JPH01302469A - 取引処理システムの試験方法及びその方法に用いる端末装置 - Google Patents

取引処理システムの試験方法及びその方法に用いる端末装置

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JPH01302469A
JPH01302469A JP63131329A JP13132988A JPH01302469A JP H01302469 A JPH01302469 A JP H01302469A JP 63131329 A JP63131329 A JP 63131329A JP 13132988 A JP13132988 A JP 13132988A JP H01302469 A JPH01302469 A JP H01302469A
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JP63131329A
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Masaaki Hirota
広田 正明
Toshio Shimizu
壽雄 清水
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銀行、証券会社等の金融機関向けの取引処理
システムの試験方法に関し、特に通帳、証書等の記録媒
体を使用する試験に関するものである。また、本発明は
上記試験方法に用いる端末装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の取引処理システムの一構成例を第5図に
示す。同図に示すように、センタ等のホスト装置1と、
窓口取引装置2a、後方端末装置2b及び自動取引装置
(ATV)2C等の端末装置2とが回線3及びターミナ
ルコントローラ4を介して接続される。ホスト装置1に
は普通預金等における預金残高、融資における融資残高
等の顧客別の取引情報(ファイル情報)を格納したディ
スク装置等が備えられ、端末装置2には取引モードやデ
ータを入力する入力手段や通帳、証書カード等の媒体に
取引データを記録するプリンタ等の記録手段等が備えら
れる。このような取引処理システムでは、まず行員、顧
客等のオペレータが端末装置の入力手段より曳引モード
や取引データ等を入力することにより、端末装置は指定
された取引モード、取引データ等に基づいて、ホスト装
置と交信を行う。即ち、ホスト装置1では端末装置1か
らの受信データに基づきファイル情報を参照して送信電
文を作成して端末装置2へ送信すると共に、ファイル情
報を更新する。端末装置2ではホスト装置1からの受信
電文から記録情報を抽出してプリンタにより媒体に記録
する。
このような取引処理システムにおいて、端末装置の機構
部分の障害時の試験、回線の品質試験、端末装置の耐久
試験、システムのラッシュテスト等の試験を行う場合に
は、試験条件としてほとんど通常の運用に近い動作をさ
せることを要求されるため、プリンタにより本物の媒体
又はほとんど本物に近い擬似媒体(サイズ、マーク、枚
数等の規格は同一のもの)に実際に記録して行われる。
このため、ホスト装置1側でも、本物のファイル情報を
更新させないため、本物と同一形式で作成したファイル
情報を用いて試験したり、古いファイル情報を用いて休
業日等に試験が行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の試験方法では、次のような問
題点がある。
前述のような試験において、媒体の吸入、排出等の駆動
や記録ヘッドの移動等を行う機構部分やこれらの制御部
分、情報の授受のための通信部分については通常の運用
時と同時に動作させる必要があるが、実際に媒体にデー
タを記録させる必要がない場合にも本物の媒体や擬似媒
体に記録されてしまう。このため、試験時に本物の媒体
又は擬似媒体を大量に必要とすると共にそれらの媒体の
管理が繁雑である。また、ホスト装置側で、試験用にフ
ァイルを作成したり、又は休日にファイル情報を使用し
て試験する必要があるため、ホスト装置側の処置が繁雑
であったり、試験日に制約があったりする。
本発明は以上述べた問題点を解決し、試験時における媒
体の使用量を少くし、かつ媒体の管理を容易にすると共
に試験に伴うホスト装置側の処置を容易にすることが可
