の如く、カム部材12が
一回転するとき、そのカム面に当接して摺動する。カム
部材12の停止時においては、そのカム面の凹部にレバ
一部材16が当接しており、従ってレバ一部材16は図
の時計方向に回転して停止する。 揺動部材17も同様に図の時計方向に回転して停止する
。そうすると押上げ板5は図の下方向に回転して停止す
る。その結果、カム部材12の停止時においては第3図
に図示の記録用紙載置板3の方形の切欠き穴3aから該
押上げ板5は没した状態になっている。 カム部材12が回転を開始するとその回転に伴ってレバ
一部材16の当接部はカム面の凸部に至る。 この凸部が継続する間レバ一部材16は図の反時計方向
に回転した位置に停止される。この間揺動部材17も弾
性部材18を介して端部が牽引され図の反時計方向に回
転した位置で停止する。押上げ板5はこの揺動部材17
の回転に伴いその先端が上方に位置する如く回転して停
止する。 押上げ板5は、第3図に図示の記録用紙載置板3の方形
の切欠き穴3aから出没可能になっているので、上記の
如くその先端が上方に位置して停止すると、図に一点鎖
線によって示した如く切欠き穴3aから突出した状態に
なる。 記録用紙載置板3上に載置されそのストッパー部3bに
よって前端が規制されていた複数の記録用紙は押上げ板
5によって押し上げられ、最上層の記録用紙が第1送出
しロー28に圧接する。この圧接状態はカム部材I2が
一回転する間継続するようになっていて、圧接状態の途
中で第1送出しローラ8を記録装置の記録動作に同期さ
せて回転させると記録用紙は送り出される。このように
構成されていると第1送出しローラと記録用紙との圧接
状態が比較的長く継続し、圧接状態の継続中に第1送出
しローラを動作させればよいので、圧接動作と送り出し
動作との間に厳密な同期をとる必要がなく簡単な装置構
造となる。 以上の動作が記録装置の記録動作に連動して間欠的に繰
り返される。 押上げ板5は第1図に図示した如く、その先端部がカム
部材12の間欠回転によって押し上げられると記録用紙
載置板3のストッパ一部3bの上端位置と・はぼ同等の
位置まで押し上げられるので、複数枚載置された記録用
紙は最下層のものに至るまでスムーズにこのストッパ一
部3bを乗り越えることができる。 記録用紙と第1送出しローラ8との圧接力は、弾性部材
18によって常に一定となるように調整される。すなわ
ち、記録用紙載置板3上に載置された記録用紙に対する
レバ一部材16の牽引力に基づく圧接力は、弾性部材1
8を介して作用する如くなっているので、記録用紙と第
1送出しローラ8との間には、常に弾性部材18の引っ
張り力のみによって決定される一定な圧接力が作用する
。
図は本発明に係る手差し給紙装置が手差し給紙可能にセ
ットされた状態を示す断面図であり、第2図は上記装置
が手差し給紙不可能な退避状態を示す断面図である。 第1図及び第2図において、2は装置本体lの枢着軸1
aに軸着され該本体lに起伏自在に構成された記録用紙
案内板である。3は記録用紙案内板2のフック部2aに
係合し該案内板2の起伏動作に連動して移動可能な記録
用紙載置板(第3図参照)である。記録用紙載置板3の
ほぼ中央部には方形の切欠き穴3aが穿設されていて、
この切欠き穴3aから後述の押上げ板5が出没して記録
用紙載置板3上に載置される記録用紙が上方に押し上げ
られ後述の第1送出しローラ8に圧接する。切欠き穴3
aの一端付近は階段状に屈曲され、記録用紙のストッパ
一部3bを形成する。このストッパ一部3bj:は複数
枚の記録用紙の前端が当接して規制され整然とした載置
状態を作る。記録用紙載置板3の両側端には保合片3c
が突設されている。 4は記録装置本体lに揺動可能に軸着され、記録用紙載
置板3の両側に係合して該載置板3を案内位置決めする
一対の案内部材(第3図参照)であり、第3図には一方
のみを図示した。案内部材4の保合案内溝4bの長手方
向の一端は開放され他端は閉端状態となっている。記録
用紙載置板3の係合片3cはこの係合案内溝4bに係合
する。記録用紙載置板3は記録用紙案内板2の起伏動作
に連動して第3図の矢示方向に、保合案内溝4bに案内
されて往復移動する。記録用紙載置板3の係合片3Cは
、手差し給紙可能状態に記録用紙案内板2をセ・/卜す
ると、保合案内溝4bの溝端部4dが停止位置となり、
