JPH0130372Y2 - - Google Patents

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JPH0130372Y2
JPH0130372Y2 JP10540481U JP10540481U JPH0130372Y2 JP H0130372 Y2 JPH0130372 Y2 JP H0130372Y2 JP 10540481 U JP10540481 U JP 10540481U JP 10540481 U JP10540481 U JP 10540481U JP H0130372 Y2 JPH0130372 Y2 JP H0130372Y2
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JP
Japan
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protrusion
knob
seal
bottle
edge
Prior art date
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JP10540481U
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JPS5812158U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は酒類等を収容する瓶に用いる王冠に
関するものである。
従来、この種の王冠として第1図に示すような
ものが用いられている。これを図について説明す
ると、aはキヤツプであり、合成樹脂により形成
され、bはその保持部である。cはシール部であ
り、溝状の引き裂き部dを介して一体に連成され
ている。eは前記保持部bとシール部cの長さの
差によつて生じた切欠き状部であり、fはつまみ
部、gは上下方向の弱化部である。
消費者等は開栓に際して前記つまみ部fをつま
んで、弱化部gからこれを引き裂いてシール部c
を取り去り、次にキヤツプaを抜脱して用いる。
この王冠はキヤツプ機構とシール機構の両方を有
しているので賞用されている。しかし上記王冠は
又、下記のような欠点も併せ有している。
即ち、消費者等が開栓のためにつまみ部fをつ
まもうとして、つまみ部f部分に指の爪を差し込
む場合、このつまみ部fの先端が指と爪の間につ
き刺ささり、怪我をする場合がある。
この考案は上記の状況にかんがみてなされたも
ので、この考案の目的は、シール部分の除去に際
して前記の如き怪我の生ずるのを防止できる王冠
を得ることである。
この考案の構成を図面について述べると、第2
図〜第5図において、合成樹脂製のキヤツプ1
に、周方向の引き裂き部3を介して、シール部4
を一体に連成し、前記周方向の引き裂き部3に、
上下方向の弱化ライン21を接続し、該弱化ライ
ン21を、シール部4の下端に形成した切欠き部
24に連続させ、該切欠き部24の右側につまみ
部7を形成し、該つまみ部7の内側に、かつ前記
つまみ部7の、切欠き部24に対する縁辺25か
ら間隔26を隔てて、突起8を一体に設け、該突
起8の高さHを、該突起8の先端部27が瓶17
に接した際に前記縁辺25が、前記シール部4の
外面28より半径方向外方に位置する高さに形成
し、更に該突起8に、半径方向内方に至る程断面
積が小さくなる傾斜30を形成したことを特徴と
する王冠である。
なお図中2は保持部、10は内筒、11は突出
部、12は突条、13は引裂案内孔、14は地峡
状部、15はシール突条、16は保持部突起、1
7は瓶、18は瓶突起、19は指、20は爪を示
す。又、前記突条12は第3図に示すように、複
数個所(一例として3筒所)に欠如部22を有し
ている。
そして前記シール突条15は、前記つまみ部7
の部分には形成されていない。それによりつまみ
部7はきわめて容易に曲り易く形成されることに
なる。
消費者等はこの王冠の開栓に際してはまず、つ
まみ部7をつまみ、上下方向の弱化ライン21及
び引き裂き部3を引き裂き、シール部4を取り去
り、取り去ることによつて形成されたキヤツプ1
を上方へ抜脱する。この場合、前記つまみ部7を
つまむに際しては、第5図に示すように、指19
の爪20をまず、シール部4の外面28よりも半
径方向外方へ突出して位置しているつまみ部7の
縁辺25にかけ、これによりつまみ部7を半径方
向外方へ撓ませ、その状態のまま指19の端部
を、つまみ部7の内側に進入させ、図示しない他
の指をつまみ部7の外側に当て、その両指により
内外から、つまみ部7をつまむのである。
なお、キヤツプ1の、瓶17に対する抜脱、嵌
着に際しては、前記突条12が複数の欠如部22
を有することにより、円周方向に伸び易く形成さ
れている結果、容易に抜脱、装着し得るようにな
つている。又、保持部2の下端は瓶17外面との
間に保持部突起16により、間隙が形成されて、
爪を挿入しやすくなつている。この考案は前記の
ように構成され、つまみ部7の内側に、かつ前記
切欠き部24に対するつまみ部7の縁辺25から
間隔26を隔てて、突起8を設け、該突起8の高
