JPH01301384A - 貼着材貼付済体およびその製造方法 - Google Patents

貼着材貼付済体およびその製造方法

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JPH01301384A
JPH01301384A JP13310988A JP13310988A JPH01301384A JP H01301384 A JPH01301384 A JP H01301384A JP 13310988 A JP13310988 A JP 13310988A JP 13310988 A JP13310988 A JP 13310988A JP H01301384 A JPH01301384 A JP H01301384A
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JP
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adhesive
adhered
resin layer
pressure
adhesive material
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JP13310988A
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English (en)
Inventor
Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、少なくともその表面の一部に貼着材が貼着
された貼着材貼付済体およびその製造方法に関する。
(従来技術) 特に、近年では、銀行の預金残高等の通知などのように
秘密事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項
の記i!2欄を郵送時は隠し、正規の受は取り人が受は
取った後は比較的顛単にその内容を見ることができるよ
うに形成されたはがきが開発されている。
従来のはがき単片の表面に被覆材が接着されたものとし
ては、被覆材の裏面に形成された感圧型接着剤層面をは
がき大の単片上に加圧して接着したものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような感圧型接着剤層がその裏面に形成
された被覆材をはがき単片の一部分に貼ったものでは、
製造時において、被覆材の感圧型接着剤層がわずかな接
触にてはがき単片の表面に貼られるために、はがき単片
の最適な位置に被覆材のたとえば先端部分が位置しない
場合においても、初期的な接着がなされ、正確な位置に
貼り付けられないといういわゆる貼りミスが起こる確立
が高い。しかも、従来の感圧型接着剤層から形成される
被覆材の場合には、はがき単片の表面より被覆材を剥離
可能とするためには、はがき単片の表面に、たとえばシ
リコン加工等のような剥離処理工程が必要となるために
、勢い製造コストの上昇につながる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、貼着材を被貼着
体の最適な位置に貼ることが可能であり、しかも、はが
き台紙のような被貼着体側に剥離処理工程等の処理が不
要となる、貼着材貼付済体およびその製造方法を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) この発明のうち第1の発明は、基材の裏面に熱接着性樹
脂層が形成された貼着材と、適宜な大きさで、貼着材が
貼着可能な面が形成された被貼着体とを含み、貼着材は
、少なくとも被貼着体の表面の一部に、貼着材の裏面に
形成された熱接着性樹脂層を溶融し、加圧圧力、加熱温
度、加熱時間のうち1つまたは加熱温度、加圧圧力およ
び加熱時間の組み合わせのうち1つを部分的に変化させ
て加圧され、被貼着体に強く接着された部分と被貼着体
に弱く接着された部分に区画された、貼着材貼付済体で
ある。
この発明のうち第2の発明は、その裏面に熱接着性樹脂
層が形成された貼着材を準備する工程と、適宜な大きさ
で、貼着材が貼着可能な面が形成された被貼着体を準備
する工程と、少なくとも被貼着体の表面の一部に、貼着
材の熱接着性樹脂層面を重ね合わせる工程と、被貼着体
の表面に重ね合わされた貼着材を加圧し加熱することに
より、貼着材の熱接着性樹脂層を溶融させ、加圧圧力、