当接して移動を停止する。案内部材4の軸部4aは装置
本体lの側壁に穿設された枢着穴1cに遊挿され(第4
図参照)該側壁の外方から止め輪等の係止部材を嵌着し
て揺動可能に装着される。 そして案内部材4の保合突起4Cは装置本体lの側壁に
設けられたU字状の切欠き部tbに摺動可能に係合し、
コイルスプリング7によって一方向に付勢される。 5は押上げ部材であり、実施例では揺動支軸6に固着さ
れ記録用紙載置板3の中央部付近に設けた切欠き穴3a
(第3図参照)から出没して記録用紙を押し上げる押上
げ板である。押上げ板5は、記録装置本体1の側壁間に
軸架した揺動支軸6のほぼ中央部(第5図参照)に固着
されている。 8は押上げ板5の上方に設けられた第1送出し。 ローラである。9は第1送出しローラ8の記録用紙搬送
方向下流側に設けられた第2送出しローラである。この
第2送出しローラ9は給紙カセットの送出しローラを兼
ねている。lOは第2送出しローラ9の記録用紙搬送方
向下流側に設けられた捌きローラである。11は捌きロ
ーラ10に圧接し、協働して記録用紙を一枚ずつ捌いて
給送するストップローラである。 第4図において、Glは図示しない記録装置本体側の駆
動部材に噛合する歯車である。G、ないしG1゜はいず
れも装置本体Iの側壁に軸着され、順次噛合し歯車G、
からの駆動力を伝達する歯車である。 12はバネクラッチ■3を介して、歯車G、。を一体的
に固着した連結部材14に間欠接続するカム部材(第6
図(A)、(B)参照)である。バネクラッチ13のバ
ネ13bの一端はバネクラッチ本体13aに係止され、
他端はカム部材12の係止穴12aに係止される。連結
部材14の歯車G1゜及びボス部14aは連結支軸14
bに一体的に固着されボス部14aがバネ13bの内径
部に挿入される。15は、矢印方向に揺動可能に備えた
作動片15aがバネクラッチ13の係合爪13cに係合
するように配設した電磁ソレノイドである。16は装置
本体1の側壁に軸着されカム部材12のカム面に当接摺
動して揺動するレバ一部材である。17は、装置本体1
の両側壁間に軸架された揺動支軸6の軸端に固着され弾
性部材18を介してレバ一部材16の揺動端に結合され
た揺動部材(第5図参照)である。 次に動作について説明する。第1図及び第2図において
、記録用紙案内板2を起立した退避状態から手差し給紙
可能状態に回転させると、記録用紙案内板2は装置本体
1の枢着軸1aを回動中心として図の時計方向に回転し
て移動する。記録用紙載置板3は、その後部の屈曲端3
dが記録用紙案内板2の押圧部2bに当接し押圧されて
、案内部材4によって案内されて記録用紙搬送方向前方
たる装置内方へ移動する。そして第3図に図示したよう
に記録用紙載置板3の係合片3cが案内部材4の保合案
内溝4bに係合して移動後溝端部4dに到達して停止す
る。案内部材4は、第4図に図示したように、軸部4a
を中心として揺動可能にされ、保合突起4cがU字状の
切欠部1bに摺動可能に係合し且つコイルスプリング7
によって下方に付勢されているので、案内部材4に係合
する記録用紙載置板3はその先端部3eが第2送出しロ
ーラ9に近接するように付勢される。 記録用紙載置板3が上記した位置に停止し位置決めされ
ると、第1送出しローラ8によって載置位置から送りだ
された記録用紙は、先端部3eと第2送出しローラ9と
の近接部を通過するときに、第2送出しローラ9が記録
用紙に圧接して確実に搬送力が付加される。そして記録
用紙載置板3の先端部3eは、給紙カセットによる自動
給紙の送出しローラを兼ねている第2送出しローラ9と
図示しない給紙カセiト上の記録用紙との間を隔てる遮
蔽部材の作用もなすものであり、手差し給紙時には給紙
カセットによる自動給紙を行い得ないよう昏こ構成され
るものである。 手差し給紙操作を終了し、記録用紙案内板2を図の反時
計方向に回転させると、この回転に伴って記録用紙載置
板3の屈曲部3dが記録用紙案内板2のフック部2aに
係合し牽引されて、案内部材4の係合案内溝4bに沿っ
て記録用紙搬送方向後方に装置内から引き出される如く
移動する。そして記録用紙案内板2が起立し退避状態と
なる。 記録用紙載置板3の先端部3eは第2送出しローラ9と
図示しない給紙カセット上の記録用紙との遮蔽状態を解
除するので給紙カセットによる自動給紙が可能となる。 記録装置の記録動作開始に同期させた動作信号を電磁ソ
