JPH01305243A - 換気空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建物の換気と冷暖房をおこなうための換気空調
装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の換気空調装置は、第４図および第６図に
示すような構成であった。すなわち、本体１００は内部
に室内側吸込側１０１から室内側吐出口１０２へ至る循
環通路１０３と、室内側吸込口１０１から室外側吐出口
１０４へ至る排気通路１０６と、室外側吸込口１０６か
ら室内側吐出口１０２へ至る給気通路１０７とを有して
おり、また、送風用羽根１０日とそれらを回転するモー
タ１０９と、加熱冷却用の熱交換コイ／ｌ／１１０と、
排気用羽根１１１と給気用羽根１１２とそれらを回転す
る換気用モータ１１３とを有し、さらに」二記排気通路
１０５と上記給気通路１０７との交差部に熱交換器１１
４を有している。そして各部屋に設けた吸込ＩＴＩ　１
１６と室内側吸込口１０１とは還気ダクｌ−１１５で連
通され、各部屋に設けた吐出口１１８と室内側吐出口１
０２とは給−気ダクト１１７で連通されている、３ この上うなＩ’７４成において、モータ１０９と換気用
モータ１１３を運転すると、室内空気は矢印Ｕ→のよう
に吸込口１１６、還気ダクト１１６を辿して本体１００
に吸込まれ、その一部は排気用羽根１１１により熱交換
（δ１１４を通って矢印Ｖ→のように室外・＼肌気され
、大部分は送風用羽根１０８に吸込１れ、給気用羽根１
１２により矢印Ｗ・・・のように室外より吸込まれ熱交
換器１１４を通って給気された室外空気といっしょにな
って、熱・逅換コイ／Ｌ／１１０により加熱、あるいは
冷却されて、給気ダクト１１７を通って各部屋に設けた
吐出口１１８より矢印Ｘ→のように吐出されていた。（
たとえば、空気調和・衛生工学会学術論文集（’８６．
１０．２〜１０．４新潟）　ｐ、　１９７〜ｐ、　２０
０）発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、トイレより吸込んだ臭気や
洗面所より吸込んだ多湿空気の一部は排気用羽根１１１
によって室外へ排出できるが、大部分は他の部屋より吸
込んだ室内空気といっしょに熱交換コイルで加熱、ある
いは冷却されて再び各部屋へ吐出される。このため、ト
イレの臭気が建物全体に拡散しており、衛生−」二好ま
しくなく、また快適性を損なうという課題があった。ま
た、多湿空気の排出が不十分なため、建物の温度の低い
部分、たとえば北側の壁面などで結露が発生する恐れが
あった。

本イコ明は上記従来の課題を解決するもので、トイレの
臭気−や洗面所の湿気が各部屋へ拡散するのを防ぎ、快
適性の向上や結露の防止を図るとともに、各部屋の換気
と暖房、あるいは冷房がｉ＋Ｊ能となる換気空調装置を
提供することを目的とするものである。

課題を解決するだめの手段 この課題と解決するために本発明は、室内側吸込［１か
ら室内側吐出口へ至る循環通路と、換気給気口から室内
側吐出口へ至る換気通路とを区画し、上記循環通路には
送風用羽根とモータとを設け、上記循環通路と上記換気
通路の合流部には循環空気および給気空気を加熱冷却す
る熱交換コイルを設けた空調ユニットと、排気口から室
外側吐出口へ至る排気通路と、室外側吸込口から給λ［
１へ至る給気通路とを区画し、上記排気通路に送風する
排気用羽根、上記給気通路に送風する給気用羽根、およ
びそれらを回転する換気用モータを設けるとともに、上
記排気通路と上記給気ｄ路の交差部に熱交換器を設けた
換気ユニットとを有し、−り記空調ユニットの室内側吸
込口と各部屋に設けた吸込口とをダク１−で連通ずると
ともに一上記空１シ１１ユニットの室内側吐出口と各部
屋に設けた吐出［１とをダクトで連通し、−１−記換気
ユニットの給気口と」二記空調ユニットの換気給気口と
をダクトで連通ずるとともに−Ｆ記換気ユニットの排気
［」と上記空調ユニットの循環通路中に設けた換気排気
口とトイレや洗面所に設けた排気吸込口とをダクトで連
通して合流部を形成し、上記合流部には上記排気吸込口
から上記空調ユニットへの空気の流入を防止する風圧式
ダンパを設けたものである。