加熱温度、加熱時間のうち1つまたは加熱温度、加圧圧
力および加熱時間の組み合わせのうち1つを部分的に変
化させて、被貼着体に強く接着された部分と被貼着体に
弱く接着された部分とに区画して加圧する工程と、貼着
材の溶融した熱接着性樹脂層を固化させて、貼着材を被
貼着体の表面に異なる接着力で接着する工程とを含む、
貼着材貼付済体の製造方法である。
(作用) 貼着材の裏面に形成された熱接着性樹脂層は、被貼着体
の表面上にて、強(加圧された部分においては被貼着体
に強く接着され、かつ弱く加圧された部分においては被
貼着体に弱く接着される。
あるいは、貼着材の熱接着性樹脂層の組成によって、溶
融させる温度、加熱時間の差異により貼着材の接着力が
異なる。
(発明の効果) この発明によれば、貼着材の裏面に形成された熱接着性
樹脂層を加熱により溶融させることによって、被貼着体
の主面に接着するように構成されているので、被貼着体
上の最適な位置に貼着材が重ね合わされたことを確認し
たときに初めて加熱すれば、貼着材が被貼着体の表面の
最適な位置に正確に接着される。しかも、被貼着体の表
面には、たとえば剥離処理などを必要とせず、熱接着性
樹脂層を溶融させ、被貼着体に接着するときの加圧力、
加熱温度、加熱時間または加圧力、加熱時間および加熱
温度に部分的な差異を設け、強く接着すべき箇所と、弱
く接着すべき箇所とに区画して接着することにより、接
着力の相違を設けることができ、貼着材を被貼着体より
部分的に引き剥がすことができるように構成できる。し
たがって、たとえば特別な剥離処理工程を別途必要とす
ることなく、製造コストの低廉化を図ることが可能とな
る。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図は、この発明の一実施例である貼着材貼付連続
紙の表面図であり、第1B図は前記実施例の裏面図であ
る。
第2A図および第2B図は、前記実施例の部分断面図で
ある。
この貼着材貼付済体の一例たる被覆材貼付連続紙10は
、連続原紙12aと、連続原紙12aの表面に貼着され
た貼着材を構成する被覆材14とを含む。
この連続原紙12aは、第1A図および第1B図で示す
ように、適宜な大きさに形成された単片16に分離可能
に形成されてなる。すなわち、各単片16の境界線上に
は適宜にミシン目が形成されて各単片16を構成するよ
うに形成され、その連続原紙12aの両端には、適宜な
間隔をおいてスプロケット孔18が連続して形成されて
いる。
この発明において、連続原紙12aには、典型的な紙は
勿論、合成紙その他合成樹脂製シート等の薄状材が含ま
れる。
一方、被覆材14は、ロール状に巻かれた基材20を含
む。
この基材20は、たとえば紙、合成樹脂フィルムなどの
比較的柔軟で鋏などで切断することが可能な素材をもっ
て形成され、この基材20の一方主面には隠ぺいFJ2
2が形成されている。
隠ぺい層22は、たとえば銀インク等で銀刷り印刷する
ことによって形成され、またはアルミホイル等の隠ぺい
力を有するフィルム材を接着剤等をもって積層すること
によって形成される。
隠ぺい層22の表面には、たとえば熱接着性樹脂を、加
熱しながら押し出しコーティングし、あるいは溶剤に熔
解させまたは水に分散させてグラビアまたはシルクスク
リーン等の印刷をすることによって熱接着性樹脂層24
が形成されている。
この熱接着性樹脂層24は、たとえば100℃ないし2
00℃の温度で溶融し、連続原紙12aに完全に接着す
ることができるように形成されている。
なお、この貼着材たる被覆材14が貼付されてなる連続
紙10は、熱接着性樹脂層24が強く加圧され溶融接着
された強接着部26においては強く被貼着体たる単片1
6に接着され、熱接着性樹脂層24か弱く加圧され溶融
接着された弱接着部28においては、熱接着性樹脂層2
4か弱く接着される。したがって、第2B図に示すよう
に、弱接着部28が形成された部分においては、単片1
6より、比較的簡単にこの被覆材14を引き剥がすこと
ができる。なお、スポット状の強接着部26を、前記実
施例においては、被覆材14の先端部分に形成したが、
このスポット状の強接着部26を先端部分と後端部分の
いずれの部分に形成してもよく、また、いずれかの部分
に形成してもよい。さらに、被覆材14の他の端縁、に
形成された一定幅をもって全面的に熱接着性樹脂層24
が露出した部分を、スポット状の強接着部26に代えて
