JPH01302485A - カード搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的］ （産業上の利用分野） カード挿入口から挿入される口座情報等を記憶している
カードを搬送して当該カードから口座情報等を読出して
処理をした後にカードをガード挿入口に搬送するカード
搬送装置に関する。

（従来の技術） 銀行等の金融ｅｉｒｎにおいて、上記カード搬送装置が
人出金取引を扱う自動取引装置に備えられている。顧客
の所有する口座情報等を記憶している磁気カードがカー
ド挿入口から挿入されるとカード搬送装置は、磁気カー
ドを搬送して磁気カードに装着されている磁気ストライ
プから口座情報を読出す。読出した口座情報により人出
金取引を行ない挿入方向とは反対方向のカード挿入口に
磁気カードを搬送する。カード挿入口付近には磁気カー
ドを検知する光センタを有する挿入検知器が備えられ、
搬送される磁気カードの端部を検知する。挿入検知器が
磁気カードの端部を検知するとカード搬送装置は、カー
ド挿入口から顧客が磁気カードを取り出し易い長さ、例
えば約３０１まで磁気カードの端部が排出されるまで磁
気カードを搬送する。磁気カードがカード挿入口から排
出されると顧客は、磁気カードの端部を取り出して人出
金取引が終了する。

（発明が解決しようとする課題） 従来の装置は、例えばカード挿入口から挿入される磁気
カードが二枚ｍねで挿入されると人出金取引きの終了後
にカード挿入口から二枚のうち一枚の磁気カードが排出
される。しかし、残り一枚の磁気カードが搬送路上に載
置されたままになり、紙詰り状態所謂ジｐムが発生して
人出金取引を中断して自動取引Ｖｔ置が休止する。また
、カード挿入口から挿入される媒体が磁気カードより短
かい、例えば板等ならば自動取引装置は、異物を判断し
て板の端部を挿入検知器により検知した後にカード挿入
口に排出づる。しかし、挿入検知器により異物を検知し
た後に搬送する搬送憬が固定であるため、カード挿入口
から板が排出されない。

このため、自動取引装置は休止状態になり、搬送路上に
載置されている板状を取り除かない限り人出金取引を休
止しなければならず、入出金取引の処理効率を低下する
問題があった。

その対策としては、搬送路の搬送駆動を制御する制御回
路を設けることも考えられるが、制御回路を設けること
によりカード搬送装置の大型化を招き、ひいては自動取
引装置の大型化を旧来づるおそれがあり、その対策が切
望されていた。

この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目
的としては、装置を煩雑にすることなく、カードをカー
ド挿入口まで確実に搬送してカードの取出しを容易にし
たカード搬送装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明は、カードが搬送さ
れる搬送路に対向して当該カードの通過を検知する検知
器が搬送路上に所定間隔に複数備えてこの複数の検知器
により搬送されるカードの通過を検知して当該カードの
長さを検知する検知手段と、 この検知手段の複数の検知器により検知した前記搬送さ
れるカードの長さが所定の良さより長いか短いかを判定
する判定手段と、 この判定手段の判定結果にもとづき前記カードを所定の
長さに排出するように制御する制御手段と、 を有することを要旨とする。

（作用） 上記構成を備えたカード搬送装置においては、カード、
例えば磁気カードの搬送される搬送路に対向して当該カ
ードの通過を検知する検知器、例えば光センサが搬送路
上に所定間隔に複数備えてカードの通過の検知から搬送
されるカードの長さを検知する。検知したカードの長さ
が所定の長さより長いか短いかを判定する。この判定結
果により搬送されるカードを所定の長さまで排出するよ
うに搬送υ１１１１するので、搬送されるカードをカー
ド挿入口まで確実に搬送してカードの取り出しを容易に
できる。

（実施例） 取下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図はこの発明のカード搬送￥装置を自動取引装置に
適用した場合の一実施例を示すものである。