作　　用 この構成により、各部屋の空気は吸込口よりダクトを各
して空調ユニットに吸込まれ、その一部はトイレ、およ
び洗面所より吸込んだ空気と合流して換気ユニットに吸
込まれ、熱交換器を介して室外に排出され、大部分は換
気ユニットの室外側吸込口より吸込み熱交換器を介して
給気した室外空気と合流して、熱交換コイルにより加熱
、冷却されて各部屋に吐出されることになり、トイレや
洗面所を含む全室の熱交換換気と暖房、あるいは冷房が
可能となり、トイレや洗面所の空気は他室へ移行するこ
となく室外へ排気されることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて説
明する。図において、１は空調ユニットであり、内部に
室内側吸込口２から室内側吐出口３へ至る循環通路４と
、換気給気口６から室内側吐出口３へ至る換気通路６と
を有している。＠記循環通路４には送風用羽根７とそれ
を回転するモータ８とを設け、循環通路４と換気通路８
の合流部には循環空気および給気空気を加熱冷却する熱
交換コイ／ｌ／９を設けている。

１０は換気ユニットであり、排気口１１から室外側吐出
口１２へ至る排気通路１３と、室外側吸込口１４から給
気口１５へ至る給気通路１６とを有し、排気通路１３に
送風する排気用羽根１７、給気通路１６に送風する給気
用羽根１８、およびそれらを回転する換気用モータ１９
を設けるとともに、排気通路１３と給気通路１６の交差
部に熱交換器２０を設けている。

前記空調ユニソ１−１の室内側吸込口２と各部屋に設け
た吸込口２２とは還気ダクト２１で連通され、空調ユニ
ット１の室内側吐出口３と各部屋に設けた吐出口２４と
は給気ダクト２３で連通されている。また換気ユニット
１ｏの給気口１６と空調ユニノ！・１の換気給気口６と
は換気給気ダクト２６で連通され、換気ユニット１ｏの
排気口１１と空調ユニット１の換気排気口２７とトイレ
や洗面所に設けた排気吸込口２８とは排気ダクト２６で
連通されて合流部２９を形成している。そして合流部２
９には風圧式ダンパ３ｏを設けてあり、排気吸込口２８
から換気排気口２７への空気の流入を防止するようにし
ている。

上記構成においてモータ８と換気用モータ１９を運転す
ると、各部屋の室内空気は矢印Ａ→のように吸込口２２
、還気ダクト２１を通して空調ユニット１に吸込まれ、
その一部は換気排気口２７、合流部２９、換気ユニット
１ｏの排気口１１を通り、排気用羽根１７により熱交換
器２ｏを通って矢印Ｂ→のように室外側吐出口１２よシ
室外へ排気され、大部分は送風用羽根７に吸込まれ、熱
交換コイ／Ｉ／９により加熱、あるいは冷却された後、
換気ユニット１ｏの給気用羽根１８により矢印Ｃパンの
ように室外側吸込口１４よシ吸込まれて熱交換器２ｏで
排気した空気と熱交換してから給気口１５、換気給気ダ
クト２６、空調ユニット１の換気口５を通り、熱交換コ
イｌｖ９により加熱、あるいは冷却された室外空気と合
流し、室内側吐出口３、給気ダクト２３を通って吐出口
２４より矢印Ｄ→のように各部屋に吐出される。また、
トイレや洗面所、の空気は矢印Ｅ→のように排気吸込口
２８より吸込まれ、排気ダクト２６を通り、合流部２９
で空調ユニット１の換気排気口２７からの空気と合流し
、換気ユニット１ｏの排気口１１を油って排気用羽根１
７により熱交換器２ｏｆ：Ｊｕｌって矢印Ｂ→のように
室外へ排気される。