もよい。
接着性樹脂の例としては、EVA系の接着剤が選択され
る。その組成は、EVA (エチレン−酢酸ビニル共重
合樹脂)、粘着付与剤、ワックス、抗酸化剤からなり、
補助的に可塑剤、充填剤が添加される場合がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィンシャートロプシュワックス、カスターワックス、塩
素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化金物、サ
リチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物、燐系化合物・硫黄系化合物、有機
金属系化合物などがある。
前記実施例以外の接着性樹脂としては、スチレン−ブタ
ジェン−スチレン共重合樹脂、スチレン−イソプレン−
スチレン共重合樹脂、ポリエチレン、エチレン−エチル
アクリレート共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重合樹脂、エチレ
ン−メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン−メタ
クリル酸共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリメチルペ
ンテン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢ビ共重合樹脂、ポリアミ
ド樹脂、スチレン−アクリル酸共重合樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリウレタン樹脂、ワックス類などが選択できる。こ
れらを印刷・塗工するときには、加熱しながら、あるい
は溶剤に溶解させ、または水に分散して適宜用いればよ
い。
なお、基材20の例としては、前記実施例の他、合成紙
、セロハン、ポリエチレン2ポリエステル等のフィルム
またはアルミホイル等が挙げられるが、この被覆材14
を連続原紙12aに貼着したときに、熱接着性樹脂層2
4の接着力に抗してこの被覆材14が連続原紙12aか
ら不用意に剥離しないように、比較的柔軟なものを選択
するのがよい。
また、この基材20としてアルミホイル等のように隠ぺ
い性に優れたものを選択した場合には、前記実施例のよ
うに、隠ぺい層22を形成しなくてもよい。
また、基材20の表面には、適宜単片16の性質に適し
た印刷を施してもよく、前記した実施例のように連続し
たものの場合に、たとえば基材20の送りピッチを検知
するための検知マーク、この実施例では矢印を墨色等に
よって印刷してもよい。隠ぺい層22の表面に、印刷を
施し、基材20を通してその印刷された画線を透視し得
るように構成してもよい。
次に、前記連続原紙12aの表面に被覆材14を接着す
る方法について、第4図ないし第9図に示す接着装置に
基づき説明する。
この被覆材の接着装置100は、連続原紙12aを被覆
材14の貼られる位置に送り込むように形成された連続
紙移送装置102を含む。
この連続紙移送装置102は、接着装置本体104の略
両端に形成されたスプロケット移送装置106と、接着
装置本体104の略中夫に形成され、連続原紙12aを
その移送方向に適宜な距離、本実施例においては単片1
6に貼られる被覆材14の1枚あたりの長さ相当分、連
続原紙12aを移送する接着部移送装置108とを含む
。スプロケット移送装置106は、連続原紙12aのス
プロケット孔18に嵌合する凸起が形成されたベルトを
回動させ、前記凸起をスプロケット孔18に順次嵌合さ
せて連続原紙12aを移送するように形成されている。
接着部移送装置108は、第5A図に示されるように接
着装置本体1040前後に掛は渡された軸112に固定
された連続紙移送カム114を含み、この連続紙移送カ
ム114は、その胴部に適宜な溝が形成され、その連続
紙移送カム114の等速回転により、リンク機構116
に上下および前後の適宜な運動を与え、そのリンク機構
116に固定された接着部移送台118に前後の連続あ
るいは断続的な運動をすることができるように構成され
ている。すなわち、リンク機構116は、接着装置本体
104に枢軸116aをもって揺動自在に固定されたリ
ンク116bが、接着部移送台118に回転自在に固定
されたリンク116cに回動自在に固定されてなり、連