すなわち、筒体１の前面に略り字形状の操作部２が形成
されている。この操作部２の水平面には、投入すべき紙
幣を多数枚−括して投入し得るとともに、出金紙幣を受
取る紙幣挿入口３が設けられていて、この紙幣挿入口３
には開閉自在に扉４が設けられている。また、操作部２
の水平面には、タッチセンサを有するカラーＣＲＴ表示
部５が設けられている。このＣＲ７表示部５は操作手順
、その他の情報をイラスト、文字あるいは文言によって
、ＣＲＴ画面に表示し、利用者を誘導するとともに、そ
の表示によって暗証番号、金額５０座番号、取引の承認
、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧するこ
とによりタッチセンナ（図示しない）がそれを検知し、
後述する主制御部１７０対応する信号を出力するいわゆ
るキル操作が行われるものである。

また、操作部２の垂直面には、暗証番号および口座番号
などの口座情報が記録されている取引媒体としての磁気
カード１００を挿入するカード挿入ロ６１通帳を挿入す
る通帳挿入ロア、硬貨を投入する硬貨投入口８．硬貨の
釣銭を受取る硬貨釣銭受取口９が設けられている。

上記磁気カード１００を第２図に示す。この磁気カード
１００の表面には磁気ストライプ１１０が貼着されてお
り、この磁気ストライプ１１０には０８番号および預金
残高等の口座情報が記憶されている。上記磁気カード１
００の表面にはエンボスエリア１１１が設けられており
、このエンボスエリア１１１には支店番号２口座番号、
顧客氏名などが表面に対して凸状となるようにエンボツ
シングされている。

上記磁気カード１００の挿入時の幅はＬ＋であり、磁気
カード１００の長さが１２である。また、磁気カード１
００をカード挿入口６から挿入して処理終了後にカード
挿入口６から排出される長さがＬ３である。

さらに第３図はこの発明のカード搬送装置を備えた磁気
カードリード部１７１を示すもので、これは第１図にお
けるカード挿入口６に挿入された磁気カード１００を受
入れ、それらに対して所定の処理を行うものであるとと
もに、磁気カード１００のエンボスを写し取るためのジ
ャーナル用紙Ｊを内蔵している。上記磁気カードリード
部１７１は筐体１内のカード挿入口６と対応する部位に
設けられている。すなわち、本体１３０の前面にはカー
ド挿入口６が連通されており、このカード挿入口６の近
傍には、磁気カード１００の挿入あるいは抜去りを光学
的に検知する挿入検知器１３１が設けられている。上記
挿入検知器１３１から本体１３０の後方に向って搬送路
１３２が略水平状態に設けられている。この搬送路１３
２は、ドライブローラ１３３、・・・、これらドライブ
ローラ１３３、・・・にそれぞれ転接す、るピンチロー
ラ１３４、・・・などから構成されており、ベルト１３
５を介してパルスモータ１３６によって駆動されるよう
になっている。上記搬送路１３２の始端部には上記挿入
検知器１３１の検知結果に応じて、開閉するシャッタ１
３７が設けられている。このシャッタ１３７は図示しな
いソレノイドの励磁によって開閉駆動されるようになっ
ている。上記シャッタ１３７の後方には、磁気ヘッド１
３８が設けられている。この磁気ヘッド１３８は受入れ
た磁気カード１００の磁気ストライプ１１０に対して情
報の読取あるいは書込を行うようになっている。

また、搬送路１３２の中途部には、取り忘れカード等を
回収する回収庫１３９に磁気カード１００を撮分けるゲ
ート１４０が設けられている。

また、搬送路１３２のゲート１４０の前方には、印字機
構１４１が設けられている。この印字機構１４１はジャ
ーナル用紙Ｊに対して所定の情報を印字するものであり
、ワイヤドツト式プリントヘッドで構成され、英数字、
カタカナ、漢字等の印字を行う印字ヘッド１４２、この
印字ヘッド１４２を搬送路１３２の搬送方向と直交する
方向に移動するキャリッジ１４３、スライド０ツド１４
４からなる移動機構、およびプラテンとしての台１４５
によって構成されている。また、搬送路１３２の印字機
構１４１の前方にはエンボス台１４６が設けられている
。このエンボス台１４６の上側に設けられているエンボ
スローラ１５３がローラ移動路１５４に沿って移動する
ことにより、磁気カード１００のエンボスがジャ−ナル
用紙Ｊ上に転写されるようになっている。上記台１４５
およびエンボス部１５５（エンボス時のエンボス台１４
６）の上方にはジャーナル用紙Ｊが対応している。この
ジャーナル用紙Ｊは送出軸１４７に巻回保持されていて
、台１４５およびエンボス部１５５を介して巻取軸１４
８に巻取られるものである。