能な取引処理システムの試験方法及びその方法に用いる
端末装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、媒体に記録情報
を記録する記録手段を持つ端末装置と、顧客別の取引情
報を記憶する記憶手段を持つ上位装置との間で情報の通
信を行って取引処理をする取引処理システムの試験方法
において、試験モード及び通常モードのうち一方を設定
する第1のステップと、入力データに前記設定されたモ
ードを示すモード情報を付与して作成した電文を端末装
置より上位装置へ送信する第2のステップと、端末装置
からの受信電文の内容に基づいて上位装置が前記記憶手
段の内容を参照して端末装置へ送信すべき応答電文を作
成する第3のステップと、前記受信電文のモード情報が
試験モードを示すときは、前記記憶手段の内容の更新を
禁止する第4のステップと、前記作成した応答電文を上
位装置より端末装置へ送信する第5のステップと、上位
装置からの応答電文より端末装置が記録情報を抽出し、
前記設定されたモードが試験モードの時には、前記記録
手段に対して、抽出した記録情報に対応して媒体に対す
る記録位置の制御を行い、かつ媒体への記録を禁止する
制御を行う第6のステップとを具備するものである。
また、本発明の上記試験方法に用いる端末装置では、記
録ヘッドを駆動制御して媒体に情報を記録する記録手段
と、取引情報を入力する入力手段と、入力操作の誘導文
言及び入力情報を含む情報を表示画面上に表示する表示
手段とを備え、通信回線を介して上位装置と交信を行っ
て取引処理を行う端末装置において、試験モード及び通
常モードのうち一方を設定する設定手段と、前記入力手
段からの入力情報を含む取引情報に前記設定手段に設定
されたモードを示すモード情報を付与して送信電文を作
成する作成手段と、前記作成手段からの送信電文を通信
回線に送出すると共に、当該送信電文に対する応答電文
を通信回線より受信する通信手段と、前記通信手段から
の応答電文から記録情報を抽出する抽出手段と、前記設
定手段に設定されたモードが試験モードの時には、前記
記録手段に対して、前記抽出手段からの記録情報に対応
して記録ヘッドを移動させ、かつ媒体への記録を禁止す
る制御を行い、通常モード時には記録手段に対して、前
記記録情報に対応して記録ヘッドの移動と当該記録情報
の媒体への記録をさせる制御を行う出力制御手段とを設
けたものである。
(作用) 本発明の取引処理システムの試験方法は次のように作用
する。第2のステップでは、端末装置が入力取引情報に
第1のステップで設定されたモードを示すモ゛−ド情報
を付与して電文を作成し、作成した電文を端末装置より
上位装置(ホスト装置)へ送信する。一方、上位装置で
は第3のステップとして、端末装置からの受信電文の内
容に基づいて記憶手段の内容(ファイル情報)を参照し
て端末装置へ送信すべき応答電文を作成する。次に、上
位装置は、第4のステップで、受信電文のモード情報が
試験モードを示すときは、記憶手段の内容の更新を禁止
し、第5のステップで作成した応答電文を端末装置へ送
信する。この応答電文を受信した端末装置は、その応答
電文から記録情報を抽出し、第6のステップとして、第
1のステップで試験モードが設定されたときには、記録
手段に対して、抽出した記録情報に対応して媒体に対す
る記録位置の制御を行うが、媒体への記録を禁止する制
御を行う。このように、試験モード時には、端末装置は
記録手段に対して媒体への記録のみを禁止し、記録位置
の制御は通常通り行い、上位装置は応答電文を作成して
端末装置に送信するが、記憶手段の内容の更新は禁止す
るので、前記従来技術の問題点を解決できるものである
また、上記の試験方法に用いる端末装置では、次のよう
に作用する。作成手段(例えば後述する情ff1編集部
)は、表示手段に表示される誘導文言に従って入力手段
等から入力された取引情報を含む情報に試験モード/通
常モードを示すモード情報を付与して電文を作成して通
信手段を介して上位装置へ送信するように慟〈。抽出手
段は上位装置より通信手段を介して受信した応答電文か
ら記録情報を抽出するように働く。出力制御手段は設定
手段に設定されたモードが試験モードの時には、記録手
段に対して抽出手段からの記録情報に応じて記録ヘッド
を移動させるが、媒体への記録を禁止する制御を行うよ
うに働く。例えば記録手段がプリンタめ場合には、出力