続紙移送カム114の回転により、リンク機構116を
介して接着部移送台118が前後進する。
なお、連続紙移送装置102において移送される連続原
紙12aの移送量は、第5B図において示すように、連
続原紙12aの移送量を検知する同期装置119によっ
て検知される。すなわち、接着装置本体1040前後に
設けられたタイミングプーリー119aおよび他のタイ
ミングプーリ−119b間に掛は渡されたタイミングベ
ルト119Cに、接着部移送台118の一部が連結片1
19dにて連結され、接着部移送台118の移送距離を
タイミングプーリー119bに連結されたエンコーダー
1196からのパルス信号によって検知し、連続紙移送
装置102に形成された駆動源であるパルスモータ−の
回転を制御して、全体的に制御するように構成されてい
る。
引き続き、前記連続紙移送装置102によって順次送ら
れる連続原紙12aの表面に接着される、被覆材14の
移送装置について、主として第6図、第7A図および第
7B図に基づいて説明する。
この被覆材移送装置120は、被覆材14を連続して形
成してなる被覆材の連続体14aが、ロール状に巻かれ
てなるものを装填するリール122と、前記リール12
2より引き出された被覆材の連続体14aの移送量を検
知し、被覆材の連続体14aが特定の位置にきたときに
その位置に到達したことを検知し、かつ被覆材移送装置
120の制御部に電気信号を発する被覆材検知装置12
4と、該被覆材検知装置124よりもより下流に設けら
れ、被覆材の連続体14aを適宜な長さに切断する被覆
材切断装置126とを含む。
そして、被覆材移送装置120においては、その被覆材
の連続体14aを切断する被覆材切断装置126の前後
に、軸にゴム製リングが固着されてなる被覆材移送体1
28が形成され、各被覆材移送体128のリングが互い
に接触しながら回転するように、被覆材切断装置126
の前後において1対ずつ設けられている。
そして、1対の被覆材移送体128のリング間に挾まれ
た被覆材の連続体14aは、その被覆材移送体128の
回転により、連続原紙12aの表面上の適宜な位置に送
り込むように形成されている。
また、被覆材切断装置126は、カッタ130aおよび
130bを含む。このカッタ130aおよび130bは
、その一端の枢軸130cを中心として回動自在に切断
装置本体132に固定され、その他端はリンク機構13
4に固定されている(第7A図および第7B図参照)。
前記リンク機構134は、前記切断装置本体132に回
動自在に固定された切断軸136と固定片138を介し
て回動自在に固定され、該切断軸136は、第7B図に
示すように、リンク140aおよび140bを介してカ
ム溝が形成された円板142に連結されている。そして
、この円板142は、前記連続紙移送カム114を固定
する軸112に固定されている。
したがって、円板142の回転にともない、リンク14
0aおよび140bを介して、切断軸136が円板14
2に形成されたカム溝の作用により回転させられ、それ
によってカッタ130aおよび130bが、切断装置本
体132に固定する枢軸130Cを中心として回動させ
られ、被覆材の連続体14aを適宜な大きさに断裁する
ように形成されている。
次に、連続原紙12aの表面に被覆材14を接着する加
圧加熱装置150について、主として第8A図ないし第
8D図に基づいて説明する。
この実施例においては、加圧加熱装置150は、前記被
覆材の連続体14aの先端を連続原紙12aの幅方向点
状に押圧し、連続原紙12aの表面に被覆材の連続体1
4aを初期的に強く接着する点状加圧加熱装置152と
、前記点状加圧加熱装置152でその先端が連続原紙1
2aの表面に貼着された被覆材14の両端を連続原紙1
2aの表面に強く接着する、線状加圧加熱装置154と
を含む。
加圧加熱装置150は、四角形の枠状の移送基台156
を含む。この移送基台156に、点状加圧加熱装置15
2を形成する点状ヒータ158と、線状加圧加熱装置1
54を形成する線状ヒータ160とが固定されている。
この点状ヒータ158は、第8C図に示すように、強く
被覆材の連続体14aの先端を加圧加熱する円柱状加圧
加熱体158aが複数個直線上に形成されている。
一方、線状ヒータ160は、第8D図に示すように、被
覆材14の両端を強く加圧加熱するように一定幅間隔を
おいて直線状ヒータ部160aが突き出し形成されてい
る。
この実施例においては、第1図に示すように、連続原紙