レノイド15に送出すると、電磁ソレノイド15が通電
され、作動片15aがバネクラッチ13の係合爪13c
から離間する。第6図(A)、(B)に図示の如くバネ
クラッチ13は、そのバネ13bが、係合爪13cの解
放に伴って連結部材14のボス部14aを緊締し、カム
部材12と歯車G、。とが接続状態となる。カム部材1
2は一回転し、作動片15aが再びバネクラッチ13の
係合爪13cに係合する。バネ13bはボス部14aを
緊締したまま回転しようとするが、係合爪13cに係合
した作動片15aによって回転が阻止される。この時バ
ネクラッチ本体13aに係止されたバネ13bの一端に
はバネ13bを弛緩させる如き力が作用し、バネ13b
はボス部14aの緊締を解除する。こうして歯車GI。 の駆動力は切断され、カム部材12は停止する。 レバ一部材16は第5図に図示の如く、カム部材12が
一回転するとき、そのカム面に当接して摺動する。カム
部材12の停止時においては、そのカム面の凹部にレバ
一部材16が当接しており、従ってレバ一部材16は図
の時計方向に回転して停止する。 揺動部材17も同様に図の時計方向に回転して停止する
。そうすると押上げ板5は図の下方向に回転して停止す
る。その結果、カム部材12の停止時においては第3図
に図示の記録用紙載置板3の方形の切欠き穴3aから該
押上げ板5は没した状態になっている。 カム部材12が回転を開始するとその回転に伴ってレバ
一部材16の当接部はカム面の凸部に至る。 この凸部が継続する間レバ一部材16は図の反時計方向
に回転した位置に停止される。この間揺動部材17も弾
性部材18を介して端部が牽引され図の反時計方向に回
転した位置で停止する。押上げ板5はこの揺動部材17
の回転に伴いその先端が上方に位置する如く回転して停
止する。 押上げ板5は、第3図に図示の記録用紙載置板3の方形
の切欠き穴3aから出没可能になっているので、上記の
如くその先端が上方に位置して停止すると、図に一点鎖
線によって示した如く切欠き穴3aから突出した状態に
なる。 記録用紙載置板3上に載置されそのストッパー部3bに
よって前端が規制されていた複数の記録用紙は押上げ板
5によって押し上げられ、最上層の記録用紙が第1送出
しロー28に圧接する。この圧接状態はカム部材I2が
一回転する間継続するようになっていて、圧接状態の途
中で第1送出しローラ8を記録装置の記録動作に同期さ
せて回転させると記録用紙は送り出される。このように
構成されていると第1送出しローラと記録用紙との圧接
状態が比較的長く継続し、圧接状態の継続中に第1送出
しローラを動作させればよいので、圧接動作と送り出し
動作との間に厳密な同期をとる必要がなく簡単な装置構
造となる。 以上の動作が記録装置の記録動作に連動して間欠的に繰
り返される。 押上げ板5は第1図に図示した如く、その先端部がカム
部材12の間欠回転によって押し上げられると記録用紙
載置板3のストッパ一部3bの上端位置と・はぼ同等の
位置まで押し上げられるので、複数枚載置された記録用
紙は最下層のものに至るまでスムーズにこのストッパ一
部3bを乗り越えることができる。 記録用紙と第1送出しローラ8との圧接力は、弾性部材
18によって常に一定となるように調整される。すなわ
ち、記録用紙載置板3上に載置された記録用紙に対する
レバ一部材16の牽引力に基づく圧接力は、弾性部材1
8を介して作用する如くなっているので、記録用紙と第
1送出しローラ8との間には、常に弾性部材18の引っ
張り力のみによって決定される一定な圧接力が作用する
。
以上、説明したように本発明によって、記録用紙載置板
が記録用紙案内板の起伏動作に連動して記録用紙搬送方
向の前方に移動したのち該載置板に係合する案内部材に
設けた停止部に当接して位置決めされるように構成した
ので簡単で安価な機構にして確実な給送効果を奏する手
差し給紙装置を提供できることとなった。
が記録用紙案内板の起伏動作に連動して記録用紙搬送方
向の前方に移動したのち該載置板に係合する案内部材に
設けた停止部に当接して位置決めされるように構成した
ので簡単で安価な機構にして確実な給送効果を奏する手
差し給紙装置を提供できることとなった。
第1図は本発明に係る手差し給紙装置が手差し給紙可能
にセットされた状態を示す断面図、第2図は上記装置が