制御手段は記録情報としての文字コードをスペースコー
ドに変換してプリンタに出力する。この結果、プリンタ
は記録情報に対応して記録ヘッド(印字ヘッド)を移動
させるが、媒体に記録を行わない。このように、端末装
置は試験モード時に媒体への記録は禁止するが、その他
の動作を行い、かつ上位装置へはモード情報を付与した
電文を送信しているので、上位装置側ではモード情報に
基づいてファイル情報の更新を禁止することが可能とな
る。従って前記従来技術の問題点を解決できるのである
(実施例) 第1図乃至第4図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すフローチャートであり
、第2図(a) 、 (b)はそれぞれ本実施例のシス
テム構成図、端末装置のCPUの機能ブロック図、第3
図(a) 、 (b)は端末装置の外観の説明図である
。本実施例の取引処理システムは、第2図(a)に示す
ように、ホスト装置1と端末装置2が回線3で接続され
る。ホスト装置1はホスト装置全体を制御するCPU 
11.プログラム等を格納するRUM 12、データ等
を格納するRAM 13、顧客別の取引情報(ファイル
情報)を格納する磁気ディスク装置14、及び端末装置
2との通信制御を行う通信制御部15を備える。
一方、第2図、第3図における本実施例の端末装置2は
、窓口取引装置の場合を示すもので、本体5とプリンタ
6から構成される。本体5は、端末装置全体を制御する
CPU 51、プログラム等を格納するROM 52、
データ等を格納するRAM 53、フロッピーディスク
(FD)を駆動するフロッピーディスク駆動装置(FD
D) 54a、 FDD54a? IIJ御するFDD
制御部54b、取引データ等を入力するキーボード55
a、キーボード55aからのデータ等を制御する入力制
御部55b、表示画面上に大刀操作の誘導文言や入力デ
ータ等を表示する表示部56a、表示制御を行う表示制
御部56b、及びホスト装置1と交信するための通信制
御部57を備える。
プリンタ6はCPLI 51の制御に基づき、プリンタ
全体を制御するプリンタ制御部61、媒体の位置等を検
出する媒体検出部62、媒体の吸入、排出、搬送等の駆
動を行う媒体駆動部63、媒体に印字データの印字を行
う印字部64、及び媒体としての通帳等の磁気ストライ
ブ(MS)に対してデータのライト/リードを行うリー
ド/ライト部65を備える。媒体検出部62は、媒体の
有無等により媒体の位置等を検出する複数のセンサ62
aと、これらの検出結果をプリンタ制御部61及びcp
u 51へ通知する検出制御部82bとから成る。媒体
駆動部63はモータ、ローラ等の機構部63aと、これ
をプリンタ制御部61の制御指示に基づき駆動制御して
媒体を駆動する駆動制御部63bとから成る。印字部6
4は印字ヘッド641及びそのキャリッジ等を含む印字
機構部64aと、これをプリンタ6Iの制御指示に基づ
き、駆動制御して媒体に印字を行う駆動制御部64bと
から成る。リード/ライト部65は、磁気ヘッド651
及びそのキャリッジ等を含むヘッド機構部65aと、こ
わをプリンタ制御部δ1の制御指示に基づき駆動制御し
てMSにリード/ライトを行う駆動制御部65bから成
る。
キーボード55a上には、第3図に示すように隠しパネ
ル551内に通常モード及び試験モードのうち一方を設
定するトグルスイッチ等のスイッチ552が設けられる
。プリンタ6の前面には通帳等の媒体を人出力する入出
力口6aが設けられる。
CPU 51はROM 51に格納されるプログラムを
読出して実行することにより、次のような機能を持つ。
即ち、第2図(b)に示すように、CPU 51は、端
末装置2の各部を制御して取引処理を行う取引処理部5
11と、取引処理部511からの情報に基づきプリンタ
6を制御する出力制御部512を備える。取引処理部5
11は、通常の取引処理機能の他に、特に、キーホード
55aから入力制御部55bを介して入力されるモード
情報を判定して判定結果を出力するモード判定部513
、通信制御部57を介して入力される電文から記録情報
を抽出(取出)して出力する記録情報抽出部514、及
び入力制御部55bやプリンタ制御部61より入力され
る情報に基づき送信電文の作成及び表示の指示を行う情
報編集部515を備える。出力制御部512は、通常の
プリンタ6の制御の他に、特に、モード判定部513の
