JPH0130470B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0130470B2
JPH0130470B2 JP61063499A JP6349986A JPH0130470B2 JP H0130470 B2 JPH0130470 B2 JP H0130470B2 JP 61063499 A JP61063499 A JP 61063499A JP 6349986 A JP6349986 A JP 6349986A JP H0130470 B2 JPH0130470 B2 JP H0130470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
food
molded product
liquid
porridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61063499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62220161A (ja
Inventor
Koichi Shimaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Kogyo Co Ltd filed Critical Kowa Kogyo Co Ltd
Priority to JP61063499A priority Critical patent/JPS62220161A/ja
Publication of JPS62220161A publication Critical patent/JPS62220161A/ja
Publication of JPH0130470B2 publication Critical patent/JPH0130470B2/ja
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  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、米を材料とし、おかゆ、ぞうす
い、オートミール状の食品として用いられる米の
加工食品に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、米を材料として、おかゆ、ぞうすい等を
作るには、必ず米を炊かねばならず、その作業に
長時間と多くの手数がかかり、さらにこれらの食
品は泥状であつさりした感じがなく、且つ、長期
間の保存に適しなかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこでこの発明では、米を炊くことなく、おか
ゆ、ぞうすい、オートミール状の流動食状食品を
作ることができると共に、加工がきわめて容易で
あり、さらに、泥状でなくあつさりした感じで、
且つ長期の保存にも耐えられる米の加工食品を提
供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのためにこの発明では、米を密閉室で加圧及
び加熱した後瞬時に加圧を解いて、米粒どうしが
接続状態を保ち、一個の成形状態となるように発
泡状に膨張成形させ、この成形品と高温の液体を
混ぜて流動食状食品にした。
〔作用〕
前記のようにして形成した成形品は、米が発泡
状になつて他の米と接続状態を保ち、一個の成形
状態を保つており、この成形品は湯などの高温の
液体と混ぜると、固化状態がほぐれ、さらつとし
た状態で米と液体が混ざる。このほぐれた状態
は、おかゆに似ており、適宜食塩などの調味料を
加えて食べることができる。また、このほぐれた
状態のものに、野菜などを適宜加えることによ
り、ぞうすい状の食品として食べることができ
る。さらにミルクを混ぜると、オートミール状の
食品として食べることもできる。
この米を材料とする加工食品は、成形品を作る
際に多くの手数がかからず、且つ成形品から食べ
る状態にするにも、液体と混ぜるだけの簡単な操
作だけでよいため、非常に容易に作ることができ
るものである。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を説明する。
この発明の食品の材料は米1であり、この米1
は白米又は玄米の何れであつても用いることがで
きるが、玄米を用いると栄養価の高い食品を得る
ことができる。
この米1は加工装置2の密閉室3に投入され
る。
加工装置2は第2図に示すように、上型4、中
型5、下型6より成り、上型4と下型6が上下よ
り中型5の密閉室3に挿脱するようになつてい
る。
そこで、第2図のように密閉室3内に投入され
た米1は、上型4が降下して密閉室3内に入り込
むことにより、加圧される。このときの密閉室3
内の圧力は、たとえば約2〜15気圧として実施で
きる。
さらに、密閉室3内の米1は加圧と共に加熱さ
れる。このときの加熱は、たとえば約160℃〜240
℃とすることが望ましく、この加熱はたとえば、
約5〜15秒間とするのが望ましい。
このようにして加圧、加熱された米1は、次に
上型4を瞬時に上昇させて圧縮を解くことにより
膨脹し、固化した成形品7となる。この成形品7
は原料の米1が発泡状になり、他の米1と接続状
態を保ち、一個の成形状態を保つことになる。
この成形品7は、成形後すぐに湯などの高温の
液体と混ぜてほぐし、おかゆ状の食品として食べ
ることができると共に、長期間変質しないため、
保存して必要な際にほぐして食べることができ
る。
尚、成形に際して、上記の実施例では米1だけ
を材料として用いているが、米1に適宜の味付け
材料や増量材・やくみ等を加えて成形品7を得る
ことも可能である。
さらに食品としての味付けのため、成形品7に
調味料を塗布することができると共に、食べる際
に調味料を加えて必要な味を得るようにしてもよ
い。
前記の成形品7は、冷水と混ぜてもほぐれにく
いため、ほぐすためには、混ぜる液体は適当温度
の高温にする必要がある。
この成形品7を白湯と混ぜると、さらつとした
おかゆ状の食品になり、これに適宜の味を付け、
且つ野菜などを加えるとぞうすい状の食品にな
り、さらに、湯に代えてミルクを入れるとオート
ミール状の食品になる。
このようにして成形品7を食べる状態の流動食
状食品にした場合、口当りが非常にやわらかいと
共に、一旦発泡状になつたものであるため消化が
容易で胃腸に負担をかけることがない。
従つてこの食品は、一般の食品として用いるこ
とができる他、離乳食、老人食、胃腸病の食事な
どに好適である。
〔発明の効果〕
この発明は上述のような構成を有するものであ
り、従つてこの米の加工食品は、炊く作業が不必
要で製造及び調理が非常に容易であると共に、あ
つさりした感じで消化が良好であり、さらに長期
間の保存にも適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形品に湯をかけている状態の断面
図。第2図は、この成形品の成形に用いる装置の
要部断面図。 1……米、3……密閉室、7……成形品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 米を密閉室で加圧及び加熱した後瞬時に加圧
    を解いて、米粒どうしが接続状態を保ち、一個の
    成形状態となるように発泡状に膨張成形させ、こ
    の成形品と高温の液体を混ぜて流動食状食品にす
    ることを特徴とする米の加工食品。
JP61063499A 1986-03-20 1986-03-20 米の加工食品 Granted JPS62220161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61063499A JPS62220161A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 米の加工食品

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JP61063499A JPS62220161A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 米の加工食品

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Publication Number Publication Date
JPS62220161A JPS62220161A (ja) 1987-09-28
JPH0130470B2 true JPH0130470B2 (ja) 1989-06-20

Family

ID=13230991

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JP61063499A Granted JPS62220161A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 米の加工食品

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234644A (ja) * 1989-03-07 1990-09-17 Ajinomoto Co Inc ミルクがゆの製造法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480436A (en) * 1977-12-09 1979-06-27 Ajinomoto Kk Instant gruel like food
JPS5489056A (en) * 1977-12-23 1979-07-14 Taihei Shokuhin Kako Kk Instant gruel food
JPS5699757A (en) * 1979-12-17 1981-08-11 Kikkoman Corp Preparation of readily cookable unpolished rice

Patent Citations (3)

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JPS5699757A (en) * 1979-12-17 1981-08-11 Kikkoman Corp Preparation of readily cookable unpolished rice

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JPS62220161A (ja) 1987-09-28

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