JP2513525B2 - 缶口用合成樹脂製栓 - Google Patents
缶口用合成樹脂製栓Info
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- JP2513525B2 JP2513525B2 JP2195048A JP19504890A JP2513525B2 JP 2513525 B2 JP2513525 B2 JP 2513525B2 JP 2195048 A JP2195048 A JP 2195048A JP 19504890 A JP19504890 A JP 19504890A JP 2513525 B2 JP2513525 B2 JP 2513525B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- mouth
- cap
- synthetic resin
- side wall
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closures For Containers (AREA)
Description
する。
5号公報に示されているように、缶口内に嵌入される底
壁および側壁とその側壁の上部から外方へ延びるフラン
ジ部とよりなり、底壁にリング状摘子片を形成すると共
に、このリング状摘子片の中心部を貫通するように柱を
形成したものが公知である。
後、栓の底壁を押圧して栓の柱でキャップ中心部を押圧
し、閉じた状態でキャップに装着し、缶口にキャップと
一緒に嵌着するものである。
成されているので、リング状摘子片に指を掛けて引張る
際にその柱が邪魔になるという不都合があった。又、栓
の底壁へ加わる缶の内圧は、栓の上方へ押し上げる方向
にのみ作用するので、内圧上昇によって気密が損われる
という問題があった。
で、缶口(1)内に嵌入される底壁(2a)および側壁
(2b)とその側壁(2b)の上部から外方へ延びるフラン
ジ(2c)とよりなり、前記底壁(2a)にリング状摘子片
(2h)を形成してなる缶口用合成樹脂製栓(2)におい
て、前記底壁(2a)の側壁(2b)に近い部分から傾斜し
て立上る円錐状立上部(2d)を形成すると共に、前記円
錐状立上部(2d)の中央に凹部(2g)を形成し、前記凹
部(2g)内に前記リング状摘子片(2h)を配置したこと
を特徴とする缶口用合成樹脂製栓(2)としたものであ
る。
片付キャップ(3)を開いた状態で挿入して凹部(2g)
底面を押圧することにより円錐状立上部(2d)の上端で
キャップ(3)の中央部を押圧して閉じた状態のキャッ
プに装着することができると共に、リング状摘子片(2
h)の内側に指を掛けるのに邪魔になるよな柱等が存在
しないので、指が掛け易いものである。又、栓(2)の
円錐状立上部(2d)に加わる内圧は、円錐状立上部(2
d)を外方へ拡げようとする力としても作用するので、
単に上方へのみ作用する従来のものと比較して、内圧上
昇して対する気密保持機能を著しく高いものとすること
ができる。
明する。缶口1は、18の角部に形成され、その外径が
約70mm程度である。缶口1の側面に全周にわたって凹溝
1aが形成されている。缶口用合成樹脂製栓2は、ポリエ
チレン等の合成樹脂で射出成形されている。この栓2
は、底壁2a・側壁2bおよびフランジ部2cとより構成され
ている。底壁2aと側壁2bは缶口1内に嵌入される。側壁
2bの缶口1に接触する部分は缶口1の内径より若干大に
設定されており、栓2自身の弾力性により密着して気密
を保持している。底壁2aには側壁2bに近い部分から傾斜
して立上る円錐状立上部2dが形成されている。この円錐
状立上部2dの上端は、フランジ部2cの上面に形成された
2条の山部2e・2fの上端とほぼ一致している。円錐状立
上部2dの中央に凹部2gが形成されている。凹部2gの底面
は底壁2aの最下面より上方に位置している。リング状摘
子片2hは上部は、凹部2g内より一部上方へ突出してい
る。この凹部2g内にリング状摘子片2hが一体に形成され
ている。側壁2bの下部は缶口1の内径より若干小に設定
されている。フランジ部2cの外周から円弧状の垂下する
カバー部2iが全周にわたって形成されている。弾性鉤止
片付キャップ3は出没可能な上壁3aと等間隔に形成され
た弾性鉤止片3bとよりなっている。
3bが開いた状態で製作される。この状態のキャップ3に
栓2を挿入した後、栓2の凹部2gの底面を指等で押圧す
ることにより円錐状立上部2dの上端でキャップ3の上壁
3aが押圧され、上壁3aが上方へ出て弾性鉤止片3bが閉
じ、キャップ3に栓2が装着される。この場合カバー部
2iによって確実にキャップ3内に装着されており、輸送
中等にキャップから栓2が落下することがない。栓2を
装着したキャップ3を缶口1に上方から降下させること
により、キャップ3の弾性鉤止片3bは缶口1の側面に沿
って若干開いた後に凹溝1a内に係止され、これと共に、
栓2の底壁2aと側壁2bは缶口1内に嵌入される。この点
を更に詳しく説明すると、栓2の側壁2bの下部が缶口1
の内径より若干小に設定されているので、まず缶口1に
栓2の側壁2bの下部が容易に遊嵌されて栓2およびキャ
ップ3が位置決めされる。次いで、キャップ3を更に下
方へ押圧すると栓2の側壁2bの上部が弾性変更して缶口
1に密着すると共に、キャップ3の弾性鉤止片3bが缶口
1の側壁に沿って変形して凹溝1内に係止される。この
状態で、栓2のフランジ部2cは、山部2e・2fにキャップ
3の押圧力が加っているので、缶口1に密着されてい
る。
それを外周方向へ拡げようとする力として作用するの
で、温度上昇、その他の理由で内圧が上昇しても側壁2b
が外周方向へ拡げられるような力として作用することに
なり、底壁が単に水平な従来のものと比較して内圧上昇
に対する気密保持機能が著しく良好である。
3aを指等で押して上壁3aを没して弾性鉤止片3bを開き、
キャップ3単体を缶口1から取外した後、栓3のリング
状摘子片2hに指を掛けて引張ることにより缶口1から栓
3を取外すことができる。この場合、リング状摘子片2h
の内側には邪魔になるものが何も存在しないので、指が
掛け易く、取外しを著しく容易にすることができる。
(2)をキャップ(3)に閉じた状態に装着することが
でき、リング状摘子片(2h)に指が掛け易く、内圧上昇
に対しても缶口(1)に対して気密保持機能が良好な缶
口用合成樹脂製栓を提供することができる。
状態の縦断面図、第2図は同栓単体の平面図、第3図は
第2図のA−A断面図である。 1……缶口、2……栓、3……キャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】缶口(1)内に嵌入される底壁(2a)およ
び側壁(2b)とその側壁(2b)の上部から外方へ延びる
フランジ部(2c)とよりなり、前記底壁(2a)にリング
状摘子片(2h)を形成してなる缶口用合成樹脂製栓
(2)において、前記底壁(2a)の側壁(2b)に近い部
分から傾斜して立上る円錐状立上部(2d)を形成すると
共に、前記円錐状立上部(2d)の中央に凹部(2g)を形
成し、前記凹部(2g)内に前記リング状摘子片(2h)を
配置したことを特徴とする缶口用合成樹脂製栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2195048A JP2513525B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 缶口用合成樹脂製栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2195048A JP2513525B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 缶口用合成樹脂製栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487955A JPH0487955A (ja) | 1992-03-19 |
JP2513525B2 true JP2513525B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=16334680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2195048A Expired - Fee Related JP2513525B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 缶口用合成樹脂製栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513525B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP2195048A patent/JP2513525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487955A (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
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