さらに、搬送路１３２上には挿入検知器１３１から磁気
カード１００の長さＬ２より短い位置に通過検知器１４
９．挿入検知器１３１から磁気カード１００の長さＬ２
の位置に通過検知器１５６゜挿入検知器１３１から磁気
カード１００の長さＬ２より長い位置に通過検知器１５
０がそれぞれ設けられている。更に通過検知器１５０よ
り搬入方向に通過検知器１５１，１５２が設けられてい
る。

なお、上記検知器１３１，１４９，１５６，１５０．１
５１，１５２は、発光素子と受光素子により構成される
周知のものである。

第４図はカード搬送装置の制御を示すブロック図である
。

同図において、磁気カード１００のカード挿入口６への
挿入を検知するのが挿入検知器１３１゜磁気カード１０
０の規定の長さＬ２より短かい異物を検知する通過検知
器１４９がＣＰＵ１６０に接続されている。また、挿入
検知器１３１から磁気カード１００の長さＬ２を検知す
る通過検知器１５６、磁気カード１００の長さＬ２より
長い異物を検知する通過検知器１５０がＣＰｔＪ　１６
０に接続されている。更に、通過検知器１５１，１５２
がＣＰＬｌｌ　６０に接続されている。ＣＰＵ１６０は
、装置の全体をＩＩＪ　ｌｉｔするものであり、挿入検
知器１３１９通過検知器１４９，１５０，１５６から入
力される検知信号によりメモリ１６１の所定アドレスに
記憶されているカード等の長さに対応するカード挿入口
６までカード等の媒体を排出する搬送量を算出りる。、
搬出量を算出した後にＣＰＵ１６０は、搬送量に応答す
るパルス信号を駆動回路１６２に出力するものである。

メモリ１６１は、所定のアドレスに挿入検知器１３１に
より磁気カード１００を検知した検知信号から通過検知
器１４９，１５６，１５０により検知される磁気カード
１００等のカード挿入口６までの搬送距離を記憶してい
る。

なお、上記の通過検知器１４９，１５６．１５０の他に
多数の通過検知器を搬送路１３２に備えることによりカ
ード挿入口６から排出する媒体の長さを検知して、媒体
を確実に排出できる。

駆動回路１６２は、ＣＰＵ１６０から入力されるパルス
信号に応答して搬送路１３２上に備えられている搬送ロ
ーラ１３３，１３４を回転駆動させるものである。

ところで、筐体１内には第５図に示すように、顧客から
入力される１ｌｉＩ証番号を照合したり、各ユニットの
制御を行う主制御部１７０が設けられている。この主制
御部１７０には磁気カードリード部１７１９通帳プリン
ト部１７２９人出金ユニット１７３．硬貨入出金ユニッ
ト１７４．接客ユニット１７５が接続されている。また
、さらに図示しないスピーカにより顧客に音声案内を行
う音声案内ユニット１７６、係員用の内部モニタ１７７
゜取引データなどが記憶されるブロツビイディスク１７
８、上記主ｔｉｌｌ　ｔｉ１１部１７部上７０トコンピ
ュータとの間のデータ伝送を制御する伝送制御部１７９
および電源部１８２が設けられている。また、上記主制
御部１７０は、外部に設けられた係員用のリモートモニ
タ１８１に接続されている。

次にこの実施例の作用を第６図の処理フローチャートを
用いて説明する。

まず、入出金の取扱業務の開始に装置に電源投入後、顧
客はカード挿入口６から磁気カード１００を挿入する。

挿入後、顧客はＣＲ７表示部５のタッチキーから口座番
号および取引種目等を入力する。カード挿入口６から挿
入された磁気カード１００は、挿入検知器１３１により
検知され挿入検知器１３１からＣＰＵ　１６０に検知信
号が出力される。挿入検知器１３１により検知された磁
気カード１００は、搬送ローラ１３３．１３４により搬
送され、磁気カード１００の挿入方向の端部が通過検知
器１４９，１５６．１５０により検知されて検知信号が
ＣＰＵ１６０に出力される。ＣＰＵ１６０は、挿入検知
器１３１から検知信号が入力されている間、通過検知器
１５６から検知信号が入力されると磁気カード１００の
規定の長さＬ２であると判断してステップ１２０に進む
。