手差し給紙不可能な退避状態を示す断面図、第3図は記
録用紙載置板とガイド部材及び押上げ板との関係を示す
斜視図、第4図は装置の駆動力伝達手段を示す正面図、
第5図は押上げ板の作動状態を示す斜視図、第6図(A
)、(B)はカム部材の間欠動作を説明するクラッチ部
材の正面及び側面断面図である。 l・・・装置本体 2・・・記録用紙案内板3・
・・記録用紙載置板 3a・・・切欠き穴4・・・案内
部材 4b・・・保合案内溝4d・・・溝端部 5・・・押上げ板 8・・・第1送出しローラ9
・・・第2送出しローラ IO・・・捌きローラ 11・・・ストップローラ
12・・・カム部材 13・・・バネクラッチ1
4・・・連結部材 15・・・電磁ソレノイド1
6・・・レバ一部材 17・・・揺動部材I8・・
・弾性部材
にセットされた状態を示す断面図、第2図は上記装置が
手差し給紙不可能な退避状態を示す断面図、第3図は記
録用紙載置板とガイド部材及び押上げ板との関係を示す
斜視図、第4図は装置の駆動力伝達手段を示す正面図、
第5図は押上げ板の作動状態を示す斜視図、第6図(A
)、(B)はカム部材の間欠動作を説明するクラッチ部
材の正面及び側面断面図である。 l・・・装置本体 2・・・記録用紙案内板3・
・・記録用紙載置板 3a・・・切欠き穴4・・・案内
部材 4b・・・保合案内溝4d・・・溝端部 5・・・押上げ板 8・・・第1送出しローラ9
・・・第2送出しローラ IO・・・捌きローラ 11・・・ストップローラ
12・・・カム部材 13・・・バネクラッチ1
4・・・連結部材 15・・・電磁ソレノイド1
6・・・レバ一部材 17・・・揺動部材I8・・
・弾性部材
Claims (1)
- 起伏自在な記録用紙案内板を伏臥させて給紙する手差し
給紙装置において、記録用紙を載置する記録用紙載置板
を前記記録用紙案内板の端部に係合させ起伏動作に連動
して移動自在に設け、上記記録用紙載置板を記録用紙搬
送の前後方向に案内する閉端係合溝を備えた一対の案内
部材を前記手差し給紙装置側壁に軸着させて揺動自在に
設け、上記記録用紙載置板が記録用紙搬送方向前方に移
動したのち上記閉端係合溝の溝端に当接して位置決めさ
れるように構成したことを特徴とする手差し給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139757A JPH01308338A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 手差し給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139757A JPH01308338A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 手差し給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01308338A true JPH01308338A (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=15252680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63139757A Pending JPH01308338A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 手差し給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01308338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011105478A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63139757A patent/JPH01308338A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011105478A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
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