以上のように本実施例によれば、各部屋からの空気は空
調ユニット１に吸込まれ、その一部は換気ユニット１Ｑ
により室外へ排気され、大部分は換気ユニッ）１０によ
り給気した室外空気とともに熱交換コイル９により加熱
、あるいは冷却されて各部屋に吐出され、トイレや洗面
所からの空気は直接換気ユニッ）１０に吸込まれて室外
へ排気されるため、トイレの臭気や洗面所の湿気が各部
屋へ移行、拡散することなく各部屋の換気と暖房、ある
いは冷房が可能となる。また、各部屋の吸込口２２が目
づまりした場合、トイレや洗面所の空気が空調ユニット
１の換気排気口２７より空調ユニット１の循環通路４へ
逆流する恐れが考えられるが、本実施例では合流部２９
に逆流防止用の風圧式ダンパ３ｏを設けているため、第
２図のようにこの風圧式ダンパ３ｏが空調ユニット１の
換気排気口２７を閉鎖し、トイレの臭気や洗面所の湿気
が空調ユニット１を介して各部屋に拡散するのを防止す
ることが可能となる。

発明の効果 前記実施例の説明により明らかなように本発明は、トイ
レや洗面所の空気を排気する通路を循環通路より分離独
立して設け、トイレや洗面所の空気をすべて室外へ排気
することにより、トイレの臭気や洗面所の湿気が各部屋
へ拡散するのを防ぐことができ、快適性の向上や各部屋
での結露の防止を図ることが可能となるとともに、各部
屋の換気と暖房、あるいは冷房がｉｊＪ能となる等のり
Ｊ果がある。、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の換気空調装置の側面断面図
、第２図は同換気空調装置の風圧式ダンパ閉鎖時の１１
帽ｍ師ｆ而図、第３図は同換気空調装置の施玉断面図、
第４図は従来の換気空調装置４の側面断面図、第６図は
同換気空調装置の施工１０１面図である。 １・・・パ・空調ユニット、２・・・・・・室内倶ｊ吸
込口、３・・・・・・室内側吐出［１，４・・・・・・
循環通路、５・・・・・・換気給電ＩＩＩ、６・・・・
・・換気通路、７・・・・・・送風用羽根、８・・・・
・・モー　グ、９・・・・・・熱交換コイル、１０・・
・・・・便覧ユニット、１１・・・・・・排気［１，１
２・・・・−・室外同叶出「１．１３・・・・・・排気
通路、１４・・・・・・室外側吸込［」、１６・・・・
・・給気口、１６・・・・・・給気通路、１７・・・・
・・排気用羽根、１８・・・・・・給気用羽根、１９・
・・・・・換気用モータ、２０・・・・・・熱交換器、
２１・・・・・・還気ダクト、２２・−・・・・吸込「
１．２３・・・・・・給気ダクト、２４・・°゛。 吐出［」、２６・・・・・・換気給気ダクト、２θ・・
・・・・排気ダクト、２７・・・・・・換気排気口、２
８・・・・・・排気吸込口、２９・・・・・・合流部、
３０・・・・・・風圧式ダンパ。 代理人の氏名　）ｆ埋土　中　尾　敏　男　ほか１名第
　３　［］ 第５図 イ侶　イ１７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内側吸込口から室内側吐出口へ至る循環通路と、換気
   給気口から室内側吐出口へ至る換気通路とを区画し、上
   記循環通路には送風用羽根とモータとを設け、上記循環
   通路と上記換気通路の合流部には循環空気および給気空
   気を加熱冷却する熱交換コイルを設けた空調ユニットと
   、排気口から室外側吐出口へ至る排気通路と、室外側吸
   込口から給気口へ至る給気通路とを区画し、上記排気通
   路に送風する排気用羽根、上記給気通路に送風する給気
   用羽根、およびそれらを回転する換気用モータを設ける
   とともに、上記排気通路と上記給気通路の交差部に熱交
   換器を設けた換気ユニットとを有し、上記空調ユニット
   の室内側吸込口と各部屋に設けた吸込口とをダクトで連
   通するとともに上記空調ユニットの室内側吐出口と各部
   屋に設けた吐出口とをダクトで連通し、上記換気ユニッ
   トの給気口と上記空調ユニットの換気給気口とをダクト
   で連通するとともに上記換気ユニットの排気口と上記空
   調ユニットの循環通路中に設けた換気排気口とトイレや
   洗面所に設けた排気吸込口とをダクトで連通して合流部
   を形成し、上記合流部には上記排気吸込口から上記空調
   ユニットへの空気の流入を防止する風圧式ダンパを設け
   た換気空調装置。