ここで、カード挿入口６から磁気カード１００の長さＬ
２より短い異物が挿入されるとＣＰ　ｔＪ　１６０は、
挿入検知器１３１から検知信号が入力されなくなり磁気
カード１００の長さＬ２より短い異物が仲人されたと判
断してステップ１４０に進む（ステップ１００〜１１０
）。

ステップ１２０に進むと主制御部１７０は、磁気ヘッド
１３８により読出された１１気カード１００の磁気スト
ライブの口座情報から人出金取引の処理を行なう。入出
金取引の処理終了後に磁気カード１００は挿入方向とは
反対方向に搬送される。

磁気カード１００が挿入検知器１３１により検知される
とＣＰＵ１６０は、メモリ１６１に記憶されている搬送
距離を読取り搬送距離だけ磁気カード１００をカード挿
入口６に搬送する。搬送距離だけ搬送されると磁気カー
ド１００は、カード挿入口６からＬ３の長さだけ突出し
て顧客に取り出される（ステップ１２０〜１３０）。

ステップ１４０に進むとＣＰＵ１６０は、磁気カード１
００の長さＬ２より短かい異物が挿入されたと判断して
メモリ１６１の所定アドレスから搬送距離を読取り搬送
距離に応答するパルス信号を駆動回路１６２に出力する
。駆動回路１６２は入力されるパルス信号に応答して搬
送ローラ１３３．１３４を回転駆動させることにより磁
気カード１００の１３の良さがカード挿入口６から排出
される（ステップ１４０〜１５０）。

一方、カード挿入口６から磁気カード１００の長さＬ２
より長い異物が挿入されるとＣＰＵ１６０は、挿入検知
器１３１の検知から通過検知器１５０まで検知信号が入
力され磁気カード１００より長い異物が挿入されたと判
断する。異物を判定するとｃｐｕｉ　６０は、メモリ１
６１の所定アドレスから異物を搬送する搬送距離を読取
り搬送距離に応答するパルス信号を駆動回路１６２に出
力する。駆動回路１６２は、入力されるパルス信号に応
答して搬送ローラ１３３．１３４を回転駆動させること
によりカード挿入口６から異物が磁気カード１００のＬ
３の長さだけ排出される（ステップ１６０）。

これにより、磁気カード１００以外の異物が挿入されて
もカード挿入口６に顧客の取り出し易い長さに異物を排
出できる。

本実施例は自動取引装置に限らず、各種のカード等を扱
う装置にも適用できる。

また、異物でもカード挿入口６に排出できるため、従来
の如くジャムの発生を招くおそれもない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、検知器を搬送
路上に所定間隔に複数備えてカードの通過の検知から搬
送されるカードの長さを検知して、検知したカードの長
さに応□答してカードを所定の長さまで排出するので、
装置を煩雑にすることなく、カードをカード挿入口まで
確実に搬送してカードの取り出しを容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のカード搬送装置を自動取引装置に適
用した外観斜視図、第２図は磁気カードの外観図、第３
図はカード搬送装置の構成図、第４図はカード搬送装置
の制御を示すブロック図、第５図は第１図の自動取引装
置の制御を示すブロック図、第６図はこの発明の動作を
示すフローチャートである。 ５・・・ＣＲＴ表示部 ６・・・カード挿入口 １００・・・磁気カード １３１・・・挿入検知器 １３２・・・搬送路 １３３．１３４・・・搬送ローラ １４９．１５６．１５０〜１５２・・・通過検知器１６
０・・・ＣＰＵ １６１・・・メモリ １６２・・・駆動回路 １７０・・・主制御部 １７１・・・磁気カードリード部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　カードが搬送される搬送路に対向して当該カードの通
   過を検知する検知器が搬送路上に所定間隔に複数備えて
   この複数の検知器により搬送されるカードの通過を検知
   して当該カードの長さを検知する検知手段と、 この検知手段の複数の検知器により検知した前記搬送さ
   れるカードの長さが所定の長さより長いか短いかを判定
   する判定手段と、 この判定手段の判定結果にもとづき前記カードを所定の
   長さに排出するように制御する制御手段と、 を有することを特徴とするカード搬送装置。