判定結果(試験/通常モード)に基づいて、異なる動作
をするコード変換部516及びライト制御部517を備
える。コード変換部516は試験モード時には記録情報
抽出部514からの記録情報のうち印字データ(文字コ
ード)をスペースコードに変換して出力し、通常モード
時に変換せず、そのまま出力する。ライト制御部517
は、試験モード時には、記録情報抽出部514からの記
録情報のうち書込みデータと、そのデータの少なくとも
最初の書込み位置を示す制御信号とを出力し、通常モー
ド時には、上記の書込みデータ及び制御信号の他に、書
込み指示を出力するライト制御部517を備える。
次に本実施例のシステムの動作を第1図のフローチャー
トを参照して説明する。ここでは、媒体として磁気スト
ライブ、付の通帳の場合について述べる。
まず、オペレータはキーボード55a上のスイッチ52
2で通常モードか、試験モードかの一方を選択する( 
S 10)。スイッチ552を試験側に倒せば試験モー
ドとなり、通常側に倒せば通常モードとなる。これらの
モードの設定結果は入力制御部55bを介してCPU 
51のモード判定部513へ送られ判定される。
(:PU 51の取引処理部511は端末装置2が立ち
上げられると、表示制御部56bを介して表示部56a
の表示画面上に入力操作の誘導文言を順次表示させてオ
ペレータに入力操作を誘導する。この結果、オペレータ
が、まずプリンタ6の人出口6aに媒体としての通帳を
挿入すると、これをプリンタ制御部61は媒体検出部6
2から通知により知り、媒体駆動部63を制御して通帳
を吸入し、更に所定の読取り位置まで搬送し、その旨を
CPU 51に通知する(Slla)。その後、プリン
タ制御部6IはCPU 51からの指示により、駆動制
御部65bを制御して磁気ヘッド651により通帳のM
Sの内容をリードし、リード結果をCPU 51へ送る
(Sllb)。
引き続きオペレータが入金金額、現金の内訳(紙幣枚数
等)やその他必要データをキーボード55aのキー操作
により入力を行い、この入力データは入力制御部55b
を介してCPU 51へ送られる(S12)。(:PU
 51では、取引処理部511の情報編集部515が、
入力制御部55bより受は取った入力データやプリンタ
制御部6Iより受は取ったMSのり−ドデータのうち通
帳のセット行数、残高等を表示制御部56bを介して表
示部56aの表示画面上に表示させる。次にオペレータ
がキーボード55a上の所定のキーを押下すると、その
旨を入力制御部55bを介して取引処理部fllが知り
、取引処理部511は表示したセット行数を含む行セツ
ト指示をプリンタ制御部61に与える。プリンタ制御部
61は指示されたセット行数が印字行となるように、媒
体駆動部63を制御して通帳をセットする(S13)。
次に、取引処理部511の情報編集部515はMSのリ
ードデータを含む入力データに、モード判定部513の
判定結果のモード情報を付与して所定の形式の電文を作
成して通信制御部57及び回線3を介してホスト装置1
へ送信する( S 14)。第4図(a)に送信電文の
フォーマット例を示す。同図(a)の送信電文は、テキ
ストの開示を示すSTxの後のヘッダ部内に通信/試験
を示すモード情報、次にキーボードからの入力データ、
MSのリードデータ、最後にテキストの終了を示すET
Xから成る。
一方、ホスト装置1では、端末装置2からの送信電文を
通信制御部15を介してCPU 11が受信すると、C
:PU 11は当該電文の内容に基づいて、必要であれ
ば取引に関連するファイル情報を磁気ディスク装置14
をアクセスして参照し、端末装置2に送信すべき応答電
文を作成する(S30.531)。その応答電文のフォ
ーマット例を第4図(b)に示す。同図の応答電文はS
TX 、ヘッダ部、通帳部、MS部、ETX等から成り
、通帳部に印字コード、MS部に書込みコードが盛込ま
れる。これらのコードは例えばJIS−(ニー6220
等で定められる7単位符号である。
次に、(:PU 11は端末装置よりの電文中に含まれ
ている通常/試験モードを識別するモード情報を判定し
、試験モードではファイル情報の更新は行わず、通常モ
ードの場合には通常の取引通りファイル情報の更新(例
えば、普通預金の入金取引の場合ファイル情報として記
憶している預金残高に該取引により入金された金額を加
算した値を再度ファイルに記憶する)を行う(S32.