さHを、該突起8の先端部27が瓶17に接した
際に、前記縁辺25が、前記シール部4の外面2
8より半径方向外方に位置する高さに形成したこ
とにより、つまみ部7の縁辺25は第3図に示す
ようにシール部4より半径方向外方に持ち上げら
れており、同縁辺25とシール部4との間には間
隙29を生じており、この間隙29に指19の爪
20を容易に差込むことができ、これを半径方向
外方に撓ませ、その状態で指19の端部を、つま
み部7の内側に入れることができ、前記従来のも
ののように、差込む間隙の形成されてないところ
に、無理に差込むことをしなくてすむため、安全
につまみ部7をつまむことができる。従つて前記
従来のもののように、爪と指との間に怪我をする
ことを防止することができる。又、本来摩擦係数
の小さい合成樹脂の突起8に、半径方向内方に至
る程断面積が小さくなる傾斜30を形成したこと
により、同突起8の先端部27は摩擦係数が極め
て小さく形成されており、かつ又つまみ部7は前
記切欠き部24近傍に形成されているため、つま
み部7は撓み易く形成されており、この王冠を瓶
17に打栓する際に、突起8の先端部27と瓶1
7との摩擦をごく少くすることができ、打栓の際
に何等の治具を用いることなく、突起8により、
つまみ部7を自動的に外方に拡げながら打栓する
ことができ、打栓の際に突起8と瓶17との摩擦
による、王冠のひしやげてしまうのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の王冠の、瓶口に嵌着した場合の
斜視図、第2図〜第5図はこの考案の実施例を示
すもので、第2図は瓶口に嵌着した王冠の斜視
図、第3図は王冠の下面斜視図、第4図は瓶口に
嵌着した王冠の部分断面図、第5図は王冠のつま
み部をつまむ場合の説明図である。 1……キヤツプ、3……引き裂き部、4……シ
ール部、7……つまみ部、8……突起、17……
瓶、21……弱化ライン、24……切欠き部、2
5……縁辺、26……間隔、27……先端部、2
8……外面、30……傾斜、H……高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製のキヤツプ1に、周方向の引き裂き
    部3を介して、シール部4を一体に連成し、前記
    周方向の引き裂き部3に、上下方向の弱化ライン
    21を接続し、該弱化ライン21を、シール部4
    の下端に形成した切欠き部24に連続させ、該切
    欠き部24の右側につまみ部7を形成し、該つま
    み部7の内側に、かつ前記つまみ部7の、切欠き
    部24に対する縁辺25から間隔26を隔てて、
    突起8を一体に設け、該突起8の高さHを、該突
    起8の先端部27が瓶17に接した際に前記縁辺
    25が、前記シール部4の外面28より半径方向
    外方に位置する高さに形成し、更に該突起8に、
    半径方向内方に至る程断面積が小さくなる傾斜3
    0を形成したことを特徴とする王冠。
JP10540481U 1981-07-17 1981-07-17 王冠 Granted JPS5812158U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10540481U JPS5812158U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 王冠

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JP10540481U JPS5812158U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 王冠

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Publication Number Publication Date
JPS5812158U JPS5812158U (ja) 1983-01-26
JPH0130372Y2 true JPH0130372Y2 (ja) 1989-09-18

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JP10540481U Granted JPS5812158U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 王冠

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002002743A (ja) * 2000-06-26 2002-01-09 Mikasa Sangyo Kk 合成樹脂製の分別回収キャップ

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Publication number Publication date
JPS5812158U (ja) 1983-01-26

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