12aの幅方向側で被覆材14先端部分にて、スポット
状に熱接着性樹脂層24が強く連続原紙12aに接着さ
れるように、点状加圧加熱装置152が形成されている
。また、連続原紙12aのスプロケット孔18側の両端
近傍にて、線状加圧加熱装置154で一定幅をもって熱
接着性樹脂層24が強く連続原紙12aに接着されるよ
うに、−線状ヒータ160が1対所定間隔をおいて形成
されている。
さらに、この実施例においては、移送基台156に、加
圧ヒータローラ162が回動自在に固定されている。こ
の加圧ヒータローラ162は、前記点状ヒータ158お
よび線状ヒータ160で連続原紙12aの表面に強く接
着された被覆材140表面を、前記点状加圧加熱装置1
52および線状加圧加熱装置154と比較して弱く、加
熱加圧し、比較的弱く被覆材14を接着させるように形
成される。
そして、点状ヒータ158および線状ヒータ160が取
り付けられた移送基台156は、前記接着部移送台11
8の上方に移動自在に固定され、点状ヒータ158、線
状ヒータ160および加圧ヒータローラ162と接着部
移送台118との間において連続原紙12aが移送され
る。そして、移送基台156は、接着部移送台118と
ともに連続原紙12aの進行方向に沿って前後進するよ
うに形成されている。
そして、この移送基台156は、点状ヒータ158およ
び線状ヒータ160と接着部移送台118とが接着した
り離間したりすることができるように、接着部移送台1
18の側部にて上方に向けて固定された支持部164に
、リンク機構166を介して、上下動自在に固定されて
いる。
すなわち、リンク機構166を構成する略り字形リンク
166aの一端が移送基台156に回動自在に固定され
、リンク166aの中央において回動自在に軸168を
もって支持部164に固定されている。そして、同様な
上下流の1対のリンク機構166は、リンク166aの
他端にて、ターンバックル166bにて連結され、上下
流のリンク機構166が、同様な作動をするように構成
されている。該軸168は、前記支持部164に回動自
在に固定され、該軸168の回転により、移送基台15
6が、点状ヒータ158および線状ヒータ160ととも
に上下動するように形成されている。
そして、前記軸168は、その一端に設けられた別のリ
ンク機構170を介して、カム溝を形成された円板17
2に連結されている。なお、円板172は、前記連続紙
移送カム114および円板142が固定された軸112
に固定されている。
このリンク機構170は、その中央に長溝が穿設された
案内体171aと、前記案内体171aの長溝内を回転
しながら移動する回転体171bと、前記軸168と該
回転体171bとを連結するリンク171cとよりなる
揺動直進リンク機構170Aを含む。さらに、このリン
ク機構170は、前記案内体171aを上下動させるも
ので、前記案内体171aに連結されたリンク171d
と、前記リンク171dに回動自在に固定されたりンク
171eと、前記リンク171eの他端にて枢軸171
fを介して連結された他のリンク171gと、前記リン
ク171gと回動自在に連結されたリンク171hと、
前記リンク171hとその一端にて連結され接着装置本
体104に枢軸1711にて固定されたリンク171j
とからなる、上下動リンク機構170Bを含む。
そして、円板172に形成されたカム溝の作用によって
、上下動リンク機f#170 Bが働き、案内体171
aが、接着装置本体104に上下に形成された長孔17
1に内を上下動させられることにより、揺動直進リンク
機構170Aのリンク171Cが揺動させられ、軸16
8が適宜な角度で回転することにより、前述した別のリ
ンク機構166の作用により、移送基台156が上下動
するように形成されている。
この実施例においては、点状ヒータ158、線状ヒータ
160および加圧ヒータローラ162が移送基台156
に一体的に固定されているが、点状ヒータ158、線状
ヒータ160および加圧ヒータローラ162各々は、個
別に温度調節装置(図示せず)によって、適宜な温度に
なるように制御されている。
このように温度制御を各ヒータごとにするようにしたの
は、被覆材14に形成された熱接着性樹脂層の特性等に
よって、微妙な調節をすることができるようにするため
である。
次に、この被覆材の接着装置の作動状態について、第9
図に示すタイムチャートを参照して説明する。