533)。もちろん、通常取引においてもファイル情報
を参照するのみで、更新を行わない取引、例えば照会取
引(残高照会等)は存在する。次にCPU 11はS3
1のステップで作成した応答電文を通信制御部15を介
して端末装置2へ送る。
端末装置2では、ホスト装置lからの応答電文を通信制
御部57を介して(:PU 51が受信すると、CPU
 51の記録情報抽出部514は当該応答電文がら、ま
ず印字データ(文字コード)を抽出して出力制御部51
2のコード変換部516へ送る(S20)。コード変換
部516は、印字データを受は取ると、モード判定部5
13の判定結果のモード情報か試験モードを示すが否が
を判定し、試験モードであれば印字データをスペースコ
ードに変換してプリンタ制御部61へ出力し、通常モー
ドであれば印字データをそのままプリンタ制御部61へ
出力する(S21.522)。プリンタ制御部6Iでは
、コード変換部516からのスペースコード又は印字デ
ータ(コード)を印字部64の駆動制御部64bへ送る
。駆動制御部64bは入力データかスペースコードの場
合には、印字機横部64aを駆動制御することにより、
スペースコードに対応して印字ヘッド641の移動を行
うが、スペース(空白)コードであるので通帳には印字
を行わない。一方、入力データが印字データ(文字コー
ド)の場合には駆動制御部64bは文字コードに対応し
て1文字ずつ印字ヘッド641を移動させると共に、対
応する文字を通帳に印字させる。このようにして、全て
の印字データの印字が終了すると、プリンタ制御部61
はその旨をCPU 51の取引処理部513へ通知する
(S24)。次に、記録情報抽出部514は書込みデー
タ(書込みコード)を抽出して出力制御部512のライ
ト制御部517へ送る。なお、この書込みデータは印字
データの送出後に連続してライト制御部517へ送出し
て場〈ようにしてもよい。ライト制御部517では、書
込みデータを受は取ると、モード判定部516の判定結
果のモード情報が試験モードを示すか否かを判定し、試
験モードであれば、書込みデータと、そのデータの最初
の書込み位置を示す制御信号をプリンタ制御部61を介
してリード/ライト部65の駆動制御部65bへ送り、
通常モードであれば上記の書込みデータ及び制御信号の
他に書込み指示を同様にしてリード/ライト部517の
駆動制御部65bへ送る(S25)。リード/ライト部
517の駆動制御部65bでは、入力制御信号に基づき
、ヘッド機構部65aを制御することにより、磁気ヘッ
ド651を最初の書込み位置へ移動させると共に、入力
書込みデータを順次シリアルデータに変換し、この変換
動作に対応して磁気ヘッド651を移動させる。駆動制
御部65bは通常モードでは、入力書込み指示により、
変換したシリアルデータを有効(例えば、シリアルデー
タと書込み指示との論理積を取る)にして磁気ヘッド6
51を駆動することにより通帳のMSにシリアルの書込
みデータが書込まれてその内容が更新され、シリアルデ
ータへの変換動作が終了すると、これに同期して磁気ヘ
ッド651の移動を停止させる(S27)。一方、試験
モード時には、駆動制御部65bは書込み指示が入力さ
れないので、これにより変換したシリアルデータを無効
とするので、磁気ヘッド651によるMSへの書込みが
行われず、磁気ヘッド651の移動、停止等が通常通り
行われる(S26)。このようにして、例えば通常モー
ドでは、MSの内容の更新として最終の印字位置(即ち
、セット行数)や残高等が更新され、試験モードではM
Sの内容は行われないが、ヘッド機構部65aの動作等
の確認が可能となる。
このようにして、通帳への印字/非印字及び通帳へのM
Sの内容の更新/非更新が終了すると、プリンタ制御部
61よりCPIJ51へその旨が通知される。この結果
、(:PU 51はプリンタ制御部61を介しテ媒体駆
動部63に対して通帳の排出命令を与え、媒体駆動部6
3に通帳を人出口6aに排出さセル(S18)。
以上のように、本実施例によれば、媒体への記録(出力
)時に媒体の吸入、排出、行セット、印字ヘット641
や磁気ヘッド651の移動動作等機構部の動作は通常と
ほとんど同様に動作するが実際の媒体への印字動作や磁
気の書込み動作等媒体への記録は行わないことを可能と
する試験モードを設定することを可能とし、あわせてホ
スト装置1側では、端末装置2側が試験そ−ドであるこ
とを判定し、この判定結果のモー下情報を受は取り、試
験モードの場合には端末装置2に通常と同様の電文を送
出するが、ファイル情報の更新は行わないこととしたの
で、試験モード時には媒体への記録はなされず、かつホ
スト装置1のファイル情報も更新されないためセキュリ
ティの向上が図れ、媒体の使用量が少く、かつホスト装
置側の試験のための処置を容易とすることができる。
以上の実施例では、媒体は通帳で説明したが、各取引に
対応した媒体であるなら証書でもまた一般に用紙でも良
い。また媒体への記録としては印字と磁化について説明
したが、光等による書込み等、出力手段(記録手段)が
何であっても、試験モードのときには記録(出力)を行
わないルートを設けることにより本発明を適用できる。
即ち、媒体として紙のほかにICカード、光ディスク、
磁気カード、フロッピーディスク、磁気ディスク等が考
えられ、1記の実施例と同様にして実施でき、同様の効
果が得られることは明らかである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、試験モー