連続原紙12aは、連続紙移送装置102のスプロケッ
ト移送装置106にて所定量移送させられる。
そして、接着部移送台118は、この実施例においては
、連続原紙12aの下流側より上流側に移動する。
一方、被覆材移送装置120によってリール122から
被覆材の連続体14aが移送され、それにともない被覆
材検知装置124が被覆材の連続体14aの表面に形成
された検知マーク、この実施例においては矢印を検知す
ることにより、被覆材の連続体14aの移送も一時停止
されるとともに、前記接着部移送台118も停止する。
このとき、被覆材切断装置126が作動して、カッタ1
30aおよび130bが円板142のカム溝の作用によ
り、被覆材の連続体14aを適宜な大きさ、すなわち−
片の被覆材14に断裁する。
そして、この被覆材切断装置126にて適宜な大きさに
切断されてなる被覆材14の先端は、連続原紙12aの
表面の最適な位置に位置し、加圧加熱装置150を形成
する点状加圧加熱装置152にて連続原紙12aの幅方
向において点状にその先端が比較的強く加圧加熱され、
初期的に連続原紙12aの表面に被覆材14の先端が比
較的強く接着される。
そのとき、加圧加熱と同時に、連続原紙12aは連続紙
移送装置102の作動により、一定距離、この実施例に
おいては一片の被覆材14の略々長さ相当分下流に移送
される。すなわち、前のサイクルにて線状加圧加熱装置
154の下部に位置した被覆材14と単片16とが加圧
加熱されると同時に、連続原紙12aの下流への移動に
ともない被覆材14が所定距離移送されることになる。
そして、接着部移送台118がレール体174上を所定
量移動した後、再び円板172のカム溝の作用によって
、点状加圧加熱装置152および線状加圧加熱装置15
4は、接着部移送台118より離間し、上方に位置する
。それとともに、接着部移送台118とともに点状加圧
加熱装置152および線状加圧加熱装置154とが、連
続原紙12aの流れと逆方向に、すなわちもとの上流側
の所定の位置まで移動する。このとき、加圧ヒータロー
ラ162が被覆材14の表面を回転しながら押圧するこ
とになる。
そして、再び、被覆材の連続体14aの断裁等の工程を
経て次のサイクルにて後から送られてきた被覆材14の
先端位置において、接着部移送台118と加圧加熱装置
150を形成する点状加圧加熱装置152および線状加
圧加熱装置154とが接合する。このとき、前のサイク
ルにて送られている被覆材14が線状加圧加熱装置15
4の下部に位置している。そして、次のサイクルの被覆
材14の先端が接着された連続原紙12aは、連続紙移
送装置102の作動により一定の距離移送されるととも
に、先に前サイクルにて送られていた前の被覆材14が
線状加圧加熱装置154によって押圧加熱されることに
なる。
すなわち、その先端を接着された被覆材14が、線状加
圧加熱装置154の下部(初期的な上流側の位置)に位
置したときに、線状加圧加熱装置154は、接着部移送
台118表面に、円板172に形成されたカム溝の作用
によって押し付けられ、被覆材14を加圧加熱する。
なお、連続原紙12aの移送距離も、連続紙移送装置1
02に形成されたエンコーダの発するパルスによってそ
の移送距離が規制され、中央処理装置176をもって、
被覆材移送装置120、被覆材切断装置126および加
圧加熱装置150の移送を制御するように構成されてい
る。ただし、連続原紙12aは後進しないように形成さ
れ、接着部移送台118および加圧加熱装置1500点
状加圧加熱装置152および線状加圧加熱装置154の
後進に対応して、逆走されないように形成されている。
このように、加圧加熱装置150は、前進、思案点(下
流側)、後進、思案点(上流側)のサイクルを繰り返し
て、第2B図に示すように連続原紙12aを構成するは
がき単片16の表面に適宜被覆材14が接着される。
そして、このようにして被覆材14にてその一部が被覆
された連続原紙12aは、適宜折り畳まれ、その後適宜
切り離され、郵便局に差し出されることになる。
なお、この貼着材が貼付されてなる連続紙10は、熱接
着性樹脂N24が強く加圧され溶融接着された強接着部
26においては強く被貼着材たる単片16に接着され、
熱接着性樹脂層24が弱(加圧され溶融接着された弱接
着部28においては、熱接着性樹脂層24か弱く接着さ
れる。したがって、第2B図に示すように、弱接着部2
8が形成された部分においては、単片I6より、比較的
簡単にこの被覆材14を引き剥がすことができる。
なお、前記実施例に代えて、熱接着性樹脂層24の組成
によって、加熱される温度、加熱される時間を部分的に
変化させて区画し、たとえば弱接着部28を構成する部
分は低い温度で加圧し、強接着部26を構成する部分に
おいては高い温度で加圧して、熱接着性樹脂層24の接
着力に相違をもたせてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この発明の一実施例である貼着材貼付連続
紙の表面図であり、第1B図は前記実施例の裏面図であ
る。 第2A図および第2B図は、前記実施例の部分断面図で
ある。 第3図は、連続紙の一例を示す平面図である。 第4図は、被覆材の接着装置全体を示す斜視図である。 第5A図および第5B図は、接着部移送装置の図解図で
ある。 第6図は、被覆材移送装置の要部を示す斜視図である。 第7A図は、第6図図示例より下流の被覆材切断装置の
近傍を示す斜視図であり、第7B図は被覆材切断装置の
背後の要部を示す図解図である。 第8A図は、被覆材の加圧加熱装置の要部を示す斜視図
であり、第8B図はその背後の要部を示す図解図であり
、第8C図は点状ヒータの正面図であり、第8D図は線
状ヒータの正面図である。 第9図は、第4図図示例のタイムチャートを示す図であ
る。 図において、10は被覆材貼付連続紙、12aは連続原
紙、14は被覆材、16は単片、18はスプロケット孔
、20は基材、22は隠ぺい層、24は熱接着性樹脂層
、26は強接着部、28は弱接着部、100は被覆材の
接着装置、102は連続紙移送装置、104は接着装置
本体、106はスプロケット移送装置、108は接着部
移送装置、112は軸、114は連続紙移送カム、11
6はリンク機構、118は接着部移送台、120は被覆
材移送装置、122はリール、124は被覆材検知装置
、126は被覆材切断装置、128は被覆材移送体、1
30a、130bはカッタ、132は本体、134はリ
ンク機構、136は切断軸、138は固定片、140a
、140bばリンク、142は円板、150は加圧加熱
装置、152は点状加圧加熱装置、154は線状加圧加
熱装置、156は移送基台、158は点状ヒータ、16
0は線状ヒータ、162は加圧ヒータローラ、164は
支持部、166はリンク機構、166aはリンク、16
8は軸、170はリンク機構、172は円板、174は
レール体、176は中央処理装置を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第2A叉 第4図 第5A図 第6図 第7A図 第7B図 第8Aば 第861.58 第8D図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材の裏面に熱接着性樹脂層が形成された貼着材と
    、 適宜な大きさで、前記貼着材が貼着可能な面が形成され
    た被貼着体とを含み、 前記貼着材は、少なくとも被貼着体の表面の一部に、貼
    着材の裏面に形成された熱接着性樹脂層を溶融し、加圧
    圧力、加熱温度、加熱時間のうち1つまたは加熱温度、
    加圧圧力および加熱時間の組み合わせのうち1つを部分
    的に変化させて加圧され、被貼着体に強く接着された部
    分と被貼着体に弱く接着された部分に区画された、貼着
    材貼付済体。 2 その裏面に熱接着性樹脂層が形成された貼着材を準
    備する工程と、 適宜な大きさで、前記貼着材が貼着可能な面が形成され
    た被貼着体を準備する工程と、 少なくとも前記被貼着体の表面の一部に、前記貼着材の
    熱接着性樹脂層面を重ね合わせる工程と、前記被貼着体
    の表面に重ね合わされた貼着材を加圧し加熱することに
    より、貼着材の熱接着性樹脂層を溶融させ、加圧圧力、
    加熱温度、加熱時間のうち1つまたは加熱温度、加圧圧
    力および加熱時間の組み合わせのうち1つを部分的に変
    化させて、被貼着体に強く接着された部分と被貼着体に
    弱く接着された部分とに区画して加圧する工程と、前記
    貼着材の溶融した熱接着性樹脂層を固化させて、貼着材
    を被貼着体の表面に異なる接着力で接着する工程とを含
    む、貼着材貼付済体の製造方法。
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