ド時には端末装置側では記録手段に対して媒体への記録
を禁止させると共に記録位置の制御を行い、かつ試験/
通常を示すモード情報を上位(ホスト)装置へ取引デー
タと共に送り、上位装置側では、モード情報に基づき記
憶手段の更新、非更新を行い、かつ通常通り媒体への記
録情報を含む電文を端末装置へ送ることを可能とするよ
うに構成したので、試験時の必要な媒体の使用量を少な
くし、かつ媒体の管理を容易にすると共に上位装置側の
試験のための処置を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のフローチャート、第2図(
a) 、 (b)は本発明の一実施例を示すシステム構
成図、第3図(a) 、 (b)は端末装置の外観の説
明図、第4図(a) 、 (b)は電文のフォーマット
例を示す図、第5図は一般的な取引処理システムの構成
図である。 1・・・ホスト装置、  2・・・端末装置、3・・・
回線、      5・−本体、6・−・プリンタ、 
   11.51−CP U、12.52−ROM、 
  13.53−RAM。 14・・・磁気ディスク装置、 15.57−一通信制御部、 54a・−フロッピーディスク駆動装置(FDD)、5
4b−FDD制御部、 55a ・・・キーボード、5
5b −・・入力制御部、 56a−表示部、56b 
−・・表示制御部、 61−プリンタ制御部、62−・
・媒体検出部、  62a −検出制御部、62b −
・・センサ、   63−・媒体駆動部、63a −−
−機構部、 63b、64b、65b −・・駆動制御部、64−・
・印字部、    64a・−印字機構部、65−・・
リード/ライト部、 65a・−ヘッド機構部、511−・・取引処理部、5
12−・・出力制御部、 513−・・モード判定部、
514−・・記録情報抽出部、 515−・・情報編集部、 516−・コード変換部、
517・−ライト制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)媒体に記録情報を記録する記録手段を持つ端末装
    置と、顧客別の取引情報を記憶する記憶手段を持つ上位
    装置との間で情報の通信を行って取引処理をする取引処
    理システムの試験方法において、 試験モード及び通常モードのうち一方を設定する第1の
    ステップと、 入力取引情報に前記設定されたモードを示すモード情報
    を付与して作成した電文を端末装置より上位装置へ送信
    する第2のステップと、 端末装置からの受信電文の内容に基づいて上位装置が前
    記記憶手段の内容を参照して端末装置へ送信すべき応答
    電文を作成する第3のステップと、 前記受信電文のモード情報が試験モードを示すときは、
    前記記憶手段の内容の更新を禁止する第4のステップと
    、 前記作成した応答電文を上位装置より端末装置へ送信す
    る第5のステップと、 上位装置からの応答電文より端末装置が記録情報を抽出
    し、前記設定されたモードが試験モードの時には、前記
    記録手段に対して、抽出した記録情報に対応して媒体に
    対する記録位置の制御を行い、かつ媒体への記録を禁止
    する制御を行う第6のステップとを具備することを特徴
    とする取引処理システムの試験方法。
  2. (2)記録ヘッドを駆動制御して媒体に情報を記録する
    記録手段と、取引情報を入力する入力手段と、入力操作
    の誘導文言及び入力情報を含む情報を表示画面上に表示
    する表示手段とを備え、通信回線を介して上位装置と交
    信を行って取引処理を行う端末装置において、 試験モード及び通常モードのうち一方を設定する設定手
    段と、 前記入力手段からの入力情報を含む取引情報に前記設定
    手段に設定されたモードを示すモード情報を付与して送
    信電文を作成する作成手段と、前記作成手段からの送信
    電文を通信回線に送出すると共に、当該送信電文に対す
    る応答電文を通信回線より受信する通信手段と、 前記通信手段からの応答電文から記録情報を抽出する抽
    出手段と、 前記設定手段に設定されたモードが試験モードの時には
    、前記記録手段に対して、前記抽出手段からの記録情報
    に対応して記録ヘッドを移動させ、かつ媒体への記録を
    禁止する制御を行い、通常モード時には記録手段に対し
    て、前記記録情報に対応した記録ヘッドの移動と当該記
    録情報の媒体への記録をさせる制御を行う出力制御手段
    とを設けたことを特徴とする端末装置。
JP63131329A 1988-05-31 1988-05-31 取引処理システムの試験方法及びその方法に用いる端末装置 Pending JPH01302469A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233745A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi Building Systems Co Ltd 入退室管理システム
JP2008204438A (ja) * 2007-01-16 2008-09-04 Bgc Partners Lp トレーディング注文に対するレーテンシ保護を提供するシステム

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